JP4678484B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技領域に設けられて変動図柄を表示する映像表示装置を備えた遊技機に関するものである。
従来より、遊技領域に設けられて変動図柄を表示する映像表示装置を備えた遊技機に関して種々提案されている。
例えば、図柄表示装置を備える遊技機であって、図柄表示装置は、主表示装置と、補助表示装置を有し、主表示装置は、変動停止時の表示態様により遊技者に特典の成立の可否を認識させる図柄を変動表示し、補助表示装置は、主表示装置の周囲に配される第1の枠体と、第1の枠体を回転駆動する駆動源とを有し、第1の枠体は、その表面に第1の識別情報が表示されるとともに、主表示装置に図柄が変動表示される際に回転駆動されて第1の識別情報を所定位置に移動させるように構成した遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−292032号公報(段落(0015)〜(0037 )、図1〜図31)
しかしながら、上述の遊技機の構成では、主表示装置に図柄が変動表示される際に、常に補助表示装置は第1の識別情報を所定位置に移動させるよう回転駆動されるため、補助表示装置の演出表示を一時的に中止することができないという問題がある。
また、第1ディスク32に設けられた原点を示すマーキングを位置検出手段39によって検出し、この検出信号に基づいて表示制御部200は第1ディスク32と枠部22の相対的な位置関係を判定して、所望の位置に第1ディスク32を停止するため、起動時又はリセット時に、第1ディスク32を原点位置に回転停止させる場合には、該第1ディスク32の回転停止位置が不明となり、時計方向又は反時計方向の一定方向に低速で最大約360度回転させる必要があり、原点位置に位置するまでに長時間かかるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、遊技盤の前面側に設けられて前面部を装飾する前面側装飾部材と、この前面側装飾部材の背面側に配置される裏側装飾部材とを設け、この裏側装飾部材の中央部に電気的表示装置を有する回転装飾部材を回転可能に取り付け、この回転装飾部材を回転駆動することによって、電気的表示装置が前面側方向から見える状態と見えない状態とに変更可能に構成すると共に、起動時又はリセット時に、簡易な構成で回転装飾部材の回転位置を検出して、迅速に原点位置に位置させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る遊技機は、遊技盤の中央部に開設された第1開口部の前面側に設けられて中央部に略横長四角形の第2開口部が形成されて前面部を装飾する前面側装飾部材と、前記前面側装飾部材の背面側に配置されて、中央部に略円形の第3開口部を有する枠部材と、正面視略円形で中央部に第4開口部が形成されて前記第3開口部に回転可能に取り付けられる回転装飾部材と、前記回転装飾部材を回転駆動する回転手段と、前記回転装飾部材の回転位置を検出する検出手段と、を有する裏側装飾部材と、前記裏側装飾部材が前記枠部材を介して前面部に取り付けられて、該裏側装飾部材の背面部を覆うように前記第1開口部の裏側に取り付けられる取付カバー部材と、前記取付カバー部材の背面部に取り付けられて、遊技者に映像を表示する映像表示装置と、前記検出手段の検出情報に基づいて前記回転手段を駆動制御する回転制御手段と、を備え、前記検出手段は、前記回転装飾部材の外周端縁部の中心角が所定の第1角度に渡って半径方向外側に所定長さ延出された正面視半円弧状の延出部と、前記枠部材の前記延出部に対向する円周上に配置されて、該回転装飾部材が原点位置に位置する場合に、前記延出部の周方向端縁部に対向するように配置されて該延出部の有・無を検出する第1検出センサと、前記第1検出センサに対して中心角が前記所定の第1角度以下の所定の第2角度の前記円周上に配置されて、該回転装飾部材が原点位置に位置する場合に、該延出部に対向するように配置されて該延出部の有・無を検出する第2検出センサと、を有し、前記回転手段は、回転用モータと、前記回転装飾部材の外周部に形成される回転ギヤ部と、前記回転ギヤ部に歯合して前記回転用モータのモータ軸の回転を伝達するギヤ列と、を有し、前記回転制御手段は、起動時又はリセット時に、前記第1検出センサが前記延出部を検出しておらず、且つ前記第2検出センサが該延出部を検出していない場合には、該第2検出センサが延出部を検出するまで前記回転用モータを所定第1回転速度で所定回転方向に回転駆動して前記回転装飾部材を円周方向の一方向に回転駆動し、続いて、この第2検出センサが延出部を検出した場合には、該回転用モータを前記所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で前記所定回転方向に回転駆動して該回転装飾部材を円周方向の一方向に低速回転駆動し、その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータを停止して、該回転装飾部材が原点位置に停止するように制御し、また、前記第1検出センサが前記延出部を検出しておらず、且つ前記第2検出センサが該延出部を検出している場合には、前記回転用モータを前記所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で前記所定回転方向に回転駆動して前記回転装飾部材を円周方向の一方向に低速回転駆動し、その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータを停止して、該回転装飾部材が原点位置に停止するように制御し、また、前記第1検出センサが前記延出部を検出しており、且つ前記第2検出センサが該延出部を検出している場合には、該第1検出センサが延出部を検出しなくなるまで前記回転用モータを所定第1回転速度で前記所定回転方向に対して反対回転方向に回転駆動して前記回転装飾部材を円周方向の他方向に回転駆動し、続いて、この第1検出センサが延出部を検出しなくなった場合には、該回転用モータを前記所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で前記所定回転方向に回転駆動して該回転装飾部材を円周方向の一方向に低速回転駆動し、その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータを停止して、該回転装飾部材が原点位置に停止するように制御し、更に、前記第1検出センサが前記延出部を検出しており、且つ前記第2検出センサが該延出部を検出していない場合には、該第2検出センサが延出部を検出するまで前記回転用モータを所定第1回転速度で前記所定回転方向に回転駆動して前記回転装飾部材を円周方向の一方向に回転駆動し、続いて、この第2検出センサが延出部を検出した場合には、該回転用モータを前記所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で前記所定回転方向に回転駆動して該回転装飾部材を円周方向の一方向に低速回転駆動し、その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータを停止して、該回転装飾部材が原点位置に停止するように制御し、前記枠部材は、前記第3開口部の裏側周縁部から所定高さ裏側方向へ周設された正面視略円形の第1リブ部と、前記第1リブ部の半径方向外側に配設された中継基板と、を有し、前記回転装飾部材は、前記第4開口部の周囲に前記第1リブ部の内周面から所定距離離間して該内周面に対向するように所定高さ周設された正面視略円形の第2リブ部と、前記第4開口部の外周部前面側に配置される電気的表示装置と、前記第1リブ部の内周面と前記第2リブ部の外周面とによって形成される空間部に配設されて前記中継基板と前記電気的表示装置とを電気的に接続するフレキシブルプリント配線と、を有し、前記フレキシブルプリント配線は、可撓性及び屈曲性を有して、前記中継基板から引き出されて前記第1リブ部に形成された切欠部から前記空間部内へ挿入されて該第1リブ部の内周面に沿って配設されると共に、内側方向に側面視U字形に折り返されて前記第2リブ部の外周面に沿って配設されて該第2リブ部の前記電気的表示装置の近傍に形成された切欠部に挿入されて該電気的表示装置に接続されていることを特徴とする。
請求項1に係る遊技機では、遊技盤の中央部に開設された第1開口部の前面側に設けられて前面部を装飾する前面側装飾部材の中央部には、略横長四角形の第2開口部が形成されている。また、この前面側装飾部材の背面側には、裏側装飾部材が配置されている。また、この裏側装飾部材は、枠部材の中央部に形成される略円形の第3開口部に、回転装飾部材が回転可能に設けられ、回転手段によって回転駆動される。そして、この回転装飾部材の中央部には、第4開口部が形成されている。
また、この回転装飾部材の外周端縁部には、中心角が所定の第1角度に渡って半径方向外側に所定長さ延出された正面視半円弧状の延出部が設けられている。また、枠部材の延出部に対向する円周上には、該回転装飾部材が原点位置に位置する場合に、延出部の周方向端縁部に対向するように配置されて該延出部の有・無を検出する第1検出センサと、この第1検出センサに対して中心角が前記所定の第1角度以下の所定の第2角度の位置で、該延出部に対向するように配置されて該延出部の有・無を検出する第2検出センサとが設けられ、この第1検出センサと第2検出センサとを介して回転装飾部材の原点位置からの回転位置が検出される。また、回転装飾部材は外周部に回転ギヤ部が形成され、この回転ギヤ部に歯合するギヤ列を介して回転用モータによって回転駆動される。
そして、起動時又はリセット時に、第1検出センサが延出部を検出しておらず、且つ第2検出センサが該延出部を検出していない場合には、該第2検出センサが延出部を検出するまで回転用モータが所定第1回転速度で所定回転方向に回転駆動されて、回転装飾部材が円周方向の一方向に回転駆動される。続いて、この第2検出センサが延出部を検出した場合には、該回転用モータが所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で所定回転方向に回転駆動されて該回転装飾部材が円周方向の一方向に低速回転駆動される。その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータが停止されて、該回転装飾部材が原点位置に停止する。
また、起動時又はリセット時に、第1検出センサが延出部を検出しておらず、且つ第2検出センサが該延出部を検出している場合には、回転用モータが所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で所定回転方向に回転駆動して回転装飾部材が円周方向の一方向に低速回転駆動される。その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータが停止されて、該回転装飾部材が原点位置に停止する。
また、起動時又はリセット時に、第1検出センサが延出部を検出しており、且つ第2検出センサが該延出部を検出している場合には、該第1検出センサが延出部を検出しなくなるまで回転用モータが所定第1回転速度で所定回転方向に対して反対回転方向に回転駆動されて回転装飾部材が円周方向の他方向に回転駆動される。続いて、この第1検出センサが延出部を検出しなくなった場合には、該回転用モータが所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で所定回転方向に回転駆動されて、該回転装飾部材が円周方向の一方向に低速回転駆動される。その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータが停止されて、該回転装飾部材が原点位置に停止する。
更に、起動時又はリセット時に、第1検出センサが延出部を検出しており、且つ第2検出センサが該延出部を検出していない場合には、該第2検出センサが延出部を検出するまで回転用モータが所定第1回転速度で所定回転方向に回転駆動されて、回転装飾部材が円周方向の一方向に回転駆動される。続いて、この第2検出センサが延出部を検出した場合には、該回転用モータが所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で所定回転方向に回転駆動されて、該回転装飾部材が円周方向の一方向に低速回転駆動される。その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータが停止されて、該回転装飾部材が原点位置に停止する。
また、枠部材の中央部に形成された第3開口部の裏側周縁部から所定高さ裏側方向へ周設された正面視略円形の第1リブ部の内周面と、回転装飾部材の中央部に形成された第4開口部の周囲に所定高さ周設された第2リブ部の外周面とによって、正面視リング状の空間部が形成される。そして、中継基板と回転装飾部材の第4開口部の外周部前面側に配置される電気的表示装置とを電気的に接続するフレキシブルプリント配線は、可撓性及び屈曲性を有して、中継基板から引き出されて、第1リブ部に形成された切欠部から空間部内へ挿入され、この第1リブ部の内周面に沿って配設される。更に、このフレキシブルプリント配線は、内側方向に側面視U字形に折り返されて第2リブ部の外周面に沿って配設され、電気的表示装置の近傍に形成された切欠部に挿入されて該電気的表示装置に接続されている。
これにより、延出部が回転装飾部材の外周端縁部の中心角が所定の第1角度に渡って形成され、この延出部の有・無を検出する第1検出センサと第2検出センサとは、中心角がこの所定の第1角度以下の所定の第2角度だけ離れて配置されているため、起動時又はリセット時に、第1検出センサが延出部を検出しておらず、且つ第2検出センサが該延出部を検出している場合には、回転装飾部材が原点位置から円周方向の一方向に対して反対の円周方向の他方向に所定角度以内の回転した位置にあると判断することができ、回転用モータを所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で所定回転方向に回転駆動して、該回転装飾部材を円周方向の一方向に低速回転させて原点位置に正確に停止させることが可能となる。また、回転装飾部材を低速回転させる中心角度が所定角度以下となるため、回転装飾部材の低速回転の時間を短縮することが可能となり、起動時又はリセット時に、回転装飾部材を迅速に原点位置に停止させることが可能となる。
