JP4672443B2 - 降圧型スイッチングレギュレータ、その制御回路、ならびにそれを用いた電子機器 - Google Patents

降圧型スイッチングレギュレータ、その制御回路、ならびにそれを用いた電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、降圧型スイッチングレギュレータに関し、特に同期整流方式のスイッチングレギュレータの制御技術に関する。
近年の携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パーソナルコンピュータなどのさまざまな電子機器に、デジタル信号処理を行うマイコンが搭載されている。こうしたマイコンの駆動に必要とされる電源電圧は、半導体製造プロセスの微細化に伴って低下しており、1.5V以下の低電圧で動作するものがある。
一方、こうした電子機器にはリチウムイオン電池などの電池が電源として搭載される。リチウムイオン電池から出力される電圧は、3V〜4V程度であるため、この電圧をそのままマイコンに供給したのでは、無駄な電力消費が発生するため、降圧型のスイッチングレギュレータや、シリーズレギュレータなどを用いて電池電圧を降圧し、定電圧化してマイコンに供給するのが一般的である。
降圧型のスイッチングレギュレータは、整流用のダイオードを用いる方式(以下、ダイオード整流方式という)と、ダイオードの代わりに、整流用トランジスタを用いる方式(以下、同期整流方式という)が存在する。前者の場合、負荷に流れる負荷電流が低いときに高効率が得られるという利点を有するが、制御回路の外部に、インダクタ、キャパシタに加えてダイオードが必要となるため、回路面積が大きくなる。後者の場合、負荷に供給する電流が小さいときの効率は、前者に比べて劣るが、ダイオードの代わりにトランジスタを用いるため、LSIの内部に集積化することができ、周辺部品を含めた回路面積としては小型化が可能となる。携帯電話などの電子機器において、小型化が要求される場合には、整流用トランジスタを用いたスイッチングレギュレータ(以下、同期整流方式スイッチングレギュレータという)が用いられることが多い。
たとえば、特許文献1、2には、同期整流方式、ダイオード整流方式のスイッチングレギュレータが開示されている。
特開2004−32875号公報 特開2002−252971号公報
ここで、降圧型スイッチングレギュレータに接続される負荷が一時的に短絡された場合などには、過電流が流れることになる。この過電流は、インダクタを介して負荷に供給される。インダクタに大電流が流れると、インダクタが磁束をそれ以上保持できない状態、すなわち、飽和状態になる。インダクタが飽和状態となると、インダクタンス成分は減少し、単なる導線に近づく。このとき、インダクタに流れる電流はスイッチングトランジスタを介して流れることになり、所定のしきい値電流を超えると、スイッチングトランジスタや負荷の信頼性に影響を及ぼすことになる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、過電流状態を検出して保護可能な降圧型スイッチングレギュレータの制御回路の提供にある。また、本発明の別の目的は、過電流保護回路の動作状態を簡易に検査可能な降圧型スイッチングレギュレータの制御回路の提供にある。
本発明のある態様は、降圧型スイッチングレギュレータの制御回路に関する。この制御回路は、入力端子と接地間に直列に接続されたスイッチングトランジスタと同期整流用トランジスタを含み、2つのトランジスタの接続点の電圧をスイッチング電圧としてスイッチングレギュレータ出力回路に出力する出力段と、スイッチングレギュレータ出力回路の出力電圧が所定の基準電圧に近づくように、そのデューティ比が制御されるパルス幅変調信号にもとづき、スイッチングトランジスタおよび同期整流用トランジスタのゲートに印加すべき第1、第2ゲート電圧を生成するドライバ回路と、スイッチングトランジスタの両端の電圧と所定のしきい値電圧を比較し、スイッチングトランジスタの両端の電圧が所定のしきい値電圧を上回ると、所定レベルの比較信号を出力する比較部と、比較部から出力される比較信号をラッチして出力するラッチ回路と、を備える。ドライバ回路は、ラッチ回路において比較信号が所定レベルにラッチされる期間、スイッチングトランジスタを強制的にオフする。
「スイッチングトランジスタの両端の電圧と所定のしきい値電圧を比較し」とは、スイッチングトランジスタの両端の電圧を直接しきい値電圧と比較する場合の他、スイッチングトランジスタの両端の電圧を間接的にしきい値電圧と比較する場合も含む。
