JP4716058B2 - 給紙カセット装置及び画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排紙トレイ部が備えられた給紙カセット装置、及びこの給紙カセット装置が挿抜可能に配置された画像記録装置に関するものである。
従来から、コピー装置やプリンタ装置等の画像記録装置では、記録前の被記録媒体(用紙等)を堆積状態で収容する給紙カセット装置を、挿抜可能に配置する構成が知られている。画像記録装置は、会社等で使用される(ビジネスユース)だけでなく、規模の小さい事務所や個人の自宅で使用(ホームユース)されることもある。このように、規模の小さい事務所や個人の自宅での使用においては装置を設置する面積に制限があることから、装置全体のコンパクト化が求められている。また、設置する面積に制限がある場合、画像記録装置は、一台で様々な用途に利用可能であることが求められる。このため、B5〜A3の各サイズや、L判サイズ、はがきサイズ、リーガルサイズ等の多種類の用紙を使用可能であることが求められる。
しかしながら、用紙サイズ毎に対応して給紙カセット装置を用意すると、多種類の給紙カセット装置が必要になる。多種類の給紙カセット装置を同時に画像記録装置に搭載可能にすると、画像記録装置自体の大型化を招来する。また、多種類の給紙カセット装置を交換しながら使用すると、予備の給紙カセット装置を保管しておくスペースが必要になる。
ところで、特許文献1では、給紙カセット装置を上下2段に備えた画像記録装置が開示されている。上下の給紙カセット装置には、それぞれ異なるサイズの用紙を収容できる。さらに、上段の給紙カセット装置のスライドトレイが伸縮可能に構成されている。つまり、上段の給紙カセット装置には伸びた状態と、縮んだ状態とで、それぞれ異なるサイズの用紙を収容できる。
また、特許文献2では、給紙カセット装置は、画像記録装置の本体の奥側に配置される筐体の本体部に可動筐体を伸縮可能に装着されたものである。そして、給紙カセット装置のカセットカバーが排紙トレイ部を兼用するように構成され、且つカセットカバーには、突部材が一体的に設けられた補助トレイが排出下流側に引出し可能に設けられている。従って、給紙カセット装置に収容すべき用紙のサイズが大きい場合には、可動筐体を排出下流側に引き出すと共に、補助トレイも排出下流側に伸ばし、排紙される用紙の載置面積を広げるようにしている。
特許文献2では、本体部に対して可動筐体を縮めた状態で小サイズであるA4サイズ(210×297mm)の用紙を収容することができる一方、大サイズであるF4サイズ(334×242mm)またはリーガルサイズ(355.6×215.9mm)の用紙を収容できるように本体部に対して可動筐体を伸長できるように構成されている。
従って、F4サイズ等の大サイズの用紙を収容するときには、可動筐体を本体部に対して大きく移動させて引き出すことになる。
他方、カセットカバーは、本体部に対して係止されており、且つ用紙の排出方向の長さが一定であるため、画像記録後に排出ローラを介して排出される用紙の先端(排出下流側端部)がカセットカバー上に載り始める位置は、用紙サイズの大小に拘らず一定位置である。
特開2007−181933号公報(図1及び図2参照) 特開2000−247456号公報(図2及び図3参照)
特許文献2では、上述した通り、カセットカバーが給紙カセット装置の本体部に係止されており、このカセットカバーに対して補助トレイを長く伸長可能に装着している。その場合、補助トレイが板状で剛性が小さいと、多量の排出された用紙の重量により撓み易くなるという問題があった。
また、特許文献2におけるカセットカバー幅寸法は、筐体の本体部及び可動筐体の幅寸法と実質的に等しいから、収容される用紙が小サイズの場合には、給紙カセット装置の上面全体を覆ことができるが、補助トレイの幅寸法がカセットカバー幅寸法よりも小さいため、F4サイズのような大きいサイズの用紙を収容した給紙カセット装置では、例え補助トレイを引き出した状態であっても、可動箱体の排出下流側の上方の一部が露出してしまう。従って、画像記録装置の使用時の用紙搬送に伴う用紙の紙粉や、不使用時の埃が給紙カセット装置内に侵入してしまうという問題もあった。
さらに、複数種類のサイズの用紙を給紙可能となるように給紙カセット装置を多段に構成していると、排紙トレイ部が小さいサイズの用紙に合わせた大きさにセット(排紙トレイ部を縮めた状態)されているのに、それに気付かずに大きなサイズの用紙への記録を指令する場合がある。このような事態は、例えば、複数の給紙カセット装置を備えていて、下段の給紙カセット装置に大きなサイズ(例えばA3サイズ)を収容し、上段の給紙カセット装置に小さいサイズ(例えばA4サイズ)を収容している場合に生じ易い。
排紙トレイ部の載置面積が排出された用紙よりも小さいと、排紙トレイ部から用紙が脱落して、排出(堆積)の順番がバラバラになり、用紙を並べ直す手間が掛かる。また、記録指令に先立って排紙トレイ部を備えた給紙カセット装置を伸ばす操作を行う必要があり、これに収容されている用紙のサイズに併せて、リヤガイドの位置調節を行なう必要もあったため、排紙トレイ部の伸縮作業に手間取るという問題があった。
本発明は、上記課題を解消するものであり、異なるサイズの用紙を給紙可能で、排紙トレイ部が伸縮可能に構成されている場合に、排出される用紙のサイズに応じて、排紙トレイの伸縮を速やかに行うことができ、且つ給紙カセット内への埃や紙粉の侵入を確実に防止できる給紙カセット装置及び画像記録装置の実現を課題とするものである。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明における給紙カセット装置は、記録部を有する画像記録装置の筐体にそれぞれ挿抜可能に配置される上下複数段の給紙カセット装置であって、前記各給紙カセット装置は、前記記録部に給送される被記録媒体を堆積状態で収容できる収容部を備え、前記各給紙カセット装置は、前記挿抜方向の奥側に位置する第1給紙カセット部と、前記第1給紙カセット部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能に設けられた第2給紙カセット部とを有し、前記最上段給紙カセット装置の上面には、前記記録部から排出された被記録媒体を堆積状態で載置できる排紙トレイ体が配置され、前記排紙トレイ体は、前記第1給紙カセット部に対して前記挿抜方向に移動不能に配置された第1排紙トレイ部と、この第1排紙トレイ部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