また、起動時又はリセット時に、第1検出センサが延出部を検出しておらず、且つ第2検出センサが該延出部を検出していない場合、また、第1検出センサが延出部を検出しており、且つ第2検出センサが該延出部を検出している場合、また、第1検出センサが延出部を検出しており、且つ第2検出センサが該延出部を検出していない場合には、回転装飾部材が原点位置から円周方向の一方向に対して反対の円周方向の他方向に所定角度以内の回転した位置にないと判断することができる。このため、第1検出センサが延出部を検出しておらず、且つ第2検出センサが該延出部を検出している状態になるまで、即ち、回転装飾部材が原点位置から円周方向の一方向に対して反対の円周方向の他方向に所定角度以内の回転した位置の状態になるまで回転用モータを所定第1回転速度で回転させ、続いて、第1検出センサが延出部を検出しておらず、且つ第2検出センサが該延出部を検出している状態になった場合には、回転装飾部材が原点位置から円周方向の一方向に対して反対の円周方向の他方向に所定角度以内の回転した位置にあると判断して、回転用モータを所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で所定回転方向に回転駆動して、該回転装飾部材を円周方向の一方向に低速回転させて原点位置に正確に停止させることが可能となる。また、回転装飾部材が原点位置から円周方向の一方向に対して反対の円周方向の他方向に所定角度以内の回転した状態になるまで、回転用モータを所定第1回転速度で回転させ、その後、回転装飾部材が原点位置から円周方向の一方向に対して反対の円周方向の他方向に所定角度以内の回転した状態になった場合には、回転用モータを所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で所定回転方向に回転駆動するため、回転装飾部材の低速回転の時間を短縮することが可能となり、起動時又はリセット時に、回転装飾部材を更に迅速に原点位置に停止させることが可能となる。
また、中継基板から引き出されて第1リブ部の内周面と第2リブ部の外周面とによって形成される空間部内に内側方向に側面視U字形に折り返されて配設されたフレキシブルプリント配線は、その曲げ弾性によって回転装飾部材の回転に伴って、順次第2リブ部の外周面に密着するように空間部内でスムーズに折り返されて移動するため、回転装飾部材の回転抵抗を少なくすることができ、該回転装飾部材の回転動作のスムーズ化、及び回転移動の高精度化を図ることが可能となる。
以下、本発明に係る遊技機についてパチンコ機について具体化した一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本実施例に係るパチンコ機の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。
図1及び図2に示すように、パチンコ機1は、正面視矩形に形成される木製の外枠2に対して合成樹脂製の内枠3が、内枠取付用ヒンジを構成する上ヒンジ3A及び下ヒンジ3Bを介して外枠2に対して開閉自在に取り付けられている。そして、この内枠3のほぼ上半分の前側には、合成樹脂製の前面カバー部材4が左端縁部の上下を軸支されて開閉自在に取付けられている。また、この前面カバー部材4のほぼ中央部には略円形の窓部5が開設され、この窓部5の外周縁部に形成されるガラス保持枠に装着された2枚のガラスを通して遊技盤41(図3参照)上の遊技領域42(図3参照)を見ることができるように構成されている。また、前面カバー部材4の窓部5の左上端縁部には、フルカラーの発光ダイオードが内蔵され、遊技中のエラーを表示するエラー表示電飾ランプ6が取付けられている。また、前面カバー部材4の正面視四隅には、スピーカ7が配置されている。また、前面カバー部材4の前面部分は、窓部5の周囲が不透明な合成樹脂製の前面部材4Aで覆われており、不図示のフルカラーダイオードが窓部5の外周部に沿って内蔵され、遊技中に光演出が行われる。
また、前面カバー部材4の右側端縁部には、内枠3及び前面カバー部材4を施錠する施錠装置(不図示)を操作するための鍵挿入部4Bが設けられている。前面カバー部材4を開くためには、この鍵挿入部4Bに所定のキーを挿入して所定方向に回せば、施錠装置のロック状態が解除されて、前面カバー部材4のみがオープンされる。
また、この前面カバー部材4の下側には、賞球払出装置22を介して払い出される賞球を受ける上皿8が配設されている。また、この上皿8は、左端縁部の上下を軸支されて、前面カバー部材4を開放後、内側に設けられた不図示のレバーを下げることにより開放できるように取付けられている。また、この上皿8の中央前面部には、不図示のカード式球貸機を操作する球貸操作部8Bが設けられ、各操作ボタン8C、8Dが配置されている。そして、その上皿8の下には、下皿9が配設される。また、この下皿9の上端面左方には演出表示等に使用可能な各スイッチボタン9A、9Bが配置されている。
また、上皿8に連通する不図示の球送り機構を介して上皿8のパチンコ球が操作ハンドル10によりパチンコ球の発射勢を調整される発射装置(不図示)へ送られるよう構成されている。この発射装置は、供給されるパチンコ球を連続的に叩打する発射ソレノイド(不図示)や発射勢装置として機能する発射制御基板30等から構成され、該発射制御基板30は、操作ハンドル10の内部に取り付けられる可変抵抗器(不図示)を介して発射ソレノイドへの供給電力が調節され、パチンコ球の発射勢を強めたり、弱めたりすることが可能なように構成されている。これにより、遊技者が操作ハンドル10における回動操作部材10Aの回動量を調節することによって、該操作ハンドル10内に取り付けられた可変抵抗器の抵抗値が増減され、発射ソレノイドによるパチンコ球の発射勢の加減を適宜行うことができるように構成されている。
また、外枠2の内枠3より下側部分の前面部を左右方向及び上下方向の各全幅に渡って覆うようにスピーカ筐体11が設けられている。
また、内枠3を閉じた場合には、該内枠3の下端部は、その自重によってスピーカ筐体11の上端面部に当接している。また、このスピーカ筐体11の底面前端縁部には、左右方向全幅に渡って外枠2の下端面に対向する位置まで下方に突設されるリブ部(不図示)が設けられている。
また、この内枠3のほぼ中央部には遊技盤41が着脱自在なように鉄板等の金属製や合成樹脂製又は合成樹脂の一体成形により形成される機構盤18に取り付けられている。そして、この機構盤18の裏側には合成樹脂製の機構セット盤20が開閉自在に蝶番により取り付けられている。
また、パチンコ機1の裏側最上段には、上方に開口した賞球タンク21が機構セット盤20に固定されている。賞球タンク21は、傾斜した底面に連通孔が形成され、その連通孔の下方にはパチンコ球を2列に整列流出し、賞球払出装置22にパチンコ球を送る通路を形成するタンクレール23が取付けられている。また、賞球払出装置22内には、賞球案内部24内の賞球通路を通過するパチンコ球を確認する球有り検出スイッチやパチンコ球の払い出しを調節する払い出しステッピングモータが内装されている。そして、これら賞球タンク21、タンクレール23、賞球案内部24、賞球払出装置22等により賞球及び貸球の払い出しシステムが構成されている。
また、タンクレール23の下側には液晶表示器(LCD)52(図4参照)等を制御する演出表示基板260(図22参照)が内蔵される演出表示基板ケース26が配設されている。また、演出表示基板ケース26の横側には普通役物等を駆動制御する役物駆動制御基板が内蔵される役物駆動制御基板ケース27が配設されている。また、演出表示基板ケース26の下側には、各スピーカ7、スピーカ筐体11に内蔵されるスピーカ、エラー表示電飾ランプ6等のフルカラーダイオード、及び後述の回転用モータ125(図8参照)等を駆動制御するサブ統合制御基板280(図22参照)が内蔵されるサブ統合制御基板ケース28が配設されている。また、このサブ統合制御基板ケース28の下側には、パチンコ機1の遊技動作を制御する主制御基板290(図22参照)が内蔵される主制御基板ケース29が配設されている。そして、この主制御基板ケース29の遊技者側前面部には、操作ハンドル10の操作によって発射装置を駆動制御する発射制御基板が内蔵される発射制御基板ケース30が配設されている。また、主制御基板ケース29の横側には、賞球払出装置22を駆動制御する払出制御基板が内蔵される払出制御基板ケース31が配設されている。更に、この払出制御基板ケース31の下側には、AC24Vの供給電源からDC5VやDC12V等の各種駆動電源を生成して供給する電源基板が内蔵される電源基板ケース32が配設されている。
次に、遊技盤41上の遊技領域42の構成について図3及び図4に基づいて説明する。
図3及び図4に示すように、この遊技領域42は、所定厚さの板材をなした遊技盤41上に入賞口などの各構造物が配設され、それを囲むように環状のレール43が立設されて構成されている。このレール43は、発射されたパチンコ球を遊技領域42内に案内する重複して形成した案内路44を構成し、右肩部にはレール43に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部45を有する。
遊技領域42のほぼ中央には、第1開口部47が開設され、この第1開口部47に特別図柄表示装置48が配設されている。この特別図柄表示装置48は、遊技盤41の前面側に装着される後述の前面側装飾部材49(図5、図6参照)と、この前面側装飾部材49の背面側に配置される後述の裏側装飾部材50(図7等参照)と、この前面側装飾部材49及び裏側装飾部材50の背面部を覆うように第1開口部47の裏側に取り付けられる取付カバー部材51と、この取付カバー部材51の背面部に取り付けられる液晶表示器(LCD)52等から構成されている。この液晶表示器52には、左、中、右に3列の変動図柄が表示される。
一方、特別図柄表示装置48の左側にはゲート54が配設されている。また、このゲート54にはパチンコ球の通過を検出するゲートスイッチ54A(図22参照)が備えられている。また、特別図柄表示装置48の左右の下角部の外側には、通常の風車55、56が設けられている。
また、特別図柄表示装置48の直下には、始動口57が配設されている。この始動口57には、パチンコ球の入賞を検出する始動口スイッチ57A(図22参照)が設けられ、パチンコ球の入賞を検出することで液晶表示器52に表示されている3列の変動図柄の変動が開始する。そして、変動図柄が変動中に始動口57に入賞した場合には、入賞個数が4個まで後述の主制御基板290(図22参照)に設けられるRAMに記憶されて変動確定回数として保留される。
また、裏側装飾部材50の前側回転装飾部材83(図8参照)が原点位置から時計方向に約90度回転した位置に停止している場合には(図20参照)、ゲート54のパチンコ球の通過を検出することで後述のように各7セグメント表示部100、101(図8参照)に配設される各セグメントに対応する電飾ランプ等が変動点灯する。そして、このゲート54にパチンコ球が入って、各7セグメント表示部100、101が変動点灯後、所定の点灯態様で停止した場合(例えば、「1」と「1」、「7」と「7」のように揃って点灯した場合等)には、始動口57の上部に設けられるチューリップ式役物57Bが所定時間(本実施例では、約1秒間)開かれ、この始動口57にパチンコ球が入賞する確率が増加する。また、各7セグメント表示部100、101が変動点灯中にゲート54をパチンコ球が通過した場合には、通過個数が4個まで主制御基板290に設けられるRAMに記憶されて変動点灯確定回数として保留される。
そして、始動口57の下側には、横幅が広い上方に開口する開閉扉59で前面部を覆われる大入賞口60が形成された特別入賞装置61が配設されている。また、この大入賞口60の左右両側には上方に開口する各入賞口62、63が配設されて遊技盤41裏面の不図示の賞球樋に連通され、この各入賞口62、63への入賞を検出する入賞口スイッチ(不図示)が設けられている。また、各入賞口62、63の下側には、各電飾ランプ62A、63Aが内蔵されている。
また、特別入賞装置61の直下にはレール43に沿ってアウト口65が開設されている。更に、レール43に囲まれたこのような遊技領域42には、前記各構成物とともに複数の釘が打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
次に、遊技盤41の第1開口部47に前面側から取り付けられる前面側装飾部材49の概略構成について図5及び図6に基づいて説明する。
図5及び図6に示すように、前側装飾部材49は、遊技盤41の第1開口部47に前面側から嵌入されて各取付穴67を介してビス止め等によって取り付けられ、この第1開口部47の前面部を閉塞すると共に装飾している。また、この前側装飾部材49の中央部には、液晶表示器(LCD)52の表示画面にほぼ等しい大きさの略横長四角形の第2開口部69が開設されている。また、この前側装飾部材49の背面部は、ほぼ前面に渡って透明な板状の樹脂製保護カバー71で覆われている。これにより、この第2開口部69内に遊技球が転動落下しても遊技盤41の裏側に進入することを阻止でき、裏側装飾部材50内に滞留したり、液晶表示器52に衝突することを防止することができる。また、遊技者はこの保護カバー71を介して液晶表示器52の演出表示を見ることができる。
また、この第2開口部69の下側側壁部72は、外側下方向に傾斜して設けられているため、該第2開口部69内に転動落下した遊技球を確実に外側方向に転動落下させることができる。
また、この前側装飾部材49の両肩部73、74には、上辺部に転動落下してこの両肩部73、74上を転動落下した遊技球が進入可能な各ワープ入り口73A、74Aが形成されており、左右側縁部に沿って下端部まで連通される各ワープ通路75、76に進入可能に構成されている。そして、各ワープ通路75、76内を転動落下した遊技球は、前面装飾部材49の下端面上を転動して、転動スピードが遅い場合は、この前面側装飾部材49の下端部前面で、且つ始動口57の直上に形成される始動口案内孔77の左右斜め上の各段差部から下方に転動落下し、一方、転動スピードが速い場合は、この始動口案内孔77の直上に形成された案内孔に転動落下した後、該始動口案内孔77から下方に転動落下するように構成されている。
次に、裏側装飾部材50の概略構成について図7乃至図18に基づいて説明する。
図7に示すように、裏側装飾部材50は、中央部に略円形の第3開口部81が形成されて、取付カバー部材51の前面部に取り付けられる略矩形状の枠部材82と、この枠部材82の前面側から第3開口部81の外周部を覆うと共に該第3開口部81に回転可能に装着される正面視略円形の前側回転装飾部材83と、該枠部材82の背面側から前側回転装飾部材83の背面部を覆うように取り付けられて第3開口部81内に回転可能に装着される回転カバー部材84とから構成されている。
また、第3開口部81の裏側周縁部には、リブ部81Aが所定高さ(例えば、約10mmの高さである。)裏側方向に周設されている。また、回転カバー部材84の開口部86の周囲には、この回転カバー部材84の回転軸心を中心として、正面視円形のリブ部84Aが所定高さ(例えば、約10mmの高さである。)前面側方向に立設されている。これにより、枠部材8の第3開口部81及びリブ部81Aの内周面と、前側回転装飾部材83の背面部及び回転カバー部材84のリブ部84Aの外周面とによって、後述のように、可撓性及び屈曲性を有する各フレキシブルプリント配線103、104が側面視U字形に折り返されて配設される空間部105が形成される(図15参照)。
また、前側回転装飾部材83と回転カバー部材84とのそれぞれの略中央部には、略横長四角形の各開口部85、86が形成され、前側回転装飾部材83の背面部に回転カバー部材84を取り付けた場合には、前面側装飾部材49の第2開口部69とほぼ同じ大きさの第4開口部87が形成される(図10参照)。そして、取付カバー部材51を介して遊技盤41の第1開口部47の裏側に装着された場合には、前面側装飾部材49の第2開口部69と裏側装飾部材50の第4開口部87とは、相対向するように配置される(図3参照)。
