JP4687812B2 - 圧迫体 - Google Patents

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Description

本発明は、血圧測定などに際して身体の腕における上腕或いは手首の外周に装着されて阻血を行なう圧迫体に関するものである。
従来から、血圧測定に際して身体の腕における上腕或いは手首の外周に装着されて阻血を行なう圧迫体は、広く知られている。この圧迫体として、例えば特許文献1に提案されたものがある。このものは、手首の外周に装着されて筒状態で使用され内部に空気袋を有する圧迫体本体(カフ本体)と、その圧迫体本体の空気袋に連通するように連結されたコネクタと、このコネクタに設けられた連結軸保持部に対し回動可能に連結する連結軸(接続管)とからなる。又、コネクタの連結軸保持部は、その軸心が圧迫体本体の径方向に延ばされ、連結軸は、その連結軸保持部に入れられることにより、連結軸の軸心が連結軸保持部の軸心に一致するとともに、その軸心周りに回動するようになっている。このようにして、左手首又は右手首の挿入に際し、連結軸に連結された空気給排用チューブ(送気チューブ)の空気袋からの導出方向(空気給排用チューブの連結軸からの突出方向)を邪魔にならない方向へ回動させ得るようにしたものである。
特開平05−317273号公報
しかしながら、特許文献1においては、上記のように、コネクタの連結軸保持部を、その軸心が圧迫体本体の径方向に沿うように形成し、連結軸を、その連結軸保持部に入れて連結軸の軸心を連結軸保持部の軸心に一致させるとともに、その軸心周りに回動するようにしている。
そのため、圧迫体本体の外周面からの連結軸の突出方向が圧迫体本体の径方向になり、圧迫体本体の外周面からの連結軸の突出高さが高くなってしまう。その結果、嵩高いものになってしまうという問題点がある。
本発明は、圧迫体本体の外周面からの連結軸の突出高さを低く抑えることができる圧迫体の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、使用に際し腕に装着されて筒状態を呈する圧迫体本体に、空気給排用チューブの一端側を回動自在に連結することによって、その圧迫体本体に設けられた阻血用の空気袋と空気給排用チューブとを連通させるとともに、空気給排用チューブの空気袋からの導出方向を変え得るようにした圧迫体であって、前記空気給排用チューブは、その一端側に、連通孔を有する連結軸を備え、前記圧迫体本体は、前記筒状態における外周面側に、前記連結軸を回動自在に保持した連結軸保持部を備え、前記連結軸保持部は、前記連結軸の軸心を前記筒状態の圧迫体本体の径方向及び軸方向に略直交する方向に沿わすとともに、その軸心回りに前記連結軸を回動させ得るように構成されていることを特徴とする圧迫体である。
請求項2のように、前記圧迫体は、前記連結軸保持部と連結軸との間から空気が漏れるのを防止する空気漏れ防止手段を、更に備えていることが好ましい。
請求項3のように、前記空気給排用チューブは、チューブ本体と、そのチューブ本体と圧迫体本体とを連結した連結部材とを備え、前記連結部材は、その一端側と他端側との夫々の軸方向が互いに略直交したL字状を呈しているとともに、その他端側に、チューブ本体の一端側が連結され、前記連結軸は、前記連結部材の一端側に形成されることにより、前記連結軸保持部に保持された連結軸が回動操作されるに伴い、前記チューブ本体の導出方向が筒状態の圧迫体本体の軸方向の一方向側を向く第1方向向きと他方向側を向く第2方向向きとに変えられ、前記圧迫体は、前記圧迫体本体と空気給排用チューブとを係脱自在に係止する係止手段を、更に備え、前記係止手段は、前記第1方向向きと前記第2方向向きとの夫々の状態になった空気給排用チューブと前記圧迫体本体とを係止できるように構成されていることが好ましい。
請求項4のように、前記係止手段は、前記筒状態の圧迫体本体における前記連結部材を挟んだ軸方向の両側夫々に設けられた係止凹部から構成され、係止凹部は、夫々、チューブ本体の外周の一部を係脱自在に係止可能に構成されていることが好ましい。
請求項5のように、前記係止手段は、前記筒状態の圧迫体本体における前記連結部材を挟んだ軸方向の両側夫々に設けられた第1係止部と、前記空気給排用チューブに設けられ前記第1係止部と係脱自在に係止する第2係止部とから構成されていることが好ましい。
