JP4721280B2 - 衝撃緩和装置付き車両 - Google Patents

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Description

本発明は、衝撃緩和装置付き車両に係り、特に、二輪車両や三輪車両に好適な衝撃緩和装置付き車両に関する。
二輪車が正面衝突した際の乗員への衝撃を軽減する技術として、特許文献1には、衝撃緩和部材を車体フレーム前部から前輪より前方あるいはその近傍位置まで突出させ、二輪車が障害物に衝突した際に、前記衝撃緩和部材を潰すことで衝撃を吸収する技術(第1の従来技術)が開示されている。
特許文献2には、二輪車のメータパネル近傍にエアバックを配置し、二輪車の衝突を検知してエアバッグを作動させることで衝突時の乗員への衝撃を軽減する技術(第2の従来技術)が開示されている。
特許第3207789号公報 特開2002−225767号公報
衝撃緩和部材は衝撃力の大きさを予測して設計する必要があり、衝撃力を効果的に吸収するためには、小さな衝撃から大きな衝撃まで広範囲にわたって吸収できるように設計範囲を広くすることが望ましい。しかしながら、特許文献1のように衝撃を衝撃緩和部材のみで吸収する構造では衝撃の吸収範囲を広くできない。したがって、衝撃緩和部材を小さな衝撃に合わせて設計すると大きな衝撃を十分に吸収できなくなり、また大きな衝撃に合わせて設計すると小さな衝撃を十分に吸収できなくなることがある。
一方、第2の従来技術では、エアバッグユニットやその制御ユニットを搭載するためのスペースをメータパネルの近傍に確保しなければならず、また衝突を検知する加速度センサを車体フレームの複数箇所に取り付けなければならないので、小型の二輪車には適用することが難しかった。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、二輪車や三輪車等の小型車両への適用が容易であり、衝突荷重をその大小にかかわらず効果的に吸収、吸収できるようにした衝撃緩和装置付き車両を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、以下の構成を備えた点に特徴がある。
(1)車両前部に加わる衝撃を吸収する衝撃緩和装置を備えた衝撃緩和装置付き車両において、車両の前方上部から後ろ下がりに延びるダウンフレーム部と、このダウンフレーム部の下部を片持ち支持するロアフレーム部と、衝撃緩和装置を、その先端位置が車体の重心位置よりも高い位置で前記ダウンフレーム部の上部に固定する支持部材とを含むことを特徴とする。
(2)衝撃緩和装置を覆うフロントカウルを備えたことを特徴とする。
(3)フロントカウルに前照灯を設けたことを特徴とする。
(4)フロントカウルの内側に収納ボックスを配置したことを特徴とする。
(5)車両がエアバッグを装備し、衝撃緩和装置にエアバッグ用の加速度センサを少なくとも一つ配置したことを特徴とする。
(6)左右のフロントフォークの各ボトムケースに支持されて、その先端位置が車体の重心位置よりも高い位置で固定されるバンパーを備えたことを特徴とする。
(7)前記パンパーが、パンパーの先端部から後方へ延設された左右一対のトップバーと、パンパーの先端部から後下がりに延設された左右一対のサイドバーとを含み、前記左右のトップバーが前記左右のボトムケースの上端部近傍にそれぞれ連結され、前記左右のサイドバーが前記左右のボトムケースの上端部の下方にそれぞれ連結されたことを特徴とする。
(8)パンパーの先端部がラウンド形状であることを特徴とする。
(9)パンパーが、その先端部近傍において左右のトップバーを相互に連結するトップサポートバーを含むことを特徴とする。
(10)前記車両がエアバッグを備え、前記バンパーにエアバッグ用の加速度センサが配置されたことを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
上記した特徴(1)によれば、衝撃緩和装置の先端位置が車体の重心位置よりも高くされ、衝撃緩和装置の先端に衝撃が加わってもモーメントが後転方向へ作用するので、車両の前転ピッチングを防止できる。また、衝撃緩和装置がダウンフレームの上部に固定され、ダウンフレームの下部はロアフレームに片持ち支持されているので、衝撃緩和装置で吸収しきれない衝突荷重が加わった場合でも、この衝突荷重はダウンフレームの片持ち支持部を変形させることで吸収される。したがって、衝撃緩和装置のみで吸収できる小さな衝撃力のみならず、衝撃緩和装置のみでは吸収できない大きな衝撃力まで効果的に吸収できるようになる。
上記した特徴(2)によれば、衝撃緩和装置をフロントカウルで覆うことができるので、衝撃緩和装置によって車両の美観が損なわれてしまうことを防止できる。
上記した特徴(3)によれば、フロントカウル内に前照灯が配置されるので、フロントカウル内のデッドスペースの有効利用が可能になる。
上記した特徴(4)によれば、フロントカウル内に収納ボックスが配置されるので、フロントカウル内のデッドスペースの有効利用が可能になる。
上記した特徴(5)によれば、衝撃が最初に加わる衝撃緩和装置において加速度を検知できるので、衝突の早い時点で加速度を検知できる。また、衝突時の変形量が大きい衝撃緩和装置の異なる位置に複数のセンサを配置すれば、各加速度センサでは衝突の形態に応じて固有の加速度を検知できるので、より正確な衝突判定が可能になる。
上記した特徴(6)によれば、バンパーの先端位置が車体の重心位置よりも高くされ、バンパーの先端に衝撃が加わってもモーメントが後転方向へ作用するので、車両の前転ピッチングを防止できる。また、バンパーが車体先端に最も近いフロントフォークに支持されるのでバンパーを小型軽量化でき、デザインへの影響を最小限に抑えられる。
上記した特徴(7)によれば、トップバーおよびサイドバーに軸力が主に作用するようになるので、軽量で高い剛性および強度を達成できる。
上記した特徴(8)によれば、バンパーの先端部の剛性を低くできるので、ピーク過重を抑制することができる。
上記した特徴(9)によれば、トップバーおよびサイドバーへの曲げ加重がトップサポートバーで支えられるので、バンパーの捩れ方向への変形が防止される。
上記した特徴(10)によれば、衝撃が最初に加わるバンパーにおいて加速度を検知できるので、衝突の早い時点で加速度を検知できる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る衝撃緩和構造を適用したスクータ型自動二輪車の側面図である。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ11が前端部に固着されたメインフレームパイプ12と、このメインフレームパイプ12の後端部に直角かつ水平に固着されたクロスパイプ13と、このクロスパイプ13の両端部に前端がそれぞれ連設された左右一対のリヤフレームパイプ14(14L,14R)とを主要な構成としている。
前記メインフレームパイプ12は、ヘッドパイプ11から後ろ下がりに傾斜したダウンフレーム部12aと、ダウンフレーム部12aの後端からほぼ水平にして後方へ延びたロアフレーム部12bとを一体に連設して構成される。前記クロスパイプ13は車体フレーム10の左右方向に延設され、このクロスパイプ13の中央部に前記メインフレームパイプ12の後端部が直角に固着される。前記左右一対のリヤフレームパイプ14は、前記クロスパイプ13の両端部から後ろ上がりに延びるライズフレーム部14aと、このライズフレーム部14aの後端からほぼ水平にして後方に延びると共に後端部開口が相互に対向するように水平面内で彎曲するアッパーフレーム部14bとを一体に連設して構成される。
前記ヘッドパイプ11には、前輪Wfを支持する操向部材としてのフロントフォーク15が操向自在に支承され、フロントフォーク15の上端には、ハンドル連結部材としてのハンドルパイプ20を介して操向ハンドル16が連結されている。前記リヤフレームパイプ14の前部には、後輪Wrの前方側に配置されたエンジンEと、後輪Wrの左側方に配置された無段変速機Mとから成るパワーユニットPが上下方向への揺動自在に支承され、後輪WrはパワーユニットPの後部に軸支されている。後輪Wrの上部左側にはエアクリーナ29が配置されている。
パワーユニットPの後部と左側のリヤフレームパイプ14Lとの間にはリヤクッションユニット17が設けられている。エンジンEからの排気ガスを導く排気管18がエンジンEから後輪WRの右側方側に延出されており、この排気管18は、後輪Wrの右側方に配置される排気マフラー19に接続されている。左右のリヤフレームパイプ14の前部間には、収納ボックス25が前記エンジンEの上方に配置されるようにして支持されている。
車体フレーム10は、合成樹脂製の車体カバーで覆われ、この車体カバーは、車体前部を覆うフロントカウル21と、乗員の足の前方を覆うレッグシールド22と、乗員の足を載せるべくレッグシールド22の下部に連なるステップフロア23と、ステップフロア23に連なって車体後部を両側から覆うサイドカバー24とを備える。
前記収納ボックス25および燃料タンク(図示せず)は前記サイドカバー24で覆われており、収納ボックス25を上方から覆うシート26が、サイドカバー24の上部に開閉可能に取り付けられている。すなわちステップフロア23は、操向ハンドル16およびシート26間に配置されるようにして車体カバー21に形成され、ステップフロア23の後端よりも下方に、パワーユニットPを車体フレーム10に揺動可能に支承するためのフレーム側ブラケット27が配置されている。
前記ヘッドパイプ11の前方には、衝撃緩和装置30が前方を指向して装着されている。衝撃緩和装置30は、蛇腹構造のカバー内に発泡ウレタン等の衝撃緩和材を収容して構成された衝撃緩和部31と、この衝撃緩和部31を車体フレームで支持させる支持脚部32とによって構成され、支持脚部32はステー33によりヘッドパイプ11に連結され、さらに支持パイプ34によりダウンフレーム部12aに連結されている。
当該車両の重心位置28はシート26の前方下部にあって、前記衝撃緩和装置30の先端位置は、前輪Wfの上方において前記重心位置28よりも高い位置に設定されている。これにより、正面衝突の場合でも車両の前転ピッチング(車体の前のめり、のけぞり等)の発生を防止できる。
図2は、前記衝撃緩和装置30およびその支持構造を示した前方斜視図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
支持脚部32は、左右一対の脚部321で支持板322の両端部を支持するように構成されている。各脚部321,321はクロスチューブ323および左右一対の前記ステー33を介してヘッドパイプ11に連結されると共に、左右一対の前記支持パイプ34によりダウンフレーム部12aに連結され、前記支持板322の主面が車体前方を指向する姿勢で車体フレームに固定されている。ダウンフレーム12aは、その下部においてロアフレーム12bの前部に片持ち支持されている。
図3,4は、上記した衝撃緩和装置30を備えた車両において、前突時の荷重が広範囲で吸収される様子を模式的に示した側面図である。
走行中の車両前部が障害物に衝突(前突)すると、多くの場合、最初に衝撃緩和装置30の先端部が障害物に衝突し、その衝突荷重が衝撃緩和装置30に加わる。衝突荷重が衝撃緩和部31の降伏点(応力限界)を超えると、図3に示したように、衝撃緩和部31が変形あるいは破壊されることで衝突荷重が吸収される。衝突荷重が前記衝撃緩和部31で吸収しきれないほど大きい場合には、衝撃緩和装置30を支持するダウンフレーム部12aにも大きな衝突荷重が加わる。
本実施形態では、衝撃緩和装置30がダウンフレーム部12aの上部で支持されており、ダウンフレーム部12aの下部は、ロアフレーム部12bと一体に連結される湾曲部で片持ち支持されている。したがって、ダウンフレーム部12aの上部に、これを片持ち支持する湾曲部の応力限界を超える衝突荷重が加わると、図4に示したように、ダウンフレーム部12aの湾曲部が降伏して変形し、これにより衝突荷重がさらに吸収される。
このように、本実施形態では前突時の衝突荷重が衝撃緩和装置30およびダウンフレーム部12aの双方で吸収されるので、従来よりも大きなエネルギを吸収できるようになる。また、本実施形態では衝撃緩和装置30の先端位置が車両の重心位置28よりも高いので、前突時の前転ピッチングの発生を防止できる。
また、本実施形態では衝撃緩和装置30がフロントカウル21で覆われているので、衝撃緩和装置30を設けても車両の美観が損なわれてしまうことがない。
図5は、本発明に係る衝撃吸収構造を適用したスクータ型自動二輪車の第2実施形態の側面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
本実施形態では、衝撃緩和装置30を収容するフロントカウル21内のデッドスペースにヘッドライトユニット(前照灯)38を配置すると共に、収納スペース39を確保した点に特徴がある。
本実施形態によれば、衝撃緩和装置30を収容するために大型化されたフロントカウル21内のデッドスペースを有効利用できるので、積載容量を増やすことができるようになる。
図6は、本発明の第2実施形態に係る衝撃緩和装置付き車両の衝撃緩和装置の側面図および上面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。本実施形態はエアバッグ搭載車両を対象とし、このエアバックの展開タイミングを検知する少なくとも一つの加速度センサ50を前記衝撃緩和装置30に配置した点に特徴がある。
本実施形態では、衝撃緩和装置30の前部プレート35の背面に第1加速度センサ50aが配置され、衝撃緩和装置30の衝撃緩和部31の中央部近傍に第2加速度センサ50bが配置され、前記支持板322の背面に第3加速度センサ50cが配置され、前記支持脚部32とヘッドパイプ11との連結部近傍に第4加速度センサ50cが配置されている。
本実施形態によれば、衝撃が最初に加わる衝撃緩和装置30に設けられた加速度センサの検知信号に基づいて衝突判定を行えるようになるので、加速度センサ50を車体フレーム等に配置した場合に較べて、より素早い衝突判定が可能になる。また、衝撃緩和装置30は変形量が大きく、かつ変形量や変形タイミングが部位ごとに大きく異なるので、本実施形態のように衝撃緩和装置30に複数の加速度センサ50を分散配置すれば、加速度センサ50ごとに、その設置部位に応じた固有の情報を得られ、その結果、衝突判定をより正確かつ詳細に行えるようになる。
図7は、本発明の第3実施形態に係るバンパー付き車両の側面図であり、図8は、そのバンパー60が支持されるフロントフォーク近傍の斜視図である。
バンパー60は、左右のフロントフォーク70の各ボトムケース71に支持されて、その先端位置が車体の重心位置80よりも高い位置で固定されている。このバンパー60は、先端部63から後方へ延設された左右一対のトップバー61(L,R)と、先端部63から後下がりに延設された左右一対のサイドバー62(L,R)とを含み、前記左右のトップバー61(L,R)が前記左右のボトムケース71の上端部近傍にそれぞれ連結され、前記左右のサイドバー62(L,R)が前記左右のボトムケース71の上端部の下方にそれぞれ連結されている。また、パンパー60の先端部63はラウンド形状であり、その近傍には、左右のトップバー61(L,R)を相互に連結するトップサポートバー64が連結されている。
本実施形態によれば、バンパー60の先端部63が車体の重心位置80よりも高くされ、バンパー60の先端に衝撃が加わってもモーメントが後転方向へ作用するので、車両の前転ピッチングを防止できる。また、バンパー60が車体先端に最も近いフロントフォーク70のボトムケース71に支持されるのでバンパー60を小型軽量化でき、デザインへの影響を最小限に抑えられる。
また、本実施形態では、トップバー61(L,R)およびサイドバー62(L,R)に軸力が主に作用するようになるので、軽量で高い剛性および強度を達成できる。しかも、本実施形態ではパンパー60の先端部63がラウンド形状であり、先端部63の剛性を低くできるので、衝突時のピーク過重を抑制することができる。
さらに、本実施形態によればトップバー61(L,R)およびサイドバーサイドバー62(L,R)への曲げ加重がトップサポートバー64で支えられるので、バンパー60の捩れ方向への変形が防止される。
なお、本実施形態のバンパー付き車両にエアバッグを搭載したときには、その展開タイミングを検知する加速度センサを前記バンパー60に配置するようにすれば、衝撃が最初に加わるバンパー60において加速度を検知できるので、より素早い衝突判定が可能になる。
本発明に係る衝撃吸収構造を適用したスクータ型自動二輪車の側面図である。 衝撃緩和装置およびその支持構造を示した前方斜視図である。 衝撃緩和装置を備えた車両において、前突時の荷重が吸収される様子を模式的に示した主要部の側面図(その1)である。 衝撃緩和装置を備えた車両において、前突時の荷重が吸収される様子を模式的に示した主要部の側面図(その2)である。 本発明に係る衝撃吸収構造を適用したスクータ型自動二輪車の第2実施形態の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る衝撃緩和装置付き車両の衝撃緩和装置の側面図および上面図である。 本発明の第3実施形態に係るバンパー付き車両の側面図である。 図7のバンパー部分の拡大斜視図である。
符号の説明
11…ヘッドパイプ,12a…ダウンフレーム部,12b…ロアフレーム部,15,70…フロントフォーク,16…操向ハンドル,20…ハンドルパイプ,30…衝撃緩和装置、31…衝撃緩和部,50(50a,50b,50c,50d)…加速度センサー、バンパー60

Claims (4)

  1. 車両前部に加わる衝突荷重を吸収する衝撃緩和装置を備えた衝撃緩和装置付き車両において、
    エアバッグと、
    車両の前方上部から後ろ下がりに延びるダウンフレーム部(12a)と、
    前記ダウンフレーム部の下部を片持ち支持するロアフレーム部(12b)と、
    前記衝撃緩和装置を、その先端位置が車体の重心位置よりも高い位置で前記ダウンフレーム部の上部に固定する支持部材とを具備し、
    前記衝撃緩和装置(30)は、衝撃緩和部(31)および当該衝撃緩和部を車体フレームで支持させる支持脚部(32)により構成され、
    前記支持脚部(32)は、左右一対の脚部(321)で支持板(322)の両端部を支持するように構成され、
    前記各脚部(321)は、その上部がクロスチューブ(323)および左右一対のステー(33)を介してヘッドパイプ(11)に連結されると共に、その下部が、左右一対の支持パイプ(34)により前記ダウンフレーム部(12a)に連結され、前記支持板(322)の主面が車体前方を指向する姿勢で車体フレームに固定され、
    前記エアバッグ用の加速度センサ(50a,50c)が、前記衝撃緩和部(30)の前段部および前記左右一対の脚部(321)の間に設けられ、
    前記ヘッドパイプ(11)には、前輪を支持する操作部材としてのフロントフォーク(15)が操向自在に支承されていることを特徴とする衝撃緩和装置付き車両。
  2. 前記衝撃緩和装置を覆うフロントカウル(21)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の衝撃緩和装置付き車両。
  3. 前記フロントカウルに前照灯(38)が設けられたことを特徴とする請求項2に記載の衝撃緩和装置付き車両。
  4. 前記衝撃緩和装置の上方に収納ボックス(25)が配置されたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の衝撃緩和装置付き車両。
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