JP4676308B2 - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン Download PDF

Info

Publication number
JP4676308B2
JP4676308B2 JP2005317520A JP2005317520A JP4676308B2 JP 4676308 B2 JP4676308 B2 JP 4676308B2 JP 2005317520 A JP2005317520 A JP 2005317520A JP 2005317520 A JP2005317520 A JP 2005317520A JP 4676308 B2 JP4676308 B2 JP 4676308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winning
pattern
combination
reel
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005317520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007117659A (ja
Inventor
幸治 向山
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2005317520A priority Critical patent/JP4676308B2/ja
Publication of JP2007117659A publication Critical patent/JP2007117659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4676308B2 publication Critical patent/JP4676308B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
  • Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)

Description

本発明は、複数の役を同時に内部当選させ得るスロットマシンに関する。
従来より、例えば、スロットマシンとしては、内部抽選により当選した内部当選役に応じて入賞を与えるものがある。そして、このようなスロットマシンとしては、1回のゲームにおいて内部当選する役を1つのみに限定したものや、1回のゲームにおいて複数の役が同時に内部当選し得るように構成したものがある(特許文献1参照。)。
しかしながら、上記従来の複数の役を同時に内部当選させ得るスロットマシンでは、次のような問題がある。すなわち、同時に内部当選した複数の役のうちのいずれが入賞するかによって遊技者が獲得し得る遊技媒体の数に多少を生じ、遊技者の損が発生するおそれがあるという問題がある。
特開2002−808号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の役を同時に内部当選させ得るスロットマシンにおいて、遊技者の利益を十分、確保でき、遊技者の損を抑制し得るスロットマシンを提供しようとするものである。
本発明は、外周面に複数の図柄が配置され、スタートレバーの操作により変動を開始する複数のリールと、
上記リールの変動を停止させるために操作する複数のストップボタンと、
1回のゲームにおいてボーナス役と小役とを同時に当選させることができ、かつ、内部当選したボーナス役は、当該ボーナス役が入賞するまで次のゲーム以降も有効とする一方、内部当選した小役は、当該ゲームに限り有効とするように構成された内部抽選手段と、を備え、上記複数のリールの変動が停止したときに、予め定められた入賞ライン上に各リールが停止させた図柄の組み合わせによって入賞か否かを判定するように構成されたスロットマシンにおいて、
上記内部抽選手段がボーナス役と小役とを同時に内部当選させた場合に、内部当選した小役が入賞したときに払い出される遊技媒体の払出数と、当該ゲームの開始時に投入された遊技媒体の投入数とを比較し、上記払出数が上記投入数を上回る場合には、当該小役を入賞させてから上記ボーナス役を入賞させる旨の第1入賞パターンを計算する一方、上記払出数が上記投入数を下回る場合には、当該小役を入賞させずに上記ボーナス役を優先して入賞させる旨の第2入賞パターンを計算するように構成したパターン計算手段と、
該パターン計算手段が計算した上記入賞パターンを報知するためのパターン報知手段とを備え
上記パターン報知手段は、上記第1入賞パターンの報知として、上記複数のリールが全て変動しているときには上記小役の当選図柄の並びを各リールに対応させて表示し、各リールの変動が停止するごとに当該停止したリールに対応する上記小役の当選図柄をボーナス役の当選図柄に切替表示する報知パターンを含むことを特徴とするスロットマシンにある(請求項1)。
本発明のスロットマシンは、上記差枚数が最大となり得る上記入賞パターンを計算するための上記パターン計算手段を備えている。このパターン計算手段によれば、複数の上記役が同時に内部当選した場合に、遊技者にとって有利となる入賞の順番を表す上記入賞パターンを計算し得る。
