JP4684868B2 - ファンコイルユニット - Google Patents
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Description
そして、吸込み部には、吸込みグリルとその内側にエアーフィルターを設け、又、吹出し部には、複数の左右風向変更羽根とその外側の上下風向変更羽根を設けている。さらに、上下風向変更羽根の一端には上下風向変更羽根の駆動用モーターを設け、又、吹出し部の一端側において前記化粧パネルに形成されたパネル開口穴の内側にはファンコイルユニットの運転信号を受ける受信装置、室内温度を感知するサーモスタット、風量を調節するセンサー等が設けられている。
そして、室内温度が設定温度に達すると、サーモスタットによって、上下風向変更羽根の駆動用モーターを回転させ、室内に吹出す風量を絞込み、室内温度を一定に維持するように働くが、この時、クロスフローファンの給気圧力が上昇し、センサー(圧力一定制御を行なう事により)によって、クロスフローファンの回転数が下がり、室内温度を一定に維持する。(例えば、特許文献1参照。)
すなわち、室内温度の変動にしたがって、クロスフローファンの回転数を変動させる構成となっているので、クロスフローファンの回転数が低くなったときは熱交換器に結露が生じやすく、又、吹出し気流の風速の低下によりコールドドラフトが発生して居住者に不快感を与え、そればかりでなく、ファンの運転効率も悪かった。
又、余剰分を通風路にバイパスさせるだけの簡単な構造であるから、安価に製作できる。
さらに、区画板に下向きダクトを、吹出口ユニットに上向きダクトを形成しているので、気流を所定方向に確実に誘導することが出来、吹出口ユニットの上向きダクトの開口端面の表面積は、区画板の下向きダクトの開口端面の表面積より大きく形成し、下向きダクトと上向きダクト間にバイパス用間隙を有するだけの簡単な構造で、下向きダクトより吹出された調和空気を吹出口ユニットを介して室内に吹出すと共に、吹出口ユニットに設けられたダンパーの開度に対応して下向きダクトより吹出された調和空気の余剰分をバイパス用間隙から通風路にバイパスさせ、さらに、吸込み側から、室内空気と混合して熱交換器を通過し、再び吹出し通路に吹出す事ができるので、熱交換器の結露を防止し、又、吹出気流の風速が一定に維持できる事により風速の低下によるコールドドラフトの発生を防止して、快適な居住環境を実現すると共、送風機の運転効率を向上させる事が出来る。
吹出口ユニットは、室内側に調和空気を吹出す吹出孔が左右前後4方向に渡って設けられ、吸込口は、中央パネル側の吹出口と前後吹出口の角部から最も離れた、点検パネルの前後端部側に設けられているものである。
図1において、符号1は、下面が開口する略長方体形の機体を示し、符号2は、機体1の内部に配設された熱交換器を示し、符号21は熱交換器2の下方に配設された水受け部を示している。
そして、図1において、熱交換器2の左側で前後方向に所定間隔を有して2台の送風機22、22(図2に示す)を配設し、機体1の内部を上下方向で2分割する区画板3が水受け部21の下面から右側に渡って配設され、下面が室内側に臨んで機体1の右下側を閉塞する形で区画板3の下方に吹出口ユニット5が配設され、吹出口ユニット5の下面の左側に中央パネル6が連設され、中央パネルの6の左側に開閉自在な点検パネル61が設けられ、閉鎖状態の点検パネル61の前後に位置して送風機22、22側に連通する吸込口62、62が形成されている。符号220は送風機22、22のモーターを示している。
熱交換器2は、図1において、機体1の左右方向の略中央部に前後方向に渡って設けられ、水受け部21は、熱交換器2の下側で、機体1の前後方向に渡って設けられ、熱交換器2と水受け部21によって機体1の内部上方を左右方向で区画し、熱交換器2の送風機22、22側を吸込み側20、吹出口ユニット5側を吹出し側10としている。
そして、吹出し通路100の水平方向の中央部に位置する箇所で、区画板3に下方に突出する円筒形の下向きダクト31を区画板3に形成している。
すなわち、熱交換器2を通過し吹出し通路100に吹出された調和空気は、通路100がほぼ密閉空間に形成されているので、下向きダクト31より下方に吹出されることとなる。この時、下向きダクト31は下方に突出して形成されているので、吹出し気流を所定方向に確実に誘導することが出来る。
尚、実施例では、下向きダクト31は円筒形に形成されているが、角筒形で合っても良いことは云うまでもない。
さらに、外枠52の下端部と前後壁13、13及び右壁12の下端部が連結されると共に、中央パネル6が外枠52の下端部及び機体1の前後壁13、13の下端部と連結されて、区画板3と吹出口ユニット5及び中央パネル6間で通風路200が形成される。
尚、実施例では、バイパス用間隙500は、下向きダクト31の下端と、上向きダクト51の上端間に所定間隙を設けて形成された垂直方向の間隙と、上向きダクト51の開口端面の表面積を下向きダクト31の開口端面の表面積より大きくすることで形成された水平方向の間隙で構成されているが、それぞれの間隙の大きさは適宜選択されるところである。
そして、室内温度の設定は化粧パネル55を開放した状態で手動により、冷房用サーモスタット(図示せず)で摂氏23度から摂氏27度、暖房用サーモスタット72で摂氏20度から摂氏24度の範囲内で設定可能にしている。
給気温度が摂氏20度以下になった場合は、チェンジオーバサーモスタット74の働きにより自動的に冷房モードとなり、冷房用サーモスタット(図示せず)がダンパー54・・・を制御する。そして、暖房モード時と同様に、居住者は冷房用サーモスタット(図示せず)を調節することにより、摂氏23度から摂氏27度の範囲内で温度設定できる。
これによって、冷房用サーモスタット(図示せず)は、室内温度を感知し、設定温度より室内温度が高いと、ダンパー54・・・が開く方向に制御板71を回動させ、設定温度より室内温度が低いと、ダンパー54・・・を絞る方向に制御板71を回動させる。
そして、送風機の回転数が一定であることによって、熱交換器の結露やコールドドラフトの発生が防止されて快適な居住環境を実現されると共に、送風機の運転効率も向上させる事ができる。
暖房モードにおいては熱交換器の結露のおそれは無いが、ダンパー54の開度が絞られても送風機の回転数を一定に保たれることにより、ドラフトの発生防止や送風機の運転効率を向上させる事ができるという本発明の効果は発揮される。
そして、前後方向の寸法が、機体1の前後方向の寸法より小さく設定され、閉鎖状態で点検パネル61の前後端面と、機体1の前後壁13、13間に形成される間隙が、吸込口62、62として構成され、点検パネル61を開放した状態で、機体1の前後壁13、13間の下端部間で、左右方向に所定間隔を有して設けられたフィルター支持台63、63に着脱自在に取付けられるフィルター64の清掃等を可能としている。
10 吹出し側
100 吹出し通路
2 熱交換器
20 吸込み側
21 水受け部
22 送風機
200 通風路
3 区画板
31 下向きダクト
40 吹出口
5 吹出口ユニット
51 上向きダクト
500 バイパス用間隙
6 中央パネル
61 点検パネル
62 吸込口
Claims (2)
- 送風機と熱交換器と水受け部を内部に配設して、熱交換器の一方側を吹出し側、他方側を吸込み側とした機体と、吹出し側の上下方向所定位置に配設され、機体内部の吹出口側上部を吹出し通路とし、吹出口側下部を吸込み側に連通する通風路に区画する区画板と、熱交換器を通過した調和空気が吹出し通路から区画板の一部を通過して下方に吹出されて所定量が室内側に吹出されると共に、余剰分を通風路にバイパスさせる、機体の吹出し側の下端部に配設された吹出口ユニットと、吹出口ユニットの吸込み側に連設された中央パネルと、中央パネルの吸込み側に設けられた開閉自在な点検パネルと、吸込み側に連通する吸込口よりなるファンコイルユニットにおいて、区画板は下方に突出する下向きダクトを有し、吹出口ユニットは、下向きダクトとバイパス用間隙を設けた上向きダクトを有し、上向きダクトの開口端面は下向きダクトの開口端面より表面積が大きく形成され、吹出口ユニットに設けられたダンパーの開度に対応して、下向きダクトより吹出された調和空気を室内に吹出すと共に、余剰分を通風路にバイパスさせ、吸込み側から熱交換器を通過し、再び吹出し通路に吹出される事を特徴とするファンコイルユニット。
- 吹出口ユニットは、室内側に調和空気を吹出す吹出孔が左右前後4方向に渡って設けられ、吸込口は、中央パネル側の吹出口と前後吹出口の角部から最も離れた、点検パネルの前後端部側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のファンコイルユニット。
Priority Applications (1)
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- 2005-11-18 JP JP2005334798A patent/JP4684868B2/ja not_active Expired - Fee Related
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