JP4709584B2 - 超音波診断装置、および超音波断層画像の生成方法、並びに超音波断層画像の生成プログラム - Google Patents

超音波診断装置、および超音波断層画像の生成方法、並びに超音波断層画像の生成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、超音波プローブで受信したエコー信号から超音波断層画像を生成し、これを表示する超音波診断装置、および超音波プローブで受信したエコー信号から超音波断層画像を生成する方法、並びに超音波断層画像の生成プログラムに関する。
近年、医療分野において、超音波画像を利用した医療診断が実用化されている。超音波画像は、超音波プローブから生体の所要部に超音波を照射し、超音波プローブとコネクタ接続された超音波観測器で、生体からのエコー信号を電気的に検出することによって得られる。また、超音波を走査しながら照射することにより、超音波断層画像を得ることもできる。
超音波画像を利用した医療診断の具体例としては、超音波断層画像による食道や胃壁の癌の病期診断が発表されている(非特許文献1参照)。図12に示すように、この種の診断では、特に粘膜下組織層(sm層、sm1〜3の3層に分かれている)への癌の深達度に応じて、患者に対する治療法を選択することが行われている。
しかしながら、mm層の上層の粘膜層(m層)やsm層全体は、非常に強いハイエコーとなって超音波断層画像上で白飛びを起こしやすいため、その間にあるmm層や、リンパ節転移の有無を調べるために参考にされるsm層の画像における3層構造がつぶれてしまい、診断が非常に困難となる場合があった。
ところで、X線による放射線画像のノイズを低減するために、入力画像を幾つかの周波数帯域画像に分解して、順序統計値フィルタリングに従って周波数帯域画像をフィルタリングし、これを合成して出力画像を形成するX線検査装置が提案されている(特許文献1参照)。また、超音波断層画像から、生体の組織の構造を強調した構造強調画像データと、生体の組織の性状に起因するテクスチャパターンを強調したテクスチャ強調画像データとを抽出し、これらの画像データに重み付けを施して合成する超音波イメージング装置が提案されている(特許文献2参照)。
"細径プローブ超音波内視鏡による食道癌の病期診断"、「消化器内視鏡」、Vol.14、No.5、2002年、小澤 広他 特表平10−505443号公報 特開2004−129773号公報
特許文献1に記載の技術では、X線による放射線画像のノイズを低減させることはできるが、輪郭などの画像の細部の情報はそのまま残ってしまう。また、特許文献2に記載の技術では、生体の組織の構造と、その性状に起因するテクスチャの画像中のバランスを調整して画質を改善するものであり、いずれの技術を適用しても、m層やsm層の白飛びの発生を抑制することはできない。
ここで、ゲインやコントラスト調整などの一般的な画像処理を行えば、上記白飛びの発生をある程度抑制することはできるが、元々暗く映っている深遠部の明るさも同時に落ち込んで益々暗くなるため、全体的に診断が難しい画像になってしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、より正確な診断を行うことが可能な超音波断層画像を得ることができる超音波診断装置、および超音波断層画像の生成方法、並びに超音波断層画像の生成プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、生体に超音波を走査する超音波プローブで受信したエコー信号から超音波断層画像を生成し、これを表示する超音波診断装置において、前記エコー信号をデジタル変換することにより得られる、前記超音波断層画像の原画像データRAW0の空間周波数成分を、前記超音波断層画像上の白飛びおよび黒つぶれをともに抑制するように調整する周波数成分調整部を設けたことを特徴とする。
なお、前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記交流成分に対して前記調整を行うことが好ましい。
前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を段階的に落した非鮮鋭画像データRAWi(i=1〜N)を生成する非鮮鋭画像データ生成手段と、RAWiとRAWi-1とを減算して、差分画像データΔRAWj(j=0〜N−1)を生成する減算手段と、前記差分画像データΔRAWjの各々について用意された係数kj(−1<kj<1)を、前記差分画像データΔRAWjに乗算して重み付けを施す重み付け手段と、重み付けが施された前記差分画像データΔRAWjを積算して、前記係数kjにより前記空間周波数成分が調整された調整画像データRAW_Enを生成する積算手段と、前記調整画像データRAW_Enと前記原画像データRAW0とを加算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成する加算手段とを備えることが好ましい。
前記係数kjの値を変更する操作手段を設けることが好ましく、前記係数kjは、少なくともkN-1が最小値をとり、jが小さくなるに連れて一次関数的に増大する特性を有するとともに、前記操作手段の操作により、前記係数kjが描く直線の傾き、または/および最大値をとる前記係数kjが変化されることが好ましい。また、前記生体の観察部位、前記超音波の周波数、または前記超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記係数kjの値を変更する設定変更手段を設けることが好ましい。
前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数K(0≦K≦1)を、前記調整画像データRAW_Enに乗算する乗算手段をさらに備えることが好ましく、前記係数Kの値を変更する操作手段を設けることが好ましい。また、前記生体の観察部位、前記超音波の周波数、または前記超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記係数Kの値を変更する設定変更手段を設けることが好ましい。
前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記直流成分を含む低周波成分に対して前記調整を行うことが好ましい。
前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW0から前記空間周波数成分を落した非鮮鋭画像データRAW1を生成する非鮮鋭画像データ生成手段と、前記非鮮鋭画像データRAW1から特定の輝度域のデータのみを抽出するためのバイアステーブルを参照して、前記非鮮鋭画像データRAW1からバイアスイメージデータRAWimgを生成するバイアスイメージデータ生成手段と、前記バイアスイメージデータRAWimgと前記原画像データRAW0とを減算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成する減算手段とを備えることが好ましい。
前記バイアステーブルとして、前記非鮮鋭画像データRAW1の高輝度域を強調し、中輝度域を抑制するものを用いることが好ましい。
前記非鮮鋭画像データRAW1を生成する際のデータの減少量を変更する操作手段を設けることが好ましい。
前記生体の観察部位、前記超音波の周波数、または前記超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記非鮮鋭画像データRAW1を生成する際のデータの減少量、または/および前記バイアステーブルを変更する設定変更手段を設けることが好ましい。
前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数K(0≦K≦1)を、前記バイアスイメージデータRAWimgに乗算する乗算手段をさらに備えることが好ましく、前記係数Kの値を変更する操作手段を設けることが好ましい。また、前記生体の観察部位、前記超音波の周波数、または前記超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記係数Kの値を変更する設定変更手段を設けることが好ましい。
前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記直流成分を含む低周波成分および前記交流成分に対して前記調整を行うことが好ましい。
前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を段階的に落した非鮮鋭画像データRAWi(i=1〜N)を生成する非鮮鋭画像データ生成手段と、RAWiとRAWi-1とを減算して、差分画像データΔRAWj(j=0〜N−1)を生成する減算手段と、前記差分画像データΔRAWjの各々について用意された係数kj(−1<kj<1)を、前記差分画像データΔRAWjに乗算して重み付けを施す重み付け手段と、重み付けが施された前記差分画像データΔRAWjを積算して、前記係数kjにより前記空間周波数成分が調整された調整画像データRAW_Enを生成する積算手段と、前記非鮮鋭画像データRAWiから特定の輝度域のデータのみを抽出するためのバイアステーブルを参照して、前記非鮮鋭画像データRAWiからバイアスイメージデータRAWimgを生成するバイアスイメージデータ生成手段と、前記調整画像データRAW_Enおよび前記バイアスイメージデータRAWimgと前記原画像データRAW0とを加算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成する加算手段とを備えることが好ましい。
前記係数kjの値を変更する操作手段を設けることが好ましく、前記係数kjは、少なくともkN-1が最小値をとり、jが小さくなるに連れて一次関数的に増大する特性を有するとともに、前記操作手段の操作により、前記係数kjが描く直線の傾き、または/および最大値をとる前記係数kjが変化されることが好ましい。また、前記生体の観察部位、前記超音波の周波数、または前記超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記係数kjの値を変更する設定変更手段を設けることが好ましい。
前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数Ka(0≦Ka≦1)を、前記調整画像データRAW_Enに乗算する乗算手段をさらに備えることが好ましく、前記係数Kaの値を変更する操作手段を設けることが好ましい。また、前記生体の観察部位、前記超音波の周波数、または前記超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記係数Kaの値を変更する設定変更手段を設けることが好ましい。
前記バイアステーブルとして、前記非鮮鋭画像データRAWiの高輝度域を抑制し、中輝度域を強調するものを用いることが好ましい。
前記非鮮鋭画像データRAWiを生成する際のデータの減少量を変更する操作手段を設けることが好ましい。
前記生体の観察部位、前記超音波の周波数、または前記超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記非鮮鋭画像データRAWiを生成する際のデータの減少量、または/および前記バイアステーブルを変更する設定変更手段を設けることが好ましい。
前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数Kb(0≦Kb≦1)を、前記バイアスイメージデータRAWimgに乗算する乗算手段をさらに備えることが好ましく、前記係数Kbの値を変更する操作手段を設けることが好ましい。また、前記生体の観察部位、前記超音波の周波数、または前記超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記係数Kbの値を変更する設定変更手段を設けることが好ましい。
前記周波数成分調整部は、前記空間周波数成分の直流成分を含む低周波成分の全体的な輝度変化を抑制することが好ましい。
前記超音波プローブは、前記生体の観察部位の画像を取得するための撮像装置が内蔵された体腔内診断用超音波プローブであることが好ましい。
また、本発明は、生体に超音波を走査する超音波プローブで受信したエコー信号から超音波断層画像を生成する方法において、前記エコー信号をデジタル変換することにより得られる、前記超音波断層画像の原画像データRAW0の空間周波数成分を、前記超音波断層画像上の白飛びおよび黒つぶれをともに抑制するように調整することを特徴とする。
なお、前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記交流成分に対して前記調整を行うことが好ましい。
前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を段階的に落した非鮮鋭画像データRAWi(i=1〜N)を生成し、RAWiとRAWi-1とを減算して、差分画像データΔRAWj(j=0〜N−1)を生成し、前記差分画像データΔRAWjの各々について用意された係数kj(−1<kj<1)を、前記差分画像データΔRAWjに乗算して重み付けを施し、重み付けが施された前記差分画像データΔRAWjを積算して、前記係数kjにより前記空間周波数成分が調整された調整画像データRAW_Enを生成し、前記調整画像データRAW_Enと前記原画像データRAW0とを加算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成することが好ましい。
前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数K(0≦K≦1)を、前記調整画像データRAW_Enに乗算することが好ましい。
前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記直流成分を含む低周波成分に対して前記調整を行うことが好ましい。
前記原画像データRAW0から前記空間周波数成分を落した非鮮鋭画像データRAW1を生成し、前記非鮮鋭画像データRAW1から特定の輝度域のデータのみを抽出するためのバイアステーブルを参照して、前記非鮮鋭画像データRAW1からバイアスイメージデータRAWimgを生成し、前記バイアスイメージデータRAWimgと前記原画像データRAW0とを減算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成することが好ましい。
前記バイアステーブルとして、前記非鮮鋭画像データRAW1の高輝度域を強調し、中輝度域を抑制するものを用いることが好ましい。
前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数K(0≦K≦1)を、前記バイアスイメージデータRAWimgに乗算することが好ましい。
前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記直流成分を含む低周波成分および前記交流成分に対して前記調整を行うことが好ましい。
前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を段階的に落した非鮮鋭画像データRAWi(i=1〜N)を生成し、RAWiとRAWi-1とを減算して、差分画像データΔRAWj(j=0〜N−1)を生成し、前記差分画像データΔRAWjの各々について用意された係数kj(−1<kj<1)を、前記差分画像データΔRAWjに乗算して重み付けを施し、重み付けが施された前記差分画像データΔRAWjを積算して、前記係数kjにより前記空間周波数成分が調整された調整画像データRAW_Enを生成し、前記非鮮鋭画像データRAWiから特定の輝度域のデータのみを抽出するためのバイアステーブルを参照して、前記非鮮鋭画像データRAWiからバイアスイメージデータRAWimgを生成し、前記調整画像データRAW_Enおよび前記バイアスイメージデータRAWimgと前記原画像データRAW0とを加算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成することが好ましい。
前記バイアステーブルとして、前記非鮮鋭画像データRAWiの高輝度域を抑制し、中輝度域を強調するものを用いることが好ましい。
前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数Ka(0≦Ka≦1)を、前記調整画像データRAW_Enに乗算することが好ましい。
前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数Kb(0≦Kb≦1)を、前記バイアスイメージデータRAWimgに乗算することが好ましい。
前記空間周波数成分の直流成分を含む低周波成分の全体的な輝度変化を抑制することが好ましい。
また、本発明は、生体に超音波を走査する超音波プローブで受信したエコー信号から超音波断層画像を生成する処理をコンピュータに実行させる超音波断層画像の生成プログラムであって、前記エコー信号をデジタル変換することにより得られる、前記超音波断層画像の原画像データRAW0の空間周波数成分を、前記超音波断層画像上の白飛びおよび黒つぶれをともに抑制するように調整するステップを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
なお、前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記交流成分に対して前記調整を行うように、前記コンピュータを機能させることが好ましい。
前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を段階的に落した非鮮鋭画像データRAWi(i=1〜N)を生成するステップと、RAWiとRAWi-1とを減算して、差分画像データΔRAWj(j=0〜N−1)を生成するステップと、前記差分画像データΔRAWjの各々について用意された係数kj(−1<kj<1)を、前記差分画像データΔRAWjに乗算して重み付けを施すステップと、重み付けが施された前記差分画像データΔRAWjを積算して、前記係数kjにより前記空間周波数成分が調整された調整画像データRAW_Enを生成するステップと、前記調整画像データRAW_Enと前記原画像データRAW0とを加算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成するステップとを、前記コンピュータに実行させることが好ましい。
前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数K(0≦K≦1)を、前記調整画像データRAW_Enに乗算するステップを、前記コンピュータに実行させることが好ましい。
前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記直流成分を含む低周波成分に対して前記調整を行うように、前記コンピュータを機能させることが好ましい。
前記原画像データRAW0から前記空間周波数成分を落した非鮮鋭画像データRAW1を生成するステップと、前記非鮮鋭画像データRAW1から特定の輝度域のデータのみを抽出するためのバイアステーブルを参照して、前記非鮮鋭画像データRAW1からバイアスイメージデータRAWimgを生成するステップと、前記バイアスイメージデータRAWimgと前記原画像データRAW0とを減算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成するステップとを、前記コンピュータに実行させることが好ましい。