さらに、上記スロットマシンは、上記パターン計算手段が計算した上記入賞パターンを報知するための上記パターン報知手段を備えている。そのため、遊技者は、このパターン報知手段が報知する上記入賞パターンに従って入賞を獲得するよう、いわゆる目押し停止を行うことができる。このように上記入賞パターンに従って遊技すれば、遊技者は、最大の上記差枚数を獲得し得る可能性がある。
以上のように、本発明のスロットマシンでは、上記入賞パターンに従って遊技することにより最大の上記差枚数を獲得し得る。すなわち、このスロットマシンによれば、同時に内部当選した複数の上記役についての入賞のさせ方の間違いに起因して遊技者が被るおそれがある損を未然に回避し、遊技者の利益を最大に近づけることができる。
本発明における上記内部抽選手段としては、15枚役や8枚役等の小役同士を同時に内部当選させるものであっても良く、小役等とボーナス役とを同時に内部当選させるものであっても良く、さらには、これらの組み合わせであっても良い。例えば、内部当選を表すフラグの持ち越しが禁止された小役同士の同時の内部当選の場合には、上記パターン計算手段としては、上記遊技媒体の払い出し数が多い方の小役の入賞を上記入賞パターンとして計算するのが良い。
また、上記役として一つのみが内部当選した場合の上記パターン計算手段としては、内部当選役の入賞を上記入賞パターンとして算出しても良く、あるいは、上記入賞パターンの計算自体を行わないようにしても良い。
また、本発明において複数の上記役を同時に内部当選させることの意味は、厳密な時間的な一致を意味するものではなく、同一のゲームにおいて複数の上記役を並列して内部当選させる旨である。
また、上記スロットマシンとしては、コインやメダルを上記遊技媒体とした狭義のスロットマシンのほか、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)等の広義のスロットマシンがある。
また、上記内部抽選手段は、1回のゲームにおいてボーナス役と小役とを同時に内部当選させることができ、かつ、内部当選したボーナス役は、当該ボーナス役が入賞するまで次のゲーム以降も有効とする一方、内部当選した小役は、当該ゲームに限り有効とするように構成してあり、
上記パターン計算手段は、上記内部抽選手段がボーナス役と小役とを同時に内部当選させたゲームにおいて、内部当選した小役が入賞したときに払い出される遊技媒体の払出数と、当該ゲームの開始時に投入された遊技媒体の投入数とを比較し、上記払出数が上記投入数を上回る場合には、当該小役を入賞させてから上記ボーナス役を入賞させる旨の上記入賞パターンを計算し、
かつ、上記払出数が上記投入数を下回る場合には、当該小役を入賞させずに上記ボーナス役を優先して入賞させる旨の上記入賞パターンを計算する
この場合には、例えば、MAXベット機など1ゲームに必要な上記投入数が3枚であって、かつ、内部当選した上記子役が2枚役であるようなとき、当該小役の入賞を経由せずに上記ボーナス役を直接入賞させるという真に遊技者にとって有利となり得る上記入賞パターンを計算できる。
なお、上記払出数と上記投入数とが一致している場合には、上記小役の入賞を経由して上記ボーナス役を入賞させる旨の上記入賞パターンを計算しても良く、上記ボーナス役の入賞を優先させる旨の上記入賞パターンを計算しても良い。上記小役の入賞を経由する場合には入賞の喜びを感じる回数を多くでき、上記ボーナス役の入賞を優先させる場合には遊技時間を短縮して時間的な効率を向上できる。
また、上記入賞パターンを報知するか否かの抽選を実施する報知抽選手段を有することが好ましい(請求項)。
この場合には、上記報知抽選手段による抽選結果に応じて上記入賞パターンを報知することができる。当該入賞パターンに従っていわゆる目押し等を行えば、最大の上記差枚数を期待でき、遊技者の期待感を一層、煽ることができる。一方、上記入賞パターンが報知されないゲームについても、複数の上記役の同時の内部当選が発生し得るため、例えば、ボーナス役と小役との同時の内部当選等に対する遊技者の期待感を持続させることができる。
(実施例1)
本例は、複数の役の同時の内部当選を可能としたスロットマシン1に関する例である。この内容について、図1〜図11を用いて説明する。
本例のスロットマシン1は、図1に示すごとく、1回のゲームにおいて複数の役を同時に内部当選させ得る内部抽選手段42を備えたものである。
スロットマシン1は、内部抽選手段42が複数の役を同時に内部当選させた場合に、入賞特典として払い出される遊技媒体の数からゲーム開始時に投入する遊技媒体の数を差し引いた数である差枚数が最大となり得る入賞パターンを計算するように構成したパターン計算手段43と、このパターン計算手段43が計算した入賞パターンを報知するためのパターン報知手段44とを備えている。
以下に、この内容について詳しく説明する。
