JP4678462B2 - 光ピックアップ装置用対物レンズ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ピックアップ装置において情報記録媒体に対して情報の記録または再生を行うために用いられる対物レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CDやDVD等の記録密度や透明基板の厚さの異なる複数の情報記録媒体(例えば光ディスク)に対して、情報の記録及び/又は再生が可能な光ピックアップ装置として、少なくとも対物レンズを共通に使用することにより装置の小型化や低価格化を実現することが望まれており、そのための対物レンズや光ピックアップ装置が種々提案されている。
【0003】
例えば、対物レンズに特殊輪帯として切り欠きをリング状に設けて、対物レンズの一面を複数の分割面(例えば3つの分割面)に構成し、複数の分割面のうちの一部(例えば光軸側の第1分割面)を記録密度や透明基板の厚さの異なる2つの情報記録媒体に対する情報の記録及び/又は再生にともに利用可能なようにし、残りの分割面のうちの一部(例えば第1分割面に隣接する第2分割面)を一方の情報記録媒体(例えば必要開口数の小さい方の情報記録媒体)に対する情報の記録及び/又は再生に主に利用可能なようにし、その残り(例えば第2分割面に隣接する第3分割面)を他方の情報記録媒体(例えば必要開口数の大きい方の情報記録媒体)に対する情報の記録及び/又は再生に主に利用可能なようにすることが知られている。その一例として、特開平11−96585号公報に記載のものが挙げられる。しかし、このようにリング状の切り欠きを設けた対物レンズでは、フォーカス信号に誤検出が生じる場合があった。例えば、対物レンズの一面に設けられた3つの分割面のうちCD用に球面収差が補正された第2分割面により、DVDの記録または再生時にその第2分割面を通過した光束がセンサ上にデフォーカスして集光し、フォーカス信号として誤検出してしまう場合があった。
【0004】
また、特開平2000−8156号公報には、レンズ面に光軸を中心とした輪帯状のパターンとして回折構造が形成され、その回折構造は、少なくとも2つの異なる波長の光束による同一次数の回折光が、保護層の厚さの異なる少なくとも2種類の光ディスクに対し、それぞれ良好な波面を形成するよう波長依存性を有するようにした対物レンズが記載されている。
【0005】
しかし、上記公報のように、回折構造をレンズ面の全面に備えた対物レンズでは、少なくとも2つの波長の光束に対して適した同一次数の回折光を得るように、その回折構造を形成するため、回折構造を備えない屈折面からなる対物レンズよりも、光源からの光量の利用効率が低下するという問題があった。また、回折輪対数も多いため、レンズを成形するための金型の生産性が低下し、金型の製造コストが高くなるという問題もあった。
【0006】
しかし、上記各公開公報のように、対物レンズに分割面を設けた構成においては、特に、一方の波長では0次光を利用し、他方の波長では1次光を利用するために、回折効率が低くなって光源からの光量を十分に利用することができず、フォーカス信号に誤検出が生じることが場合によっては発生し得る。
【0007】
また、対物レンズの全面に回折面を設けるのは、その金型製作のコストが高く製造コストの上昇の点で好ましくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、光源からの光量を十分に利用することができ、製造コストの上昇を抑えることができる光ピックアップ装置用対物レンズを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による光ピックアップ装置用対物レンズは、回折構造を備えない領域の外周側に回折構造を備えた領域をその最外周にまで設けたレンズ面を有し、前記回折構造の少なくとも一部の領域は互いに異なる少なくとも2つの波長(λ1,λ2)の光束に対して最大の回折光量を発生する回折光の次数が同一次数(但し、0次を除く)となる形状であることを特徴とする。なお、「同一次数」とは、正負の符号を含めてその次数が同一であることをいう。また、「最外周」とは、レンズ面の有効光学径を指す。但し、実際に対物レンズが搭載された光ピックアップ装置においては、光源からの光束が全く入射されることがない外周側の領域には、勿論、必ずしも回折構造を備える必要はないので、「最外周」とは、光源からの光束が入射される実効的な有効光学径を意味するものである。