能に設けられ、前記第1排紙トレイ部の上面に沿ってスライド可能に支持された第2排紙トレイ部と、この第2排紙トレイ部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能に設けられ、前記第1排紙トレイ部と前記第2排紙トレイ部との間に配置され、且つ前記第2排紙トレイ部の下面側にてスライド可能に支持された補助排紙トレイ部とを有し、前記第2排紙トレイ部は前記第2給紙カセット部に脱着可能に係合していて、前記最上段の給紙カセット装置における前記第2給紙カセット部の前記第1給紙カセット部に対するスライドと、前記第2排紙トレイ部の前記第1排紙トレイ部に対するスライドとが、一体的に動作可能に設けられ、前記第1給紙カセット部に対して前記第2給紙カセット部が縮んだ状態を保持する第1ロック状態と、伸びた状態を保持する第2ロック状態と、前記第2給紙カセット部のスライドを可能とする非ロック状態とに切り替えできるように設けられたロック手段と、前記第1排紙トレイ部に設けられた第1係合片と、前記補助排紙トレイ部に設けられた第2係合片とを有し、前記補助排紙トレイ部の伸長位置において前記第1係合片と前記第2係合片とが係合する係合部と、前記補助排紙トレイ部の前記第2排紙トレイ部に対する縮小位置において前記第2排紙トレイ部に対して前記補助排紙トレイ部を保持する保持部と、が備えられ、前記第2ロック状態における前記補助排紙トレイ部の前記縮小位置から伸長位置までの引出し量は、前記第1ロック状態における前記補助排紙トレイ部の前記縮小位置から伸長位置までの引出し量と、前記第2排紙トレイ部の前記第1ロック状態から前記第2ロック状態へのスライド量との差分量であることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の給紙カセット装置において、前記補助排紙トレイ部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能または折り畳み可能に設けられた用紙ストッパ体を有しているものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の給紙カセット装置において、前記第1排紙トレイ部は前記最上段の給紙カセット装置における前記第1給紙カセット部に対して前記挿抜方向の奥側にて上下回動可能に連結されているものである。
請求項4に記載の発明は、筐体の内部に記録部と、請求項1から3のいずれかに記載の給紙カセット装置を収容可能な収容部と、前記筐体の一方の側面に開口部とを有し、前記給紙カセット装置を前記開口部から前記収容部に対して挿抜可能に構成された画像記録装置であって、前記開口部における前記最上段の給紙カセット装置の下方には、下段給紙カセット装置が挿抜可能に取り付けられていて、前記下段給紙カセット装置に収容可能な被記録媒体のサイズは、前記最上段の給紙カセット装置に収容可能な被記録媒体の最大サイズと同じかそれより大きくし、前記第2排紙トレイ部を外方側にスライドした状態での前記排紙トレイ体の載置面積は、前記下段給紙カセット装置に収容可能な被記録媒体のサイズに対応させて設定していることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、最上段給紙カセット装置の上面には、前記記録部から排出された被記録媒体を堆積状態で載置できる排紙トレイ体が配置され、前記排紙トレイ体は、前記第1給紙カセット部に対して前記挿抜方向に移動不能に配置された第1排紙トレイ部と、この第1排紙トレイ部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能に設けられ、前記第1排紙トレイ部の上面に沿ってスライド可能に支持された第2排紙トレイ部と、この第2排紙トレイ部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能に設けられ、前記第1排紙トレイ部と前記第2排紙トレイ部との間に配置され、且つ前記第2排紙トレイ部の下面側にてスライド可能に支持された補助排紙トレイ部とを有し、前記第2排紙トレイ部は前記第2給紙カセット部に脱着可能に係合していて、前記最上段の給紙カセット装置における前記第2給紙カセット部の前記第1給紙カセット部に対するスライドと、前記第2排紙トレイ部の前記第1排紙トレイ部に対するスライドとが、一体的に動作可能に設けられ、前記第1給紙カセット部に対して前記第2給紙カセット部が縮んだ状態を保持する第1ロック状態と、伸びた状態を保持する第2ロック状態と、前記第2給紙カセット部のスライドを可能とする非ロック状態とに切り替えできるように設けられたロック手段と、前記第1排紙トレイ部に設けられた第1係合片と、前記補助排紙トレイ部に設けられた第2係合片とを有し、前記補助排紙トレイ部の伸長位置において前記第1係合片と前記第2係合片とが係合する係合部と、前記補助排紙トレイ部の前記第2排紙トレイ部に対する縮小位置において前記第2排紙トレイ部に対して前記補助排紙トレイ部を保持する保持部と、が備えられ、前記第2ロック状態における前記補助排紙トレイ部の前記縮小位置から伸長位置までの引出し量は、前記第1ロック状態における前記補助排紙トレイ部の前記縮小位置から伸長位置までの引出し量と、前記第2排紙トレイ部の前記第1ロック状態から前記第2ロック状態へのスライド量との差分量であることを特徴とするものである
従って、下段側の給紙カセット装置に収容されている大きいサイズの被記録媒体を記録後に排出する場合、排紙トレイ体を備えた最上段給紙カセット装置を伸長させることなく、画像記録動作途中でも排紙トレイ体における補助排紙トレイ部のみを伸長させて、排出した大きいサイズの被記録媒体を安定して確実に受けることができる一方、上下段の給紙カセット装置に大きいサイズの被記録媒体を収容して、これらを選択的に指定して画像記録した後に排出した場合も、第2排紙トレイ部を伸長させた状態で且つ補助排紙トレイ部を伸長させだけの簡単な操作で、被記録媒体を安定して確実に受けることができる。しかも、排紙トレイ体は、第1排紙トレイ部とこれに対して伸縮可能な第2排紙トレイとにより最上段給紙カセット装置の上面全体を常に覆っているから、紙粉やほこりの侵入を確実に防止でき、且つ排出された被記録媒体が最上段の給紙カセット装置内に侵入するおそれもないという効果を奏する。