請求項6のように、前記第1係止部と第2係止部とのいずれか一方は、磁石から構成され、前記いずれか他方は、前記磁石に吸着されるものから構成されていることが好ましい。
本発明の請求項1によれば、圧迫体本体は、筒状態における外周面側に、連結軸を回動自在に保持した連結軸保持部を備える。又、連結軸保持部は、連結軸の軸心を筒状態の圧迫体本体の径方向及び軸方向に略直交する方向に沿わすとともに、その軸心回りに前記連結軸を回動させ得るように構成されている。
これにより、圧迫体本体の外周面からの連結軸の突出方向を、筒状態の圧迫体本体における径方向に略直交する方向にできる。従って、圧迫体本体の外周面からの連結軸の突出高さを、従来のように圧迫体本体の外周面からの連結軸の突出方向が圧迫体本体の径方向のものに較べて低いものにでき、圧迫体をコンパクトなものにできる。
請求項2によれば、圧迫体は、連結軸保持部と連結軸との間から空気が漏れるのを防止する空気漏れ防止手段を、更に備えている。
これにより、連結軸保持部と連結軸との間隙からの空気の漏れを防止できる。
請求項3によれば、チューブ本体の導出方向が筒状態の圧迫体本体の軸方向の一方向側を向く第1方向向きと他方向側を向く第2方向向きとの夫々の状態になった空気給排用チューブと、圧迫体本体とを係止する係止手段を備えている。
これにより、例えば使用に際し、空気給排用チューブに力がかかった場合でも、連結軸保持部と空気給排用チューブの連結軸との連結部にかかる負荷を抑えることができ、両者の連結部から空気を漏れ難くできる。
請求項4によれば、係止手段は、筒状態の圧迫体本体における連結部材の軸方向の両側夫々に設けられた係止部から構成される。又、係止部は、夫々、チューブ本体の外周の一部を係脱自在に係止する係止凹部を備えている。
これにより、チューブ本体の外周の一部を容易に係脱できる。又、係止凹部を圧迫体本体にだけ設ければ良く、係止手段を簡単な構成にでき、係止手段を低コストで製作できる。
請求項5及び6によれば、圧迫体本体に対して空気給排用チューブを容易に係脱できる。
本発明の一実施の形態の圧迫体の一部を省略した斜視図である。 係止凹部の拡大斜視図である。 圧迫体本体と空気給排用チューブとの連結部の要部の拡大断面図である。 図1の状態から圧迫体本体の軸方向の向きを180°変えるとともに、空気給排用チューブを回動して導出方向を180°変えた状態の圧迫体の一部を省略した斜視図である。 係止手段の他の実施形態の平面図である。 係止手段の更に他の実施形態の平面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態の圧迫体の一部を省略した斜視図、図2は、係止凹部の拡大斜視図、図3は、圧迫体本体と空気給排用チューブとの連結部の要部の拡大断面図である。
本発明の圧迫体1は、図1に示すように圧迫体本体2と、空気給排用チューブ3と、圧迫体本体2と空気給排用チューブ3とを係脱自在に係止する係止手段とを備えている。圧迫体本体2は、この実施形態では、上腕に巻かれて、図1に示すように筒状態を呈した状態で使用されるようになっている。以下、筒状態になった圧迫体本体2を基準にして説明する。
この圧迫体本体2は、外布21a、21bと、外布21a、21bの間に配設された空気収納可能な阻血用の空気袋22(図3に図示)と、その空気袋22と空気給排用チューブ3とを連結したコネクター23とを備えている。
外布21a、21bは、展開状態で所定幅の帯状を呈する表裏一対のものから構成されており、表側の外布21aが外周側に、裏側の外布21bが内周側に配設されるようにして上腕に巻かれる。
表側の外布21aの一端側には、第1面ファスナー24が付設され、裏側の外布21aには、第1面ファスナー24と係脱自在に係止する第2面ファスナー(図示せず)が付設されている。
そして、この第1面ファスナー24が、例えば圧迫体本体2を上腕に巻きつけられるようにして第2面ファスナーに係止されることにより、圧迫体本体2が上腕に巻きつけられた状態を維持できるようになっている。
コネクター23は、図3に示すように空気袋22に連結された袋連結部20と、袋連結部20から円筒状に突設され空気給排用チューブ3に連結されたチューブ連結部25とを備えている。
この実施形態のチューブ連結部25は、その周壁25aに、径方向の外側に突出する円筒体を備え、その筒体の内側に、連結軸保持部25cが設けられている。この連結軸保持部25cは、その軸心が圧迫体本体2の軸方向と略直交しているとともに、圧迫体本体2の径方向とほぼ直交するように形成されている。
