JP4695217B1 - ファイリング用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファイルリング用具の開口部を大きくし、資料の挿入及び取り出しが容易なファイリング用具を提供する。
【解決手段】ファイリング用具の開閉部を広げる手段として、L字型の閉部を短く設置し、開閉時における可動範囲を広げる。この手段として、折りたたみ部天部の面取りを行い、折りたたみ部の閉部を短くし、さらに、固着部を短く設置し、切欠部を該固着部横の開放辺寄りに設置し、該切欠部を最も遠方の閉部端方向に傾斜させることにより、開閉時の応力による破れ破損防止だけでなく開閉部を広げる手段として活用した。
【選択図】図1

Description

ファイリング用具に関する。
従来のファイルは、基板となるシートを折りたたんで表表紙側シートと裏表紙側シートを作り、その折りたたみ部によって一方の閉部を作り、他方の閉部は表表紙側シートと裏表紙側シートを端縁において固着して閉部を作り、該表表紙側シートと該裏表紙側シート及びL字型の折りたたみ部及び固着部によってホルダー部を形成している。
また、表表紙側シートと裏表紙側シートの作動による応力を逃がし、固着部端の剥がれや破れ等の破損を防ぐため固着部端に近い開放辺上に切欠部を設置している。(例えば、特許文献1参照)
一方、ファイルの左右ポケットを大きく開口させることができ、収納物の出し入れが容易にできるホルダが提案されている。(例えば、特許文献2参照)
また、同様のファイルにおいて、左右ポケット部の両固着部端に切欠部を設置した書類収納用ファイルも提案されている。(例えば、特許文献3参照)
実用新案登録第3129135号 公報 特開2001−63264号 公報 実開昭59−164772号 公報
しかしながら、従来のファイルには、次のような問題点があった。
従来のファイルの構造は、基板となるシートを折りたたんで表表紙側シートと裏表紙側シートを作り、その折りたたみ部によって一方の閉部を作り、該表表紙側シートと該裏表紙側シート及びL字型の折りたたみ部及び固着部によってホルダー部を形成している。そして、L字型の閉部がファイルの二辺全体にわたって設定され、表表紙側シートと裏表紙側シートの作動による応力を逃すための切欠部を固着部に直交する開放辺上に設置している。(例えば、特許文献1参照)
この種の構造のファイルは、資料を挿入したり取り出したりする場合に、開放辺をファイルの表面積の2分の1以下の範囲内でしか開閉できない。
一方、従来のファイルには、表紙側シートと裏表紙側シートの作動による応力を逃すための切欠部を該切欠部設置辺にほぼ直角に設置している(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
しかしながら、これら直角に設置した切欠部は、表表紙側シートの作動による応力を逃すための役割しか果せない。
なお、切欠部に固着部が接続していたり、切欠部と固着部が接近しすぎていると、表表紙の開閉作動による応力が固着部端にじかに伝わり易く、該切欠部が表表紙側シートの作動による応力を逃すための役割が半減してしまう。
一方、折りたたみ部端の開放辺に設置した小さな切欠部は、表表紙側シートの開閉作動による応力が、その切欠部によって折りたたみ部端にストレートに伝わり、折りたたみ端の磨耗や破損を早めてしまう。
本発明は、ファイリング用具の開閉部を広げる手段として、L字型の閉部を短く設置し、開閉時における可動範囲を広げることとした。
この手段として、固着部を短く設置し、切欠部を該固着部横の開放辺寄りに設置し、該切欠部を最も遠方の閉部端方向に傾斜させることにより、開閉時の応力による破れ破損防止だけでなく開閉部を広げる手段として活用した。また、切欠部と固着部を同一辺上において少し離してあそび部分を作ることにより、開閉時の応力が固着部に直接及ぶことを避け、緩和されるようにした。
同時に、折りたたみ部天部の面取りを行い、折りたたみ部の閉部を短くして開閉部を広げることとした。この面取りにより、表表紙側シートの開閉作動による応力が折りたたみ部端になだらかに加わるようになるため、折りたたみ部側の損耗や破損等を防ぐ手段とても活用することとした。
なぜ、折りたたみ部端の開放辺に設置した切欠部に開閉作動による応力がより伝わりやすいかと言えば、同一厚さのシートを扇状に開閉させてたわませる場合、切欠によって半径が短くなった部分にストレスがたまりやすくなるためである。またなぜ面取りが、折りたたみ部側の損耗や破損等を防ぐことになるかといえば、面取りはシート辺上に極端に短い部分を作らないため、扇状に開閉させてたわませる場合のたわみによる応力は面取りした円弧上に沿ってなだらかに伝わるためである。
なお、請求項1において「該固着部辺上に設置される切欠部」とは、切欠部が固着部と同一辺上にあることをいう。
【0008】
ファイルリング用具の開口部を大きくし、資料の挿入及び取り出しが容易なファイリング用具を提供できる点、及び開閉作動による磨耗や破損等を減少させることができるファイリング用具を提供できる点が従来のファイルに比べて有利な点である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】L字型ファイルに遠方の閉部端に傾斜した切欠部を設置し、該遠方の閉部端を面取りしたファイルの実施方法の1例を示した正面図である。(実施例1)