まず、本例のスロットマシン1の役、内部当選役、入賞役について、図1及び図2を用いて説明する。本例のスロットマシン1は、BIGボーナス、REGボーナス、15枚役等の小役等を含む9種類の役を有している。図2では、左列にそれぞれの役の名称を、中列にそれぞれの図柄の組み合わせを、右列に賞品として払い出すメダル枚数を示してある。スロットマシン1では、後述する内部抽選手段42により内部当選した役が内部当選役になる。そして、この内部当選役を構成する図柄20が当選図柄である。さらに、入賞ライン上に当選図柄が並んだとき、その内部当選役が入賞役となる。
このスロットマシン1は、図3に示すごとく外観的な構成を有している。スロットマシン1では、遊技者に対面する前面部分が、略矩形状の図柄表示窓11を設けた前面枠体10によって形成されている。前面枠体10は、図柄表示窓11の鉛直方向上側に液晶表示部530及び左右一対のスピーカ520を配設してなると共に、鉛直方向下側にスロットマシン1の基部をなすベース部100を形成してなる。
ベース部100は、図3に示すごとく、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓11に対して、遊技者に向けて相対的に張り出すように形成してある。ベース部100は、図柄表示窓11に隣り合う上端部にテーブル状の操作面14を有し、下端部にメダルを払い出すメダル受け皿15を有し、操作面14とメダル受け皿15との間に操作パネル13を有している。
操作面14には、図3に示すごとく、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダルを賭けるためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるための精算ボタン65と、遊技に賭けるメダルを投入するメダル投入口630とを配設してある。操作パネル13には、リール2の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61とを配設してある。
ベットボタン64は、図1及び図3に示すごとく、遊技賭け数としてマックスベット数である3ベットを指定するためのボタンである。このベットボタン64は、最大賭け数である遊技賭け数3を表す3ベット信号を発生するように構成してある。なお、遊技(ゲーム)毎に3枚のメダルを賭ける、いわゆるマックスベット機である本例のスロットマシン1に代えて、遊技者の好みにより遊技賭け数を選択的に設定可能なタイプのスロットマシンであっても良い。この場合には、上記ベットボタン64としては、3ベット信号を発生するマックスベットボタンのほか、シングルベット信号を発生するシングルベットボタンを設けるのが良い。
スタートレバー62は、図1及び図3に示すごとく、リール2の制御信号である変動開始信号を遊技者が操作したタイミングで発生するように構成してある。
ストップボタン61は、同図に示すごとく、リール2の制御信号である変動停止信号を遊技者が操作したタイミングで発生するように構成してある。本例のストップボタン61は、左リール2Lに対応する左ストップボタン61L、中リール2Cに対応する中ストップボタン61C、右リール2Rに対応する右ストップボタン61Rを組み合わせてなる。
図柄表示窓11は、図3に示すごとく、3行3列の2次元マトリクス状に配置された9個の図柄20を表示するように構成してある。前面枠体10における図柄表示窓11に当たる部分は、遊技者側から図柄20が見えるように透明な樹脂プレートにより形成してある。上記2次元マトリクス状の9個の図柄20に対しては、入賞対象の図柄の並び方向の候補である入賞ライン211〜215を設定してある。入賞ラインとしては、水平方向3本の入賞ライン211〜213と、斜め方向2本の入賞ライン214、215とがある。
リール2は、図1及び図4に示すごとく、左リール2Lと、中リール2Cと、右リール2Rとよりなる。各リール2L、2C、2Rは、略円柱形状をなし、その外周面には、略一定の間隔を設けて7種類21個の図柄20を配置した回転式リールである。各リール2L、2C、2Rは、その回転方向における1カ所の基準位置に基準位置片(図示略)を有している。この基準位置片は、後述する基準位置検知部66が検知する被検知片としての部材である。なお、リール2としては、本例の回転式リールに代えて、液晶ディスプレイに図柄を変動表示する画像式リールを採用することもできる。
左リール2Lは、図1、図3及び図4に示すごとく、図柄表示窓11に表示する3行×3列の2次元マトリクスにおける左端の一列をなす。右リール2Rは、2次元マトリクスにおける右端の一列をなす。中リール2Cは、2次元マトリクスにおける中央の一列をなしている。なお、本例では、図4に示すごとく、各リール2L、2C、2Rごとに、7種類の図柄20の配置序列を変更してある。
液晶表示部530は、図1及び図3に示すごとく、上記パターン報知手段44としての機能のほか、遊技を演出する様々な演出画面を表示するように構成してある。パターン報知手段44としての液晶表示部530は、差枚数が最大となり得る入賞パターンを報知するものである。特に、本例のパターン報知手段44は、報知抽選手段46の抽選結果に応じた演出パターンの実施により上記入賞パターンを報知するように構成してある。