【0010】
上記回折構造を備えた領域を設ける位置は、前記対物レンズを使用する光ピックアップ装置において使用される光源の波長、情報記録媒体の透明基板の厚さ、及び前記情報記録媒体の情報の記録密度等によって決定され、前記情報記録媒体毎に定められた対物レンズの必要開口数に応じて定められる。
【0011】
例えば、前記光ピックアップ装置において2つの情報記録媒体について再生または記録を行う際の前記対物レンズに必要な開口数が異なり、その開口数の小さい方の開口数近傍に前記回折構造を備えた領域を設定することが望ましい。これにより、必要な開口数の小さい方の情報記録媒体に対して回折限界性能を備えた適切なスポット径の集光が行い得るようにできるとともに、それによって、逆に、必要な開口数の大きい方の情報記録媒体に対して、通常は使用されずまたデフォーカスにより集光してフォーカス信号の誤検出を生じる虞のあった領域を結像に寄与し得るようにできる。これにより、情報の記録又は再生に寄与する光源からの光量の利用効率が増加でき、更にフォーカス信号の誤検出を防止し得て、光ピックアップ装置の性能向上を図ることができる。
【0012】
また、上述のように、回折構造を備えた領域の内周側に回折構造を備えない領域を設けたことにより、全面にわたって回折構造を備えた場合よりも光量の利用効率が向上すると共に、回折輪帯数が少ないのでレンズを成形するための金型の加工工数が短縮でき、金型の製作コストを低減できる。
【0013】
また、前記レンズ面において光軸を含む領域に前記回折構造を備えない領域が屈折面として形成されることが可能であるので、光量の利用効率がより向上する。
【0014】
また、前記同一次数が1次であることが好ましい。また、前記回折構造を備えた領域を内側領域と外側領域に分割し、前記内側領域は前記同一次数が1次となる形状にし、前記外側領域は前記同一次数が2次以上の次数となる形状とすることが好ましい。
【0015】
また、前記回折構造を備えた領域と前記回折構造を備えない領域との境界において光軸方向に段差部が設けられ、この段差部が、その段差部により屈折面との境界で生じる光路差がλ1及びλ2のほぼ整数倍となるように設定されていることが好ましく、これにより、λ1及びλ2のそれぞれの波長で段差部による位相ずれをほぼ0にできる。
【0016】
具体的には、前記回折構造を備えた領域と前記回折構造を備えない領域との境界において光軸方向に設けられた段差部が1μm以上10μm以下の光軸方向の段差であるように回折構造が光軸側の回折構造を備えない領域に対して陥没した形状または突き出た形状にできる。段差部が1μm以上であると、第2の光情報記録媒体(例えば、CD)側のストレール比を高めることができ、10μm以下であると、波面収差に関する温度特性が劣化しない。
【0017】
また、前記回折構造を備えた領域を内側領域と外側領域に分割し、前記内側領域と前記外側領域との境界において光軸方向に段差部が設けられ、この段差部が1μm以上10μm以下の光軸方向の段差を有することが好ましい。この段差部が1μm以上であると、第2の光情報記録媒体(例えば、CD)側のストレール比を高めることができ、10μm以下であると、波面収差に関する温度特性が劣化しない。
【0018】
なお、上述の回折構造を備えた領域と備えない領域との境界及び回折構造を備えた領域の内側領域と外側領域との境界において光軸方向に設けられた段差部は、光軸方向に対して傾斜を持って設けられてもよく、この場合でも光軸方向の段差が1μm以上10μm以下であればよい。特に、段差部は光軸方向に平行な段差であることが好ましい。
【0019】
