JP4675854B2 - パターン評価方法と評価装置及びパターン評価プログラム - Google Patents

パターン評価方法と評価装置及びパターン評価プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4675854B2
JP4675854B2 JP2006202384A JP2006202384A JP4675854B2 JP 4675854 B2 JP4675854 B2 JP 4675854B2 JP 2006202384 A JP2006202384 A JP 2006202384A JP 2006202384 A JP2006202384 A JP 2006202384A JP 4675854 B2 JP4675854 B2 JP 4675854B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
data
wafer
mask pattern
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006202384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008026821A (ja
Inventor
栄二 山中
正光 伊藤
光代 浅野
真司 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006202384A priority Critical patent/JP4675854B2/ja
Priority to US11/878,018 priority patent/US7673281B2/en
Publication of JP2008026821A publication Critical patent/JP2008026821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4675854B2 publication Critical patent/JP4675854B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
    • G03F1/82Auxiliary processes, e.g. cleaning or inspecting
    • G03F1/84Inspecting

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

本発明は、露光用マスクに形成されたマスクパターンを評価するためのパターン評価方法と評価装置に関する。また本発明は、マスクパターンの評価をコンピュータに実行させるためのパターン評価プログラムに関する。
大規模集積回路(LSI)の製造においては、露光用マスクに形成されたパターンをフォトリソグラフィ技術でウェハに転写して製造する手法が一般的である。近年のパターンの微細化に伴い転写に用いる波長とパターン線幅がほとんど同じ大きさになり、所望のパターンをウェハ上に形成する難易度が急速に高まっている。これに対応するためフォトリソグラフィでは、光の位相効果を利用したり、近接パターンの影響による転写パターンへの変動を補正する近接効果補正(OPC)などの工夫を行い、所望のパターンを得られるようにしている。
パターンの微細化や近接効果補正によるパターンの複雑化は、マスクパターンがフォトリソグラフィを経てウェハ上に形成されるパターンへ与える影響も大きくしている。例えば、マスクパターンの線幅が所望の値と異なる寸法誤差に加え、製作上の誤差から生じるマスクパターン形状の微小な差異も無視できないものになってきている。また、前述の近接効果補正によりパターンには細かな段差が多数付き単純な直線形状の部分は少なくなっているため、従来からの線幅を測定し管理することも難しくなってきている。
以上のような状況から実際に製作されたマスクパターンの画像をSEM(走査型二次電子顕微鏡)などにより取得し、その画像からパターン輪郭を抽出してリソグラフィ・シミュレーションを行い、所望のリソグラフィ裕度が得られるか否か、或いは予測されるウェハパターンが所定の範囲内の形状であるか否かでマスクパターンを評価する方法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
しかしながら、この種の方法にあっては次のような問題があった。即ち、マスクパターンを評価する際には、マスクパターンの画像からパターン輪郭を抽出し、該パターン輪郭からリソグラフィ・シミュレーションを行って予測ウェハパターンデータを得ると共に、設計データから所望ウェハパターンデータを得、これらの各データを比較する必要がある。このとき、予測ウェハパターンと所望ウェハパターンとの位置合わせが難しく、予測ウェハパターンと所望ウェハパターンとの正確な比較ができず、その結果として、パターン評価の精度が低下するという問題があった。
半導体デバイスを製作する上ではパターンの線幅だけではなくパターンが形成されている位置も重要である。例えば、配線層のパターンとコンタクトホール層のパターンの位置がずれていれば導通不良となってしまう。前述のマスクパターンの評価、測定においては予測ウェハパターンの位置も含めて正確に測定することが必要になるが、従来技術ではこれが実現できていないのが現状であった。
W.C. Wang et al."Mask pattern fidelity quantification method " SPIE Vol.5256(2003) p.p.266-275
このように従来のパターン評価方法においては、予測ウェハパターンと所望ウェハパターンとの位置合わせが難しく、予測ウェハパターンと所望ウェハパターンとの正確な比較ができないという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、予測ウェハパターンと所望ウェハパターンとの比較を位置も含めて正確に行うことができ、マスクパターンのより正確な評価を可能にするパターン評価方法及び評価装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記のパターン評価方法をコンピュータにより実行させるためのパターン評価プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、次のような構成を採用している。
