JP4678668B2 - ステッピングモータ駆動回路及びそれを用いたステッピングモータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、チョッピング駆動方式のステッピングモータ駆動回路及びそれを用いたステッピングモータ装置に関する。
ステッピングモータは、複数のモータコイルの通電状態を制御することで回転する。近年、所定の出力トランジスタをオン・オフして(チョッピングして)モータコイルに流れる電流量を制御する方式、すなわちチョッピング駆動方式のステッピングモータ駆動回路が多用されている(例えば、特許文献1)。このものは、図5に示すように、モータコイルに流れる電流を正弦波に近い波形、すなわち疑似正弦波で変化させることができるので、ムラのない滑らかな回転により低振動かつ低騒音のステッピングモータ装置が可能になる。
図6は従来のこの種のステッピングモータ駆動回路101の回路図、図7はこのステッピングモータ駆動回路101によって実現される基本動作を示す波形図である。図7において、Iはステッピングモータ駆動回路101がモータコイル102を駆動する駆動電流、Iは回生電流、Iはモータコイル102に流れる電流(すなわちIとIを合成したもので、以下コイル電流と称する)、CRは時定数端子CRの電圧である。
図7に示すように、チョッピングのオン期間Tでは、モータコイル102に徐々に増大する駆動電流Iが流れる。駆動電流Iが電流制限値IMAXに達すると、チョッピングのオン期間Tが終わって駆動電流Iは流れなくなる。チョッピングのオン期間Tが終わると、チョッピングのオフ期間Tになり、モータコイル102に徐々に減衰する回生電流Iが流れる。次に、オフ期間Tとしての所定の一定時間が経過すると、再びチョッピングのオン期間Tになり、モータコイル102に徐々に増大する駆動電流Iが流れる。この動作を繰り返すことで、モータコイル102に流れるコイル電流Iが制御される。コイル電流Iの波形は、電流制限値IMAXが一定ならば、チョッピングの一定のオン期間Tかつ一定のオフ期間Tにおける波形が実質的に繰り返されるだけのものとなるが、電流制限値IMAXを所定の周期で増減することにより、図5の疑似正弦波のように全体として増減するものとすることができる。なお、チョッピングのオン期間T及びオフ期間Tは、電流制限値IMAXを増減する所定の周期よりも非常に短いものである。
図7に示すチョッピングのオフ期間Tを更に詳しく説明すると、オフ期間Tは前半の回生電流Iが急激に減衰する期間TE1と、後半の緩慢に減衰する期間TE2に分かれる。急激減衰期間TE1は、ステッピングモータが高速に回転する場合、電流制限値IMAXが減少するときに、それにコイル電流Iが追従できるように決定される。緩慢減衰期間TE2はその残りの期間であり、チョッピングのオフ期間Tにおけるコイル電流Iの変動幅、すなわちリップル電流幅を小さくして効率低下を抑制している。
ステッピングモータ駆動回路101は具体的には以下のように動作する。n個のデータ入力端子PDに入力される電流制限値IMAXの設定データは、デジタルアナログ変換回路(DAC)113によりそれに対応する電圧に変換される。デジタルアナログ変換回路113の電源の電圧は、バッファアンプ116を介して設定電圧入力端子ADJ2の設定電圧により設定される。
チョッピングのオン期間Tでは、駆動出力制御回路120は、方向信号入力端子PHAからの駆動電流方向指示信号に従い、所定の2個の出力トランジスタ、すなわち第1の電源側出力トランジスタ121及び第2の接地側出力トランジスタ124又は第2の電源側出力トランジスタ123及び第1の接地側出力トランジスタ122を導通させる。つまり、駆動電流方向指示信号が第1のモータ駆動端子MA、モータコイル102、第2のモータ駆動端子MBの順にコイル電流Iが流れるように指示していれば、第1の電源側出力トランジスタ121及び第2の接地側出力トランジスタ124を導通させる。駆動電流方向指示信号が第2のモータ駆動端子MB、モータコイル102、第1のモータ駆動端子MAの順にコイル電流Iが流れるように指示していれば、第2の電源側出力トランジスタ123及び第1の接地側出力トランジスタ122を導通させる。なお、これら4個の出力トランジスタ121、122、123、124はNPNバイポーラ型である。
