JP4698803B2 - フィルム嵌挿装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
この発明は、フィルム嵌挿位置に順次搬送されてくる容器等の被嵌挿体にキャップシールやシュリンクラベル等の筒状のフィルムを嵌挿するフィルム嵌挿装置、特に、狭い間隔で搬送されてくる被嵌挿体に確実に筒状のフィルムを嵌挿することができるフィルム嵌挿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、キャップシール等の筒状フィルムを瓶容器等の口部分に嵌挿するための筒状フィルム嵌挿装置としては、例えば、実開昭60−177001号公報に開示されたものがある。図4に示すように、この筒状フィルム嵌挿装置50は、供給される長尺帯状の筒状フィルムf内に収容され、その筒状フィルムfの先端部を開口する開口手段51と、この開口手段51によって開口された状態で送り出される筒状フィルムfを、開口手段51の下方側で所定長さに切断する切断手段52と、開口手段51によって適当に開口され、切断手段52によって所定長さに切断された筒状フィルムfからなるキャップシールcsを瓶容器bの口部分に嵌挿するために略円筒状に整形する整形手段53と、この整形手段53によって略円筒状に整形されたキャップシールcsを瓶容器bの口部分に嵌挿する嵌挿手段54とから構成されている。
【0003】
前記整形手段53は、回転軸53bから放射状に張り出すように取り付けられ、回転軸53bの回転に伴って受渡位置α50と嵌挿位置β50とに停止しながら循環移動する複数の開閉可能なマンドレル53aを備えており、開口手段51により適当に開口されたキャップシールcsが、受渡位置α50において、閉成状態で停止しているマンドレル53aに嵌挿されることで整形手段53に受け渡され、キャップシールcsが嵌挿されたマンドレル53aが嵌挿位置β50に移動する間に開成することにより、そのキャップシールcsが略円筒状に整形される。
【0004】
前記嵌挿手段54は、嵌挿位置β50において、開成状態で停止しているマンドレル53aの間に挿入されると共にその状態で昇降する押出杆54aを有しており、この押出杆54aによって、キャップシールcsをマンドレル53aから下方側に押し出すことで、そのマンドレル53aの直下に位置している瓶容器bの口部分にキャップシールcsが嵌挿されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シュリンクフィルムによって形成されたキャップシール等の筒状フィルムの内径は、その筒状フィルムを装着しようとする容器等の口部分の口径(外径)より大径に設定されるのが一般的であるので、例えば、図5(a)、(b)に示すように、フィルム嵌挿位置αに搬送されてくる容器Bの搬送間隔が狭い場合は、容器Bの口部分に嵌挿しようとする筒状フィルムFの下端部が、容器Bの口部分に既に嵌挿された隣接する筒状フィルムFの上端部に当接してしまい、筒状フィルムFを容器Bの口部分に円滑かつ確実に嵌挿することができないといった問題がある。
【0006】
特に、容器Bの口部分に嵌挿しようとする筒状フィルムFがシート状に折り畳まれた状態で供給される場合は、その筒状フィルムFには折り癖等がついていることから、図6(a)、(b)に示すように、シート状に折り畳まれた筒状フィルムFを完全な円筒状に開口することができず、その折目部分が突出した状態となるので、その突出した折目部分が、容器Bの口部分に既に嵌挿された隣接する筒状フィルムFの上端部に当接し易くなるといったおそれもある。
【0007】
このため、従来のフィルム嵌挿装置では、狭い間隔で容器が搬送されてくるような場合、フィルム嵌挿位置付近において、スクリューコンベアやスターホイール等によって容器の搬送間隔を一時的に広げた状態で、キャップシール等の筒状フィルムを容器の口部分に嵌挿するようにしている。
【0008】
しかしながら、搬送時における容器の自立安定性を高める等の理由から、複数の容器をケースに収容した状態で搬送するような場合は、ケース内に収容された隣接する容器間にはほとんど隙間が形成されないので、このようなケースに収容された状態では、容器の間隔を広げることができず、容器の口部分にキャップシール等の筒状フィルムを嵌挿することが困難であった。
