JP4696417B2

JP4696417B2 - Head protection airbag mounting structure

Info

Publication number: JP4696417B2
Application number: JP2001224377A
Authority: JP
Inventors: 光由大野
Original assignee: Toyota Motor Corp
Current assignee: Toyota Motor Corp
Priority date: 2001-07-25
Filing date: 2001-07-25
Publication date: 2011-06-08
Anticipated expiration: 2021-07-25
Also published as: JP2003034216A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に装備される頭部保護エアバッグ装置に係り、特に、そのエアバッグ（頭部保護エアバッグ）の取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
特開２０００−１１８３４６の公報に示されている頭部保護エアバッグ装置には、蛇腹折りにて折り畳まれた状態でルーフサイドレールに沿って収納されるエアバッグが、膨張展開時に上端部となる部位に設けた複数個の取付片部（舌片状の取付部）にてルーフサイドレールに取付けられるように構成した頭部保護エアバッグの取付構造が示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記した頭部保護エアバッグ装置では、ピラーに対応する部位（ピラーの上方）に配置されているエアバッグが、その膨張展開時に上端部となる部位を上側とし下端部となる部位を下側として折り畳まれている。このため、エアバッグの膨張展開時には、ピラーに対応する部位にて、ルーフサイドレールから下方に向けて延びるようにエアバッグが膨張展開し、展開途中のエアバッグがピラーガーニッシュの上端部に引っ掛かるおそれがあるばかりか、同ピラーガーニッシュとピラーとの間に潜り込むおそれがある。
【０００４】
上記した問題（エアバッグの引っ掛かりや潜り込み）は、ピラーガーニッシュの上端部に対応してバッグ展開ガイド（ジャンプ台）を設けることでも解消し得るものの、かかる場合には、当該頭部保護エアバッグ装置の構成部品にバッグ展開ガイドを加える必要があって、組付性を悪化するおそれがあるばかりか、コストアップの要因ともなる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した課題に対処すべく、蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態でルーフサイドレールに沿って収納されるエアバッグが、膨張展開時に上端部となる部位に設けた複数個の取付片部にて前記ルーフサイドレールに取付けられるように構成した頭部保護エアバッグの取付構造において、蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態の前記エアバッグにおけるピラーに対応する部位が、膨張展開時に上端部となる部位を車室外側とし下端部となる部位を車室内側として配置されて、ルーフヘッドライニングにより被覆されるように構成され、蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態の前記エアバッグにおけるピラーに対応しない部位が、膨張展開時に上端部となる部位を上側とし下端部となる部位を下側として配置されて、ルーフヘッドライニングにより被覆されるように構成されており、折り畳まれた状態の前記エアバッグにおけるピラーに対応する部位には、他の部位に設けられている取付片部よりも蛇腹折りの折幅分長い取付片部が設けられていて、前記エアバッグにおけるピラーに対応する部位に設けられている折幅分長い取付片部が他の部位に設けられている取付片部よりも９０度多く折り畳まれていること（請求項１に係る発明）に特徴がある。
【０００７】
この場合において、前記エアバッグは、折り畳んだ状態を破断可能なソックまたはテープにて保持され、車体に取付けられる前の状態では、折幅分長い取付片部の延出方向が他の取付片部の延出方向に対して略９０度異なるように構成すること（請求項２に係る発明）が望ましく、この場合において、前記エアバッグの折幅分長い取付片部にガス供給口を設けて、このガス供給口にインフレータからのガスを供給可能とすること（請求項３に係る発明）が望ましい。
【０００８】
【発明の作用・効果】
本発明による頭部保護エアバッグの取付構造（請求項１に係る発明）においては、蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態のエアバッグ（ピラーの上方にて折り畳んだ状態でルーフサイドレールに沿って配置されたエアバッグ）におけるピラーに対応する部位が、膨張展開時に上端部となる部位を車室外側とし下端部となる部位を車室内側として配置されている。このため、エアバッグの膨張展開時には、ピラーに対応する部位にて、ルーフサイドレールから車両内方に向けて延びるようにエアバッグが膨張展開する。
【０００９】
したがって、膨張展開途中のエアバッグは、ピラーに組付けられてピラーを被覆するピラーガーニッシュの上端部に引っ掛かり難く、同ピラーガーニッシュとピラーとの間に潜り込み難くて、エアバッグの上記した引っ掛かりや潜り込みを効果的に抑制することが可能である。また、本発明は、折り畳んだ状態のエアバッグの部分的な配置を変更することで容易に実施することが可能であり、バッグ展開ガイド（ジャンプ台）等の付加部品を必要としないため、構成部品の変更・増加がなくて安価に実施することができる。
【００１０】
