JP2001199533A - 物品の自動集合装置 - Google Patents
物品の自動集合装置Info
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Abstract
であっても、規則正しく集合させることができる物品の
自動集合装置を提供する。 【解決手段】 物品Gを横置きに所定間隔をあけて搬送
し先端において前記物品Gを斜め下方に向けて供給する
コンベア6と、前記物品Gの供給位置に設けられ外周に
前記供給された物品Gの下端を支持する段部11及び続
いて該段部11に支持された物品Gを回転方向前方に設
けた支持レ−ル12上に押し出す湾曲部13を有する起
立押出し車14と、前記支持レ−ル12の両側に設けら
れ前記起立押出し車14により順次起立状態を保って押
し出された所定数の物品Gを集合保持するブラシ状保持
具15と、該ブラシ状保持具15に保持された所定数の
集合物品Gを起立状態を保って前方に移送する移送装置
からなる。
Description
への外装に先立ち、各種物品を自動集合させる装置に関
し、特に、扁平状物品の集合に有効な物品の自動集合装
置に関する。
席ラーメン、菓子、生理用ナプキン等の物品は、カート
ンケース等で包装された定形物品と異なり、変形し易
く、厚さが一定せず、外装時の取扱いにおいて困難な問
題が生じていた。すなわち、積み重ねても安定せずに崩
れ易く、さらに強く押えると内容物を損傷させる場合が
あった。
に所定間隔をあけて搬送し先端部において前記物品を斜
め下方に向けて供給するコンベアと、前記物品の供給位
置に設けられ外周に前記供給された物品の下端を支持す
る段部及び続いて該段部に支持された物品を回転方向前
方に設けた支持レール上に押し出す湾曲部がそれぞれ適
数設けられた起立押出し車と、前記支持レールの下方に
上下動自在に設けられ前記押し出された物品によって押
されて前方へ移動し復帰自在のスライド支持杆と、前記
支持レールの上方に適当間隔をあけてそれぞれ上下動自
在に設けられ前記支持レール上に集合された物品の前後
を保持して前方へ移送する移送杆とからなることを特徴
とする物品の自動集合装置(特開平11−227713
号公報参照)を提案した。
した物品の自動集合装置においても、前記のごとき扁平
状商品を有効に集合させることができるが、本発明は、
さらに装置の簡素化と物品集合の高速化を図った装置を
提供することを目的とする。
物品を横置きに所定間隔をあけて搬送し先端において前
記物品を斜め下方に向けて供給するコンベアと、前記物
品の供給位置に設けられ外周に前記供給された物品の下
端を支持する段部及び該段部に支持された物品を回転方
向前方に設けた支持レール上に起立状態を保って押し出
す湾曲部を有する起立押出し車と、前記支持レールの両
側に設けられ前記起立押出し車により順次起立状態を保
って押し出された所定数の物品を集合保持するブラシ状
保持具と、該ブラシ状保持具間に保持された所定数の集
合物品を起立状態を保って前方に移送する移送装置と、
からなる構成である。
るブラシ状保持具は、いわゆる可撓性を有する刷毛部分
が向かい合わされ、該刷毛部分が前記支持レール上に順
次起立状態を保って押し出された物品の両側端部を柔軟
に保持して起立状態を維持する間隔に調整される。
により前記支持レール上に順次起立状態を保って押し出
された所定数の物品は、特に、起立保持のための機械的
装置を設けることなく、前記支持レールの両側定位置に
設けられたブラシ状保持具間に集合保持させられる。し
たがって、装置の簡素化が図られる。
請求項1における前記移送装置が、前記ブラシ状保持具
間に保持された所定数の集合物品の後端面を押圧して移
送し前記ブラシ状保持具間を避けて復帰する移送杆と、
該移送杆による前記集合物品の移送を引き継ぎ同時に該
集合物品の後端面を押え適時に該集合物品の移送路外に
復帰する後端面押え杆と、前記集合物品の移送過程にお
いて前記移送される集合物品の前端面に当接しながら後
退し該集合物品の次工程への搬送後に復帰する前面押え
板と、からなる構成である。
具間に集合保持された集合物品の移送杆による移送開始
と同時に、前記起立押出し車により次に集合する物品を
前記支持レール上のブラシ状保持具間に供給することが
でき、したがって物品集合の高速化を図ることができ