ここで、パターン報知手段44としての液晶表示部530が表示する3種類の演出パターンについて説明しておく。3種類の演出パターンのうちの2つ(演出パターン1及び2)は、ボーナス役と小役とが同時に内部当選した場合のものであり、他の一つ(演出パターン3)は、ボーナス役あるいは小役が単独で内部当選した場合のものである。各演出パターンの内容は、以下の通りである。
まず、BIGボーナス役(当選図柄「7」)と12枚役(当選図柄「チェリー」)とが同時に内部当選した場合、すなわち、12枚役入賞を経由してBIGボーナス役入賞を獲得すべき旨の入賞パターンをパターン計算手段43が計算する場合を例として、上記演出パターン1及び2について説明する。
演出パターン1は、図5に示すごとく、例えば、12枚役の当選図柄である「チェリー」の並びを上段に表示し、BIGボーナス役の当選図柄である「7」の並びを下段に表示すると共に、12枚役入賞の後にBIGボーナス役を入賞すべき旨を表す下向き矢印を中段に表示するものである。すなわち、演出パターン1は、ボーナス役と小役とが同時に内部当選している旨と、12枚役入賞を経由してボーナス役入賞を入賞させるのが良い旨の入賞パターンを遊技者に対して直接的に報知するものである。
演出パターン2は、図6に示すごとく、リール2の停止動作に続いてボーナス役と小役とが同時に内部当選した旨を報知するものである。全てのリール2の変動中では、図6(A)に示すごとく、例えば、12枚役の当選図柄である「チェリー」の並びが表示され、その後、図6(B)に示すごとく、リール2を停止するごとに停止したリール2に対応する「チェリー」の表示をBIGボーナス役の当選図柄である「7」に切り替えるというものである。
そして、上記のごとくボーナス役あるいは小役が単独で内部当選した場合に実施する演出パターン3は、単独で内部当選した内部当選役の当選図柄を表示するという、周知のフラグ告知演出と同様のものである。
次に、本例のスロットマシン1は、図1に示すごとく、機械的な構成を備えている。
スロットマシン1の全体動作を制御する制御基板3、及びこの制御基板3に電気的に接続された各部について、図1及び図3を用いて説明する。制御基板3に対しては、上記の構成のほか、遊技媒体として投入されたメダルを検知する投入メダル検知部63と、リール2を回転駆動するリール駆動部51と、リール2の回転位置を検知する基準位置検知部66と、メダルを払い出すメダル払出部54と、遊技を演出するための各種表示部55と、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定する設定値操作部68と、スピーカ520を制御する音声出力部52と、遊技を視覚的に演出する装飾ランプ部53とを電気的に接続してある。
投入メダル検知部63は、図1及び図3に示すごとく、メダル投入口630からメダルが投入されるごとに、インサート信号を出力するように構成してある。3回のインサート信号が上記の3ベット信号に相当している。なお、マックスベット機であるスロットマシン1では、3枚のメダルを投入するか、上記ベットボタン64を押すとスタートレバー62が有効状態に設定される。すなわち、本例のスロットマシン1において、ゲームの開始時に投入すべき遊技媒体の投入数は3枚である。
リール駆動部51は、図1に示すごとく、ステップ単位で制御し得るステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール2を回転駆動するように構成してある。このステッピングモータは、制御基板3から取り込む制御パルス毎に、1ステップずつ回転するように構成してある。このリール駆動部51は、上記変動開始信号を取り込んでリール2の回転を開始すると共に、上記変動停止信号を取り込んでリール2を停止するように構成してある。
基準位置検知部66は、図1に示すごとく、各リール2L、2C、2Rの上記基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力するセンサを有している。詳しくは後述するが、本例では、この検知信号の発生後に、制御基板3が発生した制御パルス数、すなわち、上記基準位置片の通過後にステッピングモータが回転したステップ数に基づいて、各リール2L、2C、2Rが現在表示している図柄(入賞ライン上に位置する図柄。)を計算する。
メダル払出部54は、制御基板3の制御により所定枚数のメダルをメダル受け皿15に払い出すように構成してある。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役の当選確率を6段階に設定する設定値を変更するためのものである。
上記制御基板3は、図1及び図3に示すごとく、CPU31と、メモリ手段であるROM33、RAM34と、入出力インターフェースとしてのI/O部32とを有している。CPU31は、ROM33に格納したソフトウェアプログラムを実行することにより、乱数を発生する乱数発生手段48、入賞役を判定する入賞役判定手段49、リール駆動部51を制御するリール制御手段45、内部当選役を抽選する内部抽選手段42、入賞パターンを計算するパターン計算手段43と、入賞パターンを報知するための演出パターンを抽選する報知抽選手段46の各機能を実現するように構成してある。