また、参考例による光ピックアップ装置用対物レンズは、光ピックアップ装置が、波長λ1の第1の光源と、波長λ2(λ1<λ2)の第2の光源とを有し、第1の光源は透明基板の厚さがt1の第1の光情報記録媒体に対する情報の再生または記録のために第1の光束を射出し、第2の光源は透明基板の厚さがt2の第2の光情報記録媒体に対する情報の再生または記録のために第2の光束を射出し、前記第1の光情報記録媒体を前記第1の光源で記録及び/または再生するために必要な前記対物レンズの光情報記録媒体側の必要開口数をNA1とし、前記第2の光情報記録媒体を前記第2の光源で記録及び/または再生するために必要な前記対物レンズの光情報記録媒体側の必要開口数をNA2(NA2<NA1)とし、前記対物レンズは少なくとも1つの面に、光軸に対して回転対称な回折構造を備えた領域を回折構造を備えない領域の外周側からその最外周まで備え、前記第1の光情報記録媒体を前記第1の光源で記録及び/または再生するときに前記回折構造を備えた少なくとも一部の領域からのN次回折光(Nは0でない整数)を利用し、前記第2の光情報記録媒体を前記第2の光源で記録及び/または再生するときに前記回折構造を備えた少なくとも一部の領域からのM次回折光(M=N)を利用し、前記第1の光源からの光束の、前記回折構造を備えた領域の最も光軸から離れた円周からの最大の回折光量を発生する次数の回折光は、光情報記録媒体側の開口数がNAH1の光束に変換され、前記第1の光源からの光束の、前記回折構造を備えた領域の最も光軸側の円周からの最大の回折光量を発生する次数の回折光は、光情報記録媒体側の開口数がNAL1の光束に変換される場合に、
NA1≦NAH1
(1/3)NA2<NAL1<NA2
を満たすことを特徴とする。
【0020】
また、特にDVD/CD互換可能な光ピックアップ装置において、DVDに対しては655±30nmの何れかの波長の光源を使用し、CDに対しては785±30nmの何れかの波長の光源を使用する系では、
0.60≦NAH1、かつ、0.3≦NAL1<0.45
であることが好ましい。
【0021】
また、前記必要開口数NA2よりも大きな範囲では前記第2の情報記録媒体に対する光束をフレアにすることが好ましい。これにより、第2の情報記録媒体側に対して適切なスポット径を得ることができる。
【0022】
また、前記必要開口数NA2よりも大きな範囲では高次回折光を利用することが好ましい。
【0023】
また、前記回折構造を備えた領域と前記回折構造を備えない領域との境界において、前記第1の光源と前記第1の光情報記録媒体を用いて、前記波長λ1の光が前記厚さt1の透明基板を透過した波面の位相ずれがλ1/10以下であることが好ましく、λ1/20以下であることが更に好ましい。
【0024】
具体的な設計としては、例えば、DVD/CD互換可能な光ピックアップ装置においては、CDに対する必要開口数よりも小さい開口数以上に回折構造を備える領域を設け、その小さい開口数以下の領域を回折構造を備えない屈折面とする。その小さい開口数からCDに対する必要開口数までの範囲では、DVD及びCD共に球面収差を補正し、CDに対する必要開口数以上ではDVDの球面収差を補正するとともに、CDに対してはスポットが絞られすぎないようにフレアとするようにする。また、CDに対して必要な開口数近傍の領域をDVDに対して球面収差の良く補正された非球面形状とは異なる非球面形状の母非球面として、この母非球面のみではDVDに対する球面収差が劣化するところを、この領域に回折構造を設け、DVDに対してその領域による1次回折光が結像に寄与して球面収差が良く補正され、CDに対してその領域による1次回折光が結像に寄与するよう回折構造を設計することによって作成し得る。勿論、このような設計に限らず、種々の応用により本発明の対物レンズを設計することができる。なお、DVD/CD互換可能な光ピックアップ装置とは、少なくとも1種類のDVDに対して、情報の記録または再生の少なくとも一方が可能であって、かつ、少なくとも1種類のCDに対して、情報の記録または再生の少なくとも一方が可能である光ピックアップ装置である。各種のCDとしては、例えば、CD-R, CD-RW, CD-Video, CD-ROM等、DVDとしては、例えば、DVD-ROM, DVD-RAM, DVD-R, DVD-RW等が挙げられる。
【0025】
また、前記回折構造を備えた領域が回折輪帯をもつ回折面であり、前記回折面の光路差関数をφ(h)とするとき(hは光軸からの距離)、所定距離hの箇所でdφ(h)/dhが不連続または実質的に不連続な関数であるようにできる。
上述のように回折輪帯を設けた対物レンズにより、透明基板の厚さの異なる第1及び第2の光情報記録媒体に対して、情報の記録再生を行う光ピックアップ装置において、開口数が小さい側の使用状態で所定開口数の外側の光束をフレアとすれば、小さい開口数のための開口制限を用いずとも、ビーム径が絞られ過ぎることがなく、比較的大きなスポット径を得ることができる。