る。
説明する。図1は本願の物品の自動集合装置を備えた自
動包装装置の全体斜視図、図2は物品の送り込み用のコ
ンベアの斜視図、図3は図2の一部拡大断面図、図4は
本願の物品の自動集合装置への物品送り込み部の一部を
断面にした説明図、図5は本願物品の自動集合装置の斜
視図、図6は物品の集合状態を示す一部省略斜視図、図
7は集合物品の移送装置を示す側面図、図8は集合物品
の次工程搬送装置の斜視図、図9は図8に続く集合物品
搬送装置の斜視図、図10は図9の側面図である。
袋入り即席ラーメン等の物品Gの送り込み用のコンベア
であり、最終的に本発明を構成するコンベア6、すなわ
ち、物品Gを横置きに所定間隔をあけて搬送し先端にお
いて前記物品を斜め下方に向けて供給するコンベア6へ
前記物品Gを送り込むものである。
の一例を説明すると、コンベア2及びコンベア3が適時
に間欠駆動させられ、残るコンベア4、5及び6が所定
の速度で駆動させられる。また、前記コンベア2の駆動
速度より前記コンベア3の駆動速度が速く、該コンベア
3の駆動速度より前記コンベア4の駆動速度が速く構成
される。
は、供給された物品Gの後端部に係止する係止片7及び
8が所定間隔をあけて設けられている。なお、該係止片
7及び8は、図4及び図7に示すように、前記コンベア
5及び6の先端部において、物品Gをつぎの工程に送る
とともに図示しないストッパーに係止して後方へ倒れ、
さらにその後に自動的に起立するように構成されてい
る。
1で送られた数個の物品Gがコンベア2上で待機させら
れる。つぎに該コンベア2及びコンベア3が間欠駆動さ
せられる。
において、コンベア3の駆動速度が前記コンベア2の駆
動速度より速く構成されているため、該コンベア2上の
先端の物品Gのみが後方物品と分離されてコンベア3に
移送される。
と同時に間欠駆動するクッションベルトコンベアであ
り、前記コンベア3上に供給された物品Gを該コンベア
3との間で挟持して所定位置に静止させるものである。
センサーにより検知され、コンベア2及び3が間欠駆動
させられると、前記コンベア3上にある物品Gが該コン
ベア3より駆動速度の速いコンベア4上に移送されると
ともに、前記コンベア3上にコンベア2上から物品Gが
移送される。
物品Gの後端に前記コンベア4とラップ状態に設けた前
記コンベア5の係止片7が係止させられるタイミングの
もとに行われ、さらに該コンベア5から、図4に示すよ
うに本発明を構成する前記コンベア6上へタイミングを
合わせて物品Gが供給される。図中、10は前記コンベ
ア5の両側に設けられた支持レールである。
ベア5から供給された物品Gの送り込みに続いて設けら
れる。すなわち、図1、図5、図6及び図7に示す実施
の一形態では、まず、前記コンベア5と交差する方向
に、本発明を構成する、物品Gを横置きに所定間隔をあ
けて搬送し先端において前記物品Gを斜め下方に向けて
供給するコンベア6が設けられる。該コンベア6には前
記したごとく、その外周面に所定間隔をあけて前記構成
の係止片8が設けられている。
による物品Gの送り込みとタイミングを合わせて行われ
る。すなわち、該コンベア5によるコンベア6への物品
Gの送り込みは、該コンベア6の係止片8の回転方向直
前に送り込むことによって行われる。
位置には、外周に前記供給された物品Gの下端を支持す
る段部11及び該段部11に続いて支持された物品Gを
回転方向前方に設けた支持レール12上に起立状態を保
って押し出す湾曲部13を有する起立押出し車14が設
けられる。
Gを支持する間隔をあけて二枚で構成され、予め、前記
コンベア6からの物品Gの供給時と、前記起立押出し車
14の前記段部11の位置が適合するようにタイミング
が合わされている。
により順次起立状態を保って押し出された所定数の物品
Gを前記支持レール12上に集合保持するため、該支持
レール12の両側にブラシ状保持具15が設けられる。
二段に設けた可撓性を有する刷毛部分が向かい合わさ
れ、該刷毛部分が物品Gの両側端部を柔らかく保持して
起立状態を維持する間隔をあけて設けられる。
て順次起立状態を保って押し出された物品Gは、起立状
態を維持したまま、先の物品Gを順次押圧しながら前記
支持レール12上をスライド集合させられて前記ブラシ
状保持具15間に集合保持される。
持された集合物品Gを起立状態を保って前方へ移送する
移送装置が設けられる。以下に、該移送装置の実施の一
形態を説明する。
持された所定数(図面実施例では5個)の起立状態の集
合物品Gの後端面を押圧して移送し、前記ブラシ状保持
具15間を避けて復帰する移送杆16が設けられる。
2の下方に、該支持レール12と同方向に、シリンダ1
8が設けられ、該シリンダ18のピストンロッド17の
先端に、前記移送杆16の昇降用シリンダ19を設け、
該昇降用シリンダ19のピストンロッド20の先端に前
記移送杆16を固定している。
ロッド20を収縮した時に、前記移送杆16が前記支持
レール12より下方に位置し、さらに前記シリンダ18
のピストンロッド17を収縮した時に、前記移送杆16
が前記起立押出し車14間に位置し、さらに前記シリン
ダ18のピストンロッド17を伸長した時に、後に述べ
る所定位置まで前記移送杆16が進出させられる構成に
なっている。
は前記起立押出し車14間に上昇させられている。つぎ
に前記ブラシ状保持具15間に所定数の集合物品Gが保
持されたことを検知して、前記シリンダ18のピストン
ロッド17を伸長させると、前記ブラシ状保持具15間
に集合保持された集合物品Gが前記移送杆16により押
圧されて所定位置まで移送させられる。
昇降用シリンダ19のピストンロッド20を収縮させて
前記移送杆16を前記支持レール12の下方に位置さ
せ、つぎに前記シリンダ18のピストンロッド17を収
縮させて前記移送杆16を前記起立押出し車14間に復
帰させ、さらにその後、前記昇降用シリンダ19のピス
トンロッド20を伸長させてつぎの集合物品Gの移送に
備えられる。
いて、該集合物品Gの倒れを防止する必要があり、その
ための装置が別に設けられる。その一つは、前記移送杆
16の復帰に際して前記集合物品Gの移送を引き継ぎ、
同時に該集合物品Gの後端面を押え、適時に該集合物品
Gの移送路外に復帰する後端面押え杆21であり、他の
一つは、前記集合物品Gの移送過程において、該集合物
品Gの前端面に当接しながら後退し、該集合物品Gの次
工程への搬送後に復帰する前端面押え板22である。
ると、該後端面押え杆21は、図面実施の一形態では、
前記集合物品Gの移送路の上方にシリンダ23により昇
降自在且つシリンダ34により前方に少し移動自在に設
けられている。
集合物品Gの移送路の横方向から進出及び復帰自在に設
けてもよく、また、前記集合物品Gの移送路の下方から
昇降自在に設けてもよい。しかしながら、いずれの場合
であっても、前記移送杆16と接触することないように
設けられる。
に当接しながら後退し該集合物品Gの次工程への搬送後
に復帰する前端面押え板22について述べると、該前端
面押え板22は、前記移送杆16と対向位置に設けられ
シリンダ24により、予め前記ブラシ状保持具15に近
い位置まで進出させられている。
機能が停止され、前記起立押出し車14によって集合さ
れた集合物品Gによって押圧されて後退するように構成
されている。
面押え板22間に保持された集合物品Gを次工程に搬送
する横送り板であり、シリンダ26によって進出及び復
帰させられる。
横送りされた集合物品Gの搬送を引き継ぐ搬送装置であ
り、無端状チェーン28と、該無端状チェーン28に適
当間隔をあけて設けられ、前記横送りされた集合物品G
の後端部を押圧する押圧板29とで構成され、間欠駆動
させられる。
ーン28に対して完全固定されることなく、図10に示
すように、前記集合物品Gの搬送終端において押圧して
いる前記集合物品Gを跳ね上げることがないように、垂
直状態を保りながら徐々に上方へ回動させられ、上方に
おいて図示しないストッパーにより垂直に起立させられ
るように構成されている。
品Gを引き継ぎ、段ボールケース等への外装装置へ搬送
するコンベアであり、外周面に所定間隔をあけて係止片
31が設けられ、前記搬送装置27の間欠駆動とタイミ
ングを合わせて集合物品Gの搬送を引き継ぐものであ
る。
継がれた集合物品Gを該コンベア30の外周面に設けら
れた係止片31に完全係止させ、外装装置への搬送タイ
ミングを正確一定にするための整列板であり、シリンダ
33により回動させられ、移送された集合物品Gの前端
部に当接及び該当接の解除を繰り返すものである。
のごとくして行われる。図1及び図4に示すように、前
