JP4691974B2 - 電力変換装置の制御方法 - Google Patents
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また、次に挙げた先願(出願番号2004-200545号)においては、電力変換装置のスイッチをオン・オフさせるときに極間短絡電流が流れるタイミングが発生する場合があるが、これを防ぐ方法については考慮されていなかった。そこで、本発明は、極間の短絡電流を防ぎ、スイッチの発熱を低減する極間短絡を防ぐ制御方法を提供することも目的とする。
複数の直流電源に接続され、これら直流電源のそれぞれの出力電圧からパルスを生成・合成することで駆動電圧を生成し交流モータを駆動する電力変換装置の制御方法であって、
電位の異なる極間経路の短絡を防止する短絡防止ステップ、
を含み、
前記短絡防止ステップは、
電位の異なる同極性の極間経路の短絡を防止するステップと、
前記電位の異なる同極性の極間経路の状態に基づき、電位の異なる異極性の極間経路の短絡を防止するステップとを含む、
ことを特徴とする。
前記短絡防止ステップが、さらに、
電位の異なる同極性の極間経路における複数のスイッチがともにオフする所定の時間を経過した後に前記複数のスイッチのいずれか一つをオフからオンへ切り換えるステップと、
前記電位の異なる同極性の極間経路における複数のスイッチのオン信号に基づき、異なる極性の極間経路におけるスイッチのオン信号を生成するオン信号生成ステップとを含む、
ことを特徴とする。
前記オン信号生成ステップが、
電位の異なる同極性の極間経路における複数のスイッチのオン信号の論理積の演算結果に基づき、前記異なる極性の極間経路におけるスイッチのオン信号を生成するステップを含む、
ことを特徴とする。
前記短絡防止ステップが、さらに、
前記複数のスイッチのいずれか一つのスイッチのオン信号と、前記いずれか一つのスイッチを含む極間経路にある前記いずれか一つのスイッチ以外のスイッチのオン信号と、を論理演算し、前記論理演算上で複数のスイッチの同時オンを検出した際にオフ信号を出力するステップと、
前記出力されたオフ信号で、前記同時オンが検出された極間経路に置かれているスイッチのオン信号を置き換えるステップとを含む、
ことを特徴とする。
前記短絡防止ステップが、さらに
前記複数のスイッチのいずれか一つのスイッチのオン信号と、前記いずれか一つのスイッチを含む極間経路にある前記いずれか一つのスイッチ以外のスイッチのオン信号を論理反転させた信号と、の論理積で生成した出力信号で、前記いずれか一つのスイッチのオン信号を置き換えるステップとを含む、
ことを特徴とする。
前記短絡防止ステップが、さらに
電位の異なる極間の電位差を求めるステップと、
前記電位差に基づき、短絡を防止すべき極間経路を選択する経路選択信号を生成するステップと、
前記複数のスイッチのいずれか一つのスイッチのオン信号と、
前記いずれか一つのスイッチを含む極間経路にある前記いずれか一つのスイッチ以外のスイッチのオン信号と前記経路選択信号との論理積を求めこれを論理反転させた出力信号と、の論理積で生成した出力信号で、前記いずれか一つのスイッチのオン信号を置き換えるステップとを含む、
ことを特徴とする。
第一および第二の直流電源をそなえ、第一の直流電源の負極と、第二の直流電源の負極を接続し、これら直流電源のそれぞれの出力電圧からパルスを生成・合成することで駆動電圧を生成して交流モータを駆動する電力変換装置の制御方法であって、
交流の各相毎に、第一の直流電源の正極から第二の直流電源の正極へのみ導通する経路における、第一の直流電源の正極と前記電力変換装置の出力端子との間のスイッチと、前記電力変換装置の出力端子と第二の直流電源の正極との間のスイッチとの組がともにオフする所定の時間を経過した後に、前記スイッチの組のいずれかのスイッチをオフからオンへ切り換える第一の短絡防止時間生成ステップと、