第1の電源側出力トランジスタ121及び第2の接地側出力トランジスタ124又は第2の電源側出力トランジスタ123及び第1の接地側出力トランジスタ122が導通すると、モータコイル102に徐々に増大する駆動電流Iが流れる。駆動電流検出端子RFに接続された抵抗素子133は、この駆動電流Iをそれに比例する電圧に変換する。抵抗素子133の出力電圧はデジタルアナログ変換回路113の出力電圧と駆動電流制御用比較器117において比較される。抵抗素子133の出力電圧がデジタルアナログ変換回路113の出力電圧に至ると、駆動電流制御用比較器117の出力信号DEが入力されるタイミング制御回路115は、チョッピングのオン期間Tを終わらせるようにオン期間信号DTを反転させる。そして、駆動出力制御回路120は、導通していた第1の電源側出力トランジスタ121及び第2の接地側出力トランジスタ124又は第2の電源側出力トランジスタ123及び第1の接地側出力トランジスタ122を非導通にする。このチョッピングのオフ期間Tでは、モータコイル102のインダクタンス成分により、駆動電流Iと連続してそれと同じ方向に徐々に減衰する回生電流Iが流れる。このとき、回生電流Iはダイオード122’及びダイオード123’又はダイオード124’及びダイオード121’を通って流れるため、第1のモータ駆動端子MA又は第2のモータ駆動端子MBの電圧は接地電位付近に、第2のモータ駆動端子MB又は第1のモータ駆動端子MAの電圧は駆動出力用電源電圧Vの付近になる。従って、モータコイル2のインダクタンス成分の起電圧がこの状態に応じるため、回生電流Iは急激に減衰する。
また、チョッピングのオフ期間Tでは、時定数端子CRの電圧は、図7に示すように、コンデンサ131と抵抗132により設定される所定の時定数に従って下降する。時定数端子CRの電圧が閾値端子THから入力される閾値電圧VTHまで達すると、タイミング制御回路115は、急激減衰期間TE1を終わらせるように急激減衰信号ETを反転させる。そして、チョッピングのオン期間Tに導通していた第2の接地側出力トランジスタ124又は第1の接地側出力トランジスタ122が導通する。このことによって、第1のモータ駆動端子MA及び第2のモータ駆動端子MBの電圧は共に接地電位付近になる。従って、モータコイル102のインダクタンス成分の起電圧がこの状態に応じるため、回生電流Iは緩慢に減衰することになる。
特開平9−219995号公報
このように、チョッピング駆動方式のステッピングモータ駆動回路では、急激減衰期間TE1は、ステッピングモータが高速回転である場合、コイル電流Iが電流制限値IMAXの減少に追従できるように決定される。リップル電流幅は、低速回転である場合においても高速回転の場合とほぼ同じである。ところで、スキャナなどに用いられるステッピングモータ装置では、低精度モードが高速回転、高精度モードが低速回転に対応しており、低速回転ではよりムラのない滑らかな回転のものが求められる。本願発明者は、高速回転で必要な幅のリップル電流が低速回転では不必要であること、及び大きなリップル電流幅が回転の滑らかさに影響することに着目した。
本発明は、以上の事由に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ステッピングモータの低速回転においてよりムラのない滑らかな回転を可能にするステッピングモータ駆動回路を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に係るステッピングモータ駆動回路は、モータコイルに流れる電流をチョッピングにより制御する駆動出力制御回路と、前記チョッピングのオン期間と、オフ期間の回生電流を急激減衰させる急激減衰期間及び緩慢減衰させる緩慢減衰期間と、を決定しそれらの期間に対応する信号を前記駆動出力制御回路に出力するタイミング制御回路と、急激減衰期間の設定データが入力され、該設定データに応じたスイッチをオンさせることにより複数の閾値電圧から所定の閾値電圧を選択する第1のデジタルアナログ変換回路と、を備え、前記タイミング制御回路は、コンデンサと抵抗により所定の時定数が設定される遅延回路を含み、チョッピングのオフ期間に前記時定数に従って変化する前記遅延回路の出力電圧が選択された前記閾値電圧まで達すると急激減衰期間を終わらせて緩慢減衰期間に移ることを特徴とする。