又、この実施形態では、図1に示すように、圧迫体本体2には、軸方向の両端側の夫々に、肩案内表示部61、62が設けられている。この肩案内表示部61、62は、圧迫体本体2を左腕又は右腕に装着して使用する場合に、左肩又は右肩に対する圧迫体本体2の軸方向の向きを表示するものである。
この実施形態の肩案内表示部61、62は、図の上向きの矢印と「右肩側」の文字が印刷された右肩案内表示部61と、図の下向きの矢印と「左肩側」の文字が印刷された左肩案内表示部62とから構成されている。
空気給排用チューブ3は、弾性を有する長尺状のチューブ本体31と、チューブ本体31とコネクター23とを連結したL字状の連結部材32とを備えている。連結部材32は、一端から他端に貫通された連通孔35を備えている。
又、連結部材32は、その一端側に、コネクター23に連結された連結軸33を備え、その他端側に、連結軸33と互いに軸方向が直交しチューブ本体31の一端側に連結されたチューブ本体連結部34を備えている。
連結軸33は、コネクター23の連結軸保持部25cに回動自在に挿入されている。これにより、連結軸33は、空気袋22と連通可能にコネクター23に連結される。又、その連結状態で、連結軸33の軸心Oが連結軸保持部25cの軸心に一致し、連結軸33はその軸心O回りに回動自在に連結軸保持部25cに保持されている。
又、この実施形態では、連結軸33の外径が連結軸保持部25cの内径よりもやや大きく設定され、連結軸33が連結軸保持部25cの内周部に押し入れられるようになっている。
このように構成することにより、連結軸33が連結軸保持部25cの内周部に押し入れられた後に、連結軸33の外周と連結軸保持部25cの内周との間に隙間ができ難いようにして空気が漏れ難いようにしている。又、例えば連結軸33に連結軸保持部25cに対して回動させる力以外の力がかかった場合でも、連結軸33の外周と連結軸保持部25cの内周との間に隙間ができ難いようにして空気が漏れ難いようにしている。
又、この実施形態では、連結軸保持部25cの内周部に押し入れられた連結軸33とその連結軸保持部25cとの間に、連結軸保持部25cに対する連結軸33の回動抵抗を軽減するための回動抵抗軽減手段としてのグリス等の潤滑剤が配設されている。
上記のように、連結軸33の外径を連結軸保持部25cの内径よりも径大にした場合には、上記外径を上記内径よりも径小にした場合に較べ、連結軸保持部25cに対する連結軸33の回動の抵抗が大きくなるが、潤滑剤によって、その回動の抵抗を軽減し、連結軸33が回動し難くなるのを防止している。
更に、この実施形態では、連結軸33の外周に、合成ゴム製のOリング5が付設されており、このOリング5によって、連結軸33の外周と連結軸保持部25cの内周との間から空気が漏れ難いようになっている。
チューブ本体連結部34は、チューブ本体31の一端側に連結されている。これにより、空気給排用チューブ3は、空気袋22からの導出方向が、図1に示すように圧迫体本体2の軸方向の一方向側(図のX方向側)を向いた第1方向向きの状態から、連結軸33の回動操作に伴って、図4に示すようにその第1方向向きと180°の角度をなして軸方向の他方向側(図のY方向側)を向いた第2方向向きとに変えることができるようになっている。
尚、チューブ本体連結部34に連結されたチューブ本体31の他端側は、図示しないが、エアポンプ等に連結され、空気給排用チューブ3を介して、空気袋22に空気を供給するとともに、排出できるようになっている。
次に、係止手段について説明する。この実施形態の係止手段は、図1に示すように、筒状態の圧迫体本体2の外周における連結部材23を挟んだ軸方向の両側夫々に取り付けられた係止凹部4a、4bから構成されている。
係止凹部4a、4bは、左腕用係止凹部4aと、右腕用係止凹部4bとを備えている。左腕用係止凹部4aは、例えば圧迫体本体2を左腕に装着する場合に空気給排用チューブ3のチューブ本体31を係止し、右腕用係止凹部4bは、例えば圧迫体本体2を右腕に装着する場合に空気給排用チューブ3のチューブ本体31を係止する。
左腕用係止凹部4aと右腕用係止凹部4bとは、同一構成を採っており、以下に、左腕用係止凹部4aについて説明し、右腕用係止凹部4bの説明を省略する。
左腕用係止凹部4aは、チューブ本体31の一部を受容する断面円弧状の凹部41と、凹部41にチューブ本体31の一部を出し入れするための開口部42とを備えている。凹部41は、その内径がチューブ本体31の外周径と同じ程度に設定されている。