また、本発明による頭部保護エアバッグの取付構造では、蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態のエアバッグにおけるピラーに対応する部位にて、上記した作用が得られるとともに、蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態のエアバッグにおけるピラーに対応しない部位にて、ルーフサイドレールから下方に向けて延びるようにエアバッグが膨張展開し、エアバッグが車体と乗員間にて迅速に膨張展開する作用が得られる。したがって、エアバッグの良好な展開性能を確保しつつ、エアバッグの上記した引っ掛かりや潜り込みを効果的に抑制することが可能である。
【００１１】
また、本発明による頭部保護エアバッグの取付構造では、エアバッグにおいて複数個の取付片部を形成する際の外形カット工程にて、折幅分長い取付片部と他の取付片部を同時に形成することが可能であり、当該エアバッグを容易かつ簡単に生産することが可能である。
【００１２】
また、本発明による頭部保護エアバッグの取付構造（請求項２に係る発明）においては、折り畳んだ状態を破断可能なソックまたはテープにて保持されるエアバッグにおいて、折幅分長い取付片部を他の取付片部に対して略９０度捩ってルーフサイドレールに取付けるとともに、他の取付片部をそのままルーフサイドレールに取付けることで、エアバッグにおけるピラーに対応する部位では、膨張展開時に上端部となる部位を車室外側とし下端部となる部位を車室内側として配置することができ、またエアバッグにおけるピラーに対応しない部位では、膨張展開時に上端部となる部位を上側とし下端部となる部位を下側として配置することができる。したがって、エアバッグをルーフサイドレールに取付ける際の作業効率の向上を図ることが可能である。
【００１３】
また、本発明による頭部保護エアバッグの取付構造（請求項３に係る発明）においては、インフレータからのガスがエアバッグの折幅分長い取付片部に設けたガス供給口に供給される。ところで、エアバッグの折幅分長い取付片部は、エアバッグのピラーに対応する部位に設けられていて、同部位ではエアバッグの膨張展開時に上端部となる部位が車室外側とされ下端部となる部位が車室内側とされている。したがって、インフレータからエアバッグのガス供給口に供給されるガスにより、エアバッグのピラーに対応する部位を車室内側に向けて的確に押し出して膨張展開させることが可能であり、展開途中のエアバッグがピラーガーニッシュの上端部に引っ掛かること、およびピラーガーニッシュとピラー間に潜り込むことを的確に防ぐことが可能である。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図１〜図８は本発明を乗用車系車両用の頭部保護エアバッグ装置に実施した一実施形態を示していて、この実施形態のエアバッグ装置は、蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態でルーフサイドレール２１に沿って収納され車室側壁に沿ってカーテン状に膨張展開するエアバッグ１１と、このエアバッグ１１の前端部に組付けたテンションクロス１２と、エアバッグ１１のガス供給口１１ａにディフューザ１３を介して気密的に組付けられるインフレータ１４によって構成されるエアバッグモジュール１０を備えている。
【００１５】
エアバッグ１１は、織目方向が前後上下となるように袋織によって形成されていて、表面に気密保持用のコーティングを施されており、前後方向の後端部に設けたガス供給口１１ａと、このガス供給口１１ａから前方に延びるガス通路１１ｂと、このガス通路１１ｂに上端にて連通する前席用膨張部１１ｃおよび後席用膨張部１１ｄを有するとともに、中間非膨張部１１ｅ、前端非膨張部１１ｆおよび４個の取付片部１１ｇ１〜１１ｇ４を有している。
【００１６】
前席用膨張部１１ｃは、前席（Ｂピラー２３に対応して配設されている座席）に着座する乗員の頭部（図示省略）を保護するもので、上下方向に延びる複数個の膨張室（図示省略のセル）を有している。一方、後席用膨張部１１ｄは、後席に着座する乗員の頭部（図示省略）を保護するもので、上下方向に延びる複数個の膨張室（図示省略のセル）を有している。
【００１７】
各取付片部１１ｇ１〜１１ｇ４は、図１、図２および図８に示したように、エアバッグ１１の膨張展開時に上端部となる部位にそれぞれ設けられていて、Ｂピラー２３に対応する部位（Ｂピラー２３の上方部位）に設けられている取付片部１１ｇ２は、他の部位に設けられている取付片部１１ｇ１，１１ｇ３，１１ｇ４よりも蛇腹折りの折幅Ｗｏ分長い形状に形成されている。なお、各取付片部１１ｇ１〜１１ｇ４には、ルーフサイドレール２１への取付孔が設けられている。
【００１８】
テンションクロス１２は、エアバッグ１１の構成布より薄くて安いノンコート織布によって三角形状（形状は適宜変更可能）に形成されていて、後端部１２ａにてエアバッグ１１の前端非膨張部１１ｆに縫合されており、前端部１２ｂに設けた取付孔１２ｂ１にてＡピラー２２に組付けられる（図１参照）ようになっている。
【００１９】
ディフューザ１３は、図１および図２にて示したように、先端にガス噴射口１３ａを有して円筒形状に形成されていて、基端のガス流入部１３ｂにてインフレータ１４のガス噴射口１４ａに設けた雄ねじ部１４ｂにフレアナット１５を用いて気密的かつ一体的に連結固定されている。また、ディフューザ１３の先端部外周には、エアバッグ１１のガス供給口１１ａが締付バンド１６を用いて気密的に組付けられている。
【００２０】
インフレータ１４は、車両の側突時またはロールオーバー時等にガスをエアバッグ１１に向けて噴出供給するものであり、その外周に予め組付けたブラケット（図示省略）にて、Ｃピラー２４にボルト等（図示省略）を用いて組付けられるようになっている。なお、インフレータ１４は、ディフューザ１３とともに、Ｃピラーガーニッシュ３４によって覆われるようになっている。
【００２１】