【0026】
この場合、前記回折面の、光軸から周辺方向に数えて、あるi番目の回折輪帯が次式を満たすことが好ましい。
1.2≦pi+1/pi≦10(但し、pi:光軸から周辺方向に数えてi番目の回折輪帯の、光軸に垂直な方向の幅)
【0027】
また、参考例による光ピックアップ装置は、透明基板の厚さがt1の第1の光情報記録媒体に対する情報の再生または記録のために波長λ1の第1の光束を射出する第1の光源と、透明基板の厚さがt2の第2の光情報記録媒体に対する情報の再生または記録のために波長λ2(λ1<λ2)の第2の光束を射出する第2の光源と、前記第1及び第2の情報記録媒体からの光を検出する光検出器と、回折構造を備えない領域の外周側に回折構造を備えた領域をその最外周にまで設けたレンズ面を有し、前記回折構造の少なくとも一部の領域は、互いに異なる少なくとも2つの波長(λ1,λ2)の光束に対して最大の回折光量を発生する回折光の次数が同一次数(但し、0次を除く)となる形状である対物レンズとを、具備することを特徴とする。
【0028】
また、参考例による別の光ピックアップ装置は、透明基板の厚さがt1の第1の光情報記録媒体に対する情報の再生または記録のために波長λ1の第1の光束を射出する第1の光源と、透明基板の厚さがt2の第2の光情報記録媒体に対する情報の再生または記録のために波長λ2(λ1<λ2)の第2の光束を射出する第2の光源と、前記第1及び第2の情報記録媒体からの光を検出する光検出器と、少なくとも1つの面に、光軸に対して回転対称な回折構造を備えた領域を回折構造を備えない領域の外周側からその最外周まで備える対物レンズとを具備し、前記第1の光情報記録媒体を前記第1の光源で記録及び/または再生するために必要な前記対物レンズの光情報記録媒体側の必要開口数をNA1とし、前記第2の光情報記録媒体を前記第2の光源で記録及び/または再生するために必要な前記対物レンズの光情報記録媒体側の必要開口数をNA2(NA2<NA1)とし、前記第1の光情報記録媒体を前記第1の光源で記録及び/または再生するときに前記回折構造を備えた少なくとも一部の領域からのN次回折光(Nは0でない整数)を利用し、前記第2の光情報記録媒体を前記第2の光源で記録及び/または再生するときに前記回折構造を備えた少なくとも一部の領域からのM次回折光(M=N)を利用し、前記第1の光源からの光束の、前記回折構造を備えた領域の最も光軸から離れた円周からの最大の回折光量を発生する次数の回折光は、光情報記録媒体側の開口数がNAH1の光束に変換され、前記第1の光源からの光束の、前記回折構造を備えた領域の最も光軸側の円周からの最大の回折光量を発生する次数の回折光は、光情報記録媒体側の開口数がNAL1の光束に変換される場合に、
NA1<NAH1
(1/3)NA2<NAL1<NA2
を満たすことを特徴とする。
【0029】
なお、本発明では、第1及び第2の光情報記録媒体として、例えば、CD, CD-R, CD-RW, CD-Video, CD-ROM等の各種CD、DVD, DVD-ROM, DVD-RAM, DVD-R, DVD-RW等の各種DVD、或いはMD等のディスク状の情報記録媒体が挙げられるが、更に記録密度を高めた新規の高密度情報記録媒体をも含む。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態を示す光ピックアップ装置用対物レンズの模式的な上半分の断面図である。図1のように、対物レンズ20は、第1面20aに、光軸pに近い屈折面21と、屈折面21の光軸pから離れた外周領域に最外周まで回転対称に設けられた回折輪帯22とを備えている。
【0031】
回折輪帯22は開口数NAL1以上の範囲に設け、対物レンズ20の周辺に回折輪帯22が位置し、透明基板の厚さの異なる2種の情報記録媒体に対して、光源の波長差を利用して、球面収差を補正するものである。
【0032】
例として、波長660nmでの必要開口数が0.65のDVDと、波長785nmでの必要開口数が0.5のCDとに対応する場合には、対物レンズ20の第1面20aのNA0.37以上の範囲に回折輪帯13を設ける。
【0033】