ROM33は、図1に示すごとく、抽選手段42が内部当選役の抽選に用いる当選乱数テーブルと、報知抽選手段46が演出パターンの抽選に用いる報知演出テーブルとを記憶している。当選乱数テーブルは、図7に示すごとく、それぞれの役が当選するための乱数の範囲を規定したものである。同図では、横軸に乱数の値を規定し、縦軸方向に各役を配置してある。なお、同図中、BIG1(REG1)の表記は、小役と同時に内部当選するBIG(REG)ボーナス役を表し、BIG2(REG2)の表記は、単独で内部当選するBIG(REG)ボーナス役を表している。同図は、例えば、12枚役は、3781〜4120の乱数がサンプリングされたときに当選する旨を表している。
図7及び図8から知られるように、この当選乱数テーブルによれば、例えば、4119、4120の乱数に対してBIGボーナス役と12枚役とが同時に内部当選し得る。
報知演出テーブルは、図9に示すごとく、単独当選を含む内部当選役の組み合わせに応じた1〜9のフラグパターン毎に、各演出パターンを当選させる乱数の範囲を規定したものである。例えば、BIGボーナス役と12枚役との同時の内部当選であるフラグパターン1の場合では、0〜15の乱数範囲において上記演出パターン1が当選し、16〜63の乱数範囲において上記演出パターン2が当選し、64〜127の乱数範囲において演出なしが選択される。さらに、例えば、BIGボーナス役の単独の内部当選であるフラグパターン5の場合では、0〜63の乱数範囲において上記演出パターン3が当選し、64〜127の乱数範囲において演出なしが選択される。
乱数発生手段48は、図1に示すごとく、CPU31の内部演算により乱数を発生する手段である。本例の乱数発生手段48は、スタートレバー62の変動開始信号をトリガー信号として乱数を発生させ、内部抽選手段42あるいは報知抽選手段46に入力するように構成してある。なお、本例の乱数発生手段48は、内部抽選手段42向けの乱数として0〜16383の範囲に属する整数を発生し、報知抽選手段46向けの乱数として0〜127の範囲に属する整数を発生する。
内部抽選手段42は、図1に示すごとく、乱数発生手段48が発生する0〜16383の乱数から一つの乱数をサンプリングし、その乱数を上記当選乱数テーブル(図7)と照合して内部当選役を決定し、その内部当選役を示すフラグを成立させるように構成してある。本例の抽選手段42が抽選する内部当選役は、図2に示すごとく、BIGボーナス、REGボーナス、15枚役、12枚役、8枚役、9枚役、リプレイ役の7種類の役である。ここで、本例の内部抽選手段42は、15枚役等の小役とボーナス役とを同時に内部当選させ得るように構成してある。例えば、乱数が4119あるいは4120であるときには、12枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選し得る。なお、小役のフラグは、そのゲーム終了時に入賞の有無に関わらず消滅し、ボーナス役のフラグはそのゲームで入賞しなかった場合は次のゲームへ持ち越される。したがって、小役は、内部当選したゲームで入賞しなかった場合は、いわゆる取りこぼしとなる。
報知抽選手段46は、乱数発生手段48が発生した0〜127の乱数に基づいて上記報知演出テーブル(図9)を参照し、上記のいずれかの演出パターンあるいは演出なしをを抽選により決定するものである。なお、本例では、ボーナス役と小役とが同時に内部当選した場合には、上記演出パターン1(図5参照。)、上記演出パターン2(図6参照。)及び演出なしのうちのいずれかを抽選により決定し、単独の内部当選の場合には、上記演出パターン3及び演出なしのいずれかを抽選により決定する。
パターン計算手段43は、内部抽選手段42により当選した内部当選役について、差枚数が最大となり得る入賞パターン、すなわち、入賞を獲得する順番を計算する手段である。例えば、15枚役などの小役とボーナス役とが同時当選した場合には、パターン計算手段43は、フラグを持ち越しできない小役の入賞を経由してボーナス役入賞を獲得するという入賞パターンを算出する。
リール制御手段45は、図1に示すごとく、上記変動開始信号に応じてリール2の図柄変動を開始すると共に、上記変動停止信号に応じてリール2の図柄変動を停止させるための手段である。リール制御手段45は、リール駆動部51をなすステッピングモータに制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップずつステッピングモータを回転させる。このリール制御手段45は、リール駆動部51に入力した制御パルス数、すなわち、ステッピングモータが回転したステップ数をカウントする。とくに本例では、各リール2の上記基準位置片の検知信号を取り込むごとに上記ステップ数をゼロリセットすることで、直近の検知信号の後に生じた上記ステップ数をカウントしている。
リール制御手段45は、図1に示すごとく、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める所定の引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実施するように構成してある。具体的には、リール制御手段45は、上記変動停止信号をトリガー信号としてリール駆動部51に入力した制御パルス数、すなわち、ステッピングモータのステップ数を取り込む。そして、このステップ数に基づいて入賞ライン111〜115上に瞬間的に位置する図柄20であるビタ図柄を計算し、当該ビタ図柄を先頭にして後続する4つの図柄20を上記所定の引込範囲内の図柄として設定した。
リール制御手段45は、上記所定の引込範囲内に内部当選役の当選図柄があれば、当該当選図柄を入賞ライン上に停止させるという、いわゆる引き込み制御を実施する。一方、上記所定の引込範囲内に当選図柄がない時は、リール制御手段45は、内部当選してない他の役の入賞を回避するよう、ハズレ図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させる。なお、リール制御手段45による引込制御としては、上記のようなコントロール方式のほか、停止パターンテーブルを採用した他の制御方式を採用することもできる。
入賞役判定手段49は、図1に示すごとく、各リール2L、2C、2Rが停止した後、各リール2L、2C、2Rに対応する各ステッピングモータ(リール駆動部51)について、変動制御手段45から上記ステップ数を取り込む。そして、入賞役判定手段49は、入賞ライン211〜215上に停止した図柄20の種類を求め、その図柄20の組み合わせについて入賞役が成立するか否かを判定する。
次に、以上のように構成した本例のスロットマシン1の動作について、図10及び図11に示すフローチャートに沿って説明する。図10は、スロットマシン1における遊技の流れを示している。図11は、演出パターンを抽選する処理の流れを示している。
まず、図10を用いて、スロットマシン1における遊技の流れを説明する。スロットマシン1による遊技は、ステップS101のごとく、スタートレバー62の操作に応じた変動開始信号をトリガー信号として開始される。遊技開始に当たって、まず、ステップS102のごとく変動開始信号をトリガー信号として内部当選役の抽選を実施すると共に、ステップS103のごとく各リール2の図柄変動を開始する。続くステップS104では、当たり役である内部当選役の有無を判断する。内部当選役が有る場合には、さらに、ステップS105のごとく複数の役の同時の内部当選であるか否かを判断し、同時の内部当選である場合には差枚数が最大となり得る入賞パターンを計算した(ステップS106)。
続くステップS107では、図11を用いて後述する演出パターンの抽選を実施し、当選した演出パターンを表すデータをRAM34(図1)に格納した。そして、ステップS108では、RAM34から読み込みした演出パターンに沿って、入賞パターンを報知する報知演出を実施した。その後、ステップS109のごとくリール2を停止し、入賞役の判定、メダルの払い出し等を含む入賞処理等を適宜、実施して遊技を終了する。
次に、上記ステップS107の演出パターン抽選処理の流れについて、図11を用いて説明する。まず、ステップS201のごとく、乱数発生手段48を用いて演出パターン抽選用の乱数を生成する。続くステップS202では、この乱数及び内部当選役を表すフラグに基づいて報知演出テーブル(図9)を参照し、演出パターンを抽選した。例えば、12枚役とBIGボーナス役とが同時に内部当選している場合には、報知演出テーブルのうちのフラグパターン1の部分が参照され、乱数に応じた演出パターンを抽選により決定する。その後、ステップS203のごとく当選した演出パターンをRAM34(図1)にセットした。
以上のように、本例のスロットマシン1は、複数の役が同時に内部当選したときに差枚数が最大となり得る入賞パターンを計算すると共に、当該入賞パターンを報知する報知演出を実施するものである。それ故、遊技者にあっては、上記入賞パターンに沿って遊技することで、同時に内部当選した役を効率良く入賞させることができる。すなわち、上記差枚数の増大に貢献し得るはずの小役を取りこぼしてしまうおそれを抑制して、有利に遊技を行うことができる。
なお、小役である2枚役とボーナス役とを同時に内部当選させるように構成することもできる。この場合には、内部当選した2枚役が入賞したときに払い出される遊技媒体の払出数である2枚と、マックスベット機であるスロットマシン1についてゲーム開始時に投入する遊技媒体の投入数である3枚とを比較するのが良い。そして、パターン計算手段43においては、上記払出数が上記投入数を下回ることから、2枚役を入賞させずにボーナス役を優先して入賞させる旨の入賞パターンを計算するのが良い。この入賞パターンによれば、最大の上記差枚数を獲得し得るチャンスを遊技者に与えることができる。なお、本例のごとく、ボーナス役ど同時に内部当選し得る子役が9枚役以上の小役であり、その払出数が投入数を上回る場合には、当該小役を入賞させてからボーナス役を入賞させる旨の入賞パターンが最良となる。
実施例1における、スロットマシンの構成を示すブロック図。 実施例1における、スロットマシンの役、当選図柄、払出メダル枚数を示す説明図。 実施例1における、スロットマシンを示す正面図。 実施例1における、各リールにおける図柄の配列を示す展開図。 実施例1における、演出パターン1を表示する液晶表示部を示す正面図。 実施例1における、演出パターン2を表示する液晶表示部を示す正面図。 実施例1における、当選乱数テーブルを説明する説明図。 実施例1における、複数の役について同時の内部当選を発生させる乱数の範囲を示す説明図。 実施例1における、告知抽選テーブルを示す説明図。 実施例1における、スロットマシンの遊技の流れを示すフロー図。 実施例1における、演出パターンの抽選処理の流れを示すフロー図。
符号の説明
1 スロットマシン
2 リール
2L 左リール
2C 中リ−ル
2R 右リール
20 図柄
3 制御基板
43 パターン計算手段
44 パターン報知手段
45 リール制御手段
46 報知抽選手段
530 液晶表示部
61 ストップボタン
62 スタートレバー

Claims (2)

  1. 外周面に複数の図柄が配置され、スタートレバーの操作により変動を開始する複数のリールと、
    上記リールの変動を停止させるために操作する複数のストップボタンと、
    1回のゲームにおいてボーナス役と小役とを同時に当選させることができ、かつ、内部当選したボーナス役は、当該ボーナス役が入賞するまで次のゲーム以降も有効とする一方、内部当選した小役は、当該ゲームに限り有効とするように構成された内部抽選手段と、を備え、上記複数のリールの変動が停止したときに、予め定められた入賞ライン上に各リールが停止させた図柄の組み合わせによって入賞か否かを判定するように構成されたスロットマシンにおいて、
    上記内部抽選手段がボーナス役と小役とを同時に内部当選させた場合に、内部当選した小役が入賞したときに払い出される遊技媒体の払出数と、当該ゲームの開始時に投入された遊技媒体の投入数とを比較し、上記払出数が上記投入数を上回る場合には、当該小役を入賞させてから上記ボーナス役を入賞させる旨の第1入賞パターンを計算する一方、上記払出数が上記投入数を下回る場合には、当該小役を入賞させずに上記ボーナス役を優先して入賞させる旨の第2入賞パターンを計算するように構成したパターン計算手段と、
    該パターン計算手段が計算した上記入賞パターンを報知するためのパターン報知手段とを備え
    上記パターン報知手段は、上記第1入賞パターンの報知として、上記複数のリールが全て変動しているときには上記小役の当選図柄の並びを各リールに対応させて表示し、各リールの変動が停止するごとに当該停止したリールに対応する上記小役の当選図柄をボーナス役の当選図柄に切替表示する報知パターンを含むことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項において、上記入賞パターンを報知するか否かの抽選を実施する報知抽選手段を有することを特徴とするスロットマシン。
JP2005317520A 2005-10-31 2005-10-31 スロットマシン Expired - Fee Related JP4676308B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005317520A JP4676308B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005317520A JP4676308B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 スロットマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007117659A JP2007117659A (ja) 2007-05-17
JP4676308B2 true JP4676308B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=38142119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005317520A Expired - Fee Related JP4676308B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4676308B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5593583B2 (ja) * 2007-06-12 2014-09-24 株式会社三洋物産 遊技機
JP5071791B2 (ja) * 2007-09-19 2012-11-14 株式会社大一商会 遊技機
JP5145877B2 (ja) * 2007-10-31 2013-02-20 株式会社三洋物産 遊技機
JP2011115492A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Fujishoji Co Ltd 回胴式遊技機
JP5949848B2 (ja) * 2014-08-07 2016-07-13 株式会社三洋物産 遊技機
JP6257672B2 (ja) * 2016-03-01 2018-01-10 株式会社三共 スロットマシン