上記のように構成したこの実施形態の頭部保護エアバッグ装置においては、通常時、エアバッグ１１とテンションクロス１２が上下方向にて、蛇腹折りにて多重に折り畳まれて破断可能なソック１７（図３および図４参照）にて保持された状態で、図２に示したように、Ａピラー２２とルーフサイドレール２１に沿って収納されていて、Ａピラーガーニッシュ３２とルーフヘッドライニング３１により被覆されている。なお、ソック１７は、エアバッグ１１とテンションクロス１２の展開時に破断するようになっていて、設定位置に設けた各スリットを通して各取付片部１１ｇ１，１１ｇ２，１１ｇ３，１１ｇ４がソック１７外に延出している。
【００２２】
また、車両の側突時またはロールオーバー時等において、インフレータ１４からガスが噴出し、このガスがディフューザ１３を通してガス噴射口１３ａからエアバッグ１１のガス通路１１ｂに供給されると、エアバッグ１１がルーフヘッドライニング３１の該当部位を車室内に向けて変形させて下方に展開するとともに、テンションクロス１２がＡピラーガーニッシュ３２の該当部位を車室内に向けて変形させて下方に展開し、エアバッグ１１が図１にて示したように車室内の側壁に沿ってカーテン状に膨張展開する。この際には、エアバッグ１１の各膨張部１１ｃ，１１ｄが各乗員の頭部側方に位置する頭部保護エリアに向けて膨張展開する。
【００２３】
ところで、この実施形態においては、エアバッグ１１がルーフサイドレール２１に取付けられる前の状態、すなわち、図５〜図７に示したように、蛇腹折りにて折り畳まれた状態をソック１７にて保持された状態では、蛇腹折りの折幅Ｗｏ分長い取付片部１１ｇ２ｆが他の取付片部１１ｇ１，１１ｇ３（，１１ｇ４）よりも一回多く折り畳まれていて、蛇腹折りの折幅Ｗｏ分長い取付片部１１ｇ２の延出方向が、他の取付片部１１ｇ１，１１ｇ３（，１１ｇ４）の延出方向に対して略９０度異なるように設定されている。
【００２４】
したがって、蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態のエアバッグ１１をルーフサイドレール２１に取付けた状態では、図２〜図４に示したように、エアバッグ１１のＢピラー２３に対応する部位（図３に示した部位）が、膨張展開時に上端部となる部位を車室外側とし下端部となる部位を車室内側として配置されて、ルーフヘッドライニング３１により被覆され、Ｂピラー２３に対応しない部位（例えば、図４に示した部位）が、膨張展開時に上端部となる部位を上側とし下端部となる部位を下側として配置されて、ルーフヘッドライニング３１により被覆されている。
【００２５】
このため、この実施形態では、エアバッグ１１の膨張展開時、エアバッグ１１におけるＢピラー２３に対応する部位（Ｂピラー２３の上方）にてルーフサイドレール２１から車両内方に向けて延びるようにエアバッグ１１が膨張展開する。したがって、膨張展開途中のエアバッグ１１は、Ｂピラー２３に組付けられてＢピラー２３を被覆するＢピラーガーニッシュ３３の上端部に引っ掛かり難く、同ピラーガーニッシュ３３とＢピラー２３との間に潜り込み難くて、エアバッグ１１のＢピラーガーニッシュ上端部への引っ掛かりや、Ｂピラーガーニッシュ３３とＢピラー２３間への潜り込みを効果的に抑制することが可能である。
【００２６】
また、エアバッグ１１におけるＢピラー２３に対応しない部位では、ルーフサイドレール２１から下方に向けて延びるようにエアバッグ１１が膨張展開し、エアバッグ１１が車体と乗員間にて迅速に膨張展開する作用が得られる。したがって、エアバッグ１１の良好な展開性能を確保しつつ、エアバッグ１１の上記した引っ掛かりや潜り込みを効果的に抑制することが可能である。
【００２７】
また、本実施形態においては、折り畳んだ状態のエアバッグ１１の部分的な配置（Ｂピラー２３に対応した部分の配置）を変更することで容易に実施することが可能であり、バッグ展開ガイド（ジャンプ台）等の付加部品を必要としないため、構成部品の変更・増加がなくて安価に実施することができる。また、エアバッグ１１において取付片部１１ｇ１〜１１ｇ４を形成する際の外形カット工程にて、折幅分長い取付片部１１ｇ２と他の取付片部１１ｇ１，１１ｇ３，１１ｇ４を同時に形成することが可能であり、当該エアバッグ１１を容易かつ簡単に生産することが可能である。
【００２８】
また、本実施形態においては、図５に示したように折り畳んだ状態をソック１７にて保持されるエアバッグ１１において、折幅分長い取付片部１１ｇ２を他の取付片部１１ｇ１，１１ｇ３，１１ｇ４に対して略９０度捩ってルーフサイドレール２１に取付けるとともに、他の取付片部１１ｇ１，１１ｇ３，１１ｇ４を捩ることなくそのままルーフサイドレール２１に取付けること（図２参照）で、エアバッグ１１におけるＢピラー２３に対応する部位では、図３に示したように、膨張展開時に上端部となる部位を車室外側とし下端部となる部位を車室内側として配置することができ、またエアバッグ１１におけるＢピラー２３に対応しない部位では、図４に例示したように、膨張展開時に上端部となる部位を上側とし下端部となる部位を下側として配置することができる。したがって、エアバッグ１１をルーフサイドレール２１に取付ける際の作業効率の向上を図ることが可能である。
【００２９】
上記実施形態においては、図２〜図７に示したように、折り畳まれた状態のエアバッグ１１が破断可能なソック１７にて保持されるように構成して実施した（図３、図４、図６、図７では、エアバッグ１１とソック１７の断面表示を省略した）が、図９に示したように、折り畳まれた状態のエアバッグ１１が複数の破断可能なテープ１８にて保持されるように構成して実施することも可能である。なお、上記したテープ１８とソック１７を併用して実施することも可能である。
【００３０】
また、上記実施形態においては、後端部にガス供給口１１ａを有するエアバッグ１１に本発明を実施したが、本発明は、図１０に示したように、折幅分長い取付片部１１１ｇ２にガス供給口１１１ａを設けたエアバッグ１１１にも同様に実施可能である。この実施形態では、エアバッグ１１１が折り畳んだ状態をソック１１７にて保持されていて、エアバッグ１１１の前後方向中間部に設けたガス供給口１１１ａにインフレータ１１４からＪ字状に形成されたディフューザ１１３を介してガスを供給可能である。
【００３１】
