JP4724437B2 - ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステルを用いる徐放性農薬粒剤 - Google Patents

ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステルを用いる徐放性農薬粒剤 Download PDF

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Description

本発明は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステルを用いる徐放性農薬粒剤に関する。
散布した農薬製剤から農薬活性成分を徐々に溶出させる徐放化は、作物に対する薬害の軽減および残効性の向上などの面から農業上有用な技術である。徐放性を有する製剤またはその製造法については、これまでにいくつかの方法が知られている。例えば、
(1)徐放性を高めるためにゲル化能を有する水溶性高分子(例・ポリアクリル酸)のような樹脂を使用するもの(特許文献1参照。)
(2)吸着性担体(例・酸性白土、ホワイトカーボン)を使用するもの(特許文献2参照。)
(3)パラフィンワックスを使用するもの(特許文献3参照。)
(4)アルコール型ワックスを使用するもの(特許文献4参照。)
(5)2価以上の無機金属塩(例・Al、Cr、CO、Cu、Fe、Mg、Zn塩)を使用するもの(特許文献5参照。)
(6)水溶性有機酸塩と吸着性担体を使用するもの(特許文献6参照。)
(7)カルボキシメチルセルロースを使用するもの(特許文献7参照。)
などが知られている。しかしながら、これらの方法は、徐放性が小さい、あるいはその逆に薬物がいつまでも担体に保持されるために溶出が起こらない、などの欠点を有していた。
また、水面での拡散性改良を目的として、アルキルリン酸エステルを用いた水面施用製剤が知られている(特許文献8〜10参照。)。しかしながら、これらの水面施用製剤においては、アルキルリン酸エステルを用いているものの、アルキルリン酸エステルは溶出制御の用途では使用されていない。
特開昭58−219103号公報 特開昭58−8003号公報 特開昭63−35504号公報 特開平11−292706号公報 特公平6−76282号公報 特開平8−175903号公報 特開2001−233706号公報 特開2002−128605号公報 特許第2870042号公報 特開昭61−167602号公報
本発明は、水溶性の塩基性農薬活性成分のみならず非水溶性の農薬活性成分を含む種々の農薬活性成分に適用できる、溶出制御に優れた農薬粒剤を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、このような目的を達成するために鋭意研究した。その結果、次のような構成を採択することにより、本発明を完成した。すなわち、第1発明の徐放性農薬粒剤は、農薬活性成分、結合剤、担体および陰イオン性界面活性剤として、一般式(I)
(式中、Rは、炭素数8〜24の直鎖状アルキル基を表し、Aは、炭素数2〜4のアルキレン基を表し、nは、0または1〜20の整数を表し、pおよびqは、p+q=3かつp=1または2である整数を表し、Mは、水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム基または有機アンモニウム基を表す。)で表される、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステルまたはその塩を用いることを特徴とする。
第2発明の徐放性農薬粒剤は、結合剤として水溶性高分子を用いることを特徴とする。
第3発明の徐放性農薬粒剤は、水溶性高分子としてケン化度が85%以上、重合度が400〜3000であるポリビニルアルコールを用いることを特徴とする。
第4発明の徐放性農薬粒剤は、水溶性高分子としてケン化度が98%以上、重合度が1500〜2000であるポリビニルアルコールを用いることを特徴とする。
第5発明の徐放性農薬粒剤は、さらに界面活性剤としてラウリル硫酸塩を含有することを特徴とする。
本発明の農薬粒剤は、種々の水溶性および非水溶性の農薬活性成分の水中溶出速度を制御できる。その結果、作物に対する薬害もなく、長期にわたり薬効を保つことができるので優れた徐放性農薬粒剤として用いることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用する農薬活性成分は、特に限定されるものでなく、例えば以下のものが用いられる。
殺菌剤の例
