JP4737578B2 - 防犯用センサ装置の照準器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、投光部の投光素子から出射する赤外線ビームを受光部の受光素子で受光し、この赤外線ビームを人体等が遮断したときに警報信号を発する防犯用センサ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の防犯用センサ装置は、直線的な警戒区域の両端部に、赤外線投光部の投光器と赤外線受光部の受光器とが、これらの光軸を一致させた配置で設置されており、直線的な近距離から数百mの長距離までの警戒区域を設定できるので、長距離になる程、投光器と受光器間での光軸を正確に一致させるのが難しくなる。そこで、従来の防犯用センサ装置には、図6に示すような照準器が投光器および受光器にそれぞれ設けられており、センサ装置の設置またはメンテナンスに際しては前記照準器によって光軸合わせするようになっている。
【0003】
前記照準器50は、一対の接眼窓51と、一対の対物窓52と、両51,52間で照準軸54上に配置された一対の照準ミラー53とを備えている。この照準器50を用いた光軸調整では、左右の何れか一方の接眼窓51を覗きながら、ダイヤルや調整ねじを操作して投光器または受光器の向きを上下左右に動かして、照準ミラー53に映る受光器または投光器の像が対物窓52の中央にくるように調整する。この照準器59による光軸合わせは粗調整であるので、この粗調整を行ったのちに、受光部のレベルメータの表示を見ながら表示レベルが最大値になるようダイヤルや調整ねじを操作して光軸の調整を行い、レベルメータの表示が所定レベル以上になるまで、つまり投光器と受光器との間で光軸が正確に一致するまで、光軸の微調整を繰り返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記照準器50では、図6(a)に示すように、目の位置を接眼窓51に近づけると、視野が広くなって照準ミラー53に映っている像の全体を見ることができるので、照準を粗く合わせるのには都合がよいが、その反面、接眼窓51の中心に位置する像を特定し難い。一方、図6(b)に示すように、目の位置を接眼窓51から遠ざけると、接眼窓51の中心に位置する像を特定し易いが、視野が狭くなるために、相手の投光器または受光器の位置が照準軸から大きくずれていると、その像が写らないために光軸合わせが難くなる。
【0005】
そこで、従来では、先ず、(a)に示すように、目を接眼窓51に近づて覗きながら、ダイヤルまたは調整ねじを操作して投光部または受光部の像が照準ミラー53に映るように調整する。そののち、(b)に示すように、目を遠ざけて所要の像が照準ミラー53の中央にくるように調整したのち、再び目を接眼窓51に近づけて照準ミラー53に映っているのが所要の像であるのを確認する。このように、従来の照準器50による光軸合わせでは、目の位置を接眼窓51に対し一定の相対方向となるように保ちながら、目を接眼窓51に対し接離する方向に複数回往復移動させて、その都度ダイヤルおよび調整ねじの操作を行って所要の像が照準ミラー53の中央にくるように調整しなければならないので、光軸合わせ作業が難しく、その作業に時間を要する。
【0006】
本発明は、前記従来の課題に鑑みてなされたもので、目を一定位置に固定させて接眼窓を覗きながら光軸調整を行うことのできる防犯用センサ装置の照準器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の一構成に係る防犯用センサ装置の照準器は、防犯用センサ装置を構成する投光器または受光器に設けられて両者間の光軸を調整するための照準器であって、接眼窓と、対物窓と、前記接眼窓と対物窓との間で照準軸上に配置された照準ミラーとを備え、前記照準ミラーは、前記接眼窓に目を近づけて覗いたときに、前記対物窓における照準軸が通る中心部のみを通して見える中心領域を映す中心鏡面と、この中心鏡面の外周に位置し前記対物窓における中心部の外側の周縁部を通して見える周縁領域を映す周縁鏡面とを有し、前記周縁鏡面に表面荒し加工、つや消しコーティング、または前記中心鏡面と色相の異なる被覆が施されて、前記周縁鏡面の視認性が前記中心鏡面よりも低く設定されている。ここで、照準軸とは、接眼窓、照準ミラーおよび対物窓の各中心部を通る光軸をいう。
【0008】
この防犯用センサ装置の照準器では、目を接眼窓に対しこれの外形を確認できる位置まで近づけて覗いて、比較的広い視野で照準ミラーの全体を見ながら調整ねじなどを操作し、先ず、照準ミラーの中心鏡面と周縁鏡面の両方を見て、相手方の投光器または受光器が映った広い視野の像が鏡面全体に入るように調整する。このとき、周縁鏡面は中心鏡面よりも視認性が低いが、その周縁鏡面に所要の像が映ったと思われたときには、目をその位置に保ったまま中心鏡面を注視して、周縁鏡面の前記像が中心鏡面にくるように光軸調整操作を行い、視認性の高い中心鏡面に映った像が所要のものであるか否かを確認する。中心鏡面に映った像が所要の像である場合には、投光器と受光器との間で光軸がほぼ一致したことになる。このように、この照準器では、目を接眼窓に対し適度に近づけた一定の位置に保ちながら光軸調整操作を行って、光軸合わせを容易、かつ迅速に行うことができる。しかも、前記周縁鏡面に表面荒し加工、つや消しコーティング、または前記中心鏡面と色相の異なる被覆が施されているので、一枚物のミラー体に、視認性の低い周縁鏡面と視認性の高い中央鏡面とを容易に形成することができる。
【0010】
本発明の好ましい実施形態では、前記中心鏡面と周縁鏡面との境界を示す境界線を有している。これにより、中心鏡面と周縁鏡面とを共に同一の比較的高い視認性を有する鏡面とすることができ、先ず、所要の像が中心鏡面と周縁鏡面を含む鏡面全体に映ったのを確認してから、目をその位置に保ったまま所要の像が中央鏡面にくるように光軸調整操作を行うことができるので、光軸合わせを容易、かつ迅速に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の照準器が適用される防犯用センサ装置を示すブロック構成図である。この防犯用センサ装置は、直線的な警戒区域の両端部の壁面またはポールに光軸を一致させて相対向する配置で設置される投光部1と受光部8とからなり、投光部1および受光部8は共にユニット化された構成になっている。
【0017】
投光部1は投光器2および投光器駆動回路3を有しており、この投光器2および投光器駆動回路3は、後述するように、一対設けられているが、図1では1つのみを示している。投光器2は、赤外線発光ダイオードなどの投光素子と、この投光素子から発生した赤外線を反射して一定方向に向かう近赤外線のような赤外線ビームIRとして出射する出射ミラーとを備えている。投光器駆動回路3は投光器2の投光素子を所定の周波数で発光駆動してパルス変調波からなる赤外線ビームIRを出射させる。
【0018】
一方、受光部8では、集光レンズとフォトトランジスタなどの受光素子とを備えた受光器9が、投光部1からの赤外線ビームIRを受光して、その赤外線受光量に応じた信号レベルの電気信号を出力し、この電気信号が増幅回路10で増幅されたのちに、検波回路11で外乱光を除去されてパルス変調波のみによる受光信号のレベルに応じた信号に変換され、この信号レベルが予め設定された侵入検知レベル以下であるか否かを信号判別回路12で判別される。信号判別回路12は、投光部1からの赤外線ビームIRが不法浸入者により遮られて受光信号レベルが予め設定された侵入検知レベル以下であると判別したときに、検知信号を出力する。警報回路13は、信号判別回路12から検知信号が入力することによって駆動され、不法浸入者が存在することを報知するための警報信号を、例えば図示しない警備センターへ出力するようになっている。
【0019】
受光部8の検波回路11には電圧計などのレベルメータ14が接続されており、このレベルメータ14には、受光器9の赤外線受光量に比例した信号レベルが表示される。検波回路11には、レベルメータ14とは別に、受光信号のレベルが所定レベルを越えたときに点灯するレベル表示器が接続されることもある。前記受光器9、増幅回路10、検波回路11、信号判別回路12およびレベルメータ14も、後述するように、一対設けられているが、図1では1つのみを示している。
【0020】
図2は前記防犯用センサ装置に具備されている本発明の一実施形態に係る照準器4を示す概略横断面図、図3(a)はその照準器4を示す斜視図、図3(b)は照準器4の照準ミラー27の正面図である。図示の照準器4は受光部8に設けられたものであるが、図1の投光部1も同様の構成を有する照準器4を備えている。
【0021】
図3(a)に示すように、前記照準器4の本体ケース7は、第1ケース17と第2ケース18とを合体して構成されている。第1ケース17は、前側面に左右一対の接眼窓(のぞき窓)20と左右一対の対物窓(照準孔)21とを有している。これら窓20,21は、単なる開口でもよいし、開口に透明なガラスや樹脂からなる窓材を嵌め込んだものでよい。第2ケース18は、第1ケース17の後部に例えばねじ止め手段で連結されており、両側面から突設された一対の軸受筒部28を有している。図2に示すように、本体ケース7内には、照準ミラー27が対物窓21との間で照準軸32上に配置され、これにより、照準器4が構成されている。
【0022】
照準ミラー27は、帯板状の部材の下部に鏡面を有しており、図3(b)に示すように、接眼窓20に目を近づけて覗いたときに、対物窓21における照準軸32が通る中心部のみを通して見える中心領域を映す中心鏡面22と、この中心鏡面22の外周に位置して対物窓21における中心部の外側の周縁部を通して見える周縁領域を映す周縁鏡面23とを有している。周縁鏡面23は中心鏡面22よりも低い視認性に設定されている。例えば、周縁鏡面23は、シボ・エッチング処理したのちに金属のめっきまたは蒸着処理する表面荒し加工を行って梨地としたり、つや消しコーティングを行って視認性を低下させることにより形成されている。また、周縁鏡面23は、中心鏡面22とは色相の異なる金属のめっきまたは蒸着処理を作ったり、中心鏡面22とは異なる色相のカラーコーティングやカラーフィルムの貼着による表面着色処理を行ってもよく、要するに中心鏡面22とは視覚により識別できるように表面が処理されていればよい。これにより、前記照準ミラー27は、一枚物のミラー体に視認性の低い周縁鏡面23と視認性の高い中央鏡面22とを容易に形成することができる。
【0023】
図4は、前記照準器4が組み込まれた受光部8を示す斜視図であり、投光部1も同様の構成になっているので、同図には投光部1における相当部品に対応する符号をも併せて付してある。受光部8は、壁などの取付面に取り付けられる取付用ベース33と、この取付用ベース33にこれの複数の取付孔34を介して着脱自在に取り付けられてセンサ回路全体を覆うカバー35とにより、外体ケースが構成されている。受光器9は、集光ミラー24の焦点位置に受光素子31が配置され、その集光ミラー24の開口部がミラーカバー36で覆われている。
【0024】
取付用ベース33の中央部に設けられた端子台ケース39の上下部には、回転板37が図示しない鉛直軸回り(図のh方向回り)に回転自在に設けられており、この回転板37には、図2でも示した一対の支持板29が、図4の回転板37に対し直交する配置で固定されている。この両支持板29の外側面には、滑り止め付きの操作板(右方側のみ図示)38が固定されており、操作板38を手で持って回転操作することにより、受光器9の水平角(図4のh方向の角度)が粗調整される。さらに、調整ねじ40の正逆方向への回転操作によって微調整が行われる。
【0025】
受光器9に一体化された照準器4は、図2に示したように、左右一体の軸受筒部28支持板29の支軸30に回転自在に外嵌されて、支軸30回り(図4のv方向回り)に回転自在に支持されており、この照準器4の支軸30回りの回動は、図4の調整ねじ41の正逆方向への回転操作によって行われる。こうして、受光器9の上下角(図4のv方向の角度)が可変調節される。受光器9の投光器2に対する光軸合わせは、水平角と上下角とを可変調整することによって行われる。なお、図1の投光部1は、受光素子31の配設位置に受光素子に代えて投光素子を配置するだけであり、その他の構成は上述した受光部8と同様である。また、このセンサ装置では、図1の2つの受光器9から共に検知信号が出力されたときに警報回路13から警報信号を出力するようになっている。
【0026】
この防犯用センサ装置では、設置時やメンテナンス時に光軸調整を行う場合、先ず、図4の投光部1におけるベース33に着脱自在となったカバー35を開放して、照準器4の接眼窓20を覗きながら操作板38を回転操作して、投光器2の水平角または上下角を調整し、図3(a)に示すように、照準ミラー27に映る受光器9の像が対物窓21の中心に位置するように操作することにより、光軸の粗調整を行う。
【0027】
前記光軸調整に際しては、目を接眼窓20に対しこれの外形を確認できる位置に近づけた状態で接眼窓22を覗いて、図3(a)に示すように、比較的広い視野で照準ミラー27の全体を見ながら前記の操作板38を回転操作し、先ず、照準ミラー27の中心鏡面22と周縁鏡面23を含む鏡面全体を見て、その鏡面全体に相手方の受光器9の像が入るように調整する。周縁鏡面23は中心鏡面22よりも視認性が低いが、その周縁鏡面23に所要の像が映ったと思われたときには、目をその位置に保ったまま中心鏡面22を注視して、周縁鏡面23の前記像が中心鏡面22にくるように光軸調整操作を行い、視認性の高い中心鏡面22に映った像が所要のものであるか否かを確認する。
【0028】
中心鏡面22に映った像が所要の像である場合には、図3(a)に示すように、その像が中心鏡面22の中央にくるように微調整すれば、投光器2の光軸が受光器9にほぼ一致したことになる。このように、この照準器4では、目を接眼窓20に対し適度に近づけた一定の位置に保ちながら光軸調整操作を行って、光軸合わせを容易、かつ迅速に行うことができる。
【0029】
つぎに、図4の受光部8におけるベース33に着脱自在となったカバー36を開放して、同様に照準器4を見ながら操作板38を回転操作して受光器2の水平角または上下角を調整し、照準ミラー27に映る投光器2の像と対物窓21とが重なるように操作することにより、光軸の粗調整を行う。この場合の光軸調整は、上述した投光器2の照準器4と同様の操作により行う。
【0030】
つづいて、図1のレベルメータ14の表示を見ながら表示レベルが最大値になるように操作板38(図4)を回転操作して光軸の微調整を行い、レベルメータ14の表示が所定レベル以上になるまで、つまり受光器9の光軸が投光器2に正確に一致するまで、このような投光部1および受光部8の光軸調整を必要に応じて複数回繰り返す。
【0031】
図5(a)〜(c)は何れも他の照準ミラー41〜43を示す正面図である。図5(a)の照準ミラー41は、全体が比較的高い視認性を有する鏡面に、照準軸32の反射点を中心に含む中心指示マーク44が表記されている。この照準ミラー41の場合には、これに映る像を注視して、比較的高い視認性を有する鏡面の何れかの箇所に所要の像が映ったのを確実に確認してから、目を接眼窓20に対しその位置に保ったまま、所要の像が中心指示マーク44に合致するように光軸調整操作を行うことができるので、光軸合わせを容易、かつ迅速に行うことができる。
【0032】
図5(b)の照準ミラー42は、全体が比較的高い視認性を有する鏡面に円からなる境界線47を表記して、その境界線47の内側を中心鏡面45に、外側を周縁鏡面46に設定したものである。境界線47の形状は、接眼窓20から見て円形となっており、したがって、鏡面の法線方向から見た正面図では、図5(b)に示すとおり、横長の楕円形ないし長円形となる。この照準ミラー42の場合には、中心鏡面45と周縁鏡面46の両方を含む鏡面全体に映る像を注視して、鏡面全体の何れかの箇所に所要の像が映ったのを確認してから、目を接眼窓20に対しその位置に保ったまま、所要の像が中心鏡面45内に入るように光軸調整操作を行うので、光軸合わせを容易、かつ迅速に行うことができる。