図１０に示したエアバッグ１１１、ディフューザ１１３、インフレータ１１４等を採用して頭部保護エアバッグ装置を構成した実施形態では、エアバッグ１１１の折幅分長い取付片部１１１ｇ２が、エアバッグ１１１のＢピラーに対応する部位に設けられていて、同部位ではエアバッグ１１１の膨張展開時に上端部となる部位が車室外側とされ下端部となる部位が車室内側とされる。したがって、インフレータ１１４からエアバッグ１１１のガス供給口１１１ａに供給されるガスにより、エアバッグ１１１のＢピラーに対応する部位を車室内側に向けて的確に押し出して膨張展開させることが可能であり、展開途中のエアバッグ１１１がＢピラーガーニッシュの上端部に引っ掛かること、およびＢピラーガーニッシュとＢピラー間に潜り込むことを的確に防ぐことが可能である。
【００３２】
また、上記実施形態においては、エアバッグ１１におけるＢピラー２３に対応する部位が、膨張展開時に上端部となる部位を車室外側とし下端部となる部位を車室内側として配置されて、ルーフヘッドライニング３１により被覆されるように構成したが、Ｃピラー２４に対応する部位も、膨張展開時に上端部となる部位を車室外側とし下端部となる部位を車室内側として配置されて、ルーフヘッドライニング３１により被覆されるように構成して実施することも可能である。
【００３３】
また、上記実施形態においては、エアバッグ１１として袋織バッグを採用したが、縫製バッグや接着（熱溶着）バッグを採用して実施することも可能である。また、上記実施形態においては、乗用車系車両用の頭部保護エアバッグ装置に本発明を実施したが、乗用車系以外の車両用頭部保護エアバッグ装置にも適宜変更して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による頭部保護エアバッグ装置（車両の右側に装着されるもの）の一実施形態を概略的に示す側面図である。
【図２】図１に示したエアバッグとテンションクロスが折り畳まれた状態の概略的な側面図である。
【図３】図２の３−３線に沿った断面図である。
【図４】図２の４−４線に沿った断面図である。
【図５】車体に取付ける前のエアバッグの部分斜視図である。
【図６】図５の６−６線に沿った断面図である。
【図７】図５の７−７線に沿った断面図である。
【図８】図１〜図７に示したエアバッグ単体の展開状態での部分側面図である。
【図９】折り畳んだ状態をテープにて保持されたエアバッグの一部分を示した斜視図である。
【図１０】エアバッグの折幅分長い取付片部にガス供給口を設けた実施形態を示す図５相当の斜視図である。
【符号の説明】
１０…エアバッグモジュール、１１…エアバッグ、１１ａ…ガス供給口、１１ｂ…ガス通路、１１ｃ…前席用膨張部、１１ｄ…後席用膨張部、１１ｅ…中間非膨張部、１１ｆ…前端非膨張部、１１ｇ１〜１１ｇ４…取付片部、１２…テンションクロス、１３…ディフューザ、１４…インフレータ、１７…ソック、１８…テープ、２１…ルーフサイドレール、２２…Ａピラー、２３…Ｂピラー、２４…Ｃピラー、３１…ルーフヘッドライニング、３２…Ａピラーガーニッシュ、３３…Ｂピラーガーニッシュ、３４…Ｃピラーガーニッシュ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a head protection airbag device mounted on a vehicle, and more particularly to a mounting structure of the airbag (head protection airbag).
[0002]
[Prior art]
In the head protection airbag device disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-118346, the airbag housed along the roof side rail in a state of being folded in a bellows fold forms the upper end portion when inflated and deployed. An attachment structure of a head protection airbag configured to be attached to a roof side rail by a plurality of attachment pieces (tongue piece-like attachment portions) provided at a site is shown.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the head protection airbag device described above, the airbag disposed in the part corresponding to the pillar (above the pillar) has the upper part as the upper part and the lower part as the lower part when the airbag is inflated and deployed. It is folded. For this reason, when the airbag is inflated and deployed, the airbag may be inflated and deployed so as to extend downward from the roof side rail at a portion corresponding to the pillar, and the airbag in the middle of deployment may be caught on the upper end of the pillar garnish. In addition, there is a risk of dive between the pillar garnish and the pillar.
[0004]
The above-described problems (airbag catching and sinking) can be solved by providing a bag deployment guide (jump table) corresponding to the upper end of the pillar garnish. It is necessary to add a bag unfolding guide to these components, which may deteriorate the assembling property and also increase the cost.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to cope with the above-described problems, the present invention provides a plurality of airbags that are stored along the roof side rail in a state of being folded and held by bellows folding at a portion that becomes an upper end portion when inflated and deployed. In the mounting structure of the head protection airbag configured to be attached to the roof side rail at the mounting piece portion, a portion corresponding to the pillar in the airbag in a state of being folded and held by bellows folding , A state in which the upper end portion during inflation and deployment is arranged outside the vehicle interior and the lower end portion is arranged inside the vehicle interior and is covered with a roof head lining, and is folded and held by bellows folding. The portion of the airbag that does not correspond to the pillar is arranged with the portion that becomes the upper end during the inflation and deployment as the upper side and the portion that becomes the lower end as the lower side, It is comprised so that it may be coat | covered with a headlining, and the part corresponding to the pillar in the said airbag of the folded state is longer by the folding width | variety of a bellows fold than the attachment piece part provided in another part An attachment piece portion is provided, and the attachment piece portion that is longer by the folding width provided at the portion corresponding to the pillar in the airbag is folded 90 degrees more than the attachment piece portion provided at the other portion. that are (the invention according to claim 1) is characterized.
[0007]
In this case, the airbag is held by a sock or tape that can be broken in a folded state, and in a state before being attached to the vehicle body, the extending direction of the attachment piece portion that is longer by the folding width is the other attachment piece portion. It is desirable to configure it to be approximately 90 degrees different from the extending direction (invention according to claim 2 ), and in this case, a gas supply port is provided in the attachment piece portion that is long by the folding width of the airbag, It is desirable that the gas supply port can be supplied with gas from the inflator (the invention according to claim 3 ).
[0008]
[Operation and effect of the invention]
In the head protection airbag mounting structure according to the present invention (the invention according to claim 1), the airbag in a state of being folded and held by bellows folding (folded on the roof side rail in a state of being folded above the pillar). The part corresponding to the pillar in the airbag) is arranged such that the part that becomes the upper end when inflated and deployed is the outside of the passenger compartment and the part that becomes the lower end is the inside of the passenger compartment. For this reason, when the airbag is inflated and deployed, the airbag is inflated and deployed so as to extend from the roof side rail toward the inside of the vehicle at a portion corresponding to the pillar.
[0009]
Therefore, the airbag being inflated and deployed is not easily caught on the upper end of the pillar garnish that is attached to the pillar and covers the pillar, and it is difficult for the airbag to get caught between the pillar garnish and the pillar. Can be effectively suppressed. Further, the present invention can be easily implemented by changing the partial arrangement of the airbag in the folded state, and does not require additional parts such as a bag deployment guide (jump table). There is no change / increase in parts and it can be implemented at low cost.
[0010]
Further, the mounting structure of the head protection air bag according to the present invention, at the site corresponding to the pillar of the airbag in a state of being held folded in accordion folded, together with the above-described effect is obtained, in the bellows-like folded The airbag is inflated and deployed so as to extend downward from the roof side rail at a portion that does not correspond to the pillar in the airbag that is folded and held, and the airbag is quickly inflated and deployed between the vehicle body and the occupant. Can be obtained. Therefore, it is possible to effectively suppress the above-described catching and sinking of the airbag while ensuring good deployment performance of the airbag.
[0011]
Moreover, in the mounting structure of the head protection airbag according to the present invention, in the outer shape cutting step when forming a plurality of mounting pieces in the airbag, the mounting pieces that are longer by the folding width and other mounting pieces are simultaneously used. It is possible to form and the airbag can be produced easily and simply.
[0012]
Further, in the head protection airbag mounting structure according to the present invention (the invention according to claim 2 ), in the airbag held by a sock or tape that can be folded, the mounting piece portion that is longer by the folding width. Is attached to the roof side rail by twisting approximately 90 degrees with respect to the other mounting piece portion, and the other mounting piece portion is attached to the roof side rail as it is. The upper end portion can be disposed outside the vehicle compartment and the lower end portion can be disposed as the vehicle interior side. In a portion that does not correspond to the pillar in the airbag, the upper end portion is the upper portion during inflation and deployment, and the lower end portion. Can be placed as the lower side. Therefore, it is possible to improve the working efficiency when attaching the airbag to the roof side rail.
[0013]
Further, in the head protection airbag mounting structure according to the present invention (the invention according to claim 3 ), the gas from the inflator is supplied to the gas supply port provided in the mounting piece portion which is longer by the folding width of the airbag. By the way, the attachment piece part long by the folding width of the airbag is provided in a part corresponding to the pillar of the airbag, and the part which becomes the upper end part when the airbag is inflated and deployed is the outer side of the passenger compartment. The part which becomes becomes the vehicle interior side. Accordingly, the gas supplied from the inflator to the gas supply port of the airbag can be inflated and deployed by accurately extruding the portion corresponding to the pillar of the airbag toward the vehicle interior side. Can be accurately prevented from being caught on the upper end of the pillar garnish and being caught between the pillar garnish and the pillar.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIGS. 1-8 has shown one Embodiment which implemented this invention to the head protection airbag apparatus for passenger vehicle type vehicles, The airbag apparatus of this embodiment was folded and held by the bellows fold. In this state, the airbag 11 is stored along the roof side rail 21 and inflated and deployed in a curtain shape along the side wall of the passenger compartment, the tension cloth 12 assembled to the front end of the airbag 11, and the gas supply of the airbag 11 The airbag module 10 includes an inflator 14 that is hermetically assembled to the mouth 11a via a diffuser 13.
[0015]
The air bag 11 is formed by bag weaving so that the texture direction is front and rear and up and down, the surface is coated with an airtight holding, a gas supply port 11a provided at the rear end portion in the front and rear direction, It has a gas passage 11b extending forward from the gas supply port 11a, a front seat expansion portion 11c and a rear seat expansion portion 11d communicating with the gas passage 11b at the upper end, an intermediate non-expansion portion 11e, and a front end non-expansion It has a portion 11f and four attachment piece portions 11g1 to 11g4.
[0016]
The front seat inflating portion 11c protects the head (not shown) of an occupant seated in the front seat (the seat disposed corresponding to the B pillar 23), and a plurality of inflating portions extending in the vertical direction. It has a chamber (a cell not shown). On the other hand, the rear seat inflating portion 11d protects the head (not shown) of an occupant seated in the rear seat, and has a plurality of expansion chambers (not shown) extending in the vertical direction.
[0017]
As shown in FIGS. 1, 2, and 8, each of the attachment pieces 11 g 1 to 11 g 4 is provided at a portion that becomes an upper end portion when the airbag 11 is inflated and deployed, and a portion corresponding to the B pillar 23 ( The mounting piece 11g2 provided in the upper part of the B pillar 23) is formed in a shape longer by the folding width Wo of the bellows fold than the mounting piece parts 11g1, 11g3, and 11g4 provided in other parts. . In addition, each attachment piece part 11g1-11g4 is provided with the attachment hole to the roof side rail 21. As shown in FIG.
[0018]
The tension cloth 12 is formed in a triangular shape (the shape can be changed as appropriate) by a non-coated woven fabric that is thinner and cheaper than the constituent fabric of the airbag 11, and the front end non-inflatable portion 11f of the airbag 11 is formed at the rear end portion 12a. It is sewn and is assembled to the A pillar 22 through an attachment hole 12b1 provided in the front end portion 12b (see FIG. 1).
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 2, the diffuser 13 has a gas injection port 13a at the tip and is formed in a cylindrical shape. The gas injection port 14a of the inflator 14 is formed at the gas inflow portion 13b at the base end. The flare nut 15 is used to be hermetically and integrally connected and fixed to the male screw portion 14b provided on the front end. Further, the gas supply port 11 a of the airbag 11 is assembled airtightly on the outer periphery of the distal end portion of the diffuser 13 using a fastening band 16.
[0020]
The inflator 14 supplies gas to the airbag 11 in the event of a side collision or rollover of the vehicle, and a bolt (not shown) is attached to the C pillar 24 with a bracket (not shown) assembled in advance on the outer periphery thereof. Etc. (not shown). The inflator 14 is covered with a C pillar garnish 34 together with the diffuser 13.
[0021]
In the head protection airbag device of the present embodiment configured as described above, the airbag 11 and the tension cloth 12 are normally folded in multiple directions by bellows folding in the vertical direction and can be broken and broken (see FIG. As shown in FIG. 2, it is housed along the A pillar 22 and the roof side rail 21 and covered with the A pillar garnish 32 and the roof head lining 31 as shown in FIG. Has been. The sock 17 is designed to break when the airbag 11 and the tension cloth 12 are deployed, and the attachment pieces 11g1, 11g2, 11g3, and 11g4 extend out of the sock 17 through the slits provided at the set positions. ing.
[0022]
Further, when the vehicle crashes or rolls over, gas is ejected from the inflator 14, and this gas is supplied from the gas injection port 13 a to the gas passage 11 b of the airbag 11 through the diffuser 13. The corresponding portion of the roof head lining 31 is deformed toward the vehicle interior and deployed downward, and the tension cross 12 is deformed while the corresponding portion of the A pillar garnish 32 is deformed toward the vehicle interior and deployed downward. As shown in FIG. 1, it expands and expands in a curtain shape along the side wall of the vehicle interior. At this time, the inflatable portions 11c and 11d of the airbag 11 are inflated and deployed toward the head protection area located on the side of each occupant's head.
[0023]
By the way, in this embodiment, the state before the airbag 11 is attached to the roof side rail 21, that is, the state folded by bellows folding as shown in FIGS. In this state, the attachment piece 11g2f that is longer by the bellows folding width Wo is folded once more than the other attachment pieces 11g1, 11g3 (, 11g4), and the attachment piece that is longer by the bellows folding width Wo. The extending direction of the portion 11g2 is set so as to be approximately 90 degrees different from the extending direction of the other mounting piece portions 11g1, 11g3 (, 11g4).