そして、請求項1に記載の発明によれば、第2排紙トレイ部は前記第1排紙トレイ部の上面に沿ってスライド可能に支持され、前記補助排紙トレイ部は前記第1排紙トレイ部と前記第2排紙トレイ部との間に配置され、且つ前記第2排紙トレイ部の下面側にてスライド可能に支持されているものであるから、第1排紙トレイ部に対する第2排紙トレイ部の伸縮のいずれの状態であっても、補助排紙トレイ部を所定の範囲内で大きくも小さくも伸縮させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、補助排紙トレイ部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能または折り畳み可能に設けられた用紙ストッパ体を有しているので、排出された被記録媒体の排出下流側端のはみ出しを防止して受け止めを確実にできるという効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、前記第2排紙トレイ部は前記第2給紙カセット部に脱着可能に係合していて、前記最上段の給紙カセット装置における前記第2給紙カセット部の前記第1給紙カセット部に対するスライドと、前記第2排紙トレイ部の前記第1排紙トレイ部に対するスライドとが、一体的に動作可能に設けられているものであるから、最上段の給紙カセット装置に収容する被記録媒体のサイズの変更に伴う給紙カセット装置及び排紙トレイ体の取り扱いが容易となる。
請求項3に記載の発明によれば、前記第1排紙トレイ部は前記最上段の給紙カセット装置における前記第1給紙カセット部に対して前記挿抜方向の奥側にて上下回動可能に連結されているものであるから、前記第1排紙トレイ部ごと排紙トレイ体の手前側を持ち上げるだけで、被記録媒体の補充ができる。
請求項4に記載の発明によれば、筐体の内部に記録部と、請求項1から5のいずれかに記載の給紙カセット装置を収容可能な収容部と、前記筐体の一方の側面に開口部とを有し、前記給紙カセット装置を前記開口部から前記収容部に対して挿抜可能に構成された画像記録装置であって、前記開口部における前記最上段の給紙カセット装置の下方には、下段給紙カセット装置が挿抜可能に取り付けられていて、前記下段給紙カセット装置に収容可能な被記録媒体のサイズは、前記最上段の給紙カセット装置に収容可能な被記録媒体の最大サイズと同じかそれより大きくし、前記第2排紙トレイ部を外方側にスライドした状態(第2排紙トレイ部を第1排紙トレイ部に対して伸長した状態)での前記排紙トレイ体の載置面積は、前記下段給紙カセット装置に収容可能な被記録媒体のサイズに対応させて設定しているので、最上段の給紙カセット装置に収容する被記録媒体のサイズ大小の如何に拘らず、下段給紙カセット装置に収容した被記録媒体のサイズに合わせて最上段の給紙カセット装置における排紙トレイ体の載置面積を簡単に変更可能となる。
画像記録装置の実施例としての多機能装置の概観斜視図である。 多機能装置の側断面の模式図である。 多機能装置の開口部近傍の拡大図である。 (A)は上段給紙カセット装置を縮めた状態の斜視図、(B)は上段給紙カセット装置を伸ばした上体の斜視図である。 (A)は第1給紙カセット部の下面図、(B)は第2給紙カセット部の上面図である。 図4(A)のVI−VI線矢視拡大断面図である。 (A)は排紙トレイ体の最縮小状態の下面図、(B)は補助排紙トレイ部を短く伸長した状態の下面図、(C)は補助排紙トレイ部を大きく伸長した状態の下面図である。 図7(C)の状態の下面側斜視図である。 (A)は排紙トレイ体の伸長状態の下面図、(B)は補助排紙トレイ部を第2排紙トレイ部に対して短く伸長した状態の下面図、(C)は同じく上面図である。 図9(B)の状態の下面側斜視図である。 (A)は上下段給紙カセット装置共にA4サイズ用紙の排出状態を示す概略側断面図、(B)は上段給紙カセット装置はA4サイズ用紙収容状態で、下段給紙カセット装置のA3サイズ用紙を排出する状態を示す概略側断面図、(C)は上下段給紙カセット装置共にA3サイズ用紙の排出状態を示す概略側断面図である。 第2排紙トレイ部に対する補助排紙トレイ部の摺動支持構成を示す断面図である。 第1排紙トレイ部に対する補助排紙トレイ部の最大引出し規制の構成を示す断面図である。 ストッパ体の他の実施例を示す断面図である。 ストッパ体のさらに他の実施例を示す断面図である。
以下、本発明の実施例(実施形態)を図1〜図7を用いて説明する。この実施例では、画像記録装置として、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を有する多機能装置(MFD:Multi Function Device )1を例示するが、画像記録装置は、コピー装置、ファクシミリ装置等の単機能の装置であってもよい。
図1は、実施例の多機能装置1の外観斜視図である。多機能装置1は、その合成樹脂製の本体ケース(ハウジング)2の上部に、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読み取りなどのための画像読取装置(スキャナ部)3が配置されている(図2参照)。画像読取装置3は、原稿を読み取って画像データ(写真データや文書データ等も含む)を作成する(スキャナ機能)。
多機能装置1はそのコピー機能を用いて、画像読取装置3で作成した画像データを、被記録媒体の一例である用紙に、画像(テキスト、図面、写真等)として記録することができる。また多機能装置1はそのファクシミリ機能を用いて、画像読取装置3で作成した画像データを、電話通信網を介して送信することができる。さらに、多機能装置1は、画像読取装置3で作成した画像データを、ケーブル等を介して接続したパーソナルコンピュータ等に送信することもできる。
本実施例では、画像読取装置3は、所謂フラットベッドスキャナとして構成されている。多機能装置1は、その天板として開閉自在に設けられた原稿カバー4の下側に、原稿読取用ガラス5及びイメージセンサ6が設けられている(図3参照)。イメージセンサ6は、X軸方向(図1参照)に長いCIS(Contact Image Sensor) を採用しているが、CCD(Charge Coupled Devise)を用いてもよい。読取用ガラス5に、画像読取りを行う原稿が載置され、読取用ガラス5の下方をイメージセンサ6がY軸方向(図1参照)に往復移動して、画像の読み取りを行う。
原稿カバー4には、自動原稿搬送機構であるオート・ドキュメント・フィーダ(ADF;Auto Document Feeder)7が設けられている。ADF7は、原稿トレイ8(図1では閉じた状態を図示)に載置された原稿を1枚ずつ読取用ガラス5上に搬送し、読取用ガラス5の下方に静置させたイメージセンサ6で原稿の読み取りを行う。読み取られた原稿は、原稿用排出トレイ9に排出される。