即ち、本発明の一態様は、露光用マスクに形成されたマスクパターンを評価するパターン評価方法であって、前記マスクパターンの評価すべき評価位置を指定する工程と、前記露光用マスクを製作するための設計データから、前記評価位置に対応するウェハ転写パターンの所望の形状を示す所望ウェハパターンデータを生成する工程と、前記評価位置に対応するマスクパターンの画像を取得する工程と、前記取得したマスクパターンの画像からマスクパターン輪郭データを生成する工程と、前記設計データから得られる前記評価位置に対応するマスクパターンデータと前記マスクパターン輪郭データとの位置オフセットを求める工程と、前記マスクパターン輪郭データからリソグラフィ・シミュレーションを行い、前記マスクパターンがウェハ上に転写された場合のウェハ転写パターンの形状を示す予測ウェハパターンデータを生成する工程と、前記位置オフセットに基づいて、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとの間の位置誤差を補正する工程と、前記位置誤差が補正された状態で、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとを比較する工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、露光用マスクに形成されたマスクパターンを評価するパターン評価装置であって、前記マスクパターンの評価すべき位置である評価位置を入力する手段と、前記評価位置に対応するウェハ転写パターンの所望の形状を示す所望ウェハパターンデータを入力する手段と、前記評価位置に対応するマスクパターンデータを入力する手段と、前記評価位置に対応するマスクパターンの画像を取得する手段と、前記取得したマスクパターンの画像からマスクパターン輪郭データを生成する手段と、前記マスクパターンデータと前記マスクパターン輪郭データとの位置オフセットを求める手段と、前記マスクパターン輪郭データからリソグラフィ・シミュレーションを行い、前記マスクパターンがウェハ上に転写された場合のウェハ転写パターンの形状を示す予測ウェハパターンデータを生成する手段と、前記位置オフセットに基づいて、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとの間の位置誤差を補正する手段と、前記位置誤差が補正された状態で、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとを比較する手段と、を具備してなることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、露光用マスクに形成されたマスクパターンを評価する方法をコンピュータに実行させるためのパターン評価プログラムであって、前記マスクパターンの評価すべき評価位置に対応するウェハ転写パターンの所望の形状を示す所望ウェハパターンデータを生成する手順と、前記評価位置に対応するマスクパターンの画像からマスクパターン輪郭データを生成する手順と、前記評価位置に対応するマスクパターンデータと前記マスクパターン輪郭データとの位置オフセットを演算する手順と、前記マスクパターン輪郭データからリソグラフィ・シミュレーションを行い、前記マスクパターンがウェハ上に転写された場合のウェハ転写パターンの形状を示す予測ウェハパターンデータを生成する手順と、前記位置オフセットに基づいて、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとの間の位置誤差を補正する手順と、前記位置誤差が補正された状態で、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとを比較する手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、予測ウェハパターンと所望ウェハパターンとの間の位置誤差を、マスクパターンデータとマスクパターン輪郭データとで求めた位置オフセットを用いて補正することにより、予測ウェハパターンと所望ウェハパターンとの比較を位置も含めて正確に行うことができ、これによりマスクパターンの評価を精度良く行うことが可能となる。
(参考例)
発明の実施形態を説明する前に、本発明の参考例として、従来技術から推定されるパターン評価方法について、図4のフローチャート及び図5のパターン図を基に説明する。
まずは、準備段階として、LSIの設計データ1からOPC処理やマスク製作過程での変換差などの処理を得てマスクデータ2を生成し、それに基づいて露光用マスク4を製作する。また、LSIの設計データ1からリソグラフィ設計に基づく処理を経て所望のウェハパターンデータ15を生成する。さらに、パターン評価を行う場所を選定し、測定位置データ6として準備する。
次に、測定の段階として、露光用マスク4の測定位置データ6に基づく箇所を、二次電子走査顕微鏡(SEM)を用いて検査し、SEM画像の取得7を行う。得られた画像からパターン輪郭抽出8の処理を行ってマスクパターン輪郭データ9を生成する。そして、マスクパターン輪郭データ9を入力データとしてリソグラフィ・シミュレーション10を行い、予測ウェハパターンデータ11を得る。
最後に、比較・測定の工程を行うが、予測ウェハパターンデータ11を生成する基となるマスクパターンの画像には、SEM像取得7におけるSEM装置のステージ位置出しの誤差により、測定位置データ6の位置とはオフセットが生じている。そこで、位置オフセット測定及び位置誤差補正19の工程により位置誤差の補正を行う。位置誤差の補正19を行った後、予測ウェハパターンデータと所望ウェハパターンデータ15との間の比較・差分測定17を行い、その測定結果18を出力する。
前述の位置オフセットの測定と位置誤差の補正について、図5を用いて更に説明する。この図はこれまでの処理の流れに併せて書いてある。図5(a)は、マスクパターンデータ2の測定対象パターンの例を示したものである。後述の位置誤差補正結果の説明のためA点の目印を付けてある。図5(b)は、図5(a)のマスクパターンデータ2を基に実際に製作された露光用マスク上のパターンのSEM像からパターン輪郭(マスクパターン輪郭データ)9を得た結果である。少し左上に寄っているが、これはSEM装置のステージ位置誤差によるズレを示している。この図には後述の位置誤差補正結果の説明のための目印としてa点を付けてある。また、説明の便宜上ハッチング処理を掛けているが実際の処理においては特に意味はない。
図5(c)は、図5(b)のマスクパターンデータ2を基にリソグラフィ・シミュレーションを行った結果として予測されたウェハ転写パターン(予測ウェハパターンデータ)11を示している。マスクパターン輪郭データ9のa点に対応するa’点を付けてある。図5(d)は、比較測定のもう一方の所望ウェハパターンデータ15を示している。こちらには目印としてA’点を付けてある。これは、図5(a)のマスクパターンデータのA点に対応する位置である。
図5(e)は、位置オフセット測定の様子を示したもので、図5(c)の予測ウェハ転写パターン11と図5(d)の所望ウェハパターン15とを単純に重ね合わせている。図5(b)で説明したSEM像取得の際の位置誤差により、二つのデータの間には位置オフセットが生じている。A’点とa’点の位置の差がこれに当たる。
