JP4680150B2 - 防振装置 - Google Patents

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本発明は、振動を発生する部材からの振動の伝達を防止する防振装置に係り、特に、自動車のエンジンマウント等に適用可能な防振装置に関する。
例えば、車両の振動発生部となるエンジンと振動受部となる車体との間には、エンジンマウントとしての防振装置が配置されていて、エンジンが発生する振動をこの防振装置が吸収し、車体側に伝達されるのを阻止するような構造となっている。
その一例として、下記の特許文献1に、エンジン側に取り付けられる内筒金具と車体側に取り付けられる外筒金具とに加硫接着によりゴム弾性体を取り付け、このゴム弾性体の弾性力によって、振動を吸収しながら、車体でエンジンを支持する防振装置が記載されている。
ところで、この防振装置では、外筒金具と内筒金具とゴム弾性体とが一体に成型された半製品が使用されている。この半製品は、外筒金具と内筒金具の2つの金具に対して、事前に、ブラスト処理や化成処理等の下地処理を行い、さらにその上に接着剤を塗布し、このように処理した外筒金具及び内筒金具を加硫用金型にセットし、加硫用金型内にゴム材を射出して注入することにより作られるのが一般的である。
特開2005−23973号公報
特許文献1に記載された防振装置にあっては、以下の問題があった。
上述した半製品を得るためには、加硫接着する金具に対して、ブラスト処理や化成処理等の下地処理や、さらにその上に接着剤を塗布する処理が必要になるが、このような処理は非常に面倒でかつコストがかかる。前述した特許文献1に記載された防振装置にあっては、そのような面倒な処理が必要になる金具が、少なくとも外筒金具と内筒金具2つあり、このため、製造時間が長くなる、あるいは製造コストがアップするという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ゴム弾性体を加硫接着する金具を減少することにより、これら金具に必要な処理をできるだけ少なくし、これによって、製作時間の短縮化と製造コストの低減を無理なく図ることができる防振装置を提供することにある。
請求項1に係る防振装置は、振動発生部及び振動受部の一方に連結される内側金具と、該内側金具に上部加硫接着され、かつ該内側金具から下方に延びる本体ゴム部を有するゴム弾性体と、前記振動発生部及び前記振動受部の他方に連結されるとともに、前記内側金具の一部が外部に露出するように、前記内側金具及び前記ゴム弾性体を収納する収納金具とを備え、前記収納金具は、前記本体ゴム部を下側から支持するロアプレート金具と、該ロアプレート金具の上側に位置するよう該ロアプレート金具に固定されて、前記内側金具が前記収納金具に対して所定量以上上方へ相対移動する際に、該内側金具に当接して該内側金具のそれ以上の動きを規制するアッパプレート金具とを有し、前記ロアプレート金具が、前記本体ゴム部を下側から支持する底板部と、該底板部の外周から所定高さまで立ち上がり、かつ内径が前記本体ゴム部の外径と同等かそれより若干大きい内側円筒部を有する起立部とを備えるとともに、該起立部の上部には、前記内側円筒部から径方向の外側に突出し、前記内側金具の下面に対向して配置され、該内側金具が前記収納金具に対して所定量以上下方へ相対移動する際に、該内側金具に当接して該内側金具のそれ以上の動きを規制するバウンドストッパ面が形成され、前記アッパプレート金具が、前記内側金具の外周面に対向して配置され、該内側金具が前記収納金具に対して所定量以上前後及び左右方向の相対移動する際に、該内側金具に当接して該内側金具のそれ以上の動きを規制する円筒部と、該円筒部の上部に取り付けられて、前記内側金具が前記収納金具に対して所定量以上上方へ相対移動する際に、前記内側金具に当接して該内側金具のそれ以上の動きを規制する上板部とを備えることを特徴とする。