記物品G送り込み用のコンベア1、2、3、4及5びか
ら、本発明を構成するコンベア6に送り込まれた物品G
は、タイミングを合わせて前記起立押出し車14の段部
11に供給される。
該段部11に続いて設けられた湾曲部13によって起立
及び押し出され、記支持レール12上に供給される。
前記ブラシ状保持具15が設けられており、前記支持レ
ール12上に供給された物品Gは、その両側端部を前記
ブラシ状保持具15によって起立状態に保持されて自然
に倒れることがない。
よって前記支持レール12上に供給及び押し出される物
品Gは、起立状態を維持したまま、先にある物品Gを押
圧しながら前記支持レール12上のブラシ状保持具15
間に集合させられる。
と、シリンダ18が作動させられ、移送杆16が前記集
合物品Gを前方の所定位置まで移送する。この移送過程
においては、前記集合物品Gの前端面に前端面押え板2
2が当接させられ、集合物品Gの移送に合わせて後退し
て該集合物品Gの前方への倒れを防止している。
前方の所定位置まで移送させられると、前記後端面押え
杆21が前記移送された集合物品Gの後方に進出して該
集合物品Gの移送を引き継ぎ、同時に該集合物品Gの後
端面を押えて該集合物品Gの後方への倒れを防止する。
後端面を押えると同時に、前記移送杆16がシリンダ1
9の作動により下降させられ、さらにシリンダ18が作
動させられて後方に原状復帰させられ、つぎの集合物品
Gの前方移送に備える。
品Gの前方移送開始と同時に、つぎの物品Gが起立押出
し車14によって支持レール12上のブラシ状保持具1
5間に順次供給され、集合が行われる。したがって、高
速集合が可能である。
板22間に保持された集合物品Gは、横送り板25、搬
送装置27及びコンベア30等によって、次工程、すな
わち、集合状態を保って外装工程等に搬送される。な
お、本発明は、前記扁平状の袋入り物品に限らず、カー
トンケース入り物品の集合にも使用できる。
立保持のための機械的装置を設けることなく、簡素化さ
れた装置により行うことができ、さらに、高速集合が可
能であり、特に、不安定な扁平状物品の集合を有効に行
うことができる。
置の全体斜視図である。
の一部を断面図にした説明図である。
ある。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 物品を横置きに所定間隔をあけて搬送し
先端において前記物品を斜め下方に向けて供給するコン
ベアと、前記物品の供給位置に設けられ外周に前記供給
された物品の下端を支持する段部及び該段部に支持され
た物品を回転方向前方に設けた支持レール上に起立状態
を保って押出す湾曲部を有する起立押出し車と、前記支
持レールの両側に設けられ前記起立押出し車により順次
起立状態を保って押し出された所定数の物品を集合保持
するブラシ状保持具と、該ブラシ状保持具間に保持され
た所定数の集合物品を起立状態を保って前方に移送する
移送装置からなることを特徴とする物品の自動集合装
置。 - 【請求項2】前記移送装置が、前記ブラシ状保持具間に
保持された所定数の集合物品の後端面を押圧して移送し
前記ブラシ状保持具間を避けて復帰する移送杆と、該移
送杆による前記集合物品の移送を引き継ぎ同時に該集合
物品の後端面を押え適時に該集合物品の移送路外に復帰
する後端面押え杆と、前記集合物品の移送過程において
前記移送される集合物品の前端面に当接しながら後退し
該集合物品の次工程への搬送後に復帰する前面押え板
と、からなることを特徴とする請求項1に記載の物品の
自動集合装置。
Priority Applications (1)
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JP2000007448A JP4478845B2 (ja) | 2000-01-17 | 2000-01-17 | 物品の自動集合装置 |
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-
2000
- 2000-01-17 JP JP2000007448A patent/JP4478845B2/ja not_active Expired - Lifetime
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