カスガマイシン、ベノミル、チアベンダゾール、チオファネートメチル、チウラム、プロクロラズ、トリフミゾール、イプコナゾール、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、水酸化第二銅、ノニルフェノールスルホン酸銅、DBEDC、テレフタル酸銅、無機硫黄、ジネブ、マンネブ、マンゼブ、アンバム、ポリカーバメイト、有機ニッケル、プロピネブ、ジラム、チアジアジン、キャプタン、スルフェン酸系、TPN、フサライド、IBP、EDDP、トルクロホスメチル、ピラゾホス、ホセチル、カルベンダゾール、ジエトフェンカルブ、イプロジオン、ビンクロゾリン、プロシミドン、フルオルイミド、オキシカルボキシン、メプロニル、フルトラニル、テクロフタラム、トリクラミド、ペンシクロン、メタラキシル、オキサジキシル、トリアジメホン、ビテルタノール、ミクロブタニル、ヘキサコナゾール、プロピコナゾール、フェナリモル、ピリフェノックス、トリホリン、ブラストサイジンS、ポリオキシン、バリダマイシン、ストレプトマイシン、オキシテトラサイクリン、ミルディオマイシン、PCNB、ヒドロキシイソキサゾール、エクロメゾール、クロロネブ、メタスルホカルブ、メチルイソチオシアネート、有機ひ素、硫酸亜鉛、ジチアノン、ベンゾチアゾール、キノキサリン系、CNA、ジメチリモール、ジクロメジン、トリアジン、フェリムゾン、フルアジナム、プロベナゾール、イソプロチオラン、トリシクラゾール、ピロキロン、オキソリニック酸、イミノクダジン酢酸塩、アルギン酸、対抗菌、シイタケ菌糸体抽出物、こうじ菌産生物、アグロバクテリウムラジオバクター、イミベンコナゾール、などを例示することができる。
殺虫剤の例
MPP、MEP、ECP、ピリミホスメチル、ダイアジノン、イソキサチオン、ピリダフェンチオン、フロルピリホスメチル、クロルピリホス、ESP、バミドチオン、プロフェノホス、マラソン、PAP、ジメトエート、ホルモチオン、チオメトン、エチルチオメトン、ホサロン、PMP、DMTP、プロチオホス、スルプロホス、ピラクロホス、DDVP、モノクロトホス、BRP、CVMP、ジメチルビンホス、CVP、プロパホス、アセフェート、イソフェンホス、サリチオン、DEP、EPN、エチオン、NAC、MTMC、MIPC、BPMC、PHC、MPMC、XMC、エチオフェンカルブ、ベンダイオカルブ、ピリミカーブ、カルボスルファン、ベンフラカルブ、メソミル、チオジカルブ、アラニカルブ、アレスリン、レスメトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、シハロトリン、シフルトリン、フェンプロパトリン、トラロメトリン、シクロプロトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルバリネート、エトフェンプロックス、カルタップ、チオシクラム、ベンスルタップ、ジフルベンズロン、テフルベンズロン、クロルフルアズロン、ブフロフェジン、フェノキシカルブ、除虫菊、デリス、硫酸ニコチン、マシン油、なたね油、CPCBS、ケルセン、クロルベンジレート、フェニソブロモレート、テトラジホン、BPPS、キノキサリン、アミトラズ、ベンゾメート、フェノチオカルブ、ヘキシチアゾクス、酸化フェンブタスズ、ジエノクロル、フェンピロキシメート、フルアジナム、ピリダベン、クロフェンテジン、DPC、ポリナフチン複合体、ミルベメクチン、DCIP、ダゾメット、ベンゾエピン、メタアルデヒド、DCV、BT、フェントロチオン、などを例示することができる。
除草剤の例
2,4−PA、MCP、MCPB、MCPAチオエチル(フェノチオール)、クロメプロップ、ナプロアニリド、CNP、クロメトキシニル、ビフェノックス、MCC、ベンチオカーブ、エスプロカルブ、モリネート、ジメピペレート、DCPA、ブタクロール、プレチラクロール、ブロモブチド、メフェナセット、ダイムロン、シメトリン、プロメトリン、ジメタメトリン、ベンダゾン、オキサジアゾン、ピラゾレート、ピラゾキシフェン、ベンゾフェナップ、トリフルラリン、ピペロホス、ACN、ベンスルフロンメチル、などを例示することができる。
植物調節剤の例
イナベンフィド、オキシエチレンドコサノール、ニコチン酸アミド、ベンジルアミノプリン、などを例示することができる。
なお、これらの農薬活性成分名は、「農薬ハンドブック2001年度版」(社団法人 日本植物防疫協会 平成13年11月1日発行)などに記載の一般名である。
これらの農薬活性成分の使用量は、一般的に農薬製剤全量の0.1〜90重量部、好ましくは1〜50重量部である。農薬活性成分の種類により、10アールあたりの必要散布量となるように添加すればよい。
本発明で使用される陰イオン性界面活性剤は、一般式(I)で表わされるアルキルリン酸エステル(n=0のとき)またはその塩あるいはポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステル(n=1〜20のとき)またはその塩である。
一般式(I)においてMは、水素原子、ナトリウム、リチウム、カリウムなどのアルカリ金属原子、メチルアンモニウム、エチルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、トリエチルアンモニウムなどのアルキルアンモニウム基あるいはモノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウムなどのアルカノールアンモニウム基、アンモニウム基などがあげられる。