請求項1に係る防振装置によれば、内側金具及び内側金具に上部を加硫接着されたゴム弾性体を収納金具の内部に収納しており、ゴム弾性体を加硫接着する金具としては、内側金具ただ一つだけで足りる。このため、従来の、ゴム弾性体を加硫接着する金具が外筒金具と内筒金具2つある防振装置に比べて、下地処理作業を必要とする金具が減少し、その分、作業時間が短くなるとともに、コストダウンを図ることができる。
また、請求項1に係る防振装置によれば、ロアプレート金具自体に、バウンドストッパ面を形成しており、収納金具の外部に、別途、バウンドストッパ面を設ける場合に比べて、構成の簡素化と部品点数の削減を図ることができる。
さらに、請求項1に係る防振装置によれば、ロアプレート金具が起立部を備えており、この起立部によって、内側金具のバウンドを規制する。また、アッパプレート金具が円筒部と上板部とを備えており、円筒部によって内側金具の前後左右の動きを規制し、上板部によって内側金具のリバウントを規制している。
請求項2に係る防振装置は、前記アッパプレート金具が、該アッパプレート金具の円筒部に前記ロアプレートの起立部が圧入されることで、前記ロアプレート金具に固定されていることを特徴とする。
請求項2に係る防振装置によれば、アッパプレート側の円筒部にロアプレート側の起立部を圧入することで、アッパプレートをロアプレート金具に固定しており、溶接等の固定手段に比べ、内部のゴム弾性体に悪影響を及ぼすことなく、アッパプレートをロアプレート金具に強固に固定することができる。
請求項に係る防振装置は、前記収納金具に、前記ゴム弾性体が上下方向に予圧縮された状態で収納されていることを特徴とする。
請求項に係る防振装置によれば、ゴム弾性体に予め予圧縮をかけて収納金具に収納しているので、内側金具で、エンジン等の比較的重量が重い部材を支持する際に、ゴム弾性体の沈み込み量を減少させることができ、その分、剛性の高い支持が実現できる。
請求項に係る防振装置は、前記内側金具が、前記アッパプレートの上板部に形成された開口を貫通して外部に露出していることを特徴とする。
請求項に係る防振装置によれば、内側金具の一部が上方に突出して露出することとなり、防振装置の上方に配置されるブラケットに内側金具を連結する際に有利となる。
請求項に係る防振装置は、前記内側金具が、前記アッパプレート金具の側部に形成された開口を貫通して外部に露出していることを特徴とする。
請求項に係る防振装置によれば、内側金具の一部が側方へ突出して露出することとなり、防振装置の側方に配置されるブラケットに内側金具を連結する際に有利となる。
本発明によれば、ゴム弾性体を加硫接着する金具としては、内側金具ただ一つだけである。このため、従来の、ゴム弾性体を加硫接着する金具が外筒金具と内筒金具2つある防振装置に比べて、下地処理作業を必要とする金具が減少し、その分、作業時間が短くなるとともに、コストダウンを図ることができる。
本発明に係る防振装置の実施の形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施の形態>
第1図及び第2図は本発明に係る防振装置の第1の実施の形態を示し、図1は斜視図、図2は断面図である。これらの図において符号1はエンジン等の振動発生部にブラケット等を介して連結される内側金具である。内側金具1には、ゴム弾性体2がその上部を加硫接着されている。また、内側金具1及びゴム弾性体2は、内側金具1の一部が外部に露出するように、収納金具3に収納されている。収納金具3は、車体等の振動受部にブラケットを介して連結される。
内側金具1は、円板状に形成された底板部5と、底板部5の中央に立設された連結部6とから構成されている。底板部5の下面外周部にはリング状の突起5aが形成されている。底板部5にはゴム弾性体2が加硫接着されているが、連結部6にはゴム弾性体2が加硫接着されていない。連結部6にはねじ孔7が上面から所定深さまで達するように形成されており、このねじ孔7に図示せぬ植え込みボルトがねじ込まれることで、図示しないエンジン側ブラケットが、内側金具1に連結される。
前記ゴム弾性体2は、内側金具1から下方に延びる円柱状の本体ゴム部9と、本体ゴム部9の上側に本体ゴム部9と同心状に配置された円盤状の緩衝ゴム部10とから構成されている。本体ゴム部9の外径L1は、内側金具の底板部5の外径L2よりも小に設定されている。緩衝ゴム部10は、内側金具1の底板部5を囲むよう、底板部5の外側に配置されており、その外径L3は底板部5の外径L2よりも大に設定されている。緩衝ゴム部10は、底板部5の下方に位置して前記本体ゴム部9から外周に張り出す下面部分が被バウンドストッパゴム部10Aに、底板部5の外方に位置する外周側面が被サイドストッパゴム部10Bに、底板部5の上方に位置するリング状の上面が被リバウンドストッパゴム部10Cにそれぞれなっている。
本体ゴム部9と緩衝ゴム部10との間にはリング状の溝14が形成されている。
前記収納金具3は、ゴム弾性体2を下側から支持するロアプレート金具12と、ロアプレート金具12の上側に位置するようロアプレート金具12に固定されたアッパプレート金具13とから構成されている。
ロアプレート金具12は、ゴム弾性体2の本体ゴム部9を下側から支持する底板部15と、底板部15の外周から一旦立ち上がり所定高さで折り返されて下方に垂れる2重円筒状の起立部16を有する。
起立部16の内側円筒部16Aの内径M1は、本体ゴム部9の外径L1と同等かそれよりも若干大きくなるように設定されている。なお、図2では大きくなるように設定されている。半起立部16の頂部には平面部が形成されている。この平面部は前記被バウンドストッパゴム部10Aに対向しており、内側金具1が下降する際に、被バウンドストッパゴム部10Aに当接することで、内側金具の収納金具に対する所定量以上の下方への相対移動を規制するバウンドストッパ面16Aとなっている。また、起立部16の外径M2は、緩衝ゴム部10の外径L3よりも大きくなるように設定されている。
アッパプレート金具13は、円筒部18と、円筒部18の上部に取り付けられる上板部19とを有する、天地逆とされた有低円筒状に構成されている。円筒部18の下部には、ロアプレート金具12の起立部16が圧入され、これにより、アッパプレート金具13がロアプレート金具12に固定されている。
円筒部18の上部内面は、前記緩衝ゴム部10の被サイドストッパゴム部10Bに対向しており、内側金具1が前後及び左右方向に移動する際に、被バウンドストッパゴム部10Bに当接することで、内側金具1の収納金具3に対する所定量以上の前後及び左右方向への相対移動を規制するサイドストッパ面18Aとなっている。また、円筒部18は、サイドストッパコム部10Bに対して全周にわたって若干の隙間が形成されるように、その内径が設定されている。なお、この隙間は、必ずしも必要なものではなく、ゴム弾性体2の材質によっては、なくしてもよい。
上板部19の下面は、前記緩衝ゴム部10の被リバウンドストッパゴム部10Cに対向しており、内側金具1が上方へ移動する際に、被リバウンドストッパゴム部10Cに当接することで、内側金具1の収納金具3に対する所定量以上の上方への相対移動を規制するリバウンドストッパ面19Aとなっている。
上板部19には、中央に開口20が形成されていて、この開口20からは内側金具1の連結部の上部が、外方へ突出するように貫通している。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る防振装置1の作用について説明する。
収納金具3を車体側に内側金具1をエンジン側にそれぞれ連結する。ここで、内側金具1にはエンジンの重量に伴う荷重が加わる。このとき、ゴム弾性体2の本体ゴム部9が圧縮して、図3に示すように、内側金具1およびその外側に加硫接着された緩衝ゴム部10が沈み込む。このとき、被バウンドストッパゴム部10Aとバウンドストッパ面16Aとの間、並びに、被リバウンドストッパゴム部10Cとリバウンドストッパ面19Aの間には、それぞれ隙間N1、N2が形成される。
