JP4702161B2 - 軒樋切断治具 - Google Patents

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Description

本願発明は、軒樋切断治具に関するものである。
従来より、軒樋の長手方向の任意位置で軒樋を切断するには、軒樋の長手方向の任意位置に軒樋切断治具を位置決めして取り付け、軒樋を切断する切断具の切断刃を軒樋切断治具に設けた切断ガイド部にガイドさせて行われている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の軒樋切断治具を、軒樋に取り付けた状態で図3(a)、(b)にそれぞれ正面図および平面図で示す。同図において、51は軒樋切断治具、52は軒樋である。
軒樋52は、底壁部53と前壁部54と後壁部55よりなる断面略U字状の軒樋本体56を有し、前壁部54および後壁部55の上端にはそれぞれ耳部57、58が設けられている。
軒樋切断治具51は、底壁部59と前壁部60と後壁部61よりなり、軒樋52の外周面と略同一形状の内周面を有する治具本体62と、軒樋52の耳部57、58を把持する一対の耳把持部63、64と、治具本体62の一方の側縁外方に沿って形成された切断ガイド部65と、図4に示す弾性クリップ具66とからなる。切断ガイド部65は、切断具の切断刃のガイド当て面67を有している。また、切断ガイド部65の一方の耳把持部63は軒樋52の内方まで延長されて、摘み68が形成されている。弾性クリップ具66は、ばね弾性を有する金属片が折り曲げられて形成され、内部空間を押し広げた状態で軒樋52の耳部57と軒樋切断治具51の耳把持部63とを挟持する。
上記の軒樋切断治具51を使用して軒樋52を切断するには、軒樋52の切断しようとする位置に、軒樋切断治具51の切断ガイド部65のガイド当て面67がくるように治具本体62を取り付ける。治具本体62を取り付けるには、耳部58に耳把持部64を把持させ、治具本体62を軒樋52の外周面に沿うように被せて行き、耳部57に耳把持部63を把持させる。このとき切断ガイド部65の摘み68を摘んで軒樋切断治具51を押し拡げるようにして嵌合させる。
そして、図4に示す弾性クリップ具66を使用して、例えば、軒樋切断治具51の耳把持部63に軒樋の耳部57を把持させた状態で、弾性クリップ具66により挟持する。挟持した状態を図5に正面図で示す。
特開2005−324412号公報
しかしながら、上記公報に記載された軒樋切断治具51では、切断時に軒樋切断治具51を軒樋52に嵌合させる手法を採用しているため、軒樋切断治具51自体がある程度弾性を有する柔らかな材料で形成されていなければならず、また、軒樋52の一方の耳部57を軒樋切断治具51の耳把持部63で把持した後、別途用意した弾性クリップ具66を用いて両者を挟持することにより、軒樋52と軒樋切断治具51を堅固に取り付ける必要があった。すなわち、軒樋52と軒樋切断治具51を堅固に取り付けるための特別な補助具が必要であった。
一方、このような特別な補助具を用いない場合には、軒樋切断治具51を構成する材料として軒樋52の耳部57、58を確実に強く把持できるような材料を用いる必要があるが、そのような材料を用いると軒樋切断治具51を軒樋52の所定位置に取り付けるため嵌合の手法を用いることが困難となり、軒樋52の一方の端部から軒樋切断治具51をスライドして所定位置に位置決めする手法などを用いることとなる。軒樋切断治具51をスライドして取り付ける手法では、切断後に軒樋切断治具51を外すときに軒樋52の表面を傷つける恐れがあった。また、軒樋本体56の寸法バラツキによっては、軒樋切断治具51を軒樋52に取り付けたときに、取付状態がゆるく切断中に軒樋切断治具51が動いてしまうという問題があった。
そこで、本願発明は、以上の通りの背景からなされたものであり、軒樋への取り付けのための特別な補助具を用いることなく、軒樋への取り付け、取り外しを簡単に行うことができ、しかも軒樋寸法にバラツキがあってもそれを吸収して、確実に取り付けて切断作業を行うことができる軒樋切断治具を提供することを課題とする。