多機能装置1の前面上部には、各種動作を指令するために、操作ボタンや液晶表示部を備える操作パネル10が設けられている。また、操作パネル10の下方には、記憶媒体である各種小型メモリカードを装填可能なスロット部11も配置されている。
次に、多機能装置1の内部構成について説明する。図2及び図3に示すように、本体ケース2の中央部に記録部12が備えられている。記録部12にはインクジェット式の記録ヘッド13が配置されていて、本体ケース2の内部に収納された図示しないインクカートリッジから、可撓性を有するインク供給管(チューブ)を介して、各色のインクがそれぞれ独立して記録ヘッド13に供給される。
多機能装置1の前面下部には、図1及び図3に示すように、開口部14が設けられていて、上段給紙カセット装置20と下段給紙カセット装置30がいずれも、本体ケース2の底部の収容部16に対して開口部14から挿抜可能(実質上水平方向に出し入れ可能)に配置されている。以下、合成樹脂製の本体ケース2の開口部14がある側を前(手前)といい、これを基準に装置の後(奥)、左右、という。また、前述したように、多機能装置1の前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向とする。
開口部14の左右の内側面には、上段及び下段給紙カセット装置20、30を適正な位置に挿入するための、レール状の案内部15が設けられている。図3に上段給紙カセット装置20用の案内部15の一部を図示している。この案内部15は、後述する排紙トレイ部40の上面と当接する位置に配置されている。
[給紙カセット装置の構成]
上段及び下段給紙カセット装置20、30は、いずれも被記録媒体である用紙を多数枚、堆積した状態で収容できるように形成されている。上段及び下段給紙カセット装置20、30が多機能装置1に対して差し込まれる方向(挿入方向)が、用紙の給送方向となる。なお、下段給紙カセット装置30は、上段給紙カセット装置20よりも、多くの用紙を収容できるように設定されている。
上段給紙カセット装置20の奥側(上段給紙カセット装置20における用紙の給送方向下流側、図2の右側)には、上段分離傾斜板21が設けられている。また、上段給紙カセット装置20の底面の奥側寄りの位置に対向して、上段給紙アーム22の先端に軸支された上段給紙ローラ23が配置されている。上段給紙アーム22は下向きに付勢されていて、上段給紙カセット20に堆積収容されている用紙の最上面に、上段給紙ローラ23が当接するようになっている。図示しない駆動源から駆動力が上段給紙ローラ23に伝達されて回転すると、上段傾斜分離板21との公知の協働作用によって、最上層の用紙Pが1枚ずつ分離されて、上方に案内される。
上段用紙搬送路24は、上段分離傾斜板21から上方に向かった後、多機能装置1の前面側へ曲がるUターン形状に形成されていて、用紙Pは記録部12で画像記録が行われた後に、排紙トレイ体40の上面側に排出される。上段給紙アーム22は、上段給紙カセット装置20を挿抜する動作に伴って、昇降動作するように構成されていて、上段給紙ローラ23が上段傾斜分離板21と衝突することを回避できる。
下段給紙カセット装置30も基本的に上段給紙カセット20と同様に形成されていて、その奥側(下段給紙カセット装置30における用紙の給送方向下流側、図2の右側)には、下段分離傾斜板31が設けられている。また、下段給紙カセット装置30の底面の奥側寄りの位置に対向して、下段給紙アーム32の先端に軸支された下段給紙ローラ33が配置されている。下段給紙アーム32は下向きに付勢されていて、下段給紙カセット30に収容されている用紙Pの最上面に、下段給紙ローラ33が当接するようになっている。図示しない駆動源から駆動力が下段給紙ローラ33に伝達されて回転すると、下段傾斜分離板31との公知の協働作用によって、最上層の用紙Pが1枚ずつ分離されて、上方に案内される。
下段用紙搬送路34は、上段用紙搬送路24よりも外側に設けられていて、下段分離傾斜板31から上方に向かった後、多機能装置1の前面側へ曲がるUターン形状(上段用紙搬送路24よりも大きな円弧状)に形成されている。下段用紙搬送路34を経て搬送された用紙は記録部12で画像記録が行われた後に、排紙トレイ体40の上面側に排出される。下段給紙アーム32は、下段給紙カセット装置30を挿抜する動作に伴って、昇降動作するように構成されていて、下段給紙ローラ33が下段傾斜分離板31と衝突することを回避できる。
上段給紙カセット装置20は、用紙の収納部である上段給紙収容部25の上部に、後に詳述する排紙トレイ体40が重なるように設けられている。排紙トレイ体40には、上段給紙カセット装置20から給送された用紙および、下段給紙カセット装置30から給送された用紙が排出される。用紙は排出された順番に下から上へと堆積される。下段給紙カセット装置30は、排紙トレイ体40を備えていない点を除いて実質的に上段給紙カセット装置20と同様であるので、以下、上段給紙カセット装置20の構成について詳述する。
上段給紙カセット装置20の上段給紙収容部25は、実質的に上面が開放した箱状に形成されている。排紙トレイ体40は、上段給紙収容部25に収容される用紙に対する防塵用のカバーを兼ねている。排紙トレイ体40は、実質的に薄い平板状を呈している。従って、排紙トレイ体40は、上段給紙アーム22と干渉する部分を除く(少なくとも開口部14に近い部分の)上段給紙収容部25の上部開口を、蓋状に被覆するように形成されている。
排紙トレイ体40は、上段給紙カセット装置20の上段第1給紙カセット部26の上部に重なる第1排紙トレイ部41と、第1排紙トレイ部41に対して挿抜方向に沿ってスライドして伸縮可能に設けられた第2排紙トレイ部42と、補助排紙トレイ部45とから構成されている。
上段給紙収容部25は、挿抜方向(X軸方向)の奥側(図2及び図3の右側)に位置する上段第1給紙カセット部26と、この上段第1給紙カセット部26に対して挿抜方向に沿ってスライド可能に設けられた上段第2給紙カセット部27とを有している。詳細には、図3に示すように、上段第2給紙カセット部27はその用紙載置板27aが、上段第1給紙カセット部26の用紙載置板26aの下方に重なるように組み付けられている。上段第2給紙カセット部27の手前側の側面(前面)には、取っ手部25aが設けられている。