一般式(I)のアルキル基部分のRは、直鎖状で炭素数8〜24のものが用いられる。
ここで上記より炭素数が少ないと水に対する溶解性が高くなるために溶出制御効果はほとんどなくなり、反対に上記より多いと製造コストが高くなるため実用的でなくなる。
さらにRが炭素数16〜22であるアルキルリン酸エステルまたはその塩(式(I)でn=0の場合)を用いるのが、より好ましい。
これらを満たした最適なアルキルリン酸エステルの塩の例としては、モノステアリルリン酸エステルカリウム塩、ジステアリルリン酸エステルカリウム塩、モノベヘニルリン酸エステルカリウム塩、ジベヘニルリン酸エステルカリウム塩、モノセチルリン酸エステルカリウム塩、ジセチルリン酸エステルカリウム塩、モノラウリルリン酸エステルカリウム塩、ジラウリルリン酸エステルカリウム塩、モノオクチルリン酸エステルカリウム塩、ジオクチルリン酸エステルカリウム塩、モノステアリルリン酸エステルナトリウム塩、ジステアリルリン酸エステルナトリウム塩、モノステアリルリン酸エステルトリエタノールアミン塩、ジステアリルリン酸エステルトリエタノールアミン塩、モノステアリルリン酸エステルジエタノールアミン塩、ジステアリルリン酸エステルジエタノールアミン塩、などがあげられる。
また、使用できるポリオキシアルキレンエーテルリン酸エステルまたはその塩(式(I)でnが0でない場合)としては、モノ(ポリオキシエチレン(1)ステアリルエーテル)リン酸エステルカリウム塩、ジ(ポリオキシエチレン(1)ステアリルエーテル)リン酸エステルカリウム塩、モノ(ポリオキシエチレン(1)ラウリルエーテル)リン酸エステルカリウム塩、ジ(ポリオキシエチレン(1)ラウリルエーテル)リン酸エステルカリウム塩、モノ(ポリオキシエチレン(1)ステアリルエーテル)リン酸エステルナトリウム塩、ジ(ポリオキシエチレン(1)ステアリルエーテル)リン酸エステルナトリウム塩、モノ(ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル)リン酸エステルカリウム塩、ジ(ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル)リン酸エステルカリウム塩、モノ(ポリオキシプロピレン(2)ステアリルエーテル)リン酸エステルカリウム塩、ジ(ポリオキシプロピレン(2)ステアリルエーテル)リン酸エステルカリウム塩、などがあげられる。
上記したアルキルリン酸エステルまたはその塩あるいはポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステルまたはその塩は単独で、あるいは2種類以上を組み合わせて用いてもよい。また、製剤中への添加量は製剤全体の0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜10重量部である。
本発明は、一般式(I)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステルまたはその塩とともに、結合剤を用いることが必須である。このような結合剤としては、例えば次のものがあげられる。
水溶性高分子としては、セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、デンプン、カルボキシメチルデンプン、デキストリン、プルラン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸アンモニウム、デキストリン、マンナン、ペクチン、トラガントガム、マンニット、ソルビトール、アルギン酸プロピレングリコールエステル、グアーガム、ローカストビーンガム、アラビアゴム、キサンタンガム、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレングリコール、エチレン・プロピレンブロックポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、などがあげられる
また、水溶性高分子以外のものとしては、エチルセルロース、コーンファイバー、キチン、キトサンなどである。このうち、水溶性高分子を用いるのが好ましく、その中でもポリビニルアルコールを用いるのがより好ましい。
本発明で使用することのできるポリビニルアルコールの例を次の表1〜4に示す。
本発明で使用するポリビニルアルコールのケン化度としては、85%以上であることが好ましく、95%以上であることがより好ましく、98%であることがさらに好ましい。また、使用されるポリビニルアルコールの重合度は、400〜3000の範囲にあることが好ましく、1500〜2000の範囲にあることがさらに好ましい。この重合度の範囲において、溶出制御の目的にかなう最適の農薬粒剤の硬度が得られる。