交流の各相毎に、前記第二の直流電源の正極から第一直流電源の正極へのみ導通する経路における、前記第二の直流電源の正極と前記電力変換装置の出力端子との間のスイッチと、前記電力変換装置の出力端子と第一の直流電源との間の正極のスイッチの組がともにオフする所定の時間を経過した後に、前記スイッチの組のいずれかをオフからオンへ切り換える第二の短絡防止時間生成ステップと、
交流の各相毎に、第一の直流電源の正極から第二の直流電源の正極へのみ導通する経路における、前記電力変換装置の出力端子と第二の直流電源の正極との間のスイッチと、第二の直流電源の正極から第一の直流電源の正極へのみ導通する経路における、前記電力変換装置の出力端子と第一の直流電源の正極との間のスイッチがともにオンする際に、前記電力変換装置の出力端子と、第一の直流電源及び第二の直流電源のうちの少なくとも一つの負極との間のスイッチをオンさせるステップと、
を含むことを特徴とする。
例えば、第1の発明を装置で実現させると、電力変換装置の制御装置は、
複数の直流電源に接続され、これら直流電源のそれぞれの出力電圧からパルスを生成・合成することで駆動電圧を生成し交流モータを駆動する電力変換装置の制御装置であって、
電位の異なる極間経路の短絡を防止する短絡防止手段(回路)を含む、
ことを特徴とする。
なお、上述したような手順(ステップ)は、複数の論理回路(AND、NOT、OR回路など)の組み合わせを利用して実現できるが、当業者によればこれらを等価変換した別構成の回路(等価回路)、論理演算を利用した手順でも実現可能であり、このような手順、或いは論理回路の組み合わせも本発明の範囲に入るものである。
さらにまた、同極性の極間短絡防止の結果を用いて、異極性の極間短絡を防止するため、新たに異極性の極間短絡防止を生成する必要が無く、制御装置または制御回路を簡素化することが可能である。
さらにまた、第2の発明によれば、同極性の極間短絡防止のスイッチのオン信号を用いて、異極性の極間短絡のオン信号を生成するため、新たに異極性の極間短絡防止を生成する必要が無く、制御装置を簡素化することが可能である。
さらにまた、第3の発明によれば、同極性の極間短絡防止のスイッチのオン信号の論理積をもとに、異極性の極間短絡のオン信号を生成するため、新たに異極性の極間短絡防止を生成する必要が無く、制御装置を簡素化することが可能である。
さらにまた、第5の発明によれば、極間を短絡する駆動信号の組が入力された場合に、それらの組をオフ信号に置き換える事で、極間を短絡する電流を防止することができ、スイッチの発熱を増加させずにすむ。
さらにまた、第6の発明によれば、極間を短絡する電流を防止することができ、スイッチの発熱を増加させずにすみ、また、短絡を防止する必要の無い経路に関しては、電圧判定信号によって、オン・オフのスイッチングを新たに生じさせずにすむため、スイッチングの損失をより低減することが可能である。
さらにまた、第7の発明によれば、各相毎に5つのスイッチに4組の極間短絡防止を行うにあたり、2組の極間短絡を防止する短絡防止時間生成手段と、その生成結果から、残るスイッチのオン信号を生成しているため、制御装置を簡素化しつつ、極間短絡を防止し、不要な短絡電流によるスイッチの発熱を防ぐことができる。
vu_a*=rto_pa・vu*
vu_b*=rto_pb・vu*
vv_a*=rto_pa・vv*
vv_b*=rto_pb・vv*
vw_a*=rto_pa・vw*
vw_b*=rto_pb・vu*
以下、変調率演算手段45、変調率補正手段46、PWMパルス生成手段47を図4、5、6を用いて詳細に説明する。図5は、図4の各手段で行う演算をフローチャートで示したものである。図6は、PWMパルスの生成方法を示したものである。以下の説明は、U相についてのみ行うが、V相、W相についても全く同様の操作を行う。