後述するように、上段第2給紙カセット部27は、上段第1給紙カセット部26に対して縮んだ位置と伸びた位置とその中間位置との3段階に保持可能に設けられている。上段第2給紙カセット部27をスライドさせて上段第1給紙カセット部26に対してX軸方向に最も伸ばしたときには、上段給紙カセット装置20はA3サイズまでの用紙を収容できる(A3サイズの長手方向がX軸方向に沿うように収容)。上段第2給紙カセット部27を上段第1給紙カセット部26に対して最も縮めたときには、A4サイズまでの用紙をその長手方向がX軸方向に沿うように収容できる。
また、上段給紙収容部25には、用紙のX軸方向に沿う側縁を案内する1対のサイドガイド28が設けられていて、公知の連動機構によりサイドガイド28のY軸方向の間隔の広狭調節を任意に行うことができる。サイドガイド28の間隔を調節することで、収容される用紙は、上段給紙収容部25に対してセンター合わせされる。すなわち、上段給紙収容部25に収容され得る全てのサイズの用紙の中心が同一位置(センター位置)に置かれることになる。サイドガイド28による調整と、上段第2給紙カセット部27の伸縮による調整により、上段給紙収容部25には、L判サイズからA3サイズまでの用紙をセットすることができる。また、上段給紙収容部25には、用紙Pの搬送方向の後端の位置をガイドするためのリヤガイド(図示せず)が設けられている場合もある。
一方、下段給紙カセット装置30も、用紙の収容部である下段給紙収容部35は、挿抜方向(X軸方向)の奥側(図2及び図3の右側)に位置する下段第1給紙カセット部36と、この下段第1給紙カセット部36に対して挿抜方向に沿ってスライドして伸縮可能に設けられた下段第2給紙カセット部37とを有している。下段第2給紙カセット部37は、上段第2給紙カセット部27と同様に、下段第1給紙カセット部36に対して少なくとも縮んだ位置と伸びた位置の2段階に変更可能に設けられている。また、両者の位置の中途位置にも係止可能に構成されていてもよい。従って、上段第2給紙カセット部27と同様にして下段第2給紙カセット部37をX軸方向に最も伸ばしたときには、A3サイズまでの用紙をその長手方向がX軸方向に沿うようにして収容できる。下段第2給紙カセット部37を最も縮めたときには、A4サイズまでの用紙をその長手方向がX軸方向に沿うように収容できる。
下段給紙収容部35も、上段給紙収容部25と同様に、サイドガイド(図示せず)のY軸方向の間隔の広狭調節を任意に行うことができ、収容される用紙を下段給紙収容部35に対してセンター合わせすることができる。また、下段第2給紙カセット部37の手前側の側面(前面)には、取っ手部35aが設けられている。
上段給紙収容部25には、上段第2給紙カセット部27の上段第1給紙カセット部26に対する伸縮位置を保持したり、スライドを可能にしたりするためのロック手段50が設けられている(図5(A)及び図5(B)参照)。ロック手段50を設けて、上段第2給紙カセット部27の位置を確実に保持することで、不用意に上段第2給紙カセット部27が伸びたり縮んだりすることを防止している。
ロック手段50として、上段第2給紙カセット部27の用紙載置板27aの上面には、上段第2給紙カセット部27の一方の側面27b(図5(B)の右側)寄りの位置に、X軸方向(挿抜方向)に延びるロック杆51が配置されている。ロック杆51は、上段第2給紙カセット部27の前面27cに近い位置(挿抜方向の手前側)に突設された回動軸56に、水平方向に揺動可能となるように用紙載置面27aに軸支されている。
実施例では、ロック杆51の操作部52は、L字状に屈曲形成されて、回動軸56の位置から前板27cに沿ってY軸方向に延びている。また、ロック杆51の奥側の先端は、用紙載置板27aの左右中心線に向かってL字状に屈曲形成されていて、第1給紙カセット部27に係合するための突起部53になっている。
ロック杆51に対応するように、上段第1給紙カセット部26の用紙載置板26aの下面側には、X軸方向に延びる案内レール60が一体形成されている。案内レール60には、突起部53と引っ掛かり可能な係合受け部が、X軸方向に沿って3箇所(係合受け部61a〜61c)設けられている。係合受け部61a〜61cは、突起部53が係止できるように、側方に向かって開口する凹状に形成されている。
詳細には、奥側に設けた係合受け部61aにロック杆51の突起部53が係止した状態は、上段第2給紙カセット部27が上段第1給紙カセット部26に対して最も縮んだ状態を保持する第1ロック状態である。この状態では、上段給紙収容部25に、A4サイズの用紙を、その長手方向をX軸方向に沿わせて載置したり、A4サイズより小さい用紙を載置したりするのに好適である。
手前側に設けた係合受け部61cにロック杆51の突起部53が係止した状態は、上段第2給紙カセット部27が上段第1給紙カセット部26に対して最も伸びた状態を保持する第2ロック状態である。この状態で、A3サイズの用紙を、その長手方向をX軸方向に沿わせて載置するのに好適である。また、A3サイズより小さい用紙をも載置可能である。
係合受け部61aと係合受け部61cの間に設けた係合受け部61bにロック杆51の突起部53が係止した状態は、上段第2給紙カセット部27が中途位置まで伸びた状態を保持する第3ロック状態である。この状態では、リーガルサイズの用紙を、その長手方向をX軸方向に沿わせて載置するのに好適である。また、リーガルサイズより小さい用紙をも載置可能である。
そして、ロック杆53が、係合受け部61a〜61cのいずれにも係止していない状態は、上段第2給紙カセット部27のスライドを可能とする非ロック状態である。案内レール60における係合受け部間には、各係合受け部61a〜61cへの係脱を滑らかに行うため平面視で左右方向に傾斜する傾斜面を設けている。
この実施例では、上段第1給紙カセット部26に対する上段第2給紙カセット部27の伸縮位置を3段階に切り替えできるようにしているが、伸縮位置はこれに限定するものではなく、最も伸びた位置と最も縮んだ位置の2段階であっても、もっと多段階であってもよい。
一方、第2排紙トレイ部42には、図3、図4等に示すように、ロック杆51の操作部52を外部に露出するために、板面の手前右側の部位に人の手指が入る程度の貫通部55が穿設されている。なお、貫通部55及び操作部52を多機能装置1に向かって右側に設けているのは、使用者が右手で操作するときの利便性を配慮したものである。
これにより、使用者が貫通部55の中に手指を入れると、貫通部55の下方に位置するロック杆51の操作部52に触れることができる。操作部52に入れた指で、操作部52を手前側に引くと、ロック杆51が回動軸56を中心に水平方向(平面視時計周り)に揺動して、先端の突起部53を、係合受け部61a(61b、61c)から外すことができる。