制御回路は、スイッチングトランジスタの両端の電圧をモニタすることにより、スイッチングトランジスタに流れる電流を検出する。スイッチングトランジスタの両端の電圧がしきい値電圧を超えた状態を過電流状態と判定し、スイッチングトランジスタのスイッチングを強制的にオフすることにより、回路を保護することができる。この態様によると、検出信号をラッチすることにより、スイッチングトランジスタがパルス幅変調信号の1周期内で何度もオンオフするのを防止することができる。
比較部は、スイッチングトランジスタのドレインソース間に、スイッチングトランジスタと並列の経路を構成するよう直列に接続された、ゲートに第1ゲート電圧が入力される検出トランジスタおよび検出抵抗と、検出抵抗の両端の電圧としきい値電圧を比較する電圧比較器と、を含んでもよい。比較部は、電圧比較器の出力を比較信号として出力してもよい。
スイッチングトランジスタと並列に検出トランジスタおよび検出抵抗を設け、検出抵抗での電圧降下をモニタすることにより、スイッチングトランジスタに流れる電流を間接的にモニタすることができ、過電流状態を好適に検出することができる。
検出トランジスタのオン抵抗は、スイッチングトランジスタのオン抵抗より高く設定されてもよい。検出トランジスタのオン抵抗を高く設定することにより、検出トランジスタ側に流れる電流をスイッチングトランジスタに流れる電流よりも低く設定することができる。
検出抵抗の抵抗値は、検出トランジスタのオン抵抗より高く設定されてもよい。この場合、検出抵抗の抵抗値がばらついた場合においても、正確に過電流状態を検出することができる。
ラッチ回路は、パルス幅変調信号の1周期ごとにリセットされてもよい。パルス幅変調信号の1周期ごとにラッチ回路をリセットすることにより、スイッチングトランジスタの強制的なオフが1周期内に限り実行されるため、過電流状態から通常の電流状態への復帰を短時間で行うことができる。
ラッチ回路は、比較部から出力される比較信号によりセットされ、パルス幅変調信号の生成に用いられる発振器の出力信号によりリセットされるフリップフロップを含んでもよい。
制御回路は、スイッチングトランジスタおよび検出トランジスタのオンオフを独立に制御可能なスイッチ素子をさらに備えてもよい。
制御回路は、スイッチングトランジスタの両端の電圧がしきい値電圧を超えたとき、比較部から出力される比較信号が所定レベルとなるかを検査するときには、スイッチ素子によりスイッチングトランジスタをオフし、検出トランジスタをオンする一方、降圧動作を行う通常動作時において、スイッチ素子によりスイッチングトランジスタおよび検出トランジスタを第1ゲート電圧にもとづいてスイッチングしてもよい。
この態様によれば、検査時において、スイッチングトランジスタをオフし、検出トランジスタのみをオンすることにより、大電流を流さなくても過電流保護機能が正常に機能するかを検査することができる。
保護回路は、パルス幅変調信号の論理値を変化させることによりスイッチングトランジスタをオフしてもよい。パルス幅変調信号の論理値、すなわちハイ、ローレベルを変化させることにより、このパルス幅変調信号にもとづき生成される第1ゲート電圧を変化させ、スイッチングトランジスタをオフすることができる。
制御回路は、1つの半導体基板上に一体集積化されてもよい。
本発明の別の態様は、降圧型スイッチングレギュレータである。この降圧型スイッチングレギュレータは、一端が接地されたキャパシタと、キャパシタの他端にその一端が接続されたインダクタと、インダクタの他端に、スイッチング電圧を供給する上述の制御回路と、を備え、キャパシタの他端の電圧を出力する。
この態様によると、降圧型スイッチングレギュレータに接続される負荷が短絡された場合などにおいて、過電流が定常的に流れるのを防止することができる。
本発明のさらに別の態様は、電子機器である。この電子機器は、電池と、電池の電圧を降圧して出力する上述の降圧型スイッチングレギュレータと、を備える。
この態様によると、降圧型スイッチングレギュレータを過電流から保護できるとともに、電子機器全体の発熱などを抑制することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る降圧型スイッチングレギュレータの制御回路によれば、過電流保護が実現できる。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る降圧型スイッチングレギュレータを搭載した電子機器の構成を示すブロック図である。電子機器300は、たとえば携帯電話端末であり、電池310、電源装置320、アナログ回路330、デジタル回路340、マイコン350、LED360を含む。