前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数K(0≦K≦1)を、前記バイアスイメージデータRAWimgに乗算するステップを、前記コンピュータに実行させることが好ましい。
前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記直流成分を含む低周波成分および前記交流成分に対して前記調整を行うように、前記コンピュータを機能させることが好ましい。
前記原画像データRAW0の前記空間周波数成分を段階的に落した非鮮鋭画像データRAWi(i=1〜N)を生成するステップと、RAWiとRAWi-1とを減算して、差分画像データΔRAWj(j=0〜N−1)を生成するステップと、前記差分画像データΔRAWjの各々について用意された係数kj(−1<kj<1)を、前記差分画像データΔRAWjに乗算して重み付けを施すステップと、重み付けが施された前記差分画像データΔRAWjを積算して、前記係数kjにより前記空間周波数成分が調整された調整画像データRAW_Enを生成するステップと、前記非鮮鋭画像データRAWiから特定の輝度域のデータのみを抽出するためのバイアステーブルを参照して、前記非鮮鋭画像データRAWiからバイアスイメージデータRAWimgを生成するステップと、前記調整画像データRAW_Enおよび前記バイアスイメージデータRAWimgと前記原画像データRAW0とを加算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成するステップとを、前記コンピュータに実行させることが好ましい。
前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数Ka(0≦Ka≦1)を、前記調整画像データRAW_Enに乗算するステップを、前記コンピュータに実行させることが好ましい。
前記原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数Kb(0≦Kb≦1)を、前記バイアスイメージデータRAWimgに乗算するステップを、前記コンピュータに実行させることが好ましい。
前記空間周波数成分の直流成分を含む低周波成分の全体的な輝度変化を抑制するステップを、前記コンピュータに実行させることが好ましい。
本発明の超音波診断装置、および超音波断層画像の生成方法、並びに超音波断層画像の生成プログラムによれば、超音波プローブで受信したエコー信号をデジタル変換することにより得られる、超音波断層画像の原画像データRAW0の空間周波数成分を、超音波断層画像上の白飛びおよび黒つぶれをともに抑制するように調整するので、より正確な診断を行うことが可能な超音波断層画像を得ることができる。
図1において、本発明を適用した超音波診断装置2は、超音波内視鏡10、超音波観測器11、および光源装置(図示せず)などから構成される。超音波内視鏡10は、生体内に挿入される挿入部12と、挿入部12の基端部分に連設された操作部13と、超音波観測器11、光源装置にそれぞれ接続される接続コード14、ユニバーサルコード15とを備えている。操作部13には、処置具が挿通される鉗子口16が設けられている。また、挿入部12の先端に連設された先端部12aには、超音波トランスデューサ17および生体内撮影用の撮像装置を構成する撮像素子18(ともに図2参照)が内蔵されている。
光源装置には、ユニバーサルコード15を通して超音波内視鏡10に照明光を供給する光源が搭載されている。光源からの照明光は、先端部12aに設けられた照明窓を介して生体の所要部に照射される。また、先端部12aには、生体内の観察部位の像光を撮像素子18に取り込むための対物光学系が組み込まれた観察窓が設けられている。撮像素子18で取得された光学画像は、光学画像表示専用の内視鏡モニタ(図示せず)に表示される。
超音波内視鏡10は、撮像素子18で生体内の画像を取得し、この画像を観察することで探索された生体の所要部に、超音波トランスデューサ17からの超音波を走査しながら照射することにより超音波断層画像を得る、いわゆる体腔内診断用超音波プローブであり、例えば、リニア、コンベックス、セクタ、ラジアル走査式が採用されている。超音波内視鏡10で得られた超音波断層画像は、超音波観測器11のモニタ19に表示される。
図2において、超音波観測器11は、CPU20により全体の動作を統括的に制御される。CPU20には、後述する係数kj、係数Kを変化させるためのジョグダイヤル21aや、キーボード、マウスなどの入力装置を備えた操作部21、超音波断層画像を生成するための生成プログラム22を含む各種プログラムやデータが記憶されたROM23が接続されている。CPU20は、操作部21からの操作信号を受けて、超音波観測器11の各部を動作させるとともに、ROM23から生成プログラム22を読み出して、後述する各種処理を実行する。
送受信回路24は、CPU20の制御の下に、超音波トランスデューサ17への駆動信号(超音波トランスデューサ17を励振させるための電圧パルス)の送信とともに、超音波トランスデューサ17で取得された生体からのエコー信号の受信を媒介し、これらの信号の切り替えタイミングや、駆動する超音波トランスデューサ17の選択を行う。
送受信回路24で受信されたエコー信号は、A/D変換器(A/D)25に入力される。A/D25は、送受信回路24から入力されたエコー信号をデジタル変換し、バッファメモリ26に送信する。バッファメモリ26は、A/D25によりデジタル変換されたエコー信号、すなわち、原画像データRAW0(図3参照)を一時記憶する。
周波数成分調整部27は、原画像データRAW0の空間周波数成分を調整するもので、図3に示すように、非鮮鋭画像データ生成回路40と、減算回路41と、重み付け回路42と、積算回路43と、乗算回路44と、加算回路45とからなる。