[0024]
Therefore, in a state where the airbag 11 folded and held by bellows folding is attached to the roof side rail 21, as shown in FIGS. 2 to 4, a portion corresponding to the B pillar 23 of the airbag 11. (The part shown in FIG. 3) is arranged with the part serving as the upper end when inflated and deployed as the vehicle interior outside and the part serving as the lower end as the vehicle interior side, and is covered with the roof head lining 31 and corresponds to the B pillar 23. A portion that is not to be disposed (for example, the portion shown in FIG. 4) is covered with the roof head lining 31, with the portion that becomes the upper end when inflated and deployed as the upper side and the portion that becomes the lower end as the lower side.
[0025]
Therefore, in this embodiment, when the airbag 11 is inflated and deployed, the airbag 11 extends from the roof side rail 21 toward the vehicle inward at a portion corresponding to the B pillar 23 (above the B pillar 23). The airbag 11 is inflated and deployed. Therefore, the airbag 11 being inflated and deployed is not easily caught on the upper end portion of the B pillar garnish 33 that is assembled to the B pillar 23 and covers the B pillar 23, and does not easily enter between the pillar garnish 33 and the B pillar 23. Thus, it is possible to effectively suppress the airbag 11 from being caught on the upper end portion of the B pillar garnish and from entering between the B pillar garnish 33 and the B pillar 23.
[0026]
Further, in a portion of the airbag 11 that does not correspond to the B pillar 23, the airbag 11 is inflated and deployed so as to extend downward from the roof side rail 21, and the airbag 11 is rapidly inflated and deployed between the vehicle body and the occupant. The effect is obtained. Therefore, it is possible to effectively suppress the above-described catching and sinking of the airbag 11 while ensuring good deployment performance of the airbag 11.
[0027]
Moreover, in this embodiment, it can implement easily by changing the partial arrangement | positioning (arrangement | positioning of the part corresponding to B pillar 23) of the airbag 11 of the folded state, Bag deployment guide ( Since no additional parts such as a jump base are required, it is possible to implement at low cost without changing or increasing the number of components. Further, in the outer shape cutting step when forming the attachment piece portions 11g1 to 11g4 in the airbag 11, it is possible to simultaneously form the attachment piece portion 11g2 that is longer by the folding width and the other attachment piece portions 11g1, 11g3, and 11g4. Yes, the airbag 11 can be easily and easily produced.
[0028]
Further, in the present embodiment, in the airbag 11 held by the sock 17 as shown in FIG. And attached to the roof side rail 21 without twisting the other attachment piece portions 11g1, 11g3, and 11g4 (see FIG. 2). As shown in FIG. 3, the portion corresponding to the B pillar 23 can be disposed such that the portion serving as the upper end when inflated and deployed is the vehicle interior outside and the portion serving as the lower end is the vehicle interior side. In the part not corresponding to the B-pillar 23 in FIG. 4, as shown in FIG. 4, the part that becomes the upper end during expansion and deployment is the upper side, and the part that becomes the lower end is the lower side. It can be arranged. Therefore, it is possible to improve the working efficiency when attaching the airbag 11 to the roof side rail 21.
[0029]
In the above embodiment, as shown in FIGS. 2 to 7, the airbag 11 in a folded state is configured to be held by a breakable sock 17 (FIGS. 3 and 4). 6 and 7, the sectional view of the airbag 11 and the sock 17 is omitted. As shown in FIG. 9, the folded airbag 11 is held by a plurality of breakable tapes 18. It can also be configured and implemented. Note that the above-described tape 18 and sock 17 can be used in combination.
[0030]
Moreover, in the said embodiment, although this invention was implemented to the airbag 11 which has the gas supply port 11a in the rear-end part, as shown in FIG. The same can be applied to the airbag 111 provided with the gas supply port 111a. In this embodiment, a state where the airbag 111 is folded is held by a sock 117, and a diffuser 113 formed in a J-shape from an inflator 114 is provided in a gas supply port 111 a provided at a middle portion in the front-rear direction of the airbag 111. It is possible to supply gas via
[0031]
In the embodiment in which the airbag 111, the diffuser 113, the inflator 114, and the like shown in FIG. 10 are used to configure the head protection airbag device, the attachment piece 111g2 that is long by the folding width of the airbag 111 is It is provided in a part corresponding to the B-pillar, and in this part, when the airbag 111 is inflated and deployed, the part that becomes the upper end is the outside of the passenger compartment and the part that becomes the lower end is the inside of the passenger compartment. Therefore, by the gas supplied from the inflator 114 to the gas supply port 111a of the airbag 111, the portion corresponding to the B pillar of the airbag 111 can be accurately pushed toward the vehicle interior side to be inflated and deployed. It is possible to accurately prevent the airbag 111 in the middle of deployment from being caught on the upper end portion of the B pillar garnish and dive between the B pillar garnish and the B pillar.
[0032]
Moreover, in the said embodiment, the site | part corresponding to the B pillar 23 in the airbag 11 is arrange | positioned by making the site | part used as an upper end part into a vehicle interior outside at the time of expansion | deployment deployment, and the site | part used as a lower end part as a vehicle interior side. Although it is configured to be covered with the lining 31, the portion corresponding to the C pillar 24 is also arranged with the portion serving as the upper end when inflated and deployed as the vehicle interior outside and the portion serving as the lower end as the vehicle interior side. It is also possible to configure and implement so as to be covered with the lining 31.