【0009】
そこで、この発明の課題は、容器等の被嵌挿体が狭い間隔で搬送されてくる場合でも、被嵌挿体に円滑かつ確実に筒状のフィルムを嵌挿することができるフィルム嵌挿装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、フィルム嵌挿位置に順次搬送されてくる被嵌挿体に筒状のフィルムを嵌挿するフィルム嵌挿装置であって、所定位置においてフィルムが嵌挿された後、被嵌挿体の搬送経路に沿うように、前記フィルム嵌挿位置に順次搬送されてくる複数のマンドレルと、前記フィルム嵌挿位置において、フィルムを前記マンドレルから押し出して、そのマンドレルに対向する位置に搬送されてきた被嵌挿体に嵌挿するフィルム押出手段とを備え、隣接する複数のマンドレルの各フィルム押出手段が、被嵌挿体の搬送経路に沿うフィルム嵌挿位置において、先のマンドレルからフィルムが被嵌挿体の口部分に完全に嵌挿される前に次のマンドレルからフィルムが押し出されるように次々と動作する構成になっており、フィルム押出手段によって、マンドレルから押し出されるフィルムは、その押出方向の先端部が先に押し出された隣接するフィルムの外周面に接触した状態を維持しながら、被嵌挿体に嵌挿されることを特徴とするフィルム嵌挿装置を提供するものである。
【0011】
以上のように構成されたフィルム嵌挿装置では、隣接する複数のマンドレルの各フィルム押出手段が、被嵌挿体の搬送経路に沿うフィルム嵌挿位置において、先のマンドレルからフィルムが被嵌挿体の口部分に完全に嵌挿される前に次のマンドレルからフィルムが押し出されるように次々と動作する構成になっているので、フィルム押出手段によって、マンドレルから押し出されるフィルムは、その押出方向の先端部が先に押し出された隣接するフィルムの外周面に接触した状態を維持しながら、被嵌挿体に嵌挿されるので、フィルム嵌挿位置に搬送されてくる被嵌挿体の搬送間隔が狭いために、それに合わせてマンドレルの設置間隔を狭くした場合でも、後から押し出されたフィルムの端部が、先に押し出された隣接するフィルムの端部に当接することがなく、マンドレルから押し出されたフィルムが目的の被嵌挿体に確実に嵌挿される。
【0012】
また、請求項2に係るフィルム嵌挿装置のように、複数の前記マンドレルは、所定間隔を開けて配設されたスプロケットに掛け渡される無端チェーンまたは所定間隔を開けて配設されたプーリに掛け渡されるタイミングベルトに、前記無端チェーンまたは前記タイミングベルトが移動する同一平面内において、外方に張り出すように取り付けられており、前記スプロケットまたはプーリの円弧部分で、前記マンドレルにフィルムを嵌挿するようにしたものにあっては、狭い間隔で搬送されてくる被嵌挿体に合わせて、マンドレルの設置間隔を狭くした場合でも、スプロケットまたはプーリの円弧部分においては、隣接するマンドレルの先端部の間隔が広がるので、隣接するマンドレルに引っかかることなく、確実に筒状のフィルムをマンドレルに嵌挿することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、菓子容器Pの口部分にシュリンクフィルムによって形成された筒状のキャップシールSを嵌挿するシール嵌挿システム1を示しており、このシール嵌挿システム1は、ケースCに収容された複数の菓子容器Pをシール嵌挿位置(フィルム嵌挿位置)βに順次搬送する容器搬送装置2と、図示しない基材ロールから繰り出された長尺のシール形成基材Mを順次切断しながらキャップシールSを形成し、そのキャップシールSをシール供給位置α1、α2に順次供給するシール供給装置3と、シール供給位置α1、α2において受け取ったキャップシールSをシール嵌挿位置βまで搬送し、そのキャップシールSをシール嵌挿位置βに搬送されてくる菓子容器Pの口部分に順次嵌挿するシール嵌挿装置(フィルム嵌挿装置)4とから構成されている。
【0014】
前記容器搬送装置2は、20本の菓子容器PがケースC内に直列に収容された2組の菓子容器群PGを並列に搬送するベルトコンベア2aを備えており、図2に示すように、上述したシール嵌挿位置βには、2組の菓子容器群PGの間に配設されたネックガイド2bとによって、ケースC内に収容された各菓子容器Pをホールドして、菓子容器PがキャップシールSの嵌挿開始位置を通過するタイミング調整を行うためのスターホイール2c、2dが設置されている。