非鮮鋭画像データ生成回路40は、バッファメモリ26から原画像データRAW0を読み出し、原画像データRAW0の空間周波数成分を5段階に落した非鮮鋭画像データRAWi(i=1〜5)を生成する。具体的には、原画像データRAW0に間引き処理を施してナイキストフィルタをかけるなどして、原画像データRAW0の1/2の解像度およびサイズを有する非鮮鋭画像データRAW1を生成する。次いで、この非鮮鋭画像データRAW1に原画像データRAW0と同様の処理を施して、非鮮鋭画像データRAW1の1/2の解像度およびサイズを有する非鮮鋭画像データRAW2を生成し、これらの処理を繰り返すことで、5個の非鮮鋭画像データRAWiを得る。つまり、非鮮鋭画像データRAWiは、iが大きくなるに伴って、より鮮鋭度が削がれたボヤけた画像となる。
減算回路41は、非鮮鋭画像データ生成回路40で生成された非鮮鋭画像データRAWiに対して、間引き処理を施したデータを補完して平滑化処理を施すなどして、RAWiをRAWi-1と同じサイズに戻した後、RAWiとRAWi-1とを減算して、差分画像データΔRAWj(j=0〜4)を生成する。
ここで、各画像データRAWi(原画像データRAW0を含む)の空間周波数成分をfiとすると、差分画像データΔRAWjの空間周波数成分Δfjは、Δfj≒fi−fi-1で表される。このため、差分画像データΔRAWjは、原画像データRAW0に含まれる空間周波数成分を所定の周波数帯域幅で分解したデータ群であるといえる。
重み付け回路42は、差分画像データΔRAWjの各々について用意された係数kj(−1<kj<1)を、差分画像データΔRAWjに乗算して重み付けを施す。図4に示すように、係数kjは、差分画像データΔRAW4に用意されたk4が最小値である−0.80をとり、jが小さくなるに連れて一次関数的に増大する特性を有する。
係数kjは、操作部21のジョグダイヤル21aの回転操作により、その軌跡が描く直線の傾きが変化される。すなわち、ジョグダイヤル21aを右側に回転操作(図2において一点鎖線で示す)させると、k4を基準点としてk0〜k3が上方にシフトし、係数kjが描く直線の傾きが急峻(一点鎖線で示す)となる。これにより、得られる超音波断層画像は、輝度変化が比較的大きな、いわゆる硬い画像となる。
一方、ジョグダイヤル21aを左側に回転操作(図2において二点鎖線で示す)させると、k4を基準点としてk0〜k3が下方にシフトし、係数kjが描く直線の傾きが緩やか(二点鎖線で示す)となる。これにより、得られる超音波断層画像は、輝度変化が比較的少ない、いわゆる軟らかい画像となる。
図3に戻って、積算回路43は、重み付け回路42で重み付けが施された差分画像データΔRAWjを原画像データRAW0と同じサイズに戻した後、差分画像データΔRAWjを積算して、係数kjにより空間周波数成分が調整された調整画像データRAW_Enを生成する。
乗算回路44は、積算回路43で生成された調整画像データRAW_Enに、係数K(0≦K≦1)を乗算する。係数Kは、周波数成分調整部27による原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の最終的な影響度を決定するためのもので、K=0とした場合は、周波数成分調整部27による調整の結果は反映されず、後述する出力画像データRAW_outとして原画像データRAW0がそのまま出力される。逆にK=1とした場合は、周波数成分調整部27による調整の結果が全て反映された出力画像データRAW_outが出力される。この係数Kの値は、係数kjと同様に、ジョグダイヤル21aを回転操作させることにより変更される。
加算回路45は、乗算回路44で係数Kが乗算された調整画像データRAW_Enと原画像データRAW0とを加算して、超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成する。
図2に戻って、デジタルスキャンコンバータ(DSC;Digital Scan Converter)28は、CPU20の制御の下に、周波数成分調整部27の加算回路45で生成された出力画像データRAW_outを、テレビ信号の走査方式(NTSC方式)に変換し、画像メモリ29に送信する。D/A変換器(D/A)30は、DSC28によりNTSC方式に変換された信号を画像メモリ29から読み出し、これを再びアナログ信号に変換する。モニタ19は、D/A30で変換されたアナログ信号を超音波断層画像として表示する。
次に、上記構成を有する超音波診断装置2の動作手順について、図5のフローチャートを参照して説明する。まず、超音波観測器11の電源がオンされて、生成プログラム22が起動された後、超音波内視鏡10の挿入部12が生体内に挿入され、撮像素子18で得られる画像が観測されながら、生体内の所要部が探索される。そして、生体内の所要部に超音波内視鏡10の挿入部12の先端部12aが到達し、操作部21が操作されてフリーズが解除されると、CPU20の制御の下に、送受信回路24から超音波トランスデューサ17に駆動信号が発せられる。超音波トランスデューサ17は、この駆動信号により励振され、これにより生体の所要部に超音波が照射される。
駆動信号の送信後、CPU20の制御の下に、送受信回路24の送受信が切り替えられ、超音波トランスデューサ17で取得された生体からのエコー信号が送受信回路24に入力される。
送受信回路24に入力されたエコー信号は、A/D25によりデジタル変換され、バッファメモリ26に一時記憶される。バッファメモリ26に記憶されたデジタル変換されたエコー信号は、周波数成分調整部27に読み出される。
周波数成分調整部27では、まず、非鮮鋭画像データ生成回路40により、原画像データRAW0の空間周波数成分を5段階に落した非鮮鋭画像データRAWiが生成される。次いで、減算回路41により、RAWiがRAWi-1と同じサイズに戻された後、RAWiとRAWi-1とが減算され、差分画像データΔRAWjが生成される。
差分画像データΔRAWjの生成後、重み付け回路42により、係数kjが差分画像データΔRAWjに乗算されて重み付けが施される。次いで、積算回路43により、重み付け回路42で重み付けが施された差分画像データΔRAWjが原画像データRAW0と同じサイズに戻された後、差分画像データΔRAWjが積算され、調整画像データRAW_Enが生成される。
調整画像データRAW_Enの生成後、乗算回路44により、調整画像データRAW_Enに係数Kが乗算される。最後に、加算回路45により、乗算回路44で係数Kが乗算された調整画像データRAW_Enと原画像データRAW0とが加算され、超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outが生成される。
出力画像データRAW_outは、DSC28によりNTSC方式に変換され、画像メモリ29に送信される。そして、D/A30により再びアナログ信号に変換され、モニタ19に超音波断層画像として表示される。