【0033】
図5(c)の照準ミラー43は、全体が比較的高い視認性を有する鏡面に、照準軸32の反射点で交差する十字線48を表記したものである。この照準ミラー43の場合には、これに映る像を注視して、比較的高い視認性を有する鏡面の何れかの箇所に所要の像が映ったのを確実に確認してから、目を接眼窓20に対しその位置に保ったまま、所要の像が十字線示マーク48の交差点に合致するように光軸調整操作を行うことにより、光軸合わせを一層容易、かつ迅速に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明の一構成に係る防犯用センサ装置によれば、照準ミラーに、接眼窓に目を近づけて覗いたときに、対物窓における照準軸が通る中心部のみを通して見える中心領域を映す中心鏡面と、この中心鏡面の外周に位置し前記対物窓における中心部の外側の周縁部を通して見える周縁領域を映す周縁鏡面とを有し、周縁鏡面の視認性を中心鏡面よりも低く設定したので、目を接眼窓に対し適度に近づけた一定の位置に保ちながら、周縁鏡面に映った所要の像を中心鏡面に入るように光軸調整操作を行って、光軸合わせを容易、かつ迅速に行うことができる。
【0035】
また、本発明の他の構成に係る防犯用センサ装置によれば、全体が同一の視認性となった鏡面に、中心鏡面と周縁鏡面との境界を示す境界線、照準軸の反射点を中心に含む中心指示マークまたは照準軸の反射点で交差する十字線を表示することにより、目を接眼窓に対しその位置に保ったまま所要の像が境界線の内部に入るように、或いは所要の像が中心指示マークまたは十字線の交差点に合致するように光軸調整操作を行うことにより、光軸合わせを容易、かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照準器が適用される防犯用センサ装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る照準器を示す概略横断面図である。
【図3】(a)は同上の照準器を示す斜視図、(b)は照準器の照準ミラーの正面図である。
【図4】同上の照準器が組み込まれてなる受光部を示す斜視図である。
【図5】(a)〜(c)は何れも本発明の他の実施形態に係る照準ミラーを示す正面図である。
【図6】(a),(b)は従来の照準器を用いた光軸調整時の動作を示す照準器の概略横断面図である。
【符号の説明】
2…投光器、4…照準器、9…受光器、20…接眼窓、21…対物窓、22,45…中心鏡面、23,46…周縁鏡面、32…照準軸、44…中心指示マーク、47…境界線、48…十字線

Claims (2)

  1. 防犯用センサ装置を構成する投光器または受光器に設けられて両者間の光軸を調整するための照準器であって、
    接眼窓と、対物窓と、前記接眼窓と対物窓との間で照準軸上に配置された照準ミラーとを備え、
    前記照準ミラーは、前記接眼窓に目を近づけて覗いたときに、前記対物窓における照準軸が通る中心部のみを通して見える中心領域を映す中心鏡面と、この中心鏡面の外周に位置し前記対物窓における中心部の外側の周縁部を通して見える周縁領域を映す周縁鏡面とを有し、
    前記周縁鏡面に表面荒し加工、つや消しコーティング、または前記中心鏡面と色相の異なる被覆が施されて、前記周縁鏡面の視認性が前記中心鏡面よりも低く設定されている防犯用センサ装置の照準器。
  2. 請求項1において、前記中心鏡面と周縁鏡面との境界を示す境界線を有している防犯用センサ装置の照準器。
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