【0015】
前記シール供給装置3は、図1に示すように、基材ロール(図示せず)から繰り出された長尺帯状に折り畳まれたシュリンクフィルムからなる筒状のシール形成基材Mをシール供給位置α1、α2まで案内する複数のガイドローラ3a、90度反転ユニット3bと、システム全体を停止させることなく基材ロールの交換等を行うために、ある程度の長さのシール形成基材Mを蓄えておくダンサーユニット3cと、形成されるキャップシールSに破断用のミシン目を形成するミシン目形成ユニット3dと、長尺帯状に折り畳まれた状態のシール形成基材Mを筒状に開口しながら所定長さに切断することによって個別のキャップシールSを形成するシール形成ユニット3eと、このシール形成ユニット3eによって形成された筒状のキャップシールSを、所定のタイミングでシール供給位置α1、α2に送り出してシール嵌挿装置4に引き渡す送給ローラ3fとから構成されており、これらの各構成要素は、シール嵌挿位置βに並列的に搬送されてくる菓子容器Pに対応するように、それぞれ2組ずつ設けられている。
【0016】
前記シール嵌挿装置4は、図3(a)、(b)に示すように、所定間隔を開けて配設されたスプロケット11a、11bと、このスプロケット11a、11bに掛け渡された環状の無端チェーン12と、この無端チェーン12を構成している連続した各チェーン要素12aに、外方に張り出すようにそれぞれ取り付けられた複数のマンドレル13とを備えており、このマンドレル13には、シール供給位置α1、α2において、シール供給装置3から送り出される筒状のキャップシールSが嵌挿されるようになっている。
【0017】
マンドレル13は、同図(b)に示すように、シール嵌挿位置βに並列的に搬送されてくる菓子容器Pに対応するように、各チェーン要素12aに対してそれぞれ一定間隔を開けて2本ずつ取り付けられており、各列を構成している複数のマンドレル13の設置間隔は、シール嵌挿位置βに搬送されてくるケースCに収容された複数の菓子容器Pの収容間隔と同一間隔に設定されている(図3(a)参照)。
【0018】
キャップシールSが嵌挿される各マンドレル13には、その外周面から突出して無端チェーン12の両側に設置された板材15に形成されたカム溝15aに嵌合する、キャップシールSの押出バー14が、マンドレル13の突出方向に移動自在に取り付けられており、この押出バー14がカム溝15aに案内されてマンドレル13の突出方向に移動することで、マンドレル13に嵌挿されたキャップシールSを、シール嵌挿位置βにおいて押し出して菓子容器Pの口部分に嵌挿することができるようになっている。
【0019】
このシール嵌挿装置4は、無端チェーン12の一方のスプロケット11a側の上側円弧部分に、一方のマンドレル列にキャップシールSを供給するためのシール供給位置α1が設定されていると共に、無端チェーン12の他方のスプロケット11b側の上側円弧部分に、他方のマンドレル列にキャップシールSを供給するためのシール供給位置α2が設定されており、無端チェーン12の両スプロケット11a、11b間の下側直線部分にシール嵌挿位置βが設定されている。
【0020】
また、シール供給位置α2以降のマンドレル13の移動方向下流側には、マンドレル13の先端部分を覆うガイド部材16が設置されており、他方のスプロケット11bに沿ってマンドレル13が反転する際に、シール供給位置α1、α2においてマンドレル13に嵌挿されたキャップシールSがマンドレル13から脱落しないようになっている。
【0021】
以上のように構成されたシール嵌挿システム1では、まず、シール供給装置3によって形成された筒状のキャップシールSが送給ローラ3fによってシール供給位置α1、α2に順次送り出され、シール供給位置α1、α2に搬送されてくるマンドレル13にキャップシールSが順次嵌挿される。シール供給位置α1、α2は、上述したように、無端チェーン12の円弧部分に設定されており、隣接するマンドレル13の先端部同士の間隔が広くなっているので、送給ローラ3fによって送り出されるキャップシールSが、隣接するマンドレル13やマンドレル13に既に嵌挿されたキャップシールSに当接することがなく、目的のマンドレルに円滑かつ確実にキャップシールSが嵌挿される。なお、このとき、押出バー14は、マンドレル13の基端部側に待避しているので、キャップシールSの嵌挿動作の障害になることはない。