このような、最適なケン化度、重合度を有するポリビニルアルコールとしては、例えば、上記の表3に記載したものである。
結合剤は、1種類または2種類以上の組み合わせで用いてもよい。結合剤の農薬製剤への添加量は、一般的に、製剤全体の0.1〜20重量部、好ましくは0.3〜10重量部、さらに好ましくは1〜5重量部である。
本発明で用いられる担体は、例えば次のものをあげることができる。すなわち、クレー、タルク、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ジークライト、セリサイト、酸性白土、珪石、ケイソウ土、軽石、ゼオライト、バーミキュライト、ホワイトカーボン、モミガラ、グルコース、フルクトース、スクロース、マルトース、ラクトース、デンプン、デキストリンなどの単糖類、二糖類、多糖類、尿素、塩化カリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、ベントナイト、などがある。この中でクレー、タルク、炭酸カルシウムのいずれかを用いるのが好ましい。これらの担体は、比重が大きいため、これらを用いた製剤を水田へ水面施用した場合、薬剤が水中に速やかに沈降し、有効成分が徐々に放出される。また、有効成分が吸着されてしまう心配もないため、安定した効果が得られる。
本発明の徐放性農薬製剤は、一般式(I)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステルまたはその塩とともに、さらに次の非イオン性および/または陰イオン性界面活性剤を使用することができる。
非イオン性界面活性剤の例としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ−テル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキレート、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフェニルエーテルポリマー、ポリオキシエチレンアルキレンアリールフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアリールフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、フッ素系界面活性剤(パーフルオロアルキルカルボン酸など)、シリコーン系界面活性剤(ポリオキシアルキレンジメチルポリシロキサンコポリマーなど)、アセチレングリコール系界面活性剤(2,4,7,9−テトラメチル−デシン−4,7−ジオールなど)などがあるが、これらの例示のみに限定されるものではない。
陰イオン性界面活性剤の例としては、ポリカルボン酸型界面活性剤、リグニンスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホサクシネート、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルサルフェート、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルサルフェート、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルリン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムなど)、アルキル硫酸塩(ラウリル硫酸ナトリウム塩など)などがあるが、これらの例示のみに限定されるものではない。
この中で、陰イオン性界面活性剤であるラウリル硫酸塩、特にラウリル硫酸ナトリウムを用いると、製造時の排出性が高まるため有利であり、また徐放化の効果も高い。
これらの界面活性剤は、1種類あるいは2種類以上を併用してもよく、そして界面活性剤の製剤中への添加量は、一般的に製剤全体の0.01〜30重量部、好ましくは0.1〜10重量部である。
本発明の徐放性農薬粒剤は、上記した成分の他に、樹脂化合物を併用することができる。この場合、樹脂化合物を農薬粒剤に練り込んでも、また粒剤の表面にスプレーコーティングしてもよい。使用できる樹脂の種類については特に限定されないが、以下の熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂があげられる。
熱硬化性樹脂としては、例えば、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、尿素・メラミン樹脂、尿素樹脂、シリコン樹脂などがあげられる。