電池310は、たとえばリチウムイオン電池であり、電池電圧Vbatとして3〜4V程度を出力する。
アナログ回路330は、パワーアンプや、アンテナスイッチ、LNA(Low Noise Amplifier)、ミキサやPLL(Phase Locked Loop)などの高周波回路を含み、電源電圧Vcc=3.4V程度で安定動作する回路ブロックを含む。また、デジタル回路340は、各種DSP(Digital Signal Processor)などを含み、電源電圧Vdd=3.4V程度で安定動作する回路ブロックを含む。
マイコン350は、電子機器300全体を統括的に制御するブロックであり、電源電圧1.5Vで動作する。
LED360は、RGB3色のLED(Light Emitting Diode)を含み、液晶のバックライトや、照明として用いられ、その駆動には、4V以上の駆動電圧が要求される。
電源装置320は、多チャンネルのスイッチング電源であり、各チャンネルごとに、電池電圧Vbatを必要に応じて降圧、または昇圧するスイッチングレギュレータを備え、アナログ回路330、デジタル回路340、マイコン350、LED360に対して適切な電源電圧を供給する。
本実施形態に係る降圧型スイッチングレギュレータは、このような電源装置320に好適に用いることができる。以下、本実施の形態に係る降圧型スイッチングレギュレータの構成について詳細に説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る降圧型スイッチングレギュレータ200の構成を示す回路図である。降圧型スイッチングレギュレータ200は、同期整流方式の降圧型スイッチングレギュレータであり、制御回路100、スイッチングレギュレータ出力回路110を含む。制御回路100は、ひとつの半導体基板に集積化されたLSIチップであり、スイッチング素子として機能するスイッチングトランジスタM1、同期整流用トランジスタM2は、この制御回路100に内蔵される。
スイッチングレギュレータ出力回路110は、出力キャパシタC1、インダクタL1を含む。出力キャパシタC1は一端が接地され、他端が負荷RLおよびインダクタL1に接続される。インダクタL1は、制御回路100と接続され、スイッチング電圧Vswが印加される。
この降圧型スイッチングレギュレータ200は、制御回路100によってインダクタL1に流れる電流を制御し、出力キャパシタC1に電荷を充電することにより電池電圧Vbatを降圧し、出力キャパシタC1に現れる電圧を負荷RLに供給する。
以下、負荷RLに供給される電圧を出力電圧Vout、負荷RLに流れる電流を負荷電流ILという。
制御回路100は、入力・出力端子として、入力端子102、スイッチング端子104、電圧帰還端子106を備える。入力端子102には電池310が接続され、入力電圧として電池電圧Vbatが入力される。また、スイッチング端子104は、インダクタL1に接続され、制御回路100の内部で生成したスイッチング電圧Vswを出力する。また、電圧帰還端子106は、負荷RLに印加される出力電圧Voutが帰還される端子である。
制御回路100は、ドライバ回路10、PWM制御部20、比較部30、ラッチ回路40、保護回路である強制オフトランジスタ42、スイッチングトランジスタM1、同期整流用トランジスタM2を含む。
スイッチングトランジスタM1は、PチャンネルMOSトランジスタであって、ソースは入力端子102に接続され、ドレインはスイッチング端子104に接続される。同期整流用トランジスタM2は、NチャンネルMOSトランジスタであって、ソースは接地され、ドレインはスイッチングトランジスタM1のドレインおよびスイッチング端子104と接続される。また、同期整流用トランジスタM2のバックゲートは接地されている。
スイッチングトランジスタM1、同期整流用トランジスタM2は、電池電圧Vbatが印加される入力端子102と接地間に直列に接続されており、2つのトランジスタの接続点の電圧を、スイッチング電圧Vswとして本制御回路100の外部にスイッチング端子104を介して接続されるインダクタL1の一端に印加する。
PWM制御部20は、降圧型スイッチングレギュレータ200の出力電圧Voutが所定の基準電圧に近づくように、スイッチングトランジスタM1および同期整流用トランジスタM2のオン期間のデューティ比を規定するパルス幅変調信号(以下、PWM信号Vpwmという)を生成する。PWM制御部20には、降圧型スイッチングレギュレータ200の出力電圧Voutが、電圧帰還端子106を介して入力される。