【0022】
このようにして、キャップシールSが嵌挿されたマンドレル13は、無端チェーン12によって順次シール嵌挿位置βに搬送されていくと同時に、シール嵌挿位置βには、容器搬送装置2によって、20本の菓子容器PがケースC内に直列に収容された2組の菓子容器群PGが順次搬送されてくる。
【0023】
シール嵌挿位置βでは、図3(a)に示すように、ケースCに収容された菓子容器Pと、キャップシールSが嵌挿されたマンドレル13とが相互に対向した状態となっており、押出バー14がマンドレル13の先端側に移動することによって、マンドレル13に嵌挿されたキャップシールSが押出バー14によってマンドレル13から押し出され、そのマンドレル13に対向する菓子容器Pの口部分に嵌挿される。
【0024】
このとき、マンドレル13から押し出されたキャップシールSが菓子容器Pの口部分に完全に嵌挿された後に、次のマンドレル13に嵌挿されているキャップシールSがマンドレル13から押し出されるのではなく、図3(a)に示すように、先のマンドレル13からキャップシールSが押し出されて菓子容器Pの口部分に嵌挿される瞬間に次のマンドレル13に嵌挿されているキャップシールSが押し出されるといった具合に、キャップシールSが菓子容器Pの口部分に完全に嵌挿される前に次のマンドレル13から次々とキャップシールSが押し出されるようになっており、シール嵌挿位置βでは、複数のマンドレル13から押し出された隣接するキャップシールSの外周面同士が相互に接触した状態となっている。
【0025】
このように、シール嵌挿装置4によって口部分にキャップシールSが嵌挿された菓子容器Pは、ケースCに収容された状態で搬出されることになる。なお、キャップシールSを押し出すためにマンドレル13の先端側に移動した押出バー14は、上述したカム機構によって、マンドレル13の基端部に戻され、再び、シール供給位置α1、α2に搬送される。
【0026】
以上のように、このシール嵌挿装置4では、シール嵌挿位置βにおいて、マンドレル13に嵌挿されたキャップシールSを押し出して菓子容器Pの口部分に嵌挿する際、キャップシールSが菓子容器Pの口部分に完全に嵌挿される前に、次のマンドレル13に嵌挿されたキャップシールSを押し出して次の菓子容器Pの口部分に嵌挿し始めるようにすることで、マンドレル13から押し出されるキャップシールSは、その下端部の外周面が、先に押し出された隣接するキャップシールSの外周面に接触した状態を維持しながら、菓子容器Pの口部分に嵌挿されるようになっているので、上述したように、複数の菓子容器PがケースC内に収容された状態で搬送されてくるため、隣接する菓子容器Pの口部分の間にほとんど隙間が形成されないような場合でも、後から押し出されたキャップシールSの下端部が、先に押し出された隣接するキャップシールSの上端部に当接することがなく、キャップシールSを菓子容器Pの口部分に円滑かつ確実に嵌挿することができる。
【0027】
なお、上述した実施形態では、菓子容器Pの口部分にキャップシールSを嵌挿する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明のフィルム嵌挿装置は、瓶容器やPETボトル等の種々の被嵌挿体にシュリンクラベル等の筒状フィルムを嵌挿する場合に適用することができる。
【0028】
また、上述した実施形態では、キャップシールSを嵌挿しようとする菓子容器PがケースCに直列に収容された状態でシール嵌挿位置βに搬送される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明のフィルム嵌挿装置は、筒状フィルムを嵌挿しようとする被嵌挿体が所定間隔で個別に搬送されてくる場合にも適用することができることはいうまでもなく、特に、被嵌挿体の搬送間隔が狭い場合に有用である。
【0029】