このNA0.37以下の屈折面21では回折効率による損失がなく、光量を100%利用できる。NAが0.37以下のように小さい範囲では、球面収差を完全に補正しなくても結像性能に必要なスポット径や波面収差への影響は小さく、また、光量が大きいことにより記録/再生の精度が高くなり、フォーカス信号の誤検出を防止できる。
【0034】
また、金型成形により対物レンズを大量生産する場合、生産量が多いと金型自体も多数必要となりその加工工数が増え、特に回折レンズではその回折輪帯に対応した金型加工に時間がかかるのであるが、周辺回折輪帯の構造は、全面回折構造よりも輪帯数が少なく加工工数が短縮できるので、金型コストを低減でき、製造コストを削減できる。
【0035】
また、図1の回折輪帯22と屈折面21との境界において、波長λ1の光源とDVD(透明基板厚さt1)を用いて、波長λ1の光が厚さt1の透明基板を透過した波面の位相ずれがλ1/10以下であることが好ましく、λ1/20以下であることが更に好ましい。具体的には、後述の実施例のようなレンズデータをもとに対物レンズに回折輪帯を形成する際に、DVDにおいて回折輪帯22と屈折面21との位相差をほぼ0となるように回折輪帯22の光軸p方向の位置を微妙に調整して定めることによって、実現できる。即ち、図8のように、ブレーズ化波長と使用波長(λ1)との違いによって回折輪帯22では波面収差が生じるが、回折輪帯22の平均波面が屈折面21の波面と位相ずれを生じないように回折輪帯22の光軸p方向の位置を定めればよい。図8のように、屈折部(屈折面)の波面収差に対して回折輪帯の平均波面収差がλ1/10以下になるように調整する。
【0036】
次に、図5により本発明の実施の形態による別の光ピックアップ装置用対物レンズについて説明する。図5は本実施の形態を示す光ピックアップ装置用対物レンズの模式的な上半分の断面図である。
【0037】
図5のように、対物レンズ30は、第1面30aに、光軸pに近い屈折面31と、屈折面31の光軸pから離れた外周領域に最外周まで回転対称に設けられた輪帯状の回折輪帯32とを備えている。回折構造を有する回折輪帯32と回折構造を有しない屈折面31との境界には回折輪帯32の非球面形状に対し光軸pの方向にほぼ平行に段差部33が設けられている。
【0038】
また、回折輪帯32は、回折構造を有する内側領域32aと同じく回折構造を有する外側領域33aに分割されており、輪帯状の内側領域32aと外側領域33aとの境界には回折輪帯32の非球面形状に対し光軸pの方向にほぼ平行に段差部34が設けられている。
【0039】
図5の対物レンズ30は、図1と同様に回折輪帯32は開口数NAL1以上の範囲に設け、対物レンズ30の周辺に回折輪帯22が位置し、透明基板の厚さの異なる2種の情報記録媒体に対して、光源の波長差を利用して、球面収差を補正する。
【0040】
図6により図5の対物レンズ30の段差部33について説明する。段差部33の寸法(深さ)aは、その段差部33により屈折面31との境界で生じる光路差がλ1及びλ2のほぼ整数倍となるように設定する。即ち、いま、波長λ1が655nmである光束が対物レンズ30の第1面30aから入射したとき、図6のように、6λ1の光路差を生じるように段差部33の深さを定めれば、波長λ2が785nmのとき、λ1:λ2がほぼ5:6なので、波長λ2に対しほぼ5λ2の光路差を生じ、λ1、λ2ともに位相差を生じない。また、段差部33の寸法(深さ)等を適宜設定することにより温度変化時に波面収差の劣化を小さくすることができ、段差部33の光軸方向に平行な深さaは1μm〜10μmが好ましい。
【0041】
また、図5の回折輪帯32の内側領域32aと外側領域33aとの境界の段差部34は、その寸法(深さ)等を適宜設定することにより温度変化時に波面収差の劣化を小さくすることができ、段差部34の光軸方向に平行な深さbは1μm〜10μmが好ましい。
【0042】
なお、図5では、段差部33,34は回折輪帯が屈折面31に対して陥没するように位置しているが、突き出るように位置してもよく、段差部33,34の上述の好ましい寸法(深さ)は、絶対値として考えて陥没形状にも突き出し形状にも適用できる。
【0043】
次に、図2により、上述のような対物レンズを備えた本実施の形態にかかる光ピックアップ装置を具体的に説明する。
【0044】
図2に示す光ピックアップ装置は、第1の光ディスクの再生用の第1の光源である第1の半導体レーザ111と、第2の光ディスク再生用の第2の光源である第2の半導体レーザ112とを有している。
【0045】
まず第1の光ディスクを再生する場合、第1の半導体レーザ111からビームを出射し、出射された光束は、両半導体レーザ111、112からの出射光の合成手段であるビームスプリッタ190を透過し、偏光ビームスプリッタ120、コリメータ13、1/4波長板14を透過して円偏光の平行光束となる。この光束は絞り17によって絞られ、対物レンズ20により第1の光ディスク200の透明基板210を介して情報記録面220に集光される。
【0046】
そして情報記録面220で情報ビットにより変調されて反射した光束は、再び対物レンズ20、絞り17、1/4波長板14、コリメータ13を透過して、偏光ビームスプリッタ120に入射し、ここで反射してシリンドリカルレンズ18により非点収差が与えられ、光検出器300上へ入射し、その出力信号を用いて、第1の光ディスク200に記録された情報の読み取り信号が得られる。
【0047】
また、光検出器300上でのスポットの形状変化、位置変化による光量変化を検出して、合焦検出やトラック検出を行う。この検出に基づいて2次元アクチュエータ150が第1の半導体レーザ111からの光束を第1の光ディスク200の記録面220上に結像するように対物レンズ20を移動させると共に、半導体レーザ111からの光束を所定のトラックに結像するように対物レンズ20を移動させる。
【0048】
第2の光ディスクを再生する場合、第2の半導体レーザ112からビームを出射し、出射された光束は、光合成手段であるビームスプリッタ190で反射され、上記第1半導体111からの光束と同様、偏光ビームスプリッタ120、コリメータ13、1/4波長板14、絞り17、対物レンズ20を介して第2の光ディスク200の透明基板210を介して情報記録面220に集光される。
【0049】
そして、情報記録面220で情報ピットにより変調されて反射した光束は、再び対物レンズ20、絞り17、1/4波長板14、コリメータ13、偏光ビームスプリッタ120、シリンドリカルレンズ180を介して、光検出器300上へ入射し、その出力信号を用いて、第2の光ディスク200に記録された情報の読み取り信号が得られる。
【0050】
また、第1の光ディスクの場合と同様、光検出器300上でのスポットの形状変化、位置変化による光量変化を検出して、合焦検出やトラック検出を行い、2次元アクチュエータ150により、合焦、トラッキングのために対物レンズ20を移動させる。
【0051】
なお、半導体レーザ111,半導体レーザ112をユニット化した2波長半導体レーザを使った光学系や、半導体レーザ111,半導体レーザ112,光検出器をユニット化した光源−検出器モジュールを使用した光ピックアップ装置にも本対物レンズは適する。その他当業者に知られた複数の光源を持ったピックアップ光学系に適用することも可能である。
【0052】
【実施例】
次に、DVDとCDとの互換可能な対物レンズの実施例1,2,3を説明する。実施例1,2が、図1に相当するDVDとCDとの互換可能な対物レンズであり、実施例3が図5に相当するDVDとCDとの互換可能な対物レンズであり、図5の段差部33,34が設けられている。
【0053】
〈実施例1〉
【0054】
図1の対物レンズ20の第1面20aは、開口数NAL1以下に相当する中央の領域(21)が屈折非球面であり、開口数NAL1以上NAH1以下に相当する周辺の領域(22)が回折面である。
【0055】
回折面は開口数NAL1以上NA2以下に相当する領域と、開口数NA2以上NAH1以下に相当する領域とで、光路差関数および母非球面の係数が異なる。前者の領域ではDVD,CD両方での球面収差をほぼ無収差に補正し、後者の領域ではDVDでの球面収差をほぼ無収差に補正しCDでの球面収差をフレア化している。第2面は屈折非球面である。
【0056】
回折面は回折レリーフをはずしたマクロ的な形状を示す母非球面と、光路差函数とで表す。光路差関数は基準波長の回折光に対し回折面によって付加される光路差をあらわすものとし、光路差関数の値がmλ(mは回折次数)変わるごとに回折輪帯を設ける。
【0057】
光路差関数Φ(h)は次式で表す。
