JP4711102B2 - 予備緊張装置を持つ安全ベルト巻取り器 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、特に自動車において使用するための安全ベルト巻取り器であって、車両及び/又はベルトに感応して制御される拘束装置、及びベルト軸へ作用する緊張装置を有し、ベルト軸が、緊張装置用駆動装置としての電動機により中間接続される伝動装置を介して駆動される従動歯車に連結可能であり、伝動装置が、巻取り方向へのベルト軸の逆回転により乗客の予備緊張を行うための少なくとも1つの切換え位置を持っているものに関する。
【0002】
前記の特徴を持つ安全ベルト巻取り器は、欧州特許出願公開第0893313号明細書から公知である。ベルト巻取り器のベルト軸には、ベルト巻戻し方向及びベルト巻取り方向に回転可能な電動機が連結可能であり、電動機により、中間接続される伝動装置を介して、特定の走行状態に関係して調整可能なトルクが、ベルト軸へ作用可能である。伝動装置の所定の切換え位置で、ベルトを緊張させるため電動機により供給されるトルクが、ベルト軸へ伝達される。このような緊張に関して、公知の安全ベルト巻取り器では、いわゆる予備緊張と動力緊張とに区別される。いわゆる予備緊張の範囲内では、速度変化の生じる際、又は事故の場合動力緊張の開始にとって決定的な開始閾値より下の減速度値の発生の際、ベルトを着用している乗客は、電動機の減少したトルクで、その正常のすわり位置へ引張られ、ベルト弛みが安全ベルトから取られる。速度変化がなくなると、予備緊張が終了され、引続く適当な走行状態が生じると、可逆過程として、予備緊張が開始されるので、ベルトを着用している乗客に、確実に安全であるとの感じが与えられる。事故の際動力緊張のための開始閾値を上回ると、電動機が適当に大きいトルクで動作する。
【0003】
安全ベルトの予備緊張に関連して、予備緊張を介してすべての弛みが安全ベルト装置から取られ、安全ベルトが着用している人間の体にきつく接することによって、安全ベルトの自動拘束の不利な状態が生じることがあり、走行状態に応じて、予備緊張過程の終わりに、ベルトを着用している乗客の体の僅かな前方移動を介してベルト巻取り器側の拘束装置のラチエット円板がハウジング部分と動力を伝達するように係合するのを防止できた。ラチエット円板のこの阻止位置で、ラチエット円板をその動力伝達位置から外すため、ベルト引込み方向へのベルト軸の逆回転が必要な場合、可逆予備緊張の終了後にも、予備緊張の際より少し大きい力で付加的な再緊張を不利に行わねばならず、それにより装置の望ましくない荷重又は乗客の支持の快適さの減少が生じる。
【0004】
従って本発明の基礎になっている課題は、最初にあげた特徴を持つ安全ベルト巻取り器において、拘束装置の早期の反応を回避し、それにより自動拘束をなくすことである。
【0005】
この課題の解決策は、発明の有利な構成及び展開を含めてこの発明の詳細な説明の前に置かれている特許請求の範囲の内容から明らかになる。
【0006】
本発明は、その基本思想において、従動歯車とベルト軸との間の連結の範囲に、従動歯車の回転を介してベルト引込み方向及びベルト引出し方向に制御可能で緊張過程中にのみ作用するベルト軸用予備鎖錠装置が構成され、ベルト引出し方向にベルト軸へ作用する所定の荷重を上回ると、ベルト軸に対する予備鎖錠装置の鎖錠が解除されることを意図する。従って本発明は、予備緊張過程中に予備鎖錠装置が永続的に接続されているという原理に基いているので、予備緊張過程中又はそれにすぐ続いて、ベルト軸が予備鎖錠装置を介してベルト引出し方向に阻止されているので、ベルトに引張りが加わる際、さし当たって拘束装置のラチエット円板が反応することはない。それから予備緊張過程の終わりに、ベルト引出し方向にベルトの荷重が生じないと、予備鎖錠装置が、電動機を介して従動歯車の僅かな回転により、ベルト引出し方向に再び荷重を除かれる。
【0007】