また、上述した実施形態では、2列で搬送されてくる菓子容器Pの口部分に同時にキャップシールSを嵌挿するために、2組の構成要素を備えたシール供給装置2や2列のマンドレル群を備えたシール嵌挿装置4等を設置しているが、これに限定されるものではなく、菓子容器等の被嵌挿体が1列で搬送されてくる場合についても適用することができることはいうまでもなく、その場合は、1組の構成要素を備えたシール供給装置や1列のマンドレル群を備えたシール嵌挿装置等を設置すればよい。
【0030】
また、上述した実施形態では、所定間隔を開けて配設されたスプロケット11a、11bに掛け渡された環状の無端チェーン12に複数のマンドレル13を取り付けているが、これに限定されるものではなく、スプロケット及び無端チェーンに代えて、プーリ及びタイミングベルトを使用することも可能である。
【0031】
また、上述した実施形態では、マンドレル13から押し出されるキャップシールSは、その下端部の外周面が、先に押し出された隣接するキャップシールSの外周面に接触した状態を維持しながら、菓子容器Pの口部分に嵌挿されるようになっているが、これに限定されるものではなく、マンドレル13から押し出されるキャップシールSの下端部が、先に押し出された隣接するキャップシールSに対してマンドレル13の搬送方向に相互に重なり合った状態を維持しながら、菓子容器Pの口部分に嵌挿されるようになっているのであれば、キャップシールSの外周面同士が必ずしも接触していなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施形態であるシール嵌挿装置(フィルム嵌挿装置)を設置したシール嵌挿システムを示す概略構成図である。
【図2】同上のシール嵌挿システムに設置された容器搬送装置におけるシール嵌挿位置付近を示す概略平面図である。
【図3】(a)は同上のシール嵌挿装置を示す概略正面図、(b)は同上のシール嵌挿装置示す概略側面図である。
【図4】従来のフィルム嵌挿装置を示す斜視図である。
【図5】(a)、(b)は従来のフィルム嵌挿装置が有している問題点を説明するための説明図である。
【図6】(a)、(b)は従来のフィルム嵌挿装置が有している問題点を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 シール嵌挿システム
2 容器搬送装置
3 シール供給装置
4 シール嵌挿装置(フィルム嵌挿装置)
11a、11b スプロケット
12 無端チェーン
12a チェーン要素
13 マンドレル
14 押出バー(フィルム押出手段)
15 板材
15a カム溝
P 菓子容器(被嵌挿体)
S キャップシール(筒状フィルム)
α1、α2 シール供給位置(所定位置)
β シール嵌挿位置(フィルム嵌挿位置)
Claims (2)
- フィルム嵌挿位置に順次搬送されてくる被嵌挿体に筒状のフィルムを嵌挿するフィルム嵌挿装置であって、
所定位置においてフィルムが嵌挿された後、被嵌挿体の搬送経路に沿うように、前記フィルム嵌挿位置に順次搬送されてくる複数のマンドレルと、
前記フィルム嵌挿位置において、フィルムを前記マンドレルから押し出して、そのマンドレルに対向する位置に搬送されてきた被嵌挿体に嵌挿するフィルム押出手段とを備え、
隣接する複数のマンドレルの各フィルム押出手段が、被嵌挿体の搬送経路に沿うフィルム嵌挿位置において、先のマンドレルからフィルムが被嵌挿体の口部分に完全に嵌挿される前に次のマンドレルからフィルムが押し出されるように次々と動作する構成になっており、
フィルム押出手段によって、マンドレルから押し出されるフィルムは、その押出方向の先端部が先に押し出された隣接するフィルムの外周面に接触した状態を維持しながら、被嵌挿体に嵌挿されることを特徴とするフィルム嵌挿装置。 - 複数の前記マンドレルは、所定間隔を開けて配設されたスプロケットに掛け渡される無端チェーンまたは所定間隔を開けて配設されたプーリに掛け渡されるタイミングベルトに、前記無端チェーンまたは前記タイミングベルトが移動する同一平面内において、外方に張り出すように取り付けられており、
前記スプロケットまたはプーリの円弧部分で、前記マンドレルにフィルムを嵌挿するようにした請求項1に記載のフィルム嵌挿装置。
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