Φ(h)=b0+b2*h2+b4*h4+b6*h6+・・・(mm)
但し、h:光軸からの距離、b0、b2、b4、b6、・・・:光路差関数の係数である。
【0058】
また、非球面は次式で表す。
x=(h2/r)/(1+√(1−(1+k)h2/r2))+A0+A2h2+A4h4+A6h6+・・・
但し、A0、A2,A4,A6,・・・:非球面係数、k:円錐係数、r:近軸曲率半径であり、r、d、n、はレンズの曲率半径、面間隔、屈折率を表す。
【0059】
光源波長λ1=660nmのとき、焦点距離f=3.20、像側開口数=0.65(必要開口数NA1=0.65)である。
【0060】
光源波長λ2=785nmのとき、焦点距離f=3.22、像側開口数=0.65(必要開口数NA2=0.50)である。
【0061】
レンズデータは次の表1の通りである。
【0062】
【表1】
Figure 0004678462
【0063】
また、この対物レンズの断面図を図3に示し、その球面収差図をDVDの場合を図4(a)に、CDの場合を図4(b)に示す。
【0064】
また、金型の回折輪帯に対応する金型面を刃先半径4μmのバイトで加工し、1次回折光を用いたときの第1面における回折効率を次の表2に示す。
【0065】
【表2】
Figure 0004678462
【0066】
比較例として、第1面を同様の仕様で全面を回折面とした場合の回折効率は、DVD88%、CD89%であり、この比較例の全面回折レンズと比較すると、本実施例は回折効率が高く、光量をより利用可能であることが分かる。特に、DVDでは、ストレール比が100%であり、レーザ利用効率が優れていることが分かる。
【0067】
また、9番目(i=)の回折輪帯のピッチpiについて、pi=28μm、pi+1=41μm、pi+1/pi=1.5であり、上述の式を満たす。
【0068】
なお、0.50≦NA≦0.65の領域において2次回折光を用いると、表2の結果よりも更にDVDの回折効率が高くなる。
【0069】
〈実施例2〉
【0070】
実施例2の対物レンズに関するレンズデータは次の表3の通りである。
【0071】
【表3】
Figure 0004678462
【0072】
実施例2の対物レンズの断面図は図3と同様であり、DVDの場合の球面収差図は図4(a)と、CDの場合は図4(b)と同様である。
【0073】
〈実施例3〉
【0074】
実施例3の対物レンズに関するレンズデータは次の表4の通りである。
【0075】
【表4】
Figure 0004678462
【0076】
実施例3の対物レンズの球面収差図をDVDの場合を図7(a)に、CDの場合を図7(b)に示し、対物レンズの断面図は図3とほぼ同様である。
【0077】
また、実施例3の対物レンズにおいて、図5の間の段差部33の深さaに相当する段差の光軸方向の寸法は、−1.38μmであり、段差部34の深さbに相当する段差の光軸方向の寸法は、6.86μmであった。
【0078】
なお、段差部の寸法(深さ)の符号は、その境界部において外側の部分が内側の部分よりも像側(光情報記録媒体側)に変位しているときを正とする。また、各表では10のべき乗の表現にE(またはe)を用いて、例えば、E−02(=10−2)のように表している場合がある。
【0079】
以上の実施例においては、対物レンズの1つの面を3つの分割面(領域)に構成し、中間領域と外側領域に回折構造を備えた分割面としたが、分割面数はこれに限定されることなく、更に3以上の分割面を設けた構成としてもよく、例えば、回折構造を備えた中間領域及び/または外側領域が更に複数の分割面に構成されてもよく、また中心領域等の回折構造を備えていない屈折面の領域が更に分割面に構成されていてもよい。
【0080】
【発明の効果】
本発明の光ピックアップ装置用対物レンズによれば、光源からの光量を十分に利用することができ、情報記録媒体からの光の誤検出も生ぜず、製造コストの上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の対物レンズの模式的な上半分の断面図である。
【図2】図1の対物レンズを備える本実施の形態の光ピックアップ装置の概略図である。
【図3】実施例1の対物レンズの断面図である。
【図4】実施例1の対物レンズに関するDVDの場合の球面収差図(a)、及びCDの場合の球面収差図(b)である。
【図5】本実施の形態の別の対物レンズの模式的な上半分の断面図である。
【図6】図5の対物レンズに設けた段差部を拡大して示す断面図である。
【図7】実施例3の対物レンズに関するDVDの場合の球面収差図(a)、及びCDの場合の球面収差図(b)である。
【図8】図1の対物レンズに関するDVDの場合の球面収差を模式的に示す図である。
【符号の説明】
20、30 対物レンズ
20a、30a 第1面
21、31 屈折面
22、32 回折輪帯
32a 回折輪帯32の内側領域
32b 回折輪帯32の外側領域
33 屈折面31と回折輪帯32との境界の段差部
34 内側領域32aと外側領域32bとの境界の段差部
a 段差部33の光軸方向に平行な深さ
b 段差部34の光軸方向に平行な深さ
p 対物レンズ20,30の光軸
111 第1の半導体レーザ
112 第2の半導体レーザ
200 光ディスク(情報記録媒体)
300 光検出器

Claims (9)

  1. 回折構造を備えない領域の外周側に回折構造を備えた領域をその最外周にまで設けたレンズ面を有し、前記回折構造の少なくとも一部の領域は、互いに異なる少なくとも2つの波長(λ1,λ2)の光束に対して最大の回折光量を発生する回折光の次数が同一次数(但し、0次を除く)となる形状であることを特徴とする光ピックアップ装置用対物レンズ。
  2. 前記レンズ面において光軸を含む領域に前記回折構造を備えない領域が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
  3. 前記同一次数が1次であることを特徴とする請求項1または2に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
  4. 前記回折構造を備えた領域と前記回折構造を備えない領域との境界において光軸方向に段差部が設けられ、前記段差部は、その段差部により前記境界で生じる光路差がλ1及びλ2のほぼ整数倍となるように設定された段差を有することを特徴とする請求項1,2または3に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
  5. 前記回折構造を備えた領域と前記回折構造を備えない領域との境界において光軸方向に段差部が設けられ、前記段差部が1μm以上10μm以下の光軸方向の段差を有することを特徴とする請求項1,2または3に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
  6. 前記回折構造を備えた領域と前記回折構造を備えない領域との境界において光軸方向に段差部が設けられ、前記段差部は、その段差部により前記境界で生じる光路差がλ1及びλ2のほぼ整数倍となるように設定された段差を有し、前記段差が光軸方向に1μm以上10μm以下の寸法を有することを特徴とする請求項1,2または3に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
  7. 前記回折構造を備えた領域を内側領域と外側領域に分割し、前記内側領域は前記同一次数が1次となる形状にし、前記外側領域は前記同一次数が2次以上の次数となる形状としたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
  8. 前記回折構造を備えた領域を内側領域と外側領域に分割し、前記内側領域と前記外側領域との境界において光軸方向に段差部が設けられ、前記段差部が1μm以上10μm以下の光軸方向の段差を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
  9. 前記回折構造を備えた領域を内側領域と外側領域に分割し、前記内側領域は前記同一次数が1次となる形状にし、前記外側領域は前記同一次数が2次以上の次数となる形状とし、前記内側領域と前記外側領域との境界において光軸方向に段差部が設けられ、前記段差部が1μm以上10μm以下の光軸方向の段差を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置用対物レンズ。
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