JP4691987B2 - 無線タグおよび携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信ICチップを備えた無線タグおよび、無線タグを用いた情報システムに関する。
近年、様々な「物」を識別する技術として、無線タグが注目されている。無線タグは非常に小さな無線通信ICチップとアンテナから構成されるモジュールであり、カード型やラベル型など様々な形状に加工することが可能である。無線タグの無線通信ICチップは内蔵メモリを有しており、専用の読取り装置(以降ではタグリーダと呼ぶ)を用いて、内蔵メモリから非接触でデータを読み出すことが可能になる。また専用の書き込み装置を用いて、内蔵メモリにデータを非接触で書き込むことができる無線タグもある。さらに、タグリーダと無線タグには、複数の無線タグが同時に応答することによって発生する通信の衝突(コリジョン)を回避するための仕組み(アンチコリジョン機能)を備えているものもある(非特許文献1)。アンチコリジョン機能によって、タグリーダは複数の無線タグの情報を一括で読取ることが可能になる。このような特徴を持った無線タグに、商品を識別するためのID番号(以降ではタグIDと呼ぶ)を格納し、この無線タグを対応する商品に貼り付けておけば、商品管理を効率的に行うことが可能になる。
「無線ICタグのすべて」, 日経BP社, 2004年3月17日
しかし、将来、アンチコリジョン機能を有する無線タグとタグリーダが広く普及すると共にした場合に、タグリーダを用いて無線タグのID番号を一括読取りすると、不必要な無線タグまで読取ってしまう可能性がある。たとえば、自分の鞄の中に入っている物に貼付している無線タグのID番号を識別したい場合に、鞄の外にある物に貼付している無線タグのID番号まで読取ってしまうことが考えられる。この場合、どの無線タグが鞄の中に入っている物に貼付してあるかを調べるのは非常に困難となり、無線タグの利便性が低下してしまう恐れがある。またタグリーダが携帯電話等の携帯端末に内蔵され、多くの人が持ち歩くようになると、ある人の所持品に貼付してある無線タグのID番号を、他の人が勝手に読取ってしまうという可能性がある。この場合、ある人がどのような物を持っているかといったプライバシーに関わる情報が漏洩してしまうという問題がある。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、複数の無線タグの間に階層構造を持たせることで、特定の階層に位置する無線タグのID番号のみを読取ることを可能にすると共に、無線タグのID番号の読取り可否を制御し、無線タグのID番号を保護することが可能な、無線タグを提供することを目的とする。
上記目的を実現するために、本発明に係わる無線タグは、内部に保持しているデータを、外部から無線経由で読取ることが可能な無線タグであって、該無線タグは、データを保持する機能を有するメモリ回路と、外部から無線経由で受信した制御コマンドを処理する機能を有する論理回路を備え、該メモリ回路は、該無線タグを識別するためのID番号である自ID番号と、第2の無線タグを識別するためのID番号である親ID番号を格納し、該論理回路は、第1のデータをパラメータとして格納したID番号読取りコマンドを、外部から受信したら、該第1のデータが、該親ID番号と一致する場合のみ、該自ID番号を外部に無線出力する。
また、本発明に係わる携帯端末は、無線タグが保持しているデータを、無線経由で読み書きすることが可能な携帯端末であって、該携帯端末は、該無線タグと無線通信を行う機能を有する無線タグ通信部と、データや制御プログラムを格納する情報蓄積部と、広域通信網と無線で通信する機能を有する無線通信部と、該制御プログラムに従って、該携帯端末を制御する情報処理部を備え、該制御プログラムは、既知の無線タグのID番号をパラメータとして格納したID番号読取りコマンドを、該無線タグ通信部を用いて送信し、未知の無線タグのID番号を、該ID番号読取りコマンドのレスポンスとして、該無線タグ通信部を用いて受信する。
本発明によれば、無線タグのID番号を保護することが可能な、無線タグを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
まず、第1の実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係わる無線タグシステムの構成要素ブロック図を示す。図1において、100Aと100Bは無線タグ、200は携帯端末、300はネットワーク、310はタグID解決データベース、320は製品情報データベースである。無線タグ100Aと100Bは、無線通信を用いて内部に格納しているタグIDを読み書きできる機能を有し、対応する製品に貼付されている。