予備鎖錠装置の作用中に重大な事故が生じ、ベルト巻取り器側拘束装置の始動が必要になる場合、例えばせん断により予備鎖錠装置の作用が解除されるので、ベルト引出し方向へのベルト軸の回転により、ベルト巻取り器のハウジングに荷重を伝達するようにラチエット円板をの係合離脱を行うことができる。
【0008】
本発明の実施例によれば、予備鎖錠装置が、ベルト軸に結合される連結鐘に形成される外歯への係合位置と釈放位置との間でハウジングに揺動可能に支持される歯付き板によって形成され、この歯付き板が伝動装置を介して従動歯車に連結可能である。連結鐘は、予備鎖錠装置として歯付き円板の係合に役立つだけでなく、予備緊張の反応の際、従動歯車へ作用する連結素子を介して、従動歯車とベルト軸との間の連結を行なう。こうして緊張過程中に歯付き板が、ベルト軸に結合される連結鐘に係合した状態に保たれる場合、ベルト引出し方向にベルト軸へ荷重が作用する際、ベルト軸はベルト引出し方向へ回転できないので、拘束装置の反応が防止される。ベルト軸へ作用するベルト力が構造的に設定される程度を上回ると、例えば歯付き板のせん断により予備鎖錠装置が持ちこたえないので、ベルト軸はベルト引出し方向に回転でき、その際構造的に規定される制御行程を考慮して、拘束装置のラチエット円板を、荷重を伝達するようにハウジング部分に係合するように制御する。
【0009】
本発明の第1の実施例によれば、伝動装置が、一端で歯付き板に係合しかつハウジングに揺動可能に支持される制御扇形片に他端を結合される伝達レバーを持つ伝達機構から成り、実施例によれば、制御扇形片が、従動歯車により、歯付き板を連結鐘の外歯に係合しない状態に保つ解放位置と、歯付き板を連結鐘の外歯と係合するように制御する鎖錠位置との間で、揺動可能である。
【0010】
従動歯車と制御扇形片との間に大きい歯車比が形成されている場合、ベルト引込み方向への従動歯車の回転が始まる際制御扇形片の速やかな反応が保証される。
【0011】
第1の実施例では、制御扇形片が扇形歯車として構成され、従動歯車に形成されている外歯に係合することができる。予備鎖錠の解除のため従動歯車の逆回転の際におけるように、扇形歯車が、速やかな制御のため従動歯車の緊張回転の開始前に、従動歯車に接触していなければならない場合、本発明の実施例によれば、扇形歯車が、その解放位置で、その鎖錠位置におけるように、それぞれ少なくとも1つの歯で従動歯車の外歯に接触した状態に留まり、従動歯車の回転の際、両方の回転方向において従動歯車の外歯が、扇形歯車の係合している歯をそれぞれ乗り越える。
【0012】
別の実施例では、制御扇形片と従動歯車との間に永続摩擦結合が行なわれるようにすることができる。
【0013】
従動歯車による制御扇形片の制御に関して、制御扇形片が、その解放位置及び鎖錠位置においてばねにより予荷重をかけられているようにすることができる。即ち解放位置から鎖錠位置への制御扇形片の揺動の際、従動歯車が呼び緊張の開始と共に適当な速度で回転し、その際制御扇形片へ作用するばねの力に打勝つが、制御扇形片にその解放方向へ予荷重をかけるばねが、予備緊張の終わりに予備鎖錠装置の解釈を援助する。
【0014】
歯付き板が連結鐘の外歯の乗り越えにより強すぎる荷重をかけられないようにするため、歯付き板と伝達レバーとの結合部に遊びが形成され、歯付き板が、ばねにより、連結鐘の外歯との係合位置へ予荷重をかけられているので、乗り越えの際歯付き板が静止している伝達レバーに対して撓むことができる。
【0015】
本発明の第2の実施例によれば、伝動装置が、従動歯車にかみ会う伝達歯車と、それにより駆動される連結歯車から成り、歯付き板と連結歯車との間の結合が、歯付き板と連結歯車との相対運動を可能にして摩擦結合で行われる。その点で従動歯車の回転運動は、回転伝達機構を介して直接に、ラチエット円板の制御に変換され、それにより伝達機構の全長の減少のみならず、発生する騒音の減少も行われる。歯付き板の内方揺動の際伝達機構が従動歯車と共に更に回転するので、予荷重をかけられる部分の相対回転、従って連結歯車の引続く回転が、歯付き板の静止状態で可能にされるように、歯付き板と連結歯車が互いに連結される。