ここで、ジョグダイヤル21aが右側に回転操作された場合は、係数kjが描く直線の傾きが急峻となり、いわゆる硬い画像が出力される。一方、ジョグダイヤル21aが左側に回転操作された場合は、係数kjが描く直線の傾きが緩やかとなり、いわゆる軟らかい画像が出力される。また、ジョグダイヤル21aが回転操作されて係数K=0とされた場合は、出力画像データRAW_outとして原画像データRAW0がそのまま出力される。逆にK=1とされた場合は、周波数成分調整部27による調整の結果が全て反映された出力画像データRAW_outが出力される。
なお、図6に示すように、係数kjは、その軌跡が描く直線の傾きを変化させるだけでなく、最大値を変化させてもよい。この場合、係数kjの最大値を0.2とし、ジョグダイヤル21aの回転操作に応じて、最大値をとる係数kjを、k0→k1→k2とシフトさせる。これにより、超音波断層画像の表示範囲が狭く、生体の所要部の組織がより細かく観察される場合、必要以上に細部を強調しないようにすることができる。
周波数成分調整部の別の実施形態を示す図7において、周波数成分調整部50は、非鮮鋭画像データ生成回路51と、バイアスイメージデータ生成回路52と、乗算回路53と、減算回路54とからなる。この周波数成分調整部50は、例えば、特開平10−75364号公報に記載される、周知のダイナミックレンジ圧縮技術を用いて、低周波数成分の高輝度域が抑制された超音波断層画像を得るためのものである。
非鮮鋭画像データ生成回路51は、バッファメモリ26から原画像データRAW0を読み出し、図3に示す非鮮鋭画像データ生成回路40と同様の手法を用いて、原画像データRAW0から空間周波数成分を落した1/M(例えば1/2)のデータ量の非鮮鋭画像データRAW1を生成する。
バイアスイメージデータ生成回路52は、非鮮鋭画像データRAW1を原画像データRAW0と同じサイズに戻した後、バイアステーブルを参照して、バイアスイメージデータRAWimgを生成する。図8に示すように、バイアステーブルは、非鮮鋭画像データRAW1から高輝度域の画像データのみを抽出するためのもので、ある閾値Th以上の輝度値を持つ入力画像データのみを出力するように構築されている。
図7に戻って、乗算回路53は、図3に示す乗算回路44と同様に、バイアスイメージデータ生成回路52で生成されたバイアスイメージデータRAWimgに、周波数成分調整部50による原画像データRAW0の空間周波数成分の調整の最終的な影響度を決定する係数Kを乗算する。減算回路54は、乗算回路53で係数Kが乗算されたバイアスイメージデータRAWimgと原画像データRAW0とを減算して、超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成する。
この場合、図3に示す周波数成分調整部27の場合と同様に、ジョグダイヤル21aを回転操作させることで、係数Kの値を変更することが可能である。また、原画像データRAW0から前記非鮮鋭画像データRAW1を生成する際のデータの減少量Mの値や、バイアステーブルを変更することも可能となっている。なお、ジョグダイヤル21aとは別に、Mの値やバイアステーブルを変更する専用の操作部材を設けてもよい。
周波数成分調整部50を用いた場合は、周波数成分調整部27を用いた場合のように、非鮮鋭画像データを5個生成する必要がなく、その後の差分演算や係数kjによる重み付け、積算の工程も省略される。したがって、周波数成分調整部27を用いた場合と比べて、回路構成および処理を簡単にすることができる。なお、周波数成分調整部50を用いた場合の超音波診断装置2の動作手順は、バイアスイメージデータRAWimgを生成する他は、基本的には図5に示すフローチャートと略同様であるので、説明および図示は省略する。
なお、バイアステーブルとして、図9に示すものを用いてもよい。図9に示すバイアステーブルは、非鮮鋭画像データRAW1の高輝度域を強調し、中輝度域を抑制するように構築されている。図8に示すバイアステーブルを用いた場合、出力画像データRAW_outは、原画像データRAW0から高輝度域を減じたものになるため、全体的に暗い画像となるおそれがあるが、図9に示すバイアステーブルを用いれば、高輝度域を減じるとともに中輝度域を強調したものとなるので、結果として出力画像データRAW_outの全体の輝度減少を抑制することができる。
周波数成分調整部のさらに別の実施形態を示す図10において、周波数成分調整部60は、図3に示す周波数成分調整部27と、図7に示す周波数成分調整部50とを併せたものである。周波数成分調整部60では、バイアスイメージデータ生成回路67で非鮮鋭画像データRAW5からバイアスイメージデータRAWimgを生成し、乗算回路65、68で調整画像データRAW_En、バイアスイメージデータRAWimgにそれぞれ係数Ka、Kb(上記実施形態の係数Kに相当)を乗算し、加算回路66で調整画像データRAW_EnおよびバイアスイメージデータRAWimgと原画像データRAW0とを加算して、出力画像データRAW_outを得る。
この場合も図3に示す周波数成分調整部27、図7に示す周波数成分調整部50の場合と同様に、ジョグダイヤル21aを回転操作させることで、係数kj、K、減少量M、およびバイアステーブルを変更することが可能となっている。
周波数成分調整部60を用いた場合は、回路構成および処理は複雑になるが、より詳細な調整を行うことができる。なお、ここでは、非鮮鋭画像データRAW5からバイアスイメージデータRAWimgを生成しているが、RAW1〜RAW4のうちのいずれを用いてもよい。また、周波数成分調整部50では原画像データRAW0からバイアスイメージデータRAWimgを減算して出力画像データRAW_outを得ているが、周波数成分調整部60ではバイアスイメージデータRAWimgを加算するので、バイアステーブルとしては、図8および図9に示すものの出力画像の輝度値の極性を反転させたものが用いられる。
ここで、信号の周波数成分は、一般的に、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とを有している。これは、画像信号に対しても同様であり、全体の画像信号をI、直流成分を含む低周波成分をIDC、それ以外の交流成分をIACとして、
I=IDC+IAC
と表すことができる。
図3に示す周波数成分調整部27による手法は、帯域分割された差分画像データΔRAWjに係数kjを乗算して重み付けした後、原画像データRAW0と加算しているため、原画像データRAW0の直流成分を含む低周波成分IDCは保持され、それ以外の交流成分IACに対して調整を行っている。つまり、周波数成分調整部27による手法は、調整後の画像信号の出力をIoutとして、次式(1)で表される処理と同義である。
out=IDC+β(IAC) ・・・式(1)
β(IAC)=β0(IAC0)+β1(IAC1)+β2(IAC2)+β3(IAC3)+β4(IAC4) ・・・式(2)
なお、β(IAC)は調整画像データRAW_En、IAC0〜IAC4は差分画像データΔRAW0〜ΔRAW4、β( )は係数kjやKを乗算する処理にそれぞれ相当する。
また、図7に示す周波数成分調整部50による手法は、直流成分を含む低周波成分IDCをもった非鮮鋭画像データRAW1からバイアスイメージデータRAWimgを生成して、原画像データRAW0と加算しているため、原画像データRAW0の交流成分IACは保持され、直流成分を含む低周波成分IDCに対して調整を行っている。つまり、周波数成分調整部50による手法は、次式(3)で表される処理と同義である。
out=α(IDC)+IAC ・・・式(3)
なお、α(IDC)はバイアスイメージデータRAWimg、IDCは非鮮鋭画像データRAW1、α( )はバイアステーブルを用いた処理にそれぞれ相当する。
さらに、図10に示す周波数成分調整部60による手法は、次式(4)で表される処理と同義である。
out=α(IDC)+β(IAC) ・・・式(4)
なお、式(1)〜(4)のα( )、β( )で表される処理は、係数を用いた線形処理、あるいはテーブルを用いた非線形処理のいずれでもよい。
なお、式(1)は、このままでは周波数成分調整部27による手法を直接表すものではないが、式(1)、(2)より、
out=IDC+k’0・IAC0+k’1・IAC1+k’2・IAC2+k’3・IAC3+k’4・IAC4
I=IDC+IACより、
out=I−IAC+k’0・IAC0+k’1・IAC1+k’2・IAC2+k’3・IAC3+k’4・IAC4
=I+(k’0−1)・IAC0+(k’1−1)・IAC1+(k’2−1)・IAC2+(k’3−1)・IAC3+(k’4−1)・IAC4
=I+k0・IAC0+k1・IAC1+k2・IAC2+k3・IAC3+k4・IAC4
となり、周波数成分調整部27による手法となる(Iが原画像データRAW0に相当する。k’j=1、kj=0でIout=Iとなる)。
また、式(3)も同様に、
out=α(IDC)+I−IDC
={α(IDC)−IDC}+I
=LUT(IDC)+I
となり、周波数成分調整部50による手法となる(LUT(IDC)がバイアステーブルによる処理に相当する)。
以上、詳細に説明したように、超音波断層画像の原画像データRAW0の空間周波数成分を、超音波断層画像上の白飛びおよび黒つぶれをともに抑制するように、周波数成分調整部27、あるいは周波数成分調整部50、若しくは周波数成分調整部60で調整するので、例えば、食道や胃壁の癌の病期診断の際に、mm層やsm層の3層構造を描出できる可能性が高まり、癌の深達度を正確に診断しやすくすることができる。
なお、図11に示す超音波診断装置70のように、生体の観察部位、超音波の周波数、または超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つの情報を取得して、この取得した情報に応じて、係数kj、K、Mの値、またはバイアステーブルのうちの少なくともいずれか1つを変更する設定変更部71を設けてもよい。これにより、超音波内視鏡10の使用状態に応じた適切な超音波断層画像を自動的に得ることができる。
上記実施形態では、撮像素子18が内蔵された体腔内診断用の超音波内視鏡10を例示して説明したが、超音波トランスデューサのみが搭載され、電子内視鏡の鉗子口に挿入して使用する細径の超音波プローブや、体表に沿って移動させて使用する体腔外診断用の超音波プローブを用いた場合についても、本発明を適用することが可能である。
本発明を適用した超音波診断装置の概略構成を示す図である。 超音波診断装置の内部構成を示すブロック図である。 周波数成分調整部の内部構成を示すブロック図である。 係数kjの値を変更する手法を説明するためのグラフである。 超音波診断装置の動作手順を示すフローチャートである。 係数kjの値を変更する手法の別の例を説明するためのグラフである。 周波数成分調整部の別の実施形態における内部構成を示すブロック図である。 バイアステーブルの内容を示すグラフである。 バイアステーブルの別の例を示すグラフである。 周波数成分調整部のさらに別の実施形態における内部構成を示すブロック図である。 別の実施形態における超音波診断装置の内部構成を示すブロック図である。 胃壁の組織の構成を示す拡大断面図である。
符号の説明
2、70 超音波診断装置
10 超音波内視鏡(超音波プローブ)
11 超音波観測器
17 超音波トランスデューサ
18 撮像素子
19 モニタ
20 CPU
21 操作部
21a ジョグダイヤル
22 生成プログラム
24 送受信回路
27、50、60 周波数成分調整部
40、51、61 非鮮鋭画像データ生成回路
41、62 減算回路
42、63 重み付け回路
43、64 積算回路
44、53、65、68 乗算回路
45、66 加算回路
52、67 バイアスイメージデータ生成回路
54 減算回路
71 設定変更部

Claims (14)

  1. 生体に超音波を走査する超音波プローブで受信したエコー信号から超音波断層画像を生成し、これを表示する超音波診断装置において、
    前記エコー信号をデジタル変換することにより得られる、前記超音波断層画像の原画像データRAWの空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記直流成分を含む低周波成分に対して、前記超音波断層画像上の白飛びおよび黒つぶれをともに抑制するように調整を行い、調整した前記直流成分を含む低周波成分と前記交流成分を加算する周波数成分調整部を設け
    前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAW から前記空間周波数成分を落した非鮮鋭画像データRAW を生成する非鮮鋭画像データ生成手段と、
    前記非鮮鋭画像データRAW から特定の輝度域のデータのみを抽出するためのバイアステーブルを参照して、前記非鮮鋭画像データRAW からバイアスイメージデータRAW img を生成するバイアスイメージデータ生成手段と、
    前記バイアスイメージデータRAW img と前記原画像データRAW とを減算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成する減算手段とを備え、
    前記バイアステーブルとして、前記非鮮鋭画像データRAW の高輝度域を強調し、中輝度域を抑制するものを用いたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記非鮮鋭画像データRAWを生成する際のデータの減少量を変更する操作手段を設けたことを特徴とする請求項に記載の超音波診断装置。
  3. 前記生体の観察部位、前記超音波の周波数、または前記超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記非鮮鋭画像データRAWを生成する際のデータの減少量、または/および前記バイアステーブルを変更する設定変更手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記周波数成分調整部は、前記原画像データRAWの空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数K(0≦K≦1)を、前記バイアスイメージデータRAWimgに乗算する乗算手段をさらに備えたことを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載の超音波診断装置。
  5. 前記係数Kの値を変更する操作手段を設けたことを特徴とする請求項に記載の超音波診断装置。
  6. 前記生体の観察部位、前記超音波の周波数、または前記超音波断層画像の表示深度のうちの少なくともいずれか1つに応じて、前記係数Kの値を変更する設定変更手段を設けたことを特徴とする請求項またはに記載の超音波診断装置。
  7. 前記周波数成分調整部は、前記空間周波数成分の直流成分を含む低周波成分の全体的な輝度変化を抑制することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の超音波診断装置。
  8. 前記超音波プローブは、前記生体の観察部位の画像を取得するための撮像装置が内蔵された体腔内診断用超音波プローブであることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の超音波診断装置。
  9. 生体に超音波を走査する超音波プローブで受信したエコー信号から超音波断層画像を生成する方法において、
    前記エコー信号をデジタル変換することにより得られる、前記超音波断層画像の原画像データRAWの空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記直流成分を含む低周波成分に対して、前記超音波断層画像上の白飛びおよび黒つぶれをともに抑制するように調整を行い、調整した前記直流成分を含む低周波成分と前記交流成分を加算するステップを備え、
    前記ステップでは、前記原画像データRAW から前記空間周波数成分を落した非鮮鋭画像データRAW を生成し、
    前記非鮮鋭画像データRAW から特定の輝度域のデータのみを抽出するためのバイアステーブルを参照して、前記非鮮鋭画像データRAW からバイアスイメージデータRAW img を生成し、
    前記バイアスイメージデータRAW img と前記原画像データRAW とを減算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成し、
    前記バイアステーブルとして、前記非鮮鋭画像データRAW の高輝度域を強調し、中輝度域を抑制するものを用いたことを特徴とする超音波断層画像の生成方法。
  10. 前記原画像データRAWの空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数K(0≦K≦1)を、前記バイアスイメージデータRAWimgに乗算することを特徴とする請求項に記載の超音波断層画像の生成方法。
  11. 前記空間周波数成分の直流成分を含む低周波成分の全体的な輝度変化を抑制することを特徴とする請求項9または10に記載の超音波断層画像の生成方法。
  12. 生体に超音波を走査する超音波プローブで受信したエコー信号から超音波断層画像を生成する処理をコンピュータに実行させる超音波断層画像の生成プログラムであって、
    前記エコー信号をデジタル変換することにより得られる、前記超音波断層画像の原画像データRAWの空間周波数成分を、直流成分を含む低周波成分と、それ以外の交流成分とに分割し、前記直流成分を含む低周波成分に対して、前記超音波断層画像上の白飛びおよび黒つぶれをともに抑制するように調整を行い、調整した前記直流成分を含む低周波成分と前記交流成分を加算するステップを、前記コンピュータに実行させ
    前記原画像データRAW から前記空間周波数成分を落した非鮮鋭画像データRAW を生成するステップと、
    前記非鮮鋭画像データRAW から特定の輝度域のデータのみを抽出するための、前記非鮮鋭画像データRAW の高輝度域を強調し、中輝度域を抑制するバイアステーブルを参照して、前記非鮮鋭画像データRAW からバイアスイメージデータRAW img を生成するステップと、
    前記バイアスイメージデータRAW img と前記原画像データRAW とを減算して、前記超音波断層画像として最終的に出力する出力画像データRAW_outを生成するステップとを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする超音波断層画像の生成プログラム。
  13. 前記原画像データRAWの空間周波数成分の調整の影響度を決定する係数K(0≦K≦1)を、前記バイアスイメージデータRAWimgに乗算するステップを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項12に記載の超音波断層画像の生成プログラム。
  14. 前記空間周波数成分の直流成分を含む低周波成分の全体的な輝度変化を抑制するステップを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項12または13に記載の超音波断層画像の生成プログラム。
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