ここで留意しなければならないのは、二つのデータの間の形状が大きく違う点である。所望ウェハパターンデータ15は矩形で表現された設計データから生成されているため、パターン角を丸めたりする処理を行ってもなお矩形性の高いパターンとなっている。しかし、ウェハ転写パターン11は大きく変形し、丸まりや元のデータにある細かな段差も見出しにくい形状をしている。これは、パターンが微細化されている近年ではより顕著である。
図5(f)は、位置誤差を補正した結果を示している。このような形状が異なるパターンであっても双方のパターンの重心を合わせるなど、様々な手法が提案され使用されている。しかし、形状の違いによる難度の高さから精度の向上が課題となっている。特に問題となるのは、この測定で求められている位置誤差の補正は、図5(b)のSEM像取得の際の位置誤差を補正することであり、図5(e)の二つのパターンの差が最小となるようにすることではない。
例えば、図5の例のように左右非対称なパターンであると、ウェハ転写パターンの右側と左側で変形量が異なる。この例のパターンでは右側の丸まりが大きく短くなるため、重心で位置誤差の補正を行った結果にはズレが生じる。図5(f)のA’点に対しa’点は前述の左右の変形量の違いにより右にずれていることが分かる。
半導体デバイスを製作する上ではパターンの線幅だけではなくパターンが形成されている位置も重要である。例えば、配線層のパターンとコンタクトホール層のパターンの位置がずれていれば導通不良となってしまう。前述のマスクパターンの評価、測定においては予測ウェハ転写パターンの位置も含めて正確に測定することが必要になるが、図4のパターン評価方法では実現できていない。
本発明は、このような問題を解決するために、図4のパターン評価方法を更に改良したものである。
(実施形態)
以下、本発明の詳細を図示の実施形態によって説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わるマスクパターンの評価方法を説明するためのフローチャートである。即ち、マスクパターンの画像からパターン輪郭を抽出しリソグラフィ・シミュレーションを行って予測されたウェハ転写パターンに対し、指定評価位置のパターン形状を所望のウェハパターンと比較・測定することでマスクパターンを評価しようとする場合の基本的な処理フローを示した図である。
まずは、マスクパターン評価方法を行うまでの準備に当たる部分を説明する。準備段階では、三つの処理が必要となる。
一つ目は、実際に露光用マスク4を製作する部分である。これは、LSIの設計データ1からOPC処理やマスク製作過程での変換差などの処理を得てマスクパターンデータ2を生成し、それに基づいてマスク製作3を行う部分である。このマスク製作3では、例えば電子ビーム描画装置を用い、透明基板上に遮光体膜を形成したマスク基板を用い、その上にレジストを塗布した状態でマスクパターンデータ2に基づきパターンを描画する。その後、現像処理してレジストパターンを形成し、レジストパターンをマスクに遮光膜を選択エッチングすることにより、遮光体からなるマスクパターンを有する露光用マスク4を作製する。
二つ目は、ウェハパターンデータ作成14の処理として、LSIの設計データ1からリソグラフィ設計に基づく各種変換処理を行って、所望のウェハ転写パターンの形状を示す所望ウェハパターンデータ15を生成する部分である。
三つ目は、パターン評価を行う測定場所の選定5を行い、測定位置データ6として準備する部分である。測定箇所の選定は従来からリソグラフィ設計を行う際に使われる手法である。例えば、パターン線幅の細いところを幾何学的処理により抽出したり、ウェハ転写結果をリソグラフィ・シミュレーションで見積もったりした結果から線幅が規定値以下の細さになる箇所を抽出するなどの方法が用いられる。
次に、測定の段階となる。まずは作製された露光用マスク4の測定位置データ6に基づく箇所のSEM像取得7の工程である。画像取得の手段は光学像など様々なものがあるが、ここでは高解像性で優位な二次電子走査顕微鏡(SEM)を例にあげている。得られた画像からパターン輪郭抽出8の処理を行ってマスクパターン輪郭データ9を生成する。更にマスクパターン輪郭データ9を入力データとしてリソグラフィ・シミュレーション10を行い、マスクパターンがウェハ上に転写された場合のウェハパターン形状を示す予測ウェハパターンデータ11を得る。このとき、より正確な予測をするために実際に転写される際の照明条件、レジストなどに関するパラメータを与えることが望ましい。
ここまでの処理フローは、参考例として示した図4の例と実質的に同じである。本実施形態は、次に説明する比較・測定において位置も含めた正確な測定を実現することを実現するものであり、この後の処理が重要となる。
まず、前述のマスクパターンの画像からパターン輪郭抽出8の処理を行って得られるマスクパターン輪郭データ9と前述のマスクパターンデータ2との間で、位置オフセット測定12を行う。ここで求められた位置オフセット値13を記録しておく。
測定の段階となり、まず予測ウェハパターンデータ11と所望ウェハパターンデータ15の位置誤差の補正16を行うが、ここでの補正は記録しておいた位置オフセット値13を用いて行う。具体的には、所望ウェハパターンデータ及び予測ウェハパターンデータの少なくとも一方の点列の座標値にオフセットを加算する。
このとき、予測ウェハパターンデータ11と所望ウェハパターンデータ15との二つのデータで位置オフセットを求める必要はなく、単純にオフセットを掛けるだけでよい。これは、位置オフセット13を求める際のマスクパターン輪郭データ9と予測ウェハパターンデータ11との間はリソグラフィ・シミュレーションによる計算で求めたもの、所望ウェハパターンデータ15とマスクデータ2との間は元の設計データ1からそれぞれ計算で求められたもので、どちらも位置誤差が生じないためである。
位置誤差の補正16が行われた後、二つのデータ間の比較・測定17が行われ、測定結果18が出力される。比較・測定には指定箇所の線幅の差からリソグラフィ裕度の差を求めたり、所望ウェハパターンデータ15が一定の範囲で示されている場合には、予測ウェハパターンデータ11がその間に入っているか否かで合否を判定したりするなどがある。
前述の位置オフセットの測定と位置誤差の補正について、図2を用いて更に説明する。この図はこれまでの処理の流れに併せて書いてある。図2(a)は、設計データ1から得られるマスクパターンデータ2の測定対象パターンの例を示したものである。後述の位置誤差補正結果の説明のため、A点の目印を付けてある。図2(b)は、図2(a)のマスクパターンデータ2から実際に製作された露光用マスク上のパターンのSEM像からパターン輪郭を得た結果(マスクパターン輪郭データ)9である。少し左上に寄っているが、これはSEM装置のステージ位置誤差によるズレを示している。この図には後述の位置誤差補正結果の説明のための目印としてa点を付けてある。また、説明の便宜上ハッチング処理を掛けているが実際の処理においては特に意味はない。
図2(c)は、図2(a)のマスクパターンデータ2と図2(b)のマスクパターン輪郭データ9との位置オフセット測定の様子を示したもので、二つのパターンを単純に重ね合わせたものである。図2(b)で説明したSEM像取得の際の位置誤差により二つのデータの間には位置オフセットが生じている。A点とa点の位置の差がこれに当たり二つのデータの間の位置オフセットX,Yは、a点のx座標をxa、A点のx座標をxA、a点のy座標をya、A点のy座標をyAとした時、
オフセットXa-A=xa−xA
オフセットYa-A=ya−yA
である。
図2(d)は、図2(b)のマスクパターン輪郭データ9からリソグラフィ・シミュレーションによって予測されたウェハ転写パターンの形状を示す予測ウェハパターンデータであり、マスクパターン輪郭データ9のa点に対応するa’点を付けてある。
図2(e)は、比較・測定のもう一方の所望ウェハパターンデータ15を示している。こちらには目印としてA’点を付けてある。これは、図2(a)のマスクパターンデータ2のA点に対応する位置である。
図2(f)は、比較・測定において位置誤差の補正を行う前の様子を示したもので、図2(d)の予測ウェハパターンデータ11と図2(e)の所望ウェハパターンデータ15とを単純に重ね合わせたものである。図2(b)で説明したSEM像取得の際の位置誤差により二つのデータの間には位置オフセットが生じている。A’点とa’点の位置の差がこれに当たり、この位置オフセットX,Yはa’点のx座標をxa’、A’点のx座標をxA’、a’点のy座標をya’、A’点のy座標をyA’とした時、
オフセットXa’-A’ =xa’− xA’
オフセットYa’-A’ =ya’− yA’
である。
位置オフセット(X,Y)a-A と位置オフセット(X,Y)a’-A’ の二つの位置オフセットは、前述の通り図2(b)のマスクパターン輪郭データ9と図2(d)の予測ウェハパターンデータ11との間はリソグラフィ・シミュレーションによる計算で求めたもの、図2(a)のマスクパターンデータ2と図2(e)の所望ウェハパターンデータ15との間は元の設計データからそれぞれ計算で求められたもので、どちらも位置誤差が生じないため、同じである。
つまり、図2(f)の予測ウェハパターンデータ11と所望ウェハパターンデータ15とを単純に重ね合わせた時に生じている位置オフセット(X,Y)a’-A’ は、図2(c)で求めた位置オフセット(X,Y)a-A の値の逆数を加算することによって除去することができる。
図2(g)は、位置誤差を補正した結果を示している。予測ウェハパターンデータ11と所望ウェハパターンデータ15は正しく重ねられ、それぞれの目印となるA’点とa’点が一致していることが分かる。
ここで留意しなければならないのは、図2(c)のマスクパターン輪郭データ9と予測ウェハパターンデータ11との間での位置オフセット測定と、図2(f)の予測ウェハパターンデータ9と所望ウェハパターンデータ15との間での位置オフセット測定の違いである。
図2(f)の予測ウェハパターンデータ11と所望ウェハパターンデータ15との間での位置オフセット測定では、二つのデータの形状は大きく異なる。これは、所望ウェハパターンが矩形で表現された設計データから生成されているためパターン角を丸めたりする処理を行ってもなお矩形性の高いパターンとなっているのに対し、そのウェハ転写パターンは大きく変形し丸まりや元のデータにある細かな段差も見出しにくい形状をしている。これは、パターンの微細化や形状の複雑化が進んでいる近年ではより顕著である。
このような形状が異なるパターンであっても双方のパターンの重心を合わせるなど様々な手法が提案され使用されている。しかし、形状の違いによる難度の高さから精度の向上が課題となっている。特に問題となるのはここで求められている位置誤差の補正は図2(b)のSEM像取得の際の位置誤差を補正することであり、図2(e)の二つのパターンの差が最小となるようにすることではない。このマスクパターンの評価のためにはこれまでに提案されている手法では不十分である。
例えば、図2の例のように左右非対称なパターンであると、ウェハ転写パターンの右側と左側で変形量が異なる。この例のパターンでは右側の丸まりが大きく短くなるため重心で位置誤差の補正を行った結果にはズレが生じる。つまり、図2(f)のA’点に対しa’点は前述の左右の変形量の違いにより本来の位置より右にずれた結果となる。
一方、本実施形態で説明した図2(c)のマスクパターン輪郭データ9とマスクパターンデータ2との間での位置オフセット測定では、二つのデータの形状は良く似ていることが分かる。これは、一般にマスクパターンはウェハ転写パターンの4倍ないし5倍と大きいこととマスクパターンの描画が解像性の高い電子線(EB)によって行われることによる。
二つのデータは形状が似ているだけでなく直線部も多いため、二つのデータの位置オフセットの測定は容易に精度高く実施することができる。
半導体デバイスを製作する上ではパターンの線幅だけではなくパターンが形成されている位置も重要である。例えば配線層のパターンとコンタクトホール層のパターンの位置がずれていれば導通不良となってしまう。マスクパターンの評価・測定においては予測ウェハ転写パターンの位置も含めて正確に測定することが必要になるが、本実施形態によればこれを実現することができる。
なお、図1では、マスクパターンデータ2を基に露光用マスク4を作製する工程を入れたが、既に作製されている露光用マスクに対してパターン評価を行う場合は、露光用マスクを製作するための設計データ1からマスクパターンデータ2を取り出し、これを入力すればよい。
位置オフセットによる位置誤差補正は、予測ウェハパターンデータ11又は所望ウェハパターンデータ15に対して行ったが、予測ウェハパターンデータ11の生成前に行っても良い。具体的には、位置オフセット測定後にマスクパターン輪郭データ9を形成する点列の座標値に位置オフセット値13を加算し、位置オフセット値13が加算されたマスクパターン輪郭データからリソグラフィ・シミュレーションを行って予測ウェハパターンデータ11を生成する。この場合、位置誤差補正は既に成されているので、所望ウェハパターンデータ15と予測ウェハパターンデータ11とをそのまま比較することができる。
また、図1では、パターン評価方法として説明したが、この方法を実現するパターン評価装置を構成することもできる。この場合、図3に示すように、マスクパターンの評価すべき位置である評価位置を入力する評価位置入力部31、評価位置に対応するウェハ転写パターンの所望の形状を示す所望ウェハパターンデータを入力する所望ウェハパターンデータ入力部32、評価位置に対応するマスクパターンデータを入力するマスクパターン入力部33、評価位置に対応するマスクパターンの画像を取得する画像取得部34、取得したマスクパターンの画像からマスクパターン輪郭データを生成する輪郭データ生成部35、マスクパターンデータとマスクパターン輪郭データとの位置オフセットを求めるオフセット測定部36、マスクパターン輪郭データからリソグラフィ・シミュレーションを行いマスクパターンがウェハ上に転写された場合のウェハパターン形状を現す予測ウェハパターンデータを生成するリソグラフィ・シミュレーション部37、位置オフセットに基づいて、所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとの間の位置誤差を補正する位置誤差補正部38、位置誤差が補正された状態で、所望ウェハパターンデータと予測ウェハパターンデータとを比較する比較部39を設ければよい。
このように本実施形態によれば、マスクパターンの画像からパターン輪郭を抽出しリソグラフィ・シミュレーションを行って予測されたウェハ転写パターンと所望のウェハ転写パターンとを比較測定を行うことでマスクパターンを評価する方法において、予測されたウェハ転写パターンと所望のウェハ転写パターンとの間の位置誤差を、マスクパターンデータとマスクパターン輪郭データとで求めた位置オフセットを用いて補正することにより、各々のウェハ転写パターンの位置を正確に合わせることができる。このため、マスクパターンの評価を高精度に行うことが可能となる。
(変形例)
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。上記の実施形態ではマスクパターンの画像取得にSEMを上げたが、光学画像、原子間力顕微鏡(AFM)像などパターンの形状が認識できれば手段を限るものではない。また、位置誤差の補正についてもマスクパターン輪郭データとマスクデータとの間で求めた位置オフセットを保持しておき予測ウェハパターンと所望ウェハパターンとの間の比較測定時に位置誤差の補正処理を行っているが、マスクパターン輪郭データを形成するポリゴンデータの頂点座標に位置オフセット値の加算を行うことで、測定位置が原点となるように予め補正を加えておき、結果として予測ウェハパターンを形成するポリゴンデータの頂点座標が測定値と一致するようにすることもできる。
また、実施形態において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM,DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。本発明を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行するものであればよい。
また、本発明は、パターンの評価のみに限られるものではなく、他のカテゴリーに適用することも可能である。例えば、このパターン評価によって予め定められた仕様の範囲内にあるか否かで保証されたマスクに適用することも可能である。さらに、評価されたマスクを用いて製作される半導体装置に適用することも可能である。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係わるパターン評価方法の基本的な処理をフローチャートにして示す図。 図1の評価方法における位置誤差及びその補正の様子を説明するための模式図。 本発明の一実施形態に係わるパターン評価装置の概略構成を示すブロツク図。 従来技術から類推される参考例としてのマスクパターン評価方法の基本的な処理をフローチャートにして示す図。 図4の評価方法における位置誤差及びその補正の様子を説明するための図。
符号の説明
1…設計データ
2…マスクパターンデータ
3…露光用マスク製作部
4…露光用マスク
5…測定位置選定部
6…測定位置データ
7…画像取得部
8…パターン輪郭抽出部
9…マスクパターン輪郭データ
10…リソグラフィ・シミュレーション部
11…予測ウェハパターンデータ
12…オフセット測定部
13…位置オフセット値
14…ウェハパターンデータ作成部
15…所望ウェハパターンデータ
16…位置誤差補正部
17…比較・差分測定部
18…測定結果
31…評価位置入力部
32…所望ウェハパターンデータ入力部
33…マスクパターン入力部
34…画像取得部
35…輪郭データ生成部
36…オフセット測定部
37…リソグラフィ・シミュレーション部
38…位置誤差補正部
39…比較部

Claims (5)

  1. 露光用マスクに形成されたマスクパターンを評価するパターン評価方法であって、
    前記マスクパターンの評価すべき評価位置を指定する工程と、
    前記露光用マスクを製作するための設計データから、前記評価位置に対応するウェハ転写パターンの所望の形状を示す所望ウェハパターンデータを生成する工程と、
    前記評価位置に対応するマスクパターンの画像を取得する工程と、
    前記取得したマスクパターンの画像からマスクパターン輪郭データを生成する工程と、
    前記設計データから得られる前記評価位置に対応するマスクパターンデータと前記マスクパターン輪郭データとの位置オフセットを求める工程と、
    前記マスクパターン輪郭データからリソグラフィ・シミュレーションを行い、前記マスクパターンがウェハ上に転写された場合のウェハ転写パターンの形状を示す予測ウェハパターンデータを生成する工程と、
    前記位置オフセットに基づいて、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとの間の位置誤差を補正する工程と、
    前記位置誤差が補正された状態で、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとを比較する工程と、
    を含むことを特徴とするパターン評価方法。
  2. 露光用マスクに形成されたマスクパターンを評価するパターン評価方法であって、
    前記マスクパターンの評価すべき評価位置を指定する工程と、
    前記露光用マスクを製作するための設計データから、前記評価位置に対応するウェハ転写パターンの所望の形状を示す所望ウェハパターンデータを生成する工程と、
    前記評価位置に対応するマスクパターンの画像を取得する工程と、
    前記取得したマスクパターンの画像からマスクパターン輪郭データを生成する工程と、
    前記設計データから得られる前記評価位置に対応するマスクパターンデータと前記マスクパターン輪郭データとの位置オフセットを求める工程と、
    前記マスクパターン輪郭データを形成する点列の座標値に前記位置オフセットを加算する工程と、
    前記位置オフセットが加算されたマスクパターン輪郭データからリソグラフィ・シミュレーションを行い、前記マスクパターンがウェハ上に転写された場合のウェハ転写パターンの形状を示す予測ウェハパターンデータを生成する工程と、
    前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとを比較する工程と、
    を含むことを特徴とするパターン評価方法。
  3. 前記位置誤差を補正する工程として、前記所望ウェハパターンデータ及び予測ウェハパターンデータの少なくとも一方の点列の座標値に前記位置オフセットを加算することを特徴とする請求項1記載のパターン評価方法。
  4. 露光用マスクに形成されたマスクパターンを評価するパターン評価装置であって、
    前記マスクパターンの評価すべき位置である評価位置を入力する手段と、
    前記評価位置に対応するウェハ転写パターンの所望の形状を示す所望ウェハパターンデータを入力する手段と、
    前記評価位置に対応するマスクパターンデータを入力する手段と、
    前記評価位置に対応するマスクパターンの画像を取得する手段と、
    前記取得したマスクパターンの画像からマスクパターン輪郭データを生成する手段と、
    前記マスクパターンデータと前記マスクパターン輪郭データとの位置オフセットを求める手段と、
    前記マスクパターン輪郭データからリソグラフィ・シミュレーションを行い、前記マスクパターンがウェハ上に転写された場合のウェハ転写パターンの形状を示す予測ウェハパターンデータを生成する手段と、
    前記位置オフセットに基づいて、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとの間の位置誤差を補正する手段と、
    前記位置誤差が補正された状態で、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとを比較する手段と、
    を具備してなることを特徴とするパターン評価装置。
  5. 露光用マスクに形成されたマスクパターンを評価する方法をコンピュータに実行させるためのパターン評価プログラムであって、
    前記マスクパターンの評価すべき評価位置に対応するウェハ転写パターンの所望の形状を示す所望ウェハパターンデータを生成する手順と、
    前記評価位置に対応するマスクパターンの画像からマスクパターン輪郭データを生成する手順と、
    前記評価位置に対応するマスクパターンデータと前記マスクパターン輪郭データとの位置オフセットを演算する手順と、
    前記マスクパターン輪郭データからリソグラフィ・シミュレーションを行い、前記マスクパターンがウェハ上に転写された場合のウェハ転写パターンの形状を示す予測ウェハパターンデータを生成する手順と、
    前記位置オフセットに基づいて、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとの間の位置誤差を補正する手順と、
    前記位置誤差が補正された状態で、前記所望ウェハパターンデータと前記予測ウェハパターンデータとを比較する手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするパターン評価プログラム。
JP2006202384A 2006-07-25 2006-07-25 パターン評価方法と評価装置及びパターン評価プログラム Active JP4675854B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202384A JP4675854B2 (ja) 2006-07-25 2006-07-25 パターン評価方法と評価装置及びパターン評価プログラム
US11/878,018 US7673281B2 (en) 2006-07-25 2007-07-20 Pattern evaluation method and evaluation apparatus and pattern evaluation program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202384A JP4675854B2 (ja) 2006-07-25 2006-07-25 パターン評価方法と評価装置及びパターン評価プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008026821A JP2008026821A (ja) 2008-02-07
JP4675854B2 true JP4675854B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=38987890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006202384A Active JP4675854B2 (ja) 2006-07-25 2006-07-25 パターン評価方法と評価装置及びパターン評価プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7673281B2 (ja)
JP (1) JP4675854B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8766995B2 (en) * 2006-04-26 2014-07-01 Qualcomm Incorporated Graphics system with configurable caches
US20070268289A1 (en) * 2006-05-16 2007-11-22 Chun Yu Graphics system with dynamic reposition of depth engine
US8884972B2 (en) * 2006-05-25 2014-11-11 Qualcomm Incorporated Graphics processor with arithmetic and elementary function units
US8869147B2 (en) * 2006-05-31 2014-10-21 Qualcomm Incorporated Multi-threaded processor with deferred thread output control
US8644643B2 (en) * 2006-06-14 2014-02-04 Qualcomm Incorporated Convolution filtering in a graphics processor
US8766996B2 (en) * 2006-06-21 2014-07-01 Qualcomm Incorporated Unified virtual addressed register file
JP4846635B2 (ja) * 2007-03-22 2011-12-28 株式会社東芝 パターン情報生成方法
US20090060317A1 (en) * 2007-08-31 2009-03-05 William Volk Mask defect repair through wafer plane modeling
JP4856047B2 (ja) * 2007-11-12 2012-01-18 株式会社東芝 マスクパターン寸法検査方法およびマスクパターン寸法検査装置
JP4594994B2 (ja) * 2008-03-24 2010-12-08 株式会社東芝 マスクパターンデータ生成方法、マスクの製造方法、半導体装置の製造方法及びパターンデータ生成プログラム
EP2133746A3 (en) * 2008-06-10 2013-06-12 Applied Materials Israel Ltd. Method and system for evaluating an object that has a repetitive pattern
JP2010002772A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Toshiba Corp パターン検証・検査方法、光学像強度分布取得方法および光学像強度分布取得プログラム
JP5407192B2 (ja) * 2008-06-20 2014-02-05 富士通セミコンダクター株式会社 パターン形成方法及び半導体装置
KR20100052908A (ko) * 2008-11-11 2010-05-20 삼성전자주식회사 공정 제어 시스템 및 공정 제어 방법
DE102010030758B4 (de) * 2010-06-30 2018-07-19 Globalfoundries Dresden Module One Limited Liability Company & Co. Kg Steuerung kritischer Abmessungen in optischen Abbildungsprozessen für die Halbleiterherstellung durch Extraktion von Abbildungsfehlern auf der Grundlage abbildungsanlagenspezifischer Intensitätsmessungen und Simulationen
CN103210482B (zh) * 2010-08-09 2016-06-22 Bt成像股份有限公司 持久性特征检测
JP5651511B2 (ja) 2011-03-22 2015-01-14 株式会社東芝 フォトマスクのパターンの輪郭抽出方法、輪郭抽出装置
US8856695B1 (en) 2013-03-14 2014-10-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for generating post-OPC layout in consideration of top loss of etch mask layer
JP7242361B2 (ja) * 2019-03-18 2023-03-20 キオクシア株式会社 パターン形状計測方法
CN113359386B (zh) * 2020-03-03 2023-01-31 长鑫存储技术有限公司 掩模板的参数分析方法及装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08297692A (ja) * 1994-09-16 1996-11-12 Mitsubishi Electric Corp 光近接補正装置及び方法並びにパタン形成方法
JP2000348177A (ja) * 1999-06-09 2000-12-15 Nec Corp 欠陥検出装置及びその欠陥検出方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2004030368A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Toppan Printing Co Ltd マスクパターン外観検査方法及びそのプログラム及びマスクパターン外観検査装置
JP2005309140A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Toshiba Corp フォトマスク製造方法、フォトマスク欠陥修正箇所判定方法、及びフォトマスク欠陥修正箇所判定装置
JP2006030518A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Toshiba Corp パターン検査方法
JP2007102153A (ja) * 2005-09-08 2007-04-19 Advanced Mask Inspection Technology Kk 画像補正装置、パターン検査装置、画像補正方法、及びレチクル

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3409493B2 (ja) * 1995-03-13 2003-05-26 ソニー株式会社 マスクパターンの補正方法および補正装置
JP2001101414A (ja) 1999-09-29 2001-04-13 Toppan Printing Co Ltd マスクパターン形状計測評価装置および形状計測評価方法並びに形状計測評価プログラムを記録した記録媒体
JP2001183811A (ja) 1999-12-22 2001-07-06 Toppan Printing Co Ltd マスクパターン形状評価装置および形状評価方法並びに形状評価プログラムを記録した記録媒体
JP2001183810A (ja) 1999-12-22 2001-07-06 Toppan Printing Co Ltd マスクパターン形状評価装置および形状評価方法並びに形状評価プログラムを記録した記録媒体
JP2003043666A (ja) 2001-08-03 2003-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路設計パターンの評価方法
JP3592666B2 (ja) * 2001-12-04 2004-11-24 株式会社東芝 露光用マスクパターンの補正方法、プログラム、マスクパターン形成方法、及び半導体装置の製造方法
US6839125B2 (en) * 2003-02-11 2005-01-04 Asml Netherlands B.V. Method for optimizing an illumination source using full resist simulation and process window response metric
DE10345466A1 (de) * 2003-09-30 2005-04-28 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Erfassung von Plazierungsfehlern von Schaltungsmustern bei der Übertragung mittels einer Maske in Schichten eines Substrats eines Halbleiterwafers
US7313781B2 (en) 2004-05-28 2007-12-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Image data correction method, lithography simulation method, image data correction system, program, mask and method of manufacturing a semiconductor device
JP4709639B2 (ja) 2005-12-12 2011-06-22 株式会社東芝 マスクパターン評価方法及び評価装置
US7496881B2 (en) * 2006-06-29 2009-02-24 Intel Corporation Mask validation using contours

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08297692A (ja) * 1994-09-16 1996-11-12 Mitsubishi Electric Corp 光近接補正装置及び方法並びにパタン形成方法
JP2000348177A (ja) * 1999-06-09 2000-12-15 Nec Corp 欠陥検出装置及びその欠陥検出方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2004030368A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Toppan Printing Co Ltd マスクパターン外観検査方法及びそのプログラム及びマスクパターン外観検査装置
JP2005309140A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Toshiba Corp フォトマスク製造方法、フォトマスク欠陥修正箇所判定方法、及びフォトマスク欠陥修正箇所判定装置
JP2006030518A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Toshiba Corp パターン検査方法
JP2007102153A (ja) * 2005-09-08 2007-04-19 Advanced Mask Inspection Technology Kk 画像補正装置、パターン検査装置、画像補正方法、及びレチクル

Also Published As

Publication number Publication date
US7673281B2 (en) 2010-03-02
US20080028361A1 (en) 2008-01-31
JP2008026821A (ja) 2008-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4675854B2 (ja) パターン評価方法と評価装置及びパターン評価プログラム
CN109891324B (zh) 用于光刻过程的优化的方法
US7438996B2 (en) Mask correcting method
TWI524374B (zh) 模型化臨界尺寸掃描電子顯微鏡抽取的方法
US7426712B2 (en) Lithography simulation method and recording medium
US20220291593A1 (en) Method and apparatus for lithographic process performance determination
JP4165401B2 (ja) マスクパターン補正装置およびマスクパターン補正方法、並びにマスク作製方法および半導体装置の製造方法
KR100470375B1 (ko) 노광 마스크의 패턴 보정 방법, 패턴 형성 공정을포함하는 반도체 장치의 제조 방법 및 컴퓨터 판독 가능기록 매체
US11080458B2 (en) Lithography simulation method
JP3828552B2 (ja) 寸法測定方法と寸法測定システム及び寸法測定プログラム
US20090119635A1 (en) Mask pattern correction method for manufacture of semiconductor integrated circuit device
TWI421908B (zh) 光學鄰近校正模型的建立方法
US7930654B2 (en) System and method of correcting errors in SEM-measurements
US7913196B2 (en) Method of verifying a layout pattern
JP2009210635A (ja) パターン予測方法、パターン補正方法、半導体装置の製造方法、及びプログラム
JP2004333529A (ja) 露光マスクの作製方法
JP4043774B2 (ja) 位相シフトマスク用データ補正方法
US8127257B2 (en) Designing method of photo-mask and method of manufacturing semiconductor device using the photo-mask
CN110221514B (zh) 光学邻近校正方法及掩膜版的制作方法
JP3595166B2 (ja) マスクパターン設計方法
US20060206853A1 (en) Method of producing mask inspection data, method of manufacturing a photo mask and method of manufacturing a semiconductor device
JP2005250360A (ja) マスクパターンの検証装置および検証方法
KR20070109117A (ko) 마스크 제작 방법
US20100028788A1 (en) Manufacturing method of photomask for multiple exposure and semiconductor device manufacturing method using above photomask
KR20100001133A (ko) 광 근접 효과 보상 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4675854

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350