JP4672526B2 - 販売支援システム,販売支援装置,販売支援方法および販売支援プログラム - Google Patents

販売支援システム,販売支援装置,販売支援方法および販売支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4672526B2
JP4672526B2 JP2005323058A JP2005323058A JP4672526B2 JP 4672526 B2 JP4672526 B2 JP 4672526B2 JP 2005323058 A JP2005323058 A JP 2005323058A JP 2005323058 A JP2005323058 A JP 2005323058A JP 4672526 B2 JP4672526 B2 JP 4672526B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
information
terminal
sales support
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005323058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007133461A (ja
Inventor
聡子 志賀
青史 岡本
陽 佐藤
剛寿 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005323058A priority Critical patent/JP4672526B2/ja
Publication of JP2007133461A publication Critical patent/JP2007133461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4672526B2 publication Critical patent/JP4672526B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は,実店舗での店員の接客を支援する技術に関するものであり,特に,顧客のリアルタイムな買物の経過状況を店員に提示することにより,店員の適切な接客活動を支援する販売支援システム,販売支援装置,販売支援方法および販売支援プログラムに関するものである。
デパート等の実店舗において,顧客に何度も足を運んでもらうためには,店員による顧客への適切な接客が必要である。店員の接客が適切なものであれば,顧客は満足し,何度も来店してくれるようになる。しかし,顧客ごとに最適となる接客は異なり,店員がどの顧客に対してどのような接客を行うかを判断するのは難しい。そのため,店員が顧客ごとに最適な接客を行えるように,店員の販売行動を支援するシステムが望まれている。
従来,実店舗での店員の販売行動を支援する技術として,特許文献1に記載されている技術がある。この特許文献1に記載されている技術は,来店した顧客が所持する会員カード(ICカード)に記憶された応対情報をリーダで読み取り,読み取られた応対情報に従って,事前に登録されたその顧客の情報(接客の好み,過去の購買履歴などの情報)を店員の端末に通知するというものである。店員は,端末でその顧客の情報を確認することによって,その顧客に合った接客を行うことができる。
なお,店員の接客支援ではなく,実店舗での顧客の購買行動を支援する技術としては,特許文献2に記載されているものがある。この特許文献2に記載されている技術では,ショッピングカートに備えられたカート端末によって,顧客に対して商品情報や購買行動ルール情報を提供することを行なっている。例えば,ある顧客がシャンプーの購入時に一緒にリンスを購入することが多い場合に,その顧客について「シャンプーとリンスはセットで購買する」という購買行動ルールが作成される。その顧客がシャンプーをショッピングカートに入れたときには,購買行動ルールに従って「リンスも必要ではありませんか?」とカート端末に表示することにより,その顧客に対してリンスの購入を促す。
しかし,特許文献2に記載されている技術は,店員の接客支援を目的とするものではなく,顧客単独での購買を支援する技術であり,店員の販売行動を支援することについては考えられていない。
また,セールスに必要な情報を提示することにより,セールスの支援を行う技術がある(例えば,特許文献3参照)。特許文献3には,セールスマンが顧客への交渉を行う場合に,その顧客の住所,氏名,電話番号などの顧客属性情報に加え,その顧客の交渉履歴,おすすめ商品など,セールスに必要な情報を端末に表示する技術が記載されている。
しかし,この特許文献3に記載されている技術は,あらかじめ顧客が誰であるか特定されている場合にだけ利用できる技術であり,不特定多数の顧客が集まる実店舗において,店員がどの顧客に対して接したほうがよいかなどの判断に利用できるような技術ではない。
特開2002−63334号公報 特開2002−133515号公報 特開2001−5862号公報
上記特許文献1に記載されているような,実店舗において店員の販売行動を支援する従来の技術を用いても,店員が顧客ごとにより適切な接客を行うためには,まだ以下の3つの大きな問題が存在する。
1つ目の問題は,店員がリアルタイムな顧客ニーズをつかめないという問題である。来店した顧客の過去の購買履歴と今回のニーズとが異なることはよくあり,過去の購買履歴を参照したからといって,その顧客の今回のニーズがわかるとは限らない。例えば,前回は友達へのプレゼントを買うために来店し,今回は自分の物を買うために来店するというように,顧客ニーズは来店のたびに変わるものであるため,過去の購買履歴を参照しただけでは正確に顧客ニーズを把握することはできない。また,初めて来店する顧客については過去の購買履歴が存在しないため,その顧客のニーズをリアルタイムに知ることができなければ,店員はその顧客に対して最適な接客をすることができない。
2つ目の問題は,店員が顧客の持つ詳細なニーズをつかめないという問題である。顧客は,購入する商品を決定するまでに,複数の候補のうちどれにするかを迷って,同じ売り場を長時間うろうろしたり,ずっと手に持っていた商品を最後の最後に手放して買わずに帰ったりするということがよくある。従来技術で用いているような購買履歴だけでは,店員は最終的に顧客が購入したものしかわからない。それぞれの顧客は,「色はこの色がいいが,素材はこれがよくて,予算は大体これぐらい」といった詳細なニーズを持っているはずであり,そのような詳細なニーズは,買い物の経過状況に表れる。しかし,そのような情報は記録されず,参照することはできない。
3つ目の問題は,特定顧客に対する1対1対応しか考慮されていないという問題である。実店舗での販売現場では,売り場内に同時に複数の顧客がいることがある。このような場合には,店員はどの顧客から優先的に接客すればよいのかがわからず,結局,顧客を逃してしまうということもある。
上述の従来技術では,1人1人の顧客に着目して接客の支援を行うことは考えられているが,売り場に複数の顧客がいる場合にどう接客の支援を行うかは考えられていない。そのため,売り場に複数の顧客がいる場合,店員はどの顧客から優先的に接客すればよいのかを的確に知ることはできないため,効果的に立ち回ることができない。
本発明は,上記の問題点の解決を図り,顧客の持つ詳細なニーズをリアルタイムに知ることができ,複数の顧客がいる場合でも効果的に接客をすることができるように,店員を支援する技術を提供することを目的とする。
本発明は,上記の課題を解決するため,販売支援システムを管理する販売支援サーバが,顧客の買物の経過行動を記録する顧客端末からその時の顧客の詳細なニーズをリアルタイムに取得し,さらに取得された情報をリアルタイムにまとめ,リアルタイムに店員端末に通知することを特徴とする。これにより,店員は,店員端末で顧客のその時の詳細なニーズをリアルタイムに知ることが可能となる。
また,販売支援サーバは,顧客が来店中に持ち歩く顧客端末から買物の経過行動として商品情報を取得するだけでなく,顧客端末の位置情報を取得する。それをリアルタイムに販売支援サーバでまとめて,店員端末にリアルタイムに通知する。店員端末には,売り場内の現在の顧客・店員の位置および状況をマップで一覧表示し,顧客一人が選択されると,その顧客のリアルタイムな買物内容を表示する。店員はその情報を事前に見て,顧客のニーズにあった適切な接客を行うことができる。
さらに,顧客の現在の買物の経過行動に加え,その買物行動の内容・顧客プロファイルに応じた接客補助情報(商品のオススメポイントや,別のオススメ商品等)を店員端末に提示し,店員はそれを接客ノウハウとして用いて適切な接客を行うようにすることもできる。
具体的には,本発明は,顧客が所持する顧客端末と,店員が所持する店員端末と,前記顧客端末および前記店員端末との通信機能を有する販売支援装置とを備えた販売支援システムであって,前記顧客端末は,当該顧客端末の顧客に専用の商品登録画面を,当該顧客端末の表示装置に出力する手段と,顧客が購入を決定した商品情報または購入の候補として選択した商品情報を含む買物の経過情報を入力する手段と,入力した買物の経過情報を前記商品登録画面に表示する手段と,入力した買物の経過情報を前記販売支援装置に送信する手段とを備え,前記販売支援装置は,前記顧客端末が送信した買物の経過情報を受信する手段と,受信した顧客ごとの買物の経過情報を記憶装置に記憶する手段と,前記記憶装置に記憶した各顧客ごとの買物の経過情報を,前記店員端末に送信する手段とを備え,前記店員端末は,前記販売支援装置が送信した各顧客ごとの買物の経過情報を受信する手段と,受信した各顧客ごとの買物の経過情報を表示する顧客情報画面を,当該店員端末の表示装置に出力する手段とを備え,前記商品登録画面は,顧客が選択した商品の購入を迷っていることを入力するための迷い中ボタンを有し,顧客により前記迷い中ボタンが押下されると,顧客が選択した迷い中の商品のグループについて迷い中である旨の情報が前記商品登録画面および前記顧客情報画面に表示されることを特徴とする。
これによって,店員は,顧客のその時の詳細なニーズをリアルタイムに知り,顧客への適切な対応をとることができるようになる。
さらに,上記本発明において,前記販売支援装置は,店舗内における前記顧客端末の位置情報を,前記顧客端末からの通知または前記顧客端末が発信する信号により検出する手段と,検出した前記顧客端末の位置情報を記憶装置に記憶する手段と,前記記憶装置に記憶した各顧客端末の位置情報を,前記店員端末に送信する手段とを備え,前記店員端末は,前記販売支援装置が送信した各顧客端末の位置情報を受信する手段と,受信した各顧客端末の位置情報をマップ化して表示装置に表示する手段とを備えることを特徴とする。
店員端末にマップ化された顧客の位置情報が表示されることにより,店員は,どの顧客がどのような買物行動をとっているかを知ることができ,適切な接客が可能になる。
上記本発明において,前記顧客端末は,前記買物の経過情報を店員に公開するかしないかの指示情報を入力する手段と,入力した指示情報を前記販売支援装置に送信する手段とを備え,前記販売支援装置は,前記顧客端末が送信した指示情報を受信する手段と,受信した指示情報を記憶装置に記憶する手段と,前記指示情報が公開することを指示している場合にのみ,その顧客端末の買物の経過情報を前記店員端末に送信する手段とを備えるようにしてもよい。
このようにすれば,店員による接客を望まない顧客は,事前にその旨を店舗側に知らせることができるとともに,顧客端末を買物メモとして利用することができる。
またさらに,上記本発明において,前記顧客端末は,前記買物の経過情報に含まれる商品の説明情報またはクチコミ情報の要求情報を入力する手段と,入力した要求情報を前記販売支援装置に送信する手段と,前記販売支援装置から受信した商品の説明情報またはクチコミ情報を表示装置に表示する手段とを備え,前記販売支援装置は,各商品に関する説明情報またはクチコミ情報を格納した商品情報記憶手段と,前記顧客端末が送信した要求情報を受信する手段と,受信した要求情報で指定された商品の説明情報またはクチコミ情報を前記商品情報記憶手段から読み出す手段と,読み出した商品の説明情報またはクチコミ情報を前記顧客端末に送信する手段とを備えるようにしてもよい。
このようにすれば,顧客は,顧客端末を商品情報の問い合わせ端末として利用することができ,商品の選択および購入の判断に利用することができる。
またさらに,上記本発明において,前記顧客端末における買物の経過情報を表示する手段は,購入を決定した商品情報と購入の候補として選択した商品情報とを,表示画面における異なる表示枠に表示するとともに,各商品情報をアイコン化して表示するようにしてもよい。
このようにすれば,顧客は,購入したい商品の一覧を顧客端末に判りやすく表示し,最終的に購入する商品を適切に選択することができる。また,購入を迷っている商品を店員端末に知らせることができる。
またさらに,上記本発明において,前記販売支援装置は,各顧客のプロファイル情報または過去の購買もしくは接客の履歴情報を格納する顧客情報記憶手段と,顧客に推奨する商品情報を格納する商品情報記憶手段と,前記店員端末からの顧客情報または推奨商品情報の要求を受信する手段と,前記店員端末から要求された顧客情報または推奨商品情報を,前記顧客情報記憶手段または前記商品情報記憶手段から読み出し,前記店員端末へ送信する手段とを備え,前記店員端末は,前記販売支援装置に対し,店舗内にいる特定の顧客の顧客情報または推奨商品情報の要求を送信する手段と,前記販売支援装置から受信した顧客情報または推奨商品情報を,表示装置に表示する手段とを備えるようにしてもよい。このようにすれば,店員は,顧客に対してさらに適切な応接ができるようになる。
本発明により,各顧客のそのときの買物の経過情報(商品,詳細ニーズ,売り場での行動など)をリアルタイムに取得して分析し,店員に通知することができる。この情報は,顧客自身が店員に通知することを意図して記録する情報なので,店員に直接話をするのと同様の効果がある。
また,フロア内の各顧客の現在の位置や状況を,色分けやフキダシなどで一覧表示することにより,同じフロアに複数の顧客がいる場合でも,どの顧客から接客すべきかが一目でわかるようになる。
このように,本発明によれば,従来技術に比べてより実際の販売現場に即した効果が得られる。店員は,どの顧客がどのような接客を必要としているか(もしくは必要としていないか)や,リアルタイムな顧客のニーズを的確につかみ,適切な接客をすることができる。また,過去の販売履歴にだけに依存しているわけではないので,新規顧客にも対応可能となる。この結果,販売成果や顧客満足度が,ともに向上する。
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。本実施の形態に係る販売支援システムの構成を説明するに先立ち,本実施の形態による販売支援システムによって実現される具体的なサービスイメージの概要を説明する。
図1は,本実施の形態の販売支援システムの利用イメージを示す図である。顧客は,買物の経過情報(商品,気に入りポイント,迷い中などの詳細ニーズ)を,顧客端末10に記録する。また,記録された内容を店員に通知するか,通知しないかを選択する。これらの情報は,顧客の現在位置を示す情報とともに販売支援サーバ30に送られ,販売支援サーバ30で管理される。
店員端末20は,販売支援サーバ30に店員の現在位置を示す情報を送る。また,売り場内の店員と顧客の位置および現在の状況が一目でわかる店員エリアマップを販売支援サーバ30から受け取り,それを表示する。店員が店員エリアマップ上の顧客アイコンをクリックすると,その顧客が記録した買物の経過情報が店員端末20に表示される。店員は,表示された情報を見ることによって,その顧客のリアルタイムな詳細ニーズを知ることが可能となり,その顧客に対して適切な接客を行うことができる。接客後,店員は店員端末20に接客情報を入力し,販売支援サーバ30に送信する。
顧客行動について説明する。本実施の形態では,顧客は,実際の商品を見て選べるが選んだ商品を持ち歩かなくてもよい「手ぶらショッピング」を行うものとする。顧客は,顧客端末10を持ち歩き,仮想ショッピングカートとしてマイカタログを作成しながら買物を行う。なお,手ぶらショッピングではなく,実際の商品を持ち歩いて買物を行うという形態でも構わない。この場合,例えば顧客端末10が付属したショッピングカートを顧客が用いるようにし,カートに商品を入れたときにその商品がマイカタログに自動登録されるような実施も可能である。
顧客端末10は,顧客が店舗内で使用する端末である。顧客端末10としては,例えば,PDAのような小型端末や,ショッピングカートに付属のタブレット型端末などの店舗内専用端末を用いる。店舗内専用端末は,販売支援サーバ30と通信を行う専用クライアントとして使用することができる。また,顧客端末10のブラウザで,専用のWebページにアクセスするようにしてもよい。この場合には,店舗内専用端末だけでなく,顧客の携帯電話なども顧客端末10として利用することができる。
顧客端末10は,移動しながら,店舗内の自分の位置をリアルタイムに販売支援サーバ30に通知している。位置通知の手段は,例えばRFIDを用いるなど,自分の位置を販売支援サーバ30に通知できるものならば何でもよい。
図2は,本発明の実施の形態による販売支援システムの構成例を示す図である。販売支援システムは,顧客端末10,店員端末20,販売支援サーバ30から構成される。ここでは,1店舗に1つの販売支援サーバ30が設置されたことを想定し,顧客端末10と店員端末20は,1店舗に複数存在することを想定した場合の例を説明する。また,販売支援サーバ30と,顧客端末10または店員端末20との間では,無線通信が行われているものとする。
顧客端末10は,顧客が店舗内で使用する端末である。顧客端末10は,ネットワーク機能部101,アクション入力部102,画面表示部103,位置発信部104,商品登録部105を備える。
ネットワーク機能部101は,販売支援サーバ30との通信を行う手段である。アクション入力部102は,顧客端末10に対する顧客のアクションを取得する手段である。アクション入力部102として,タッチパネル,ポインティングデバイスその他の各種の入力装置やセンサなどを用いることができる。画面表示部103は,画面表示を行う手段である。位置発信部104は,例えばRFIDなどであり,店舗内での顧客端末10の位置を通知する手段である。商品登録部105は,例えば商品のタグを読み取るなどにより,商品をマイカタログに登録する手段である。
店員端末20は,店員が店舗内で使用する端末である。店員は,各顧客に対して最適な接客を行うための支援を店員端末20で受ける。店員端末20は,ネットワーク機能部201,アクション入力部202,画面表示部203,位置発信部204を備える。
ネットワーク機能部201は,販売支援サーバ30との通信を行う手段である。アクション入力部202は,店員端末20に対する店員のアクションを取得する手段である。アクション入力部202として,各種の入力装置を用いることができる。画面表示部203は,画面表示を行う手段である。位置発信部204は,例えばRFIDなどであり,店舗内での店員端末20の位置を通知する手段である。
販売支援サーバ30は,顧客,店員,商品などの情報を集中的に管理し,顧客による商品購入や店員による接客に対する支援を行う。販売支援サーバ30は,ネットワーク機能部301,ユーザ認証部302,専用ページ情報作成部303,画面作成部304,位置認証部305,位置/人マップ作成部306,接客タイミング計算部307,検索部308,商品推薦部309,セールストーク推薦部310,接客情報集計部311,顧客データベース(以下,データベースをDBと略記する)321,店員DB322,顧客マイカタログテーブル記憶部323,店員マイカタログテーブル記憶部324,全体マップDB325,ルールDB326,商品DB327,アクション履歴DB328を備える。
ネットワーク機能部301は,顧客端末10,店員端末20との通信を行う手段である。ユーザ認証部302は,顧客,店員のユーザ認証を行う手段である。専用ページ情報作成部303は,顧客マイカタログの作成,編集を行う手段である。画面作成部304は,顧客端末10,店員端末20で表示される画面を作成する手段である。位置認証部305は,顧客端末10,店員端末20の位置を取得する手段である。位置/人マップ作成部306は,店員エリアマップの作成,更新を行う手段である。接客タイミング計算部307は,接客の優先順位付け,タイミング付けを行う手段である。検索部308は,各データの検索を行う手段である。商品推薦部309は,顧客へのオススメ商品を抽出する手段である。セールストーク推薦部310は,現在の状況における顧客への適切なセールストークを抽出する手段である。接客情報集計部311は,顧客の接客時に得られた情報により各データの更新を行う手段である。
図3は,各DB/記憶部のデータ構成例を示す図である。各DBまたは記憶部(321〜328)は,それぞれ1または複数のテーブルを管理している。
顧客DB321は,顧客のプロファイル情報や顧客の商品購入実績情報などを格納するデータベースである。顧客DB321は,図3(A)に示すように,顧客プロファイルテーブル331,買物状況テーブル332などのテーブルを管理する。
店員DB322は,店員のプロファイル情報などを格納するデータベースである。店員DB322は,図3(B)に示すように,店員プロファイルテーブル333などのテーブルを管理する。
顧客マイカタログテーブル記憶部323は,顧客のマイカタログに関する情報を,一時的に記録する手段である。顧客マイカタログテーブル記憶部323は,図3(C)に示すように,端末利用状況テーブル334,買物テーブル335を,顧客ごとに管理する。各テーブルは,顧客のユーザ認証時(来店時など)に顧客ごとに作成され,買物中に随時内容が更新される。
店員マイカタログテーブル記憶部324は,店員のマイカタログに関する情報を,一時的に記録する手段である。店員マイカタログテーブル記憶部324は,図3(D)に示すように,担当エリア内顧客テーブル337などのテーブルを,店員ごとに管理する。テーブルは,店員のユーザ認証時(出社時,開店時など)に店員ごとに作成され,勤務中に随時内容が更新される。
全体マップDB325は,店舗全体の顧客および店員の位置情報などを格納するデータベースである。全体マップDB325は,図3(E)に示すように,全体マップテーブル338などのテーブルを管理する。
ルールDB326は,店員が顧客への最適な接客を行うためのルール情報などを格納するデータベースである。ルールDB326は,図3(F)に示すように,接客優先度ルールテーブル340,接客タイミングルールテーブル341などのテーブルを管理する。
商品DB327は,商品の詳細情報や商品に対するコメント情報などを格納するデータベースである。商品DB327は,図3(G)に示すように,商品情報テーブル342,クチコミ情報テーブル343などのテーブルを管理する。
アクション履歴DB328は,顧客および店員によるアクションのログ情報などを格納したデータベースである。アクション履歴DB328は,図3(H)に示すように,アクション履歴テーブル344などのテーブルを管理する。
図4は,顧客DBで管理されるテーブルの例を示す図である。図4(A)は顧客プロファイルテーブル331の例を示し,図4(B)は買物状況テーブル332の例を示す。
顧客プロファイルテーブル331は,顧客No.(番号),ログインID,パスワード,氏名,性別,年齢,好きな色などの情報から構成される。顧客端末10を用いてショッピングを行う顧客は,あらかじめ顧客登録(会員登録)を行う。顧客登録により登録された情報は,顧客プロファイルテーブル331に記録される。
買物状況テーブル332は,顧客No.,昨年度利用額,月間利用額,1回の平均利用額,年間来店回数,月間来店回数,平均接客効果,平均買物時間,前回の来店日などの情報から構成される。買物状況テーブル332には,各顧客の過去の購入実績などが記録されている。買物状況テーブル332は,顧客のプロファイルの参照や接客の優先順位,タイミングの決定などに利用される。なお,買物状況テーブル332の顧客No.は,顧客プロファイルテーブル331の顧客No.に対応する。
図5は,店員DBで管理されるテーブルの例を示す図である。店員プロファイルテーブル333は,店員No.,ログインID,パスワード,氏名,性別,年齢,勤務年数,得意分野などの情報から構成される。店員端末10を用いて接客を行う店員は,あらかじめ店員登録を行う。店員登録により登録された情報は,店員プロファイルテーブル333に記録される。ここでは,店員プロファイルテーブル333の店員No.と顧客プロファイルテーブル331の顧客No.とは,互いに重複しないように設計する。
図6は,顧客マイカタログテーブル記憶部で管理されるテーブルの例を示す図である。図6(A)は端末利用状況テーブル334の例を示し,図6(B)は買物テーブル335の例を示す。
端末利用状況テーブル334は,公開フラグ,購入決定総額,登録商品総額,今回の滞在時間,店員呼び出しフラグ,接客済フラグなどの情報から構成される。公開フラグは,“1”がマイカタログの公開を示し,“0”がマイカタログの非公開を示す。店員呼び出しフラグは,“1”が呼び出しを示す。接客済フラグは,“1”が接客済みを示す。
買物テーブル335は,買物No.,商品No.,価格,購入,状態などの情報から構成される。図6において,買物No.が“2”の商品の状態の項目が“迷い中(色,3)”となっているが,これは,「買物No.が“3”の商品と色違いでどちらにするか迷っている」ことを示している。また,買物No.が“4”の商品の状態の項目が“組合せ(5)”となっているが,これは,「買物No.が“5”の商品と組み合わせて購入したい」という顧客の希望を示している。なお,買物テーブル335の商品No.は,後述の商品情報テーブル342の商品No.に対応する。
図7は,店員マイカタログテーブル記憶部で管理されるテーブルの例を示す図である。担当エリア内顧客テーブル337は,担当No.,顧客No.,位置情報,優先順位,タイミング,状態などの情報から構成される。なお,担当エリア内顧客テーブル337の顧客No.は,顧客プロファイルテーブル331の顧客No.に対応する。また,担当エリア内顧客テーブル337の位置情報は,後述の全体マップテーブル338の位置情報に対応する。
図8は,全体マップDBで管理されるテーブルの例を示す図である。全体マップテーブル338は,顧客No./店員No.,位置情報などの情報から構成される。なお,全体マップテーブル338の顧客No./店員No.は,顧客プロファイルテーブル331の顧客No.または店員プロファイルテーブル333の店員No.に対応する。
図9は,ルールDBで管理されるテーブルの例を示す図である。図9(A)は接客優先度ルールテーブル340の例を示し,図9(B)は接客タイミングルールテーブル341の例を示している。
接客優先度ルールテーブル340は,優先度ルールNo.,優先条件などの情報から構成される。接客優先度ルールテーブル340に従って,担当エリア内顧客テーブル337の優先順位の項目が決定される。
接客タイミングルールテーブル341は,タイミングルールNo.,条件,色などの情報から構成される。接客タイミングルールテーブル341に従って,担当エリア内顧客テーブル337のタイミングの項目が決定される。
図10は,商品DBで管理されるテーブルの例を示す図である。図10(A)は商品情報テーブル342の例を示し,図10(B)はクチコミ情報テーブル343の例を示している。
商品情報テーブル342は,商品No.,カテゴリ,型番,商品名,ブランド,価格,色,サイズ展開,サイズ,想定購買層などの情報から構成される。少なくとも店舗内で販売されている商品については,あらかじめ商品登録を行う。商品登録により登録された情報は,商品情報テーブル342に記録される。
クチコミ情報テーブル343は,クチコミNo.,商品No.,顧客No.,コメントなどの情報から構成される。なお,クチコミ情報テーブル343の商品No.は,商品情報テーブル342の商品No.に対応する。また,クチコミ情報テーブル343の顧客No.は,顧客プロファイルテーブル331の顧客No.に対応する。
図11は,アクション履歴DBで管理されるテーブルの例を示す図である。アクション履歴テーブル344は,ログNo.顧客No./店員No.,店舗No.,イベントNo.,イベント内容,日時などの情報から構成される。なお,アクション履歴テーブル344の顧客No./店員No.は,顧客プロファイルテーブル331の顧客No.または店員プロファイルテーブル333の店員No.に対応する。イベントとは,主に顧客や店員のアクションによって発生した,販売支援サーバ30が処理しなければならない事象である。
アクション履歴テーブル344は,店舗ごとに作成され,夜間バッチ処理などによって,複数店舗分が統合されたり,後日,顧客別,イベント別など,目的別に履歴が再構成され,利用されることなどが考えられるが,ここでは詳細は省略する。
図12は,顧客の行動フローチャートである。顧客端末10を持った顧客は,まずログインID,パスワードによるユーザ認証を行う(ステップS10)。顧客端末10は,顧客により入力されたログインID,パスワードを販売支援サーバ30に送信することにより,販売支援サーバ30にユーザ認証を行わせる。このとき,顧客にログインID,パスワードを入力させるのではなく,あらかじめ顧客のログインIDが記録された顧客カードを顧客端末10に挿入させ,顧客端末10に挿入された顧客カードからログインIDを取得したり,パスワードの代わりに指紋認証等の生体認証を用いてもよい。ユーザ認証に成功すると,顧客端末10には,マイカタログ画面が表示される。
顧客は,顧客端末10で,マイカタログを公開(店員に通知可)するか,非公開(店員に通知不可)にするかを選択する(ステップS11)。公開/非公開は,来店のたびに選択するのではなく,顧客登録時にあらかじめデフォルトの状態を選択しておくようにしてもよい。また,マイカタログの公開/非公開の切り替えは,随時行うことができる。
顧客が非公開を選択した場合には,その顧客のマイカタログの状態を店員が知ることができないため,特に店員呼出しを行わない限り,顧客は店員の接客を受けることはない。このとき,顧客端末10のマイカタログは,顧客にとって,自らの商品購入の意思決定を補助するための便利な買物メモとなる。
顧客は,店内の各商品を見て歩き,気になる商品があった場合には,マイカタログへの商品登録を行う(ステップS12)。商品登録の方法としては,顧客端末10に付属のカメラで商品のQRコードを読み取る,顧客端末10に付属のバーコードリーダで商品のバーコードを読み取る,顧客端末10に付属のRFIDリーダで商品のRFIDタグを読み取る,商品の品番を顧客端末10のテンキーで入力する等,様々な方法が考えられるが,顧客端末10に登録する商品が特定されるのであれば,どのような方法を用いてもよい。例えば,RFIDを用いる方法では,商品をショッピングカートに入れることによって,自動的に商品登録されるようにすることもできる。
図13は,商品が登録されたマイカタログ画面の例を示す図である。マイカタログ画面400には,候補BOX401,決定BOX402,公開/非公開切替えボタン403,店員呼出しボタン404,迷い中ボタン405,組合せボタン406,オススメ情報ボタン407,買物閲覧ボタン408,商品検索ボタン409,会計ボタン410が備えられている。図13のマイカタログ画面400では,画面右上にあるようにマイカタログが公開状態なので,公開/非公開切替えボタン403は“非公開にする”となっている。
顧客が,マイカタログへの商品登録を行うと,その商品がマイカタログ画面400に表示される。本実施の形態では,以下の説明を簡単にするために,商品登録が行われた商品が最初に候補BOX401に登録されるように設定されているものとするが,商品登録が行われた商品が最初に決定BOX402に登録されるように設定してもよい。商品の最初の登録先が決定BOX402であれば,心理的に顧客の衝動買いを誘うことができる。
図13に示すように,顧客がタッチパネルその他の入力装置を用いてマイカタログ画面400上で商品を選択すると,メニューを開くことができる。このメニューによって,各商品の素材,サイズ,値段などの商品情報や,各商品に関するクチコミ情報などを見ることができる。メニューのコメント入力では,その商品に対するコメントを入力することができる。また,メニューから削除を選択することにより,その商品をマイカタログから削除することができる。
なお,クチコミ情報を収集するための方法としては,様々な方法が考えられる。例えば,顧客クチコミサイトを設け,購入後一定期間後に顧客に電子メールを送ってクチコミサイトに誘導し,クチコミ情報を入力した顧客にはポイントを付与し,後日そのポイントを買い物券として利用できる特典を付けるなどして,積極的にクチコミ情報を収集する方法などが考えられる。収集されたクチコミ情報は,整理編集されて,販売支援サーバ30でクチコミ情報テーブル343に登録される。
顧客は,マイカタログ画面400上でマイカタログの編集を行い,購入する商品を決定したり,詳細な情報を追加したりする(ステップS13)。顧客は,マイカタログ画面400上で,購入決定(決定BOX402)と考え中(候補BOX401)とに分けて,登録した商品を管理する。両BOX間の移動は,アイコンをドラッグ&ドロップすることにより可能である。
図14は,一部商品が購入決定されたマイカタログ画面の例を示す図である。図13のマイカタログ画面400において,靴を購入することを決定した顧客は,候補BOX401の靴アイコンを決定BOX402にドラッグ&ドロップで移動する。このときマイカタログ画面400は,図14に示すようになる。購入が決定された商品の合計額が,決定BOX402の下部分に表示されている。
また,マイカタログ画面400上に,登録した商品の気に入っているポイントをコメントで記入することができ,“この商品とこの商品とは色で迷っている”(迷い中),“この商品とこの商品とはセットで使いたい”(組合せ)といった場合には,マイカタログ画面400上で商品をグルーピングすることもできる。このようなマイカタログの編集作業は,マイカタログ画面400上で,クリックメニューの選択,直接入力,ボタン押下などによって行われる。編集されたマイカタログの内容は,リアルタイムに販売支援サーバ30に通知され,販売支援サーバ30で管理される。
図15は,一部商品がグルーピングされたマイカタログ画面の例を示す図である。図14のマイカタログ画面400において,顧客が迷い中ボタン405を押下し,候補BOX401の2つの色違いのコートのアイコンを選択すると,図15に示すように,マイカタログ画面400上で2つの色違いのコートがグルーピングされる。メニューで色を選択すると,色違いで迷い中である旨が表示される。組合せについても,同様に組合せボタン406を押下することにより,グルーピングを行うことができる。また,図15のマイカタログ画面400では,決定BOX402の靴アイコンにコメントが入力されている。
顧客がマイカタログの公開を選択している場合には,マイカタログに商品を登録しながら店舗内を歩いている途中で,店員の接客を受ける場合がある(ステップS14)。また,店員呼出しボタン404によって,店員に対して積極的に接客を要請することも可能である。
購入する商品がすべて決定したら,顧客は会計ボタン410を押下し,会計を行う(ステップS15)。会計は,カード決済でもよいし,出口で現金を支払うようにしてもよい。最後に,顧客は実際に購入した商品を店舗の出口でまとめて受け取り(ステップS16),店を出る。
以上,販売支援システムを利用した店舗内での顧客行動について説明した。ここまで説明した以外でも,例えば,オススメ情報ボタン407が顧客によって押下された場合には,その顧客向けのオススメ情報を表示するようにしてもよい。買物閲覧ボタン408が顧客によって押下された場合には,それまでに登録された商品を一覧表示するようにしてもよい。商品検索ボタン409が顧客によって押下された場合には,キーワードやカテゴリ等による商品検索を行い,検索された商品の売り場への案内マップが表示されるようにしてもよい。
このように,顧客端末10の機能を充実させることにより,店員接客を望まない顧客や,店舗内の混雑のために十分に店員対応を受けられない顧客でも,快適な買物をするための支援を受けることができる。
顧客が作成したマイカタログを保存する手段を設けることにより,店舗外でも,顧客が専用Webページから改めて自分で作成したマイカタログの履歴を参照することができるようにし,そこからオンラインショッピングをできるようにしてもよい。また,一旦候補としたが購入しなかった商品がセールになった際や,関連商品,オススメ商品が新しく入荷された際に,店舗から顧客に電子メールで連絡するなどのアフターサービスを行うことも可能である。
次に,店員行動について説明する。店員端末20は,顧客端末10と同様に,移動しながら店舗内の自分の位置をリアルタイムに販売支援サーバ30に通知している。位置通知の手段は,例えばRFIDを用いるなど,自分の位置を販売支援サーバ30に通知できるものならば何でもよい。
図16は,店員の行動フローチャートである。店員は,出勤時に,店員端末20を持ち,ログインID,パスワードによるユーザ認証を行う(ステップS20)。店員端末20は,店員により入力されたログインID,パスワードを販売支援サーバ30に送信することにより,販売支援サーバ30にユーザ認証を行わせる。このとき,店員にログインID,パスワードを入力させるのではなく,あらかじめ店員のログインIDが記録された社員IDカードを店員端末20に挿入させ,店員端末20に挿入された社員IDカードからログインIDを取得したり,パスワードの代わりに指紋認証等の生体認証を用いてもよい。ユーザ認証に成功すると,店員端末20には,店員エリアマップ画面が表示される。
図17は,店員エリアマップ画面の例を示す図である。店員エリアマップ画面500には,店員の現在位置から接客の範囲内となる売り場内における顧客の位置,店員の位置が,アイコンで表示される。店員エリアマップは,販売支援サーバ30からリアルタイムに配信される。
店員エリアマップ画面500において,顧客を示すアイコン(図中の○)は,接客タイミングが一目でわかるように色分けされている。図17に示す店員エリアマップ画面500において,例えば,接客タイミングが良い顧客は“赤”のアイコンで示し,接客タイミングが良くない顧客は“青”のアイコンで示す。マイカタログを公開していない顧客は,“灰”のアイコンで示され,基本的に接客不要である。顧客端末10で店員呼出しボタン404を押しているなど,今すぐに接客すべきタイミングの顧客は,アイコンを点滅させるなどしてもよい。また,図17の店員エリアマップ画面500のように,接客の優先順位がナンバリングされてもよい(図中,顧客アイコンの中の数字)。また,アイコンからフキダシを出し,そこにタイミングや優先順位決定の判断基準となった顧客の主な状態を表示すると,店員はより最適な接客の判断を行うことができるようになる。
接客のタイミングや接客の優先順位は,あらかじめ店舗側で定められたルールに従って,自動的に決定されている。店舗側は,接客優先度ルールテーブル340,接客タイミングルールテーブル341にあらかじめ条件を設定しておく。販売支援サーバ30は,端末利用状況テーブル334,買物テーブル335などのテーブルを顧客ごとにチェックすることにより,接客優先度ルールテーブル340,接客タイミングルールテーブル341に設定された各条件が満たされているかを判定し,接客タイミングや接客優先順位を決定する。
設定される条件としては,例えば,購入商品の選択で迷っている,購入を決定した商品の合計金額が高いなどの顧客のマイカタログの状況に関する条件,マイカタログを非公開にしている,店員呼出しボタンを押しているなどの顧客端末10の利用状況に関する条件,過去の接客効果が高い,以前にも接客を担当したことがあるなどの顧客のプロファイルに関する条件などがある。また,顧客がマイカタログに「迷い中」の情報を入力していなくても,同じ売り場を長時間うろうろしていれば,何か迷っているものと判断できるので,同じ売り場を長時間うろうろしている顧客の優先度を上げるように条件を設定してもよい。このような顧客の無言の行動も,大事な判断基準となる可能性がある。
店員は,顧客の詳細情報を閲覧する(ステップS21)。店員は,店員エリアマップ上の顧客アイコンの色,フキダシの内容,優先順位などを鑑みて,接客が必要と思われる顧客を一人選択し,顧客アイコンをクリックする。店員端末20の画面は,店員エリアマップ画面500から,選択された顧客の詳細情報が提示された顧客専用ページ画面に遷移する。
図18は,顧客専用ページ画面(カタログ)の例を示す図である。顧客専用ページ画面600でカタログのタグ603を選ぶと,店員は,その顧客のマイカタログの内容を見ることができる。顧客のマイカタログを閲覧することにより,店員は,リアルタイムな顧客の詳細ニーズを知ることができる。顧客のマイカタログ画面400と同様に,この画面上で商品をクリックすることにより,商品情報を確認することもできる。また,本店舗にはこのサイズの在庫がないが,他店舗にあるので明日には入荷するといった在庫情報の確認なども可能である。
図19は,顧客専用ページ画面(オススメ)の例を示す図である。顧客専用ページ画面600でオススメのタグ604を選ぶと,その顧客がマイカタログに登録した商品のセールストークとなるオススメポイントや,登録商品とは別のオススメ商品など,接客に有用な内容が提示される。販売支援サーバ30では,現在のマイカタログに登録された商品の情報や,顧客のプロファイル情報,過去の買物履歴(購入商品およびお気に入りポイント等)に基づき,店舗側であらかじめ定めたルールに従って,リアルタイムなセールストークやオススメ商品が選択される。
ここで,店舗側であらかじめ定めたルールによってセールストークやオススメ商品を抽出するのではなく,実際に多くの事例を蓄積し,コンテンツベースのフィルタリングや協調フィルタリング等の一般的なレコメンデーション手法(参考:http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/whatsai/AItopics2.html)によって,セールストークやオススメ商品を抽出するようにしてもよい。事例の蓄積は,例えば,顧客が会計を行い買物を終了したタイミングなど,適切なタイミングで平均買物時間や利用金額などの各種の統計情報を計算し,顧客プロファイルテーブル331,買物状況テーブル332,商品情報テーブル342,クチコミ情報テーブル343,アクション履歴テーブル344などにデータを書き込み,蓄積することによって行われる。
図20は,顧客専用ページ画面(プロファイル)の例を示す図である。顧客専用ページ画面600でプロファイルのタグ605を選ぶと,その顧客のプロファイル情報が画面に表示される。この顧客専用ページ画面600に表示される顧客のプロファイル情報は,例えば,
1)年齢や職業,誕生日等,事前の顧客登録時の内容,
2)好きな色,ブランド等,これまでの店員接客や買物の履歴から得られた顧客の嗜好の情報,
3)年間/月間お買い上げ金額や平均買物時間,接客効果等,これまでの顧客の買物行動から割り出された統計情報,
などの情報である。これらの情報は,主に販売支援サーバ30の顧客DB321に格納された顧客プロファイルテーブル331や買物状況テーブル332に記録されている。
図21は,顧客専用ページ画面(購買/接客履歴)の例を示す図である。顧客専用ページ画面600で購買/接客履歴のタグ606を選ぶと,その顧客が以前に購入した商品などの購入履歴や,その顧客に以前誰が接客したかなどの接客履歴が画面に表示される。店員は,この画面を参照することにより,例えば,商品間で迷っている顧客にアドバイスをする際に,顧客がすでに持っている商品とのバランスを考慮してアドバイスをすることができる。また,この画面では,1回の買物ごとの履歴参照,商品カテゴリごとの履歴参照,キーワード(例えば,“コート”)による検索などが可能である。また,顧客の経過行動の履歴などから過去にも手に取ったが購入まで至っていない商品を検出し,店員に対してもう一押しするように表示することも可能である。
このように,顧客専用ページ画面600は,タブのクリックで切替えられる。なお,顧客専用ページ画面600において,マップに戻るボタン601を押下すると,店員エリアマップ画面500に戻ることができる。
店員は,接客しようとする顧客について,あらかじめ必要な情報を顧客専用ページ画面600で確認してから,接客にあたる(ステップS22)。このとき,顧客から質問された細かい情報を確認したり,接客用の動画コンテンツを見せるなど,接客中に店員端末20を用いてもよい。接客後,店員は,今行ったばかりの接客についての情報を記録する(ステップS23)。
図22は,接客情報送信画面の例を示す図である。顧客専用ページ画面600において,接客終了ボタン602を押すと,接客情報送信画面700が表示される。この接客情報送信画面700において,店員は,顧客の反応がよかったセールストーク,接客中に得た新しい顧客情報(顧客の好み等),商品に関する新しい情報(使い心地等の意見,今日TVで放映された/芸能人が持っていた/周りで流行っている等の動向),店舗側が用意した顧客へのアンケートなどの接客情報を,項目チェックや直接入力で簡単に記録する。送信ボタン701を押下することによって,それらの接客情報を販売支援サーバ30に送信し,1件の接客処理が終了する。
販売支援サーバ30において,記録された接客情報は,リアルタイムに集計され,以降,店員端末20に表示される関連情報(顧客の状態やオススメ情報)に,即時に反映される。従来のバッチ処理と異なり,情報をすぐに全店員の間で共有して,次の接客に活かすことができる。
位置情報や編集中のマイカタログの情報等は,個別に店舗のサーバで管理しておけばよいが,顧客の買物履歴や,マーケティングにも用いることができる統計情報は,本社のサーバで管理する。これにより,顧客がどの店舗に行っても店員が対応できるし,店員間のノウハウ共有も全店舗レベルで可能となる。また,「昨日TVで放映された」などのトレンドを受けて,本社側で午前と午後で販売戦略を変えるなどのすばやい対応も可能である。
次に,本実施の形態の顧客端末10,店員端末20,販売支援サーバ30における各処理について説明する。まず,顧客端末10における処理について説明する。
図23は,顧客端末によるユーザ認証処理フローチャートである。顧客端末10において,アクション入力部102がログインID,パスワードなどのユーザ認証情報を取得すると(ステップS100),ネットワーク機能部101は,取得されたユーザ認証情報を販売支援サーバ30に送信する(ステップS101)。ネットワーク機能部101が販売支援サーバ30から認証結果を受信すると(ステップS102),画面表示部103は,受信した認証結果を画面に表示する(ステップS103)。認証に成功していれば(ステップS104),処理を終了し,認証に失敗していれば(ステップS104),ステップS100に戻って再度ユーザ認証情報を取得する。
なお,ユーザ認証情報は,顧客の入力によって取得してもよいし,顧客端末10に差し込まれた顧客カードから取得してもよい。顧客端末10におけるステップS103の認証結果の表示は,認証成功の場合にはマイカタログ画面400が表示され,認証失敗の場合にはユーザ認証情報の再入力を促す画面が表示される。
図24は,顧客端末による位置通知処理フローチャートである。ここでは,顧客端末10が定期的に位置情報を取得し,取得された位置情報を販売支援サーバ30に送信する場合の例を説明する。なお,例えばRFIDタグを用いた場合など,特定の場所を通過したときなどに顧客端末10の位置発信部104が発信する情報から店舗側が顧客端末10の位置を検出する場合には,顧客端末10が位置通知処理を行う必要はない。
顧客端末10において,店舗内における現在位置の位置情報を取得すると(ステップS110),ネットワーク機能部101は,取得された位置情報を顧客No.とともに位置認証情報として販売支援サーバ30に送信する(ステップS111)。
図25は,顧客端末によるアクション処理フローチャートである。顧客端末10において,アクション入力部102が何らかのアクションを取得すると(ステップS120),取得されたアクションが“終了”であれば(ステップS121),ネットワーク機能部101は,終了信号を販売支援サーバ30に送信し(ステップS122),顧客端末10は,電源をOFFにする(ステップS123)。
取得されたアクションが“終了”でなければ(ステップS121),ネットワーク機能部101は,取得されたアクション内容を販売支援サーバ30に送信する(ステップS124)。ネットワーク機能部101が販売支援サーバ30から画面情報を受信すると(ステップS125),画面表示部103は,受信された画面を表示する(ステップS126)。
顧客端末10でのアクション処理によって処理が行われるアクションには,例えば,以下のようなものがある。
・商品登録
・登録した商品に関する情報の参照(商品情報,クチコミ情報,etc.)
・マイカタログの編集(各商品の購入決定/候補/削除の切り替え,「この2つで迷い中」,「色で迷い中」,「気に入りポイントは○○」,etc.)
・マイカタログの公開/非公開の切り替え
・オススメ情報の表示
・買物履歴の表示
・商品検索
・会計(終了)
顧客端末10において,以上のアクションやユーザ認証,位置通知などの処理が行われると,販売支援サーバ30において,アクション履歴DB328のアクション履歴テーブル344にそのログが記録される。
次に,店員端末20における処理について説明する。店員端末20におけるユーザ認証処理,位置通知処理,アクション処理については,顧客端末10の場合とほぼ同様であるので詳しい説明を省略する。図23から図25のフローチャートの説明において,ネットワーク機能部101をネットワーク機能部201に,アクション入力部102をアクション入力部202に,画面表示部103を画面表示部203に,位置発信部104を位置発信部204に置き換えて考えればよい。
図23のユーザ認証処理フローチャートにおいて,店員端末20におけるステップS103の認証結果の表示は,認証成功の場合には店員エリアマップ画面500が表示され,認証失敗の場合にはユーザ認証情報の再入力を促す画面が表示される。
また,店員端末20でのアクション処理によって処理が行われるアクションには,例えば,以下のようなものがある。
・顧客の選択(特定の顧客の情報閲覧:店員のエリアマップの顧客アイコンを選択)
・顧客情報の閲覧終了(接客せず,全体マップに戻る)
・接客終了
・商品の詳細情報を閲覧
・オススメ情報の表示
・顧客の買物履歴の表示/検索
・商品検索
・接客情報の送信
店員端末20において,以上のアクションやユーザ認証,位置通知などの処理が行われると,販売支援サーバ30において,アクション履歴DB328のアクション履歴テーブル344にそのログが記録される。
図26は,店員端末による待ち受け処理フローチャートである。店員端末20において,ネットワーク機能部201が販売支援サーバ30から店員エリアマップ画面500の画面情報を受信すると(ステップS130),画面表示部203は,受信した店員エリアマップ画面500を表示する(ステップS131)。店員が特にアクションを取らなくても,自動的にその時々の店内マップ(その店員の店員エリアマップ)が店員端末20に表示される。
次に,販売支援サーバ30における処理について説明する。
図27は,販売支援サーバによるユーザ認証処理フローチャートである。販売支援サーバ30において,ネットワーク機能部301は,顧客端末10または店員端末20から,ログインID,パスワード等のユーザ認証情報を受信する(ステップS140)。ユーザ認証部302は,受信したユーザ認証情報を,顧客DB321の顧客プロファイルテーブル331または店員DB322の店員プロファイルテーブル333で照合することにより,ユーザ認証を行う(ステップS141)。
認証に失敗していれば(ステップS142),画面作成部304は,認証失敗画面(ユーザ認証情報の再入力要求画面)を作成し(ステップS143),ネットワーク機能部301は,作成された認証失敗画面の画面情報を,該当する顧客端末10または店員端末20に送信する(ステップS144)。
認証に成功していれば(ステップS142),専用ページ情報作成部303は,顧客マイカタログまたは店員マイカタログを作成する(ステップS145)。ここで,顧客マイカタログの作成とは,認証された顧客の端末利用状況テーブル334,買物テーブル335を,顧客マイカタログテーブル記憶部323に一時的に(例えば,その買物の間だけ)作成することをいう。また,店員マイカタログの作成とは,認証された店員の担当エリア内顧客テーブル337を,店員マイカタログテーブル記憶部324に一時的に(例えば,その日の就業の間だけ)作成することをいう。
画面作成部304は,作成された顧客マイカタログ(その顧客の端末利用状況テーブル334,買物テーブル335)または店員マイカタログ(その店員の担当エリア内顧客テーブル337)の内容をもとに画面を作成し(ステップS146),ネットワーク機能部301は,作成された画面情報を該当する顧客端末10または店員端末20に送信する(ステップS147)。ここで,ステップS146で作成される画面は,ユーザ認証が顧客認証の場合にはマイカタログ画面400であり,ユーザ認証が店員認証の場合には店員エリアマップ画面500である。
図28は,販売支援サーバによる位置認証処理フローチャートである。販売支援サーバ30において,ネットワーク機能部301が顧客端末10または店員端末20から位置認証情報(顧客No.または店員No.と位置情報)を受信すると(ステップS150),位置認証部305は,受信した位置認証情報を全体マップDB325の全体マップテーブル338に登録する(ステップS151)。
図29は,販売支援サーバによる商品登録処理フローチャートである。販売支援サーバ30において,ネットワーク機能部301が顧客端末10から商品No.などの商品登録情報を受信すると(ステップS160),検索部308は,商品DB327の商品情報テーブル342を検索し(ステップS161),該当する商品の情報を取得する。
専用ページ情報作成部303は,検索結果に基づき,顧客マイカタログテーブル記憶部323の端末利用状況テーブル334,買物テーブル335を更新する(ステップS162)。ここでは,例えば,端末利用状況テーブル334の登録商品総額を書き換えたり,買物テーブル335に登録商品のレコードを追加したりする。
画面作成部304は,新しく商品が追加された状態の顧客マイカタログテーブル記憶部323の各テーブルをもとにマイカタログ画面400を作成し(ステップS163),ネットワーク機能部301は,作成されたマイカタログ画面400の画面情報を該当する顧客端末10に送信する(ステップS164)。
顧客端末10では,付属の商品登録用の装置(RFIDリーダ,バーコードリーダ,カメラ,etc.)で商品のタグを読み取ると,その商品の画像がマイカタログ画面400上のデフォルトエリア(本実施の形態では,候補BOX401)に追加される。このように,マイカタログ画面400に登録された商品の画像を追加するだけで,商品登録用の特別な画面はなくてもよい。また,商品のタグを読み込んだときに,「この商品でよろしいですか?」のような確認の画面を表示するようにしてもよい。
図30は,販売支援サーバによるマイカタログ編集処理フローチャートである。この処理は,顧客からの「迷い中」の登録などの詳細ニーズの追加や,公開/非公開などの状態変更要求時に行われる。
販売支援サーバ30において,ネットワーク機能部301が顧客端末10から追加,変更などの更新情報を受信すると(ステップS170),専用ページ情報作成部303は,顧客マイカタログテーブル記憶部323の端末利用状況テーブル334,買物テーブル335を更新する(ステップS171)。ここでは,例えば,端末利用状況テーブル334の公開フラグの項目を書き換えたり(公開の場合には“1”に,非公開の場合には“0”に設定する),買物テーブル335の購入の項目(その商品が候補BOX401,決定BOX402のどちらに登録されているかの項目),状態の項目を書き換えたりする。
画面作成部304は,更新された状態の顧客マイカタログテーブル記憶部323の各テーブルをもとにマイカタログ画面400を作成し(ステップS172),ネットワーク機能部301は,作成されたマイカタログ画面400の画面情報を該当する顧客端末10に送信する(ステップS173)。
図31は,全体マップと店員エリアマップの関係を説明する図である。店舗内の店員の現在位置に基づき,全体マップ800からその店員の接客範囲内を切り出したマップを店員エリアマップ801という。これに接客優先順位,接客タイミングを合わせて,各店員端末20に店員エリアマップ画面500として表示する。本実施の形態では,店員エリアマップは,定期的に作成されるものとする。その他,顧客が店員呼び出しを行ったときなど,特別なイベントの発生時に臨時作成してもよい。
図32は,販売支援サーバによる店員エリアマップ作成処理フローチャートである。販売支援サーバ30において,位置/人マップ作成部306は,ある特定の店員の位置から一定範囲内の顧客の情報(顧客No.,位置情報など)を,全体マップDB325の全体マップテーブル338から抽出し(ステップS180),抽出された情報で店員マイカタログテーブル記憶部324の担当エリア内顧客テーブル337を更新する(ステップS181)。
なお,ステップS181では,全体マップテーブル338から情報が抽出されなかった顧客のレコードが担当エリア内顧客テーブル337にあれば,それを削除する。また,新たに情報が抽出された顧客については,担当エリア内顧客テーブル337に新たなレコードを追加する。
接客タイミング計算部307は,ルールDB326の接客優先度ルールテーブル340の優先条件に従って各テーブルを参照し,担当エリア内顧客テーブル337の各顧客に接客の優先順位を設定する(優先順位付け処理:ステップS182)。また,接客タイミング計算部307は,ルールDB326の接客タイミングルールテーブル341の条件に従って各テーブルを参照し,担当エリア内顧客テーブル337の各顧客に接客のタイミングを設定する(タイミング付け処理:ステップS183)。
なお,ステップS182,S183の各テーブルの検索時に得られた情報は,担当エリア内顧客テーブル337の状態の項目に記録される。例えば,買物テーブル335に「迷い中」があればその情報を記録し,買物状況テーブル332の平均接客効果が低ければ「接客効果:低」を記録する。担当エリア内顧客テーブル337の状態の項目に記録された情報は,店員エリアマップ画面500のフキダシの中に表示される。
画面作成部304は,店員マイカタログテーブル記憶部324の担当エリア内顧客テーブル337をもとに店員エリアマップ画面500を作成する(ステップS184)。ネットワーク機能部301は,作成された店員エリアマップ画面500の画面情報を該当する店員端末20に送信する(ステップS185)。
図33は,販売支援サーバによる優先順位付け処理フローチャートである。接客の優先順位の付け方は,店舗側の戦略に応じてルールDB326の接客優先度ルールテーブル340に設定される。
販売支援サーバ30において,接客タイミング計算部307は,店員マイカタログテーブル記憶部324の担当エリア内顧客テーブル337に記録された顧客について,端末利用状況テーブル334の公開フラグを確認し,マイカタログ非公開の顧客に優先順位として“−1”を設定する(ステップS190)。ここでは,優先順位の“−1”は,接客不要を示す。なお,ステップS190が終わった時点ですでに優先順位を付ける顧客が他にいなければ,その店員の接客エリアの範囲を拡大して担当エリア内顧客テーブル337を更新するようにしてもよい。
接客タイミング計算部307は,ルールDB326の接客優先度ルールテーブル340から優先条件を抽出する(ステップS191)。抽出された優先条件に該当するテーブルを参照し(ステップS192),担当エリア内顧客テーブル337に記録された顧客(マイカタログ非公開の顧客を除く)について,抽出された優先条件に従ってソートを行う(ステップS193)。ソートされた顧客の順に,担当エリア内顧客テーブル337の優先順位の項目に順位を設定する(ステップS194)。
例えば,接客優先度ルールテーブル340に設定された優先条件が「昨年度の利用額が高い順」であれば,担当エリア内顧客テーブル337に記録された顧客(マイカタログ非公開の顧客を除く)について,顧客DB321の買物状況テーブル332の昨年度利用額の項目を参照し,昨年度利用額が高い順に顧客をソートする。
また,例えば,接客優先度ルールテーブル340に設定された優先条件が「現在マイカタログに登録している登録商品総額が高い順」であれば,担当エリア内顧客テーブル337に記録された顧客(マイカタログ非公開の顧客を除く)について,顧客マイカタログテーブル記憶部323の端末利用状況テーブル334の登録商品総額の項目を参照し,登録商品総額が高い順に顧客をソートする。
また,「店員呼び出しを行っている顧客を最優先し,その中からさらに昨年度の利用額が高い順に優先する」など,複数の優先条件を同時に設定してもよい。このとき,例えば,接客優先度ルールテーブル340において優先度ルールNo.が若い優先条件の優先度が高いものとすれば,優先度ルールNo.“1”に「店員呼び出しを行っている顧客を優先」という優先条件を設定し,優先度ルールNo.“2”に「昨年度の利用額が高い順」という優先条件を設定すればよい。
図34は,販売支援サーバによるタイミング付け処理フローチャートである。顧客への接客のタイミング付け処理は,優先順位付けの処理と平行して行われる。顧客のどのような状態を接客のタイミングとするかは,店舗側の戦略に応じて設定される。本実施の形態では,接客タイミングは店員エリアマップ画面500の顧客アイコンの色で表現するものとする。例えば,顧客の状態が「店員呼び出しをしている」,「迷い中」であるなど接客タイミングが良い顧客はタイミング“赤”とし,基本的に接客が不要なマイカタログ非公開の顧客は,タイミング“灰”とし,それ以外の顧客については接客タイミングが良くない顧客として,タイミング“青”とするなどである。
販売支援サーバ30において,接客タイミング計算部307は,ルールDB326の接客タイミングルールテーブル341から各条件を取得する(ステップS200)。取得さされた条件ごとに該当するテーブルを参照し(ステップS201),担当エリア内顧客テーブル337に記録された各顧客について,満たされた条件を確認する(ステップS202)。顧客ごとに,接客タイミングルールテーブル341から満たされた条件に該当する色を取得し(ステップS203),取得された色を担当エリア内顧客テーブル337のタイミングの項目に設定する(ステップS204)。
ステップS201において,例えば,取得された条件が「店員呼出しをしている」,「マイカタログが非公開」であれば,顧客マイカタログテーブル記憶部323の端末利用状況テーブル334の公開フラグ,店員呼出しフラグの項目を参照すればよい。また,取得された条件が「迷い中」であれば,顧客マイカタログテーブル記憶部323の買物テーブル335の状態の項目を参照すればよい。
図35は,販売支援サーバによる情報照会処理フローチャートである。販売支援サーバ30において,ネットワーク機能部301が顧客端末10または店員端末20から情報照会の依頼を受信すると(ステップS210),検索部308は,該当するテーブルから情報照会の依頼を受けた情報を検索する(ステップS211)。画面作成部304は,照会結果をもとに画面を作成し(ステップS212),ネットワーク機能部301は,作成された画面の画面情報を該当する顧客端末10または店員端末20に送信する(ステップS213)。
ここで,ステップS213で検索を行うテーブルは,例えば,履歴照会である場合にはアクション履歴DB328のアクション履歴テーブル344であり,商品情報照会である場合には商品DB327の商品情報テーブル342であり,顧客プロファイル照会の場合には顧客DB321の顧客プロファイルテーブル331であり,店員による顧客選択の場合には顧客マイカタログテーブル記憶部323の買物テーブル335などである。
図36は,販売支援サーバによるオススメ情報生成処理フローチャートである。販売支援サーバ30において,ネットワーク機能部301が顧客端末10または店員端末20からオススメ情報要求を受信すると(ステップS220),商品推薦部309は,オススメ商品を抽出し(ステップS221),セールストーク推薦部310は,抽出されたオススメ商品や該当する顧客のマイカタログの登録商品について,過去の蓄積情報,集計情報や商品DB327のクチコミ情報テーブル343などを参照し,セールストークを抽出する(ステップS222)。画面作成部304は,抽出されたオススメ商品,セールストークをオススメ情報として,画面を作成する(ステップS223)。ネットワーク機能部301は,作成された画面の画面情報を該当する顧客端末10または店員端末20に送信する(ステップS224)。
ここで,オススメ商品の抽出方法としては,様々な方法が考えられる。以下,3種類のオススメ商品の抽出方法の例について説明する。
図37は,販売支援サーバによるルールベースのオススメ商品抽出処理フローチャートである。この方法は,「20代の女性には新製品の口紅を推薦する」,「浴衣を買った人には下駄も推薦する」など,店舗側であらかじめ推薦ルールを決めておき,その推薦ルールに従ってオススメ商品を抽出する方法である。あらかじめ定められた推薦ルールは,例えば,テーブル化してルールDB326に保存しておけばよい。
販売支援サーバ30において,商品推薦部309は,店舗側であらかじめ定められた推薦ルールを取得し(ステップS230),取得された推薦ルールごとに該当するテーブルを参照する(ステップS231)。例えば,「20代の女性には新製品の口紅を推薦する」という推薦ルールについては顧客DB321の顧客プロファイルテーブル331を参照し,「浴衣を買った人には下駄も推薦する」という推薦ルールについては顧客マイカタログテーブル記憶部323の買物テーブル335を参照する。
推薦ルールの条件(「20代の女性」,「浴衣を買った人」など)を満たしていれば(ステップS232),その推薦ルールで推薦された商品をオススメ商品とする(ステップS233)。ここで,推薦ルールで推薦された商品が,例えば「新製品の口紅」のように抽象的に表現されている場合には,商品DB327の商品情報テーブル342から該当する商品を検索してオススメ商品として推薦してもよい。なお,顧客の過去の買物履歴を参照し,推薦ルールで推薦された商品をすでに顧客が購入していることがわかれば,オススメ商品として推薦しない。
図38は,販売支援サーバによるコンテンツベースのオススメ商品抽出処理フローチャートである。この方法は,顧客のマイカタログに登録された商品と特性が類似する商品を推薦する方法である。例えば,婦人ヤングキャリア層向けの商品を多く登録している顧客に対しては,婦人ヤングキャリア層向けのまだ登録していない商品を推薦する。
販売支援サーバ30において,商品推薦部309は,顧客のマイカタログに登録された商品を顧客マイカタログテーブル記憶部323の買物テーブル335から抽出し(ステップS240),抽出された商品の商品情報を商品DB327の商品情報テーブル342から取得する(ステップS241)。取得された商品情報と,商品DB327の商品情報テーブル342の他の商品の商品情報との類似度を計算し(ステップS242),最も類似度が高い商品をオススメ商品とする(ステップS243)。なお,顧客の過去の買物履歴を参照し,最も類似度が高い商品をすでに顧客が購入していることがわかれば,次に類似度が高い商品をオススメ商品とする。
図39は,販売支援サーバによる協調フィルタリングのオススメ商品抽出処理フローチャートである。この方法は,顧客間のマイカタログの登録商品の類似度を計算し,似たような商品をマイカタログに登録している人が登録または購入した商品を推薦する方法である。
販売支援サーバ30において,商品推薦部309は,顧客のマイカタログの登録商品を顧客マイカタログテーブル記憶部323の買物テーブル335から抽出し(ステップS250),他の顧客のマイカタログの登録商品との類似度を計算する(ステップS251)。最も類似度が高い他の顧客の登録商品(または購入商品)をオススメ商品とする(ステップS252)。なお,顧客の過去の買物履歴を参照し,最も類似度が高い他の顧客の登録商品をすでに顧客が購入していることがわかれば,次に類似度が高い他の顧客の登録商品をオススメ商品とする。
以上,3種類のオススメ商品の抽出方法の説明において,顧客のマイカタログの登録商品を中心にオススメ商品の抽出を説明したが,例えば,顧客の過去の買物履歴やアクション履歴テーブル344など,他の情報によってオススメ商品の抽出を行うようにしてもよい。
図40は,販売支援サーバによる接客情報追加処理フローチャートである。接客情報は,接客終了時に店員端末20から送信される。販売支援サーバ30において,ネットワーク機能部301が店員端末20から接客情報を受信すると(ステップS260),接客情報集計部311は,受信された接客情報に従って,顧客マイカタログテーブル記憶部323の端末利用状況テーブル334,商品DB327のクチコミ情報テーブル343を更新する(ステップS261)。端末利用状況テーブル334については,接客済フラグを“1”に設定する。また,クチコミ情報テーブル343については,顧客から得られた新しいクチコミ情報のレコードを追加する。
以上説明した実施の形態による各処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
以上,本発明の実施の形態について説明したが,本発明はこれに限られるものではない。例えば,本実施の形態では,販売支援サーバ30が顧客端末10,店員端末20で表示する画面を作成しているが,販売支援サーバ30が画面作成に必要な情報を顧客端末10,店員端末20に送信し,顧客端末10,店員端末20で表示する画面を作成するようにしてもよい。顧客端末10としては,PDA等の小型情報機器や携帯電話を用いることができる。また,これらとICカードまたは磁気カードなどの顧客カードを併用する実施も可能である。
本実施の形態の特徴を列挙すると,以下のとおりである。
(付記1)
顧客が所持する顧客端末と,店員が所持する店員端末と,前記顧客端末および前記店員端末との通信機能を有する販売支援装置とを備えた販売支援システムであって,
前記顧客端末は,
顧客が購入を決定した商品情報または購入の候補として選択した商品情報を含む買物の経過情報を入力する手段と,
入力した買物の経過情報を表示装置に表示する手段と,
入力した買物の経過情報を前記販売支援装置に送信する手段とを備え,
前記販売支援装置は,
前記顧客端末が送信した買物の経過情報を受信する手段と,
受信した顧客ごとの買物の経過情報を記憶装置に記憶する手段と,
前記記憶装置に記憶した各顧客ごとの買物の経過情報を,前記店員端末に送信する手段とを備え,
前記店員端末は,
前記販売支援装置が送信した各顧客ごとの買物の経過情報を受信する手段と,
受信した各顧客ごとの買物の経過情報を表示装置に表示する手段とを備える
ことを特徴とする販売支援システム。
(付記2)
付記1記載の販売支援システムにおいて,
さらに,前記販売支援装置は,
店舗内における前記顧客端末の位置情報を,前記顧客端末からの通知または前記顧客端末が発信する信号により検出する手段と,
検出した前記顧客端末の位置情報を記憶装置に記憶する手段と,
前記記憶装置に記憶した各顧客端末の位置情報を,前記店員端末に送信する手段とを備え,
前記店員端末は,
前記販売支援装置が送信した各顧客端末の位置情報を受信する手段と,
受信した各顧客端末の位置情報をマップ化して表示装置に表示する手段とを備える
ことを特徴とする販売支援システム。
(付記3)
付記1または付記2記載の販売支援システムにおいて,
さらに,前記顧客端末は,
前記買物の経過情報を店員に公開するかしないかの指示情報を入力する手段と,
入力した指示情報を前記販売支援装置に送信する手段とを備え,
前記販売支援装置は,
前記顧客端末が送信した指示情報を受信する手段と,
受信した指示情報を記憶装置に記憶する手段と,
前記指示情報が公開することを指示している場合にのみ,その顧客端末の買物の経過情報を前記店員端末に送信する手段とを備える
ことを特徴とする販売支援システム。
(付記4)
付記1,付記2または付記3記載の販売支援システムにおいて,
さらに,前記顧客端末は,
前記買物の経過情報に含まれる商品の説明情報またはクチコミ情報の要求情報を入力する手段と,
入力した要求情報を前記販売支援装置に送信する手段と,
前記販売支援装置から受信した商品の説明情報またはクチコミ情報を表示装置に表示する手段とを備え,
前記販売支援装置は,
各商品に関する説明情報またはクチコミ情報を格納した商品情報記憶手段と,
前記顧客端末が送信した要求情報を受信する手段と,
受信した要求情報中で指定された商品の説明情報またはクチコミ情報を前記商品情報記憶手段から読み出す手段と,
読み出した商品の説明情報またはクチコミ情報を前記顧客端末に送信する手段とを備える
ことを特徴とする販売支援システム。
(付記5)
付記1から付記4までのいずれか1項に記載の販売支援システムにおいて,
前記顧客端末における買物の経過情報を表示する手段は,
購入を決定した商品情報と購入の候補として選択した商品情報とを,表示画面における異なる表示枠に表示するとともに,各商品情報をアイコン化して表示する
ことを特徴とする販売支援システム。
(付記6)
付記1から付記5までのいずれか1項に記載の販売支援システムにおいて,
さらに,前記販売支援装置は,
各顧客のプロファイル情報または過去の購買もしくは接客の履歴情報を格納する顧客情報記憶手段と,
顧客に推奨する商品情報を格納する商品情報記憶手段と,
前記店員端末からの顧客情報または推奨商品情報の要求を受信する手段と,
前記店員端末から要求された顧客情報または推奨商品情報を,前記顧客情報記憶手段または前記商品情報記憶手段から読み出し,前記店員端末へ送信する手段とを備え,
前記店員端末は,
前記販売支援装置に対し,店舗内にいる特定の顧客の顧客情報または推奨商品情報の要求を送信する手段と,
前記販売支援装置から受信した顧客情報または推奨商品情報を,表示装置に表示する手段とを備える
ことを特徴とする販売支援システム。
(付記7)
顧客が所持する顧客端末と,店員が所持する店員端末と,前記顧客端末および前記店員端末との通信機能を有する販売支援装置とを備えた販売支援システムにおける販売支援装置であって,
顧客が購入を決定した商品情報または購入の候補として選択した商品情報を含む買物の経過情報を,前記顧客端末から受信する手段と,
受信した顧客ごとの買物の経過情報を記憶装置に記憶する手段と,
前記記憶装置に記憶した各顧客ごとの買物の経過情報を,前記店員端末に送信する手段とを備える
ことを特徴とする販売支援装置。
(付記8)
付記7記載の販売支援装置において,
さらに,店舗内における前記顧客端末の位置情報を,前記顧客端末からの通知または前記顧客端末が発信する信号により検出する手段と,
検出した前記顧客端末の位置情報を記憶装置に記憶する手段と,
前記記憶装置に記憶した各顧客端末の位置情報を,前記店員端末に送信する手段とを備える
ことを特徴とする販売支援装置。
(付記9)
付記7または付記8記載の販売支援装置において,
さらに,前記買物の経過情報を店員に公開するかしないかの指示情報を前記顧客端末から受信する手段と,
受信した指示情報を記憶装置に記憶する手段と,
前記指示情報が公開することを指示している場合にのみ,その顧客端末の買物の経過情報を前記店員端末に送信する手段とを備える
ことを特徴とする販売支援装置。
(付記10)
付記7,付記8または付記9記載の販売支援装置において,
各商品に関する説明情報またはクチコミ情報を格納した商品情報記憶手段と,
前記買物の経過情報に含まれる商品の説明情報またはクチコミ情報の要求情報を,前記顧客端末から受信する手段と,
受信した要求情報中で指定された商品の説明情報またはクチコミ情報を前記商品情報記憶手段から読み出す手段と,
読み出した商品の説明情報またはクチコミ情報を前記顧客端末に送信する手段とを備える
ことを特徴とする販売支援装置。
(付記11)
付記7から付記10までのいずれか1項に記載の販売支援装置において,
各顧客のプロファイル情報または過去の購買もしくは接客の履歴情報を格納する顧客情報記憶手段と,
顧客に推奨する商品情報を格納する商品情報記憶手段と,
前記店員端末からの顧客情報または推奨商品情報の要求を受信する手段と,
前記店員端末から要求された顧客情報または推奨商品情報を,前記顧客情報記憶手段または前記商品情報記憶手段から読み出し,前記店員端末へ送信する手段とを備える
ことを特徴とする販売支援装置。
(付記12)
顧客が所持する顧客端末と,店員が所持する店員端末と,前記顧客端末および前記店員端末との通信機能を有する販売支援装置とを備えた販売支援システムにおける販売支援方法であって,
前記顧客端末が,顧客が購入を決定した商品情報または購入の候補として選択した商品情報を含む買物の経過情報を入力するステップと,
前記顧客端末が,入力した買物の経過情報を表示装置に表示するステップと,
前記顧客端末が,入力した買物の経過情報を前記販売支援装置に送信するステップと,
前記販売支援装置が,前記顧客端末が送信した買物の経過情報を受信するステップと,
前記販売支援装置が,受信した顧客ごとの買物の経過情報を記憶装置に記憶するステップと,
前記販売支援装置が,前記記憶装置に記憶した各顧客ごとの買物の経過情報を,前記店員端末に送信するステップと,
前記店員端末が,前記販売支援装置が送信した各顧客ごとの買物の経過情報を受信するステップと,
前記店員端末が,受信した各顧客ごとの買物の経過情報を表示装置に表示するステップとを有する
ことを特徴とする販売支援方法。
(付記13)
顧客が所持する顧客端末と,店員が所持する店員端末と,前記顧客端末および前記店員端末との通信機能を有する販売支援装置とを備えた販売支援システムにおける販売支援装置のコンピュータに実行させるための販売支援プログラムであって,
前記コンピュータを,
顧客が購入を決定した商品情報または購入の候補として選択した商品情報を含む買物の経過情報を,前記顧客端末から受信する手段と,
受信した顧客ごとの買物の経過情報を記憶装置に記憶する手段と,
前記記憶装置に記憶した各顧客ごとの買物の経過情報を,前記店員端末に送信する手段として,
機能させるための販売支援プログラム。
(付記14)
付記13記載の販売支援プログラムにおいて,
さらに,前記コンピュータを,
店舗内における前記顧客端末の位置情報を,前記顧客端末からの通知または前記顧客端末が発信する信号により検出する手段と,
検出した前記顧客端末の位置情報を記憶装置に記憶する手段と,
前記記憶装置に記憶した各顧客端末の位置情報を,前記店員端末に送信する手段として,
機能させるための販売支援プログラム。
(付記15)
付記13または付記14記載の販売支援プログラムにおいて,
さらに,前記コンピュータを,
前記顧客端末から前記買物の経過情報を店員に公開するかしないかの指示情報を受信する手段と,
受信した指示情報を記憶装置に記憶する手段と,
前記指示情報が公開することを指示している場合にのみ,その顧客端末の買物の経過情報を前記店員端末に送信する手段として,
機能させるための販売支援プログラム。
(付記16)
付記13,付記14または付記15記載の販売支援プログラムにおいて,
さらに,前記コンピュータを,
各商品に関する説明情報またはクチコミ情報を格納した商品情報記憶手段と,
前記顧客端末から前記買物の経過情報に含まれる商品の説明情報またはクチコミ情報の要求情報を受信する手段と,
受信した要求情報中で指定された商品の説明情報またはクチコミ情報を前記商品情報記憶手段から読み出す手段と,
読み出した商品の説明情報またはクチコミ情報を前記顧客端末に送信する手段として,
機能させるための販売支援プログラム。
(付記17)
付記13から付記16までのいずれか1項に記載の販売支援プログラムにおいて,
さらに,前記コンピュータを,
各顧客のプロファイル情報または過去の購買もしくは接客の履歴情報を格納する顧客情報記憶手段と,
顧客に推奨する商品情報を格納する商品情報記憶手段と,
前記店員端末からの顧客情報または推奨商品情報の要求を受信する手段と,
前記店員端末から要求された顧客情報または推奨商品情報を,前記顧客情報記憶手段または前記商品情報記憶手段から読み出し,前記店員端末へ送信する手段として,
機能させるための販売支援プログラム。
本実施の形態の販売支援システムの利用イメージを示す図である。 本発明の実施の形態による販売支援システムの構成例を示す図である。 各DB/記憶部のデータ構成例を示す図である。 顧客DBで管理されるテーブルの例を示す図である。 店員DBで管理されるテーブルの例を示す図である。 顧客マイカタログテーブル記憶部で管理されるテーブルの例を示す図である。 店員マイカタログテーブル記憶部で管理されるテーブルの例を示す図である。 全体マップDBで管理されるテーブルの例を示す図である。 ルールDBで管理されるテーブルの例を示す図である。 商品DBで管理されるテーブルの例を示す図である。 アクション履歴DBで管理されるテーブルの例を示す図である。 顧客の行動フローチャートである。 商品が登録されたマイカタログ画面の例を示す図である。 一部商品が購入決定されたマイカタログ画面の例を示す図である。 一部商品がグルーピングされたマイカタログ画面の例を示す図である。 店員の行動フローチャートである。 店員エリアマップ画面の例を示す図である。 顧客専用ページ画面(カタログ)の例を示す図である。 顧客専用ページ画面(オススメ)の例を示す図である。 顧客専用ページ画面(プロファイル)の例を示す図である。 顧客専用ページ画面(購買/接客履歴)の例を示す図である。 接客情報送信画面の例を示す図である。 顧客端末によるユーザ認証処理フローチャートである。 顧客端末による位置通知処理フローチャートである。 顧客端末によるアクション処理フローチャートである。 店員端末による待ち受け処理フローチャートである。 販売支援サーバによるユーザ認証処理フローチャートである。 販売支援サーバによる位置認証処理フローチャートである。 販売支援サーバによる商品登録処理フローチャートである。 販売支援サーバによるマイカタログ編集処理フローチャートである。 全体マップと店員エリアマップの関係を説明する図である。 販売支援サーバによる店員エリアマップ作成処理フローチャートである。 販売支援サーバによる優先順位付け処理フローチャートである。 販売支援サーバによるタイミング付け処理フローチャートである。 販売支援サーバによる情報照会処理フローチャートである。 販売支援サーバによるオススメ情報生成処理フローチャートである。 販売支援サーバによるルールベースのオススメ商品抽出処理フローチャートである。 販売支援サーバによるコンテンツベースのオススメ商品抽出処理フローチャートである。 販売支援サーバによる協調フィルタリングのオススメ商品抽出処理フローチャートである。 販売支援サーバによる接客情報追加処理フローチャートである。
符号の説明
10 顧客端末
101 ネットワーク機能部
102 アクション入力部
103 画面表示部
104 位置発信部
105 商品登録部
20 店員端末
201 ネットワーク機能部
202 アクション入力部
203 画面表示部
204 位置発信部
30 販売支援サーバ
301 ネットワーク機能部
302 ユーザ認証部
303 専用ページ情報作成部
304 画面作成部
305 位置認証部
306 位置/人マップ作成部
307 接客タイミング計算部
308 検索部
309 商品推薦部
310 セールストーク推薦部
311 接客情報集計部
321 顧客DB
322 店員DB
323 顧客マイカタログテーブル記憶部
324 店員マイカタログテーブル記憶部
325 全体マップDB
326 ルールDB
327 商品DB
328 アクション履歴DB
331 顧客プロファイルテーブル
332 買物状況テーブル
333 店員プロファイルテーブル
334 端末利用状況テーブル
335 買物テーブル
337 担当エリア内顧客テーブル
338 全体マップテーブル
340 接客優先度ルールテーブル
341 接客タイミングルールテーブル
342 商品情報テーブル
343 クチコミ情報テーブル
344 アクション履歴テーブル

Claims (10)

  1. 顧客が所持する顧客端末と,店員が所持する店員端末と,前記顧客端末および前記店員端末との通信機能を有する販売支援装置とを備えた販売支援システムであって,
    前記顧客端末は,
    当該顧客端末の顧客に専用の商品登録画面を,当該顧客端末の表示装置に出力する手段と,
    顧客が購入を決定した商品情報または購入の候補として選択した商品情報を含む買物の経過情報を入力する手段と,
    入力した買物の経過情報を前記商品登録画面に表示する手段と,
    入力した買物の経過情報を前記販売支援装置に送信する手段とを備え,
    前記販売支援装置は,
    前記顧客端末が送信した買物の経過情報を受信する手段と,
    受信した顧客ごとの買物の経過情報を記憶装置に記憶する手段と,
    前記記憶装置に記憶した各顧客ごとの買物の経過情報を,前記店員端末に送信する手段とを備え,
    前記店員端末は,
    前記販売支援装置が送信した各顧客ごとの買物の経過情報を受信する手段と,
    受信した各顧客ごとの買物の経過情報を表示する顧客情報画面を,当該店員端末の表示装置に出力する手段とを備え
    前記商品登録画面は,顧客が選択した商品の購入を迷っていることを入力するための迷い中ボタンを有し,顧客により前記迷い中ボタンが押下されると,顧客が選択した迷い中の商品のグループについて迷い中である旨の情報が前記商品登録画面および前記顧客情報画面に表示される
    ことを特徴とする販売支援システム。
  2. 請求項1記載の販売支援システムにおいて,
    さらに,前記販売支援装置は,
    店舗内における前記顧客端末の位置情報を,前記顧客端末からの通知または前記顧客端末が発信する信号により検出する手段と,
    検出した前記顧客端末の位置情報を記憶装置に記憶する手段と,
    前記記憶装置に記憶した各顧客端末の位置情報を,前記店員端末に送信する手段とを備え,
    前記店員端末は,
    前記販売支援装置が送信した各顧客端末の位置情報を受信する手段と,
    受信した各顧客端末の位置情報をマップ化して表示装置に表示する手段とを備える
    ことを特徴とする販売支援システム。
  3. 顧客が所持する顧客端末と,店員が所持する店員端末と,前記顧客端末および前記店員端末との通信機能を有する販売支援装置とを備えた販売支援システムにおける販売支援装置であって,
    顧客が購入を決定した商品情報または購入の候補として選択した商品情報を含む買物の経過情報を,前記顧客端末から受信する手段と,
    受信した顧客ごとの買物の経過情報を記憶装置に記憶する手段と,
    前記記憶装置に記憶した各顧客ごとの買物の経過情報を,前記店員端末に送信する手段とを備え
    前記顧客端末から受信する買物の経過情報および前記店員端末に送信する買物の経過情報は,前記顧客端末における各顧客に専用の商品登録画面に設けられた迷い中ボタンを顧客が押下することによって指定された顧客が選択した迷い中の商品のグループに関する情報を含む
    ことを特徴とする販売支援装置。
  4. 請求項3記載の販売支援装置において,
    さらに,店舗内における前記顧客端末の位置情報を,前記顧客端末からの通知または前記顧客端末が発信する信号により検出する手段と,
    検出した前記顧客端末の位置情報を記憶装置に記憶する手段と,
    前記記憶装置に記憶した各顧客端末の位置情報を,前記店員端末に送信する手段とを備える
    ことを特徴とする販売支援装置。
  5. 顧客が所持する顧客端末と,店員が所持する店員端末と,前記顧客端末および前記店員端末との通信機能を有する販売支援装置とを備えた販売支援システムにおける販売支援方法であって,
    前記顧客端末が,当該顧客端末の顧客に専用の商品登録画面を,当該顧客端末の表示装置に出力するステップと,
    前記顧客端末が,顧客が購入を決定した商品情報または購入の候補として選択した商品情報を含む買物の経過情報を入力するステップと,
    前記顧客端末が,入力した買物の経過情報を前記商品登録画面に表示するステップと,
    前記顧客端末が,入力した買物の経過情報を前記販売支援装置に送信するステップと,
    前記販売支援装置が,前記顧客端末が送信した買物の経過情報を受信するステップと,
    前記販売支援装置が,受信した顧客ごとの買物の経過情報を記憶装置に記憶するステップと,
    前記販売支援装置が,前記記憶装置に記憶した各顧客ごとの買物の経過情報を,前記店員端末に送信するステップと,
    前記店員端末が,前記販売支援装置が送信した各顧客ごとの買物の経過情報を受信するステップと,
    前記店員端末が,受信した各顧客ごとの買物の経過情報を表示する顧客情報画面を,当該店員端末の表示装置に出力するステップとを有し,
    前記商品登録画面に設けられた,顧客が選択した商品の購入を迷っていることを入力するための迷い中ボタンが顧客により押下されると,顧客が選択した迷い中の商品のグループについて迷い中である旨の情報を前記商品登録画面および前記顧客情報画面に表示する
    ことを特徴とする販売支援方法。
  6. 顧客が所持する顧客端末と,店員が所持する店員端末と,前記顧客端末および前記店員端末との通信機能を有する販売支援装置とを備えた販売支援システムにおける販売支援装置のコンピュータに実行させるための販売支援プログラムであって,
    前記コンピュータを,
    顧客が購入を決定した商品情報または購入の候補として選択した商品情報を含む買物の経過情報を,前記顧客端末から受信する手段と,
    受信した顧客ごとの買物の経過情報を記憶装置に記憶する手段と,
    前記記憶装置に記憶した各顧客ごとの買物の経過情報を,前記店員端末に送信する手段として機能させるプログラムであり,
    前記顧客端末から受信する買物の経過情報および前記店員端末に送信する買物の経過情報は,前記顧客端末における各顧客に専用の商品登録画面に設けられた迷い中ボタンを顧客が押下することによって指定された顧客が選択した迷い中の商品のグループに関する情報を含む
    ことを特徴とする販売支援プログラム。
  7. 請求項6記載の販売支援プログラムにおいて,
    さらに,前記コンピュータを,
    店舗内における前記顧客端末の位置情報を,前記顧客端末からの通知または前記顧客端末が発信する信号により検出する手段と,
    検出した前記顧客端末の位置情報を記憶装置に記憶する手段と,
    前記記憶装置に記憶した各顧客端末の位置情報を,前記店員端末に送信する手段として,
    機能させるための販売支援プログラム。
  8. 請求項6または請求項7記載の販売支援プログラムにおいて,
    さらに,前記コンピュータを,
    前記顧客端末から前記買物の経過情報を店員に公開するかしないかの指示情報を受信する手段と,
    受信した指示情報を記憶装置に記憶する手段と,
    前記指示情報が公開することを指示している場合にのみ,その顧客端末の買物の経過情報を前記店員端末に送信する手段として,
    機能させるための販売支援プログラム。
  9. 請求項6,請求項7または請求項8記載の販売支援プログラムにおいて,
    さらに,前記コンピュータを,
    各商品に関する説明情報またはクチコミ情報を格納した商品情報記憶手段と,
    前記顧客端末から前記買物の経過情報に含まれる商品の説明情報またはクチコミ情報の要求情報を受信する手段と,
    受信した要求情報中で指定された商品の説明情報またはクチコミ情報を前記商品情報記憶手段から読み出す手段と,
    読み出した商品の説明情報またはクチコミ情報を前記顧客端末に送信する手段として,
    機能させるための販売支援プログラム。
  10. 請求項6から請求項9までのいずれか1項に記載の販売支援プログラムにおいて,
    さらに,前記コンピュータを,
    各顧客のプロファイル情報または過去の購買もしくは接客の履歴情報を格納する顧客情報記憶手段と,
    顧客に推奨する商品情報を格納する商品情報記憶手段と,
    前記店員端末からの顧客情報または推奨商品情報の要求を受信する手段と,
    前記店員端末から要求された顧客情報または推奨商品情報を,前記顧客情報記憶手段または前記商品情報記憶手段から読み出し,前記店員端末へ送信する手段として,
    機能させるための販売支援プログラム。
JP2005323058A 2005-11-08 2005-11-08 販売支援システム,販売支援装置,販売支援方法および販売支援プログラム Expired - Fee Related JP4672526B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005323058A JP4672526B2 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 販売支援システム,販売支援装置,販売支援方法および販売支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005323058A JP4672526B2 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 販売支援システム,販売支援装置,販売支援方法および販売支援プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007133461A JP2007133461A (ja) 2007-05-31
JP4672526B2 true JP4672526B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=38155100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005323058A Expired - Fee Related JP4672526B2 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 販売支援システム,販売支援装置,販売支援方法および販売支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4672526B2 (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8886125B2 (en) 2006-04-14 2014-11-11 Qualcomm Incorporated Distance-based association
US9215581B2 (en) 2006-04-14 2015-12-15 Qualcomm Incorported Distance-based presence management
US9141961B2 (en) 2007-06-20 2015-09-22 Qualcomm Incorporated Management of dynamic mobile coupons
US9483769B2 (en) 2007-06-20 2016-11-01 Qualcomm Incorporated Dynamic electronic coupon for a mobile environment
US9524502B2 (en) 2007-06-20 2016-12-20 Qualcomm Incorporated Management of dynamic electronic coupons
JP2009059286A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Nec Corp 情報分析システムおよび情報分析方法
US20090234700A1 (en) * 2008-03-17 2009-09-17 Brian Galvin Systems and Methods for Electronic Interaction with Customers in a Retail Establishment
JP2010271809A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 L'operaio:Kk フィールドセオリーを用いた営業支援方法およびその装置
JP5421078B2 (ja) * 2009-11-18 2014-02-19 富士通フロンテック株式会社 販売支援装置、販売支援システム、商品カートおよび販売支援方法
JP5237353B2 (ja) * 2010-12-09 2013-07-17 楽天株式会社 検索装置、検索システム、検索方法、検索プログラム、及び検索プログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記録媒体
US10542372B2 (en) 2011-03-15 2020-01-21 Qualcomm Incorporated User identification within a physical merchant location through the use of a wireless network
US20130030915A1 (en) * 2011-06-23 2013-01-31 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for enhanced in-store shopping services using mobile device
US20130027561A1 (en) * 2011-07-29 2013-01-31 Panasonic Corporation System and method for improving site operations by detecting abnormalities
US9904946B2 (en) 2013-07-18 2018-02-27 Paypal, Inc. Reverse showrooming and merchant-customer engagement system
KR20160032033A (ko) * 2013-07-18 2016-03-23 페이팔, 인코포레이티드 리버스 쇼루밍 및 상인-고객 인게이지먼트 시스템
JP2015219783A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 東芝テック株式会社 サーバ、及びプログラム
JP6277098B2 (ja) * 2014-09-05 2018-02-07 東芝テック株式会社 情報管理システム
US20180160960A1 (en) * 2015-08-05 2018-06-14 Sony Corporation Information processing system and information processing method
JP6799905B2 (ja) * 2015-09-11 2020-12-16 株式会社日本総合研究所 店舗管理装置およびその制御方法
JP6801489B2 (ja) * 2017-02-13 2020-12-16 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2018136845A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 株式会社Wacul ログ収集システム、ログ収集方法、アクセス解析システム、アクセス解析方法、及びプログラム
JP7114037B2 (ja) * 2017-02-23 2022-08-08 株式会社Wacul アクセス解析システム、アクセス解析方法、及びプログラム
JP7081081B2 (ja) * 2017-03-03 2022-06-07 日本電気株式会社 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、情報出力方法、接客支援方法及びプログラム
JP7204313B2 (ja) * 2017-03-03 2023-01-16 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US20210342856A1 (en) * 2017-11-07 2021-11-04 Nec Corporation Customer service assistance apparatus, customer service assistance method, and computer-readable recording medium
JP6572354B1 (ja) * 2018-08-10 2019-09-11 Regain Group株式会社 営業提案システム、営業提案プログラム及び営業提案方法
CN110473016A (zh) * 2019-08-14 2019-11-19 北京市商汤科技开发有限公司 数据处理方法、装置及存储介质
JP6954687B1 (ja) * 2020-06-17 2021-10-27 Necプラットフォームズ株式会社 接客管理システム、接客管理方法、管理サーバ及びプログラム
JP7061176B1 (ja) 2020-11-27 2022-04-27 コスモ石油マーケティング株式会社 販売員への販売指示提案提供システムおよび方法
JP6993030B1 (ja) 2021-02-18 2022-01-13 力 森 接客システム装置
JP7178450B1 (ja) 2021-05-13 2022-11-25 楽天グループ株式会社 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP7315995B1 (ja) 2022-03-30 2023-07-27 株式会社colmo design plus i 情報処理方法、情報処理装置、プログラムおよび情報処理システム
JP7235370B1 (ja) 2022-10-03 2023-03-08 Tangerine株式会社 情報処理システム、情報処理端末、情報処理方法、プログラム
JP7235369B1 (ja) 2022-10-03 2023-03-08 Tangerine株式会社 情報処理システム、情報処理端末、情報処理方法、プログラム
JP7185974B1 (ja) 2022-10-03 2022-12-08 Tangerine株式会社 情報処理システム、情報処理端末、情報処理方法、プログラム
JP7235371B1 (ja) 2022-10-03 2023-03-08 Tangerine株式会社 情報処理システム、情報処理端末、情報処理方法、プログラム
JP7503175B1 (ja) 2023-05-30 2024-06-19 Kddi株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP7476410B1 (ja) 2023-08-08 2024-04-30 株式会社ノジマ 店舗の買い物支援システム

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001005862A (ja) * 1999-06-25 2001-01-12 Fujitsu Ltd セールス支援情報照会システム
JP2001005833A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体
JP2002109195A (ja) * 2000-10-04 2002-04-12 Mmn:Kk 販売支援方法
JP2002133515A (ja) * 2000-10-18 2002-05-10 Ntt Data Corp 店舗における顧客購買行動調査システム及び顧客支援システム
JP2003061131A (ja) * 2001-08-21 2003-02-28 Ntt Docomo Inc 位置情報提供システム、位置情報提供装置、位置情報提供方法、コンピュータ読取り可能な記録媒体及びコンピュータプログラム
WO2003083744A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Fujitsu Limited Systeme, procede, dispositif, programme et terminal portable destines a supporter l'assistance aux clients
JP2004138513A (ja) * 2002-10-18 2004-05-13 Hitachi Ltd 屋内位置検出装置及び屋内位置検出方法
JP2004302886A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Fujitsu Ltd 接客システムの接客状態管理方法
JP2005135431A (ja) * 2004-12-03 2005-05-26 Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd 個人情報管理サーバ及びプログラム
JP2005141590A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Aruze Corp 営業支援システム
JP2005196297A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Canon Software Inc 接客支援サーバおよび接客支援サーバの接客支援の制御方法および記録媒体

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001005833A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体
JP2001005862A (ja) * 1999-06-25 2001-01-12 Fujitsu Ltd セールス支援情報照会システム
JP2002109195A (ja) * 2000-10-04 2002-04-12 Mmn:Kk 販売支援方法
JP2002133515A (ja) * 2000-10-18 2002-05-10 Ntt Data Corp 店舗における顧客購買行動調査システム及び顧客支援システム
JP2003061131A (ja) * 2001-08-21 2003-02-28 Ntt Docomo Inc 位置情報提供システム、位置情報提供装置、位置情報提供方法、コンピュータ読取り可能な記録媒体及びコンピュータプログラム
WO2003083744A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Fujitsu Limited Systeme, procede, dispositif, programme et terminal portable destines a supporter l'assistance aux clients
JP2004138513A (ja) * 2002-10-18 2004-05-13 Hitachi Ltd 屋内位置検出装置及び屋内位置検出方法
JP2004302886A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Fujitsu Ltd 接客システムの接客状態管理方法
JP2005141590A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Aruze Corp 営業支援システム
JP2005196297A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Canon Software Inc 接客支援サーバおよび接客支援サーバの接客支援の制御方法および記録媒体
JP2005135431A (ja) * 2004-12-03 2005-05-26 Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd 個人情報管理サーバ及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007133461A (ja) 2007-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4672526B2 (ja) 販売支援システム,販売支援装置,販売支援方法および販売支援プログラム
US11308541B2 (en) Next generation improvements in recommendation systems
JP6450473B2 (ja) 商品/サービスの購入支援方法及びシステム並びにプログラム
US8199966B2 (en) System and method for providing contemporaneous product information with animated virtual representations
US20210049554A1 (en) Method and system for creating step by step projects
US20110282821A1 (en) Further Improvements in Recommendation Systems
US20170270589A1 (en) Techniques for Shopping Recommendations Based on Social Ties
US10430860B2 (en) Systems and methods for enhancing shopping experience in physical stores
JP5425961B2 (ja) 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、及びそのプログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記録媒体
JP6085017B1 (ja) スタイリング提供システム
JP2018018136A (ja) 電子商取引システム
KR20100003102A (ko) 개인 맞춤형 상품 정보를 제공하는 방법 및 장치
JP2021516813A (ja) ユーザ作成コンテンツ紹介及び検索
KR20210084037A (ko) 상품 정보 제공 방법 및 장치
US20200273085A1 (en) Joint gift registry
JP2022064756A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR100521752B1 (ko) 가맹점으로 회원 고객의 고객관리정보를 제공하는고객정보 제공시스템 및 그 방법
KR20160030022A (ko) 전자 라벨을 이용한 관심 상품의 정보 처리 방법
JP2016012235A (ja) 販促情報提供サーバー装置、販促情報提供システム
Etebari Intelligent wardrobe: using mobile devices, recommender systems and social networks to advise on clothing choice
JP7355181B2 (ja) 推奨情報特定装置、推奨情報特定システム、推奨情報特定方法、及びプログラム
JP6846615B1 (ja) ファッションデータベースシステム、ファッションデータベースの制御方法、およびファッションデータベースプログラム
JP7241842B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
WO2016033631A1 (en) A shopping services system and a method of providing shopping services oriented system and method
Dovgoruk German consumer behavior: a study of mobile channels and touchpoints in the customer journey.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101126

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20101126

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees