JP4675257B2 - ギヤドモータ用の減速機、ギヤドモータ及びそのシリーズ - Google Patents

ギヤドモータ用の減速機、ギヤドモータ及びそのシリーズ Download PDF

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Description

本発明は、産業機械、輸送機械等に用いられる減速機とギヤドモータ及びそのシリーズに関する。
従来、モータ等の電動機から出力される動力を減速したり、その回転方向を変更したり装置として、直交軸タイプの減速機や平行軸タイプの減速機が知られている。この場合、モータの動力の回転方向の変更等が必要な場合には直交軸タイプの減速機、減速のみが必要の場合には平行軸タイプの減速機がそれぞれモータと組み合わされることにより所定のギヤドモータが構成される。
又、回転方向の変換と減速との双方が求められる場合には、直交変換機構と、平行軸減速機構の双方を1つのケーシングに収容した減速機とモータとを組合わせてギヤドモータを構成することもある(例えば特許文献1参照)。
なお、減速機の減速手段等としては、歯車伝動機構、摩擦伝動機構等が考えられるが、装置の小型化や低コスト化が可能な歯車伝動機構が用いられることが多い。
特開2001−103710号公報
回転方向の変換が求められる場合、通常初段に直交変換機構が配置される。これは、扱うトルクの小さい部位にコスト的に高くなり易い直交変換機構を用いた方が合理的な設計ができるためである。そのため、回転方向の変換が求められるギヤドモータの場合には、上記特許文献1にみられるように、モータのモータ軸の先端に直交ピニオンが形成されることが多い。しかしながら、この構成は、ギヤドモータ単体として見た場合には、確かに部品点数の削減等の効果が得られるものの、メーカサイドから見た場合には、モータの大きさや種類、あるいは用途等に合わせて極めて多種多様なモータ及び減速機を用意しなければならないという問題があった。例えば、直交用としてハイポイドピニオンが形成されているモータは、それだけで既に特殊であり、減速比及びモータ容量に応じてこの種のモータを多種類揃え、且つそれに噛合するハイポイドピニオンを多種類の揃えるのはメーカとしては小さくない負担となる。
そのため、減速機メーカ等では、在庫コストの増加や開発コストの増大という問題が生じる一方、減速機のユーザーにとっても、結果として購入コストが高くなるだけでなく、僅かな使用態様の変更の度に新規にギヤドモータを購入しなければならない、という問題が発生していた。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであって、減速機とモータの組合せ・選択を容易化し、特に、市場に豊富に供給されている低コストのヘリカルピニオンを有するモータをベースとし、これを直交軸用としても、また平行軸用としても用いることができるようにすることにより、使用用途に柔軟に対応した合理的な使用が可能なギヤドモータ用の減速機、ギヤドモータ及びそのシリーズを提供することをその課題とする。
本発明は、ヘリカルピニオンを有するモータと減速機とを有するギヤドモータを形成するために用いられるギヤドモータ用の減速機のシリーズにおいて、前記ヘリカルピニオンと噛合可能なヘリカルギヤを自身の入力ギヤとして有すると共に前記モータの側から入力される動力の回転方向を直交方向に変換可能な直交変換機構を有し、前記減速機の一部または全部を構成する直交ギヤヘッド、及び前記ヘリカルピニオンと噛合可能なヘリカルギヤを自身の入力ギヤとして有すると共に前記モータの側から入力される動力を減速可能な平行軸減速機構を有し、前記減速機の一部または全部を構成する平行ギヤヘッド、のうち、少なくとも一方を、前記減速機として同一のモータに対して交換可能に複数種類用意したことにより、上記課題を解決したものである。
また、本発明は、ヘリカルピニオンを有するモータと、該ヘリカルピニオンと噛合可能なヘリカルギヤを自身の入力ギヤとして有すると共に前記モータの側から入力される動力の回転方向を直交方向に変換可能な直交変換機構を有する直交ギヤヘッドと、前記ヘリカルピニオンと噛合可能なヘリカルギヤを自身の入力ギヤとして有すると共に前記モータの側から入力される動力を減速可能な平行軸減速機構を有する平行ギヤヘッドと、を備え、前記直交ギヤヘッド及び平行ギヤヘッドのうち、少なくとも一方を、前記モータに対して交換可能に複数種類用意したことを特徴とするギヤドモータのシリーズを提供することにより、同じく上記課題を解決したものである。
また、本発明は、ヘリカルピニオンが一体に形成されているモータ軸を備えモータと、該ヘリカルピニオンと噛合可能なヘリカルギヤを自身の一端側に入力ギヤとして有する直交ピニオンと、該直交ピニオンと噛合する直交ギヤと、で構成される直交変換機構を含む直交ギヤヘッドと、を備え、且つ、該直交ギヤヘッド及び前記モータが、それぞれ独立して分離可能とされたギヤドモータを提供することにより、同じく上記課題を解決したものである。
本発明においては、モータ軸の回転方向の変換が求められる減速機(あるいはギヤドモータ)であっても、また、モータ軸の回転方向の変換が求められない減速機であっても、これと組合わせるモータとして、市場において豊富に供給されているヘリカルピニオンモータを使用する。すなわち、同一のモータに対して直交ギヤヘッド及び平行ギヤヘッドの双方が連結可能とされており、且つ、このうちの少なくとも一方(好ましくは双方)が、当該同一のモータに対して交換可能に複数種類用意される。このため、メーカーサイドとしては、モータに関してはバリエーションを組む必要がない。一方、ユーザにとっても、調達しやすいモータを直交用としてもまた平行軸用としても用いることができ、且つ、モータが減速機側と分離可能な状態で提供されているため、交換も容易である。
本発明によれば、減速機とモータの組合せ・選択を容易化し、同一の汎用ヘリカルモータを使用して直交用ギヤドモータも、平行軸ギヤドモータも構成できるようになることから、使用用途に柔軟に対応した合理的な使用が可能なギヤドモータ用の減速機、ギヤドモータ及びそのシリーズを提供することができる。
以下、本発明の実施形態の例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るギヤドモータ用の減速機を適用したギヤドモータ500の断面図である。ギヤドモータ500は、直交ギヤヘッド100と平行ギヤヘッド200とからなる減速機300と、モータ400とを備えている。
モータ400は、モータ軸402の先端にヘリカルスプライン(ヘリカルピニオン)403を備える。
前記直交ギヤヘッド100は、該ヘリカルスプライン403と噛合可能なヘリカル内スプライン(ヘリカルギヤ)111を備え、このヘリカル内スプライン111が直交ギヤヘッド100の入力ギヤとして機能している。直交ギヤヘッド100には、モータ400の側から入力される動力の回転方向を直交方向に変換可能な直交変換機構104が収容されている。
前記並行ギヤヘッド200には、その入力軸108の動力を減速可能な平行軸減速機構206が収容されている。この平行ギヤヘッド200は、この実施形態では直交ギヤヘッド100の後段に連結されているが、後述するように、取り合い寸法を共通化することにより、その第1歯車210がモータ400のヘリカルスプライン403と噛合可能なヘリカルギヤとして機能することができるように設計されている。したがって、モータ400に対して直交ギヤヘッド100に代えて、該平行ギヤヘッド200を直接的に連結することにより、モータ400+平行ギヤヘッド200のみの平行軸ギヤドモータを構成することが可能となっている。
勿論、この実施形態で平行ギヤヘッド100の後段に連結されている平行ギヤヘッドは、必ずしも連結される必要はなく、モータ100+直交ギヤヘッド100のみの直交ギヤドモータを構成可能である。
以下、各部の構成についてより詳細に説明する。
モータ400と直交ギヤヘッド100の取付面F1において、直交ギヤヘッド100は、モータ400に対し、モータ400の出力軸(以下、単にモータ軸と称す)402を中心として、該モータ軸402の円周方向R1に90°ずつ回転して取付可能である。なお、モータ400と直交ギヤヘッド100は図示せぬボルトにより連結されている。
又、直交ギヤヘッド100と平行ギヤヘッド200の取付面F2においても、平行ギヤヘッド200は、直交ギヤヘッド100に対し、直交ギヤヘッド100の出力軸(以下、単に中間出力軸と称す)108を中心として、該中間出力軸108の円周方向R2に90°ずつ回転して取付可能である。なお、直交ギヤヘッド100と平行ギヤヘッド200は図示せぬボルトにより連結されている。
直交ギヤヘッド100の入出力軸線L1、L2を含む中間ケーシング102の断面の形状はL字形となっており、平行ギヤヘッド200の後段ケーシング204は、中間ケーシング102におけるL字形の両辺102aと102bで規定される空間に大部分が収まっている。
更に、取付面F1におけるモータ400及び直交ギヤヘッド100の各々の取り合い寸法と、取付面F2における直交ギヤヘッド100及び平行ギヤヘッド200の各々の取り合い寸法がそれぞれ同一とされている。具体的には、直交ギヤヘッド100とモータ400の角寸法は略同一で、図示せぬ取付ボルト孔の位置はそれぞれ同位置(取付面F1の頂点付近における正方形の頂点相当位置)に形成されている。又、直交ギヤヘッド100と平行ギヤヘッド200の図示せぬ取付ボルト孔の位置も、それぞれ同位置(取付面F2の頂点付近における正方形の頂点相当位置)に形成されている。即ち、モータ400と平行ギヤヘッド200は相互に係合可能な取り合い寸法を有し、平行ギヤヘッド200は、直接、モータ400に連結が可能である(モータ400+平行ギヤヘッド200のギヤドモータを構成可能:後述)。
前記直交ギヤヘッド100は、モータ400から入力される動力の回転方向を直交する方向に変換する直交変換機構104と、該直交変換機構104の出力回転を減速する中間平行軸減速機構106を有し、且つ、これらの機構104、106を単独の中間ケーシング102に収めている。
前記直交変換機構104は、ベベル歯車よりなる、中間第1歯車110及び中間第2歯車112を備えている。
該中間第1歯車(直交ピニオン)110は、軸受130と131によって回転自在に支持され、直交ギヤヘッド100の入力軸線L1をその軸心として回転する。
又、中間第2歯車(直交ギヤ)112は、軸受132と133によって回転自在に支持されると共に、自身の一端側112aで前記中間第1歯車110と直交・噛合し、他端側112bで前記直交ギヤヘッド100の中間ケーシング102に片持状態で採り付けられている。
これら中間第1歯車110及び中間第2歯車112の一端側の先端部110a、112aは、それぞれ中間ケーシング102に当接している。
更に、中間第1歯車110には、その軸心L1に沿ってモータ軸402を挿入するための穴110bが設けられており、該穴110bの内側にはモータ軸402と中間第1歯車110を連結するためのヘリカル内スプライン(ヘリカルギヤ)403が形成されている。即ち中間第1歯車(直交ピニオン)110のヘリカル内スプライン403は、直交ギヤヘッド100の直交変換機構104の入力ギヤとして機能している。
なお、中間第1歯車110と中間第2歯車112は、自己潤滑性のあるプラスチック製である。
一方、直交ギヤヘッド100内の中間平行軸減速機構106は、軸線L2を軸心として回転する中間出力軸108と、中間第3歯車114とを備えている。
中間出力軸108は、軸受134、135によって回転自在に支持され、中間出力軸108の軸心L2は、直交変換機構104の中間第1歯車110の軸心L1とは平面視で直交した関係にあると共に、中間第2歯車112の軸心L3とは平面視で平行した関係にある。
又、中間出力軸108には、モータ軸402と同一モジュールのヘリカルスプライン403が形成されている。
前記中間第3歯車114は、その外周において直交変換機構104の中間第2歯車112と噛合すると共に、中間出力軸108に取付けられ、該中間出力軸108と同一の軸心L2を中心として回転する。
図2は、図1中の平行ギヤヘッド200のII−II線に沿う断面図、図3は図2中のIII−III線に沿う断面図を示したものである。
平行ギヤヘッド200は、ギヤドモータ500が形成された際に、その最終出力軸となる出力軸(以下、単に最終出力軸と称す)202を含む平行軸減速機構206を有し、且つ、該平行軸減速機構206を後段ケーシング204に収めている。なお、図3に示すように、後段ケーシング204の断面形状は正方形となっている。
最終出力軸202は、軸受230、231によって回転自在に支持され、軸線L4を軸心として回転する。該軸心L4は、中間出力軸108の軸線L2とは平面視で平行した関係にある。
又、平行ギヤヘッド200内の平行軸減速機構206は、最終出力軸202と、第1軸206と、第2軸208とを備えている。
第1軸206は、その両端において、軸受232、233により回転自在に支持され、該第1軸206には、その軸心L5を中心として回転する大径の後段第1歯車210と、より小径の後段第2歯車212とが設けられている。
又、第2軸208は、紙面奥側に図中L6相当位置をその軸心して、第1軸206と平行に配置されている。この第2軸208には、前記後段第2歯車212と噛合し、該後段第2歯車212より大径の後段第3歯車214と、該後段第3歯車214より小径の後段第4歯車216とが設けられている。なお、第2軸208は、その両端において、図示しない軸受により回転自在に支持されている。
前記平行ギヤヘッド200の最終出力軸202には、前記後段第4歯車216と噛合する後段第5歯車218が設けられている。
前記中間出力軸108は、その先端部が直接歯切りされており、平行ギヤヘッド200の後段ケーシング204内に挿入され、第1軸206に設けられた後段第1歯車210と噛合し、平行軸減速機構206の初段ギヤセットを構成している。
但し、この実施形態では、このように平行ギヤヘッド200が直交ギヤヘッド100の後段に連結されているが、前述したように平行ギヤヘッド200は、その後段第1歯車210がモータ軸402と噛合可能な入力ギヤとしての機能を有し、モータ400と直結可能である。
次に、ギヤドモータ500の作用について説明する。
モータ400に通電すると、モータ軸402の先端に成形されたヘリカルスプライン(ヘリカルピニオン)403とヘリカル内スプライン(ヘリカルギヤ)111との噛合を介して中間第1歯車110がその軸心L1を中心として回転する。
そして、中間第1歯車110の回転により、該中間第1歯車110と直交・噛合する中間第2歯車112が軸線L1と直交する方向L3を軸心として回転する。その結果、モータ軸402より入力された動力の回転方向が90°転換される。
又、中間第2歯車112の回転により、該中間第2歯車112と噛合する中間第3歯車114及び該中間第3歯車114が取付けられた中間出力軸108は、軸線L3と平行関係にあるL2を軸心として回転する。そして、中間第2歯車112から伝達された回転が減速され、中間出力軸108に出力される。
更に、中間出力軸108がその軸心L2を中心として回転すると、該中間出力軸の先端部と噛合した後段第1歯車210と、該後段第1歯車210と同じ第1軸206に設けられた後段第2歯車212が、第1軸206の軸心L5を中心として回転する。このとき、中間出力軸108の回転が、該中間出力軸108と後段第1歯車210の歯数の比だけ減速され、後段第2歯車212に伝達される。
その後、後段第2歯車212の回転と同時に、該後段第2歯車212と噛合する後段第3歯車214と、該後段第3歯車214と同じ第2軸208に設けられた後段第4歯車216が第2軸208の軸心L6を中心として回転し、後段第2歯車212から伝達された回転が更に減速される。
最終的に、後段第4歯車216の回転により、該後段第4歯車216と噛合する後段第5歯車218が回転すると共に、最終出力軸202が回転し、動力が出力される。
直交ギヤヘッド100は、図4の模式図に示すように、モータ400に対し、モータ軸402を中心として、該モータ軸402の円周方向R1に90°ずつ回転して取付可能であると共に、平行ギヤヘッド200も、直交ギヤヘッド100に対し、中間出力軸108を中心として、該中間出力軸108の円周方向R2に90°ずつ回転して取付可能であるため、ギヤドモータ500の最終出力軸202の向きが16通りに変更可能であり、ギヤドモータの使用用途に応じた取付けが可能で、その変更も容易である。
又、モータ400と直交ギヤヘッド100の取付面F1における取り合いと、直交ギヤヘッド100と平行ギヤヘッド200の取付面F2における取り合いを同一としたため、平行ギヤヘッド200は、直交ギヤヘッド100を介すことなく、モータ400に直接取付けが可能で、平行減速機能を有する平行軸ギヤドモータを容易に構成可能である。
しかも、これを具体的に実現するために、図1に示されるように、中間出力軸108と、モータ軸402に同一モジュールのヘリカルスプライン(ヘリカルピニオン)403を形成すると共に、第1歯車110には、その軸心L1に沿って、モータ軸402のヘリカルスプライン403と等速外接噛合が可能な内スプライン(ヘリカルギヤ)111を形成するようにしている。
即ち、中間出力軸108と、モータ軸402とに同一モジュールのヘリカルスプライン403が形成されていることから、平行ギヤヘッド200の後段第1歯車210は、中間出力軸108のみならず、モータ軸402とも直接噛合できる。
又、このように、モータ軸402にヘリカルスプライン403が形成されていても、中間第1歯車110に、その軸心L1に沿ってモータ軸402のヘリカルスプライン403と等速外接噛合可能な内スプライン111を形成することにより、該モータ軸402に中間第1歯車110を冠せるようにしてねじ込むだけで、両者402、110を一体化できる。
この結果、取り合いの互換性と相俟って、モータ400と直交ギヤヘッド100の連結、及びモータ400と平行ギヤヘッド200の連結のいずれも容易に、且つ、支障なく実現できる。なお、モータ軸402と中間第1歯車110との連結に当たっては、モータ軸402の回転により、中間第1歯車110がモータ軸402によりねじ込まれる(締められる)方向に荷重がかかるようにしておけば、モータ軸402と中間第1歯車110との連結が緩むことはない。
直交ギヤヘッド100は、直交変換機構104と中間平行軸減速機構106を有し、単独の中間ケーシング102からなるため、直交ギヤヘッド100単体でも直交変換及び減速を行なう減速機として使用することができる。
同様に、平行ギヤヘッド200も、平行軸減速機構206を有し、単独の後段ケーシング204からなるため、平行ギヤヘッド200単体でも平行軸減速を行なう減速機として使用することができる。
又、直交ギヤヘッド100の直交変換機構104に設けられた中間第2歯車112は、自身の一端側112aで中間第1歯車110と直交・噛合し、他端側112bで直交ギヤヘッド100の中間ケーシング102に片持状態で取付けられているため、中間第1歯車110から加わるスラスト力を中間ケーシング102で受け止めることができる。
更に、中間第1歯車110及び中間第2歯車112をベベル歯車にしたことにより、直交ギヤヘッド100の小型化、高効率化、低コスト化を図ることができ、その上、該中間第1歯車110及び中間第2歯車112を自己潤滑性のあるプラスチック製としているため、潤滑油が不要である。
中間第1歯車110及び中間第2歯車112の一端側の先端部110a、112aは、中間ケーシング102にそれぞれ当接しているため、中間ケーシング102は、中間第1歯車110及び中間第2歯車112のそれぞれの中心軸線方向L1、L3の移動を規制する位置決め手段としても機能している。
なお、上記実施形態において、直交ギヤヘッド100の直交変換機構104に設けられた中間第1歯車110及び中間第2歯車112はベベル歯車としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、ウォーム歯車、ハイポイド歯車等でもよい。むしろ、後述するように、用途に応じ、これらを選択可能としておく方が望ましい。
又、これらの中間第1歯車110及び中間第2歯車112は、プラスチックで製作されたものではなくてもよい。従って、例えば、焼結含油等の自己潤滑性のある素材で製作されたものでもよい。更には、必ずしも自己潤滑性のある素材でなくてもよい。
なお、上記実施形態においては、中間第1歯車110及び中間第2歯車112を、それぞれ軸受130〜133によって回転自在に支持する構造としたが、図4に示すように、ピン150、152を中間ケーシング102に圧入し、該ピン150、152により中間第1歯車110及び中間第2歯車112を回転可能にする構造としてもよい。又、中間第1歯車110及び中間第2歯車112からなる直交変換機構104を両持状態で支持する構造としてもよい。
上記実施形態においては、平行ギヤヘッド200の出力軸202を中実軸としたが、図5に示すように、出力軸として被駆動軸を挿入するための中空部250aを有するホローシャフト250を用いれば、相手機械との連結部材が不要なため、動力伝達部材の削減を図ることができると共に、被動軸を中空部250a内部に挿入可能であり、コンベア等の被駆動装置に組み込んだ場合でも、装置全体の小型化、省スペース化を実現することができる。
又、前記中空部250aの軸線方向L4の一方側(図5中の下側)を有底とした場合には、ホローシャフト250の一端側についてはケーシング252内に収めることができる。この場合は、ケーシング252外と遮断された状態でホローシャフト250を支持可能となるため、中空部250aを貫通孔として形成した場合に比べ、装置内部の潤滑油が外部に漏れ難く、更に、オイルシール256をホローシャフト250の片側に設置すればよいため、ホローシャフト250に加わる負荷が少なく、動力の損失防止を図ることができると共に、部品点数の削減によるコストの低減をも実現することができる。
又、前記直交ギヤヘッド100内の中間平行軸減速機構106では、中間第2歯車112と中間第3歯車114で減速機構を構成したが、本発明はこれに限定されず、必ずしも減速機能を持たせる必要はない。又、歯車機構ではなく、チェーン、ベルト等の無端伝動機構であってもよい。無端伝動機構により中間平行軸減速機構を構成した場合には、中間第2歯車112の軸心L3と中間出力軸108の軸心L2の距離をほぼ任意に調整することができる。又、ベルトを用いた場合には、騒音を低減することができると共に、ベルトの滑りを積極的に利用してトルクリミッタ的な機能を持たせることもできる。
次に、上述の直交ギヤヘッド100、平行ギヤヘッド200、モータ400の組合せによって構成されるギヤドモータのシリーズについて説明する。
図6は、モータ400、直交ギヤヘッド100及び平行ギヤヘッド200の組合せ例を模式的に示したものであり、モータ400、直交ギヤヘッド100及び平行ギヤヘッド200のうち少なくとも一方を、交換可能に複数種類用意したギヤドモータのシリーズ例である。
図6中の(A)は、1種類のモータ400及び直交ギヤヘッド100に対して、複数種類の平行ギヤヘッド200a、200b、200c、…を用意したギヤドモータのシリーズである。
このようなシリーズを提供することにより、ユーザーは、1種類のモータ400及び直交ギヤヘッド100を用意した上で、使用用途に応じた平行ギヤヘッド200の選択が可能である。
図6中の(B)は、1種類のモータ400及び平行ギヤヘッド200に対して、複数種類の直交ギヤヘッド100a、100b、100c、…を用意したギヤドモータのシリーズであり、図6中の(C)は、1種類の直交ギヤヘッド100及び平行ギヤヘッド200に対して、複数種類のモータ400a、400b、400c、…を用意したギヤドモータのシリーズである。
このようなシリーズによっても、ユーザーは、複数種類の直交ギヤヘッド100a、100b、100c、…又は複数種類のモータ400a、400b、400c、…から使用用途に応じた装置を選択することができる。
又、このようなシリーズ化によって、減速機メーカ等は、装置を共用化できるため、納期の短縮、在庫の減少等を実現することができると共に、開発コストの低減により、減速機の低価格化を図ることができる。
図6中の(1)〜(3)は、ギヤドモータの構成例である。
即ち、モータ400、直交ギヤヘッド100、平行ギヤヘッド200を連結・一体化することにより、モータ400の動力を直交変換して出力する図6中の(1)に示す直交軸タイプのギヤドモータを構成することができる。
又、モータ400と直交ギヤヘッド100のみでもギヤドモータが構成可能であるため、モータ400と直交ギヤヘッド100を連結・一体化することにより、モータ400の動力を直交変換して出力する図6中の(2)に示す直交軸タイプのギヤドモータを提供することができる。
更に、上述のとおり、モータ400と直交ギヤヘッド100の取付面F1における取り合いと、直交ギヤヘッド100と平行ギヤヘッド200の取付面F2における取り合いを同一としたため、平行ギヤヘッド200は、直交ギヤヘッド100を介すことなく、モータ400に直接取付けることができ、モータ400と平行ギヤヘッド200のみでもギヤドモータが構成可能である。従って、モータ400の回転を減速して平行に出力する図6中の(3)に示す平行軸タイプのギヤドモータも提供が可能である。
又、図7は、直交ギヤヘッド100の直交変換機構104の構成として、ベベル歯車、ウォーム歯車、ハイポイド歯車のうち、少なくとも2つ(この例では、ベベル歯車とハイポイド歯車)を選択可能としたギヤドモータのシリーズ例であり、ユーザーは、コストや使用用途により歯車構造が選択可能で、ユーザーニーズに幅広く対応することができる。
なお、図8のように、モータ400の出力軸402と、直交ギヤヘッド100の直交変換機構104との間に、更に、前段平行軸減速機構600を付設したギヤドモータのシリーズとしてもよい。この場合でも、モータ400は、当該前段平行軸減速機構600と分離可能であるため、前述した作用効果をそのまま享受でき、且つこの場合はこの付設した前段平行軸減速機構600の部分で減速比を自由に設定できるようになる。
更に、上述の減速機及びモータの選択・組合せは、ギヤドモータの特定の具体的なシリーズに属する全ての機種が対応するものでなくてもよい。即ち、当該特定のシリーズに属する一部の機種において、減速機及びモータの選択・組合せが(あるいは組合せの可能性が)本発明に係る構成となっていれば足りる。
本発明の実施形態の一例に係るギヤドモータの側断面図 図1における平行ギヤヘッドのII−II線に沿う断面図 図2におけるIII−III線に沿う断面図 ギヤドモータの組合わせ例を示した模式図 出力軸にホローシャフトを採用した平行ギヤヘッドの側断面図 ギヤドモータのシリーズの模式図 直交ギヤヘッドの直交変換機構を複数用意したギヤドモータのシリーズの模式図 前段平行軸減速機構を介在可能としたギヤドモータのシリーズの模式図
符号の説明
100…直交ギヤヘッド
102…中間ケーシング
104…直交変換機構
106…中間平行軸減速機構
108…中間出力軸
110…中間第1歯車
112…中間第2歯車
114…中間第3歯車
200…平行ギヤヘッド
202…出力軸
204…後段ケーシング
206…第1軸
208…第2軸
210…後段第1歯車
212…後段第2歯車
214…後段第3歯車
216…後段第4歯車
218…後段第5歯車
300…減速機
400…モータ
402…モータ軸
500…ギヤドモータ
600…前段平行軸減速機構

Claims (3)

  1. ヘリカルピニオンを有するモータと減速機とを有するギヤドモータを形成するために用いられるギヤドモータ用の減速機のシリーズにおいて、
    前記ヘリカルピニオンと噛合可能なヘリカルギヤを自身の入力ギヤとして有し、前記モータの側から入力される動力の回転方向を直交方向に変換可能な直交変換機構を有し、前記減速機の一部または全部を構成する直交ギヤヘッド、及び
    前記ヘリカルピニオンと噛合可能なヘリカルギヤを自身の入力ギヤとして有し、前記モータの側から入力される動力を減速可能な平行軸減速機構を有し、前記減速機の一部または全部を構成する平行ギヤヘッド、のいずれもが同一のモータに対して連結可能とされ、且つ
    このうち、少なくとも一方を、前記減速機として該同一のモータに対して交換可能に複数種類用意した
    ことを特徴とするギヤドモータ用の減速機のシリーズ。
  2. ヘリカルピニオンを有するモータと、
    該ヘリカルピニオンと噛合可能なヘリカルギヤを自身の入力ギヤとして有し、前記モータの側から入力される動力の回転方向を直交方向に変換可能な直交変換機構を有する直交ギヤヘッド、及び
    前記ヘリカルピニオンと噛合可能なヘリカルギヤを自身の入力ギヤとして有し、前記モータの側から入力される動力を減速可能な平行軸減速機構を有する平行ギヤヘッド、のうち、少なくとも一方を、
    同一の前記モータに対して交換可能に複数種類用意した
    ことを特徴とするギヤドモータのシリーズ。
  3. ヘリカルピニオンが一体に形成されているモータ軸を備えモータと、
    該ヘリカルピニオンと噛合可能なヘリカルギヤを自身の一端側に入力ギヤとして有する直交ピニオンと、該直交ピニオンと噛合する直交ギヤと、で構成される直交変換機構を含む直交ギヤヘッドと、
    を備え、且つ、
    該直交ギヤヘッド及び前記モータが、それぞれ独立して分離可能とされた
    ことを特徴とするギヤドモータ。
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