JP4682481B2 - 移動端末に記録されたデータを保護する方法、移動端末データ保護システム、および移動端末 - Google Patents

移動端末に記録されたデータを保護する方法、移動端末データ保護システム、および移動端末 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は移動端末に記録されたデータを保護する方法および移動端末データ保護システムに関するものであり、より詳しくは、紛失した移動端末に記録されたデータが他人に読み出され、改竄されまたは消去されることを防止する方法およびシステムに関するものであり、さらに詳細には、電波の届かないところに存在する移動端末のデータ保護のセキュリティ強化を図る方法およびシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の携帯電話、PHS、通信機能付きPDA(携帯情報端末機器)等(以下移動端末という)は、種々の機能を有し、所有者はこれらの移動端末に種々のデータ、たとえば、顧客名簿、住所録、作成文書等を記録している。これらのデータは、移動端末の電源を入れた後、ユーザがID番号またはパスワード等を入力することによって、その移動端末の画面に表示され、またパソコン等の他の通信端末へ転送可能である。このように、移動端末に記録されたデータは他の通信端末に転送して使用できるので、非常に便利である。
【0003】
以下に、従来の移動通信システムについて簡単に説明する。図10は従来の移動通信システムの概要を示す図である。図10において、移動通信システムは、加入者端末2と、加入者交換機4と、移動通信関門局6と、基地局制御局10と、移動通信関門局6または基地局制御局10等に設けられてデータベース8を備える位置登録局7と、第1の基地局18を備える第1のセル12と、第2の基地局20および移動端末24を備える第2のセル14と、第3の基地局22を備える第3のセル16とによって構成されている。ここでは、一例として、移動端末24が発呼して、固定回線の加入者端末2に電話をかける場合について説明する。尚、移動端末24が発呼して、他の移動端末に電話をかける場合も同様であるのでその説明は省略する。
【0004】
移動通信システムにおいては、半径数百mから数kmのセルを多数配置し、広いサービスエリアをカバーするように構成される。各セルには基地局が置かれ、各基地局18(および20,22)は基地局制御局10と固定回線で接続されている。移動端末24はエリア内の基地局20と無線回線で接続されている。今、移動端末24が発呼すると、先ず、その移動端末24は第2の基地局20と無線回線で接続される。そして、第2の基地局20は、固定回線で接続された基地局制御局10、移動通信関門局6および加入者交換機4を介して、相手の加入者端末2と接続され、移動端末24と加入者端末2とが通信できるようになる。位置登録局7に置かれたデータベース8は、各移動端末の属性である移動端末固有のID、電話番号、課金情報、および移動端末がどの基地局エリアに存在するかの位置情報等を記録している。移動端末24が電源を入れている間は、移動端末24とエリア内の第2の基地局20との間では一定の間隔で通信が行われ、移動端末24の位置情報が更新され、その更新情報が位置登録局7のデータベース8に記録される。
【0005】
一方、加入者端末2が発呼して移動端末24と通信するときには、移動端末24の属性が記録されている位置登録局7のデータベース8に問い合わせて、移動端末24が所属するエリア(複数のセルから構成され、通常県単位の大きさである)内の基地局から一斉呼び出しを行う。移動端末24が応答すると、加入者端末2と移動端末24間で通信が行われる。
【0006】
上述のような従来の移動通信システムにおいて、移動端末24が紛失された場合のシステム動作について、図10〜図13を用いて以下に説明する。図11は、従来の移動通信システムにおいて、移動端末を紛失した者が移動端末紛失届けを出して、位置登録局に紛失の旨が登録される動作を説明するフローチャートである。図12は、従来の移動通信システムにおいて、移動端末が紛失された場合に、移動端末と基地局との通信を拒否する動作を説明するフローチャートである。図13は、従来の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末が紛失された場合に、移動端末と基地局との通信を拒否する動作を説明するシーケンスチャートである。
【0007】
先ず、図11において、紛失された移動端末24の所有者は、通信事業者に対して紛失の旨を届け出る(ステップS101)。すると、通信事業者は、移動端末24が紛失された旨を位置登録局7のデータベース8内に登録する(ステップS102)。
【0008】
その後、図12において、移動端末24を拾得した者が移動端末24の電源をオンにすると(ステップS104)、移動端末24は第2の基地局20との交信を試みる。この動作は、図13においては、移動端末24が第2の基地局20との間で交信信号をやり取りして、第2の基地局20との間で無線回線を確立ための接続処理を行うステップ(ステップT200)に対応する。