図8乃至図11に示すように、枠部材82の前面側の上辺部には、下端縁部が円弧状に形成された前側回転支持板89が取り付けられている。この前側回転支持板89の下端縁部は、前側回転装飾部材83の外周部から所定寸法(例えば、約3mm〜5mmである。)半径方向内側の位置に、軸方向に形成された正面視円形の段差部90の外周面に摺接可能に設けられ、該前側回転装飾部材83の上方向への変位を支持すると共に、軸方向前側への変位を支持するように構成されている。また、この前側回転支持板89の左右方向中央部には逆三角形の位置マーク91が形成されている。一方、前側回転装飾部材83の段差部90の前面部には、第4開口部87の長手方向が略水平に位置した場合に、この位置マーク91に対向する位置に原点位置を表す原点マーク92が形成されている。これにより、原点マーク92を位置マーク91に合わせることによって、枠部材82に対する前側回転装飾部材83の原点位置合わせを目視で行うことができる。
また、枠部材82の背面側の上辺部には、下端縁部が円弧状に形成された裏側回転支持板95が取り付けられている。この裏側回転支持部材95の下端縁部は、回転カバー部材84の外周部から所定寸法(例えば、約5mm〜10mmである。)半径方向内側の位置に、軸方向に形成された正面視円形の段差部94の外周面に摺接可能に設けられ、該回転カバー部材84の上方向への変位を支持すると共に、軸方向背面側への変位を支持するように構成されている。
また、枠部材82の第3開口部81の外周部には、位置マーク91から正・逆回転方向の中心角約120度の位置に、金属製の各シャフト97、98が前後方向に貫通して立設され、各回転ローラ97A、97Bと各回転ローラ98A、98Bとが軸支されている。また、枠部材82の前面側に配置される各回転ローラ97A、98Aは、前側回転装飾部材83の段差部90の外周面に当接可能に設けられ、該前側回転装飾部材83の下方向への変位及び荷重を支持すると共に、軸方向前側への変位を支持するように構成されている。また、枠部材82の背面側に配置される各回転ローラ97B、98Bは、回転カバー部材84の段差部94の外周面に当接可能に設けられ、該回転カバー部材84の下方向への変位及び荷重を支持すると共に、軸方向背面側への変位を支持するように構成されている。また、各シャフト97、98の背面側端縁部には、正面視略L字形の保護板99が取り付けられ、各回転ローラ97B、98Bの背面側端縁部に摺接している。
これにより、枠部材8が取付カバー部材51を介して遊技盤41に平行になるように取り付けられた場合には、前側回転装飾部材83及び回転カバー部材84は、各回転ローラ97A、97Bと各回転ローラ98A、98Bとによって、第3開口部81内に回転可能に支持される。
また、前側回転装飾部材83の第4開口部87の相対向する長辺側の外周部前面側には、長手方向中央部に各7セグメント表示部100、101が設けられと共に、該各7セグメント表示部100、101の長手方向両外側には各電飾ランプカバー100A、101Aが設けられている。また、前側回転装飾部材83の各7セグメント表示部100、101及び各電飾ランプカバー100A、101Aの背面部には、各セグメント毎に点灯表示される電飾ランプや光演出用の各種電飾ランプ等が配設された各表示回路基板100B、101B(図12参照)が設けられ、各7セグメント表示部100、101における7セグメント表示の光演出が可能に構成されると共に、各種光演出に合わせて各電飾ランプカバー100A、101Aによる光演出が行われる。
一方、枠部材82の背面側には、右側縁部(図9中、左側縁部)の上下方向略中央部に中継基板102が配設され、該中継基板102と各表示回路基板100B、101Bとは、各フレキシブルプリント配線103、104を介して電気的に接続されている。また、後述のように、各表示回路基板100B、101Bは、中継基板102を介してサブ統合制御基板280に電気的に接続されている(図22参照)。
ここで、各フレキシブルプリント配線103、104の配線状態の詳細について図12乃至図15に基づいて説明する。
図12に示すように、各フレキシブルプリント配線103、104は、中継基板102から下側方向に引き出されて、該中継基板102の内側に対向して立設される断面略四角形のボス部107Aと断面略円形のボス部107Bとの間を重ねられて通り、枠部材82のリブ部81Aの外周部が軸方向に所定幅(本実施例では、約3mm〜5mm幅である。)で切り欠かれたスリット状の挿入口108から空間部105内に、該リブ部81Aの内周面の接線方向に沿って挿入されている。また、前側回転装飾部材83が原点位置に位置する場合には、この重ねられて挿入された各フレキシブルプリント配線103、104は、この空間部105内の第3開口部81及びリブ部81Aの内周面に沿って上側の表示回路基板101B上を通り過ぎて、原点マーク92から中心角が所定角度(本実施例では、約45度である。)に達した場合には、再度挿入口108方向へ側面視U字形に内側方向に折り返されて、配設される。
また、この折り返された各フレキシブルプリント配線103、104は、回転カバー部材84のリブ部84Aの外周面に沿って上側の表示回路基板101B上に達した場合には、このリブ部84Aに形成された軸方向に所定幅(本実施例では、約3mm〜5mm幅である。)で切り欠かれたスリット状の入口部110に、外周面の接線方向に沿って挿入される。そして、この入口部110に挿入されたフレキシブルプリント配線103は、表示回路基板101Bに接続される。一方、この入口部110に挿入されたフレキシブルプリント配線104は、リブ部84Aの内周面に沿って配設され、このリブ部84Aに形成されたスリット状の出口部111から空間部105に引き出されて、このリブ部84Aの外周面に沿って配設される。そして、原点マーク92を過ぎて中心角が約90度に達した場合には、リブ部84Aに形成されたスリット状の入口部112に挿入された後、このリブ部84Aに形成されたスリット状の出口部113から再度、空間部105に引き出されてリブ部84Aの外周面に沿って配設される。続いて、リブ部84Aの外周面に沿って下側の表示回路基板100B上に達した場合には、このリブ部84Aに形成されたスリット状の入口部115に、外周面の接線方向に沿って挿入される。そして、この入口部115に挿入されたフレキシブルプリント配線104は、表示回路基板100Bに接続される。
従って、挿入口108から空間部105内に挿入された各フレキシブルプリント配線103、104は、空間部105内で側面視U字形に折り返されて配設されるため、中継基板102から各表示回路基板100B、101Bまでの最大配線長さよりも長くなるように形成されている。また、フレキシブルプリント配線103は、表示回路基板101B上を通り過ぎた後、空間部105内で内側方向に折り返されて配設された後、入口部110に挿入されるため、このフレキシブルプリント配線103の曲げ弾性によってリブ部84Aの外周面に密着させて取り付けることができる。これにより、図13及び図15に示すように、フレキシブルプリント配線103は、その曲げ弾性によって前側回転装飾部材83及び回転カバー部材84の回転に伴って、順次リブ部84Aの外周面に密着するように空間部105内でスムーズに折り返されて移動することが可能となる。
また、フレキシブルプリント配線104は、回転カバー部材84のリブ部84Aに形成されたスリット状の出口部111から引き出された後、入口部112及び出口部113に挿入されて、入口部115に挿入されるため、フレキシブルプリント配線104をリブ部84Aの外周面に確実に密着させて取り付けることができる。このため、図14及び図15に示すように、フレキシブルプリント配線104は、その曲げ弾性によって前側回転装飾部材83及び回転カバー部材84の回転に伴って、順次リブ部84Aの外周面に密着するように空間部105内でスムーズに折り返されて移動することが可能となる。
また、図8及び図10に示すように、前側回転装飾部材83の各7セグメント表示部100、101及び各電飾ランプカバー100A、101Aの外周部には、原点マーク92に対して左右対称に所定中心角度(本実施例では、約270度である。)で案内溝118が形成され、この案内溝118の両端縁部には、所定高さの各リブ119が外側方向に突設されている。一方、枠部材82の前面部の右側端縁部には、案内溝118の前側を覆うように回転規制板120が取り付けられている。また、この回転規制板120の下端縁部の背面側には、所定高さのボス部121が立設されて、案内溝118内に挿入されている。これにより、このボス部121が案内溝118の両端縁部に突設された各リブ119に当接することによって、前側回転装飾部材83の時計方向及び反時計方向への最大回転可能角度を規制することができる。
また、図8乃至図11に示すように、枠部材82の前面部の右上角部には、ステッピングモータ等によって構成される回転用モータ125がモータ軸を該枠部材82の裏側方向に貫通して取り付けられている。また、このモータ軸にはピニオンギヤ126が取り付けられている。また、このピニオンギヤ126には、枠部材82及び保護板99間に軸支されるアイドルギヤ127が歯合している。また、このアイドルギヤ127の枠部材82側の面には、このアイドルギヤ127の歯数よりも少ない歯数のアイドルギヤ128(図16参照)が同軸上に設けられている。更に、このアイドルギヤ128には、回転カバー部材84の外周部の全周に形成される回転ギヤ部129(図16参照)が歯合している。これより、回転用モータ125が時計方向に正回転した場合には、各アイドルギヤ127、128及び回転ギヤ部129を介して、各回転ローラ97A、97B、98A、98B等によって回転可能に支持される前側回転装飾部材83及び回転カバー部材84が時計方向に回転される。また、回転用モータ125が反時計方向に逆回転した場合には、各アイドルギヤ127、128及び回転ギヤ部129を介して、前側回転装飾部材83及び回転カバー部材84が反時計方向に回転される。
また、図7、図8及び図10に示すように、前側回転装飾部材83の外周部には、原点マーク92から反時計方向に中心角が約45度の位置から約225度の位置までに渡って、半径方向外側に所定長さ(本実施例では、約5mm〜10mmである。)延出された正面視略半円弧状の延出部131が形成されている。また、前側回転装飾部材83の原点マーク92が枠部材82の位置マーク91に対向する位置、即ち、前側回転装飾部材83が原点位置に位置する場合に、この延出部131の反時計方向側の端縁部に対向する枠部材82の前面部には、透過型のフォトセンサSW1が、該延出部131の反時計方向側の端縁部を挟むように配設されている。従って、このフォトセンサSW1は、位置マーク91から中心角が時計方向に約135度の枠部材82の前面部に配設されている。
また、この透過型のフォトセンサSW1から中心角が時計方向に約90度の枠部材82の前面部には、透過型のフォトセンサSW2が、該延出部131を挟むように配設されている。ここで、各フォトセンサSW1、SW2は、延出部131を挟んだ場合には、OFF信号を出力し、延出部131を挟んでない場合には、ON信号を出力するように構成されている。
ここで、各フォトセンサSW1、SW2の出力信号の一例を図16乃至図17に基づいて説明する。
図16に示すように、先ず、回転用モータ125を駆動して前側回転装飾部材83を回転させ、原点マーク92を位置マーク91に対向させた場合には、即ち前側回転装飾部材83を回転させて原点位置に移動させた場合には、各フォトセンサSW1、SW2は、延出部131によって遮られて共にOFF信号を出力する。
また、図17示すように、回転用モータ125を駆動して前側回転装飾部材83を原点位置から時計方向に約90度回転させた場合には、フォトセンサSW1は、延出部131によって遮られないため、ON信号を出力する。一方、フォトセンサSW2は、延出部131の反時計方向側の端縁部によって遮られるためOFF信号を出力する。
更に、図18に示すように、回転用モータ125を駆動して前側回転装飾部材83を原点位置から時計方向に約180度回転させた場合には、フォトセンサSW1は、延出部131の時計方向側の端縁部によって遮られるためOFF信号を出力する。一方、フォトセンサSW2は、延出部131によって遮られないため、ON信号を出力する。
次に、このように構成された特別図柄表示装置48の裏側装飾部材50を回転駆動した一例を図19乃至図21に基づいて説明する。
図19に示すように、特別図柄表示装置48の裏側装飾部材50を構成する前側回転装飾部材83を原点位置から時計方向に約45度回転駆動した場合には、前面側装飾部材49の第2開口部69を介して、液晶表示器(LCD)52の表示画面の右上角部に7セグメント表示部101が出現すると共に、その斜め右下側に電飾ランプカバー101Aが出現する。また、液晶表示器(LCD)52の表示画面の左下角部に7セグメント表示部100が出現すると共に、その斜め左上側に電飾ランプカバー100Aが出現する。
そして、図20に示すように、特別図柄表示装置48の裏側装飾部材50を構成する前側回転装飾部材83を原点位置から時計方向に約90度回転駆動した場合には、前面側装飾部材49の第2開口部69を介して、液晶表示器(LCD)52の表示画面の右側端縁部の中央部に7セグメント表示部101が出現し、その上下に各電飾ランプカバー101Aが出現する。また、液晶表示器(LCD)52の表示画面の左側端縁部の中央部に7セグメント表示部100が出現し、その上下に各電飾ランプカバー100Aが出現する。
また、図21に示すように、特別図柄表示装置48の裏側装飾部材50を構成する前側回転装飾部材83を原点位置から時計方向に約135度回転駆動した場合には、前面側装飾部材49の第2開口部69を介して、液晶表示器(LCD)52の表示画面の右下角部に7セグメント表示部101が出現すると共に、その斜め右上側に電飾ランプカバー101Aが出現する。また、液晶表示器(LCD)52の表示画面の左上角部に7セグメント表示部100が出現すると共に、その斜め左下側に電飾ランプカバー100Aが出現する。
更に、特別図柄表示装置48の裏側装飾部材50を構成する前側回転装飾部材83を原点位置から時計方向に約180度回転駆動した場合には、前側回転装飾部材83は、前面側装飾部材49の背面側にほぼ隠れるように配置され、第2開口部69を介して液晶表示器52の略横長四角形の表示画面全体を見ることができる。
次に、上記のように構成されたパチンコ機1の駆動制御に係る制御システムの構成について図22乃至図24に基づいて説明する。
図22に示すように、パチンコ機1の駆動制御に係る制御システムは、主制御基板290、サブ統合制御基板280及び演出表示基板260等から構成されている。
主制御基板290は、CPU291、ROM292、RAM293、及び入出力回路(I/O)294等から構成され、このCPU291、ROM292、RAM293、及び入出力回路(I/O)294は、バス線により相互に接続されている。また、CPU291にはクロック回路295が接続されて所定のクロック信号が入力される。
また、RAM293には、クロック回路295から出力されるクロック信号に基づいて0から9まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値9の次には最小値0に戻る)が格納される変動パターン選択カウンタ293Aが設けられている。かかる変動パターン選択カウンタ293Aのカウント値は、始動口スイッチ57Aからスイッチ信号が出力されるタイミングで読み取られる。尚、この変動パターン選択カウンタ293Aのカウント値に基づいて選択される各変動パターンは、各種の表示演出に基づき一連の図柄変動を表示するパターンであり、本実施例においては、表示演出時間としてはリーチハズレの変動パターンX、Y、Zとして「30秒間」、「20秒間」、「15秒間」の3種類のものが設定されている。また、各大当たりの変動パターンとして「22秒間」、「32秒間」の2種類のものが設定されている。
また、図22に示すように、サブ統合制御基板280には、CPU281、スピーカ7や回転用モータ125等の駆動制御プログラム等を格納するROM282、主制御基板290からの各種制御信号を格納するRAM283、主制御基板290から送出される各種制御信号を受信する入出力回路(I/O)284、スピーカ7を駆動制御する駆動回路141、エラー表示電飾ランプ6、各表示回路基板100B、101Bを駆動制御する駆動回路142、及び回転用モータ125を駆動制御する駆動回路143等が配設されている。そして、このCPU281、ROM282、RAM283、及び入出力回路(I/O)284は、バス線により相互に接続されている。また、CPU281にはクロック回路285が接続されて所定のクロック信号が入力される。また、入出力回路(I/O)284には、主制御基板290の入出力回路(I/O)294が接続されている。また、この入出力回路(I/O)284には、各駆動回路141、142、143が接続されている。また、この入出力回路(I/O)284には、ゲートスイッチ54A、始動口スイッチ57A、透過型の各フォトセンサSW1、SW2、開閉扉59を開閉する開閉扉ソレノイド59A、及びチューリップ式役物57Bを開閉するソレノイド57Cが接続されている。
また、図23に示すように、RAM283には、クロック回路285から入力されるクロック信号に基づいて0から19まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値19の次には最小値0に戻る)が格納される表示パターン選択カウンタ283Aが設けられている。かかる表示パターン選択カウンタ283Aのカウント値は、主制御基板290から変動パターンの指示信号が入力されるタイミングで読み取られ、その読み取られたカウント値は、パラメータ記憶エリア283Bに記憶される。
そしてまた、図24に示すように、ROM282には、後述のフォトセンサ出力テーブル145(図25参照)が格納されるフォトセンサ出力テーブル記憶エリア282Aが設けられている。また、ROM282には、後述の表示パターンテーブル146(図26参照)が格納される表示パターンテーブル記憶エリア282Bが設けられている。また、ROM282には、後述の各表示パターンA、B、C、Dに対応して前側回転装飾部材83を回転駆動する各タイムチャート(図27参照)が格納される回転駆動タイムチャート記憶エリア282Cが設けられている。更に、ROM282には、前側回転装飾部材83を所定角度まで回転させるための後述の各種のサブ制御プログラム(図28等参照)が格納されている。
また、図22に示すように、演出表示基板260には、CPU261、表示制御プログラムや所要の表示データを格納するROM262、表示指令、表示情報、入出力信号等を格納するRAM263、サブ統合制御基板280から送出される各種制御信号を受信する入出力回路(I/O)264、及びCPU261から送られた表示情報を受けて液晶表示器(LCD)52に対して画像を加工して表示するVDP(VideoDisplay Processor)265等が配設されている。そして、このCPU261、ROM262、RAM263、入出力回路(I/O)264、及びVDP(VideoDisplay Processor)265は、バス線により相互に接続されている。また、CPU261にはクロック回路266が接続されて所定のクロック信号が入力される。そして、CPU261は、サブ統合制御基板280から入力される表示パターン情報等の各種制御信号に基づいて、液晶表示器52に所定の演出表示を行う。
次に、サブ統合制御基板280のROM282のフォトセンサ出力テーブル記憶エリア282Aに記憶されるフォトセンサ出力テーブル145の一例について図25に基づいて説明する。ここで、フォトセンサ出力テーブル145は、サブ統合制御基板280のCPU281が前側回転装飾部材83の原点位置(0度)等の回転位置を各フォトセンサSW1、SW2の出力信号によって判定する場合に使用するものである。
図25に示すように、フォトセンサ出力テーブル145は、前側回転装飾部材83の原点位置からの回転角度を表す「回転角度」と、前側回転装飾部材83が各回転角度に位置した場合のフォトセンサSW1の出力信号を表す「SW1」と、前側回転装飾部材83が各回転角度に位置した場合のフォトセンサSW2の出力信号を表す「SW2」とから構成されている。この「回転角度」は、前側回転装飾部材83の原点マーク92が位置マーク91に対向した位置を原点位置(0度)とし、この原点位置から時計方向の回転角度を正の角度で表し、反時計方向の回転角度を負の角度で表す。
また、フォトセンサ出力テーブル145の「回転角度」には、「−1度」、「0度」、「1度」、・・・「89度」、「90度」、「91度」、・・・「179度」、「180度」、「181度」、・・・の回転角度が予め格納されている。
また、フォトセンサ出力テーブル145の「SW1」には、「回転角度」の「−1度」及び「0度」に対応して「OFF」、「回転角度」の「1度」に対応して「ON」、・・・、「回転角度」の「89度」、「90度」及び「91度」に対応して「ON」、・・・、「回転角度」の「179度」に対応して「ON」、「回転角度」の「180度」及び「181度」に対応して「OFF」、・・・のフォトセンサSW1の出力信号が予め格納されている。
また、フォトセンサ出力テーブル145の「SW2」には、「回転角度」の「−1度」、「0度」及び「1度」に対応して「OFF」、・・・、「回転角度」の「89度」に対応して「OFF」、「回転角度」の「90度」及び「91度」に対応して「ON」、・・・、「回転角度」の「179度」、「180度」及び「181度」に対応して「ON」、・・・のフォトセンサSW2の出力信号が予め格納されている。
次に、サブ統合制御基板280のROM282の表示パターンテーブル記憶エリア282Bに記憶される表示パターンテーブル146の一例について図26に基づいて説明する。ここで、表示パターンテーブル146は、サブ統合制御基板280のCPU281が、主制御基板290のCPU291から変動パターンの指示信号を入力された際に、この変動パターンの指示信号に対応して演出表示基板260のCPU261に指示する表示パターンを選択する場合に使用するものである。
以下、主制御基板290のCPU291から変動パターンの一例として「変動パターンX」の指示信号が入力された場合に使用する表示パターンテーブル146について説明する。
図26に示すように、表示パターンテーブル146は、主制御基板290のCPU291から入力された変動パターンの指示信号を表す「指示信号」と、指示信号が入力された際の表示パターン選択カウンタ283Aのカウント値を表す「カウント値」と、この「カウント値」に対応する「表示パターン」とから構成されている。この「表示パターン」は、演出表示基板260のCPU261に対して液晶表示器(LCD)52に演出表示するように指示する表示パターンである。
また、表示パターンテーブル146の「指示信号」には、変動パターンの一例として「変動パターンX」が予め格納されている。
また、表示パターンテーブル146の「カウント値」には、「変動パターンX」に対応して「0〜4」、「5〜9」、「10〜14」、「15〜19」の4種類のカウント値が予め格納されている。
また、表示パターンテーブル146の「表示パターン」には、「カウント値」の「0〜4」に対応して「表示パターンA」、「カウント値」の「5〜9」に対応して「表示パターンB」、「カウント値」の「10〜14」に対応して「表示パターンC」、「カウント値」の「15〜19」に対応して「表示パターンD」が予め格納されている。
尚、各表示パターンA〜Dの演出表示時間は、すべて同一時間である(例えば、約30秒である。)。
次に、サブ統合制御基板280のROM282の回転駆動タイムチャート記憶エリア282Cに記憶される前側回転装飾部材83を回転駆動するタイムチャートの一例について図27に基づいて説明する。
ここで、サブ統合制御基板280のCPU281は、演出表示基板260のCPU261に表示パターンを指示して、演出表示開始信号を出力した場合には、この指示した表示パターンに対応するタイムチャートを回転駆動タイムチャート記憶エリア282Cから読み込み、前側回転装飾部材83をこのタイムチャートに従って回転駆動する。そして、タイムチャートの終了時間、即ち、表示パターンの演出終了時間に達した場合には、CPU281はCPU261に対して演出表示確定信号を出力する。
以下、サブ統合制御基板280のCPU281が、演出表示基板260のCPU261に指示する各表示パターンA〜Dのそれぞれに対応する各タイムチャートについて説明する。尚、各表示パターンA〜Dの演出表示時間は時間T3(秒)(例えば、T3=30(秒))である。
図27(A)に示すように、表示パターンAに対応するタイムチャート148の場合には、CPU281は、時間0秒から時間T1秒において、(90÷T1)(度/秒)の回転速度で後述の「0度〜90度回転処理」のサブ処理を実行し、前側回転装飾部材83を原点位置(0度)から時計方向約90度まで回転駆動する。
そして、CPU281は、時間T1秒から時間T2秒において、後述の「90度揺動処理」のサブ処理を実行し、前側回転装飾部材83を時計方向90度まで回転した位置で揺動駆動する。
続いて、CPU281は、時間T2秒から時間T3秒において、(90÷(T3−T2))(度/秒)の回転速度で後述の「90度〜0度回転処理」のサブ処理を実行し、前側回転装飾部材83を時計方向約90度に回転した位置から原点位置(0度)まで反時計方向に回転駆動して処理を終了する。
また、図27(B)に示すように、表示パターンBに対応するタイムチャート149の場合には、CPU281は、時間0秒から時間T3秒において、前側回転装飾部材83を原点位置(0度)に停止させて処理を終了する。
また、図27(C)に示すように、表示パターンCに対応するタイムチャート150の場合には、CPU281は、時間0秒から時間T4秒において、前側回転装飾部材83を原点位置(0度)に停止させる。
そして、CPU281は、時間T4秒から時間T5秒において、(180÷(T5−T4))(度/秒)の回転速度で後述の「0度〜180度回転処理」のサブ処理を実行し、前側回転装飾部材83を原点位置(0度)から時計方向約180度まで回転駆動する。
続いて、CPU281は、時間T5秒から時間T3秒において、(180÷(T3−T5))(度/秒)の回転速度で後述の「180度〜0度回転処理」のサブ処理を実行し、前側回転装飾部材83を時計方向約180度に回転した位置から原点位置(0度)まで反時計方向に回転駆動して処理を終了する。
また、図27(D)に示すように、表示パターンDに対応するタイムチャート151の場合には、CPU281は、時間0秒から時間T6秒において、(180÷T6)(度/秒)の回転速度で後述の「0度〜180度回転処理」のサブ処理を実行し、前側回転装飾部材83を原点位置(0度)から時計方向約180度まで回転駆動する。
そして、CPU281は、時間T6秒から時間T7秒において、前側回転装飾部材83を時計方向約180度まで回転した位置に停止させる。
続いて、CPU281は、時間T7秒から時間T8秒において、後述の「180度揺動処理」のサブ処理を実行し、前側回転装飾部材83を時計方向180度まで回転した位置で揺動駆動する。
そしてまた、CPU281は、時間T8秒から時間T9秒において、前側回転装飾部材83を時計方向約180度まで回転した位置に停止させる。
その後、CPU281は、時間T9秒から時間T3秒において、(180÷(T3−T9))(度/秒)の回転速度で後述の「180度〜0度回転処理」のサブ処理を実行し、前側回転装飾部材83を時計方向約180度に回転した位置から原点位置(0度)まで反時計方向に回転駆動して処理を終了する。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が、前側回転装飾部材83を原点位置(0度)から時計方向約90度まで回転駆動する際に実行する「0度〜90度回転処理」のサブ処理について図28に基づいて説明する。
図28に示すように、先ず、ステップ(以下、Sという)1において、CPU281は、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号がOFFか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にOFFでない場合には(S1:NO)、S2において、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置(0度)に位置していないと判定し、異常処理を行うサブ処理を実行する。
一方、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にOFFの場合には(S1:YES)、S3において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で時計方向に正回転させ、前側回転装飾部材83を駆動時間に対応した回転速度(例えば、(90÷T1)(度/秒)の回転速度である。)で時計方向に回転駆動する。
また、S4において、CPU281は、回転用モータ125の正回転開始から所定時間(例えば、約1秒〜3秒である。)経過後、フォトセンサSW1からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONでない場合、即ちOFFの場合には(S4:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転していないと判定して、S2以降の処理を実行する。
他方、フォトセンサSW1からの入力信号がONの場合には(S4:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が時計方向に回転していると判定して、S5において、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFからONに変化したか否か、即ち、前側回転装飾部材83が時計方向に約90度回転したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFからONに変化していない場合には(S5:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が時計方向に未だ90度回転していないと判定して、再度、S3以降の処理を実行する。
一方、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFからONに変化した場合には(S5:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約90度回転したと判定して、S6において、駆動回路143を介して回転用モータ125の回転駆動を停止後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
尚、CPU281は、上記S4の処理を実行することなく、S3の処理を実行後、続けてS5の処理を実行するようにしてもよい。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が、前側回転装飾部材83を時計方向約90度まで回転した位置から反時計方向に原点位置(0度)まで回転駆動する際に実行する「90度〜0度回転処理」のサブ処理について図29に基づいて説明する。
図29に示すように、S11において、CPU281は、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にONでない場合には(S11:NO)、S12において、CPU281は、前側回転装飾部材83が時計方向約90度まで回転した位置に位置していないと判定し、異常処理を行うサブ処理を実行する。
一方、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にONの場合には(S11:YES)、S13において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で反時計方向に逆回転させ、前側回転装飾部材83を駆動時間に対応した回転速度(例えば、(90÷(T3−T2))(度/秒)の回転速度である。)で反時計方向に回転駆動する。
また、S14において、CPU281は、回転用モータ125の逆回転開始から所定時間(例えば、約1秒〜3秒である。)経過後、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFか否かを判定する判定処理を実行する。そして、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFでない場合、即ちONの場合には(S14:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転していないと判定して、S12以降の処理を実行する。
他方、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFの場合には(S14:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が反時計方向に回転していると判定して、S15において、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化したか否か、即ち、前側回転装飾部材83が回転開始から反時計方向に約90度回転して原点位置(0度)に達したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化していない場合には(S15:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転開始から反時計方向に未だ90度回転していないと判定して、再度、S13以降の処理を実行する。
一方、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化した場合には(S15:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転開始から反時計方向に約90度回転して原点位置(0度)に達したと判定して、S16において、駆動回路143を介して回転用モータ125の回転駆動を停止後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
尚、CPU281は、上記S14の処理を実行することなく、S13の処理を実行後、続けてS15の処理を実行するようにしてもよい。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が、前側回転装飾部材83を原点位置(0度)から時計方向約180度まで回転駆動する際に実行する「0度〜180度回転処理」のサブ処理について図30に基づいて説明する。
図30に示すように、S21において、CPU281は、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号がOFFか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にOFFでない場合には(S21:NO)、S22において、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置(0度)に位置していないと判定し、異常処理を行うサブ処理を実行する。
一方、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にOFFの場合には(S21:YES)、S23において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で時計方向に正回転させ、前側回転装飾部材83を駆動時間に対応した回転速度(例えば、(180÷T6)(度/秒)の回転速度である。)で時計方向に回転駆動する。
また、S24において、CPU281は、回転用モータ125の正回転開始から所定時間(例えば、約1秒〜3秒である。)経過後、フォトセンサSW1からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONでない場合、即ちOFFの場合には(S24:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転していないと判定して、S22以降の処理を実行する。
他方、フォトセンサSW1からの入力信号がONの場合には(S24:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が時計方向に回転していると判定して、S25において、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFからONに変化したか否か、即ち、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約90度回転したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFからONに変化していない場合には(S25:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に未だ90度回転していないと判定して、再度、S23以降の処理を実行する。
一方、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFからONに変化した場合には(S25:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約90度回転したと判定して、S26において、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にONでない場合には(S26:NO)、CPU281は、故障したと判定し、S22以降の処理を実行する。
他方、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にONの場合には(S26:YES)、S27において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で時計方向に更に正回転させ、前側回転装飾部材83を駆動時間に対応した回転速度(例えば、(180÷T6)(度/秒)の回転速度である。)で時計方向に回転駆動する。
また、S28において、CPU281は、回転用モータ125の更なる正回転の開始から所定時間(例えば、約1秒〜3秒である。)経過後、フォトセンサSW2からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。そして、フォトセンサSW2からの入力信号がONでない場合、即ちOFFの場合には(S28:NO)、CPU281は、故障したと判定して、S22以降の処理を実行する。
他方、フォトセンサSW2からの入力信号がONの場合には(S28:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が更に時計方向に回転していると判定して、S29において、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化したか否か、即ち、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約180度回転したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化していない場合には(S29:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に未だ180度回転していないと判定して、再度、S27以降の処理を実行する。
一方、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化した場合には(S29:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約180度回転したと判定して、S30において、駆動回路143を介して回転用モータ125の回転駆動を停止後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る 尚、CPU281は、上記S24の処理を実行することなく、S23の処理を実行後、続けてS25の処理を実行するようにしてもよい。また、CPU281は、上記S28の処理を実行することなく、S27の処理を実行後、続けてS29の処理を実行するようにしてもよい。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が、前側回転装飾部材83を時計方向約180度まで回転した位置から反時計方向に原点位置(0度)まで回転駆動する際に実行する「180度〜0度回転処理」のサブ処理について図31に基づいて説明する。
図31に示すように、S41において、CPU281は、フォトセンサSW1からの入力信号がOFFで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW1からの入力信号がOFFで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がONでない場合には(S41:NO)、S42において、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置(0度)から時計方向約180度まで回転した位置に位置していないと判定し、異常処理を行うサブ処理を実行する。
一方、フォトセンサSW1からの入力信号がOFFで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がONの場合には(S41:YES)、S43において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で反時計方向に逆回転させ、前側回転装飾部材83を駆動時間に対応した回転速度(例えば、(180÷(T3−T9))(度/秒)の回転速度である。)で反時計方向に回転駆動する。
また、S44において、CPU281は、回転用モータ125の逆回転開始から所定時間(例えば、約1秒〜3秒である。)経過後、フォトセンサSW1からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONでない場合、即ちOFFの場合には(S44:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転していないと判定して、S42以降の処理を実行する。
他方、フォトセンサSW1からの入力信号がONの場合には(S44:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が反時計方向に回転していると判定して、S45において、フォトセンサSW2からの入力信号がONからOFFに変化したか否か、即ち、前側回転装飾部材83が回転開始から反時計方向に約90度回転し、原点位置(0度)から時計方向に約90度回転した位置に達したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW2からの入力信号がONからOFFに変化していない場合には(S45:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転開始から反時計方向に未だ90度回転していないと判定して、再度、S43以降の処理を実行する。
一方、フォトセンサSW2からの入力信号がONからOFFに変化した場合には(S45:YES)、S46において、CPU281は、フォトセンサSW1からの入力信号がONで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がOFFか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がOFFでない場合には(S46:NO)、CPU281は、故障したと判定し、S42以降の処理を実行する。
他方、フォトセンサSW1からの入力信号がONで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がOFFの場合には(S46:YES)、S47において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で反時計方向に更に逆回転させ、前側回転装飾部材83を駆動時間に対応した回転速度(例えば、(180÷(T3−T9))(度/秒)の回転速度である。)で反時計方向に更に回転駆動する。
また、S48において、CPU281は、回転用モータ125の更なる逆回転の開始から所定時間(例えば、約1秒〜3秒である。)経過後、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFか否かを判定する判定処理を実行する。そして、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFでない場合、即ちONの場合には(S48:NO)、CPU281は、故障したと判定して、S42以降の処理を実行する。
他方、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFの場合には(S48:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が更に反時計方向に回転していると判定して、S49において、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化したか否か、即ち、前側回転装飾部材83が回転開始から反時計方向に約180度回転して、原点位置に達したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化していない場合には(S49:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転開始から反時計方向に未だ180度回転していないと判定して、再度、S47以降の処理を実行する。
一方、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化した場合には(S49:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転開始から反時計方向に約180度回転して、原点位置に達したと判定して、S50において、駆動回路143を介して回転用モータ125の回転駆動を停止後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る 尚、CPU281は、上記S44の処理を実行することなく、S43の処理を実行後、続けてS45の処理を実行するようにしてもよい。また、CPU281は、上記S48の処理を実行することなく、S47の処理を実行後、続けてS49の処理を実行するようにしてもよい。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が前側回転装飾部材83を原点位置から時計方向約90度まで回転した位置から更に時計方向に約90度回転した位置まで、即ち原点位置から時計方向約180度まで回転した位置へ回転駆動する際に実行する「90度〜180度回転処理」のサブ処理について図32に基づいて説明する。
図32に示すように、S61において、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にONでない場合には(S61:NO)、CPU281は、故障したと判定し、S62以降の処理を実行する。
他方、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にONの場合には(S61:YES)、S63において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で時計方向に正回転させ、前側回転装飾部材83を駆動時間に対応した回転速度(例えば、(180÷T6)(度/秒)の回転速度である。)で時計方向に回転駆動する。
また、S64において、CPU281は、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化したか否か、即ち、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約180度回転した位置に達したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化していない場合には(S64:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に180度回転した位置に達していないと判定して、再度、S63以降の処理を実行する。
一方、フォトセンサSW1からの入力信号がONからOFFに変化した場合には(S64:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約180度回転した位置に達したと判定して、S65において、駆動回路143を介して回転用モータ125の回転駆動を停止後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が前側回転装飾部材83を原点位置から時計方向約180度まで回転した位置から反時計方向約90度回転した位置まで、即ち原点位置から時計方向約90度まで回転した位置へ回転駆動する際に実行する「180度〜90度回転処理」のサブ処理について図33に基づいて説明する。
図33に示すように、S71において、CPU281は、フォトセンサSW1からの入力信号がOFFで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW1からの入力信号がOFFで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がONでない場合には(S71:NO)、S72において、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置(0度)から時計方向約180度まで回転した位置に位置していないと判定し、異常処理を行うサブ処理を実行する。
一方、フォトセンサSW1からの入力信号がOFFで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がONの場合には(S71:YES)、S73において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で反時計方向に逆回転させ、前側回転装飾部材83を駆動時間に対応した回転速度(例えば、(180÷(T3−T9))(度/秒)の回転速度である。)で反時計方向に回転駆動する。
また、S74において、CPU281は、回転用モータ125の逆回転開始から所定時間(例えば、約1秒〜3秒である。)経過後、フォトセンサSW1からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONでない場合、即ちOFFの場合には(S74:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転していないと判定して、S72以降の処理を実行する。
他方、フォトセンサSW1からの入力信号がONの場合には(S74:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が反時計方向に回転していると判定して、S75において、フォトセンサSW2からの入力信号がONからOFFに変化したか否か、即ち、前側回転装飾部材83が回転開始から反時計方向に約90度回転し、原点位置(0度)から時計方向に約90度回転した位置に達したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW2からの入力信号がONからOFFに変化していない場合には(S75:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が回転開始から反時計方向に未だ90度回転していないと判定して、再度、S73以降の処理を実行する。
一方、フォトセンサSW2からの入力信号がONからOFFに変化した場合には(S75:YES)、S76において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125の回転駆動を停止する。
そして、S77において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で時計方向に正回転させ、前側回転装飾部材83を駆動時間に対応した回転速度(例えば、(90÷T1)(度/秒)の回転速度である。)で時計方向に回転駆動する。
また、S78において、CPU281は、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。そして、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にONでない場合には(S78:NO)、CPU281は、再度、S77以降の処理を実行する。
一方、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にONの場合には(S78:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約180度まで回転した位置から反時計方向約90度回転した位置まで回転したと判定して、S79において、駆動回路143を介して回転用モータ125の回転駆動を停止後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
尚、CPU281は、上記S74の処理を実行することなく、S73の処理を実行後、続けてS75の処理を実行するようにしてもよい。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が、前側回転装飾部材83を原点位置(0度)から時計方向約90度まで回転した位置において、この前側回転装飾部材83を揺動させる際に実行する「90度揺動処理」のサブ処理について図34に基づいて説明する。
図34に示すように、S81において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で0.5秒間時計方向に正回転させ、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で0.5秒間時計方向に回転駆動する。
尚、このS81において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で0.5秒間反時計方向に逆回転させ、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で0.5秒間反時計方向に回転駆動後、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で1.0秒間時計方向に正回転させ、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で1.0秒間時計方向に回転駆動するようにしてもよい。
そして、S82において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で1.0秒間反時計方向に逆回転させ、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で1.0秒間反時計方向に回転駆動する。
そしてまた、S83において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で1.0秒間時計方向に正回転させ、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で1.0秒間時計方向に回転駆動する。
続いて、S84において、CPU281は、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で3回往復回転駆動したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で3回往復回転駆動していない場合には(S84:NO)、CPU281は、再度S82以降の処理を実行する。
他方、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で3回往復回転駆動した場合には(S84:YES)、S85において、CPU81は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で1.0秒間反時計方向に逆回転させ、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で1.0秒間反時計方向に回転駆動する。
その後、S86において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を低速で時計方向に正回転させ、前側回転装飾部材83を所定の低い回転速度(例えば、約15度/秒の回転速度である。)で時計方向に回転駆動する。
また同時に、S87において、CPU281は、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にONになるのを待つ(S87:NO)。そして、各フォトセンサSW1、SW2からの入力信号が共にONになった場合には(S87:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約90度回転した位置に達したと判定して、S88において、駆動回路143を介して回転用モータ125の回転駆動を停止後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が、前側回転装飾部材83を原点位置(0度)から時計方向約180度まで回転した位置において、この前側回転装飾部材83を揺動させる際に実行する「180度揺動処理」のサブ処理について図35に基づいて説明する。
図35に示すように、CPU281は、S91〜S96において、上記S81〜S86において実行した処理と同一処理を実行する。
尚、このS91において、CPU281は、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で0.5秒間反時計方向に逆回転させ、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で0.5秒間反時計方向に回転駆動後、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で1.0秒間時計方向に正回転させ、前側回転装飾部材83を所定回転速度(例えば、約60度/秒の回転速度である。)で1.0秒間時計方向に回転駆動するようにしてもよい。
また、S97において、CPU281は、フォトセンサSW1からの入力信号がOFFで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がONになるのを待つ(S97:NO)。そして、フォトセンサSW1からの入力信号がOFFで、且つフォトセンサSW2からの入力信号がONになった場合には(S97:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約180度回転した位置に達したと判定して、S98において、駆動回路143を介して回転用モータ125の回転駆動を停止後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が、起動時又はリセット時に前側回転装飾部材83を初期位置(原点位置)に位置させる際に実行する「起動時回転処理」のサブ処理について図36に基づいて説明する。
図36に示すように、S101において、CPU281は、フォトセンサSW1からの入力信号がONか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONの場合には(S101:YES)、S102において、CPU281は、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFか否かを判定する判定処理を実行する。
続いて、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFでない場合、即ちフォトセンサSW2からの入力信号がONの場合には(S102:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置(0度)から時計方向に90度以上回転していると判断して、S103において、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で反時計方向に逆回転させ、前側回転装飾部材83を所定の回転速度(例えば、60度/秒の回転速度である。)で反時計方向に回転駆動する。