図1では、無線タグ100Aは製品900に貼付してあり、無線タグ100Bはコンテナ800に貼付してある。コンテナ800は、製品900を収納することが可能な箱や棚などを表す。あるいはコンテナ800は物理的な実体ではなく、製品900が所属しているグループなど、製品900を要素として持つ論理的な集合を表す場合も本発明の適用範囲である。また、本発明においては無線タグが使用する周波数帯域は任意の値であっても適用範囲である。
携帯端末200は無線タグのタグIDを読み書きする機能を有すると共に、無線タグから読み出したタグIDを、ネットワーク経由で各種データベースに問い合わせる機能を有しており、例えばPDAや携帯電話、あるいはパーソナルコンピュータとして実現することが考えられる。
ネットワーク300は無線あるいは有線でアクセス可能な広域通信網であり、例えばインターネットや携帯電話の移動体通信網を用いることが考えられる。
タグID解決データベース310は無線タグから読み出したタグIDから、対応する製品の情報が格納されているデータベースのアドレス(例えばURLなど)を、タグID解決テーブル311を用いて検索する機能を有する。製品情報データベース310は、無線タグから読み出したタグIDに対応する製品の情報を、製品情報テーブル321を用いて検索する機能を有する。
次に、無線タグ100Aの詳細について説明する。無線タグ100Aは、無線ICチップ101Aとアンテナ110Aから成る。無線ICチップ101Aは、無線で内部データにアクセスできる半導体モジュールであり、RF回路120Aと、電源部130Aと、論理回路140Aと、メモリ回路150Aから構成される。アンテナ110Aは無線ICチップ101Aに外付けする場合と、内蔵する場合が考えられるが、本発明においてはいずれの場合も適用範囲である。RF回路120Aはアンテナ110Aで受信した高周波を復調してデジタル信号を取り出す、或いはデジタル信号を変調して無線出力するための回路である。ここで、RF回路120Aが使用する周波数帯域と変復調方式はどのようなものであっても、本発明の適用範囲である。
電源部130Aは無線ICチップ101Aを駆動するための電力を、アンテナ110Aで受信した高周波から得るための回路である。論理回路140Aは、RF回路120Aで受信したデジタル信号から制御コマンドを復号化し、対応する制御を行う。また、制御の結果をデジタル信号に符号化して、RF回路120Aに出力する。メモリ回路150Aは、不揮発性記憶領域を有し、例えば、EEPROM等の半導体メモリから構成される。
メモリ回路150Aは論理回路140Aに対して、データの読出しや書き込み機能を提供する。メモリ回路150Aは、自ID番号151Aと親ID番号152Aを保存している。自ID番号151Aは、無線タグ100Aを貼付している製品900Aと紐付けされているタグIDを表す。親ID番号152Aは、製品900Aを格納しているコンテナ800に紐付けされているタグIDを表し、自ID番号151Aが構成要素となっている集合体を識別するために使用する。
コンテナ800に貼付している無線タグ100Bの内部構成は、無線タグ100Aと同じであるが、コンテナ800を格納する上位のコンテナが存在する場合は、この上位のコンテナに紐付けられているタグIDを、親ID番号152Bとしてメモリ回路150Bに格納する。あるいは、コンテナ800が最上位のコンテナである場合は、特別な番号を親ID番号152Bとしてメモリ回路150Bに格納する。例えば、親ID番号の各桁の数字を全て0とすることで、コンテナ800が最上位のコンテナであることを表すことが考えられる。
次に、携帯端末200の詳細について説明する。携帯端末200は、アンテナ210と、無線タグ通信部220と、情報蓄積部230と、無線通信部240と、情報入力部250と、情報出力部260と、情報処理部270と、電源部280から構成される。アンテナ210は無線タグと無線通信を行うために使用する。
無線タグ通信部220は、無線タグを制御するためのデジタル信号を変調して、アンテナ210経由で出力する。あるいはアンテナ210で受信した高周波を復調してデジタル信号を抽出する。ここで、無線タグ通信部220が使用する周波数帯域と変復調方式はどのようなものであっても、本発明の適用範囲である。