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリブテン樹脂、ポリスチレン樹脂などのポリオレフィン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリアクリル酸樹脂、ポリメタアクリル酸樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリメタクリル酸エステル樹脂などのビニル重合樹脂、ブタジエン樹脂、イソプレン樹脂、クロロプレン樹脂、ブタジエン−スチレン共重合樹脂、エチレン−プロピレン−ジエン共重合樹脂、スチレン−イソプレン共重合樹脂などのジエン系樹脂、エチレン−プロピレン共重合樹脂、ブテン−プロピレン共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−アクリル酸共重合樹脂、エチレン−メタアクリル酸共重合樹脂、エチレン−メタクリル酸エステル共重合樹脂、エチレン−一酸化炭素共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素共重合樹脂などのポリオレフィン共重合樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合樹脂などの塩化ビニル共重合樹脂があげられる。
本発明の徐放性農薬粒剤には、さらに農薬活性成分を溶解したり、製剤の物理性を改良したりするために、溶剤として、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオレイル、アジピン酸ジイソデシル、フタル酸ジエチルヘキシル、フタル酸ジデシル、トリメット酸2−エチルヘキシル、トリメット酸トリデシルなどの多塩基酸アルコールエステル、2−エチルヘキサン酸セチル、ヤシ脂肪酸セチル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸メチル、オレイン酸メチル、オレイン酸オクチルなどの脂肪酸アルコールエステル、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレエートなどの多価アルコール脂肪酸エステル、オクチルアルコール、ラウリルアルコールなどの高級アルコールおよび1,2−ジメチル−4−エチルベンゼン、メチルナフタレン、1−フェニル−1−キシリルエタン、1−キシリル−1,3−ジフェニルブタンなどの芳香族炭化水素、ノルマルパラフィン、イソパラフィン、流動パラフィンなどのパラフィン系炭化水素などを使用してもよい。
さらに、必要に応じて、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラクロロメタキシレノール、パラオキシ安息香酸ブチルなどの防腐剤、また酸化防止剤、紫外線防止剤、結晶析出防止剤などの安定化剤を加えてもよい。
本発明にかかる徐放性農薬粒剤の調製方法は特に限定されないが、例えば次の方法によって調製される。すなわち農薬活性成分、担体、必要に応じて界面活性剤、防腐剤、安定化剤をアトマイザーで粉砕混し、結合剤、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステルまたはその塩、必要に応じて水あるいは溶剤を加え混錬後、押し出し型造粒機で造粒し、乾燥後、篩別して、徐放性農薬粒剤を得る。
本発明の徐放性農薬粒剤は、田面水中にそのまま散布して使用するか、あるいは畑にそのまま均一散布すればよい。また、植穴処理剤あるいは箱処理剤としても使用することができる。
次に、以下の実施例により、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中の「部」は、すべて重量部を意味する。また、実施例で用いられているポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステルまたはその塩は、モノエステル体およびジエステル体の混合物である。
カスガマイシン10.0部およびクレー86.0部をハンマーミル(アトマイザー、不二パウダル株式会社製)で粉砕混合した。得られた粉砕混合物にゴーセノールNH−18(ポリビニルアルコール、ケン化度98〜99%、平均重合度1800、日本合成化学株式会社製)2.0部、ニューカルゲンA−74(ステアリルエーテルリン酸エステルカリウム塩35%含有、竹本油脂株式会社製)を有効成分として2.0部および水15.0部を添加し、双腕ニーダ(不二パウダル株式会社製)で混練した。次に、この混練物を孔径1.0mmのバスケット型スクリーンをつけた押し出し造粒機(NYG−200、日本薬業製)で造粒した。造粒物を流動層乾燥機(不二パウダル株式会社製)で乾燥した後、710〜1400μmのフルイで篩別して本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例2以下においては、混練時の水の添加量は適宜調整した。