また同時に、S104において、CPU281は、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFになるのを待つ(S104:NO)。
そして、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFになった場合には(S104:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に約90度回転した位置に達したと判定して、S105において、駆動回路143を介して回転用モータ125を低速で反時計方向に逆回転させ、前側回転装飾部材83を所定の低い回転速度(例えば、約15度/秒の回転速度である。)で時計方向に回転駆動する。
そしてまた、S106において、CPU281は、フォトセンサSW1からの入力信号がOFFになるのを待つ(S106:NO)。
続いて、フォトセンサSW1からの入力信号がOFFになった場合には(S106:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置に達したと判定して、S107において、駆動回路143を介して回転用モータ125の回転駆動を停止後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、S102において、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFの場合には(S102:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に90度以内の回転した位置にあると判断して、S105以降の処理を実行後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
他方、S101において、フォトセンサSW1からの入力信号がONでない場合、即ちフォトセンサSW1からの入力信号がOFFの場合には(S101:NO)、S108において、CPU281は、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFの場合には(S108:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から反時計方向に90度以内の回転した位置にあると判断して、S109において、駆動回路143を介して回転用モータ125を所定回転速度で時計方向に正回転させ、前側回転装飾部材83を所定の回転速度(例えば、60度/秒の回転速度である。)で時計方向に回転駆動する。
また同時に、S110において、CPU281は、フォトセンサSW1からの入力信号がONになるのを待つ(S110:NO)。
そして、フォトセンサSW1からの入力信号がONになった場合には(S110:YES)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に少し回転した位置にあると判断して、S105以降の処理を実行後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
また一方、S108において、フォトセンサSW2からの入力信号がOFFでない場合、即ちフォトセンサSW2からの入力信号がONの場合には(S108:NO)、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に180度以上回転した位置にあると判断して、S103以降の処理を実行後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
ここで、液晶表示器(LCD)52は、映像表示装置として機能する。また、前側回転装飾部材83及び回転カバー部材84は、回転装飾部材を構成する。また、各7セグメント表示部100、101、各電飾ランプカバー100A、101A、及び各表示回路基板100B、101は、電気的表示装置として機能する。また、ピニオンギヤ126及び各アイドルギヤ127、128は、ギヤ列を構成する。また、回転用モータ125、ピニオンギヤ126、各アイドルギヤ127、128、及び回転ギヤ部129は、回転手段を構成する。また、フォトセンサSW1は、第1検出センサとして機能する。また、フォトセンサSW2は、第2検出センサとして機能する。また、フォトセンサSW1、フォトセンサSW2は、検出手段を構成する。また、CPU281、ROM282、RAM283は、回転制御手段を構成する。
従って、本実施例に係るパチンコ機1では、遊技盤41の中央部に開設された第1開口部47の前面側に設けられて前面部を装飾する前面側装飾部材49の中央部には、略横長四角形の第2開口部69が形成されている。また、この前面側装飾部材49の背面側に配置される裏側装飾部材50に、正面視略円形で回転可能に設けられ、回転用モータ125等によって回転駆動される。そして、前側回転装飾部材83の中央部には、略横長四角形の第4開口部87が形成されている。また、この第4開口部87の相対向する長辺側の外周部前面側に各7セグメント表示部100、101が設けられている。そして、この第2開口部69と第4開口部87とは略同一の大きさで相対向するように配置されている。
また、この前側回転装飾部材83の外周端縁部には、中心角180度に渡って半径方向外側に所定長さ延出された正面視半円弧状の延出部131が設けられている。また、枠部材82の延出部131に対向する円周上には、該前側回転装飾部材83が原点位置に位置する場合に、延出部131の正面視反時計方向の周方向端縁部に対向するように配置されて該延出部131の有・無を検出するフォトセンサSW1と、このフォトセンサSW1に対して中心角が正面視時計方向90度の位置で、該延出部131に対向するように配置されて該延出部131の有・無を検出するフォトセンサSW2とが設けられ、このフォトセンサSW1とフォトセンサSW2とを介して前側回転装飾部材83の原点位置からの回転位置が検出される。また、前側回転装飾部材83は外周部に回転ギヤ部129が形成され、アイドルギヤ128、アイドルギヤ127及びピニオンギヤ126を介して回転用モータ125によって回転駆動される。
そして、起動時又はリセット時に、フォトセンサSW1がONで、且つフォトセンサSW2がONの場合には、CPU281は、フォトセンサSW2がOFFになるまで回転用モータ125を所定回転速度で逆回転駆動して、前側回転装飾部材83を正面視反時計方向に回転駆動する(S101:YES、S102:NO〜S103)。続いて、このフォトセンサSW2がOFFになった場合には、CPU281は、回転用モータ125を低速逆回転駆動して、前側回転装飾部材83を正面視反時計方向に低速回転駆動する(S104:YES〜S105)。その後、フォトセンサSW1がOFFになった場合には、CPU281は、回転用モータ125を停止して、該前側回転装飾部材83を原点位置に停止させる(S106:YES〜S107)。
また、起動時又はリセット時に、フォトセンサSW1がONで、且つフォトセンサSW2がOFFの場合には、CPU281は、回転用モータ125を低速回転速度で逆回転駆動して、前側回転装飾部材83を正面視反時計方向に低速回転駆動する(S101:YES、S102:YES〜S105)。その後、フォトセンサSW1がOFFになった場合には、CPU281は、回転用モータ125を停止して、該前側回転装飾部材83を原点位置に停止させる(S106:YES〜S107)。
また、起動時又はリセット時に、フォトセンサSW1がOFFで、且つフォトセンサSW2がOFFの場合には、CPU281は、フォトセンサSW1がONになるまで回転用モータ125を所定回転速度で正回転駆動して、前側回転装飾部材83を正面視時計方向に回転駆動する(S101:NO、S108:YES〜S109)。続いて、このフォトセンサSW1がONになった場合には、CPU281は、回転用モータ125を低速回転速度で逆回転駆動して、前側回転装飾部材83を正面視反時計方向に低速回転駆動する(S110:YES〜S105)。その後、該フォトセンサSW1がOFFになった場合には、CPU281は、回転用モータ125を停止して、前側回転装飾部材83を原点位置に停止させる(S106:YES〜S107)。
更に、起動時又はリセット時に、フォトセンサSW1がOFFで、且つフォトセンサSW2がONの場合には、CPU281は、フォトセンサSW2がOFFになるまで回転用モータ125を所定回転速度で逆回転駆動して、前側回転装飾部材83を正面視反時計方向に回転駆動する(S101:NO、S108:NO〜S103)。続いて、このフォトセンサSW2がOFFになった場合には、CPU281は、回転用モータ125を低速回転速度で逆回転駆動して、前側回転装飾部材83を正面視反時計方向に低速回転駆動する(S104:YES〜S105)。その後、フォトセンサSW1がOFFになった場合には、CPU281は、回転用モータ125を停止して、前側回転装飾部材83を原点位置に停止させる(S106:YES〜S107)。
これにより、延出部131の有・無を検出するフォトセンサSW1とフォトセンサSW2とは、中心角90度離れて配置されているため、起動時又はリセット時に、フォトセンサSW1がONで、且つフォトセンサSW2がOFFの場合には、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に90度以内の回転した位置にあると判断して、回転用モータ125を低速回転速度で逆回転駆動して、該前側回転装飾部材83を反時計方向に低速回転させて原点位置に正確に停止させることが可能となる。また、前側回転装飾部材83を低速回転させる中心角度が90度以下となるため、前側回転装飾部材83の低速回転の時間を短縮することが可能となり、起動時又はリセット時に、前側回転装飾部材83を迅速に原点位置に停止させることが可能となる。
また、起動時又はリセット時に、フォトセンサSW1がONで、且つフォトセンサSW2がONの場合、また、フォトセンサSW1がOFFで、且つフォトセンサSW2がOFFの場合、また、フォトセンサSW1がOFFで、且つフォトセンサSW2がONの場合には、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に90度以内の回転した位置にないと判断することができる。このため、CPU281は、フォトセンサSW1がONで、且つフォトセンサSW2がOFFになるまで、即ち、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に90度以内の回転した位置の状態になるまで、回転用モータ125を所定回転速度で回転させ、続いて、フォトセンサSW1がONで、且つフォトセンサSW2がOFFになった場合には、CPU281は、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に90度以内の回転した位置にあると判断して、回転用モータ125を低速回転速度で逆回転駆動して、前側回転装飾部材83を反時計方向に低速回転させて原点位置に正確に停止させることが可能となる。また、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に90度以内の回転した状態になるまで、回転用モータ125を所定回転速度で回転させ、その後、前側回転装飾部材83が原点位置から時計方向に90度以内の回転した状態になった場合には、回転用モータ125を低速回転速度で逆回転駆動するため、前側回転装飾部材83の低速回転の時間を短縮することが可能となり、起動時又はリセット時に、前側回転装飾部材83を更に迅速に原点位置に停止させることが可能となる。
また、起動時又はリセット時に、前側回転装飾部材83が原点位置に位置する場合には、該前側回転装飾部材83の中央部に形成される第4開口部87が前面側装飾部材49の第2開口部69に重なるように位置し、第4開口部87は第2開口部69と略同一の大きさであるため、各7セグメント表示部100、101及び各電飾ランプカバー100A、101Aは前面側装飾部材49によって隠されて、遊技者には見えなくなる。一方、前側回転装飾部材83が回転用モータ125を介して所定角度(例えば、時計方向に45度や90度)回転駆動された場合には、各7セグメント表示部100、101及び各電飾ランプカバー100A、101Aは第2開口部69内に出現し、遊技者がこの各7セグメント表示部100、101及び各電飾ランプカバー100A、101Aを確認することができ、種々の演出表示を行うことが可能となる。従って、液晶表示器(LCD)52のみの演出表示だけを行うことが可能となると共に、必要なときに裏側装飾部材50に設けられた各7セグメント表示部100、101及び各電飾ランプカバー100A、101Aを出現させて演出表示を行うことができ、特別図柄表示装置48の演出表示の多様化を図ることができ、興趣を増大させることができる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
(A)上記実施例では、各表示回路基板100B、101Bには各セグメント毎に点灯表示される電飾ランプや光演出用の各種電飾ランプ等が設けられているが、この各表示回路基板100B、101B上にワンチップマイコンを搭載する構成にしてもよい。これにより、各フレキシブルプリント配線103、104の信号線や電源供給線の数を少なくすることが可能になり、該フレキシブルプリント配線103、104の幅寸法の縮小化を図ることができ、裏側装飾部材50の更なる薄型化を図ることが可能となる。また、ワンチップマイコンを搭載することによって、各7セグメント表示部100、101及び各電飾ランプカバー100A、101Aの演出態様の高度化・複雑化を容易に行うことが可能となる。
(B)上記実施例では、中継基板102と各表示回路基板100B、101Bとを各フレキシブルプリント配線103、104によって電気的に接続したが、中継基板102と表示回路基板101Bとをフレキシブルプリント配線103によって接続後、この一方の表示回路基板101Bと他方の表示回路基板100Bとをフレキシブルプリント配線で接続してもよい。これにより、空間部105内にはフレキシブルプリント配線103のみが折り返されて配線されるため、前側回転装飾部材83の回転抵抗が少なくなり、前側回転装飾部材83の回転動作の更なるスムーズ化、及び回転移動の更なる高精度化を図ることが可能となる。
(C)上記実施例では、前側回転装飾部材83が原点位置に位置する場合には、フォトセンサSW1は、延出部131の反時計方向側の端縁部を挟むように配設されているが、この延出部131の時計方向側の端縁部(図16中、延出部131の左上側の端縁部)を挟むように配設してもよい。また、この場合には、フォトセンサSW2は、このフォトセンサSW1から中心角が反時計方向に約90度の位置で該延出部131を挟むように配設し、上記「起動時回転処理」のサブ処理(図36参照)を実行する際に、回転用モータ125の各回転方向を逆回転方向に設定することにより、起動時又はリセット時に、前側回転装飾部材83を迅速且つ正確に原点位置に停止させることが可能となる。
(D)上記実施例では、延出部131は中心角が約180度になるように形成されたが、延出部131の中心角は約180度に限らず、約60度、90度、150度、200度など360より小さい角度であれば任意の角度でもよい。また、この場合には、各フォトセンサSW1、SW2の中心角は、約90度だけでなく、約30度、45度、100度等、延出部131の中心角以下の角度であれば任意の角度に配置してもよい。
本実施例に係るパチンコ機全体を示した正面側斜視図である。 本実施例に係るパチンコ機全体を示した背面側斜視図である。 本実施例に係るパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 本実施例に係るパチンコ機の遊技盤に取り付けられる特別図柄表示装置を示した分解側断面図である。 本実施例に係るパチンコ機の特別図柄表示装置の前側装飾部材を示した正面側斜視図である。 本実施例に係るパチンコ機の特別図柄表示装置の前側装飾部材を示した背面側斜視図である。 本実施例に係るパチンコ機の特別図柄表示装置の裏側装飾部材を示した分解斜視図である。 本実施例に係るパチンコ機の特別図柄表示装置の裏側装飾部材を示した正面図である。 本実施例に係るパチンコ機の特別図柄表示装置の裏側装飾部材を示した背面図である。 本実施例に係るパチンコ機の特別図柄表示装置の裏側装飾部材を示した正面側斜視図である。 本実施例に係るパチンコ機の特別図柄表示装置の裏側装飾部材を示した背面側斜視図である。 本実施例に係るパチンコ機の特別図柄表示装置の裏側装飾部材における各フレキシブルプリント配線の配線状態を模式的に示す背面図である。 図12における上側の表示回路基板に接続されるフレキシブルプリント配線の回転装飾部材の回転に伴う折り返し状態を模式的に示す図で、(A)は回転装飾部材が原点位置の折り返し状態、(B)は回転装飾部材が時計方向に45度回転した位置の折り返し状態、(C)は回転装飾部材が時計方向に90度回転した位置の折り返し状態、(D)は回転装飾部材が時計方向に135度回転した位置の折り返し状態の一例を示す図である。 図12における下側の表示回路基板に接続されるフレキシブルプリント配線の回転装飾部材の回転に伴う折り返し状態を模式的に示す図で、(A)は回転装飾部材が原点位置の折り返し状態、(B)は回転装飾部材が時計方向に45度回転した位置の折り返し状態、(C)は回転装飾部材が時計方向に90度回転した位置の折り返し状態、(D)は回転装飾部材が時計方向に135度回転した位置の折り返し状態の一例を示す図である。 図13と図14を重ね合わせた各フレキシブルプリント配線の折り返し状態を模式的に示す図で、(A)は回転装飾部材が原点位置の折り返し状態、(B)は回転装飾部材が時計方向に45度回転した位置の折り返し状態、(C)は回転装飾部材が時計方向に90度回転した位置の折り返し状態、(D)は回転装飾部材が時計方向に135度回転した位置の折り返し状態の一例を示す図である。 本実施例に係るパチンコ機の裏側装飾部材を構成する回転装飾部材が原点位置に位置している場合の、回転装飾部材と各フォトセンサとの位置関係を模式的に示す正面図である。 本実施例に係るパチンコ機の裏側装飾部材を構成する回転装飾部材が時計方向に90度回転した場合の、回転装飾部材と各フォトセンサとの位置関係を模式的に示す正面図である。 本実施例に係るパチンコ機の裏側装飾部材を構成する回転装飾部材が時計方向に180度回転した場合の、回転装飾部材と各フォトセンサとの位置関係を模式的に示す正面図である。 本実施例に係るパチンコ機の裏側装飾部材を構成する回転装飾部材を原点位置から時計方向に45度回転した場合における遊技盤を示す正面図である。 本実施例に係るパチンコ機の裏側装飾部材を構成する回転装飾部材を原点位置から時計方向に90度回転した場合における遊技盤を示す正面図である。 本実施例に係るパチンコ機の裏側装飾部材を構成する回転装飾部材を原点位置から時計方向に135度回転した場合における遊技盤を示す正面図である。 本実施例に係るパチンコ機の駆動制御に係る制御システムの構成を示すブロック図である。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のRAMの構成を示すブロック図である。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のROMの構成を示すブロック図である。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のROMのフォトセンサ出力テーブル記憶エリアに格納されるフォトセンサ出力テーブルの一例を示す図である。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のROMの表示パターンテーブル記憶エリアに格納される表示パターンテーブルの一例を示す図である。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のROMの回転駆動タイムチャート記憶エリアに格納される回転装飾部材を回転駆動するタイムチャートの一例を示す図で、(A)は表示パターンAに対応するタイムチャート、(B)は表示パターンBに対応するタイムチャート、(C)は表示パターンCに対応するタイムチャート、(D)は表示パターンDに対応するタイムチャートである。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが、回転装飾部材を原点位置(0度)から時計方向約90度まで回転駆動する際に実行する「0度〜90度回転処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが、回転装飾部材を時計方向約90度まで回転した位置から反時計方向に原点位置(0度)まで回転駆動する際に実行する「90度〜0度回転処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが、回転装飾部材を原点位置(0度)から時計方向約180度まで回転駆動する際に実行する「0度〜180度回転処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが、回転装飾部材を時計方向約180度まで回転した位置から反時計方向に原点位置(0度)まで回転駆動する際に実行する「180度〜0度回転処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが、回転装飾部材を原点位置から時計方向約90度まで回転した位置から更に時計方向に約90度回転した位置まで、即ち原点位置から時計方向約180度まで回転した位置へ回転駆動する際に実行する「90度〜180度回転処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが、回転装飾部材を原点位置から時計方向約180度まで回転した位置から反時計方向約90度回転した位置まで、即ち原点位置から時計方向約90度まで回転した位置へ回転駆動する際に実行する「180度〜90度回転処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが、回転装飾部材を原点位置から時計方向約90度まで回転した位置において、この回転装飾部材を揺動させる際に実行する「90度揺動処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが、回転装飾部材を原点位置から時計方向約180度まで回転した位置において、この回転装飾部材を揺動させる際に実行する「180度揺動処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 本実施例に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが、起動時又はリセット時に回転装飾部材を初期位置(原点位置)に位置させる際に実行する「起動時回転処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。
1 パチンコ機
41 遊技盤
42 遊技領域
47 第1開口部
48 特別図柄表示装置
49 前側装飾部材
50 裏側装飾部材
51 取付カバー部材
52 液晶表示器(LCD)
69 第2開口部
81 第3開口部
81A、84A リブ部
82 枠部材
83 前側回転装飾部材
84 回転カバー部材
87 第4開口部
89 前側回転支持板
90、94 段差部
92 原点マーク
95 裏側回転支持板
97A、97B、98A、98B 回転ローラ
100、101 7セグメント表示部
100A、101A 電飾ランプカバー
100B、101B 表示回路基板
102 中継基板
103、104 フレキシブルプリント配線
110、112、115 入口部
111、113 出口部
125 回転用モータ
126 ピニオンギヤ
127、128 アイドルギヤ
129 回転ギヤ部
131 延出部
SW1、SW2 フォトセンサ
260 演出表示基板
261、281、291 CPU
262、282、292 ROM
263、283、293 RAM
280 サブ統合制御基板
290 主制御基板

Claims (1)

  1. 遊技盤の中央部に開設された第1開口部の前面側に設けられて中央部に略横長四角形の第2開口部が形成されて前面部を装飾する前面側装飾部材と、
    前記前面側装飾部材の背面側に配置されて、中央部に略円形の第3開口部を有する枠部材と、
    正面視略円形で中央部に第4開口部が形成されて前記第3開口部に回転可能に取り付けられる回転装飾部材と、
    前記回転装飾部材を回転駆動する回転手段と、
    前記回転装飾部材の回転位置を検出する検出手段と、を有する裏側装飾部材と、
    前記裏側装飾部材が前記枠部材を介して前面部に取り付けられて、該裏側装飾部材の背面部を覆うように前記第1開口部の裏側に取り付けられる取付カバー部材と、
    前記取付カバー部材の背面部に取り付けられて、遊技者に映像を表示する映像表示装置と、
    前記検出手段の検出情報に基づいて前記回転手段を駆動制御する回転制御手段と、を備え、
    前記検出手段は、前記回転装飾部材の外周端縁部の中心角が所定の第1角度に渡って半径方向外側に所定長さ延出された正面視半円弧状の延出部と、
    前記枠部材の前記延出部に対向する円周上に配置されて、該回転装飾部材が原点位置に位置する場合に、前記延出部の周方向端縁部に対向するように配置されて該延出部の有・無を検出する第1検出センサと、
    前記第1検出センサに対して中心角が前記所定の第1角度以下の所定の第2角度の前記円周上に配置されて、該回転装飾部材が原点位置に位置する場合に、該延出部に対向するように配置されて該延出部の有・無を検出する第2検出センサと、
    を有し、
    前記回転手段は、回転用モータと、
    前記回転装飾部材の外周部に形成される回転ギヤ部と、
    前記回転ギヤ部に歯合して前記回転用モータのモータ軸の回転を伝達するギヤ列と、
    を有し、
    前記回転制御手段は、起動時又はリセット時に、前記第1検出センサが前記延出部を検出しておらず、且つ前記第2検出センサが該延出部を検出していない場合には、該第2検出センサが延出部を検出するまで前記回転用モータを所定第1回転速度で所定回転方向に回転駆動して前記回転装飾部材を円周方向の一方向に回転駆動し、続いて、この第2検出センサが延出部を検出した場合には、該回転用モータを前記所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で前記所定回転方向に回転駆動して該回転装飾部材を円周方向の一方向に低速回転駆動し、その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータを停止して、該回転装飾部材が原点位置に停止するように制御し、
    また、前記第1検出センサが前記延出部を検出しておらず、且つ前記第2検出センサが該延出部を検出している場合には、前記回転用モータを前記所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で前記所定回転方向に回転駆動して前記回転装飾部材を円周方向の一方向に低速回転駆動し、その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータを停止して、該回転装飾部材が原点位置に停止するように制御し、
    また、前記第1検出センサが前記延出部を検出しており、且つ前記第2検出センサが該延出部を検出している場合には、該第1検出センサが延出部を検出しなくなるまで前記回転用モータを所定第1回転速度で前記所定回転方向に対して反対回転方向に回転駆動して前記回転装飾部材を円周方向の他方向に回転駆動し、続いて、この第1検出センサが延出部を検出しなくなった場合には、該回転用モータを前記所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で前記所定回転方向に回転駆動して該回転装飾部材を円周方向の一方向に低速回転駆動し、その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータを停止して、該回転装飾部材が原点位置に停止するように制御し、
    更に、前記第1検出センサが前記延出部を検出しており、且つ前記第2検出センサが該延出部を検出していない場合には、該第2検出センサが延出部を検出するまで前記回転用モータを所定第1回転速度で前記所定回転方向に回転駆動して前記回転装飾部材を円周方向の一方向に回転駆動し、続いて、この第2検出センサが延出部を検出した場合には、該回転用モータを前記所定第1回転速度よりも低速の所定第2回転速度で前記所定回転方向に回転駆動して該回転装飾部材を円周方向の一方向に低速回転駆動し、その後、該第1検出センサが該延出部を検出した場合には、該回転用モータを停止して、該回転装飾部材が原点位置に停止するように制御し、
    前記枠部材は、前記第3開口部の裏側周縁部から所定高さ裏側方向へ周設された正面視略円形の第1リブ部と、
    前記第1リブ部の半径方向外側に配設された中継基板と、
    を有し、
    前記回転装飾部材は、前記第4開口部の周囲に前記第1リブ部の内周面から所定距離離間して該内周面に対向するように所定高さ周設された正面視略円形の第2リブ部と、
    前記第4開口部の外周部前面側に配置される電気的表示装置と、
    前記第1リブ部の内周面と前記第2リブ部の外周面とによって形成される空間部に配設されて前記中継基板と前記電気的表示装置とを電気的に接続するフレキシブルプリント配線と、
    を有し、
    前記フレキシブルプリント配線は、可撓性及び屈曲性を有して、前記中継基板から引き出されて前記第1リブ部に形成された切欠部から前記空間部内へ挿入されて該第1リブ部の内周面に沿って配設されると共に、内側方向に側面視U字形に折り返されて前記第2リブ部の外周面に沿って配設されて該第2リブ部の前記電気的表示装置の近傍に形成された切欠部に挿入されて該電気的表示装置に接続されていることを特徴とする遊技機。
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