なお、内側金具1とゴム弾性体2を収納金具3の内部に収納するとき、予め、ゴム弾性体2に上下方向の予圧縮をかけるが、この予圧縮の量を増やすことで、エンジンの重量に伴う荷重がゴム弾性体3に加わったとしても、被リバウンドストッパゴム部10Cとリバウンドストッパ面19Aとの間に隙間を生じさせなくすることもできる。このように構成することで、被リバウンドストッパゴム部10Cとリバウンドストッパ面19Aとが当接する際の打音の発生を防止することができる。
この状態で、エンジンが始動されて、エンジンから振動が生じると、この振動は図示せぬブラケットを介して内側金具1に伝達され、そこからさらにゴム弾性体2に伝達される。ゴム弾性体2は、適宜変形しこの振動を吸収する。つまり、エンジン側からの振動が伝達されると、ゴム弾性体2が吸振主体として作用し、ゴム弾性体2の内部摩擦に基づく制振機能によって振動を吸収して減衰し、車体側に振動が伝達され難くなる。
そして、防振装置に、過大な振幅の振動が入力されて、例えば、図3における上方に内側金具1が移動するようゴム弾性体2が変形する場合には、リバウンドストッパゴム部10Cがリバウンドストッパ面19Aに強く当接して変形する。これにより、それ以上の内側金具1の移動が規制される。
一方、過大な振幅の振動が入力されて、例えば、図3における下方に内側金具1が移動するようゴム弾性体2が変形する場合には、被バウンドストッパゴム部10Aがバウンドストッパ面16Aに強く当接して変形する。これにより、それ以上の内側金具1の移動が規制され、結果的に、ゴム弾性体2の本体ゴム部9の変形が抑制される。
また、急加速や急制動あるいは急なコーナリングの際等には、図3における左右あるいは前後(紙面の表裏)方向へ、内側金具1が移動するようゴム弾性体2が変形する。この場合には、被サイドストッパゴム部10Bがサイドストッパ面18Aに強く当接して変形する。これにより、それ以上の内側金具1の移動が規制される。
上記構成の防振装置によれば、内側金具1及びこの内側金具1に上部を加硫接着されたゴム弾性体2を収納金具3の内部に収納しており、ゴム弾性体2を加硫接着する金具としては、内側金具1ただ一つだけである。このため、従来の、ゴム弾性体を加硫接着する金具が外筒金具と内筒金具2つある防振装置に比べて、加硫接着する金具への下地処理作業が減少し、その分、作業時間が短くなるとともに、コストダウンを図ることができる。
また、ロアプレート金具12自体に、バウンドストッパ面16Aを形成しており、収納金具3の外部に、別途、バウンドストッパ面を設ける場合に比べて、構成の簡素化と部品点数の削減を図ることができる。
また、アッパプレート金具13を、サイドストッパ面18A及びリバウンドストッパ面19Aをそれぞれ有する有底円筒状に形成しており、これにより、これらのストッパ面に対向するストッパゴム部10Bを有する緩衝ゴム部9を、本体ゴム部9と一体に構成することができ、その分、製作が容易になる。
<第2の実施の形態>
第4図及び第5図は本発明に係る防振装置の第2の実施の形態を示し、図1は斜視図、図2は断面図である。なお、この実施の形態において、前述した第1の実施の形態と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態の防振装置が前記第1の実施の形態と異なるところは、前記第1の実施の形態では、アッパプレート金具13の上板部19に開口20を形成し、この開口20を利用して、内側金具1の連結部6を外方へ突出するように貫通させているのに対し、この第2の実施の形態では、アッププレート金具30の円筒部31に開口31Aを設け、この開口31Aを利用して内側金具32を外方へ突出するように貫通させた点である。
これにより、内側金具32の一部が側方へ突出して露出することとなり、防振装置の側方に配置されるブラケットに内側金具32の一部を連結する際に有利となる。
なお、ここでは、内側金具1の連結部33の形状も、第1の実施の形態のものと変えている。すなわち、ここでは、連結部33の先端を幅広とし、そこに連結用のねじ孔33aを2つ設けている。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。
例えば、前記実施の形態では、ロアプレート金具とアッパプレート金具とを固定するのに圧入を用いているが、これに限られることなく、他の手段、例えばねじやリベット等を用いて固定しても良い。
本発明に係る防振装置の第1の実施の形態の斜視図である。 本発明に係る防振装置の第1の実施の形態の断面図である。 本発明に係る防振装置の第1の実施の形態の使用状態を示す断面図である。 本発明に係る防振装置の第2の実施の形態の斜視図である。 本発明に係る防振装置の第2の実施の形態の断面図である。
符号の説明
1 内側金具、
2 ゴム弾性体、
3 収納金具、
9 本体ゴム部、
10 緩衝ゴム部、
10A 被バウンドストッパゴム部、
10B 被サイドストッパゴム部、
10C 被リバウンドストッパゴム部、
12 ロアプレート金具、
13 アッパプレート金具、
15 底板部、
16 起立部、
16A バウンドストッパ面
18 円筒部、
18A サイドストッパ面
19 上板部、
19A リバウンドストッパ面
20 開口、
30 アッププレート金具、
31 円筒部、
31A 開口、
32 内側金具。

Claims (5)

  1. 振動発生部及び振動受部の一方に連結される内側金具と、
    該内側金具に上部加硫接着され、かつ該内側金具から下方に延びる本体ゴム部を有するゴム弾性体と、
    前記振動発生部及び前記振動受部の他方に連結されるとともに、前記内側金具の一部が外部に露出するように、前記内側金具及び前記ゴム弾性体を収納する収納金具とを備え、
    前記収納金具は、前記本体ゴム部を下側から支持するロアプレート金具と、該ロアプレート金具の上側に位置するよう該ロアプレート金具に固定されて、前記内側金具が前記収納金具に対して所定量以上上方へ相対移動する際に、該内側金具に当接して該内側金具のそれ以上の動きを規制するアッパプレート金具とを有し、
    前記ロアプレート金具が、前記本体ゴム部を下側から支持する底板部と、該底板部の外周から所定高さまで立ち上がり、かつ内径が前記本体ゴム部の外径と同等かそれより若干大きい内側円筒部を有する起立部とを備えるとともに、該起立部の上部には、前記内側円筒部から径方向の外側に突出し、前記内側金具の下面に対向して配置され、該内側金具が前記収納金具に対して所定量以上下方へ相対移動する際に、該内側金具に当接して該内側金具のそれ以上の動きを規制するバウンドストッパ面が形成され、
    前記アッパプレート金具が、前記内側金具の外周面に対向して配置され、該内側金具が前記収納金具に対して所定量以上前後及び左右方向の相対移動する際に、該内側金具に当接して該内側金具のそれ以上の動きを規制する円筒部と、該円筒部の上部に取り付けられて、前記内側金具が前記収納金具に対して所定量以上上方へ相対移動する際に、前記内側金具に当接して該内側金具のそれ以上の動きを規制する上板部とを備えることを特徴とする防振装置。
  2. 前記アッパプレート金具が、該アッパプレート金具の円筒部に前記ロアプレートの起立部が圧入されることで、前記ロアプレート金具に固定されていることを特徴とする請求項1記載の防振装置。
  3. 前記収納金具に、前記ゴム弾性体が上下方向に予圧縮された状態で収納されていることを特徴とする請求項1または2に記載の防振装置。
  4. 前記内側金具が、前記アッパプレートの上板部に形成された開口を貫通して外方へ突出していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の防振装置。
  5. 前記内側金具が、前記アッパプレート金具の円筒部に形成された開口を貫通して外方へ突出していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の防振装置。
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