JP6257673B2 (ja) * 2016-03-01 2018-01-10 株式会社三共 スロットマシン
JP6257674B2 (ja) * 2016-03-01 2018-01-10 株式会社三共 スロットマシン
JP6257671B2 (ja) * 2016-03-01 2018-01-10 株式会社三共 スロットマシン
JP6283707B2 (ja) * 2016-03-08 2018-02-21 株式会社三共 スロットマシン
JP6283705B2 (ja) * 2016-03-08 2018-02-21 株式会社三共 スロットマシン
JP6283706B2 (ja) * 2016-03-08 2018-02-21 株式会社三共 スロットマシン
JP6283708B2 (ja) * 2016-03-08 2018-02-21 株式会社三共 スロットマシン
JP6283704B2 (ja) * 2016-03-08 2018-02-21 株式会社三共 スロットマシン
JP6296097B2 (ja) * 2016-06-07 2018-03-20 株式会社三洋物産 遊技機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63260583A (ja) * 1987-04-16 1988-10-27 株式会社エル・アイ・シー 回胴式遊戯機
JP2004016674A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Abilit Corp 図柄変動表示ゲームの制御方法およびスロットマシン
JP2004113292A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Yamasa Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006006650A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Samii Kk スロットマシン

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63260583A (ja) * 1987-04-16 1988-10-27 株式会社エル・アイ・シー 回胴式遊戯機
JP2004016674A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Abilit Corp 図柄変動表示ゲームの制御方法およびスロットマシン
JP2004113292A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Yamasa Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006006650A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Samii Kk スロットマシン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007117659A (ja) 2007-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4676308B2 (ja) スロットマシン
JP4836546B2 (ja) スロットマシン
JP4919641B2 (ja) スロットマシン
JP5160076B2 (ja) スロットマシン
JP5179279B2 (ja) スロットマシン
JP5110837B2 (ja) スロットマシン
JP5117699B2 (ja) スロットマシン用の遊技データ表示装置
JP5210041B2 (ja) スロットマシン
JP2009082447A (ja) スロットマシン
JP5571335B2 (ja) スロットマシン
JP2007159728A (ja) スロットマシン用のデータ表示装置、及びこのデータ表示装置を備えたスロットマシン
JP5160339B2 (ja) スロットマシン
JP4851877B2 (ja) スロットマシン用の遊技データ表示装置
JP4891687B2 (ja) スロットマシン
JP2008148840A (ja) スロットマシン
JP2007068743A (ja) スロットマシン
JP5341656B2 (ja) スロットマシン
JP2009018062A (ja) 遊技場用管理装置
JP2007190151A (ja) スロットマシン
JP5399744B2 (ja) スロットマシン
JP2011030656A (ja) スロットマシン
JP5137484B2 (ja) スロットマシン
JP4870406B2 (ja) スロットマシン
JP5064059B2 (ja) 遊技機
JP4932364B2 (ja) スロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4676308

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees