JP4724907B2 - 電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、安全弁と端子を設けた蓋板を電池容器の開口部に取り付けた電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
リチウムイオン二次電池には、図4に示すように、電池エレメント2を収納した円筒容器状の電池容器1の上端開口部に蓋21を取り付けた円筒型のものがある。このリチウムイオン二次電池は、ステンレス鋼板を組み合わせてボタン状とした蓋21の内部に安全弁を設け、この蓋21をパッキン22を介してステンレス鋼製の電池容器1の上端開口部に嵌め込み周囲をかしめることにより正極端子としている。また、電池容器1は、負極端子となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記円筒型のリチウムイオン二次電池は、パッキン22を介してかしめ加工により電池容器1の内部を密閉するので、加工精度が必ずしも高くないかしめ加工によって気密性が低下したり、パッキン22が経年変化することにより長期間にわたって確実な気密性を保つことが困難となる。このため、特に大型のリチウムイオン二次電池では、蓋21をかしめ加工ではなく、溶接によって電池容器1の上端開口部に確実に封着したいという要請が従来からあった。しかしながら、蓋21を電池容器1に溶接すると負極端子と導通することになるので、この蓋21にパッキン以外の確実な方法で正極端子を絶縁封止して取り付ける必要があり、しかも、蓋21には安全弁が設けられるので、この正極端子を十分な大きさで配置することができないという問題があった。
【0004】
本発明は、かかる事情に対処するためになされたものであり、電池容器に溶接された蓋板に例えばガラスハーメチックシールのような絶縁封止材を介して端子を取り付け、この端子に接続された端子板を蓋板の安全弁の上方に配置することにより、電池容器内部の密閉を確実にすることができる電池を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の電池は、電池容器の上端開口部に溶接された蓋板に安全弁が設けられると共に、この蓋板に設けられた端子孔に絶縁封止材を介して端子材が貫通して封着され、この蓋板上に、端子材の上端突出部が嵌入する端子口と、安全弁の上方を開放する通気口とが設けられた絶縁板を固着し、この絶縁板上に、少なくとも通気口の上方を覆い、端子口に嵌入した端子材の上端部に接続固定された端子板が配置されたことを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明によれば、蓋板が電池容器の上端開口部に溶接されると共に、端子材が絶縁封止材で絶縁されて蓋板に封着されるので、長期間にわたって確実に電池容器内部の気密性を保つことができる。また、この端子材に接続された端子板が安全弁の上方に絶縁板を介して配置されるので、蓋板上に十分な大きさの端子を設けることができるようになる。さらに、電池容器内部の圧力が異常に上昇して安全弁が開口した場合には、この安全弁から出た高圧ガスが絶縁板の通気口を通り、上方を覆う端子板の周縁部との間の隙間を抜けて外部に放出されることになる。また、端子板が端子材の上端部にだけ接続固定されている場合には、大量に噴出した高圧ガスによってこの端子板が持ち上がり、この持ち上がった隙間を抜けて外部に放出させることもできる。
【0007】
本発明の電池においては、前記端子板に、絶縁板の通気口に通じる通気孔が形成されることが好ましい
【0008】
このように端子板に通気孔が形成されていれば、蓋板の安全弁が開口した場合に、絶縁板の通気口を通って噴出する高圧ガスをこの通気孔から外部に放出することができるようになる。また、このような通気孔を形成しておけば、端子板は、端子材の上端部に接続固定するだけでなく、周縁部を絶縁板に密着させて固定することもできる。ただし、端子板を端子材の上端部にだけ接続固定していた場合であっても、高圧ガスが大量ではない場合には、通気孔だけを通して放出し、大量に噴出した場合には、この端子板が持ち上がった隙間からも放出させるようにすることができる。
【0009】
本発明の電池においては、前記絶縁板上に、端子板の上方を覆い、かつ、この端子板における絶縁板の通気口を覆う部分の上方に開口部が形成された上部絶縁板が固着されることが好ましい
【0010】
このように端子板の周囲を上部絶縁板が覆っていれば、この端子板の周縁部と絶縁板との間が露出して、不用意に端子板がめくれ上がったりするのを防止することができる。この場合、蓋板の安全弁が開口すると、上述のような端子板の通気孔だけを通して高圧ガスを放出するようにしてもよいが、通気孔の有無にかかわらず、上部絶縁板の開口部の周縁部で係止されていた端子板がこの係止を外して持ち上がるようにし、この持ち上がった隙間から放出させるようにすることもできる。
【0011】
本発明の電池においては、前記安全弁が、溝を形成した薄い金属板で蓋板の開口孔を塞ぎ、この金属板の周囲を溶接により蓋板に封着したものであることが好ましい
【0012】
このように安全弁が蓋板とは別個の薄い金属板として形成されていれば、この金属板の板厚や溝の深さ等を高精度に制御して安定した動作を行うようにすることができる。
【0013】
本発明の電池においては、前記絶縁板が、両面テープによって蓋板上に固着されていることが好ましい
【0014】
このように両面テープを用いれば、絶縁板を簡便に蓋板上に固着することができるようになる。
【0015】
本発明の電池においては、前記蓋板上の少なくとも安全弁と端子孔の上方を除く部分に、金属製の取付板が溶接によって固着されると共に、前記絶縁板が、この取付板の係止部に係止されて固定されていることが好ましい
【0016】
このように蓋板に溶接された取付板に絶縁板が係止固定されていれば、この絶縁板を確実強固に蓋板上に固着することができるようになる。
【0017】
本発明の電池においては、前記端子板が円板状であり、この円板状の一端からリード部が突設されると共に、このリード部の反対側の端から係止部が突設され、前記リード部が端子材の上端部に接続固定されると共に、前記係止部が絶縁板に止め付けられていることが好ましい
【0018】
なお、係止部の絶縁板への止め付け方法としては、例えば上述のような上部絶縁板が固着されている場合には、係止部をこの上部絶縁板で絶縁板に押し付ける方法を用いることができ、上部絶縁板の有無にかかわりなく、係止部を両面テープ等で絶縁板に貼り付ける方法を用いることもできる。
【0019】
このような係止部が絶縁板に止め付けられていれば、端子板が下方から強い力で押し上げられた場合に、この係止部が絶縁板から外れて、端子板がリード部から先で折れ曲がり持ち上がることにより、高圧ガスを一気に排出することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0021】
図1〜図3は本発明の一実施形態を示すものであって、図1は円筒型のリチウムイオン二次電池の構造を示す縦断面正面図、図2はリチウムイオン二次電池の蓋の構造を示す分解斜視図、図3はリチウムイオン二次電池の蓋の他の構造を示す分解斜視図である。なお、図4に示した従来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記する。
【0022】
本実施形態は、図4に示した従来例と同様の円筒型のリチウムイオン二次電池について説明する。このリチウムイオン二次電池は、図1に示すように、円筒容器状の電池容器1内に電池エレメント2を収納し、この電池容器1の上端開口部に蓋板3を嵌め込んで溶接により封着したものである。この電池容器1は、ステンレス鋼製であり、内部に収納した電池エレメント2の負極と接続されることにより負極端子となる。
【0023】
上記蓋板3は、図2に示すように、中央部に開口孔3aが形成され、その周囲が窪んだステンレス鋼板からなる円板であり、電池容器1の上端開口部に嵌合して溶接し易くするために、円板状の周縁部が上方に向けて環状に屈曲されている。この蓋板3の中央部から少しずれた位置には、端子孔3bが開口されている。そして、この端子孔3bに絶縁封止材としてのガラスハーメチックシール4を介して、端子材5が貫通して封着されている。端子孔3bは、このガラスハーメチックシール4が十分な厚さに形成されるように、開口縁部を上方に向けて環状に屈曲させている。端子材5は、ステンレス鋼製のピンであり、上下端部がこのガラスハーメチックシール4からそれぞれ上下に突出し、下端部は電池容器1内に収納された電池エレメント2の正極に接続される。
【0024】
この蓋板3の開口孔3aの周囲の窪みには、上方から、電池容器1内部の圧力が異常に常用すると開口する円板状の安全弁6とリング状のホルダ7が載置され、このホルダ7上から溶接を行うことにより安全弁6の周囲を蓋板3に溶着させ開口孔3aを塞いでいる。安全弁6は、表面に十字形状の溝6aが形成されたニッケルのメッキ層からなる薄い金属板であり、この金属板の厚さを50μ程度に高精度に形成すると共に、溝6aの深さを30μ程度に高精度に形成することにより、電池容器1内部の圧力が所定値に達すると、残厚が20μの溝6aが確実に破断して開口するように形成している。ただし、このように薄い安全弁6を蓋板3に直接溶接することはできないので、リング状のステンレス鋼板のホルダ7を安全弁6の周囲に重ねて、その上から溶接を行うようにしている。
【0025】
この蓋板3の円板上には、絶縁板8が両面テープ9により貼り付けて固着されている。絶縁板8は、蓋板3よりも少し径の小さいPBT(ポリブチレンテレフタレート)やPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の絶縁性の樹脂からなる円板であり、中央部の安全弁6の上方に位置する部分に通気口8aが開口されると共に、端子材5の上端部が突出する部分に端子口8bが開口されている。また、両面テープ9は、これら通気口8aや端子口8bを避けて絶縁板8と蓋板3との間を固着するように、C字形にカットされたものを用いている。
【0026】
上記絶縁板8上には、通気口8aと端子口8bの上方を塞ぐように端子板10が配置されている。端子板10は、ニッケルメッキ鋼板からなる円板であるが、浅い容器を伏せたように周縁部を除いた部分が上方に突出した形状をなしている。また、この端子板10の円板が上方に突出した部分には、両側の対称位置に円弧状の通気孔10a,10aがそれぞれ開口されている。さらに、この端子板10は、円板状の一端からリード部10bが側方に突出すると共に、このリード部10bの反対側の端からも係止部10cが側方に突出している。そして、リード部10bの端部が絶縁板8の端子口8bから突出する端子材5の上端部に溶接によって接続固定されている。
【0027】
この絶縁板8上には、上部絶縁板11が両面テープ12により貼り付けて固着されている。上部絶縁板11は、蓋板3よりもわずかに径の大きい、絶縁板8と同じ絶縁性の樹脂からなる円板であり、周縁部が下方に向けて突出するように形成されると共に、中央部に端子板10の上方への突出部が嵌入するような端子孔11aが開口されている。また、両面テープ12は、絶縁板8上の端子板10を避けて上部絶縁板11とこの絶縁板8との間を固着するように、C字形にカットされたものを用いている。
【0028】
上記構成のリチウムイオン二次電池は、蓋板3の周囲が電池容器1の上端開口部に嵌まり込んで溶接により封着されると共に、端子材5がガラスハーメチックシール4を介して蓋板3に封着されるので、従来のように経年劣化するパッキン22を介して加工精度の高くないかしめ加工により封着を行う場合と異なり、長期間にわたって確実に電池容器1内部の気密性を保つことができるようになる。また、電池容器1内に収納された電池エレメント2の正極が端子材5を介して端子板10に接続されるので、この面積の広い端子板10を正極端子とすることができる。しかも、この端子板10は、上部絶縁板11の端子孔11aを通して露出するので、周縁部に不用意に力が加わって破損するようなこともなくなる。さらに、この正極端子に配線を施す際に、端子板10に強い力や衝撃が加わったとしても、端子材5にこれらの力が直接加わることがないので、ガラスハーメチックシール4が損傷を受けて気密性が低下するようなことも生じない。また、電池容器1の内部の圧力が異常に上昇して安全弁6の溝6aが破断し開口した場合には、この電池容器1内の高圧ガスが絶縁板8の通気口8aを通り、端子板10の通気孔10a,10aを抜けて外部に放出されるようになる。しかも、高圧ガスが大量に噴出したような場合には、通気孔10a,10aから抜け出すだけでは足りずに、端子板10が下方から強い力で押し上げられるので、係止部10cが上部絶縁板11の端子孔11aから外れて、この端子板10がリード部10bから先で折れ曲がり持ち上がることにより、高圧ガスを一気に排出することができる。
【0029】
なお、上記実施形態では、絶縁板8を両面テープ9で蓋板3に固着する場合について説明したが、図3に示すように、取付板13を介して固着してもよい。取付板13は、ステンレス鋼板からなる円板に、絶縁板8上の通気口8aや端子口8bを避けるためのU字形の切り欠きを形成したものであり、このU字形の切り欠きの両側に形成された係止片13a,13aが上方に向けて折り曲げられている。また、絶縁板8には、これら係止片13a,13aに対応する位置にそれぞれスリット状の係止孔8c,8cが設けられている。そして、取付板13が蓋板3上に溶接によって固着されると共に、絶縁板8の係止孔8c,8cに下方からこの取付板13の係止片13a,13aを挿入し突出部を外側に折り曲げることにより絶縁板8も係止固定される。このような取付板13を用いると、加工や組み立ての手間は増加するが、絶縁板8を確実強固に固着することができるようになる。
【0030】