抵抗R1、R2は、この出力電圧Voutを分圧し、R2/(R1+R2)倍した出力電圧Vout’を誤差増幅器22の反転入力端子へと出力する。誤差増幅器22の非反転入力端子には基準電圧Vrefが入力されており、出力電圧Vout’および基準電圧Vrefの誤差を増幅し、誤差電圧Verrとして出力する。
発振器26は、所定の周波数で発振し、三角波またはのこぎり波状の周期電圧Voscを出力する。第1コンパレータ24は、周期電圧Voscと誤差電圧Verrとを比較し、Vosc>Verrのときローレベルを、Vosc<VerrのときハイレベルとなるPWM信号Vpwmを出力する。このPWM信号Vpwmは、周期時間が一定で、出力電圧Vout’に応じてハイレベルとローレベルの期間が変化するパルス幅変調された信号となる。
ドライバ回路10は、PWM制御部20から出力されるPWM信号Vpwmにもとづき、スイッチングトランジスタM1のゲートに印加すべき第1ゲート電圧Vg1と、同期整流用トランジスタM2のゲートに印加すべき第2ゲート電圧Vg2と、を生成する。本実施の形態において、第1ゲート電圧Vg1および第2ゲート電圧Vg2は、PWM信号Vpwmの論理値を反転して生成される。
スイッチングトランジスタM1は、第1ゲート電圧Vg1がローレベルのときがオンし、ハイレベルのときオフする。同期整流用トランジスタM2は、第2ゲート電圧Vg2がハイレベルのときオンし、ローレベルのときオフする。
このように、ドライバ回路10は、スイッチングトランジスタM1、同期整流用トランジスタM2がそれぞれオンする時間の比を、PWM信号Vpwmのハイレベルとローレベルのデューティ比にもとづいて設定し、2つのトランジスタを交互にオンオフさせる。スイッチングトランジスタM1、同期整流用トランジスタM2が同時にオンして貫通電流が流れるのを防止するため、ドライバ回路10は、スイッチングトランジスタM1、同期整流用トランジスタM2が同時にオフとなる期間(デッドタイム)を各周期ごとに設けてもよい。
比較部30には、スイッチング電圧Vswおよび電池電圧Vbatが入力される。比較部30は、第2コンパレータ32、電圧源34を含む。電圧源34は所定のしきい値電圧Vthを生成する。第2コンパレータ32の+入力端子には電圧(Vbat−Vth)が入力される。また、第2コンパレータ32の−入力端子にはスイッチング電圧Vswが入力される。比較部30は、スイッチングトランジスタM1の両端の電圧(以下、監視電圧という)ΔV=(Vbat−Vsw)としきい値電圧Vthを比較し、監視電圧ΔVがしきい値電圧Vthを上回ると、ハイレベルの比較信号Vcmpを出力する。
監視電圧ΔVは、スイッチングトランジスタM1のオン抵抗Ron1とスイッチングトランジスタM1に流れる電流Ipeakの積で与えられる。すなわち、ΔV=Ron1×Ipeakが成り立っている。Ipeak=ΔV/Ron1であるから、この比較部30により、スイッチングトランジスタM1に流れる電流Ipeakが、Ith=Vth/Ron1で与えられるしきい値電流を上回る状態を検出することができる。しきい値電流Ithは、スイッチングトランジスタM1の許容電流に応じて設定する。たとえば、通常の動作時にスイッチングトランジスタM1に流れる電流の最大値がIpeak=500mA程度の場合、しきい値電流Ithは、1A程度に設定する。
ラッチ回路40は、Dフリップフロップであって、データ端子に第2コンパレータ32から出力される比較信号Vcmpが入力され、クロック端子には発振器26から出力される周期電圧Voscが入力される。ラッチ回路40は、比較部30から出力される比較信号Vcmpをラッチし、PWM信号Vpwmの生成に用いられる発振器26の出力信号である周期電圧Voscによりリセットされ、再度比較信号Vcmpをラッチする。ラッチ回路40は、RSフリップフロップなどを用いても構成することができる。ラッチ回路40の出力信号SIG1は、強制オフトランジスタ42のゲートに入力される。
強制オフトランジスタ42は、ドレインが誤差増幅器22の出力に接続され、ソースが接地されたNチャンネルMOSトランジスタである。ラッチ回路40の出力信号SIG1がハイレベルのとき、強制オフトランジスタ42はオンし、このとき誤差増幅器22の出力電圧、すなわち誤差電圧Verrは0Vとなる。誤差電圧Verrが0Vとなると、第1コンパレータ24から出力されるPWM信号Vpwmはローレベルとなる。