情報蓄積部230は、情報処理部270が処理するプログラムやデータを一時的あるいは永続的に格納する機能を有し、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリから構成される。無線通信部240はネットワーク300に無線経由で接続する機能を有し、例えば無線LANや携帯電話用の無線通信を用いることが考えられる。ここで携帯端末200が有線でネットワーク300に接続する場合でも、本発明の適用範囲である。
情報入力部250は、ユーザが携帯端末200を操作するための機能を提供し、例えばテンキーボタン、カーソルボタン、タッチセンサー付き液晶ディスプレイといったものを用いることが考えられる。情報出力部260は携帯端末200が情報処理した結果をユーザに表示する機能を提供し、例えば液晶ディスプレイなどを用いることが考えられる。情報処理部270は、マイクロプロセッサ等を用い、情報蓄積部230に格納されている制御プログラム231を実行することで、携帯端末200全体の制御を司る。電源部280は、携帯端末200を動作させるための電源を供給する。
次に、携帯端末200が、無線タグ100Aおよび100BのタグIDを読取るために使用する、制御コマンドとレスポンスにいて図2を用いて説明していく。図2において、400はタグID読取りコマンド、500はタグID読取りレスポンスである。タグID読取りコマンド400は、携帯端末200が、周辺に存在する無線タグのタグIDを取得したい場合に、送信するコマンドであり、携帯端末200の周辺に存在する、全ての無線タグが受信する。またタグID読取りレスポンス500は、タグID読取りコマンド400を受信した無線タグの中で、応答する条件が成立している無線タグのみが返信する。
タグID読取りコマンド400を構成するフィールド要素としては、コマンドコードフィールド401と、Laフィールド 402と、親ID番号フィールド403と、Lb フィールド404と、自ID番号マスクフィールド405と、チェックサムフィールド406がある。コマンドコードフィールド401はコマンドの種類を識別するためのコードを格納する。Laフィールド 402は親ID番号フィールド403の長さを表す。親ID番号フィールド403は、親ID番号を格納する。Lb フィールド404は自ID番号マスクフィールド405の長さを表す。自ID番号マスクフィールド405は、自ID番号の一部を格納する。チェックサムフィールド406はコマンドの受信エラーチェック用コードを格納する。例えばCRCコードを格納することが考えられる。あるいは他のエラーチェック用コードであっても本発明の適用範囲である。
タグID読取りレスポンス500を構成するフィールド要素としては、Lcフィールド501と、自ID番号フィールド502と、チェックサムフィールド503がある。Lc フィールド404は自ID番号フィールド502の長さを格納する。自ID番号フィールド502は応答した無線タグの自ID番号が格納される。チェックサムフィールド503はレスポンスの受信エラーをチェックするためのコードを格納する。例えばCRCコードを格納することが考えられる。あるいは他のエラーチェック用コードであっても本発明の適用範囲である。
次に、タグID読取りコマンド400を受信した無線タグ100Aの処理フローを図3に示す。図3において、無線タグ100Aは、まずステップS1000としてタグID読取りコマンド400を受信すると、ステップS1001として、タグID読取りコマンド400の親ID番号フィールド403に格納されている親ID番号の値が、メモリ回路150Aに格納されている親ID番号152Aと一致するかをチェックする。もし一致しなければ、ステップS1003として処理を終了し、レスポンスの返信は行わない(無応答となる)。もし一致した場合は、次にステップS1002として、タグID読取りコマンド400の自ID番号マスクフィールド405に格納されている自ID番号と、メモリ回路150Aに格納されている自ID番号151Aの上位ビットが一致するかをチェックする。例えば、自ID番号の長さが16ビットであり、自ID番号151Aが2進数で「1111 0101 0000 1010」である場合を想定する。
この場合に、自ID番号マスクフィールド405に2進数で「1111」が格納されている場合は、上位ビットが一致するので、ステップS1002のチェックは成功する。あるいは、自ID番号マスクフィールド405に2進数で「1010」が格納されている場合は、上位ビットが一致しないので、ステップS1002のチェックは失敗する。ステップS1002のチェックが失敗したら、ステップS1003として処理を終了し、レスポンスの返信は行わない(無応答となる)。ステップS1002のチェックが成功したら、次にステップS1004として、メモリ回路150Aに格納されている自ID番号151Aを、自ID番号フィールド502に格納した、タグID読取りレスポンスを返信する。