【0009】
図12に戻り、移動端末24と第2の基地局20との交信が可能であれば(ステップS106でYESの場合)、第2の基地局20は位置登録局7のデータベース8に問い合わせを行い、位置登録局7のデータベース8内に移動端末紛失の情報があるか否かを確認する(ステップS110)。この処理は、図13においては、第2の基地局20が位置登録局7との間の接続を確立し(ステップT202)、位置登録局7がデータベース8内に移動端末紛失の情報が登録されているか否かをチェックするステップ(ステップT204)に対応する。
【0010】
図12に戻って、もし、位置登録局7のデータベース8内に紛失の情報がない場合には(ステップS110でNOの場合)、ユーザの位置登録が行われ(ステップS113)、その後、ユーザは、キー操作によって通常の通信を行うことができる(ステップS114)。
【0011】
一方、位置登録局7のデータベース8内に移動端末紛失の情報がある場合には(ステップS110でYESの場合)、ユーザの位置登録は行われない(ステップS112)。その場合には、第2の基地局20は移動端末24との通信を拒否するように構成されている(ステップS134)。この処理は、図13においては、位置登録局7のデータベース8内に紛失の情報がある場合には、紛失情報ありのNG信号が移動端末24に送出され(ステップT206、T208)、その信号に基づいて、第2の基地局20は移動端末24との交信を拒否するステップ(ステップT212、T213)に対応する。尚、本明細書中で、「交信」とは、移動端末を基地局に接続するための信号のやり取りをいい、「通信」とはユーザが着信加入者と通話をし、またはデータのやり取りをすることをいうものとする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の移動通信システムにおいては、移動端末24の使用者は、紛失した移動端末24に記録されていた紛失データを取り戻すことはできない。図12において、もし、拾得者が故意に移動端末24のアンテナを折った場合、または基地局からの電波の届かない場所にいる場合には、移動端末24は第2の基地局20との交信ができないので(ステップS106でNOの場合)、拾得者は、拾得した移動端末のキーを操作して、ID番号またはパスワード等を入力し(ステップS130)、移動端末24に記録されたデータを読み出し、改竄しまたは消去することができる(ステップS132)。
【0013】
尚、従来の移動端末では紛失が起きた場合、最初に通常4桁の数字のパスワードを設定し、移動端末の操作またはデータの読み書きをするときにはこのパスワードの入力を要求するものが多い。銀行等のATMであれば、お金を下ろす際に間違ったパスワード(暗証番号)を何回か連続して入力するとそのカードは使用禁止となり、ATM装置から警告のブザー等が鳴るので、犯罪をある程度防ぐことができる。しかしながら、従来の移動端末では何回でもパスワードを入力することが可能であり、4桁のパスワード設定の場合は最大104回パスワードを入力すれば必ずパスワードにヒットすることができる。これによって、移動端末の無断による通信や通話、または保存されたデータの盗用や悪用が行われる危険性が大いにあり、本人のみならず、第3者にも多大なる迷惑をかける可能性がある。
【0014】
上述のように、紛失した移動端末を拾得した者にその移動端末を使用された場合には、その移動端末の所有者には種々の問題が生じる。すなわち、紛失した移動端末の電話料金は紛失した移動端末の所有者に請求される。さらに、移動端末に記録された住所録等のデータは拾得した者によって読み出されて、悪用されたり、改竄されたり、または消去されたりすると、移動端末の所有者は予期しない損害を被ることになる。
【0015】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、移動端末が紛失され、その移動端末が基地局と交信できる場合には、その移動端末のキー操作を無効にすることによって、その移動端末中のデータを保護する方法および移動端末データ保護システムを提供するものである。
【0016】
また、本発明の他の目的は、移動端末を紛失した場合に、移動端末内に記録されたデータを位置登録局のデータベースに転送することによって、移動端末中のデータを保護する方法および移動端末データ保護システムを提供するものである。
【0017】
本発明のさらに他の目的は、移動端末に記録されたデータを位置登録局のデータベースに転送した後に、移動端末に記録されたデータを消去することによって、移動端末中のデータを保護する方法および移動端末データ保護システムを提供するものである。
【0018】