【0016】
この場合詳細には、連結歯車が歯付き板の回転軸線に対して同軸的に設けられ、連結歯車に同軸的に設けられるスリーブ内でばね作用に抗して軸線方向に移動可能な連結素子を介して、歯付き板へ作用し、その際好都合のように、連結素子とスリーブを持つ連結歯車との間に、歯付き板に係合するように連結素子に予荷重をかけるばねが設けられている。
【0017】
連結歯車の回転の開始により歯付き板の連行及び係合を改善するため、本発明の実施例によれば、連結素子及び歯付き板に、軸線方向に突出する歯面を持ちかつ軸線方向に互いに係合する歯がそれぞれ形成され、連結素子と歯付き板との相対回転の際、歯面が互いに乗り越える。鎖錠状態の終わりに、歯付き板を連結鐘の外歯との係合から外すため、歯付き板の係合のためより場合によっては少し大きい力が必要になるので、本発明の実施例によれば、歯面の勾配が、連結鐘の外歯への歯付き板の係合方向とは逆の方向において、係合方向におけるより急峻に形成されている。
【0018】
本発明の実施例によれば、連結素子が弾性プラスチックから構成されている。その代わりに、非可撓性材料から成る連結素子と歯付き板との間に、付加的なばねが設けられているようにすることができる。
【0019】
歯付き板と連結鐘の外歯との予備鎖錠が予備緊張中にも維持されている場合、本発明の実施例によれば、緊張過程中に連結鐘の外歯に係合するように制御される歯付き板の歯は、緊張方向へ連結鐘と共にベルト軸が回転する際、連結鐘の外歯が歯付き板の歯を乗り越えるように、構成されている。
【0020】
本発明の実施例によれば、歯付き板が、時間的にずれて、ベルト引出し方向への従動歯車の回転に追従するように、伝動装置が構成されている。この提案は、電動機の駆動運動をベルト軸へ伝達するため連結鐘と従動歯車との間に設けられる係合及び係合離脱用継手のため、従動歯車と連結鐘との間に特定の運動遊びを設けねばならない、という事情を考慮している。この運動遊びは、本発明の実施例によれば、伝動装置の範囲に設けることができるので、従動歯車は、連結鐘への連結を外すため、連結鐘の外歯からの歯付き板の係合離脱が始まる前に、部分回転を行うことができる。個々の場合、従動歯車が、フリーホイールにより伝達機構又は伝達歯車に連結されているようにすることができる。
【0021】
本発明の別の実施例により、このような遊動遊びが伝動装置に設けられていない場合、このような運動遊びを、従動歯車と連結鐘との間に存在する継手の範囲に設けることができる。
【0022】
本発明の実施例により、ベルト引出し方向への従動歯車の回転の際歯付き板が、連結鐘の外歯からの係合離脱前に、ベルト引出し方向への連結鐘の回転に、所定の行程にわたって追従するように、歯付き円板の支持部が構成されているように考慮する手段は、電動機により駆動される従動歯車のベルト引出し方向における減衰回転を可能にする。即ち予備緊張の終了後、事情によってはベルトを着用している乗客の体にベルトがきつく接しており、従って場合によっては例えば乗客の衣服により生じる応力を受けている場合、従動歯車の逆回転による歯付き板の係合離脱により予備鎖錠の解放は、乗客の体にわたって延びるベルトの応力を除き、それによりベルトを速やかに引き出して、ベルト巻取り器の拘束装置に付属してベルトに感応するセンサが反応し、ベルト巻取り器の拘束装置を鎖錠することができる。ベルトのこのように速いか又は衝撃状の応力除去を回避するため、電動機が、予備鎖錠の解除に必要なベルト引出し方向への従動歯車の逆回転を、減衰されてのみ可能にすることが考慮され、このため歯付き板が、まず一旦所定の行程にわたって、従動歯車の逆回転に追従し、その後連結鐘の外歯からの歯付き板の係合離脱が行われる。
【0023】
図面には本発明の実施例が示されており、以下に説明される。
【0024】