以上説明した、無線タグのタグID読出し処理において、ステップS1001を実施することで、親ID番号が一致しない無線タグは応答を行わないようにすることができる。また、ステップS1002を実施することで、ステップS1001で親ID番号が一致した無線タグが複数個存在する場合に、複数の無線タグが同時に応答するコリジョンを回避するアンチコリジョン機能を実現することができる。
例えば、初めに自ID番号マスクフィールド405が無い(Lbフィールドが0)タグID読取りコマンド400を送信する。もし、複数の無線タグが応答してコリジョンが発生したら、次に自ID番号マスクフィールド405に1ビットデータ「0」を格納したタグID読取りコマンド400を送信する。そしてまた、コリジョンが発生したら、次に自ID番号マスクフィールド405に2ビットデータ「00」を格納したタグID読取りコマンド400を送信する、といったように、コリジョンが発生しなくなるまで、自ID番号マスクフィールド405に格納するビット数とその値を変化させていくことが考えられる。ここで、タグID読取りコマンド400に親ID番号フィールドを設け、親ID番号が一致する無線タグだけが応答するという仕組みを有していれば、上述した方法以外のアンチコリジョンの仕組みを用いても、本発明の適用範囲である。
次に、携帯端末200が、無線タグ100Aおよび100BのタグIDを更新するために使用する、制御コマンドとレスポンスについて図4を用いて説明していく。
図4において、600はタグID更新コマンド、700はタグID更新レスポンスである。タグID更新コマンド600を構成するフィールド要素としては、コマンドコードフィールド601と、Ldフィールド602と、自ID番号フィールド603と、Leフィールド604と、親ID番号フィールド605と、Lfフィールド606と、新自ID番号フィールド607と、Lgフィールド606と、新親ID番号フィールド609と、チェックサム610がある。
コマンドコードフィールド601はコマンドの種類を識別するためのコードを格納する。Ldフィールド602は自ID番号フィールドの長さを表す。自ID番号フィールド603はコマンドを送信する無線タグの現在の自ID番号を格納する。Leフィールド604は親ID番号フィールド605の長さを表す。親ID番号フィールド605はコマンドを送信する無線タグの現在の親ID番号フィールドを格納する。Lfフィールド606は新自ID番号607の長さを表す。新自ID番号607は、更新後の自ID番号を格納する。Lgフィールド608は新親ID番号609の長さを表す。新親ID番号609は、更新後の親ID番号を格納する。チェックサムフィールド610はコマンドの受信エラーチェック用コードを格納する。
タグID更新レスポンス700を構成するフィールド要素としては、ステータスフィールド701とチェックサムフィールド702がある。ステータスフィールド701は、タグIDの更新が成功したか否かを表す。チェックサムフィールド702はレスポンスの受信エラーをチェックするためのコードを格納する。
次に、タグID更新コマンドを受信した無線タグ100Aの処理フローを図5に示す。図5において、無線タグ100Aは、まずステップS2000としてタグID更新コマンド600を受信すると、ステップS2001として、タグID更新コマンド600の自ID番号フィールド603に格納されている自ID番号と、メモリ回路150Aに格納されている自ID番号151Aが一致するかをチェックする。もし一致しなければ、ステップS2007として処理を終了し、レスポンスの返信は行わない(無応答となる)。もし一致した場合は、次にステップS2003として、タグID更新コマンド600の親ID番号フィールド605に格納されている親ID番号と、メモリ回路150Aに格納されている親ID番号152Aが一致するかをチェックする。
もし一致しなければ、ステップS2006として、ステータスフィールド701に更新失敗を表すデータを設定したタグID更新レスポンス700を送信する。もし一致した場合は、次にステップS2004として、Lfフィールド606の値が0でなく、新自ID番号フィールド607が存在したら、メモリ回路150Aに格納されている自ID番号151Aの値を、新自ID番号フィールド607に格納されている値に書き換える。次にステップS2005として、Lgフィールド608の値が0でなく、新親ID番号フィールド609が存在したら、メモリ回路150Aに格納されている親ID番号152Aの値を、新親ID番号フィールド609に格納されている値に書き換える。次にステップS2006としてステータスフィールド701に更新成功を表すデータを設定したタグID更新レスポンス700を送信する。