本願発明の軒樋切断治具は、上記課題を解決するため、第1には、前後両方の上端に耳部を有する軒樋の切断に使用するものであって、底壁部と前壁部と後壁部よりなり、内周面が軒樋の外周面と略同一形状に形成され、軒樋の外側に嵌着自在である治具本体を有し、治具本体の前壁部と後壁部の上側に、前壁部本体内側と後壁部本体内側から分岐し、先端が水平内向きに延び且つ先端下方に耳部押さえ用突条が治具本体幅方向に沿って設けられた耳部押さえ片をそれぞれ有し、これら耳部押さえ片の先端に、指押し用平面部を有する指押し片がそれぞれ立設され、前壁部側と後壁部側の耳部押さえ片と指押し片がそれぞれ前壁部本体と後壁部本体との分岐部分を支点として弾性を持たせて取り付けられていることを特徴とする。
また、第2には、上記第1の発明において、指押し片の指押し用平面部が傾斜面となっていることを特徴とする。
本願請求項1の発明によれば、治具本体の前壁部と後壁部の上側に、前壁部本体内側と後壁部本体内側から分岐し、先端が水平内向きに延び且つ先端下方に耳部押さえ用突条が治具本体幅方向に沿って設けられた耳部押さえ片をそれぞれ有し、これら耳部押さえ片の先端に、指押し用平面部を有する指押し片がそれぞれ立設され、前壁部側と後壁部側の耳部押さえ片と指押し片がそれぞれ前壁部本体と後壁部本体との分岐部分を支点として弾性を持たせて取り付けたので、軒樋切断治具を軒樋に取り付ける時には耳部押さえ片と指押し片の弾性により容易に嵌合させることができる上、軒樋寸法のバラツキを吸収してゆるみなく確実に取り付けが行われた状態で軒樋切断治具が動くことなく切断作業を行うことができ、切断後には指押し片の指押し用平面部を指で押すことにより容易に軒樋切断治具を取り外すことが可能になる。
また、指押し片と耳部押さえ片が有する弾性により、軒樋切断治具を軒樋に取り付ける際にガイドの役割を行い、スムーズにその取付を行うことができ、前後いずれの耳部側においても軒樋切断治具の取り付け取り外しが可能になる。
本願請求項2の発明によれば、指押し片の指押し用平面部が傾斜面となっているので、軒樋切断治具の軒樋への取り付けがよりスムーズに行えるようになる。
本願発明は上記のとおりの特徴を持つものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
図1および図2は本願発明の一実施形態に係る軒樋切断治具を示す正面図および斜視図である。本実施形態の軒樋切断治具1は、前後両方の上端に耳部を有する軒樋の切断に使用するものである。この軒樋切断治具1は、平板状の底壁部2と前壁部3と後壁部4よりなる治具本体5を有する。治具本体5の内周面は軒樋の外周面と略同一形状に形成され、前耳部係止部6と後耳部係止部7が設けられている。また治具本体5の両側縁には切断ガイド部8が立設されており、そのガイド当て面9は鋸や電動丸鋸、チェーンソーなどの切断具の切断刃をガイドするようになっている。治具本体5の前壁部3と後壁部4の外周は底壁部2の端部と前壁部3、後壁部4の端部を結んだ形状に形成されており、肉厚を均一にするため肉盗み部10、11が治具本体5の前壁部3と後壁部4の対向方向に設けられている。
前壁部3の上方には前壁部本体3Aから耳部押さえ片12の一部を構成する縦向き片13が略垂直方向に分岐しており、連結部14を介して横向き片15が水平方向内方、すなわち軒樋に臨む方向に延設されている。この横向き片15の先端下方には軒樋の前耳部を押さえる耳部押さえ用突条16が治具本体5の幅方向にわたって設けられている。また、横向き片15の先端上方には、傾斜面となっている指押し用平面部17を有する指押し片18が図示のように傾斜して立設されている。この耳部押さえ片12と指押し片18は、前壁部本体3Aの分岐部位Pを支点として弾性を持って設けられている。
また、後壁部4の上方には後壁部本体4Aから耳部押さえ片19を構成する横向き片20が分岐しており、この横向き片20の先端下方には軒樋の後耳部を押さえる耳部押さえ用突条21が治具本体5の幅方向にわたって設けられている。また、横向き片20の先端上方には、若干傾斜面となっている指押し用平面部22を有する指押し片23が図示のように立設されている。この耳部押さえ片19と指押し片23は、前壁部本体4Aの分岐部位Qを支点として弾性を持って設けられている。
なお、軒樋切断治具1には、指押し片18、23が弾性により移動できるように空間部24、25が設けてある。
本実施形態の軒樋切断治具1を構成する材料としては、所期の目的を達成するものであれば特に制約されることはないが、耳部押さえ片12と指押し片18、耳部押さえ片19と指押し片23が弾性を持って設けられる可撓性を有する材料、例えば塩化ビニル樹脂、ABS樹脂のような可撓性合成樹脂材料を用いることができる。
本実施形態の軒樋切断治具1を用いて軒樋を切断する場合、軒樋切断治具1を所定位置に位置決めして軒樋に嵌合させて取り付ける。その際、指押し片18、23の指押し用平面部17、22は傾斜面となっており、また耳部押さえ片12と指押し片18、耳部押さえ片19と指押し片23は、前壁部本体3A、後壁部本体4Aとの分岐部分P、Qを支点として弾性を持って設けられているので、指押し用平面部17、22がガイド傾斜面としての役割を行い、スムーズに軒樋への取り付けを行うことができる。
また、軒樋切断治具1を軒樋に嵌合させて取り付けたときに、耳部押さえ片12、19が弾性を持って設けられているので、軒樋の寸法にバラツキがあってもそのバラツキをほどよく吸収することができる。さらに、軒樋の切断後に軒樋切断治具1を取り外す時には、指押し片18、23のいずれか一方を指で押すことによりその弾性を利用して堅固な嵌合状態が解除され、容易に取り外しが可能になる。
このように本実施形態の軒樋切断治具1によれば、軒樋への取り付けのための特別な補助具を用いることなく、軒樋への取り付け、取り外しを容易に行うことができ、しかも軒樋寸法にバラツキがあってもそれを吸収して、確実に取り付けて切断作業を行うことができる。
上記実施形態の軒樋切断治具1では、切断ガイド部8が治具本体5の両端に設けてあるので、使用者のきき腕に応じていずれかを選択して利用することができる。
上記実施形態では前耳側と後耳側の両方の耳部押さえ片12、19と指押し片18、23に弾性を持たせているので、いずれを利用しても容易に取り付け取り外しが可能になる。
また、上記実施形態では、切断ガイド部8のガイド当て面9で切断具の切断刃をガイドしたが、本願発明によれば、本出願人が先に提案した特開2005−16115号公報に記載したような態様での使用も可能である。
本願発明の一実施形態に係る軒樋切断治具を示す正面図である。 同上実施形態に係る軒樋切断治具を示す斜視図である。 従来の軒樋切断治具を示す図である。 従来の軒樋切断治具に用いる弾性クリップ具を示す図である。 従来の軒樋切断治具の耳把持部を軒樋の耳部に把持した状態で弾性クリップ具により挟持した状態を示す図である。
符号の説明
1 軒樋切断治具
2 底壁部
3 前壁部
4 後壁部
5 治具本体
6 前耳部係止部
7 後耳部係止部
8 切断ガイド部
9 ガイド当て面
12、19 耳部押さえ片
16、21 耳部押さえ用突条
17、22 指押し用平面部
18、23 指押し片

Claims (2)

  1. 前後両方の上端に耳部を有する軒樋の切断に使用する軒樋切断治具であって、底壁部と前壁部と後壁部よりなり、内周面が軒樋の外周面と略同一形状に形成され、軒樋の外側に嵌着自在である治具本体を有し、治具本体の前壁部と後壁部の上側に、前壁部本体内側と後壁部本体内側から分岐し、先端が水平内向きに延び且つ先端下方に耳部押さえ用突条が治具本体幅方向に沿って設けられた耳部押さえ片をそれぞれ有し、これら耳部押さえ片の先端に、指押し用平面部を有する指押し片がそれぞれ立設され、前壁部側と後壁部側の耳部押さえ片と指押し片がそれぞれ前壁部本体と後壁部本体との分岐部分を支点として弾性を持たせて取り付けられていることを特徴とする軒樋切断治具。
  2. 指押し片の指押し用平面部が傾斜面となっていることを特徴とする請求項1に記載の軒樋切断治具。
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JP2003097002A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋切断用補助具
JP2005248620A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Sekisui Chem Co Ltd 軒樋切断治具

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