ドライバ回路10は、上述のように、PWM信号Vpwmのデューティ比にもとづいて第1ゲート電圧Vg1、第2ゲート電圧Vg2を生成し、PWM信号Vpwmがハイレベルのとき、スイッチングトランジスタM1がオンする。したがって、ドライバ回路10は、ラッチ回路40において比較信号Vcmpがハイレベルにラッチされる期間、スイッチングトランジスタM1を強制的にオフすることになる。
以下、本実施の形態に係る制御回路100の動作を図3をもとに説明する。図3は、本実施の形態に係る制御回路100の動作状態を示すタイムチャートである。図3のタイムチャートは、負荷電流ILが非常に大きな過電流状態の動作を説明するものである。図3は、上から順に、誤差電圧Verrおよび周期電圧Vosc、PWM信号Vpwm、監視電圧ΔV、比較信号Vcmp、ラッチ回路40の出力信号SIG1、第1ゲート電圧Vg1を示している。
スイッチングトランジスタM1は、第1ゲート電圧Vg1がハイレベルのときオフ、ローレベルのときオンする。すなわち、図中、Ton1で示されるのは、スイッチングトランジスタM1がオンの期間である。
PWM信号Vpwmは、降圧型スイッチングレギュレータ200の出力電圧Voutが所定の電圧に近づくようにそのデューティ比が制御され、Verr>Voscのときハイレベル、Verr<Voscのときローレベルとなる。第1ゲート電圧Vg1は、このPWM信号Vpwmにもとづいて生成される。第1ゲート電圧Vg1により、スイッチングトランジスタM1のオンオフが制御され、スイッチング電圧Vswはハイレベルとローレベルを繰り返す。時刻T0〜T1の期間、ドライバ回路10はPWM信号VpwmにもとづいてスイッチングトランジスタM1、同期整流用トランジスタM2を駆動している。
時刻T1に、負荷RLが短絡し、負荷電流ILが増加する。これに伴って、監視電圧Δが増加する。時刻T2に監視電圧ΔVがしきい値電圧Vthを上回ると、比較部30から出力される比較信号Vcmpはハイレベルとなる。比較信号Vcmpがハイレベルとなると、ラッチ回路40はセットされ、その出力信号SIG1はハイレベルとなる。ラッチ回路40の出力信号SIG1がハイレベルになり強制オフトランジスタ42がオンすると、誤差電圧Verrが0V付近に固定され、PWM信号Vpwmが強制的にローレベルとなる。すなわち、パルス幅信号Vpwmのハイ時間THは、破線で示す誤差電圧Verr’にもとづいて生成された場合のオン時間TH’に比べて短くなる。これは、スイッチングトランジスタM1のオン時間Ton1が短くなり、同期整流用トランジスタM2のオン時間が長くなることを意味する。時刻T2にスイッチングトランジスタM1がオフとなり、同期整流用トランジスタM2がオンとなると、監視電圧ΔVが下がり始める。
時刻T3に、監視電圧ΔVがしきい値電圧Vthより低くなると、比較信号Vcmpはローレベルとなる。時刻T4に、発振器26の出力である周期電圧Voscが上昇してあるレベルVxに達すると、ラッチ回路40がリセットされ、その出力信号SIG1はローレベルとなる。ラッチ回路40の出力信号SIG1がローレベルとなると、強制オフトランジスタ42がオフし、誤差電圧Verrが0Vの固定状態から解放される。その後、時刻T5にVerr<Voscとなると、PWM信号Vpwmがハイレベルとなり、ドライバ回路10は、第1ゲート電圧Vg1をローレベルとし、スイッチングトランジスタM1をオンする。
このように、本実施の形態に係る制御回路100は、スイッチングトランジスタM1の両端の電圧である監視電圧ΔVをモニタする。監視電圧ΔVは、スイッチングトランジスタM1に流れる電流に比例するため、しきい値電圧Vthとの比較を行うことにより過電流状態を検出することができる。この際、ΔV>Vthとなって過電流状態を検出すると、スイッチングトランジスタM1が強制的にオフされ、電流の供給経路が遮断されるため、スイッチングトランジスタM1自身、インダクタL1あるいは負荷RLを好適に保護することができる。
また、過電流状態におけるスイッチングトランジスタM1の強制的なオフ状態は、発振器26から出力される周期電圧Voscにより、1周期毎に解除される。そのため負荷が瞬間的に短絡して大電流が流れるような場合にも、1周期毎に過電流検出および過電流保護を行うため、負荷が短絡状態から解放されると、直ちに通常のスイッチング動作に復帰することができる。
(第2の実施の形態)
図4は、第2の実施の形態に係る制御回路100の構成を示す回路図である。以降の図において、既出の構成要素と同一または同等の構成要素には同一の符号を付すものとし、適宜説明を省略する。
上述した第1の実施の形態では、監視電圧ΔVとしてスイッチングトランジスタM1の両端の電圧を直接モニタしたが、第2の実施の形態では、スイッチングトランジスタM1と並列に、検出トランジスタM3および検出抵抗R3により形成される経路を設け、この経路に流れる電流をモニタする。
比較部30は、第2コンパレータ32、電圧源34に加えて、検出抵抗R3、検出トランジスタM3を含む。スイッチングトランジスタM1のドレインソース間には、検出トランジスタM3、検出抵抗R3が直列に接続されている。検出トランジスタM3は、スイッチングトランジスタM1と同様にPNP型のMOSトランジスタであって、ドレインおよびゲートがスイッチングトランジスタM1と共通に接続されている。検出トランジスタM3のトランジスタサイズはスイッチングトランジスタM1に比べて小さく設定され、検出トランジスタM3のオン抵抗Ron3は、スイッチングトランジスタM1のオン抵抗Ron1に比べて十分に高く設定されている。また、検出抵抗R3の抵抗値は、検出トランジスタM3のオン抵抗Ron3に対して十分に高く設定される。すなわち、検出トランジスタM3および検出抵抗R3を含む経路のインピーダンスは、スイッチングトランジスタM1のインピーダンスに対して十分に高く設定されており、Ron3+R3≫Ron1が成り立っている。
第2コンパレータ32は、検出抵抗R3の両端の電圧を監視電圧ΔV’としてモニタすることにより、スイッチングトランジスタM1の両端の電圧ΔV’を間接的にモニタし、過電流状態を検出する。
以上のように構成された制御回路100の動作について説明する。スイッチングトランジスタM1に流れる電流をIm1、検出トランジスタM3に流れる電流をIm3とすると、上述した2つの経路のインピーダンスの関係からIm1≫Im3となる。スイッチングトランジスタM1の両端の電圧ΔVは、Im1×Ron1で与えられ、この電圧は、検出抵抗R3および検出トランジスタM3に印加される。したがって、検出抵抗R3の両端の電圧、すなわち監視電圧ΔV’は、ΔV’=Im1×Ron1×R3/(R3+Ron3)となる。すなわち、監視電圧ΔV’は、スイッチングトランジスタM1に流れる電流Im1に比例する。
負荷RLが短絡状態になり、スイッチングトランジスタM1に過電流が流れると、スイッチングトランジスタM1の両端の電圧ΔVが上昇し、これにともない、検出抵抗R3の両端の電圧ΔV’が増大する。この監視電圧ΔV’がしきい値電圧Vthを超えると、第2コンパレータ32から出力される比較信号Vcmpがハイレベルとなり、ラッチ回路40がセットされ、ドライバ回路10から出力される第1ゲート電圧Vg1がハイレベルとなり、スイッチングトランジスタM1および検出トランジスタM3が強制的にオフ状態となる。
このように、本実施の形態に係る制御回路100では、検出抵抗R3の両端の電圧ΔV’をモニタすることにより、間接的にスイッチングトランジスタM1の両端の電圧ΔVをモニタすることができ、過電流状態を検出して回路保護を行うことができる。
本実施の形態に係る制御回路100は、さらに以下の利点を有する。
図5は、本実施の形態に係る制御回路100の検査時の回路状態を示す図である。図5において、図4の回路図の一部は、簡略化あるいは省略されている。この検査は、過電流保護が所定のしきい値電流で有効に機能するかを判定するために行われる。
スイッチングトランジスタM1および検出トランジスタM3のゲートとドライバ回路10の間には、第1スイッチSW1および第3スイッチSW3がそれぞれ設けられる。第1スイッチSW1および第3スイッチSW3は、スイッチングトランジスタM1および検出トランジスタM3のオンオフ状態を、独立に制御するために設けられる。
検査時において、スイッチング端子104には、定電流源400が接続される。また、入力端子102にはテスト電圧Vtestが印加される。テスト電圧Vtestは、バッテリ電圧Vbatと近い値に設定される。
以下、制御回路100の検査時の動作について説明する。検査時において、第1スイッチSW1によってスイッチングトランジスタM1のゲート電圧はハイレベルに固定され、オフ状態となる。また、検出トランジスタM3のゲート電圧はローレベルに固定され、オン状態となる。この状態で、スイッチング端子104に接続された定電流源400によって定電流Itestを生成する。スイッチングトランジスタM1はオフされているため、この定電流Itestは、検出トランジスタM3および検出抵抗R3を介して流れる。
検査時において、検出抵抗R3の両端の電圧、すなわち監視電圧ΔV’は、Itest×R3となる。したがって、Itest>Vth/R3のときに、第2コンパレータ32の出力がハイレベルとなれば、過電流保護が正常に動作していることを確認することができる。第2コンパレータ32の出力をモニタするため、制御回路100は図5に示すように、テスト回路50を備えていてもよい。
上述したように、R3+Ron3≫Ron1となるため、本実施の形態に係る制御回路100により図3の降圧型スイッチングレギュレータ200を構成した場合、降圧動作状態において、検出抵抗R3および検出トランジスタM3を含む経路に流れる電流Im3は、スイッチングトランジスタM1に流れる電流Im1に比べて非常に小さい。したがって、検査時において、過電流保護が正常に機能するかを判定する際には、定電流源400によって生成すべき電流Itestは、実際にスイッチングトランジスタM1に流れる電流に比べて非常に小さく設定することができる。
もし、検出抵抗R3および検出トランジスタM3を設けずに過電流状態の検出を行う場合、過電流保護の検査時に、スイッチングトランジスタM1に1A近い電流を流す必要があるが、一般的な半導体テスタによりそのような大電流を供給するのは現実的ではない。これに対して、本実施の形態に係る制御回路100では、検査時において、定電流源400によってわずかに数mAの電流Itestを流せば検出トランジスタM3および検出抵抗R3による実際の動作時の状態を再現することができ、過電流検出が正常に行われるかを判定することができる。
さらに、第1スイッチSW1および第3スイッチSW3を設けない場合、スイッチングトランジスタM1および検出トランジスタM3を独立にオンオフできないため、検査時において、スイッチングトランジスタM1をオフすると、検出トランジスタM3もオフとなってしまう。この場合、検出抵抗R3にのみ定電流Itestを流すためには、検出抵抗R3と検出トランジスタM3の接続点にテスト用パッドを設け、このテスト用パッドに定電流源400を接続する必要があるため、回路面積が大きくなってしまう。
一方、本実施の形態に係る制御回路100では、検査時において、第1スイッチSW1および第3スイッチSW3を用いてスイッチングトランジスタM1をオフしつつ、検出トランジスタM3をオンするため、定電流源400を接続するテスト用パッドとしてスイッチング端子104をそのまま利用することができ、回路面積の増加を抑えることもできる。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、過電流状態を検出した際に、スイッチングトランジスタM1を強制的にオフするために、誤差電圧Verrを制御したが、これには限定されない。たとえば、ラッチ回路40の出力信号SIG1をドライバ回路10へと入力し、ドライバ回路10の内部で、出力信号SIG1およびPWM信号Vpwmを論理演算することによって、第1ゲート電圧Vg1を制御し、スイッチングトランジスタM1を強制的にオフしてもよい。
実施の形態では、制御回路100がひとつのLSIに一体集積化される場合について説明したが、これには限定されず、一部の構成要素がLSIの外部にディスクリート素子あるいはチップ部品として設けられ、あるいは複数のLSIにより構成されてもよい。どの部分をどの程度集積化するかは、コストや占有面積などによって決めればよい。
また、本実施の形態において、ハイレベル、ローレベルの論理値の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。
第1の実施の形態に係る降圧型スイッチングレギュレータを搭載した電子機器の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る降圧型スイッチングレギュレータの構成を示す回路図である。 図2の制御回路の動作状態を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態に係る制御回路の構成を示す回路図である。 図4の制御回路の検査時の回路状態を示す図である。
符号の説明
100 制御回路、 102 入力端子、 104 スイッチング端子、 106 電圧帰還端子、 110 スイッチングレギュレータ出力回路、 200 降圧型スイッチングレギュレータ、 10 ドライバ回路、 20 PWM制御部、 26 発振器、 30 比較部、 40 ラッチ回路、 L1 インダクタ、 Vg1 第1ゲート電圧、 Vg2 第2ゲート電圧、 M1 スイッチングトランジスタ、 M2 同期整流用トランジスタ、 M3 検出トランジスタ、 R3 検出抵抗、 SW1 第1スイッチ、 SW3 第3スイッチ、 300 電子機器、 310 電池。