変調率演算手段45は、図5に示す演算2を行う。U相の電源10a分電圧指令vu_a*、電源10b分電圧指令vu_b*をそれぞれの直流電圧の半分の値で正規化することで電源10a分瞬時変調率指令mu_a*、電源10b分瞬時変調率指令mu_b*を求める。
mu_a*=vu_a*/(Vdc_a/2)
mu_b*=vu_b*/(Vdc_b/2)
変調率補正手段46は、図5に示す演算3を行う。この演算では、電源電圧Vdc_a、Vdc_bと分配電力目標値rto_paとrto_pbを用いて、次の式に基づいて電源10a分瞬時変調率指令mu_a*、電源10b分瞬時変調率指令mu*_bの補正を行う。
このように、電源10a分瞬時変調率指令mu_a*、電源10b分瞬時変調率指令mu*_bに分配電力目標値の大きさに応じた値を乗じるとともにオフセット値を減算することで、分配電力目標値の大きさが大きい電源から生成する電圧を大きくできるようにしている。
図6において、電源10a用キャリアは、電源10aの電圧Vdc_aから電圧パルスを出力するために、各スイッチを駆動するPWMパルスを生成するための三角波キャリアであり、同様に、電源10b用キャリアとして三角波を設ける。これら二つの三角波キャリアは、上限+1、下限―1の値をとり、180度の位相差を持つ。
ここでは、U相の各スイッチを駆動する信号を、図7をもとに次のようにおく。
A:電源10aから出力端子の方向へ導通するスイッチの駆動信号
B:出力端子から負極の方向へ導通するスイッチの駆動信号
C:出力端子から電源10aの方向へ導通するスイッチの駆動信号
D:電源10bから出力端子の方向へ導通するスイッチの駆動信号
E:出力端子から電源10bの方向へ導通するスイッチの駆動信号
このAとEの駆動信号にデッドタイムを付加するのと同様に、正極間の短絡を防止するためにEとCにデッドタイムを付加し、さらに、正極と負極の短絡防止のためには、AとB、EとBにデッドタイムを付加することになる。
mu_a_c_up* = mu_a_c* + Hd
mu_a_c_down* = mu_a_c* − Hd
ここで、Hdは三角波の振幅(底辺から頂点まで)Htrと周期Ttr、デッドタイムTdから次のように求める。
Hd = 2Td・Htr/Ttr
キャリアとmu_a_c*,mu_a_c_up*,mu_a_c_down*の比較を行って、AとEのスイッチの駆動信号を次のルールに従って求める。
mu_a_c_down* ≧電源10a用キャリア ならば A = ON
mu_a_c* ≦電源10a用キャリア ならば A = OFF
mu_a_c* ≧電源10a用キャリア ならば E = OFF
mu_a_c_up* ≦電源10a用キャリア ならば E = ON
このように、駆動信号を生成することで、AとEの間にはTdのデッドタイムを設けることができ、正極間の短絡を防止することができる。
mu_b_c_up* = mu_b_c* + Hd
mu_b_c_down* = mu_b_c* − Hd
DとCのスイッチの駆動信号を次のルールに従って求める。
mu_b_c_down* ≧電源10b用キャリア ならば D = ON
mu_b_c* ≦電源10b用キャリア ならば D = OFF
mu_b_c* ≧電源10b用キャリア ならば C = OFF
mu_b_c_up* ≦電源10b用キャリア ならば C = ON
このようにして、DとCの間にもTdのデッドタイムを設けることができ、正極間の短絡を防止することができる。
B=E・C
EはAとの間にデッドタイムが付加した駆動信号であり、CはDとの間にデッドタイムが付加した駆動信号である。このため、BをEとCの論理積から生成することで、BとA、BとEにもデッドタイムを生成することができる。デッドタイムが付加されたパルス生成の例を図10に示す。
電位差を求める手段(第7・8・9の発明に相当)