以上説明した、無線タグのタグID更新処理において、ステップS2003を実施することで、現在の親ID番号が一致しない無線タグは、タグIDの更新を行わないようにすることができる。したがって、現在の親ID番号を知らないと、タグIDの更新を行えないため、勝手にタグIDを更新される可能性が低くなり、セキュリティを向上することができる。
次に、携帯端末200の動作を説明するために、まず本実施例に関する無線タグシステムの構成例を図6に示す。図6においては、無線タグ100Cを貼付した製品900Cと、無線タグ100Dを貼付した製品900Dを、コンテナ800Aに格納している。コンテナ800Aには無線タグ100Aが貼付してある。また、無線タグ100Eを貼付した製品900Eと、無線タグ100Fを貼付した製品900Fを、コンテナ800Bに格納している。コンテナ800Bには無線タグ100Bが貼付してある。これらの無線タグを携帯端末200が読取り、各製品がどのコンテナに入っているかを認識することを試みる。ここで、携帯端末200には無線タグ読取りボタン290を備えており、ユーザが無線タグ読取りボタン290を押下すると無線タグの読取り処理を開始する。
無線タグ100A、100B、100C、100D、100E、100Fは、図1を用いて説明した無線タグと同じ構成であるが、自ID番号と、親ID番号の値がそれぞれ異なっている。無線タグ100A、100B、100C、100D、100E、100Fに割り当てている自ID番号と親ID番号の対応表を図7に示す。ここで、以降の説明では、自ID番号と親ID番号は、共に2バイト(16ビット)として説明していくが、それぞれのID番号の長さに関わらす、本発明は適用可能である。
図7において、無線タグ100Aと100Bは、親ID番号は0x0000を格納している。これは無線タグ100Aと100Bには親ID番号が無いことを表すこととする。無線タグ100Cと無線タグ100Dは、親ID番号として、無線タグ100Aの自ID番号を格納する。これにより、無線タグ100Cを貼付した製品900Cと、無線タグ100Dを貼付した製品900Dは、無線タグ100Aを貼付したコンテナ800Aの構成要素であると、紐付けることができる。また、無線タグ100Eと無線タグ100Fは、親ID番号として、無線タグ100Bの自ID番号を格納する。これにより、無線タグ100Eを貼付した製品900Eと、無線タグ100Fを貼付した製品900Fは、無線タグ100Bを貼付したコンテナ800Bの構成要素であると、紐付けることができる。
次に図8を用いて、携帯端末200が、各無線タグのタグIDを読取る処理フローを説明していく。図8において、携帯端末200は、無線タグ読取りボタン290を押下すると、まず、ステップS3000として、親ID番号を0x0000に設定したタグID読取りコマンド400を送信する。その結果、無線タグ100Aと無線タグ100Bが応答し、携帯端末200は、それぞれの自ID番号をタグIDとして取得する。ここで、無線タグ100C, 100D, 100E, 100Fは、タグID読取りコマンド400で指定した親ID番号が異なるため、応答はしない。
次に、ステップS3001として、携帯端末200が受信したタグIDに対応する製品情報を、タグID解決データベース310と製品情報データベース320に問合せ、無線タグ100Aはコンテナ800Aに貼付されており、無線タグ100Bはコンテナ800Bに貼付されていることを認識する。次に、ステップS3002として、コンテナ800Aに格納されている製品を調べるために、コンテナ800Aに貼付している無線タグ100AのタグIDを親ID番号に設定した、タグID読取りコマンド400を送信する。その結果、無線タグ100Cと無線タグ100Dが応答し、携帯端末200はそれぞれの自ID番号をタグIDとして取得する。ここで、無線タグ100A, 100B, 100E, 100Fは、タグID読取りコマンド400で指定した親ID番号が異なるため、応答はしない。