例えば、ロック杆51の突起部53が係合受け部61aに係止している状態(第1ロック状態)で、親指を上段第2給紙カセット部27または第2排紙トレイ部42の前面側に添えて、使用者が貫通部55に人差し指を入れて操作部52を手前側に引き、そのまま第2排紙トレイ部42を手前側(開口部14の外側)に引っ張る。すると、係合凹部44とボス部29との雌雄嵌合により、上段第2給紙カセット部27と第2排紙トレイ部42とが一体的に動作して、挿抜方向の手前側に引き出すことができる。そして、非ロック状態で前後に自由に移動させて、第2ロック状態(係合受け部61c)または第3ロック状態(係合受け部61b)に係止させる。
貫通部55は、第2排紙トレイ部42の手前側に設けられているので、貫通部55を介して上段カセット装置20に収容されている用紙の残量を確認することもできる。
[排紙トレイ体の構成]
排紙トレイ体40における第1排紙トレイ部41は、その奥側に設けられたヒンジ部43(図4(A)、図4(B)参照)によって、上段給紙収容部25に対して回動可能に軸支されている。従って、使用者は、上段給紙カセット装置20を本体ケース2から脱着し、または大きく引き出した後、排紙トレイ体40の手前側を把持して上方に持ち上げることで、上段給紙収容部25に用紙をセットする作業を行うことができる。
図2、図11(A)〜図11(C)に示すように、補助排紙トレイ部45を挟んで第1排紙トレイ部41が第2排紙トレイ部42の下方に重なるように組み付けられている。第2排紙トレイ部42の上面には、左右一対のリブ46がX軸方向に延びて突設されている。左右一対のリブ46は、排出される用紙のサイズに応じて、用紙の整列に使用されたり、用紙の左右両側端部を上向きに傾斜させて、用紙の排出方向の先端部が垂れたりするのを防止している。
第1排紙トレイ部41は、その左右両側縁部を第2排紙トレイ部42における左右両側縁に形成されているガイド片42aに沿ってX軸方向に摺動自在に支持されている(図10参照)。他方、補助排紙トレイ部45の左右両側縁部には、X軸方向に沿って長手のガイドレール45aが形成されており、このガイドレール45aが、第2排紙トレイ部42の下面側であってY軸方向の中央寄り部位に形成されている一対のガイド溝47に摺動自在に支持されている(図10、図12参照)。
図6、図8及び図10に示すように、排紙トレイ体40における第2排紙トレイ部42の挿抜方向の手前側(開口部14に近い側)の左右両端部の下面側には、係合凹部44が下向き開口して形成されている。一方、係合凹部44に雌雄嵌合するように、上段給紙収容部25における上段第2給紙カセット部27の手前側の左右両端部には、ボス部29が上向きに突設されている(図6参照)。ボス部29と係合凹部44とは雌雄嵌合した状態のまま、第2排紙トレイ部42と上段第2給紙カセット部27とは伸縮することができる。つまり、第2排紙トレイ部42のスライド(X軸方向に沿う摺動)は、上段第2給紙カセット部27のスライドと連動して一体的に行うことができる。
排紙トレイ体40における第2排紙トレイ部42の上面の左右両端には、多機能装置1の開口部14に設けた案内部15が当接している(図3参照)。従って、第2排紙トレイ部42と上段第2給紙カセット部27とが一体的にスライドして伸びた第1の状態にあるときには、その上下方向のがたつきが案内部15による拘束で抑制される。また、上段給紙カセット装置20は、開口部14に挿入された状態では、第2排紙トレイ部42をヒンジ部43を中心に回動させる(開く)ことができないので、用紙をセットする際には、開口部14から抜いて作業することになる。
第1排紙トレイ部41のX軸方向の長さL1、第2排紙トレイ部42のX軸方向の長さL2、補助排紙トレイ部45のX軸方向の長さL3とするとき、L3はL1及びL2の寸法よりも短く設定されている。
そして、第1排紙トレイ部41に対して第2排紙トレイ部42を最も押し込んだ状態(最縮小位置Jという、図7(A)及び図3の状態参照)のときの第1排紙トレイ部41の最奥端から第2排紙トレイ部42の最前端までの寸法(長さ)L4とすると(図7(C)参照)、L4はL1及びL2の寸法よりも長く設定されている。これにより、最縮小位置Jにおいて、第1排紙トレイ部41と第2排紙トレイ部42とは両者のX軸方向の大部分が重なるが、第1排紙トレイ部41の最奥端部及び第2排紙トレイ部42の最前端部はそれぞれ相手部材から若干の寸法だけはみ出している。
第2排紙トレイ部42に対して補助排紙トレイ部45を寸法L5だけ小さく引き出した位置(第1引出し位置Eという)を保持するための第1係合部は、補助排紙トレイ部45のガイドレール45aの長手方向の中途部に一体的に突設された外向き係合片48aと第2排紙トレイ部42のガイド溝47の長手方向の中途部に一体的に突設された内向き係合片48bとからなる(図8では片方のみ図示、図12参照)。最大の押込み状態から補助排紙トレイ部45を引き出すとき、外向き係合片48aが内向き係合片48bに当接して、使用者にクリック感を付与して、第1引出し位置E(図7(B)及び図9(B)の状態参照)であること認識できるように構成されている。
第1排紙トレイ部41に対して補助排紙トレイ部45を寸法L6だけ大きく引き出した位置(第2引出し位置Fという)を保持するための第2係合部は、第1排紙トレイ部41の手前端部にて一体的に形成されている上向き係合片49aと、補助排紙トレイ部45の平板部45bの奥側にて一体的に形成されている下向き係合片49bとからなる(図8、図10、図13参照)。図13の実線で示す実施例では、下向き係合片49bが補助排紙トレイ部45の平板部45bの最奥端に設けられているが、図13の二点鎖線で示すように、補助排紙トレイ部45の平板部45bの最奥端を下向き係合片49bよりさらに奥側まで適宜寸法だけ延長させても良い。
第2排紙トレイ部42に対して補助排紙トレイ部45を最も押し込んだ位置(第2排紙トレイ部42の前面板42cと補助排紙トレイ部45の前面板45cとが実質的に同一面状に並び、且つ本体ケース2の開口部14に最も押し込んだ状態、不使用位置Gという、図1、図3、図7(A)及び図9(A)の状態参照)を保持するための第3係合部は、補助排紙トレイ部45の前面板45cの裏面自体若しくは前面板45cの厚肉部がガイド溝47の最前端に当接するときとして良い(図示せず)。