Claims (10)

  1. 降圧型スイッチングレギュレータの制御回路であって、
    入力端子と接地間に直列に接続されたスイッチングトランジスタと同期整流用トランジスタを含み、2つのトランジスタの接続点の電圧をスイッチング電圧としてスイッチングレギュレータ出力回路に出力する出力段と、
    前記スイッチングレギュレータ出力回路の出力電圧が所定の基準電圧に近づくように、そのデューティ比が制御されるパルス幅変調信号にもとづき、前記スイッチングトランジスタおよび前記同期整流用トランジスタのゲートに印加すべき第1、第2ゲート電圧を生成するドライバ回路と、
    前記スイッチングトランジスタの両端の電圧と所定のしきい値電圧を比較し、前記スイッチングトランジスタの両端の電圧が前記しきい値電圧を上回ると、所定レベルの比較信号を出力する比較部であって、前記スイッチングトランジスタのドレインソース間に、前記スイッチングトランジスタと並列の経路を構成するよう直列に接続された、ゲートに前記第1ゲート電圧が入力される検出トランジスタおよび検出抵抗と、前記検出抵抗の両端の電圧としきい値電圧を比較する電圧比較器と、を含み、前記電圧比較器の出力を前記比較信号として出力する比較部と、
    前記比較部から出力される比較信号をラッチして出力するラッチ回路と、
    前記ラッチ回路において前記比較信号が前記所定レベルにラッチされる期間、前記スイッチングトランジスタを強制的にオフする保護回路と、
    前記スイッチングトランジスタおよび前記検出トランジスタのオンオフを独立に制御可能なスイッチ回路と、
    を備えることを特徴とする制御回路。
  2. 前記検出トランジスタのオン抵抗は、前記スイッチングトランジスタのオン抵抗より高く設定されることを特徴とする請求項に記載の制御回路。
  3. 前記検出抵抗の抵抗値は、前記検出トランジスタのオン抵抗より高く設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の制御回路。
  4. 前記ラッチ回路は、前記パルス幅変調信号の1周期ごとにリセットされることを特徴とする請求項1または2に記載の制御回路。
  5. 前記ラッチ回路は、
    前記比較部から出力される比較信号によりセットされ、前記パルス幅変調信号の生成に用いられる発振器の出力信号によりリセットされるフリップフロップを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の制御回路。
  6. 前記スイッチングトランジスタの両端の電圧が前記しきい値電圧を超えたとき、前記比較部から出力される前記比較信号が前記所定レベルとなるかを検査するときには、前記スイッチ回路により前記スイッチングトランジスタをオフし、前記検出トランジスタをオンする一方、
    降圧動作を行う通常動作時において、前記スイッチ回路により前記スイッチングトランジスタおよび前記検出トランジスタを前記第1ゲート電圧にもとづいてスイッチングすることを特徴とする請求項に記載の制御回路。
  7. 前記保護回路は、前記パルス幅変調信号の論理値を変化させることにより前記スイッチングトランジスタをオフすることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の制御回路。
  8. 前記制御回路は、1つの半導体基板上に一体集積化されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の制御回路。
  9. 一端が接地されたキャパシタと、
    前記キャパシタの他端にその一端が接続されたインダクタと、
    前記インダクタの他端に、スイッチング電圧を供給する請求項1からのいずれかに記載の制御回路と、
    を備え、前記キャパシタの他端の電圧を出力することを特徴とする降圧型スイッチングレギュレータ。
  10. 電池と、
    前記電池の電圧を降圧して出力する請求項に記載の降圧型スイッチングレギュレータと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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