請求項2に係るステッピングモータ駆動回路は、請求項1に記載のステッピングモータ駆動回路において、前記第1のデジタルアナログ変換回路の電源の電圧は外部から調整可能であることを特徴とする。
請求項3に係るステッピングモータ駆動回路は、請求項1又は2に記載のステッピングモータ駆動回路において、急激減衰期間の設定データはモータの回転速度に応じて設定されることを特徴とする。
請求項4に係るステッピングモータ駆動回路は、請求項1乃至のいずれかに記載のステッピングモータ駆動回路において、前記閾値電圧のステップは不均一であることを特徴とする。
請求項5に係るステッピングモータ駆動回路は、請求項1乃至のいずれかに記載のステッピングモータ駆動回路において、シリアルパラレル変換回路を更に備え、シリアルパラレル変換回路は外部からシリアルデータが入力されて急激減衰期間の設定データを出力することを特徴とする。
請求項6に係るステッピングモータ駆動回路は、請求項に記載のステッピングモータ駆動回路において、モータコイルの電流制限値の設定データが前記シリアルパラレル変換回路から入力される第2のデジタルアナログ変換回路を更に備え、第2のデジタルアナログ変換回路の出力電圧はモータコイルの駆動電流が変換された電圧と比較されてチョッピングのオン期間が決定することを特徴とする。
請求項7に係るステッピングモータ駆動回路は、請求項1乃至のいずれかに記載のステッピングモータ駆動回路において、駆動出力用電源電圧と接地電位との間に直列に接続され、その中間点からモータコイルの一端を駆動する第1の電源側出力トランジスタ及び第1の接地側出力トランジスタと、駆動出力用電源電圧と接地電位との間に直列に接続され、その中間点からモータコイルの他端を駆動する第2の電源側出力トランジスタ及び第2の接地側出力トランジスタと、を更に備え、チョッピングのオン期間には第1の電源側出力トランジスタ及び第2の接地側出力トランジスタ又は第2の電源側出力トランジスタ及び第1の接地側出力トランジスタが導通し、チョッピングのオフ期間における急激減衰期間には、オン期間に導通していた電源側出力トランジスタ及び接地側出力トランジスタが非導通になり、チョッピングのオフ期間における緩慢減衰期間には、オン期間に導通していた電源側出力トランジスタ及び接地側出力トランジスタのいずれかが導通することを特徴とする。
請求項に係るステッピングモータ装置は、請求項1乃至のいずれかに記載のステッピングモータ駆動回路と、ステッピングモータ駆動回路により駆動されるモータコイルと、を備えることを特徴とする。
本発明に係るステッピングモータ駆動回路は、第1のデジタルアナログ変換回路によりチョッピングのオフ期間における急激減衰期間を幾通りかに設定できるので、不必要なリップル電流幅を抑制することができ、よって、ステッピングモータの低速回転においてよりムラのない滑らかな回転を可能にすることができる。
以下、本願発明を実施するための最良の形態であるステッピングモータ駆動回路を説明する。図1はこのステッピングモータ駆動回路1の回路図、図4はこのステッピングモータ駆動回路1によって実現される基本動作を示す波形図である。図4において、Iはステッピングモータ駆動回路1がモータコイル2を駆動する駆動電流、Iは回生電流、Iはモータコイル2に流れる電流(すなわちIとIを合成したもので、以下コイル電流と称する)、CRは時定数端子CRの電圧である。図4におけるI、I、Iは、図7に基づいて既に説明したものと実質的に同じであるので、ここでの説明は省略する。図4におけるCRは、閾値電圧VTHが幾つか選択可能という点で図7と異なるが、これについては後に詳述する。
ステッピングモータ駆動回路1は、入出力端子として、外部から所定のシリアルデータが入力されるシリアルデータ入力端子SDと、シリアルデータが取り込まれるタイミングを決めるクロックが入力されるクロック入力端子SCと、シリアルデータの始まり又は/及び終わりを示す信号が入力されるデータラッチ信号入力端子SLと、後述の第1のデジタルアナログ変換回路(DAC)12の電源の電圧を設定するための設定電圧が入力される第1の設定電圧入力端子ADJ1と、後述の第2のデジタルアナログ変換回路(DAC)13の電源の電圧を設定するための設定電圧が入力される第2の設定電圧入力端子ADJ2と、チョッピングのオフ期間Tにおける急激減衰時間TE1を設定するために所定の時定数のコンデンサ31と抵抗32が接続される時定数端子CRと、モータコイル2を駆動するためにその両端に接続される第1のモータ駆動端子MA及び第2のモータ駆動端子MBと、モータコイル2の駆動電流Iを検出するために駆動電流Iを電圧に変換する抵抗素子33が接続される駆動電流検出端子RFと、を有する。以下、ステッピングモータ駆動回路1の構成を説明する。なお、図1には、ステッピングモータ装置を構成する複数のモータコイルの内1個のモータコイル2を制御する部分を示している。他のモータコイルを制御する部分は省略しているが、実質的にこれと同じ回路構成になる。