補助排紙トレイ部45には、排出された用紙Pの排出下流側端がさらに下流側にはみ出すのを防止するためのストッパ体62が起伏回動可能または実質的に水平伸縮動可能に設けられている。図2、図8〜図11に示す実施例では、伏せた状態のストッパ体62は、その裏面が補助排紙トレイ部45の上面と実質的に同一平面状となる。ストッパ体62を起立させると、補助排紙トレイ部45の前面板45cよりも手前側に上向き傾斜状にて姿勢保持できるようにストッパ体62の基端部を図示しない枢支部にて上下回動可能に取付けられている。これにより、A3サイズのようなX軸方向に長い用紙Pであっても、補助排紙トレイ部45からはみ出すのを防止し、排出された用紙Pの堆積順序や姿勢などが乱れることを防止できる。
なお、図14に示す実施例では、起伏回動可能な複数のストッパ体63、64を補助排紙トレイ部45の平板部45cに対してX軸方向に沿って適宜隔てて配置する。このとき、伏せ状態のストッパ体63、64の裏面は補助排紙トレイ部45の平板部45cの上面と実質的に等しいか、若干低くするように、収納凹所65a 65bが形成されている。これによれば、例えば、奥側のストッパ体63を起立させて、A4サイズの用紙の排出下流側端を受けることができる。逆に、奥側のストッパ体63を伏せた状態で、手前側のストッパ体64を起立させて、A3サイズの用紙の排出下流側端を受けることができる。
図15に示す実施例では、ストッパ体66が補助排紙トレイ部45の平板部45cに対してX軸方向に沿って平行状にて伸縮可能に装着されたものである。なお、ストッパ体62、63、64ではその裏面側に取っ手部が凹み形成され、ストッパ体66では上面側に取っ手部が凹み形成されている。
[排紙トレイ体の使用態様]
上記の構成により、多機能装置1が使用されていない状態(または、出荷の梱包とき)では、図7(A)に示すように、排紙トレイ体40は、第2排紙トレイ部42に対して補助排紙トレイ部45を最も押し込み(上記不使用位置G)、且つ第1排紙トレイ部41に対して第2排紙トレイ部42も最も押し込んだ(最も縮んだ)状態となる。また、上段給紙カセット装置20及び下段給紙カセット装置30では、奥側の上段第1給紙カセット部26(下段第1給紙カセット部36)に対して手前側の上段第2給紙カセット部27(下段第2給紙カセット部37)を最も押し込んだ状態にして、その上に排紙トレイ体40が配置されている。この状態にて、上段給紙カセット装置20及び下段給紙カセット装置30を本体ケース2の開口部14に押込み、両給紙カセット装置20、30の前面が本体ケース2の前面と実質的に同一面となるようにセットする。なお、上述したように、第1排紙トレイ部41は奥側の上段第1給紙カセット部26にヒンジ部43を介して上下回動可能に連結されているから、第1排紙トレイ部41単独ではX軸方向にスライドできない。
上記の状態で、例えば、上段給紙カセット装置20及び下段給紙カセット装置30には、予め、A4サイズの用紙がその長手方向をX軸方向に沿うように収容されているものとする。これら、上段給紙カセット装置20または下段給紙カセット装置30を指定して印刷(画像記録)を実行するには、図7(B)及び図11(A)に示すように、予め、補助排紙トレイ部45を第2排紙トレイ部42に対して短い寸法L5だけ引出し、ストッパ体62を起立させておく。そうすれば、記録済みのA4サイズの用紙Pが排紙トレイ体40上に排出されたとき、当該用紙Pの全体が排紙トレイ体40上(第1排紙トレイ部41に及び第2排紙トレイ部42上)に載置され、用紙Pの排出下流側端がストッパ体62に届くので、外に溢れ落ちず、排出の順序通りに記録済みの用紙Pが安定して堆積できる。
上記構成の多機能装置1で、例えば、予め、下段給紙カセット装置30にA3サイズの用紙Pを収容し、上段給紙カセット装置20にA4サイズに用紙をその長手方向をX軸方向に沿わせて収容しているとき、この状態のままで、下段給紙カセット装置30を指定して、A3サイズの用紙Pを給紙して記録を行う場合がある。例えば、下段給紙カセット装置30から、A3サイズの用紙Pの少数枚だけに画像記録したい場合などである。その場合、上段給紙カセット装置20の第2給紙カセット部27をわざわざ引きだすという手間を掛けることなく、図8、図7(C)、図11(B)のように、使用者が、直ちに補助排紙トレイ部45のみを寸法l6だけ大きく引きだし(伸長させ)、ストッパ体62を起立させる。これにより、迅速に排紙トレイ体40のX軸方向の長さを長くできるから、記録済みのA3サイズの用紙Pが安定して堆積できるのである。
仮に、排紙トレイ体40における第2排紙トレイ部42を第1排紙トレイ部41に対して伸長させるには、本実施例では、前述したように、第2排紙トレイ部42の手前側に穿設されている貫通部55に指を入れ、操作部51を手前に引きながら、第2給紙カセット部27と一体的に第2排紙トレイ部42を引き出して、その載置面積を広げる必要がある。もし、このような構成でない場合には、一旦、上段給紙カセット装置20を本体ケース2から引出した後、排紙トレイ体40を上向き回動した状態で、上段第1給紙カセット部26に対して上段第2給紙カセット部27をA3サイズに対応する長さに引き伸ばす。そして、上段給紙カセット装置20内にA4サイズの用紙Pが収容されているときには、当該用紙Pの後端の位置がずれないように、リヤガイド手段も動かす必要がある。次いで、第2排紙トレイ部42も引き延ばして、上段第2給紙カセット部27上にセットするという操作を実行しなければならず、迅速に排紙トレイ体40を長く伸長する作業を行なえないのである。
つまり、本発明によれば、上段給紙カセット装置20をA3サイズの用紙に対応する長さに引き伸ばす作業をすることなく、排紙トレイ体40の補助排紙トレイ部45を伸長するという簡便な操作だけでA3サイズの用紙を受けることができる。
次に、予め、上段給紙カセット装置20及び下段給紙カセット装置30にA3サイズの用紙Pを収容して、これらの装置を指定し、画像記録を行なう場合には、図4(B)、図9(A)、図9(B)、図10、図11(C)に示すように、予め、上下段共に上段第1給紙カセット部26(下段第1給紙カセット部36)に対して上段第2給紙カセット部27(下段第2給紙カセット部37)をA3サイズに対応する長さに引き伸ばす。そして、排紙トレイ体40も、第2排紙トレイ部42も引き延ばして、上段第2給紙カセット部27上にセットする。その状態で、補助排紙トレイ部45をL5の短い寸法だけ引出し、ストッパ体62を起立させるのである。
