JP4702838B2 - 光演出装置 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機またはスロットマシン等の遊技機に設けられ、回転表示灯の如き光による演出を擬似的に再現する光演出装置に関する。
従来、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機においては、そのフロントマスクの上部にパトランプ等の回転表示灯を模擬した光演出装置を配置し、リーチや大当たりなどの時に光を回転移動させながら照射することにより、遊技者の注目を惹きゲームにおける期待感を効果的に盛り上げる演出が行なわれている(例えば特許文献1参照)。
ところで、パトランプ等の周知の回転表示灯は、比較的発光面積の広い白熱灯を光源として中央に固定し、光源の周囲に反射板を回転させて光の向きを移動させる構造を有している。
一方、近年、青色発光ダイオードが開発されてから一つのパッケージで白色光を発光できる高輝度の白色ダイオードが普及し始めており、発光ダイオードが本来有する低消費電力、長寿命等の有利な特性と相まって白熱灯に替わり遊技機に搭載される演出装置の光源として多用されてきている。
しかし、発光ダイオードは白熱灯に比べて発光面積が狭く点光源に近いため、上述の回転表示灯の光源として単純に置き換えたとしても従来の白熱灯のような視覚効果を充分には発揮できなかった。光演出装置の視覚効果を高めるために反射板に連動して光源を回転させる構造にすると、光源に駆動電流を供給するためのロータリ式のコネクタ(スリップリング等)が必要となり、遊技機に搭載するにはコストや耐久性の面において問題があった。
このような背景を受け、例えば特許文献1には、発光ダイオードの有利な特性を活用しつつ簡易な構造によりパトランプ等の回転表示灯を模擬した遊技機用の回転発光装置が開示されている。この回転発光装置は、基板に放射列状に配置した複数の発光ダイオードと、先端がその配列中心に向けて立設された円錐状の反射体とを有しており、各発光ダイオードをその放射列に沿って順次、点灯・消灯を繰り返すことで反射体に反射される光をその周方向に移動させ、あたかも回転表示灯が回転するが如き光による演出を擬似的に再現している。
特開2002−239093号公報
しかし、回転表示灯を模擬した特許文献1に記載の回転発光装置にあっては、発光ダイオードを密に配列しないと遊技者に視認される光の移動が断続的となるため、実機のように連続して回転移動しているようには見えず、現実感に欠けるといった問題があった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で回転表示灯の如き光による演出をよりリアルに再現できる等の遊技機に搭載可能な光演出装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る光演出装置は、駆動手段によって旋回駆動される反射面を有する反射部と、該反射部の旋回角度を検出する角度検出手段と、点灯時の光軸がそれぞれ前記反射部に向かい且つ該反射部を基点に表示側に並設される複数の発光素子と、前記駆動手段を制御して前記反射部を旋回させるとともに、前記角度検出手段により検出する前記反射面の旋回角度に基づいて前記複数の発光素子の点灯状態を切り換え制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記反射部の旋回動作に連動して前記複数の発光素子のうち、少なくともその光軸と前記反射面の法線とのなす角度が所定以下となる条件を満たす発光素子を順次駆動させることにより、前記発光素子が発光し前記反射面で反射した光を疑似的に回転して表示することを特徴とする。
請求項1に記載の光演出装置によれば、制御手段が反射面の旋回角度に基づいて複数の発光素子の点灯状態を切り換え制御することで、反射面に反射する光を連続的に移動させて見せる等の光による効果的な演出を行うことができる。また、光源を旋回する等の駆動手段を要しないため、構造を簡素化することができる。
また、請求項1に記載の光演出装置によれば、パトランプ等の回転表示灯のように光が連続して回転移動しているように視認され、視覚効果の高い演出を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光演出装置であって、前記反射部の前記反射面は、当該旋回軸に直交する断面において凹状に湾曲して形成したことを特徴とする。
