JP4686699B2 - 防犯用センサ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、投光部から出射する赤外線ビームを受光部で受光し、この赤外線ビームを不法浸入者が遮断したときに警報信号を発する防犯用センサ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の防犯用センサ装置は、直線的な警戒区域の両端部に、赤外線投光部の投光器と赤外線受光部の受光器とが、これらの光軸を互いに一致させた配置で設置されている。赤外線受光部では、受光部が赤外線ビームを受光してその赤外線受光量に応じた信号レベルの電気信号を出力し、この電気信号が、増幅回路で増幅されたのちに、検波回路で外乱光を除去して受光信号に応じたレベルの信号に変換され、この信号レベルが設定検知レベル以下であるか否かを信号判別回路で判別される。投光部からの赤外線ビームが不法浸入者により遮られて受光信号レベルが前記設定検知レベル以下になったときには、前記信号判別回路から検知信号が出力されて警報発生器が駆動され、警報信号が出力されて不法浸入のあったことを報知するようになっている。
【0003】
前記防犯用センサ装置は、直線的な近距離から数百mの長距離までの警戒区域を設定できるものであり、長距離になる程、投光器と受光器間で光軸を正確に一致させて設置するのが難しくなる。そこで、従来の防犯用センサ装置には、投光部および受光部にそれぞれ光軸を調整するための照準器が設けられており、設置またはメンテナンスに際しては、受光部に設けられた照準器ののぞき窓を覗きながら受光器の上下角および水平角を調整して目視により光軸を概ね合わせたのちに、受光部の検波回路に接続して内蔵された電圧計などのレベルメータにより受光器の赤外線受光量に比例した信号レベルを読み取りながら、その表示レベルが所定の受光レベルになるように受光器の前記角度を微調整して光軸の最終調整を行うようにしている。
【0004】
また、近年では、受光部に、赤外線受光量を示すレベル表示信号を投光部に対し出力する信号出力手段を備えるとともに、投光部に、レベル表示信号の受信手段とその受信したレベル表示信号の表示手段とを備えた防犯用センサ装置が知られている(例えば、特開平4-71099 号公報参照)。この防犯用センサ装置では、受信部から受信したレベル表示信号の表示を見ながら投光部の照準器を操作して、光軸の微調整を行う。これにより、従来では、投光部側と受光部側とで2人の作業者が無線で受光レベルの通知などの連絡をとりながら行っていた投光部での光軸調整を、1人の作業者で行うことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来では、投光部で受光レベルを確認しようとしても、受光部から投光部へのレベル表示信号の送信を行うことができない。すなわち、受光部のカバーを開放して初めて受光部からレベル表示信号が投光部に送信されるようになっており、投光器のカバーを開放しただけでは、受光部からのレベル表示信号を受信できないことから、投光器の光軸の微調整を行うことができない。そこで、従来では、先ず、投光部のカバーを開放したのちに受光部に移動して受光部のカバーを開放し、受光部の光軸を上述の操作で調整したのちに、再び投光部に移動して投光部の光軸の調整を行い、投光部のカバーを取り付けたのちに受光部に移動して受光部のカバーを取り付ける手順で光軸調整を行わなければならない。そのため、光軸調整時には投光部と受光部との間を少なくとも1往復半移動しなければならず、警戒区域が長い場合には調整作業者に相当な負担を強いることになるとともに、光軸調整に時間を要する。
【0006】
そこで本発明は、投光部のみのカバーを開放しただけで、投光器の光軸調整を正確に行うことのできる防犯用センサ装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明に係る防犯用センサ装置は、赤外線ビームを出射する投光部と前記赤外線ビームを受光する受光部とを備えたものにおいて、前記投光部は、ベースにセンサ回路を覆うカバーが着脱自在に装着されてなり、かつ、前記カバーの開放を検出する開放検出スイッチと、この開放検出スイッチの検出動作により作動して前記受光部に対し受光レベル送信要求信号を出力する送信要求発生回路とを備え、前記受光部は、前記受光レベル送信要求信号を受けて作動し受光量を示すレベル表示信号を前記投光部へ送信するレベル出力部を備えている。
【0008】
この防犯用センサ装置は、設置時やメンテナンス時に光軸調整を行う場合、投光器のカバーを開放すると、そのカバーの開放を開放検出スイッチが検出し、送信要求発生回路が開放検出スイッチの検出動作に基づいて受光部に対し受光レベル送信要求信号を出力する。これにより、受光部では、受光レベル送信要求信号を受けたときにレベル出力部から受光量を示すレベル表示信号を投光部に対し送信する。したがって、投光部では、例えば、受光部から受信したレベル表示信号をレベルメータに表示することにより、受光部のカバーが開放されていないにもかかわらず、レベルメータの表示を見ながら照準器を操作して正確に光軸合わせを行うことができるので、作業性がよい。
【0009】
また、本発明の好ましい実施形態では、前記送信要求回路が前記投光部から出射される赤外線ビームに前記受光レベル送信要求信号を重畳させる構成になっている。これにより、投光部から受光部への通信手段を別途設けなくても、投光部から受光部に対して受光レベル送信要求信号を送信することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係る防犯用センサ装置を示すブロック構成図である。この防犯用センサ装置は、直線的な警戒区域の両端側の壁面またはポールに光軸を一致させて相対向する配置で設置される投光部1と受光部2とからなり、投光部1および受光部2は共にユニット化された構成になっている。
【0011】
投光部1において、投光器3は赤外線発光ダイオードなどの発光素子および赤外線ビームIRを形成するための投光レンズまたは反射ミラーのような送信側光学系を備えている。投光器駆動部4は投光器3の発光素子を所定の周波数で発光駆動して、図2(A)に示すような赤外線ビームIRを出射させる。センサ回路を形成する前記投光器3および投光器駆動回路4は、後述するように、一対設けられているが、図1では一つのみを示している。
【0012】
投光側開放検出スイッチ7は、後述のカバーのベースに対する開閉を検出する接触型または近接型のスイッチであり、この投光側開放検出スイッチ7としては、悪戯などによるカバーの開放を検出して警報信号を出力するための既存のダンパスイッチを兼用している。送信要求発生回路8は、開放検出スイッチ7がカバーの開放を検出してオフしたときに、投光器駆動回路4に対して、受光レベル送信要求信号Bを出力し、発光素子による赤外線ビームIRに重畳させて、図2(B)に示すように、IR+Bの重畳信号を受光器11に送信するように制御する。さらに、図1の投光部1には、受光部2から送信されるレベル表示信号Cを受信する信号受信部9と、この信号受信部9が受信したレベル表示信号Cの信号レベルを表示するレベルメータ10とを備えている。
【0013】
一方、受光部2では、受光レンズまたは受光ミラーのような受光側光学系とフォトトランジスタなどの受光素子とを備えた受光器11が、投光部1からの赤外線ビームIRを受光して、その赤外線受光量に応じた信号レベルの電気信号を出力する。この電気信号が増幅回路12で増幅されたのちに、検波回路13で外乱光を除去されてパルス変調波のみによる受光信号のレベルに応じた信号に変換され、この信号レベルが設定検知レベル以下であるか否かを信号判別回路14で判別される。投光部1からの赤外線ビームIRが不法浸入者により遮られて受光信号レベルが予め設定された侵入検知レベル以下になったときに、信号判別回路14から検知信号が出力されて警報発生回路17が駆動され、不法浸入者が存在することを報知するための警報信号が警報発生回路17から、例えば図示しない警備センターへ出力される。
【0014】