図1には、ベルト巻取り器10の緊張装置側の側面図が示されており、動作側には、車両及び/又はベルトに感応して制御される拘束装置は示されてない。即ち拘束装置はベルト巻取り器10の反射側に設けられ、一般にベルト軸に連結されるラチエット円板を含み、始動の場合ハウジングに固定した歯に係合せしめられ、ベルト力の荷重を受ける軸とベルト巻取り機のハウジングとの間に荷重を伝達する結合を行なう。
【0025】
本発明の観点においてのみ重要な予備鎖錠を行うため、ベルト巻取り器10のハウジング40に電動機11がフランジ結合され、伝動装置12を介して従動歯車13へ作用し、この従動歯車13は部分的に示す外歯14を備えている。従動歯車13の内側には、ベルト軸に結合される連結鐘15が設けられて、内歯16を備えており、この内歯16を介して図しない連結素子により、始動の場合従動歯車13とベルト軸との連結が行われる。
【0026】
付加的に設けられる予備鎖錠装置との共同作用のために、連結鐘15は外歯17を持ち、ハウジングに固定した支持部20の周りに揺動可能に支持される双腕歯付き板18が外歯に対応している。歯付き板18は、その一方の腕に、連結鐘15の外歯17と共同作用するための歯19を持ち、ハウジングに固定した支持部20を越えて突出するその後部腕21で、伝達レバー22の一端に結合され、この伝達レバー22の他端は、扇形歯車23として構成される制御扇形片に取付けられている。扇形歯車23は、ハウジングに固定した支持部26の周りに揺動可能に支持され、扇形歯車23の両方の終端位置は、歯付き板18が連結鐘15の外歯へ係合する位置と、連結鐘15に対する歯付き板18の釈放位置とに、一致している。図1には歯付き板23の鎖錠位置で示され、この鎖錠位置で扇形歯車23が、伝達レバー22を介して歯付き板18の歯19を連結鐘15の外歯17に係合させている。
【0027】
予備緊張過程の間、及び矢印41の方向即ちベルト引込み方向への従動歯車13及び連結鐘15の回転の間、歯付き板18の歯19は連結鐘15の外歯17に常に接触しているので、矢印41の方向への回転の際この歯19が連結鐘15の外歯17を乗り越えるように、歯付き板18の歯19が設計されている。その際生じる歯付き板の回避運動を阻止するため、伝達レバー22に長穴30を設け、歯付き板18の後部腕21を案内ピン31によりこの長穴30に係合させることによって、歯付き板18の後部腕21と伝達レバー22との結合部が、遊びを持つように構成されている。圧縮ばね32が後部腕21へ予荷重をかけて、歯付き板18が連結鐘15の外歯17に係合した状態に保たれるようにしている。しかし長穴を設けることによって、歯付き板18が連結鐘15の外歯17を乗り越える際、所望の回避運動を行うことができる。
【0028】
図1及び3において、扇形歯車23の鎖錠位置が示されている場合、外側の歯25はまだ従動歯車13の外歯14に係合しているので、従動歯車13の逆回転の際、扇形歯車23が連行され、矢印41の方向における従動歯車13の引続く回転の際、外歯14が扇形歯車23の歯25を乗り越える。その際扇形歯車23も回避運動を行うことができるようにする場合、ばね保持体27により取付けられるU字状板28を設けることによって、この観点も考慮される。両方の終端位置で乗り越える場合、扇形歯車23がそれぞれのばね腕端の力に抗して動作する。
【0029】
予備緊張過程の終りに、緊張過程中に行われた予備鎖錠を再び解除する場合、電動機11を介して、図2からわかるように、従動歯車13が矢印42の方向短い行程だけ逆回転される。図1又は3に示す扇形歯車23の鎖錠位置において、歯車25が従動歯車13の外歯14に係合した状態にあるので、矢印42の方向における従動歯車13の逆回転により、扇形歯車23が図2に示す解放位置へ揺動し、扇形歯車23のこの揺動により、伝達レバー22の移動を介して、歯付き板18が連結鐘15の外歯との係合を外される。扇形歯車23が図2に示す解放位置としての終端位置へ達すると、対応する歯25が従動歯車13の外歯14と係合した状態にあるので、場合によってはまだ行われる従動歯車13の回転の際、その外歯14が扇形歯車23の歯25を乗り越える。扇形歯車23の揺動運動を限定するためU字状板ばね28が設けられ、その両方の外側ばね腕が扇形歯車23をその間につかみ、一方では扇形歯車23の両方の位置に対するストッパとして役立ち、他方では適当なばね予荷重を与える。