請求項2に記載の光演出装置によれば、発光素子からなる光源の発光面積を拡大して遊技者側に反射し、無駄な方向への反射を無くして照射効率を向上させる。また、発光素子の発光面積を拡大して反射するので、点光源に近い例えば発光ダイオードであっても発光素子として採用することができ、長寿命化と低消費電力化が図られる。また、反射面を介して見える発光素子の鏡像(虚像)が当該反射面の旋回動作に連動して逆方向に移動する現象が回避され、光の回転表示動作をよりリアルに再現することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の光演出装置であって、前記反射部の前記反射面は、対向するそれぞれの前記発光素子の光軸に対して当該反射面の法線が所定の角度をなすように当該旋回軸に対して傾斜して形成したことを特徴とする。
請求項3に記載の光演出装置によれば、発光素子からの光を傾斜する反射面を介して例えば水平方向に位置する遊技者側に反射することで、演出した光を遊技者に明るく視認させて、視覚効果をより一層高めることができる。
上述したように、本発明に係る光演出装置によれば、実際の回転表示灯が表示する状態をリアルに再現し、より視覚効果の高い演出を行うことができる。また、発光部を全旋回させないためスリップリング等の回転接続手段を不要とし、構造を簡素化するとともに耐久性を向上させる。また、発光ダイオードを発光素子として採用することができ、長寿命化と低消費電力化が図られ、コスト低減に貢献する。また、パトランプ等の回転表示灯のように光が連続して回転移動しているように視認され、視覚効果の高い演出を行うことができる。
以下、本発明に係る光演出装置の好適な実施形態をスロットマシン等の遊技機に搭載される実施例に基づいて説明する。まず、光演出装置が搭載される遊技機の代表例であるスロットマシン1について図1に示される斜視図を参照しながら概要を説明する。
スロットマシン1は、遊技者側に面しいわゆるフロントマスクを構成する前扉3が略矩形状の箱体である筐体2の開口側に対し図示しない蝶番機構により開閉可能に取り付けられている。前扉3は、上パネル部と下パネル部に概ね分けられ、これらは化粧板として視覚効果を高めてデザインされた硬質プラスチックにより一体的に形成されている。また、前扉3の下部には、メダルを貯留するための受皿部を形成する受皿ユニット4が設けられている。
前扉3の上パネル部には、高輝度の発光ダイオードを内蔵した上部ランプ5及びサイドランプ6a、6bが設けられ、更に上部ランプ5の中央には、リーチや大当たり等の際に点灯または点滅しながら実際の回転表示灯のように光を移動表示して演出を行う、本発明に関わる光演出装置100が配置されている。
また、上パネル部の左右には、スピーカを内蔵しゲームの進行に応じて演出効果音を発生させる演出用放音部7a、7bがそれぞれ配置され、更にこれらの間に液晶表示ユニット8が配置されている。液晶表示ユニット8は、ゲームの進行に応じて選択された動画像を表示して、当該ゲームにストーリー性を与えたり、また、遊技者に内部当選結果を暗示して期待感を惹起させたりする等の演出を行う。
上パネル部の中央には、略長方形の透明な表示窓9aが形成された中パネル板9が前扉3の背面側から取り付けられている。そして、筐体2内に設けられている3個の円筒状のリール10a、10b、10cが表示窓9aを透して目視されるように構成されている。
すなわち、各リール10a、10b、10cは、それぞれの回転軸に沿って横方向に配置されてリールユニット10を構成し、また、各リール10a、10b、10cの外周面には、複数の異なる種類を含む例えば21個の識別図柄(図示略)がほぼ等間隔で配列されている。そして、表示窓9a側に臨む縦3個、横3列の図柄が当該表示窓9aを透して遊技者側から目視されるように構成されている。
前扉3の中段には、ゲームに使用するメダルを投入するための投入口を有するメダル投入部11と、ゲームの操作を指示するためのベットボタン12、スタートレバー13、及び3個のストップボタン14a、14b、14cがそれぞれ配設されている。
ベットボタン12は、スロットマシン1の当該ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するための押圧式の操作スイッチである。スタートレバー13は、リール10a、10b、10cを一斉に回転させる指示をするためのレバースイッチであり、先端に球形の操作ノブを有するレバーを上下左右の何れかの方向に傾倒操作するとオン作動し、レバーから手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフするように構成されている。
ストップボタン14a、14b、14cは、各リール10a、10b、10cの回転停止を個別に指示するための押圧式スイッチであり、各リールの配列に対応してそれぞれ並設されている。
前扉3の下パネル部には、スロットマシン1のモデルタイプ等を遊技者へ認識させるため、例えば登場キャラクターの絵などを表示するパネル15が設けられている。