また、検波回路13には電圧計などのレベルメータ18が接続されており、このレベルメータ18には、受光器11の赤外線受光量に比例した信号レベルが表示される。さらに、増幅回路12は、受光器11からの受光信号のレベルに応じてAGC回路19により利得制御されて、出力が常に一定の信号レベル以下になるよう制御される。センサ回路を形成する前記受光器11、増幅回路12、検波回路13および警報発生回路17も、後述するように一対設けられているが、図1では一つのみを示している。
【0015】
さらに、受光部2は受光側開放検出スイッチ50、受光レベル抑制回路51、レベル出力回路(レベル出力部)52および信号抽出回路53を有している。信号抽出回路53は受光器11の受光信号から受光レベル送信要求信号Bを抽出したときに検知信号を出力する。受光側開放検出スイッチ50は、後述のカバーのベースに対する開閉を検出する接触型または近接型のスイッチであり、この受光側開放検出スイッチ50としては、悪戯などによるカバーの開放を検出して警報信号を出力するための既存のダンパスイッチを兼用している。レベル出力回路52は、信号抽出回路53から検知信号が入力されたときに、検波回路13の信号レベルを受光量を示すレベル表示信号Cとして投光部9の信号受信部9に対し、信号線を介して、または無線で出力する。
【0016】
受光レベル抑制回路51は、開放検出スイッチ50がカバーの開放を検出してオフしたとき、または信号抽出回路53から検知信号が入力されたときに、AGC回路19を介し増幅回路12の利得を下げさせて、受光器11からの受光信号の信号レベルを投光器1または受光器11の何れか一方のカバーによる透過減衰分(例えば30%)だけ低減して増幅するように制御し、開放検出スイッチ20がオフすると共に信号抽出回路23から検知信号が入力されたときに、受光器11からの受光信号の信号レベルを両方のカバーによる透過減衰分(例えば60%)だけ低減して増幅するように制御する。
【0017】
図3は受光部2の一部破断した斜視図を示し、投光部1も同様の構成になっているので、同図には投光部1における相当部品に対応する符号をも合わせて付してある。受光部2は、壁などの取付面に取り付けられる取付用ベース20と、この取付用ベース20に着脱自在に取り付けられたカバー21とにより、受光器11の外体ケース22が構成されており、取付用ベース20には、カバー21の開放を検出する図1の開放検出スイッチ50が設けられている。前記カバー21は、近赤外線を約30%減衰させるだけで比較的良好に透過させる樹脂などの材料からなり、かつ、可視光線の透過を防げる黒色もしくはそれに近い暗色を呈するように処理されている。
【0018】
取付用ベース20には上下の支持部材28,29が固定されており、これら両支持部材28,29には、受光器シャーシ27が上下の支軸30,31回りに回動自在に取り付けられている。受光器シャーシ27内には、レンズホルダ37が左右の水平軸33,34回りに回動自在に取り付けられている。レンズホルダ37には、上下一対の受光レンズ23がレンズケース24を介して保持されており、レンズホルダ37の内部における受光レンズ23の後方位置には、この受光レンズ23と共に受光器11を構成する受光素子(図示せず)がプリント基板(図示せず)に実装して配置されている。
【0019】
したがって、受光器11は、受光器シャーシ27が後述するように支軸30,31回りに回動されることによって水平角(図3のh方向の角度)を可変調整され、かつ、レンズホルダ37が水平軸33,34回りに回動されることによって上下角(図3のv方向の角度)を可変調節され、それにより、図1の投光器11に対する光軸合わせできるようになっている。この光軸調整は後述の照準器を用いて行われる。また、レンズホルダ37の内部には図1の構成のセンサ回路が前記プリント基板に実装して設けられている。こうして、センサ回路はレンズホルダ37を介してカバー21により覆われいる。
【0020】
下方の支軸31には、受光器シャーシ27を介して受光器11のレンズホルダ37の水平角を調整するダイヤル32が固定されている。また、受光器シャーシ27の下部前面に形成した取付フランジ38には調整ねじ39が回動自在に結合され、その調整ねじ39は、レンズホルダ37の下端から突出して取付フランジ38の後方に位置する突部40にねじ込まれている。したがって、ダイヤル32を回転操作すれば、受光器シャーシ27を介して受光器11の水平角を調整でき、かつ、調整ねじ39を回転操作すれば、レンズホルダ37を介して受光器11の上下角を調整することができる。なお、図3には、図1の受光部2とほぼ同様の構成を2つ上下に配置した構成を例示しており、これら2つの受光部2から共に警報信号が出力されたときに警報発生回路17から警報信号を出力するようになっている。
【0021】
レンズホルダ37における上下方向の中間部には、光軸調整を行うための照準器41が設けられている。この照準器41は、照準器ケース42に設けられた左右一対ののぞき窓43,44と、左右一対の照準孔47,48と、照準器ケース42内に設けられた図示しない左右一対の反射ミラーとを備えている。この照準器41は、のぞき窓43または44から覗きながらダイヤル32または調整ねじ39を操作して受光器11の水平角または上下角を調整し、前記反射ミラーに映る投光器3の像と照準孔47または48とが重なるように操作することにより、光軸合わせできるようになっている。なお、図1の投光器3も上述した受光器11と同様の構成になっている。
【0022】
この防犯用センサ装置では、設置時やメンテナンス時に光軸調整を行う場合、先ず、図1の投光部1のカバー21を開放すると、その開放を開放検出スイッチ7が検出し、送信要求発生回路8が開放検出スイッチ7の検出動作に基づき投光器駆動回路4を制御する。これにより、投光器駆動回路4は投光器3に対し赤外線ビームIRに受光レベル送信要求信号Bを重畳して出力するよう制御する。受光部2では、これのカバー21が開放されていなくても、信号抽出回路53が受光器11の受光信号から受光レベル送信要求信号Bを抽出してレベル出力回路52に対し検知信号を出力し、レベル出力回路52は検知信号の入力に基づき検波回路13の信号レベルを受光量を示すレベル表示信号Cとして投光部1の信号受信部9に対し送信する。投光部1では、信号受信部9が受信したレベル表示信号Cがレベルメータ10に表示される。
【0023】
したがって、1人の作業者で装置の光軸合わせを行う場合、作業者は、先ず、投光器3のカバー21を開放し、照準器41ののぞき窓43または44を覗きながらダイヤル32および調整ねじ39を操作して、目視で投光器3の光軸を受光部2に合うように概ね調整したのち、受光器11の所へ行き、同様に受光部2のカバー21を開放し、照準器41を見ながらダイヤル32および調整ねじ39を操作して光軸の粗調整を行う。つづいて、受光部2のレベルメータ18の表示を見ながら表示レベルが最大値になるように、ダイヤル32および調整ねじ39を上述と同様に操作して光軸の微調整を行う。
【0024】
この受光部2の光軸調整時には、カバー21の開放を開放検出スイッチ50が検出して受光レベル抑制回路51に対し検出信号を出力し、受光レベル抑制回路51が、受光器11の受光信号の信号レベルをカバー21による透過減衰分である30%だけ低下させるように、AGC回路19を介し増幅回路12を利得制御する。そのため、受光部2の検波回路13の出力を表示するレベルメータ18には、カバー21が開放されているにもかかわらず、カバー21の装着時と同じ信号レベルで受光信号が表示される。したがって、この防犯用センサ装置では、受光部2のカバー21のみを開放して受光器21の光軸を正確に調整することもできる。受光器1の光軸合わせが終了すれば、カバー21を装着する。
【0025】
つぎに、投光部1の所へ戻り、投光部1についてもレベルメータ10の表示を見ながら表示が大きくなるようにダイヤル32および調整ねじ39を操作して光軸の微調整を行う。レベルメータ10の表示が所定レベル以上になれば、投光器3の光軸が受光器11に正確に一致したことになり、投光部1のカバー21を装着して、作業を終了する。このとき、受光部2のカバー21は既に装着されているから、受光部2の所へ行く必要がない。したがって、この防犯用センサ装置では、投光部1と受光部2との間を1回往復するだけで光軸調整を完了できる。
【0026】