[0033]
Moreover, in the said embodiment, although the bag-woven bag was employ | adopted as the airbag 11, it is also possible to employ | adopt and implement a sewing bag and an adhesion | attachment (heat welding) bag. In the above-described embodiment, the present invention is applied to the head protection airbag device for passenger vehicle vehicles. However, the invention can be appropriately modified and applied to a vehicle head protection airbag device other than the passenger vehicle system. It is.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view schematically showing an embodiment of a head protecting airbag device (mounted on the right side of a vehicle) according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic side view showing a state in which the airbag and the tension cloth shown in FIG. 1 are folded.
3 is a cross-sectional view taken along line 3-3 in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG.
FIG. 5 is a partial perspective view of the airbag before being attached to the vehicle body.
6 is a cross-sectional view taken along line 6-6 of FIG.
7 is a cross-sectional view taken along line 7-7 in FIG.
FIG. 8 is a partial side view of the airbag shown in FIGS. 1 to 7 in a deployed state.
FIG. 9 is a perspective view showing a part of an airbag held in a folded state by a tape.
FIG. 10 is a perspective view corresponding to FIG. 5 showing an embodiment in which a gas supply port is provided in an attachment piece that is long by the folding width of the airbag.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Air bag module, 11 ... Air bag, 11a ... Gas supply port, 11b ... Gas passage, 11c ... Front seat expansion part, 11d ... Rear seat expansion part, 11e ... Middle non-expansion part, 11f ... Front end non-expansion 11g1 to 11g4 ... mounting piece, 12 ... tension cross, 13 ... diffuser, 14 ... inflator, 17 ... sock, 18 ... tape, 21 ... roof side rail, 22 ... A pillar, 23 ... B pillar, 24 ... C Pillar, 31 ... roof head lining, 32 ... A pillar garnish, 33 ... B pillar garnish, 34 ... C pillar garnish.

Claims

蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態でルーフサイドレールに沿って収納されるエアバッグが、膨張展開時に上端部となる部位に設けた複数個の取付片部にて前記ルーフサイドレールに取付けられるように構成した頭部保護エアバッグの取付構造において、蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態の前記エアバッグにおけるピラーに対応する部位が、膨張展開時に上端部となる部位を車室外側とし下端部となる部位を車室内側として配置されて、ルーフヘッドライニングにより被覆されるように構成され、蛇腹折りにて折り畳まれて保持された状態の前記エアバッグにおけるピラーに対応しない部位が、膨張展開時に上端部となる部位を上側とし下端部となる部位を下側として配置されて、ルーフヘッドライニングにより被覆されるように構成されており、折り畳まれた状態の前記エアバッグにおけるピラーに対応する部位には、他の部位に設けられている取付片部よりも蛇腹折りの折幅分長い取付片部が設けられていて、前記エアバッグにおけるピラーに対応する部位に設けられている折幅分長い取付片部が他の部位に設けられている取付片部よりも９０度多く折り畳まれていることを特徴とする頭部保護エアバッグの取付構造。The airbag stored along the roof side rail while being folded and held by the bellows fold is attached to the roof side rail with a plurality of attachment pieces provided at the upper end portion when inflated and deployed. In the mounting structure of the head protection airbag configured as described above, the portion corresponding to the pillar in the airbag folded and held by the bellows fold is defined as a portion that becomes an upper end portion when inflated and deployed. The lower end portion is arranged as the vehicle interior side, and is configured to be covered by the roof head lining , and the portion that does not correspond to the pillar in the airbag that is folded and held by bellows folding, The upper part is located on the upper side and the lower part is located on the lower side when inflated and deployed, and covered with the roof head lining. The part corresponding to the pillar in the airbag in the folded state is provided with an attachment piece part longer than the attachment piece part provided in the other part by the folding width of the bellows. The attachment piece portion that is longer than the folding width provided at the portion corresponding to the pillar in the airbag is folded 90 degrees more than the attachment piece portion provided at the other portion. Mounting structure of the part protection airbag.

請求項１に記載の頭部保護エアバッグの取付構造において、前記エアバッグは、折り畳んだ状態を破断可能なソックまたはテープにて保持され、車体に取付けられる前の状態では、折幅分長い取付片部の延出方向が他の取付片部の延出方向に対して略９０度異なるように構成したことを特徴とする頭部保護エアバッグの取付構造。 2. The attachment structure for a head protection airbag according to claim 1 , wherein the airbag is held by a sock or tape that can be folded and is long enough to be folded in a state before being attached to a vehicle body. An attachment structure of a head protection airbag, wherein the extending direction of one piece is configured to be approximately 90 degrees different from the extending direction of another attaching piece.

請求項２に記載の頭部保護エアバッグの取付構造において、前記エアバッグの折幅分長い取付片部にガス供給口を設けて、このガス供給口にインフレータからのガスを供給可能としたことを特徴とする頭部保護エアバッグの取付構造。 3. The head protection airbag mounting structure according to claim 2 , wherein a gas supply port is provided in a mounting piece portion that is long by a folding width of the airbag, and gas from an inflator can be supplied to the gas supply port. The head protection airbag mounting structure characterized by the above.