受皿ユニット4には、入賞時等においてメダルを排出するメダル排出口16と、スピーカを内蔵しゲームの進行に応じて演出効果音を発生させる演出用放音部17a、17bがそれぞれ配設されている。
かかる構成のスロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しが完了した時、または先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この状態において、ベットボタン12が押圧操作されると、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームにメダルが賭けられゲームが開始する。
ゲーム開始の状態でスタートレバー13が傾倒操作されると、筐体2内に設けられているメイン制御基板は、リール10a、10b、10cを一斉に回転させ始める。同時に入賞役を内部的な処理で乱数抽選し、その結果をフラグ(メモリ)に記憶する。
次に、遊技者がストップボタン14a、14b、14cを任意の順番で押圧操作すると、メイン制御基板はそれに従い順次、対応するリールを停止させる。そして、全てのリール10a、10b、10cが停止すると、各リールに表示された図柄の組合せが上述のフラグに記憶された入賞役に係る図柄の組合せと一致しているか否か判定される。これらが一致したときには当該入賞が確定し、その入賞役の種類に応じた配当数のメダルがクレジットに加算される。入賞の配当によりクレジットが上限を超える場合には、超過分のメダルがメダル排出口16より受皿ユニット4へ払い出される。
このように、スロットマシン1の遊技者は、リール10a、10b、10cを回転・停止させる遊技操作を行って、表示窓9aに変動表示した図柄が有効ラインに揃わなければ賭けたメダルを失うが、予め定められた組合せで図柄が揃い入賞が成立すると賭けた枚数以上のメダルを獲得し得るので、技量と運とに任せてメダルを増やすという興趣を伴った勝敗ゲームを楽しむことができる。
上述したスロットマシン等の遊技機に搭載される、本発明に係る光演出装置の第1実施例を説明する。まず、本光演出装置100の構造を図2と図3に基づいて説明する。ここで、図2(a)は上方から見た光演出装置100の内部構造を表す横断図、図2(b)は側方から見た光演出装置100の内部構造を表す縦断図である。また、図3は光演出装置100に備えられる制御回路の構成を表したブロック図である。
光演出装置100は、図2に示されるように、前面に反射面103aが形成された縦長の反射板103と、反射板103を一方向若しくは正逆方向に旋回させる回転モータ102と、反射板103の旋回角度を検知する旋回角センサ106と、点灯時の光軸がそれぞれ反射板103の旋回軸に向かう姿勢で複数並設された発光ダイオード101a〜101eからなる発光部101と、反射板103及び発光部101等を収容する矩形状のケース104とを備えて構成されている。
反射板103は、遊技者に面する側の前面に光沢を有する金属材料を鍍金または蒸着して反射面103aが形成され、その反対側面が回転モータ102に直結された鉛直の軸部102aに固定されている。これにより、反射板103は、回転モータ102を駆動することで、一方向若しくは正逆方向に旋回するように軸支されている。
旋回角センサ106は、回転モータ102の軸部102aの回転角に応じて抵抗値が変化するポテンショメータ(可変抵抗器)であり、定電流を供給することで軸部102aに固定した反射板103の旋回角度を電圧信号に変換して出力する。旋回角センサ106の出力に基づいて、反射面103aが対向する角度、より詳細には反射面103aの法線が示す水平方向における角度成分が検知される(以下、反射面が対向するこの角度を単に「対向角度」という)。なお、反射板103の旋回角度を検出する手段としては、基準位置を例えばフォトインタラプタ等で検知し、この基準位置から回転モータ102に対して指令した駆動量(例えば、ステッピングモータであれば出力したパルス数)に基づいて演算する方式であってもよい。
発光部101を構成する例えば5個の発光ダイオード101a〜101eは、反射板103の旋回軸(回転モータ102の軸部102a)にそれぞれの光軸を向けるとともに、当該旋回軸を基点として表示側に位置し、レンズカット部105の下側内壁に沿う仮想の円弧上において等間隔に並設されている。ちなみに、ここでいう「光軸」とは、指向性を有する発光ダイオードが点灯したときに光の強度分布が最も高くなる方向軸のことであり、各発光ダイオード101a〜101eの光軸が反射板103の旋回軸を中心に集中して向けられている。