本発明のさらなる他の目的は、移動端末が基地局と交信できない場所で紛失され、且つ正しいパスワードが入力された場合でも、移動端末のキー操作を無効にすることによって、移動端末中のデータ保護のセキュリティ強化を図ることのできる方法および移動端末データ保護システムを提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明における移動端末に記録されたデータを保護する方法において、データの保護を要求することを示す保護要求情報を位置登録局内の保護要求記録手段に記録する第1のステップと、移動端末が基地局と交信可能なエリア内に存在するか否かを判定する第2のステップと、移動端末が基地局と交信可能なエリア内に存在し、且つ、保護要求記録手段に保護要求情報が記録されている場合は移動端末のキー操作を無効にし、移動端末が基地局と交信不可能なエリアに存在しているときは、パスワードが入力されたときにパスワードが正しいか否かを判定する第3のステップと、入力されたパスワードが正しくないときは移動端末のキー操作を無効にし、入力されたパスワードが正しいときはパスワード以外のキー操作を無効にする第4のステップと、第4のステップを経過した移動端末が基地局と交信可能なエリア内に移動したとき、移動端末のキー操作を無効にしたまま、移動端末内のデータを位置登録局内のデータベースに転送する第5のステップと、データを受信した位置登録局が、受信したデータをデータベース内に保存する第6のステップとを含むことを特徴とする。
【0021】
また、本発明における移動端末に記録されたデータを保護する方法は、さらに、位置登録局が、移動端末内のデータを位置登録局のデータベースに保存した後に、移動端末に対してデータ消去命令を送出する第7のステップと、移動端末が、受信したデータ消去命令に基づいて、移動端末内のデータを消去する第8のステップとを含むことを特徴とする。
【0022】
また、本発明における移動端末に記録されたデータを保護する方法は、さらに、移動端末の保護要求情報が保護要求記録手段より抹消されたとき、要求により、データベースに保存されている前記移動端末のデータは該移動端末へダウンロードされる第9のステップを含むことを特徴とする。
【0023】
また、本発明の移動端末データ保護システムは、移動端末に記録されたデータを保護する移動端末データ保護システムにおいて、データの保護を要求することを示す保護要求情報を記録する保護要求記録手段と、移動端末が基地局と交信可能なエリア内に存在するか否かを判定する手段と、移動端末が基地局と交信可能なエリア内に存在し、且つ、保護要求記録手段に保護要求情報が記録されている場合は移動端末のキー操作を無効にし、移動端末が基地局と交信不可能なエリアに存在しているときは、パスワードが入力されたときにパスワードが正しいか否かを判定する手段と、入力されたパスワードが正しくないときは移動端末のキー操作を無効にし、入力されたパスワードが正しいときはパスワード以外のキー操作を無効にする手段とを備えたことを特徴とする。
【0024】
また、本発明の移動端末データ保護システムは、さらに、基地局と交信不可能なエリアでキー操作を無効にされた移動端末が基地局と交信可能なエリア内に移動したとき、移動端末のキー操作を無効にしたまま、移動端末内のデータを位置登録局内のデータベースに転送する手段と、データを受信した位置登録局が、受信したデータをデータベース内に保存する手段とを備えたことを特徴とする。
【0025】
また、本発明の移動端末データ保護システムは、さらに、位置登録局が、移動端末内のデータを位置登録局のデータベースに保存した後に、移動端末に対してデータ消去命令を送出する手段と、移動端末が、受信したデータ消去命令に基づいて、移動端末内のデータを消去する手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】
また、本発明の移動端末データ保護システムは、さらに、移動端末の保護要求情報が保護要求記録手段より抹消されたとき、要求により、データベースに保存されている移動端末のデータを移動端末へダウンロードする手段を備えたことを特徴とする。
【0027】
また、本発明の移動端末は、位置登録局内に設けられた保護要求記録部に移動端末の保護要求情報が記録された条件下で、該移動端末が基地局と交信不可能なエリアに存在するときに、間違ったパスワードが入力されたときはキー操作を無効にし、正しいパスワードが入力されたときは、該パスワード以外のキー操作を無効にする手段と、基地局と交信不可能なエリアに存在する移動端末が基地局と交信可能なエリア内に移動したとき、キー操作を無効にしたまま、自己に保存されているデータを位置登録局内のデータベースに転送する手段を備えたことを特徴とする。
【0029】
また、本発明の移動端末は、さらに、自己に保存されているデータを位置登録局のデータベースに転送した後に、自己に保存されたデータを消去する手段を備えたことを特徴とする。
【0030】
また、本発明の移動端末は、さらに、移動端末の保護要求情報が抹消されたとき、要求により、位置登録局内のデータベースに保存されている自己のデータをダウンロードする手段を備えたことを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の一実施の形態における移動端末に記録されたデータを保護する移動端末データ保護システムの全体構成を示す図である。図1において、移動通信システム、加入者端末2と、加入者交換機4と、移動通信関門局6と、基地局制御局10と、移動通信関門局6または基地局制御局10等に設けられてデータベース8aを備える位置登録局7と、第1の基地局18を備える第1のセル12と、第2の基地局20および移動端末24aを備える第2のセル14と、第3の基地局22を備える第3のセル16とによって構成されている。
【0032】
本発明における移動端末データ保護システムの特徴は、位置登録局7に置かれたデータベース8aに紛失届け記録部9が備えられていることと、第2のセル14のエリア内に、移動端末のキー操作を無効にして、その移動端末に記録されたデータの読み出し、改竄および消去を防止する機能を有する移動端末24aが存在することである。尚、図1では、図10に示す従来のシステムと同一構成要素には同一符号を付し、前述と重複する説明は省略する。
【0033】
実施の形態1においても、移動端末24aが発呼して、固定回線の加入者電話機2に電話をかける例について説明する。勿論、移動端末24aが発呼して、他の移動端末に電話をかける場合でも移動端末24aにおける動作は従来例と同様である。加入者端末2が発呼して移動端末24aと通信する場合も従来例と同じであるので、その説明は省略する。
【0034】
以下に、実施の形態1における移動通信システムにおいて、移動端末24aが紛失された場合の移動端末データ保護システムの動作について図1〜図4を用いて以下に説明する。図2は、本発明に係る実施の形態1の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末の所有者からの紛失届けに基づいて、紛失の旨を位置登録局中の紛失届け記録部に登録される動作を説明するフローチャートである。図3は、本発明に係る実施の形態1の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末が紛失された場合、移動端末のキー操作を無効にする動作を説明するフローチャートである。図4は、本発明に係る実施の形態1の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末が紛失された場合、移動端末のキー操作を無効にする動作を説明するシーケンスチャートである。
【0035】
先ず、図2において、紛失された移動端末24aの所有者は、通信事業者に紛失届けを出す(ステップS101)。すると、通信事業者は、移動端末24aが紛失された旨を位置登録局7のデータベース8aに置かれた紛失届け記録部9内の各移動端末に対応する部分に登録する(ステップS102)。
【0036】
その後、図3において、移動端末24aを拾得した者が移動端末24aの電源をオンにすると(ステップS104)、移動端末24aは第2の基地局20との交信を試みる。この処理は、図4においては、移動端末24aは第2の基地局20との間で交信信号をやり取りして、第2の基地局20との間で無線回線を確立ための接続処理を行うステップ(ステップT200)に対応する。
【0037】
図3に戻り、第2の基地局20との交信が可能であれば(ステップS106でYESの場合)、第2の基地局20は位置登録局7のデータベース8a内の紛失届け記録部9に問い合わせを行い、位置登録局7の紛失届け記録部9内に紛失の情報があるか否かを確認する(ステップS110)。この処理は、図4においては、第2の基地局20が位置登録局7との間の接続を確立し(ステップT202)、位置登録局7が紛失届け記録部9内に紛失の情報が登録されているか否かをチェックするステップ(ステップT204)に対応する。再び図3に戻り、第2の基地局20との交信が可能でなけば(106でNOの場合)、処理は、後に説明する図9に進む。
【0038】
次に、図3において、もし、紛失届け記録部9内に紛失の情報がない場合には(ステップS110でNOの場合)、ユーザの位置登録が行われ(ステップS113)、その後、ユーザは、キー操作によって通常の通信を行うことができる(ステップS114)。この処理は、図4においては、移動端末24aが位置登録局7からOK信号を受信すると(ステップT206,ステップT208,ステップT210)、移動端末24aが通常の接続動作を行い、通信を開始するステップ(ステップT214)に対応する。
【0039】
一方、図3において、紛失届け記録部9内に移動端末紛失の情報がある場合には(ステップS110でYESの場合)、ユーザの位置登録は行われない(ステップS112)。その後、位置登録局7は移動端末24aが紛失されたものであることをその移動端末24aに通知する(ステップS115)。この通知を受けた移動端末24aは、移動端末24aの全てのキー操作を無効にする(ステップS116)。この処理は、図4においては、位置登録局7が紛失情報ありのNG信号を第2の基地局20を介して移動端末24aに送出し(ステップT206、T208)、このNG信号を受信した移動端末24aは、移動端末24aの全てのキー操作を無効にするステップ(ステップT212,T216)に対応する。
【0040】
尚、本明細書においては、移動端末の通信に関する部分は従来のシステムと同様であるので説明を省略してある。このような動作によって、移動端末24aを拾得した者は、移動端末24a中に記録されたデータを読み出し、改竄しまたは消去することはできなくなる。
【0041】
実施の形態2.
実施の形態2においては、紛失届け記録部9内に移動端末紛失の情報がある場合には、移動端末24aのキー操作を無効にする実施の形態1の機能に加えて、移動端末24a中に記録されたデータを位置登録局7に転送して、移動端末24a中のデータを保護することができる移動端末データ保護システムについて説明する。
【0042】
図5は、本発明に係る実施の形態2の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末のデータを位置登録局に転送する動作を説明するフローチャートである。図6は、本発明に係る実施の形態2の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末のデータを位置登録局に転送する動作を説明するシーケンスチャートである。
【0043】
図5において、移動端末24aのキー操作は無効になったか否かが判断され(ステップS117)、移動端末24aのキー操作は無効になったことが確認されると(ステップS117でYESの場合)、移動端末24aは第2の基地局20と交信し(ステップS118)、移動端末24a中に記録されたデータを位置登録局7のデータベース8aに転送し(ステップS120)、そのデータを位置登録局7のデータベース8a中に保存する(ステップS121)。このように、移動端末24a中に記録されたデータは、全てのデータの転送が完了するまで位置登録局7のデータベース8aに順次転送される(ステップS122)。この処理は、図6においては、ステップT218、ステップT220、ステップT222に示されるステップに対応する。
【0044】
上述の処理によって、移動端末24aに記録されていたデータは位置登録局7のデータベース8aに保存され、移動端末24aを紛失した所有者は、後日、位置登録局7のデータベース8aから自己のデータを取り戻すことができる。
【0045】
実施の形態3.
実施の形態3においては、紛失届け記録部9内に紛失の情報がある場合には、移動端末24a内のデータを位置登録局7のデータベース8aに転送する実施の形態2の機能に加えて、移動端末24a内に記録されたデータを消去することによって、移動端末24a内に記録されたデータを読み出され悪用されるのを防止することができる。これによって、さらにデータを安全に保護することができる移動端末データ保護システムについて説明する。
【0046】
図7は、本発明に係る実施の形態3の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末内のデータを消去する動作を説明するフローチャートである。図8は、本発明に係る実施の形態3の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末内のデータを消去する動作を説明するシーケンスチャートである。
【0047】
図7において、移動端末のデータが位置登録局7のデータベース8aに蓄積されたことが確認されると(ステップS123でYESの場合)、位置登録局7は、データ消去命令を移動端末24aに送出する(ステップS124)。移動端末24aは、データ消去命令を受信すると、移動端末24a中に記録された全てのデータを消去する(ステップS125)。この動作は、図8においては、ステップT224、ステップT226、ステップT228に示されるステップが対応する。図8において、ステップT224は、位置登録局7から第2の基地局20にデータ消去命令が送出されるステップであり、ステップT226は、そのデータ消去命令が第2の基地局20から移動端末24aに送出されるステップであり、ステップT228は、移動端末24aが第2の基地局20からデータ消去命令を受けると移動端末24a中のデータを消去するステップである。
【0048】
このようなステップによって、移動端末24aに記録されていた全てのデータは、移動端末24aから消去されるので、移動端末24aに記憶されたデータが悪用されることを防止できる。
【0049】
実施の形態4.
実施の形態4においては、移動端末24aが何れの基地局からも電波の届かない場所で紛失され、拾得者によって不正なパスワードが入力された場合は勿論のこと、万一、拾得者によって正しいパスワードが入力された場合でも、移動端末24a内のデータが読み出されたり、改竄または消去されることなく、且つ、データ保護のセキュリティが強化される移動端末データ保護システムの動作について説明する。つまり、移動端末24aの拾得者が、何れの基地局からの電波も届かない場所に行ったり、あるいは、故意に移動端末24aのアンテナを折ったりした場合、移動端末24aは何れの基地局とも接続ができなくなる。このような場合において、入力されたパスワードが不正であれば移動端末24aのキー操作を無効にし、万一、パスワードが正しく入力された場合でもパスワード以外のキー操作を無効にすることによって、データの読み出しや改竄、消去を防止することが可能な移動端末データ保護システムについて説明する。
【0050】
図9は、本発明に係る実施の形態4の移動端末データ保護システムにおいて、拾得者によって正しいパスワードが入力されたか否かに係わらず、移動端末のキー操作を無効にする動作を説明するフローチャートである。拾得者が故意に移動端末24aのアンテナを折ったり、または電波の届かない場所にいる場合には、図3のステップS106で示すように、移動端末24aと第2の基地局20との交信はできないので(ステップS106でNOの場合)、処理はステップS106から図9のステップS107に進む。このような条件下において、移動端末24aの拾得者がキー操作をしてパスワードを入力すると(ステップS107)、入力されたパスワードは正しいか否かが判断される(ステップS108)。
【0051】
ここで、移動端末24aの拾得者がその移動端末24aを使用するときには、通常はパスワードを知らないので、その場合にはパスワードは正しく入力できない(ステップS108でNOの場合)。したがって、移動端末24aのキー操作は無効にされる(ステップS109)。よって、移動端末24aを拾得した者は、電波の届く場所にいる場合のみならず、アンテナを折った場合または電波の届かない場所にいる場合においても、移動端末24aに記録されたデータを読み出したり、改竄しまたは消去することはできない。
【0052】
一方、移動端末24aの拾得者が、万一、パスワードを知っていて正しいパスワードが入力された場合は(ステップs108でYESの場合)、移動端末24aのパスワード入力以外のキー操作を無効にする(ステップS111)。これによって、移動端末24aの拾得者に正しいパスワードが入力されても、移動端末24a内に記録されているデータが読み出されたり、改竄または消去されたりするおそれはない。
【0053】
但し、この場合は、移動端末24aの所有者自身が正しいパスワードを入力しても、キー操作が無効になっているので移動端末24aを正常に使用することはできない。したがって、移動端末24aが所有者自身の手元の戻って移動端末24aを操作しようとする場合は、位置登録局7に紛失届けの抹消を申し出ることによって移動端末24を正常な状態に復帰させることができる。移動端末24aが何れの基地局からも電波の届かない場所で紛失され、移動端末24aの紛失届けが出ている場合には、拾得者であるか所有者であるかに拘わらず、正しいパスワードが入力されてもキー操作を無効にすることによって、より高いセキュリティを確保することができる。
【0054】
尚、移動端末24aが電波の届かない場所から電波の届く場所へ移動した場合でもキー操作の無効状態は継続される。このとき、移動端末24aは電波の届く場所にあるので、前述の実施の形態2、3と同様に、移動端末24aに記録されているデータは位置登録局7のデータベース8aに転送されて保存され、且つ、移動端末24aに記録されているデータは消去される。したがって、移動端末24aに記録されていたデータの確保とセキュリティは充分に保障される。つまり、移動端末24aが電波の届かない状態から電波の届く状態に遷移しても、キー操作の無効状態を保持しながら、移動端末24a内にあるデータを位置登録局7にアップロードさせることによって、移動端末24aの所有者はデータの確保と安全性をキープすることができる。尚、この説明については、前述の実施の形態2、3と同じであるので省略する。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、移動端末を拾得した者は、基地局と交信できる場所にいる場合には、キー操作が無効になるので、移動端末中に記録されたデータを読み出し、改竄しまたは消去することはできなくなる。したがって、移動端末に記録されたデータのセキュリティが確保される。
【0056】
さらに、本発明によれば、移動端末が紛失した場合には、移動端末に記録されていたデータは位置登録局のデータベース8aに保存され、後日、移動端末を紛失した所有者は、位置登録局のデータベース8aから自己のデータを取り戻すことができるので、移動端末に記録されたデータは失われることなく、且つ、セキュリティが確保される。
【0057】
さらに、本発明によれば、移動端末に記録されていたデータは、位置登録局のデータベース8aに保存された後、移動端末から消去されるので、移動端末に記憶されたデータが悪用されることを防止できる。したがって、さらに、移動端末に記録されたデータのセキュリティが確保される。
【0058】
さらに、本発明によれば、移動端末の拾得者が電波の届かない場所にいる場合、拾得者によって入力されたパスワードが所定のものと一致しないときには、拾得した移動端末のキー操作が無効にされるので、移動端末に記録されたデータを読み出したり、改竄または消去したりすることができない。したがって、移動端末に記録されたデータのセキュリティはさらに強化される。
【0059】
さらに、本発明によれば、拾得者が電波の届かない場所にいる場合、拾得者によって入力されたパスワードが、万一、所定のパスワードと一致した場合においては、拾得した移動端末のパスワード以外のキー操作は全て無効にされるので、移動端末に記録されたデータの読出しや、改竄または消去を防止することができる。この場合は、移動端末の所有者が正しいパスワードを入力しても使用できなくなるが、移動端末に記録されたデータのセキュリティが一段と強化されることを考えれば、その効果の方がはるかに大きい。勿論、移動端末の所有者が位置登録局に対して紛失届けを取り下げれば、再びキー操作は有効になって移動端末を正常に使用することができる。この場合、位置登録局が備えるデータベースから所望のデータを所有者自身の移動端末内に戻すことができる。
【0060】
さらに、本発明によれば、移動端末の拾得者が電波の届かない場所から電波の届く場所へ移動しても、キー操作の無効状態は継続されている。この場合は、移動端末が電波の届く場所にあるので、移動端末に記録されているデータは位置登録局のデータベースへ転送されて保存され、且つ、移動端末に記録されているデータは消去される。したがって、移動端末に記録されていたデータの確保とセキュリティは充分に保障されると共に、移動端末が所有者の手元に戻ればいつでもデータを取り出せる状態になっている。つまり、移動端末が電波の届かない状態から電波の届く状態に遷移しても、キー操作の無効状態を保持しながら、移動端末内にあるデータを位置登録局にアップロードさせることによって、移動端末の所有者はデータの確保と安全性をキープすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施の形態の、移動端末に記録されたデータを保護する移動端末データ保護システムの全体構成を示す図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態1の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末の所有者からの紛失届けに基づいて、紛失の旨が位置登録局中の紛失届け記録部に登録される動作を説明するフローチャートである。
【図3】 本発明に係る実施の形態1の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末が紛失した場合、移動端末のキー操作を無効にする動作を説明するフローチャートである。
【図4】 本発明に係る実施の形態1の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末が紛失した場合、移動端末のキー操作を無効にする動作を説明するシーケンスチャートである。
【図5】 本発明に係る実施の形態2の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末のデータを位置登録局に転送する動作を説明するフローチャートである。
【図6】 本発明に係る実施の形態2の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末のデータを位置登録局に転送する動作を説明するシーケンスチャートである。
【図7】 本発明に係る実施の形態3の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末内のデータを消去する動作を説明するフローチャートである。
【図8】 本発明に係る実施の形態3の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末内のデータを消去する動作を説明するシーケンスチャートである。
【図9】 本発明に係る実施の形態4の移動端末データ保護システムにおいて、拾得者によって正しいパスワードが入力されたか否かに係わらず、移動端末のキー操作を無効にする動作を説明するフローチャートである。
【図10】 従来の移動通信システムの概要を示す図である。
【図11】 従来の移動通信システムにおいて、移動端末を紛失した者が、移動端末紛失届けを出して、位置登録局にその旨が登録される動作を説明するフローチャートである。
【図12】 従来の移動通信システムにおいて、移動端末が紛失した場合に、移動端末と基地局との通信を拒否する動作を説明するフローチャートである。
【図13】 従来の移動端末データ保護システムにおいて、移動端末が紛失した場合に、移動端末と基地局との交信を拒否する動作を説明するシーケンスチャートである。
【符号の説明】
2…加入者端末、4…加入者交換機、6…移動通信関門局、7…位置登録局、8a…データベース、9…紛失届け記録部、10…基地局制御局、12…第1のセル、14…第2のセル、16…第3のセル、18…第1の基地局、20…第2の基地局、22…第3の基地局、24a…移動端末

Claims (10)

  1. 移動端末中に記録されたデータを保護する方法において、
    前記データの保護を要求することを示す保護要求情報を位置登録局内の保護要求記録手段に記録する第1のステップと、
    前記移動端末が基地局と交信可能なエリア内に存在するか否かを判定する第2のステップと、
    前記移動端末が前記基地局と交信可能なエリア内に存在し、且つ、前記保護要求記録手段に保護要求情報が記録されている場合は前記移動端末のキー操作を無効にし、前記移動端末が前記基地局と交信不可能なエリアに存在しているときは、パスワードが入力されたときに該パスワードが正しいか否かを判定する第3のステップと、
    入力されたパスワードが正しくないときは前記移動端末のキー操作を無効にし、入力されたパスワードが正しいときは該パスワード以外のキー操作を無効にする第4のステップと、
    前記第4のステップを経過した移動端末が前記基地局と交信可能なエリア内に移動したとき、前記移動端末のキー操作を無効にしたまま、該移動端末内のデータを前記位置登録局内のデータベースに転送する第5のステップと、
    前記データを受信した前記位置登録局が、受信したデータを前記データベース内に保存する第6のステップと
    を含む移動端末に記録されたデータを保護する方法。
  2. さらに、前記位置登録局が、前記移動端末内のデータを該位置登録局のデータベースに保存した後に、前記移動端末に対してデータ消去命令を送出する第7のステップと、
    前記移動端末が、受信したデータ消去命令に基づいて、該移動端末内のデータを消去する第8のステップと
    を含む請求項に記載の移動端末に記録されたデータを保護する方法。
  3. さらに、前記移動端末の保護要求情報が前記保護要求記録手段より抹消されたとき、要求により、前記データベースに保存されている前記移動端末のデータは該移動端末へダウンロードされる第9のステップを含む
    請求項に記載の移動端末に記録されたデータを保護する方法。
  4. 移動端末に記録されたデータを保護する移動端末データ保護システムにおいて、
    前記データの保護を要求することを示す保護要求情報を記録する保護要求記録手段と、
    前記移動端末が基地局と交信可能なエリア内に存在するか否かを判定する手段と、
    前記移動端末が前記基地局と交信可能なエリア内に存在し、且つ、前記保護要求記録手段に保護要求情報が記録されている場合は該移動端末のキー操作を無効にし、前記移動端末が前記基地局と交信不可能なエリアに存在しているときは、パスワードが入力されたときに該パスワードが正しいか否かを判定する手段と、
    入力されたパスワードが正しくないときは前記移動端末のキー操作を無効にし、入力されたパスワードが正しいときは該パスワード以外のキー操作を無効にする手段と
    を備えた移動端末データ保護システム。
  5. さらに、前記基地局と交信不可能なエリアでキー操作を無効にされた移動端末が該基地局と交信可能なエリア内に移動したとき、前記移動端末のキー操作を無効にしたまま、該移動端末内のデータを前記位置登録局内のデータベースに転送する手段と、
    前記データを受信した前記位置登録局が、受信したデータを前記データベース内に保存する手段とを備えた
    請求項に記載の移動端末データ保護システム。
  6. さらに、前記位置登録局が、前記移動端末内のデータを該位置登録局のデータベースに保存した後に、前記移動端末に対してデータ消去命令を送出する手段と、
    前記移動端末が、受信したデータ消去命令に基づいて、該移動端末内のデータを消去する手段とを備えた
    請求項に記載の移動端末データ保護システム。
  7. さらに、前記移動端末の保護要求情報が前記保護要求記録手段より抹消されたとき、要求により、前記データベースに保存されている前記移動端末のデータを該移動端末へダウンロードする手段を備えた
    請求項に記載の移動端末データ保護システム。
  8. 位置登録局内に設けられた保護要求記録部に移動端末の保護要求情報が記録された条件下で、該移動端末が基地局と交信不可能なエリアに存在するときに、間違ったパスワードが入力されたときはキー操作を無効にし、正しいパスワードが入力されたときは、該パスワード以外のキー操作を無効にする手段と、
    前記基地局と交信不可能なエリアに存在する前記移動端末が該基地局と交信可能なエリア内に移動したとき、キー操作を無効にしたまま、自己に保存されているデータを位置登録局内のデータベースに転送する手段を備えた
    移動端末。
  9. さらに、自己に保存されているデータを前記位置登録局のデータベースに転送した後に、自己に保存されたデータを消去する手段を備えた
    請求項に記載の移動端末。
  10. さらに、前記移動端末の保護要求情報が抹消されたとき、要求により、前記位置登録局内のデータベースに保存されている自己のデータをダウンロードする手段を備えた
    請求項に記載の移動端末。
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