上記の状態で、上段給紙カセット装置20または下段給紙カセット装置30を指定して、画像記録を実行すると、図11(C)に示すように、A3サイズの用紙を給紙して記録を行う場合にも、排紙トレイ体40に用紙が排出されてきても、用紙が脱落することなく載置させることができる。しかも、第2排紙トレイ部42に対する補助排紙トレイ部45の引出し量L5が短いため(補助排紙トレイ部45の基部側の大部分が第2排紙トレイ部42に支持されているため)、補助排紙トレイ部45の剛性が小さくても、大量のA3サイズの用紙を補助排紙トレイ部45で受けたときにも、それが撓み難いと言う効果を奏する。
なお、補助排紙トレイ部45の最大引出し量(伸長量)は第2排紙トレイ部42における上向き係合片49aと補助排紙トレイ部45の下向き係合片49bとの係合位置であるので、図9(B)、図10及び図11(C)に示すように、第1排紙トレイ部41に対して第2排紙トレイ部42を縮小させた状態で補助排紙トレイ部45が第2排紙トレイ部42から大きく引出しできる位置が制限され、同様に、図7(C)、図8及び図11(B)に示すように、第1排紙トレイ部41に対して第2排紙トレイ部42を大きく伸長させた状態で補助排紙トレイ部45が第2排紙トレイ部42から引き出しできる位置も、共に制限されていることになる。
排紙トレイ体40は、上段第1給紙カセット部26に対する上段第2給紙カセット部27の伸縮のいずれの状態でも上段給紙収容部25に収容された用紙の防塵のための蓋を兼ねている。そのため、画像記録の用紙搬送に伴う紙粉や画像記録装置の不使用時の埃が上段給紙収容部25に侵入することを確実に防止できる。
本発明では、給紙カセット装置が3段以上の場合、最上段の給紙カセット装置に上述の排紙トレイ体40を備えておれば良い。
1 多機能装置
12 記録部
13 記録ヘッド
14 開口部
20 上段給紙カセット装置
25 上段給紙収容部
26 上段第1給紙カセット部
27 上段第2給紙カセット部
29 ボス部
30 下段給紙カセット装置
35 下段給紙収容部
36 下段第1給紙カセット部
37 下段第2給紙カセット部
40 排紙トレイ体
41 第1排紙トレイ部
42 第2排紙トレイ部
43 ヒンジ部
44 係合凹部
45 補助排紙トレイ部
49a 上向き係合片
49b 下向き係合片
50 ロック手段
51 ロック杆
52 操作部
55 貫通部
61a〜61c 係合受け部
62、63、64、66 ストッパ体

Claims (4)

  1. 記録部を有する画像記録装置の筐体にそれぞれ挿抜可能に配置される上下複数段の給紙カセット装置であって、
    前記各給紙カセット装置は、前記記録部に給送される被記録媒体を堆積状態で収容できる収容部を備え、
    前記各給紙カセット装置は、前記挿抜方向の奥側に位置する第1給紙カセット部と、前記第1給紙カセット部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能に設けられた第2給紙カセット部とを有し、
    前記最上段給紙カセット装置の上面には、前記記録部から排出された被記録媒体を堆積状態で載置できる排紙トレイ体が配置され、
    前記排紙トレイ体は、前記第1給紙カセット部に対して前記挿抜方向に移動不能に配置された第1排紙トレイ部と、この第1排紙トレイ部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能に設けられ、前記第1排紙トレイ部の上面に沿ってスライド可能に支持された第2排紙トレイ部と、この第2排紙トレイ部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能に設けられ、前記第1排紙トレイ部と前記第2排紙トレイ部との間に配置され、且つ前記第2排紙トレイ部の下面側にてスライド可能に支持された補助排紙トレイ部とを有し、
    前記第2排紙トレイ部は前記第2給紙カセット部に脱着可能に係合していて、前記最上段の給紙カセット装置における前記第2給紙カセット部の前記第1給紙カセット部に対するスライドと、前記第2排紙トレイ部の前記第1排紙トレイ部に対するスライドとが、一体的に動作可能に設けられ、
    前記第1給紙カセット部に対して前記第2給紙カセット部が縮んだ状態を保持する第1ロック状態と、伸びた状態を保持する第2ロック状態と、前記第2給紙カセット部のスライドを可能とする非ロック状態とに切り替えできるように設けられたロック手段と、
    前記第1排紙トレイ部に設けられた第1係合片と、前記補助排紙トレイ部に設けられた第2係合片とを有し、前記補助排紙トレイ部の伸長位置において前記第1係合片と前記第2係合片とが係合する係合部と、
    前記補助排紙トレイ部の前記第2排紙トレイ部に対する縮小位置において前記第2排紙トレイ部に対して前記補助排紙トレイ部を保持する保持部と、が備えられ、
    前記第2ロック状態における前記補助排紙トレイ部の前記縮小位置から伸長位置までの引出し量は、前記第1ロック状態における前記補助排紙トレイ部の前記縮小位置から伸長位置までの引出し量と、前記第2排紙トレイ部の前記第1ロック状態から前記第2ロック状態へのスライド量との差分量であることを特徴とする給紙カセット装置。
  2. 前記補助排紙トレイ部に対して前記挿抜方向に沿って伸縮可能または折り畳み可能に設けられた用紙ストッパ体を有していることを特徴とする請求項1に記載の給紙カセット装置。
  3. 前記第1排紙トレイ部は前記最上段の給紙カセット装置における前記第1給紙カセット部に対して前記挿抜方向の奥側にて上下回動可能に連結されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給紙カセット装置。
  4. 筐体の内部に記録部と、請求項1から3のいずれかに記載の給紙カセット装置を収容可能な収容部と、前記筐体の一方の側面に開口部とを有し、前記給紙カセット装置を前記開口部から前記収容部に対して挿抜可能に構成された画像記録装置であって、
    前記開口部における前記最上段の給紙カセット装置の下方には、下段給紙カセット装置が挿抜可能に取り付けられていて、
    前記下段給紙カセット装置に収容可能な被記録媒体のサイズは、前記最上段の給紙カセット装置に収容可能な被記録媒体の最大サイズと同じかそれより大きくし、
    前記第2排紙トレイ部を外方側にスライドした状態での前記排紙トレイ体の載置面積は、前記下段給紙カセット装置に収容可能な被記録媒体のサイズに対応させて設定していることを特徴とする画像記録装置。
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