また、上記実施形態では、端子板10に通気孔10a,10aを開口する場合について説明したが、通気口8aとこの上方を覆う端子板10との間に十分な隙間があれば、通気孔10a,10aは必ずしも開口する必要はない。さらに、上記実施形態では、電池容器1内部からの大量の高圧ガスを端子板10が持ち上がることにより排出させる場合について説明したが、通気孔10a,10aの大きさが十分であれば、この端子板10が絶縁板8や上部絶縁板11に固定されていてもよい。また、上部絶縁板11は、端子板10を保護するものであるため、必ずしも取り付けなくてもよい。この場合、端子板10は、リード部10b以外の部分を絶縁板8に固着したり係止しておくことが好ましい。
【0031】
また、上記実施形態では、安全弁6を蓋板3とは別の薄い金属板で構成する場合について説明したが、蓋板3に直接溝を形成して安全弁とすることもできる。ただし、安全弁6を別の金属板で構成すれば、特に本実施形態のようにメッキ層によって形成することにより、溝6aの残厚を高精度に制御して安定した動作が行えるようにすることができる。さらに、この安全弁は、溝が破断することにより開口する形式のものに限らず、電池容器1内部の異常に高い圧力を受けて開口する弁であれば、いずれの形式の安全弁を用いてもよい。例えば、電池容器1内部の圧力が所定値を超えると、弁体がバネ材の付勢に逆らって開口部を開くような形式の安全弁を用いることもできる。また、上記実施形態では、リチウムイオン二次電池に安全弁だけを設ける場合について説明したが、温度上昇に応じて電流を制限するポリスイッチ等の安全機構を設けることもできる。例えば、電池容器1の底面にポリスイッチのシートを介して負極板を固着すれば、電池容器1の温度上昇に応じてこの負極板を通る電流を制限することができる。
【0032】
また、上記実施形態では、端子板10が正極端子を構成し電池容器1が負極端子を構成する場合について説明したが、これらの正負極は逆にすることもできる。さらに、電池容器1自体を端子とする場合だけでなく、端子板10とは異なる極の端子を別に設けることもできる。
【0033】
また、上記実施形態では、円筒型のリチウムイオン二次電池について説明したが、電池の種類はリチウムイオン二次電池に限るものではなく、電池容器の上端開口部に蓋板を溶接するものであれば、角形等の任意の形状の電池に同様に実施可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の電池によれば、蓋板が電池容器の上端開口部に溶接されると共に、端子材がガラスハーメチックシール等の絶縁封止材で絶縁されて蓋板に封着されるので、長期間にわたって確実な気密性を保つことができるようになる。また、この端子材には、安全弁の上方を覆う端子板が接続されるので、蓋板上に十分な大きさの端子を設けることができるようになる。さらに、電池容器内部の圧力が異常に上昇して安全弁が開口した場合には、端子板の通気孔や周縁部の隙間、又は、この端子板を持ち上げることにより形成した隙間を抜けて高圧ガスを外部に放出させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すものであって、円筒型のリチウムイオン二次電池の構造を示す縦断面正面図である。
【図2】 本発明の一実施形態を示すものであって、リチウムイオン二次電池の蓋の構造を示す分解斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態を示すものであって、リチウムイオン二次電池の蓋の他の構造を示す分解斜視図である。
【図4】 従来例を示すものであって、円筒型のリチウムイオン二次電池の構造を示す縦断面正面図である。
【符号の説明】
1 電池容器
3 蓋板
3a 開口孔
3b 端子孔
4 ガラスハーメチックシール
5 端子材
6 安全弁
8 絶縁板
8a 通気口
8b 端子口
8c 係止孔
9 両面テープ
10 端子板
10a 通気孔
10b リード部
10c 係止部
11 上部絶縁板
11a 端子孔
12 両面テープ
13 取付板
13a 係止片

Claims (1)

  1. 電池容器の上端開口部に溶接された蓋板に安全弁が設けられると共に、この蓋板に設けられた端子孔に絶縁封止材を介して端子材が貫通して封着され、この蓋板上に、端子材の上端突出部が嵌入する端子口と、安全弁の上方を開放する通気口とが設けられた絶縁板を固着し、この絶縁板上に、少なくとも通気口の上方を覆い、端子口に嵌入した端子材の上端部に接続固定された端子板が配置されたことを特徴とする電池。
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