JP4687188B2 - インクジェット記録用インク - Google Patents
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Description
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り種々の変更は可能である。
その後、表2に示すインク組成例1のインクジェット用インクを作成した。
組成例1のインクジェットインク内のトリメチロールプロパンを除き、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は実施例1と同様に行い、表2の組成例7に示すインクジェット用インクを調製した。
組成例1のインクジェットインク内のトリメチロールプロパン1.0部に変えて、トリメチロールプロパン0.5部を添加し、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は実施例1と同様に行い、表2の組成例8に示すインクジェット用インクを調製した。
組成例1のインクジェットインク内のトリメチロールプロパン1.0部に変えて、トリメチロールプロパン25.0部を添加し、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は実施例1と同様に行い、表2の組成例9に示すインクジェット用インクを調製した。
組成例1のインクジェットインク内のトリメチロールプロパン1.0部に変えて、トリメチロールプロパン30.0部を添加し、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は実施例1と同様に行い、表2の組成例10に示すインクジェット用インクを調製した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、ブラック顔料C.I.PBk7の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例1と同様に行い、表2に示す組成例17のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、ブラック顔料C.I.PBk7の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例2と同様に行い、表2に示す組成例18のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、ブラック顔料C.I.PBk7の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例3と同様に行い、表2に示す組成例19のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、ブラック顔料C.I.PBk7の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例4と同様に行い、表2に示す組成例20のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、マゼンタ顔料C.I.PR122の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例1と同様に行い、表2に示す組成例27のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、マゼンタ顔料C.I.PR122の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例2と同様に行い、表2に示す組成例28のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、マゼンタ顔料C.I.PR122の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例3と同様に行い、表2に示す組成例29のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、マゼンタ顔料C.I.PR122の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例4と同様に行い、表2に示す組成例30のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、イエロー顔料C.I.PY74の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例1と同様に行い、表2に示す組成例37のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、イエロー顔料C.I.PY74の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例2と同様に行い、表2に示す組成例38のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、イエロー顔料C.I.PY74の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例3と同様に行い、表2に示す組成例39のインクジェット用インクを作成した。
顔料濃度25重量%のシアン顔料C.I.PB15:1の480.0重量部を、イエロー顔料C.I.PY74の480.0重量部に変えて、粘度調整のためにグリセリン量を増減させた以外は、比較例4と同様に行い、表2に示す組成例40のインクジェット用インクを作成した。
実施例1〜24及び比較例1〜16に係るインクジェットインクをインクカートリッジに充填後、インクジェットプリンター(EM−930C、セイコーエプソン株式会社製)に装着し、50℃ドライ環境下12ヶ月間放置した後、目詰まりチェックパターンを印字し、全てのノズルからインクが吐出されるまで1回/枚の割合でマニュアルクリーニングを行い、何回で全ノズル復帰するか計測する。印字モードは用紙:普通紙、印字品質:スーパーファイン、色補正:なし、印字方向:双方向で行い、マニュアルクリーニング1〜3回までに復帰するものをA、マニュアルクリーニング4〜6回で復帰するものをB、マニュアルクリーニング7〜9回で復帰するものをC、復帰までにマニュアルクリーニングが10回以上掛かるか、復帰出来ないものをDとして評価した。その結果を表1に示す。
実施例1〜24及び比較例1〜16に係るインクジェットインクをインクジェットプリンター(PX−V600、セイコーエプソン株式会社製)を用いて各色ベタの縁なし印刷用パターンを3000枚連続印刷後、打捨て領域へのインクの堆積レベルを目視にて計測した。印字モードは用紙:普通紙、印字品質:フォト、色補正:なし、印字方向:単一方向で行い、堆積が無く印刷物への汚れが見られないものをA、堆積が見られるが印刷物への汚れが見られないものをB、堆積により印刷物への汚れが発生するものをCとして評価した。その結果を表1に示す。
実施例1〜24及び比較例1〜16に係るインクジェットインクをインクジェットプリンター(EM−930C、セイコーエプソン株式会社製)を用い、XeroxP紙に(富士ゼロックス社製)にベタ印字し、試験体を得る。印字モードは用紙:普通紙、印字品質:スーパーファイン、色補正:なし、印字方向:双方向で行なった。そして、GRETAGMACBETH SPECTROSCANSP50(Gretag社(米国)製)を用いて各色のOD値を測定することによる。結果はOD値の値として表1に示す。
実施例1〜24及び比較例1〜16に係るインクジェットインクを、インクジェットプリンター(EM−930C、セイコーエプソン株式会社製)で写真用紙<光沢>(セイコーエプソン株式会社製)にベタ印字し、試験体を得た。印字モードは用紙:フォトプリント紙、印字品質:フォト、色補正:なし、印字方向:双方向で行なった。この試験体の20度光沢を、光沢計(HG−268、スガ試験機株式会社製)で測定した。その結果を表1に示す。
実施例1〜24及び比較例1〜16に係るインクジェットインク中の粒子の平均粒径を、レーザー粒径解析装置(ゼータサイザー3000、マルバーン社(英国)製)で測定した。その結果を表1に示す。
実施例1〜24及び比較例1〜16に係るインクジェットインク用顔料分散体の初期粘度及び70℃で1週間静置した後の粘度を、ローリングボール式粘度計(AMVn、アントンパール(ドイツ国)社製)で測定した。その結果を、保存安定性:70℃で1週間静置した後の粘度(mPa・s)/初期粘度(mPa・s)の値として表1に示す。
尚、表1には、インクジェットインクを製造した際に用いたモノマー組成、重合開始剤及び顔料、並びに、インクジェットインク組成も示す。
BZA:ベンジルアクリレート
AA:アクリル酸
MAA:メタクリル酸
BPEH:t−ブチルパーオキシ(2−エチルヘキサノエート)
PBk7:C.I.ピグメントブラック7(カーボンブラック)
PB15:1:C.I.ピグメントブルー15:1(トリクロロフタロシアニン)
PR122:C.I.ピグメントレッド122(キナクリドン)
PY74:C.I.ピグメントイエロー74(縮合アゾ顔料)
DEGmBE:ジエチレングリコールモノブチルエーテル
TEGmBE:トリエチレングリコールモノブチルエーテル
PGmBE:プロピレングリコールモノブチルエーテル
DPGmBE:ジプロピレングリコールモノブチルエーテル
1、2−HD:1、2−ヘキサンジオール
TMP:トリメチロールプロパン
Claims (5)
- 水、少なくともポリマーの構成成分として50重量%以上のベンジルアクリレートと、15重量%以下の(メタ)アクリル酸とが重合され、50mgKOH/g以上120mgKOH/g以下の酸価を有する、重量平均分子量20000以上120000以下のポリマーを用いて分散された顔料、および1重量%以上20重量%以下のトリメチロールプロパンを少なくとも含むことを特徴とするインクジェット記録用インク。
- 2、4、7、9−テトラメチル−5−デシン−4、7−ジオールおよび2、4、7、9−テトラメチル−5−デシン−4、7−ジオールのアルキレンオキシド付加物から選ばれた1種以上を0.05重量%以上1重量%以下含むことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録用インク。
- 1、2−アルキレングリコールを含んでなることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録用インク。
- ジ(トリ)エチレングリコールモノブチルエーテルおよび(ジ)プロピレングリコールモノブチルエーテルから選ばれた1種以上を含んでなることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載のインクジェット記録用インク。 - 2−ブチル−2−エチル−1、3−プロパンジオールを含んでなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
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