図11において、電圧比較器101は、電源10aの電圧Vdc_aと電源10bの電圧Vdc_bを入力とし、これらを比較し電圧判定信号を出力する。電圧判定信号は、Vdc_a-Vdc_b>0であるときに、H信号、そうでないときに、L信号とする。この電圧判定は、Vdc_a-Vdc_bを、ヒステリシス(例えば所定の幅の閾値など)を設けて判別を行う。その構成は図12のように、減算器103にてVdc_a-Vdc_bを演算し、その出力はヒステリシス制御器104を通過させて電圧判定信号のH/Lを出力させる。
短絡防止経路判定器102は、電圧判定信号と、EとCの駆動信号を入力とし、新たなEとCの駆動信号を出力する。この短絡防止判定器の内部の動作は、図13に示したような論理演算にて行い、電圧判定信号がHであるときに、Cと論理和を演算するため、Cはオンの信号となる。また、電圧判定信号がLであるときには。Eがオンの信号となる。
この動作は、次のような考えに基づく。電圧判定信号がH、すなわちVdc_a>Vdc_bならば、AとEがともにオンする際に、正極間を短絡する電流が流れることになるため、この電源間の短絡防止時間を設ける必要がある。この短絡防止時間の生成は、実施例一と同様にして行う。
一方で、DとCが同時にオンしても、Vdc_a>Vdc_bであるため、この経路のスイッチに、この電圧が加わるが、短絡する電流は流れない。このため、短絡電流の防止という点からは、Cはオンしたままでよく、正極間についてはAとEによる短絡防止を行えばよい。同様に、電圧判定信号がLのときには、Eをオンしたままで良いということになる。このように、電圧判定信号を受けて、CもしくはEをオンさせることで、電力変換装置のスイッチング周波数毎にC、もしくはEのスイッチのオン・オフをさせずに済み、スイッチング損失を低減することができる。
このような回路を設けることで、極間を短絡する駆動信号の組が入力された場合に、それらの組をオフ信号に置き換える事で、極間を短絡する電流を防止することができ、スイッチの発熱を増加させずにすむ。
このような、回路を設ける事で、極間を短絡する電流を防止することができ、スイッチの発熱を増加させずにすみ、また、短絡を防止する必要の無い経路に関しては、電圧判定信号によって、オン・オフのスイッチングを新たに生じさせずにすむため、スイッチングの損失をより低減することが可能である。
12,13 平滑コンデンサ
14 電源10aの正極母線
15 共通負極母線
16 電源10bの正極母線
20 モータ
101a/101b,102a/102b,103a/103b 半導体スイッチ
104a/104b,105a/105b,106a/106b 半導体スイッチ
107a,108a,109a 半導体スイッチ
107b,108b,109b ダイオード
30 電力変換器
30U U相のスイッチ群
30V V相のスイッチ群
30W W相のスイッチ群
40 制御装置
41 トルク制御手段
42 電流制御手段
43 dq/3相電圧変換手段
44 電圧分配手段
45 変調率演算手段
46 変調率補正手段
47 PWMパルス生成手段
48 3相/dq電圧変換手段
Claims (7)
- 複数の直流電源に接続され、これら直流電源のそれぞれの出力電圧からパルスを生成・合成することで駆動電圧を生成し交流モータを駆動する電力変換装置の制御方法であって、
電位の異なる極間経路の短絡を防止する短絡防止ステップ、
を含み、
前記短絡防止ステップは、
電位の異なる同極性の極間経路の短絡を防止するステップと、
前記電位の異なる同極性の極間経路の状態に基づき、電位の異なる異極性の極間経路の短絡を防止するステップとを含む、
ことを特徴とする電力変換装置の制御方法。 - 請求項1に記載の電力変換装置の制御方法において、
前記短絡防止ステップは、さらに、
電位の異なる同極性の極間経路における複数のスイッチがともにオフする所定の時間を経過した後に前記複数のスイッチのいずれか一つをオフからオンへ切り換えるステップと、
前記電位の異なる同極性の極間経路における複数のスイッチのオン信号に基づき、異なる極性の極間経路におけるスイッチのオン信号を生成するオン信号生成ステップとを含む、
ことを特徴とする電力変換装置の制御方法。 - 請求項2に記載の電力変換装置の制御方法において、
前記オン信号生成ステップは、
電位の異なる同極性の極間経路における複数のスイッチのオン信号の論理積の演算結果に基づき、前記異なる極性の極間経路におけるスイッチのオン信号を生成するステップを含む、
ことを特徴とする電力変換装置の制御方法。 - 請求項2または3に記載の電力変換装置の制御方法において、
前記短絡防止ステップは、さらに、
前記複数のスイッチのいずれか一つのスイッチのオン信号と、前記いずれか一つのスイッチを含む極間経路にある前記いずれか一つのスイッチ以外のスイッチのオン信号と、を論理演算し、前記論理演算上で複数のスイッチの同時オンを検出した際にオフ信号を出力するステップと、
前記出力されたオフ信号で、前記同時オンが検出された極間経路に置かれているスイッチのオン信号を置き換えるステップとを含む、
ことを特徴とする電力変換装置の制御方法。 - 請求項2または3に記載の電力変換装置の制御方法において、
前記短絡防止ステップは、さらに
前記複数のスイッチのいずれか一つのスイッチのオン信号と、前記いずれか一つのスイッチを含む極間経路にある前記いずれか一つのスイッチ以外のスイッチのオン信号を論理反転させた信号と、の論理積で生成した出力信号で、前記いずれか一つのスイッチのオン信号を置き換えるステップとを含む、
ことを特徴とする電力変換装置の制御方法。 - 請求項2または3に記載の電力変換装置の制御方法において、
前記短絡防止ステップは、さらに
電位の異なる極間の電位差を求めるステップと、
前記電位差に基づき、短絡を防止すべき極間経路を選択する経路選択信号を生成するステップと、
前記複数のスイッチのいずれか一つのスイッチのオン信号と、
前記いずれか一つのスイッチを含む極間経路にある前記いずれか一つのスイッチ以外のスイッチのオン信号と前記経路選択信号との論理積を求めこれを論理反転させた出力信号と、の論理積で生成した出力信号で、前記いずれか一つのスイッチのオン信号を置き換えるステップとを含む、
ことを特徴とする電力変換装置の制御方法。 - 第一および第二の直流電源をそなえ、第一の直流電源の負極と、第二の直流電源の負極を接続し、これら直流電源のそれぞれの出力電圧からパルスを生成・合成することで駆動電圧を生成して交流モータを駆動する電力変換装置の制御方法であって、
交流の各相毎に、第一の直流電源の正極から第二の直流電源の正極へのみ導通する経路における、第一の直流電源の正極と前記電力変換装置の出力端子との間のスイッチと、前記電力変換装置の出力端子と第二の直流電源の正極との間のスイッチとの組がともにオフする所定の時間を経過した後に、前記スイッチの組のいずれかのスイッチをオフからオンへ切り換える第一の短絡防止時間生成ステップと、
交流の各相毎に、前記第二の直流電源の正極から第一直流電源の正極へのみ導通する経路における、前記第二の直流電源の正極と前記電力変換装置の出力端子との間のスイッチと、前記電力変換装置の出力端子と第一の直流電源との間の正極のスイッチの組がともにオフする所定の時間を経過した後に、前記スイッチの組のいずれかをオフからオンへ切り換える第二の短絡防止時間生成ステップと、
交流の各相毎に、第一の直流電源の正極から第二の直流電源の正極へのみ導通する経路における、前記電力変換装置の出力端子と第二の直流電源の正極との間のスイッチと、第二の直流電源の正極から第一の直流電源の正極へのみ導通する経路における、前記電力変換装置の出力端子と第一の直流電源の正極との間のスイッチがともにオンする際に、前記電力変換装置の出力端子と、第一の直流電源及び第二の直流電源のうちの少なくとも一つの負極との間のスイッチをオンさせるステップと、
を含むことを特徴とする電力変換装置の制御方法。
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