【図2】固着部を設置する前の実施例1の展開図である。
【図3】L字型ファイルの開放辺に長方形の舌片を連接し、遠方の閉部端に傾斜した切欠部を設置し、該遠方の閉部端を面取りした実施方法の1例を示した正面図である。(実施例2)
【図4】固着部を設置する前の実施例2の展開図である。
【図5】観音開型のファイルの実施方法の1例を示した正面図である。(実施例3)
【図6】固着部を設置する前の実施例3の展開図である。
【図7】L字型ファイルの開放辺に円弧状の舌片を連接し、表表紙横幅を裏表紙横幅より短く設定し、遠方の閉部端に傾斜した切欠部を設置し、該遠方の閉部端を面取りしたファイルの実施方法の1例を示した正面図である。(実施例4)
【図8】実施例4の使用方法の1例を示した使用図である。
【図9】従来のファイルの1例を示した正面図である。
【発明を実施するための形態】
4つの実施例は、いずれもL字型の閉部を短く設置し、固着部端でかつ固着部辺と同一辺上に切り欠き部を設置し、該切欠部を対応する閉部端であってかつ遠方の閉部端方向に傾斜させて設置しており、該技術から見ていずれも同一の実施形態である。
構造等
最初に、これらの構造等について、実施例1に基づいて説明する。
実施例1の閉部は、図1の3(図2の3)、及び図1の4である。開放辺は、図1の6(図2の6−1と図2の6−2)、及び図1の7(図2の7−1と図2の7−2)である。
折りたたみ部(図1の3、図2−3)は、天部を面取り(図1の2、図2の2)している。閉部辺(図1の5、図2の5−1、図2の5−2)には、固着部(図1の4)と切欠部(図1の1、図2の1)を設置している。切欠部(図1の1、図2の1)は、遠方の閉部端(図1の2の面取部下端、図2の2面取部下端)方向に傾斜して設置している。
これは、実施例2〜実施例4においても同様である。
なお、折りたたみ部の面取り部面に切欠部を設置すること、及び折りたたみ部の面取りを行わず折りたたみ部端に直接傾斜切欠部を設置することも本発明の範囲とする。
また、ファイルリング用具のポケット部のL字閉部辺に傾斜切欠部を設置すること、及び幾つか連接したファイルリング用具のL字閉部辺に傾斜切欠部を設置することも、本発明の範囲とする。
また、ファイルやノート等に付加又は一体に作成された資料差込用フォルダーであって、請求項1に係るファイル及びホルダー部を有するものも本発明の範囲とする。
作動及び使用等
【0012】
以上の作動及び使用等について説明する。
表表紙側シートと裏表紙側シートを広げると、切欠部中央部先端(図1の凸部先端)と面取部下端(図1の2の面取部下端)を結ぶ対角線に沿って広げることができる。
この場合、表表紙側シートと裏表紙側シートを強く引っ張らず自然に広げ、かつ広げた表表紙側シートと裏表紙側シートのシート面との間において作る角度が鋭角の場合、開く力とそれに抵抗する力が折りたたみ部天部に設置した面取り部の面取り辺及び固着部横に設置した切欠部の切欠辺にかかる。
そして、該切欠部から該固着部端までは可動範囲に入るが、該切欠部は、略逆さV字形または略逆さU字形をしているため、開閉時の応力は切欠部の最も深いところにかかることになる。
このため固着部端に開閉時の力がスレートに及ぶことを防ぐことができると同時に、資料を挟み込みやすいように開閉部を広げることができる。
また、面取り面の大きさにより、開閉部が広がったり狭くなったりする。
開閉時のたわみ線は、折りたたみ部の面取り部端の閉部と切欠部中央部を結ぶ線が最も中心となる。
一般的に、L字型のファイルにおいては、L字形の直交部である閉部角からみて、それぞれの閉部端がL字上にある場合、閉部端が直交角部に近づくほど開口部は大きくなり、遠ざかるほど開口部は狭くなる。
しかし、極端に前者にはしると、固着部及び折りたたみ部が短くなり、資料が脱落しやすくなる。
このため、固着部の位置及び長さ、折りたたみ部の面取り部分の位置及び大きさは、開閉部を広げる目的とフォルダー部の脱落防止の目的の双方の目的が両立できる範囲で決めなければならない。
これは、実施例2〜実施例4においても同様である。
本発明の最良の実施形態は、実施例1である。
1 切欠部
2 面取部
3 折りたたみ部
4 固着部
5 固着部辺
5−1及び5−2 固着部辺
6及び7 開放辺
6−1及び6−2 開放辺
7−1及び7−2 開放辺

Claims (2)

  1. ファイリング用具のホルダー部を形成する折りたたみ部と固着部がL字状の閉部を形成するか又は一方のシートと他方のシートの2つの固着部がL字状の閉部を形成するファイリング用具であって、
    該固着部辺上に設置される切欠部であって、かつ該切欠部が該固着部横の開放辺寄りに設置されかつ対向する遠方の閉部の閉部端方向に傾斜て設置された
    ことを特徴とするファイリング用具。
  2. 前記切欠部に対向する遠方の閉部の閉部端面取りされた請求項1のファイリング用具
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