ケース104の前面には、半透明で無色または有色のプラスチックからなり、全体的には前方に凸状に湾曲して成形したレンズカット部105が設けられている。レンズカット部105の表面は凹凸を備えるレンズ状に形成されており、発光部101が発光し当該レンズカット部105を透過して屈折拡散した光(演出光)が前面側に位置する遊技者に視認されるように構成されている。
次に、図3を参照して光演出装置100に備えられる制御回路を説明する。制御部110は、主としてCMOSからなるロジック回路で形成され、上述の旋回角センサ106からのアナログ出力信号をADコンバータ113を介してデジタル信号に変換した旋回角信号と、メイン制御基板からの動作指令信号とを入力し、発光部101(101a〜101e)を点灯または点滅駆動させる制御信号と、回転モータ102を回転駆動させる制御信号とをLEDドライバ111及びモータドライバ112に対してそれぞれ出力するように接続されている。
LEDドライバ111は、制御部110からの制御信号を受けると、電流増幅した駆動電流を発光部101の各発光ダイオード101a〜101eに供給して駆動する。また、モータドライバ112は、制御部110からの制御信号に応じて回転モータ102を正または逆方向に回転させるべき極性の駆動電流を出力する。なお、回転モータ102がステッピングモータにより形成される場合には、制御信号が示す回転方向に応じて相変換した駆動パルスデータを回転モータ102に出力して回転駆動させる。
次に、光演出装置100の動作を図4と図5を参照して説明する。図4は光演出装置100における各状態を表したタイミングチャート、図5は光演出装置100の一動作を説明するための横断図と正面図である。
スロットマシン1において大当たり等が成立し光演出装置100による演出を行う時には、当該スロットマシンの動作を制御しているメイン制御基板が、光演出装置の制御部110に対し動作指令の信号を出力する。図4に示されるタイミングチャートによれば、制御部110は、当該動作指令を受信する間、回転モータ102を例えば反時計回り方向に回転駆動させる。制御部110は、旋回角センサ106からの出力を監視して、反射面103aの対向角度を検知しながら、複数の発光ダイオード101a〜101eのうちその光軸と、反射面103aの法線とのなす角度が一定以下となって対向する発光ダイオード(複数個あっても良い)を順次、点灯駆動させ、それ以外の発光ダイオードを消灯させる(図5(a)〜図5(e)参照)。
また、制御部110は、旋回角センサ106の出力を監視して、反射面103aが遊技者側から見て背後方向に対向するときには、発光部101の全ての発光ダイオードを消灯させる(図5(f)参照)。更に、制御部110は、旋回角センサ106の出力を監視して、反射面103aの対向角度が遊技者側から見て右端(本実施形態では、この角度位置を基準位置(0度)としている)に到達したのを検知すると、反射面103aの対向角度に連動して発光ダイオード101a〜101eの駆動を順次、切り換える制御を行う(図5(a)〜図5(e)参照)。
制御部110がメイン制御基板から動作指令の信号を受ける間、このような制御を繰り返し連続して行うことにより、図5に示されるように、遊技者側からはレンズカット部105を通して散乱された反射光が左から右へ移動し連続的に回転しているように見える。これにより、実際のパトランプのような光による回転表示をリアルに再現し、視覚効果の高い演出を行うことができる。
この第1実施例の光演出装置100によれば、パトランプ等の回転表示灯のように照射光が連続して回転移動しているように視認され、視覚効果の高い演出を行うことができる。
また、光源を全旋回させないためスリップリング等の回転接続手段を使用せず、更には、光源を旋回させる等の駆動手段も要しないので、装置の構造を簡素化することができる。したがって、耐久性の向上とコスト低減を図ることができる。
なお、本光演出装置100による上述した光の回転表示動作は一例であり、発光部101の各発光ダイオードを点灯または点滅駆動させる動作と反射板103を正逆方向へ旋回させる動作とを様々に組み合わせることで、光による演出を多様に行うことができる。
次に、図6は、本発明の第2実施例による光演出装置の内部構造を示す横縦図と縦断図である。なお、図6において上述した第1実施例の場合と同一または対応する部分には同一の符号が付されている。この実施例による光演出装置100は、前面に傾斜した反射面107aを有する反射体107と、反射体107を一方向若しくは正逆方向に旋回させる回転モータ102と、反射体107の旋回角度を検知する旋回角センサ106と、光軸がそれぞれ反射体107の旋回軸に向かう姿勢で複数並設された発光ダイオード101a〜101eからなる発光部101と、反射体107及び発光部101等を収容する矩形状のケース104とを備えて構成されている。