【0030】
図4に示す安全ベルト巻取り器は、伝達機構の構成を除いて図1について説明したベルト巻取り器と同じ構造を持ち、その点で図1について既に行われたベルト巻取り器の構成及び動作が参照される。図4に示す実施例では、伝達機構は、従動歯車13にかみ合う伝達歯車50を含み、この伝達歯車50は、従動歯車13の回転方向の反転のために用いられる。伝達歯車50は、詳細には図7〜9に示されている軸線方向連結を介して歯付き板18に連結されている連結歯車51を駆動する。詳細には、更に図5は、緊張状態及び矢印41の方向における従動歯車13の回転の際の状態を示し、時計方向に向く従動歯車13の回転方向は伝達歯車50により反転されるので、連結歯車51の駆動を介して再び回転方向の反転が行われて、連結歯車51が従動歯車13と同じ向きに回転し、歯付き板18を時計方向に連結鐘15の外歯27へ係合させる。歯付き板18の解放位置は図6に示され、従動歯車13が短時間反時計方向へ矢印42の方向に回されることによって、この解放位置が得られる。反時計方向への連結歯車51の回転のため、外歯17からの歯付き板18の係合離脱が行われる。
【0031】
軸線方向連結の構造は図7〜9からわかる。これからわかるように、連結歯車51は、歯付き板18の回転軸線と同軸的に設けられ、連結歯車51は、軸線方向へ突出して歯付き板18の段部にはまる一体のスリーブ52を持っている。スリーブ52の内部で連結素子53が軸線方向に移動可能であり、図8からわかるように、四角形構成を介して連結素子53が連結歯車51にはまり合い結合されているので、連結素子52は連結歯車51と共に回るが、スリーブ52の内部で軸線方向に移動可能である。この軸線方向移動は、連結素子53と連結歯車51との間に設けられるばね54の作用に抗して行われ、このばね54が、連結素子53に予荷重をかけて歯付き板18に係合させる。
【0032】
連結歯車51と歯付き板18との間の係合効果を改善するため、連結素子53及び歯付き板18の連結素子53に面する側に、軸線方向に突出する歯面56を持つ歯55がそれぞれ形成され、スリーブ52内における連結素子53の軸線方向運動可能性のため、両側の歯55の歯面56が互いに乗り越えられることができる。
【0033】
図6に示す歯付き板18の解放位置から始まって、矢印41で示す緊張方向への従動歯車13の回転により、緊張運動が開始されると、伝動歯車50を介して連結歯車51も直ちに回転せしめられ、連結歯車51又は連結素子53と歯付き板18との間の(歯55のかみ合いにより援助される)摩擦結合のため、歯付き板18が直ちに連結鐘15の外歯へ係合せしめられる。歯付き板18が停止している場合従動歯車13又は連結歯車51の引続く回転の際、両方の部分の相対回転が可能にされねばならないので、互いにかみ合う歯55の歯面56は互いに乗り越えることができ、スリーブ52内で連結素子53が軸線方向に移動可能なため、連結素子53の適当な回避運動が行われる。この軸線方向移動は、連結素子53を歯付き板18に接触した状態に保つばね54の作用に抗して行われる。
【0034】
図8に示す実施例では、連結素子53は弾性プラスチックから構成されているので、戻しばね54しか必要でない。その代わりに図9によれば、連結素子53は非可撓性材料から成ることができ、その場合歯付き板18と連結素子53との間に、付加的なばね57が設けられ、連結素子53の軸線方向移動の際、連結素子53が歯付き板18へ当たることにより騒音が生じる前に、ばね57が連結素子53の移動運動を受け止める。
【0035】
重大な事故が生じる際、図1に従って作用する連結鐘15の予備鎖錠が、歯付き板18を介してどのように解除され、それにより短時間のベルト引出しを介して、ハウジングに固定した歯へのラチエット円板の係合が行われるかについて、示されてない。このため例えば歯付き板18が所定破断個所を持ち、適当な荷重の生じた際この所定破断個所がせん断するようにすることができる。
【0036】
前記の発明の詳細な説明、特許請求の範囲、要約及び図面に開示されたこの書類の対象の特徴は、単独でもその任意の組合わせでも、本発明を種々の実施形態で実現するために重要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 予備緊張装置及び一部切断した側面図の予備鎖錠装置を持つ安全ベルト巻取り器を示す。
【図2】 解錠状態にある予備鎖錠装置を制御扇形片の解放位置で詳細に示す。
【図3】 予備緊張装置の鎖錠状態にある図2の対象を制御扇形片の鎖錠位置で示す。
【図4】 予備緊張装置及び予備鎖錠装置を持つ安全ベルト巻取り器の別の実施例を図1に対応する図で示す。
【図5】 鎖錠された歯付き板を持つ予備鎖錠装置を示す。
【図6】 解錠された歯付き板を持つ図5の対象を示す。
【図7】 連結歯車を持つ歯付き板を切断した側面図で示す。
【図8】 図7の対象をその細部の分解図で示す。
【図9】 図8の対象を別の実施形態で示す。

Claims (22)

  1. 動車において使用するための安全ベルト巻取り器(10)であって、車両又はベルトに感応して制御される拘束装置、及びベルト軸へ作用する緊張装置を有し、ベルト軸が、緊張装置用駆動装置としての電動機(11)により中間接続される伝動装置(12)を介して駆動される従動歯車(13)に連結可能であり、伝動装置(12)が、巻取り方向へのベルト軸の逆回転により乗客の予備緊張を行うための少なくとも1つの切換え位置を持っているものにおいて、従動歯車(13)とベルト軸との間の連結の範囲に、従動歯車(13)の回転を介してベルト引込み方向及びベルト引出し方向に制御可能で緊張過程中にのみ作用するベルト軸用予備鎖錠装置(18;22,23;50,51,53)が構成され、ベルト引出し方向にベルト軸へ作用する所定の荷重を上回ると、ベルト軸に対する予備鎖錠装置の鎖錠が解除されることを特徴とする、安全ベルト巻取り器。
  2. 予備鎖錠装置が、ベルト軸に結合される連結鐘(15)に形成される外歯(17)への係合位置と釈放位置との間でハウジング(40)に揺動可能に支持される歯付き板(18)によって形成され、この歯付き板(18)が伝動装置(22,23;50,51,53)を介して従動歯車(13)に連結可能であることを特徴とする、請求項1に記載の安全ベルト巻取り器。
  3. 伝動装置が、一端で歯付き板(18)に係合しかつハウジング(40)に揺動可能に支持される制御扇形片(23)に他端を結合される伝達レバー(22)を持つ伝達機構から成っていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の安全ベルト巻取り器。
  4. 制御扇形片(23)が、従動歯車(13)により、歯付き板(18)を連結鐘(15)の外歯(17)に係合しない状態に保つ解放位置と、歯付き板(18)を連結鐘(15)の外歯(17)に係合するように制御する鎖錠位置との間で、揺動可能であることを特徴とする、請求項3に記載の安全ベルト巻取り器。
  5. 従動歯車(13)と制御扇形片(23)との間に大きい歯車比が形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の安全ベルト巻取り器。
  6. 制御扇形片が扇形歯車(23)として構成され、従動歯車(13)に形成されている外歯(14)に係合することを特徴とする、請求項4又は5に記載の安全ベルト巻取り器。
  7. 扇形歯車(23)が、その解放位置で、その鎖錠位置におけるように、それぞれ少なくとも1つの歯(25)で従動歯車(13)の外歯(14)に接触した状態に留まり、従動歯車(13)の回転の際、両方の回転方向において従動歯車(13)の外歯(14)が、扇形歯車(23)の係合している歯(25)を乗り越えることを特徴とする、請求項6に記載の安全ベルト巻取り器。
  8. 扇形歯車(23)の歯(24)が弾性的に構成されていることを特徴とする、請求項7に記載の安全ベルト巻取り器。
  9. 制御扇形片と従動歯車(13)との間に永続摩擦結合が行なわれることを特徴とする、請求項4又は5に記載の安全ベルト巻取り器。
  10. 制御扇形片が、その解放位置及び鎖錠位置においてばね(28)により予荷重をかけられていることを特徴とする、請求項4〜9の1つに記載の安全ベルト巻取り器。
  11. 歯付き板(18)と伝達レバー(22)との結合部に遊びが形成され、歯付き板(18)が、ばね(32)により、連結鐘(15)の外歯(17)との係合位置へ予荷重をかけられていることを特徴とする、請求項10に記載の安全ベルト巻取り器。
  12. 伝動装置が、従動歯車(13)にかみ会う伝達歯車(50)と、それにより駆動される連結歯車(51)から成り、歯付き板(18)と連結歯車(51)との間の結合が、歯付き板(18)と連結歯車(51)との相対運動を可能にして摩擦結合で行われることを特徴とする、請求項1又は2に記載の安全ベルト巻取り器。
  13. 連結歯車(51)が歯付き板(18)の回転軸線に対して同軸的に設けられ、連結歯車(51)に軸線方向に設けられるスリーブ(52)内でばね作用に抗して軸線方向に移動可能な連結素子(53)を介して、歯付き板(18)へ作用することを特徴とする、請求項12に記載の安全ベルト巻取り器。
  14. 連結素子(53)とスリーブ(52)を持つ連結歯車(51)との間に、歯付き板(18)に係合するように連結素子(53)に予荷重をかけるばね(54)が設けられていることを特徴とする、請求項13に記載の安全ベルト巻取り器。
  15. 連結素子(53)及び歯付き板(18)に、軸線方向に突出する歯面(56)を持ちかつ軸線方向に互いに係合する歯(55)がそれぞれ形成され、連結素子(53)と歯付き板(18)との相対回転の際、歯面(56)が互いに滑り越えることを特徴とする、請求項12〜14の1つに記載の安全ベルト巻取り器。
  16. 歯面(56)の勾配が、連結鐘(15)の外歯(17)への歯付き板(18)の係合方向とは逆の方向において、係合方向におけるより急峻に形成されていることを特徴とする、請求項15に記載の安全ベルト巻取り器。
  17. 連結素子(53)がエラストマ材料から成っていることを特徴とする、請求項13〜16の1つに記載の安全ベルト巻取り器。
  18. 非可撓性材料から成る連結素子(53)と歯付き板(18)との間に、付加的なばね(57)が設けられていることを特徴とする、請求項13〜16の1つに記載の安全ベルト巻取り器。
  19. 緊張過程中に連結鐘(15)の外歯(17)に係合するように制御される歯付き板(18)の歯(19)は、緊張方向へ連結鐘(15)と共にベルト軸が回転する際、連結鐘(15)の外歯(17)が歯付き板(18)の歯(19)を乗り越えるように、構成されていることを特徴とする、請求項1〜18の1つに記載の安全ベルト巻取り器。
  20. 歯付き板(18)が、時間的にずれて、ベルト引出し方向への従動歯車(13)の回転に追従するように、伝動装置(22,23;50,51,53)が構成されていることを特徴とする、請求項1〜19の1つに記載の安全ベルト巻取り器。
  21. 従動歯車(13)が、フリーホイールにより伝達機構(22,23)又は伝達歯車(50)に連結されていることを特徴とする、請求項20に記載の安全ベルト巻取り器。
  22. ベルト引出し方向への従動歯車(13)の回転の際歯付き板(18)が、連結鐘(15)の外歯(17)からの係合離脱前に、ベルト引出し方向への連結鐘(15)の回転に、所定の行程にわたって追従するように、歯付き円板(18)の支持部が構成されていることを特徴とする、請求項1〜21の1つに記載の安全ベルト巻取り器。
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