次に、ステップS3003として、携帯端末200が受信したタグIDに対応する製品情報を、タグID解決データベース310と製品情報データベース320に問合せ、携帯端末200は、無線タグ100Cは製品900Cに貼付されており、無線タグ100Dは製品900Dに貼付されていることを認識すると共に、コンテナ100Aの中には製品900Cと900Dが収納されていることを認識する。同様に、ステップS3002とステップS3003を繰り返すことで、携帯端末200は、コンテナ100Bの中に製品900Eと900Fが収納されていることを認識することができる。
以上、説明した方法によって、無線タグの間に階層構造を持たせることが可能になり、携帯端末200は周辺に存在する無線タグのタグIDを一括して読取るのではなく、特定の階層に位置する無線タグのタグIDのみを読取ることが出来る。これにより、不要な無線タグの情報を読取らないで、特定の無線タグとその無線タグに紐付けされいる製品の情報を取得することが出来る。不要な無線タグの情報を読取らないので、データベースに対する不要な製品情報の問い合わせが発生しなくなり、処理時間の高速化が期待されると共に、ユーザの利便性も向上する。
また、本発明においては、携帯端末200に無線タグ読取りボタン290を設け、無線タグ読取りボタン290の押下をトリガとして、無線タグの読取り処理を行う。無線タグの読取り処理は、それ相応の電力を消費するが、携帯端末200は無線タグ読取りボタン290が押下されない限りは、不要なタグIDの読取り処理を行わない。これにより、タグID読取り処理によって発生する電力消費を抑えることが可能になる。携帯端末200を携帯電話として実現する場合は、消費電力を抑えることは非常に重要であるため、上記処理は有効であると考える。
また、携帯端末200を携帯電話として実現する場合、ネットワーク300は、携帯電話の移動体通信網になる。この時、携帯電話は定期的に、移動体通信網に接続している基地局に対し、無線通信部240を用いて電波を発信し、通話の着信等を確認する。一方で本発明においては、携帯電話である携帯端末200は、無線タグと通信するための電波を、無線タグ通信部220を用いて発生する。もし基地局への電波の発信と、無線タグへの電波の発信が同時に発生した場合は、それぞれの電波の周波数によっては干渉が発生し、基地局との通信、あるいは無線タグとの通信が失敗する可能性がある。この問題を回避するため、本発明においては、携帯端末200は、無線通信部240が電波を発信している時は、無線タグ通信部220は電波を発信しないように待機し、無線通信部240が電波の発信を終了したら、無線タグ通信部220は電波を発信するように、制御を行う。
次に、第2の実施形態について説明する。図9に、本実施形態に係わる無線タグシステムの構成図を示す。図9において、100-1と100-11と100-12はグループタグ、100-111と100-112と100-121と100-122は無線タグ、200は携帯端末、300はネットワーク、310はタグID解決データベース、320は製品情報データベースである。グループタグ100-1、100-11、100-12は、論理的な集合を識別するための無線タグである。例えば「山田さんの所有物」や「他人には持っていることを知られたくない所有物」といった集合を表す。グループタグ100-1、100-11、100-12の内部構成は、第一の実施例で説明した無線タグ100Aと同じである。無線タグ100-111、100-112、100-121、100-122は、製品に貼付する無線タグである。
図9では、無線タグ100-111は製品900-111に貼付されており、無線タグ100-112は製品900-112に貼付されており、無線タグ100-121は製品900-121に貼付されており、無線タグ100-122は製品900-122に貼付されている。無線タグ100-111、100-112、100-121、100-122の内部構成は、第一の実施例で説明した無線タグ100Aと同じである。携帯端末200と、ネットワーク300と、タグID解決データベース310と、製品情報データベースは、第一の実施例で説明したものと同じ機能を有する。ここで、グループタグ100-1、100-11、100-12の形状は、例えばカード形状であることが考えられる。あるいは他の形状であっても本発明の適用範囲である。
次に、本実施例において、それぞれのグループタグと無線タグに格納されている、親ID番号と自ID番号、およびタグIDに紐付けされている情報の一覧を図10に示す。ここで、以降の説明では自ID番号と親ID番号は、共に2バイト(16ビット)として説明していが、それぞれのID番号の長さに関わらす、本発明は適用可能である。またタグIDに紐付けされている情報は、ネットワーク300上に存在するタグID解決データベース310および製品情報データベース320を用いて管理される。
図10において、グループタグ100-1は、親ID番号として0x0000を格納している。これはグループタグ100-1には親ID番号が設定されておらず、最上位の階層に位置する無線タグであることを表す。またグループタグ100-1に紐付けされている情報は「山田さんの所有物」であり、グループタグ100-1を基点として、参照可能な下位層の無線タグは全て、山田さんの所有物であることを表す。
次に、グループタグ100-11は、親ID番号として、グループタグ100-1の自ID番号が設定されている。また、グループタグ100-11に紐付けされている情報は「非公開の所有物」であり、グループタグ100-11を基点として、参照可能な下位層の無線タグは全て、山田さんの所有物であると共に、非公開の所有物であることを表す。次に、グループタグ100-12は、親ID番号として、グループタグ100-1の自ID番号が設定されている。また、グループタグ100-12に紐付けされている情報は「公開する所有物」であり、グループタグ100-12を基点として、参照可能な下位層の無線タグは全て、山田さんの所有物であると共に、公開してもいい所有物であることを表す。
次に、無線タグ100-111は、親ID番号として、グループタグ100-11の自ID番号が設定されている。また、無線タグ100-111に紐付けされている情報は「手帳」であり、この手帳は山田さんの非公開の所有物となる。次に、無線タグ100-112は、親ID番号として、グループタグ100-11の自ID番号が設定されている。また、無線タグ100-112に紐付けされている情報は「財布」であり、この財布は山田さんの非公開の所有物となる。次に、無線タグ100-121は、親ID番号として、グループタグ100-12の自ID番号が設定されている。また、無線タグ100-121に紐付けされている情報は「カサ」であり、このカサは山田さんの公開してもよい所有物となる。次に、無線タグ100-122は、親ID番号として、グループタグ100-12の自ID番号が設定されている。また、無線タグ100-122に紐付けされている情報は「カメラ」であり、このカメラは山田さんの公開してもよい所有物となる。
以上説明した構成により、例えば製品900-111(「財布」に相当する)を識別しようとする場合は、まずグループタグ100-1を識別し、次にグループタグ100-1のタグIDを親ID番号に設定したタグID読取りコマンドを用いて、グループタグ100-11を識別し、次にグループタグ100-11のタグIDを親ID番号に設定したタグID読取りコマンドを用いて、無線タグ100-111を認識し、無線タグ100-111のタグIDから製品900-111を識別する。この識別はグループタグ100-1とグループタグ100-11が存在しなければ成功しないことになる。したがって、あるグループタグを、別の場所に置いておくか、あるいは遮蔽板で覆い隠して無線に反応しなくすることで、そのタグIDを親ID番号として設定している無線タグの情報を読み出せなくすることが可能になる。図9の例では、「非公開の所有物」を表すグループタグ100-11は外出する時に、家に残しておき、それ以外のグループタグと無線タグを貼付した製品を所持して外出すれば、非公開にしたい製品に貼付している無線タグのタグIDを、外出先で勝手に読取られることを回避できる。
さらに、グループタグ100-1に親ID番号を設定しておき、その親ID番号をユーザが所有する携帯端末200の情報蓄積部230に親ID番号232として格納しておくことも可能である。例えば、図11に示すようにID番号の設定を行っておく。図11においては、携帯端末200にはグループタグ100-1の親ID番号を設定しておく。これにより、グループタグ100-1の親ID番号を知っている携帯端末200しか、グループタグ100-1の自ID番号を読み出すことが出来ず、その他のグループタグおよび無線タグの情報も読み出すことが出来ない。これにより、全てのグループタグと無線タグを貼付した製品を所持して外出したとしても、第三者に無線タグの情報を、勝手に読取られることを回避することが可能になる。
また、本実施例においては、無線タグが保持する親ID番号は1個として説明してきたが、2個以上の異なる値の親ID番号を保持している構成であっても、本発明の適用範囲である。無線タグが2個以上の親ID番号を保持している場合は、複数の集合に所属させることが可能になると共に、無線タグが保持している、いずれかの親ID番号を格納したタグID読取りコマンドを用いて、その無線タグの自ID番号を取得することが可能になる。