また、この第2実施例による光演出装置100は、図3のブロック図で示した構成と同一の制御回路を備えており、これら共通する構成部分の構造及び動作については第1実施例を参照するものとし詳細な説明を省略する。
図6(a)に示されるように、反射体107の前側面である反射面107aは、当該旋回軸に直交する断面において凹状に湾曲して形成されている。このような形状に反射面107aを形成することにより、発光ダイオード101a〜101eが発光した放射状の光をほぼ平行に反射し、また点光源に近い発光ダイオードの発光面積を拡大して遊技者側に反射するので、無駄な方向への反射を無くし照射効率を向上することができる。
また、反射面107aを湾曲させることにより、正面から反射して見える発光ダイオードの鏡像(虚像)が、旋回する当該反射面107a上を逆方向に移動する現象が回避され、光が一方向に連続して移動する回転表示灯のような表示動作をよりリアルに再現することができる。
更に、図6(b)に示されるように、反射面107aは、鉛直軸に対して前下方の発光部101側へ前傾し、更に若干湾曲して形成されている。こうすることで、発光部101が発光して照射した放射状の光をほぼ水平方向に集光した平行な光として反射することができ、照射効率を向上することができる。
これらのことから、反射した光を遊技者に明るく視認させて、視覚効果をより一層高めることができる。また、発光面積を広げることができるので、特に点光源に近い例えば高輝度の白色発光ダイオードであっても発光部101の光源として好適に採用することができる。発光ダイオードを用いることで、光源の長寿命化と低消費電力化が図られ、遊技機の製造または運用等におけるコストを低減することができる。
本発明は遊技機における演出装置としての用途の他、警告や案内表示等に汎用されている回転表示灯の代替としての利用の可能性がある。
本発明が適用される遊技機の例であるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 本発明の一実施例による光演出装置の内部構造を表した横断図と縦断図である。 本発明の一実施例による光演出装置に備えられる制御回路の構成を表したブロック図である。 図2と図3に示した光演出装置における各状態を表したタイミングチャートである。 図2と図3に示した光演出装置の動作を説明するための横断図と正面図である。 本発明の他の実施例による光演出装置の内部構造を表した横断図と縦断図である。
符号の説明
1…スロットマシン 2…筐体
3…前扉 4…受皿ユニット
5…上部ランプ 6a、6b…サイドランプ
7a、7b…演出用放音部 8…液晶表示ユニット
9…中パネル板 9a…表示窓
10…リールユニット 10a、10b、10c…リール
11…メダル投入部 12…ベットボタン
13…スタートレバー 14a、14b、14c…ストップボタン
16…メダル排出口 17a、17b…演出用放音部
100…光演出装置
101…発光部 101a、101b、101c…発光ダイオード
102…回転モータ 102a…軸部
103…反射板 103a…反射面
104…ケース 105…レンズカット部
106…旋回角センサ
107…反射体 107a…反射面
110…制御部 111…LEDドライバ
112…モータドライバ 113…ADコンバータ

Claims (3)

  1. 駆動手段によって旋回駆動される反射面を有する反射部と、
    該反射部の旋回角度を検出する角度検出手段と、
    点灯時の光軸がそれぞれ前記反射部に向かい且つ該反射部を基点に表示側に並設される複数の発光素子と、
    前記駆動手段を制御して前記反射部を旋回させるとともに、前記角度検出手段により検出する前記反射面の旋回角度に基づいて前記複数の発光素子の点灯状態を切り換え制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記反射部の旋回動作に連動して前記複数の発光素子のうち、少なくともその光軸と前記反射面の法線とのなす角度が所定以下となる条件を満たす発光素子を順次駆動させることにより、前記発光素子が発光し前記反射面で反射した光を疑似的に回転して表示する
    ことを特徴とする光演出装置。
  2. 前記反射部の前記反射面は、当該旋回軸に直交する断面において凹状に湾曲して形成したことを特徴とする請求項1に記載の光演出装置。
  3. 前記反射部の前記反射面は、対向するそれぞれの前記発光素子の光軸に対して当該反射面の法線が所定の角度をなすように当該旋回軸に対して傾斜して形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の光演出装置。
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