投光部1の光軸の微調整の際、投光部1のカバー21のみが開放されているが、受光レベル抑制回路51がAGC回路19を介して受光器11の受光信号の信号レベルを30%低減するように制御するので、カバー21が開放されているにもかかわらず、カバー21の装着時と同じ信号レベルで受光量のレベルが投光部1のレベルメータ10に表示されるから、光軸合わせを正確に行うことができる。このように、この防犯用センサ装置では、受光部2のカバー21を開放しなくても、投光部1のカバー21のみを開放して投光器3の光軸合わせを行うことができる。
【0027】
また、投光部1と受光部2の双方のカバー21が開放された場合には、受光レベル抑制回路51が開放検出スイッチ50からの検出信号と信号抽出回路53からの検知信号とにより、受光器11の受光信号の信号レベルを双方のカバー21による透過減衰分である60%だけ低下させるようにAGC回路19を介し増幅回路12を利得制御するので、やはり、双方のカバー21の装着時と同じ信号レベルで受光信号がレベルメータ18または10に表示されるので、何れの状態でも光軸合わせを正確に行うことができる。
【0028】
なお、上記実施形態では、受光レベル送信要求信号Bを赤外線ビームIRに重畳して投光器3から出射させる構成としたことにより、投光部1から受光部2への通信手段を別途設けることなく受光レベル送信要求信号Bを送信している。この受光レベル送信要求信号Bの送信手段としては、投光部1に無線式の電波送信器または光信号出力器を設け、かつ受光部2に電波受信器または光信号受光器をそれぞれ設けるようにしてもよい。さらに、受光部2のみ、レベルメータ18とともに、またはレベルメータ18に代えて、レベル出力部として、受光量を異なる色の複数のLEDのような発光素子で段階的に表示する発光体を設け、その発光色をレベル表示信号Cとして投光部1へ向けて出射させ、これを投光部1側から目視させてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上のように発明に係る防犯用センサ装置によれば、設置時やメンテナンス時に光軸調整を行う場合、投光器のカバーを開放すると、そのカバーの開放を開放検出スイッチが検出し、送信要求発生回路が開放検出スイッチの検出動作に基づいて受光部に対し受光レベル送信要求信号を出力し、受光部では、これのカバーが開放されていなくても、受光レベル送信要求信号を受けたときにレベル出力回路から受光量を示すレベル表示信号Cを投光部に対し送信する。したがって、投光部では受光部のカバーの着脱にかかわらず、レベル表示信号Cを見ながら正確に光軸合わせを行うことができるので、作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る防犯用センサ装置を示すブロック構成図である。
【図2】同実施形態の赤外線ビーム、受光レベル送信要求信号およびレベル表示信号の送信状態を示す模式図である。
【図3】同上実施形態の防犯用センサ装置における受光部の一部破断した斜視図である。
【符号の説明】
1…投光部、2…受光部、3…投光器、7,50…開放検出スイッチ、8…送信要求発生回路、11…受光器、20…ベース、21…カバー、41…照準器、52…レベル出力部、IR…赤外線ビーム、B…受光レベル送信要求信号、C…レベル表示信号。

Claims (2)

  1. 赤外線ビームを出射する投光部と前記赤外線ビームを受光する受光部とを備え、人体等による前記赤外線ビームの遮断により人体等を検知する防犯用センサ装置であって、
    前記投光部は、ベースにセンサ回路を覆うカバーが着脱自在に装着されてなり、かつ、前記カバーの開放を検出する開放検出スイッチと、この開放検出スイッチの検出動作により作動して前記受光部に対し受光レベル送信要求信号を出力する送信要求発生回路とを備え、
    前記受光部は、前記受光レベル送信要求信号を受けて作動し受光量を示すレベル表示信号を前記投光部へ送信するレベル出力部を備えている防犯用センサ装置。
  2. 請求項1において、前記送信要求回路は、前記投光部から出射される赤外線ビームに前記受光レベル送信要求信号を重畳させるものである防犯用センサ装置。
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