実施例1において、クレー86.0部を85.5部とし、得られた粉砕混合物にさらに陰イオン性界面活性剤としてラウリル硫酸ナトリウム0.5部を添加した以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1において、クレー86.0部を87.0部とし、ゴーセノールNH−18 2.0部を1.0部とした以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1において、クレー86.0部を83.0部とし、ゴーセノールNH−18 2.0部を5.0部とした以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1において、クレー86.0部を84.0部とし、得られた粉砕混合物にさらにポリアクリル酸2.0部を添加した以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1の、ニューカルゲンA−74を有効成分として2.0部を、ニューカルゲンA−80(ベヘニルエーテルリン酸エステルカリウム塩28%含有、竹本油脂株式会社製)を有効成分として2.0部にかえた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1の、ニューカルゲンA−74を有効成分として2.0部を、ステアリルエーテルリン酸エステルトリエタノールアミン塩(竹本油脂株式会社製)を有効成分として2.0部にかえた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1の、ニューカルゲンA−74を有効成分として2.0部を、ステアリルエーテルリン酸エステルジエタノールアミン塩(竹本油脂株式会社製)を有効成分として2.0部にかえた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1の、ニューカルゲンA−74を有効成分として2.0部を、ニューカルゲンA−71−K(ラウリルエーテルリン酸エステルカリウム塩60%含有、竹本油脂株式会社製)を有効成分として2.0部にかえた以外は、実施例1と同様と同様な操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1において、クレー86.0部を87.0部とし、得られた粉砕混合物へのニューカルゲンA−74の添加量を有効成分として2.0部から1.0部に減量した以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1において、クレー86.0部を84.0部とし、得られた粉砕混合物へのニューカルゲンA−74の添加量を有効成分として2.0部から4.0部に増量した以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1の農薬活性成分を、カスガマイシン10.0部からビフェノックス10.0部にかえた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1の担体を、クレー86.0部からクレー76.0部およびタルク10.0部の混合物とした以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例13において、クレー76.0部を75.5部とし、得られた粉砕混合物にさらにラウリル硫酸ナトリウム0.5部を添加した以外は、実施例13と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1の担体を、クレー86.0部から炭酸カルシウム86.0部にかえた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例2の農薬活性成分を、カスガマイシン10.0部からビフェノックス10.0部にかえた以外は、実施例2と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1の担体を、クレー86.0部からパーライト86.0部に変えた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1のゴーセノールNH−18 2.0部を、ゴーセノールGL−05S(ポリビニルアルコール、ケン化度86.5〜89.0%、平均重合度500、日本合成化学株式会社製)2.0部に変えた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1のゴーセノールNH−18 2.0部を、ゴーセノールKL−05(ポリビニルアルコール、ケン化度78.5〜81.5%、平均重合度500、日本合成化学株式会社製) 2.0部に変えた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例19の農薬活性成分を、カスガマイシン10.0部からビフェノックス10.0部にかえた以外は、実施例19と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1のゴーセノールNH−18 2.0部を、セロゲン6A (カルボキシメチルセルロース、第一工業製薬株式会社製) 2.0部に変えた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
実施例1のゴーセノールNH−18 2.0部を、エチルセルロース2.0部に変えた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、本発明の徐放性農薬粒剤を得た。
[比較例1]
実施例1の、ニューカルゲンA−74を有効成分として2.0部を、リグニンスルホン酸ナトリウム2.0部にかえた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、比較例1の徐放性農薬粒剤を得た。
[比較例2]
実施例1において、クレー86.0部を87.5部とし、得られた粉砕混合物に添加するニューカルゲンA−74を有効成分として2.0部をラウリル硫酸ナトリウム0.5部にかえた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、比較例2の徐放性農薬粒剤を得た。
[比較例3]
比較例2の担体を、クレー87.5部から炭酸カルシウム87.5部にかえた以外は、比較例2と同様の操作で調製し、比較例3の徐放性農薬粒剤を得た。
[比較例4]
比較例2の農薬活性成分を、カスガマイシン10.0部からビフェノックス10.0部にかえた以外は、比較例2と同様の操作で調製し、比較例4の徐放性農薬粒剤を得た。
[比較例5]
実施例1の、ニューカルゲンA−74を有効成分として2.0部を、オレイルエーテルリン酸エステルカリウム塩2.0部にかえた以外は、実施例1と同様の操作で調製し、比較例5の徐放性農薬粒剤を得た。
[比較例6]
実施例1において、クレー86.0部を88.0部とし、ゴーセノールNH−18 2.0部を0部とした以外は、実施例1と同様の操作で調製し、比較例6の徐放性農薬粒剤を得た。
[比較例7]
実施例1において、粉砕混合物に添加するゴーセノーNH−18 2.0部を0部とし、さらにポリアクリル酸2.0部を添加した以外は、実施例1と同様の操作で調製し、比較例7の徐放性農薬粒剤を得た。
次に、以上の実施例1〜22および比較例1〜7で調製した農薬粒剤を用いて、本発明の効果を試すために下記の方法で試験を実施した。
[試験例]水中溶出率測定試験
1000ml容量の共栓付き三角フラスコに3度硬水1000mlを入れ、これに上記実施例、比較例で調製した徐放性農薬粒剤の所定量(農薬活性成分がカスガマイシンの場合は0.4g、農薬活性成分がビフェノックスの場合は2.0g)を投入し、この共栓付き三角フラスコを25℃恒温室で静置した。静置1日後、3日後および7日後のそれぞれに試験液を5mlずつ採取した。試験液中の農薬活性成分濃度を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、ガスクロマトグラフィー(GC)またはその他の方法により定量し(分解物が生成した場合には、分解物も定量し、農薬活性成分濃度に換算して合算する)、溶出率を下記式により算出した。その結果を表5に示す。
なお、農薬活性成分がカスガマイシンの場合は、「農薬公定検査法註解」、株式会社南江堂、p.221−226に記載の「カスガマイシンを主成分とする製剤」(昭和43年8月20日、第1287号告示)の方法に準拠して試験液を分析して定量した。また、農薬活性成分がビフェノックスの場合は、「CIPAC HANDBOOK」、1995年、第G巻、p.11−17に記載の「BIFENOX SUSPENSION CONCENTRATES」(413/SC/M−、1993年)の方法に準拠して試験液を分析して定量した。

Claims (3)

  1. 農薬活性成分、結合剤としてケン化度85%以上、平均重合度400〜3000のポリビニルアルコール、担体および陰イオン性界面活性剤として、一般式(I)
    (式中、Rは、炭素数12〜24の直鎖状アルキル基を表し、Aは、炭素数2〜4のアルキレン基を表し、nは、0の整数を表し、pおよびqは、p+q=3かつp=1である整数を表し、Mは、水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム基または有機アンモニウム基を表す。)で表される、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸エステルまたはその塩を含有することを特徴とする、徐放性農薬粒剤。
  2. 上記結合剤が、ケン化度98%以上、平均重合度1500〜2000のポリビニルアルコールであることを特徴とする、請求項1に記載の徐放性農薬粒剤。
  3. さらに界面活性剤としてラウリル硫酸塩を含有することを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の徐放性農薬粒剤。
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