上述した所定のシリアルデータには、急激減衰期間TE1の設定データ(mビット)、モータコイル2の電流制限値IMAXの設定データ(nビット)、駆動電流方向指示データ(1ビット)が含まれる。mは例えば2、nは例えば4である。所定のシリアルデータを取り込むためのシリアルデータ入力端子SD、クロック入力端子SC、データラッチ信号入力端子SLは、シリアルパラレル変換回路11に接続される。シリアルパラレル変換回路11は、入力される所定のシリアルデータをパラレルデータに変換する。
シリアルパラレル変換回路11に接続される第1のデジタルアナログ変換回路12は、急激減衰期間TE1の設定データをそれに対応する閾値電圧VTHに変換する。第1の設定電圧入力端子ADJ1には、バッファアンプ14を介して第1のデジタルアナログ変換回路12の電源Vが接続される。第1のデジタルアナログ変換回路12は、例えば図2に示すように、電源VからDAC用基準電圧VREFDACまで直列接続の抵抗41〜44を設け、それぞれの抵抗の接続点の電圧の中からスイッチ45〜48により選択して出力するようにする。スイッチ45〜48の制御はデコーダ49を介して設定データにより行う。抵抗41〜44の抵抗値が全て等しいとし、電源Vを2.5V、DAC用基準電圧VREFDACを1.25Vとすると、閾値電圧VTHは1.25V、約1.56V、約1.88V、約2.19Vの4通りが得られる。この閾値電圧VTHは、第1の設定電圧入力端子ADJ1の設定電圧によって微調整が可能である。
シリアルパラレル変換回路11に接続される第2のデジタルアナログ変換回路13は、電流制限値IMAXの設定データをそれに対応する電圧に変換する。第2の設定電圧入力端子ADJ2には、バッファアンプ16を介して第2のデジタルアナログ変換回路13の電源が接続される。第2の設定電圧入力端子ADJ2の設定電圧により、第2のデジタルアナログ変換回路13の出力電圧の最大値が決定される。
第2のデジタルアナログ変換回路13の出力電圧は、駆動電流制御用比較器17の反転入力端子に入力される。駆動電流制御用比較器17の非反転入力端子には後述の抵抗素子33により駆動電流Iが変換された電圧、すなわち、駆動電流検出端子RFの電圧が入力される。
第1のデジタルアナログ変換回路12の出力である閾値電圧VTH及び駆動電流制御用比較器17の出力信号DEはタイミング制御回路15に入力される。タイミング制御回路15は、チョッピングのオン期間Tを示すオン期間信号DTとチョッピングのオフ期間Tにおける急激減衰期間TE1を示す急激減衰期間信号ETとを出力する。
タイミング制御回路15は、より詳細には、図3に示す回路により構成される。すなわち、第1のデジタルアナログ変換回路12の出力である閾値電圧VTHは、急速減衰制御用比較器51の反転入力端子に入力される。急速減衰制御用比較器51の非反転入力端子には後述の遅延回路52の出力電圧が入力される。急速減衰制御用比較器51の出力は急激減衰期間信号ETになる。
遅延回路52は、時定数端子CRにエミッタが接続されるNPN型のトランジスタ61と、内部電源電圧VDD(例えば3.3V)とトランジスタ61のコレクタとの間に設けられた抵抗62と、内部電源電圧VDDとトランジスタ61のベースとの間に設けられた定電流源63と、トランジスタ61のベースにエミッタ、第1の基準電圧VREF1(例えば2.5V)にベースが接続され、コレクタが接地されたPNP型のトランジスタ64と、トランジスタ61のベースにドレイン、後述のフリップフロップ54の出力端子Qにゲートが接続され、ソースが接地されたNMOS型のトランジスタ65と、時定数端子CRに一端が接続され、他端が接地された互いに並列のコンデンサ31及び抵抗32と、を含む。コンデンサ31及び抵抗32は、上述したように、時定数端子CRの外部に設けられている。そして、時定数端子CRの電圧が遅延回路52の出力電圧になる。なお、このステッピングモータ駆動回路1は半導体集積回路として製造可能にするため、コンデンサ31及び抵抗32はその値の精度の点及び調整可能な点から外部に設けられるのが望ましいが、それらをステッピングモータ駆動回路1の内部に含めることも可能である。
フリップフロップ54は2個のNOR回路で構成されたRSフリップフロップであり、そのセット入力端子Sには駆動電流制御用比較器17の出力信号DE、リセット入力端子Rには後述の減衰期間制御用比較器53の出力信号が入力される。フリップフロップ54は、駆動電流制御用比較器17の出力信号DEの立ち上がりでセット状態となって出力端子Qからハイレベルを出力し、減衰期間制御用比較器53の出力信号の立ち上がりでリセット状態となって出力端子Qからローレベルを出力する。フリップフロップ54の出力端子Qの信号は、インバータ55で反転されてオン期間信号DTになる。また、フリップフロップ54の出力端子Qの信号は、前述のようにトランジスタ65のゲートに接続される。
減衰期間制御用比較器53は、反転入力端子に入力される時定数端子CRの電圧を非反転入力端子に入力される第2の基準電圧VREF2(例えば1.25V)と比較する。
次に、再び図1に基づいて説明する。オン期間信号DT、急激減衰期間信号ET、及びシリアルパラレル変換回路11からの駆動電流方向指示信号(駆動電流方向指示データと実質的に同じ)は駆動出力制御回路20に入力される。駆動出力制御回路20は、後述の第1の電源側出力トランジスタ21、第1の接地側出力トランジスタ22、第2の電源側出力トランジスタ23、第2の接地側出力トランジスタ24を制御する。
第1の電源側出力トランジスタ21と第1の接地側出力トランジスタ22は駆動出力用電源電圧V(例えば40V)と接地電位との間に直列に接続され、その中間点から第1のモータ駆動端子MAを介してモータコイル2の一端を駆動する。第2の電源側出力トランジスタ23と第2の接地側出力トランジスタ24は駆動出力用電源電圧Vと接地電位との間に直列に接続され、その中間点から第2のモータ駆動端子MBを介してモータコイル2の他端を駆動する。第1の接地側出力トランジスタ22及び第2の接地側出力トランジスタ24の接地電位側は駆動電流検出端子RFに接続され、駆動電流検出端子RFの外部には接地電位との間に抵抗素子33が接続される。これらの出力トランジスタ21、22、23、24はNMOS型である。また、出力トランジスタ21、22、23、24のそれぞれに並列にダイオード21’、22’、23’、24’が設けられる。これらのダイオード21’、22’、23’、24’は一般的にはNMOS型のトランジスタの寄生ダイオードであるが、独立に設けてもよい。
次に、ステッピングモータ駆動回路1の具体的な動作を説明する。シリアルデータ入力端子SDを介してシリアルパラレル変換回路11に入力されたシリアルデータは、パラレルデータに変換される。そのパラレルデータに含まれる急激減衰期間TE1の設定データは、第1のデジタルアナログ変換回路12に入力されてそれに対応する閾値電圧VTHに変換される。一方、上記パラレルデータに含まれる電流制限値IMAXの設定データは、第2のデジタルアナログ変換回路13に入力されてそれに対応する電圧に変換される。
タイミング制御回路15のフリップフロップ54の出力端子Qがローレベルになると、トランジスタ65はオフする。トランジスタ61のベース電圧は、定電流源63の電流により上昇し、第1の基準電圧VREF1から順バイアス電圧Vfだけ高いところで固定される。よって、トランジスタ61のエミッタ電圧である時定数端子CRの電圧は、第1の基準電圧VREF1と同じ電圧に固定される。また、オン期間信号DTは、チョッピングのオン期間Tを示すハイレベルになっている。駆動出力制御回路20は、シリアルパラレル変換回路11からの駆動電流方向指示信号に従い、所定の2個の出力トランジスタ、すなわち第1の電源側出力トランジスタ21及び第2の接地側出力トランジスタ24又は第2の電源側出力トランジスタ23及び第1の接地側出力トランジスタ22を導通させる。つまり、駆動電流方向指示信号が第1のモータ駆動端子MA、モータコイル2、第2のモータ駆動端子MBの順にコイル電流Iが流れるのを指示していれば、第1の電源側出力トランジスタ21及び第2の接地側出力トランジスタ24を導通させる。駆動電流方向指示信号が第2のモータ駆動端子MB、モータコイル2、第1のモータ駆動端子MAの順にコイル電流Iが流れるのを指示していれば、第2の電源側出力トランジスタ23及び第1の接地側出力トランジスタ22を導通させる。
第1の電源側出力トランジスタ21及び第2の接地側出力トランジスタ24又は第2の電源側出力トランジスタ23及び第1の接地側出力トランジスタ22が導通すると、モータコイル2に徐々に増大する駆動電流Iが流れる。時定数端子RFに接続された抵抗素子33は、この駆動電流Iをそれに比例する電圧に変換する。抵抗素子33により変換された電圧、すなわち、時定数端子RFの電圧は第2のデジタルアナログ変換回路13の出力電圧と駆動電流制御用比較器17において比較される。
抵抗素子33により変換された電圧、すなわち、時定数端子RFの電圧が第2のデジタルアナログ変換回路13の出力電圧に至ると、駆動電流制御用比較器17の出力信号DEはハイレベルになる。そうすると、タイミング制御回路15のフリップフロップ54はセット状態となり、その出力端子Qはハイレベルになる。そして、オン期間信号DTがローレベルになり、チョッピングのオン期間Tが終わる。そして、駆動出力制御回路20は、導通していた第1の電源側出力トランジスタ21及び第2の接地側出力トランジスタ24又は第2の電源側出力トランジスタ23及び第1の接地側出力トランジスタ22を非導通にする。このチョッピングのオフ期間Tでは、モータコイル2のインダクタンス成分により、駆動電流Iと連続してそれと同じ方向に徐々に減衰する回生電流Iが流れる。このとき、回生電流Iはダイオード22’及びダイオード23’又はダイオード24’及びダイオード21’を通って流れるため、第1のモータ駆動端子MA又は第2のモータ駆動端子MBの電圧は接地電位付近に、第2のモータ駆動端子MB又は第1のモータ駆動端子MAの電圧は駆動出力用電源電圧Vの付近になる。従って、モータコイル2のインダクタンス成分の起電圧がこの状態に応じるため、回生電流Iは急激に減衰する。
一方、タイミング制御回路15のフリップフロップ54の出力端子Qがハイレベルになると、トランジスタ65はオンする。そして、トランジスタ61のベース電圧が接地電位レベルになるため、トランジスタ61は非導通になる。時定数端子CRの電圧は、図4に示すように、コンデンサ31と抵抗32により設定される所定の時定数に従って下降する。時定数端子CRの電圧が第1のデジタルアナログ変換回路12の出力である閾値電圧VTHまで達すると、急速減衰制御用比較器51の出力(すなわち急激減衰期間信号ET)はローレベルになる。急激減衰期間信号ETがローレベルになると急激減衰期間TE1が終わる。そうすると、駆動出力制御回路20は、オン期間Tに導通していた第2の接地側出力トランジスタ24又は第1の接地側出力トランジスタ22を導通させる。このことによって、第1のモータ駆動端子MA及び第2のモータ駆動端子MBの電圧は共に接地電位付近になる。従って、モータコイル2のインダクタンス成分の起電圧がこの状態に応ずるため、回生電流Iは比較的緩慢に減衰することになる。
回生電流Iが緩慢に減衰する緩慢減衰期間TE2は、時定数端子CRの電圧が第2の基準電圧VREF2に到達するまで続く。すなわち、時定数端子CRの電圧が第2の基準電圧VREF2に到達すると、タイミング制御回路15の減衰期間制御用比較器53がハイレベルを出力するので、フリップフロップ54の出力端子Qは再度ローレベルになる。そして、再度、上述したチョッピングのオン期間Tの動作が行われる。
ここで、図4に示すように、第1のデジタルアナログ変換回路12の出力である閾値電圧VTHは急激減衰期間TE1の設定データのビット数に従った数だけ変えることができる。例えば2ビットならば4通りが可能である。第1のデジタルアナログ変換回路12の出力である閾値電圧VTHを変えることにより、急激減衰期間TE1を変えることができる。すなわち、閾値電圧VTHが高ければ急激減衰期間TE1は短くなり、閾値電圧VTHが低ければ急激減衰期間TE1は長くなる。なお、図4に示されているI、I、Iの各波形は、閾値電圧VTHが2番目に高い電圧の場合である。
従って、ステッピングモータの回転速度に応じ、シリアルパラレル変換回路11を介して外部から急激減衰期間TE1を設定することが可能である。すなわち、ステッピングモータが高速回転のときは、第1のデジタルアナログ変換回路12の出力である閾値電圧VTHを下げることにより、急激減衰期間TE1を長くして電流制限値IMAXの減少に追従できるようにすることができる。一方、低速回転のときは、第1のデジタルアナログ変換回路12の出力である閾値電圧VTHを上げることにより、急激減衰期間TE1を短くしてリップル電流幅を小さくすることができる。こうして、このステッピングモータ駆動回路1は、ステッピングモータの低速回転においてよりムラのない滑らかな回転を可能にすることができる。また、リップル電流幅が小さくなると電力効率も上がる。
また、シリアルパラレル変換回路11を介して外部から実験的に設定データを入力し、かつ、第1の設定電圧入力端子ADJ1の設定電圧を調整することにより、ステッピングモータ装置の回転速度に応じた最適な急激減衰期間TE1を比較的容易に決定することができる。
また、場合により、第1のデジタルアナログ変換回路12の出力である閾値電圧VTHのステップを不均一にしてより細かな急激減衰期間TE1の制御をすることも可能である。例えば、図2に示される抵抗41〜44の抵抗値を等しくせず、抵抗42、43の抵抗値を相対的に小さくする。こうすると、スキャナなどの高精度モードに対応した低速回転にバリエーションが有るときに、より細かく急激減衰期間TE1の制御をすることができる場合がある。
なお、このステッピングモータ駆動回路1では、第1のモータ駆動端子MA、モータコイル2、第2のモータ駆動端子MBの順にコイル電流Iが流れる場合、急激減衰期間TE1の回生電流Iはダイオード22’とダイオード23’を通るが、第1の接地側出力トランジスタ22と第2の電源側出力トランジスタ23を導通させてこれらを通るようにすることもできる。また、緩慢減衰期間TE2の回生電流Iはダイオード22’と第2の接地側出力トランジスタ24を通って流れるが、第1の接地側出力トランジスタ22を導通させて第1の接地側出力トランジスタ22と第2の接地側出力トランジスタ24を通るようにすることもできる。こうすることによって、ダイオードに電流が流れることによる電力消費を抑制することができる。また、緩慢減衰期間TE2の回生電流Iが第1の電源側出力トランジスタ21とダイオード23’又は第2の電源側出力トランジスタ23とを通って流れるようにすることもできる。以上のことは、第2のモータ駆動端子MB、モータコイル2、第1のモータ駆動端子MAの順にコイル電流Iが流れる場合も同様である。
また、ステッピングモータ駆動回路1はシリアルパラレル変換回路11を含んでいるため、外部から急激減衰期間TE1の設定データ、電流制限値IMAXの設定データ及び駆動電流方向指示データを受けるための端子の数は少ないものになっている。この端子数は、他のシリアル通信方式を用いれば2本にすることもできることは勿論である。これに対して、急激減衰期間Tの設定データ、電流制限値IMAXの設定データ及び駆動電流方向指示データの全部又は一部がパラレルデータとして外部から入力されることも可能である。しかし、この場合は端子の数が多くなる。例えば、急激減衰期間TE1の設定データが2ビットであるとそのために4本必要であり、更に設定データのビット数を増やすと更に多く必要となる。
以上説明したステッピングモータ駆動回路1は、接地側に駆動電流Iを電圧に変換する手段として抵抗素子33を設けているが、接地側でなく駆動出力用電源電圧V側に抵抗素子を設けるように変形することも可能である。
以上、本発明の実施形態であるステッピングモータ駆動回路について説明したが、本発明は、実施形態に記載したものに限られることなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。例えば、電源側及び接地側の出力トランジスタの全て又は一部をバイポーラ型のトランジスタにしたりすることも可能である。また、第1のデジタルアナログ変換回路12、タイミング制御回路15は、同様な動作ができるものならば、図2、図3に示すもの以外に任意の構成が可能なのは勿論である。
本発明の実施形態に係るステッピングモータ駆動回路の回路図。 同上の第1のデジタルアナログ変換回路の例を示す回路図。 同上のタイミング制御回路を示す回路図。 同上の基本動作を示す電流又は電圧の波形図。 モータコイルに流れる電流の疑似正弦波の波形図。 背景技術のステッピングモータ駆動回路の回路図。 同上の基本動作を示す電流又は電圧の波形図。
1 ステッピングモータ駆動回路
2 モータコイル
11 シリアルパラレル変換回路
12 第1のデジタルアナログ変換回路
13 第2のデジタルアナログ変換回路
21 第1の電源側出力トランジスタ
22 第1の接地側出力トランジスタ
23 第2の電源側出力トランジスタ
24 第2の接地側出力トランジスタ
52 遅延回路

Claims (8)

  1. モータコイルに流れる電流をチョッピングにより制御する駆動出力制御回路と、
    前記チョッピングのオン期間と、オフ期間の回生電流を急激減衰させる急激減衰期間及び緩慢減衰させる緩慢減衰期間と、を決定しそれらの期間に対応する信号を前記駆動出力制御回路に出力するタイミング制御回路と、
    急激減衰期間の設定データが入力され、該設定データに応じたスイッチをオンさせることにより複数の閾値電圧から所定の閾値電圧を選択する第1のデジタルアナログ変換回路と、を備え、
    前記タイミング制御回路は、コンデンサと抵抗により所定の時定数が設定される遅延回路を含み、チョッピングのオフ期間に前記時定数に従って変化する前記遅延回路の出力電圧が選択された前記閾値電圧まで達すると急激減衰期間を終わらせて緩慢減衰期間に移ることを特徴とするステッピングモータ駆動回路。
  2. 請求項1に記載のステッピングモータ駆動回路において、
    前記第1のデジタルアナログ変換回路の電源の電圧は外部から調整可能であることを特徴とするステッピングモータ駆動回路。
  3. 請求項1又は2に記載のステッピングモータ駆動回路において、
    急激減衰期間の設定データはモータの回転速度に応じて設定されることを特徴とするステッピングモータ駆動回路。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載のステッピングモータ駆動回路において、
    前記閾値電圧のステップは不均一であることを特徴とするステッピングモータ駆動回路。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載のステッピングモータ駆動回路において、
    シリアルパラレル変換回路を更に備え、
    シリアルパラレル変換回路は外部からシリアルデータが入力されて急激減衰期間の設定データを出力することを特徴とするステッピングモータ駆動回路。
  6. 請求項に記載のステッピングモータ駆動回路において、
    モータコイルの電流制限値の設定データが前記シリアルパラレル変換回路から入力される第2のデジタルアナログ変換回路を更に備え、
    第2のデジタルアナログ変換回路の出力電圧はモータコイルの駆動電流が変換された電圧と比較されてチョッピングのオン期間が決定することを特徴とするステッピングモータ駆動回路。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載のステッピングモータ駆動回路において、
    駆動出力用電源電圧と接地電位との間に直列に接続され、その中間点からモータコイルの一端を駆動する第1の電源側出力トランジスタ及び第1の接地側出力トランジスタと、
    駆動出力用電源電圧と接地電位との間に直列に接続され、その中間点からモータコイルの他端を駆動する第2の電源側出力トランジスタ及び第2の接地側出力トランジスタと、を更に備え、
    チョッピングのオン期間には第1の電源側出力トランジスタ及び第2の接地側出力トランジスタ又は第2の電源側出力トランジスタ及び第1の接地側出力トランジスタが導通し、
    チョッピングのオフ期間における急激減衰期間には、オン期間に導通していた電源側出力トランジスタ及び接地側出力トランジスタが非導通になり、
    チョッピングのオフ期間における緩慢減衰期間には、オン期間に導通していた電源側出力トランジスタ及び接地側出力トランジスタのいずれかが導通することを特徴とするステッピングモータ駆動回路。
  8. 請求項1乃至のいずれかに記載のステッピングモータ駆動回路と、
    ステッピングモータ駆動回路により駆動されるモータコイルと、
    を備えることを特徴とするステッピングモータ装置。
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