以上説明したように、本発明によれば、複数の無線タグの間に階層構造を持たせることで、特定の階層に位置する無線タグのID番号のみを読取ることを可能にすると共に、無線タグのID番号の読取り可否を制御し、無線タグのID番号を保護することが可能な、無線タグを提供することができる。
第1の実施例に係わる、無線タグシステムのブロック構成図である タグIDを読取るために使用する、制御コマンドとレスポンスである。 タグID読取りコマンド400を受信した無線タグ100Aの処理フロー図である。 タグIDを更新するために使用する、制御コマンドとレスポンスである。 タグID更新コマンド400を受信した無線タグ100Aの処理フロー図である。 第1の実施例に係わる、無線タグシステムの構成図である。 各無線タグの親ID番号と自ID番号の一覧である。 携帯端末200が、各無線タグのタグIDを読取る処理フロー図である。 第2の実施例に係わる、無線タグシステムの構成図である。 各無線タグの親ID番号と自ID番号の一覧(その1)である。 各無線タグの親ID番号と自ID番号の一覧(その2)である。
符号の説明
100A…無線タグ
100B…無線タグ
200…携帯端末
300…ネットワーク
310…タグID解決データベース
320…製品情報データベース
110A…アンテナ
120A…RF回路
130A…電源部
140A…論理回路
150A…メモリ回路
151A…自ID番号
152A…親ID番号

Claims (3)

  1. 内部に保持しているデータを外部から無線経由で読取ることが可能な無線タグにおいて、
    データを保持するメモリ回路と、
    外部から無線経由で受信した制御コマンドを処理する論理回路を備え、
    該メモリ回路は、該無線タグを識別するためのID番号である自ID番号と、他の無線タグを識別するためのID番号である1個以上の親ID番号を格納し、
    該論理回路は、第1のデータをパラメータとして格納したID番号読取りコマンドを、外部から受信したとき、該第1のデータが該親ID番号と一致するとともに、ID番号読取りコマンドの自ID番号マスクフィールドの値と該自ID番号の上位ビットが一致した場合のみ、該自ID番号を外部に無線出力することを特徴とする無線タグ。
  2. 第1の製品に貼付した第1の無線タグと、第2の製品に貼付した第2の無線タグと、該第1の無線タグおよび該第2の無線タグの内部データを無線経由で読取る携帯端末からなる無線タグシステムにおいて、
    該第1の無線タグは、自分自身を識別するためのID番号である第1の自ID番号と、他の無線タグを識別するためのID番号である第1の親ID番号を保持するメモリ回路を備え、
    該第2の無線タグは、自分自身を識別するためのID番号である第2の自ID番号と、他の無線タグを識別するためのID番号である第2の親ID番号を保持するメモリ回路を備え、
    該第1の親ID番号は該第2の自ID番号と同じ値であり、該第2の親ID番号は第3の無線タグを識別するためのID番号と同じ値である場合に、
    該第1の無線タグは、第1のデータを親ID番号をパラメータとして格納したID番号読取りコマンドを外部から受信したとき、該第1のデータが該第1の親ID番号と一致する場合のみ、該第1の自ID番号を外部に無線出力し、
    該第2の無線タグは、第2のデータを親ID番号をパラメータとして格納したID番号読取りコマンドを外部から受信したとき、該第2のデータが該第2の親ID番号と一致する場合のみ、該第2の自ID番号を外部に無線出力する
    ことを特徴とする無線タグシステム。
  3. 該携帯端末は、該第1の無線タグおよび該第2の無線タグと無線通信を行う無線タグ通信部と、データや制御プログラムを格納する情報蓄積部と、広域通信網と無線で通信する無線通信部と、該制御プログラムに従って該携帯端末を制御する情報処理部を備え、
    該制御プログラムは、該第3の無線タグのID番号をパラメータとして格納したID番号読取りコマンドを、該無線タグ通信部を用いて送信して該第2の無線タグのID番号取得し、次に該第2の無線タグのID番号をパラメータとして格納したID番号読取りコマンドを、該無線タグ通信部を用いて送信して、該第1の無線タグのID番号を取得することを特徴とする請求項記載の無線タグシステム。
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