一方、開口部42の開口幅は、チューブ本体31の外周径よりもやや小さく設定されており、チューブ本体31が開口部42に押し込まれることによって、チューブ本体31が凹部41内に入り、その状態で、チューブ本体31の弾性によって係止できるようになっている。
次に、本発明の圧迫体1の動作について説明する。まず、左腕に装着して使用する場合は、図1に示すように、左腕用係止凹部4aにチューブ本体31を係止した状態にする。
そして、左肩案内表示部62が手前側になるように圧迫体本体2の軸方向の向きを合わせ、左肩案内表示部62の表示に従って、左肩案内表示部62を左肩側にして、圧迫体本体2を左上腕に巻きつけるようにして弛みの無い状態で第1面ファスナー24と第2面ファスナーとを係止する。
その際、空気給排用チューブ3の導出方向が左手首側になるので、空気給排用チューブ3等が邪魔になることなく装着できる。又、右腕で圧迫体本体2の先端を把持して巻きつけ操作でき、操作を容易に行なうことができる。
この状態から、空気袋22に空気が供給されて空気袋22が膨張されると上腕を通る動脈を圧迫して阻血させ、その後、空気袋22から空気が徐々に排出されて空気袋22が収縮されることにより、血圧測定を行なうことができる。
又、その測定等に際して、チューブ本体31に測定者の手等が当たった場合でも、左腕用係止凹部4aにチューブ本体31を係止しているため、そのチューブ本体31にかかった力を左腕用係止凹部4aが受けることができる。従って、連結軸33とコネクター23の連結軸保持部25cとの連結部に負荷がかかり難いものにでき、連結部からの空気漏れを抑えることができる。
また、連結軸保持部25cを上側にして圧迫体本体2を上腕に装着すると、空気給排用チューブ3が垂直面に沿って回動するため、空気給排用チューブ3を手首側に回動すれば空気給排用チューブ3の導出方向を手首側にできる。従って、例えば圧迫体本体2の径方向に沿う軸の周りに回動する従来のものでは、空気給排用チューブ3が水平面に沿って回動するために空気給排用チューブ3を回動操作に際して導出方向が手首側になるように調整しながら行なわなければならないが、そのようなことを防止できる。
しかも、導出方向を手首側にした後は、空気給排用チューブ3に手等が当たった場合でも空気給排用チューブ3が水平方向に回動しないため、導出方向を手首側を向いた状態に維持させ易いものにできる。
一方、例えば図1に示す状態から、異なる測定者が右上腕に装着して使用する場合は、次のようにして行なうことができる。図4に示すように、圧迫体本体2の軸方向の向きを180°変え、右肩案内表示部61が手前側になるようにする。これとともに、左腕用係止凹部4aからチューブ本体31を外した後、空気給排用チューブ3の連結軸33を180°回動操作して右腕用係止凹部4bに押し込むようにして係止させる。
その後、上記左腕に装着する場合と同様に行なう。この場合においても、導出方向が右手首側になるため、空気給排用チューブ3等が邪魔になることなく右上腕に装着できる。又、左腕で圧迫体本体2の先端を把持して巻きつけ操作でき、操作を容易に行なうことができる。
又、その測定等に際して、チューブ本体31に測定者の手等が当たった場合でも、右腕用係止凹部4bにチューブ本体31を係止しているため、そのチューブ本体31にかかった力を右腕用係止凹部4bが受けることができる。従って、連結軸33とコネクター23の連結軸保持部25cとの連結部に負荷がかかり難いものにでき、連結部からの空気漏れを抑えることができる。
尚、上記実施形態では、係止手段を、圧迫体本体2に取り付けられた係止凹部4a、4bから構成しているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。
例えば、図5に示すように、係止手段は、圧迫体本体2に設けられた第1係止部141と、空気給排用チューブ3に設けられ第1係止部141と係脱自在に係止する第2係止部142とから構成されたものとする。
より詳しくは、第1係止部141は、圧迫体本体2における連結部材23を挟んだ軸方向の両側夫々に固定されている。第2係止部142は、空気給排用チューブ3のチューブ本体31における第1係止部141と対応する位置に固定されている。又、第1係止部141と第2係止部142との一方は、磁石から構成され、他方は、その一方に吸着されるもの、例えば磁石や鉄製のものから構成されている。
このようにして、空気給排用チューブ3の導出方向が、左腕に装着する場合に手首側を向いた位置(右腕に装着する場合の右肩側を向いた位置)と、一点鎖線で示すように、その位置から180度回動して左肩側を向いた位置(右腕に装着する場合の手首側を向いた位置)との2つの位置夫々で係止できるようにしてもよい。
又、係止手段を、第1係止部と第2係止部とから構成する場合に、例えば図6に示すように、第1係止部を、上述の外布21aに設けた第1面ファスナー24とし、第2係止部を、空気給排用チューブ3に取り付けた係止片241から構成する。又、係止片241の裏表両面に、第1面ファスナー24に係脱自在に係止する面ファスナーを備えたものとしてもよい。
また、上記実施形態では、空気漏れ防止手段として、連結軸33の外径を連結軸保持部25cの内径よりもやや大きくするとともに、連結軸33の外周と連結軸保持部25cの内周との間にOリング5を付設するようにしているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。
例えば空気漏れ防止手段として、Oリング5を付設しないで連結軸33の外径を連結軸保持部25cの内径よりもやや大きくする。或いは、空気漏れ防止手段として、連結軸33の外径を連結軸保持部25cの内径よりも小さくして、Oリング5を付設する。
又、上記実施形態では、圧迫体本体2を、上腕に巻きつけて装着するように形成しているが、この形態のものに限らず、手首に装着する形態のものでも良く、適宜変更できる。
1 圧迫体
2 圧迫体本体
3 空気給排用チューブ
4a、4b 係止凹部(係止手段)
23 コネクター
25c 連結軸保持部
33 連結軸

Claims (6)

  1. 使用に際し腕に装着されて筒状態を呈する圧迫体本体に、空気給排用チューブの一端側を回動自在に連結することによって、その圧迫体本体に設けられた阻血用の空気袋と空気給排用チューブとを連通させるとともに、空気給排用チューブの空気袋からの導出方向を変え得るようにした圧迫体であって、
    前記空気給排用チューブは、その一端側に、連通孔を有する連結軸を備え、
    前記圧迫体本体は、前記筒状態における外周面側に、前記連結軸を回動自在に保持した連結軸保持部を備え、
    前記連結軸保持部は、前記連結軸の軸心を前記筒状態の圧迫体本体の径方向及び軸方向に略直交する方向に沿わすとともに、その軸心回りに前記連結軸を回動させ得るように構成されていることを特徴とする圧迫体。
  2. 前記圧迫体は、前記連結軸保持部と連結軸との間から空気が漏れるのを防止する空気漏れ防止手段を、更に備えていることを特徴とする請求項1記載の圧迫体。
  3. 前記空気給排用チューブは、チューブ本体と、そのチューブ本体と圧迫体本体とを連結した連結部材とを備え、
    前記連結部材は、その一端側と他端側との夫々の軸方向が互いに略直交したL字状を呈しているとともに、その他端側に、チューブ本体の一端側が連結され、
    前記連結軸は、前記連結部材の一端側に形成されることにより、前記連結軸保持部に保持された連結軸が回動操作されるに伴い、前記チューブ本体の導出方向が筒状態の圧迫体本体の軸方向の一方向側を向く第1方向向きと他方向側を向く第2方向向きとに変えられ、
    前記圧迫体は、前記圧迫体本体と空気給排用チューブとを係脱自在に係止する係止手段を、更に備え、
    前記係止手段は、前記第1方向向きと前記第2方向向きとの夫々の状態になった空気給排用チューブと前記圧迫体本体とを係止できるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の圧迫体。
  4. 前記係止手段は、前記筒状態の圧迫体本体における前記連結部材を挟んだ軸方向の両側夫々に設けられた係止凹部から構成され、
    係止凹部は、夫々、チューブ本体の外周の一部を係脱自在に係止可能に構成されていることを特徴とする請求項3記載の圧迫体。
  5. 前記係止手段は、前記筒状態の圧迫体本体における前記連結部材を挟んだ軸方向の両側夫々に設けられた第1係止部と、前記空気給排用チューブに設けられ前記第1係止部と係脱自在に係止する第2係止部とから構成されていることを特徴とする請求項3記載の圧迫体。
  6. 前記第1係止部と第2係止部とのいずれか一方は、磁石から構成され、前記いずれか他方は、前記磁石に吸着されるものから構成されていることを特徴とする請求項5記載の圧迫体。
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