JP4671566B2 - 自動車用空調装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
センターベント吹出口、サイドベント吹出口、フット吹出口、デフロスタ吹出口に連通するセンターベント開口、サイドベント開口、フット開口、デフロスタ開口と、センターベント開口とサイドベント開口の一部とを同時に開閉するドアと、フット開口を開閉するドアと、デフロスタ開口を開閉するドアとを備える自動車用空調装置が従来から使用されている。
自動車用空調装置の吹出モードには、センターベント吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気を吹き出すベントモードと、センターベント吹出口とサイドベント吹出口とフット吹出口とのみから空調用空気を吹き出すバイレベルモードと、サイドベント吹出口とフット吹出口とのみから空調用空気を吹き出すフットモードと、サイドベント吹出口とフット吹出口とデフロスタ吹出口とのみから空調用空気を吹き出すデフフットモードと、デフロスタ吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気を吹き出すデフモードとがある。
全ての吹出モードでサイドベント吹出口から空調用空気を吹き出すことに鑑み、従来の自動車用空調装置においては、サイドベントの不要時にのみ、サイドベント吹出口に取り付けた手動ドアをユーザーが手動操作してサイドベント吹出口を閉鎖していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動車用空調装置には、サイドベント吹出口に手動開閉ドアを取り付けることにより製造コストが上昇する、助手席側のサイドベント吹出口に取り付けた手動ドアの開閉のために運転者が体を移動させる必要がある等の問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、センターベント吹出口、サイドベント吹出口、フット吹出口、デフロスタ吹出口に連通するセンターベント開口、サイドベント開口、フット開口、デフロスタ開口と、センターベント開口とサイドベント開口の一部とを同時に開閉するドアと、フット開口を開閉するドアと、デフロスタ開口を開閉するドアとを備える自動車用空調装置であって、従来技術の問題点が解消された自動車用空調装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、センターベント吹出口、サイドベント吹出口、フット吹出口、デフロスタ吹出口に連通するセンターベント開口、サイドベント開口、フット開口、デフロスタ開口と、センターベント開口とサイドベント開口の一部とを同時に開閉する第1ドアと、フット開口を開閉すると共に当該開閉に同期してサイドベント開口の前記一部を除く残余部を閉開する第2ドアと、デフロスタ開口を開閉する第3ドアとを備え、サイドベント開口は2部分に区画され、フットモード時に、第1ドアがサイドベント開口の2部分の一方を閉鎖し、第2ドアがサイドベント開口の2部分の他方を閉鎖し、第1ドアと第2ドアとによってサイドベント開口を全閉可能であることを特徴とする自動車用空調装置を提供する。
本発明に係る自動車用空調装置においては、ベントモード時には、第1ドアがセンターベント開口とサイドベント開口の2部分の一方とを開き、第2ドアがフット開口を閉じると共にサイドベント開口の2部分の他方を開き、第3ドアがデフロスタ開口を閉じることにより、センターベント吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。バイレベルモード時には、第1ドアがセンターベント開口とサイドベント開口の2部分の一方とを約半分開き、第2ドアがフット開口を約半分閉じると共にサイドベント開口の2部分の他方を約半分開き、第3ドアがデフロスタ開口を閉じることにより、センターベント吹出口とサイドベント吹出口とフット吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。フットモード時には、第1ドアがセンターベント開口とサイドベント開口の2部分の一方とを閉じ、第2ドアがフット開口を開くと共にサイドベント開口の2部分の他方を閉じ、第3ドアがデスロスタ開口を閉じることにより、フット吹出口のみから空調用空気を吹き出す。デフフットモード時には、第1ドアがセンターベント開口とサイドベント開口の2部分の一方とを閉じ、第2ドアがフット開口を約半分開くと共にサイドベント開口の2部分の他方を約半分閉じ、第3ドアがデフロスタ開口を約半分開くことにより、デフロスタ吹出口とフット吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。デフモード時には、第1ドアがセンターベント開口とサイドベント開口の2部分の一方とを閉じ、第2ドアがフット開口を閉じると共にサイドベント開口の2部分の他方を開き、第3ドアがデフロスタ開口を開くことにより、デフロスタ吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。
本発明に係る自動車用空調装置においては、フットモード時に、第1ドアがサイドベント開口の2部分の一方を閉じ第2ドアがサイドベント開口の2部分の他方を閉じて、第1ドアと第2ドアとによってサイドベント開口が全閉されることにより、サイドベント吹出口に開閉ドアを取り付ける必要が無いので従来に比べて製造コストが低下し、助手席側のサイドベント吹出口に取り付けた手動ドアの開閉のために運転者が体を移動させる必要も無い。
【0005】
本発明の好ましい態様においては、第2ドアは、回動軸と、フット開口とサイドベント開口の前記一部を除く残余部とに重畳可能な前記回動軸に固定された単一の板部材とを有する。
本発明の好ましい態様においては、第2ドアは、回動軸と、フット開口に重畳可能な前記回動軸に固定された第1板部材と、サイドベント開口の前記一部を除く残余部に重畳可能な前記回動軸に固定された第2板部材とを有する。
上記何れの構成に係る第2ドアでも、所期の機能を発揮することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施例に係る自動車用空調装置を説明する。
図1、2に示すように、本実施例に係る自動車用空調装置は、ケーシング1と、ケーシング1内に配設された熱交換器(エバポレータ)2と、ヒータ3とを備えている。ケーシング1内に、熱交換器2から吐出する空気を後述するセンターベント開口等へ直接導く空気通路4と、熱交換器2から吐出する空気をヒータ3を経由して後述するセンターベント開口等へ導く空気通路5とが配設されている。
【0007】
ケーシング1に、ダクトαを介して図示しないセンターベント吹出口に連通する矩形のセンターベント開口1aと、一対のダクトβを介して一対の図示しないサイドベント吹出口に連通する一対の矩形のサイドベント開口1bと、図示しないフット吹出口に連通する矩形のフット開口1cと、ダクトγを介して図示しないデフロスタ吹出口に連通する矩形のデフロスタ開口1dとが形成されている。一対のサイドベント開口1bは、センターベント開口1aを挟んでセンターベント開口の左右に配設されている。各サイドベント開口1bは上半部分と下半部分とに区画されている。
【0008】
図2、3に示すように、本実施例に係る自動車用空調装置は、センターベント開口1aと一対のサイドベント開口1bの上半部分とを同時に開閉する第1ドア6を備えている。第1ドア6は、回動軸6aと、回動軸6aに固定された平面視凸形状の平板6bとを有している。平板6bはセンターベント開口1aと一対のサイドベント開口1bの上半部分とに同時に重畳可能である。回動軸6aはケーシング1により回動可能に支持されている。
【0009】
図2、4に示すように、本実施例に係る自動車用空調装置は、フット開口1cを開閉すると共に当該開閉に同期して一対のサイドベント開口1bの下半部分を閉開する第2ドア7を備えている。第2ドア7は、回動軸7aと、回動軸7aに固定された単一の矩形板7bとを有している。矩形板7bは、フット開口1cと一対のサイドベント開口1bの下半部分とに重畳可能である。回動軸7aはケーシング1により回動可能に支持されている。
【0010】
図2に示すように、本実施例に係る自動車用空調装置は、デフロスタ開口1dを開閉する第3ドア8を備えている。第3ドア8は、回動軸8aと、回動軸8aに固定された矩形板8bとを有している。矩形板8bはデフロスタ開口1dに重畳可能である。回動軸8aはケーシング1により回動可能に支持されている。
【0011】
図2に示すように、本実施例に係る自動車用空調装置は、空気通路4を開閉すると共に当該開閉に同期して空気通路5を閉開する第4ドア9を備えている。第4ドア9は、回動軸9aと、回動軸9aに固定された矩形板9bとを有している。矩形板9bは空気通路4、5の入口に重畳可能である。回動軸9aはケーシング1により回動可能に支持されている。
第1〜3ドア6〜8は、図示しない吹出モード切換レバーと図示しないリンク機構とを介して、手動により開閉操作される。第4ドア9は、図示しない温度調節レバーと図示しないリンク機構とを介して、手動により開閉操作される。
【0012】
本実施例に係る自動車用空調装置の作動を説明する。
温度調節レバーが手動操作され、第4ドア9により空気通路4が開かれると共に第5空気通路5が閉じられて、熱交換器2から吐出する冷風又は熱交換器2を通過した常温風が空気通路4を通ってセンターベント開口1a等へ導かれ、或いは第4ドア9により空気通路4が閉じられると共に第5空気通路5が開かれて、ヒータ3から吐出する温風が空気通路5を通ってセンターベント開口1a等へ導かれる。
【0013】
吹出モード切換レバーが手動操作されて、ベントモードが選択されると、図2に示すように、第1ドア6がセンターベント開口1aとサイドベント開口1bの上半部分とを開き、第2ドア7がフット開口1cを閉じると共にサイドベント開口1bの下半部分を開き、第3ドア8がデフロスタ開口1dを閉じる。この結果、図示しないセンターベント吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。
【0014】
吹出モード切換レバーが手動操作されて、バイレベルモードが選択されると、図5に示すように、第1ドア6がセンターベント開口1aとサイドベント開口1bの上半部分とを約半分開き、第2ドア7がフット開口1cを約半分閉じると共にサイドベント開口1bの下半部分を約半分開き、第3ドア8がデフロスタ開口1dを閉じる。この結果、図示しないセンターベント吹出口とサイドベント吹出口とフット吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。
【0015】
吹出モード切換レバーが手動操作されて、フットモードが選択されると、図6に示すように、第1ドア6がセンターベント開口1aとサイドベント開口1bの上半部分とを閉じ、第2ドア7がフット開口1cを開くと共にサイドベント開口1bの下半部分を閉じ、第3ドア8がデフロスタ開口1dを閉じる。この結果、図示しないフット吹出口のみから空調用空気が吹き出す。
【0016】
吹出モード切換レバーが手動操作されて、デフフットモードが選択されると、図7に示すように、第1ドア6がセンターベント開口1aとサイドベント開口1bの上半部分とを閉じ、第2ドア7がフット開口1cを約半分開くと共にサイドベント開口1bの下半部分を約半分閉じ、第3ドア8がデフロスタ開口1dを約半分開く。この結果、図示しないデフロスタ吹出口とフット吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。
【0017】
吹出モード切換レバーが手動操作されて、デフモードが選択されると、図8に示すように、第1ドア6がセンターベント開口1aとサイドベント開口1bの上半部分とを閉じ、第2ドア7がフット開口1cを閉じると共にサイドベント開口1bの下半部分を開き、第3ドア8がデフロスタ開口1dを開く。この結果、図示しないデフロスタ吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。
【0018】
本実施例に係る自動車用空調装置においては、サイドベント吹出口に手動ドアを取り付ける必要が無いので従来に比べて製造コストが低下し、助手席側のサイドベント吹出口に取り付けた手動ドアの開閉のために運転者が体を移動させる必要も無い。
【0019】
本発明の第2実施例に係る自動車用空調装置を説明する。
図9、10に示すように、本実施例に係る自動車用空調装置は、フット開口1cを開閉すると共に当該開閉に同期してサイドベント開口1bの下半部分を閉開する第2ドア17を備えている。第2ドア17は、回動軸17aと、フット開口1cに重畳可能な回動軸17aに固定された第1板部材17bと、一対のサイドベント開口1bの下半部分に重畳可能な回動軸17aに固定された一対の第2板部材17cと、一対の第2板部材17c間で延在し回動軸17aに固定された狭幅の第3板部材17dとを有している。第2ドア17を組み付ける際に、第2板部材17cを挿通するための袋状部1eが、センターベント開口1aに隣接して形成されている。袋状部1eの両端はサイドベント開口1bの下半部分に連通している。第2ドア7に代えて第2ドア17を備える点と袋状部1eが形成されている点とを除いて、本実施例に係る自動車用空調装置の構成は、第1実施例に係る自動車用空調装置の構成と同様である。以下の説明において、第2ドアを除く構成部材には第1実施例と同一の参照番号を付すことにする。
【0020】
本実施例に係る自動車用空調装置の作動を説明する。
温度調節レバーが手動操作され、第4ドア9により空気通路4が開かれると共に第5空気通路5が閉じられて、熱交換器2から吐出する冷風又は熱交換器2を通過した常温風が空気通路4を通ってセンターベント開口1a等へ導かれ、或いは第4ドア9により空気通路4が閉じられると共に第5空気通路5が開かれて、ヒータ3から吐出する温風が空気通路5を通ってセンターベント開口1a等へ導かれる。
【0021】
吹出モード切換レバーが手動操作されて、ベントモードが選択されると、図9に示すように、第1ドア6がセンターベント開口1aとサイドベント開口1bの上半部分とを開き、第2ドア17の第1板部材17bがフット開口1cを閉じ、第2板部材17cがサイドベント開口1bの下半部分を開き、第3板部材17dが袋状部1eの入口を開き、第3ドア8がデフロスタ開口1dを閉じる。この結果、図示しないセンターベント吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。
【0022】
吹出モード切換レバーが手動操作されて、バイレベルモードが選択されると、図11に示すように、第1ドア6がセンターベント開口1aとサイドベント開口1bの上半部分とを約半分開き、第2ドア17の第1板部材17bがフット開口1cを約半分閉じ、第2板部材17cがサイドベント開口1bの下半部分を約半分開き、第3板部材17dが袋状部1eの入口を約半分閉じ、第3ドア8がデフロスタ開口1dを閉じる。この結果、図示しないセンターベント吹出口とサイドベント吹出口とフット吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。
【0023】
吹出モード切換レバーが手動操作されて、フットモードが選択されると、図12に示すように、第1ドア6がセンターベント開口1aとサイドベント開口1bの上半部分とを閉じ、第2ドア17の第1板部材17bがフット開口1cを開き、第2板部材17cがサイドベント開口1bの下半部分を閉じ、第3板部材17dが袋状部1eの入口を閉じ、第3ドア8がデフロスタ開口1dを閉じる。この結果、図示しないフット吹出口のみから空調用空気が吹き出す。袋状部1eの入口が第3板部材17dによって閉じられることにより、フット開口1cのセンターベント開口1aに対峙する部分に流入する空調用空気の一部が袋状部1eの入口から袋状部1eへ侵入し、袋状部1e内をサイドベント開口1bの下半部分へ向けて流れ、第2板部材17cによって閉じられたサイドベント開口1bの下半部分の外側へ流出し、ダクトβを通って図示しないサイドベント吹出口から吹き出すのが防止される。
【0024】
吹出モード切換レバーが手動操作されて、デフフットモードが選択されると、図13に示すように、第1ドア6がセンターベント開口1aとサイドベント開口1bの上半部分とを閉じ、第2ドア17の第1板部材17bがフット開口1cを約半分開き、第2板部材17cがサイドベント開口1bの下半部分を約半分閉じ、第3板部材17dが袋状部1eの入口を約半分開き、第3ドア8がデフロスタ開口1dを約半分開く。この結果、図示しないデフロスタ吹出口とフット吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。
【0025】
吹出モード切換レバーが手動操作されて、デフモードが選択されると、図14に示すように、第1ドア6がセンターベント開口1aとサイドベント開口1bの上半部分とを閉じ、第2ドア17の第1板部材17bがフット開口1cを閉じ、第2板部材17cがサイドベント開口1bの下半部分を開き、第3板部材17dが袋状部1eの入口を開き、第3ドア8がデフロスタ開口1dを開く。この結果、図示しないデフロスタ吹出口とサイドベント吹出口とのみから空調用空気が吹き出す。
【0026】
本実施例に係る自動車用空調装置においては、サイドベント吹出口に手動ドアを取り付ける必要が無いので従来に比べて製造コストが低下し、助手席側のサイドベント吹出口に取り付けた手動ドアの開閉のために運転者が体を移動させる必要も無い。
【0027】
上記実施例において、フットモード時に、第3ドア8を僅かに開けてデフロスタ吹出口からも空調用空気を僅かに吹き出すように構成しても良い。
【0028】
【発明の効果】
本発明に係る自動車用空調装置においては、フットモード時に、第1ドアがサイドベント開口の2部分の一方を閉じ第2ドアがサイドベント開口の2部分の他方を閉じて、第1ドアと第2ドアとによってサイドベント開口が全閉されることにより、サイドベント吹出口に開閉ドアを取り付ける必要が無いので従来に比べて製造コストが低下し、助手席側のサイドベント吹出口に取り付けた手動ドアの開閉のために運転者が体を移動させる必要も無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動車用空調装置の外観斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る自動車用空調装置の断面図である。(a)は図1の矢印a−aに沿った断面図であり、(b)は図1の矢印b−bに沿った断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る自動車用空調装置が備える第1ドアの斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る自動車用空調装置が備える第2ドアの斜視図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る自動車用空調装置の断面図である。(a)は図1の矢印a−aに沿った断面図であり、(b)は図1の矢印b−bに沿った断面図である。
【図6】本発明の第1実施例に係る自動車用空調装置の断面図である。(a)は図1の矢印a−aに沿った断面図であり、(b)は図1の矢印b−bに沿った断面図である。
【図7】本発明の第1実施例に係る自動車用空調装置の断面図である。(a)は図1の矢印a−aに沿った断面図であり、(b)は図1の矢印b−bに沿った断面図である。
【図8】本発明の第1実施例に係る自動車用空調装置の断面図である。(a)は図1の矢印a−aに沿った断面図であり、(b)は図1の矢印b−bに沿った断面図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る自動車用空調装置の構造図であり、第1実施例に係る自動車用空調装置の図2に相当する図である。
【図10】本発明の第2実施例に係る自動車用空調装置が備える第2ドアの斜視図である。
【図11】本発明の第2実施例に係る自動車用空調装置の構造図であり、第1実施例に係る自動車用空調装置の図5に相当する図である。
【図12】本発明の第2実施例に係る自動車用空調装置の構造図であり、第1実施例に係る自動車用空調装置の図6に相当する図である。
【図13】本発明の第2実施例に係る自動車用空調装置の構造図であり、第1実施例に係る自動車用空調装置の図7に相当する図である。
【図14】本発明の第2実施例に係る自動車用空調装置の構造図であり、第1実施例に係る自動車用空調装置の図8に相当する図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
1a センターベント開口
1b サイドベント開口
1c フット開口
1d デフロスタ開口
1e 袋状部
2 熱交換器
3 ヒータ
4、5 空気通路
6 第1ドア
7、17 第2ドア
8 第3ドア
Claims (3)
- センターベント吹出口、サイドベント吹出口、フット吹出口、デフロスタ吹出口に連通するセンターベント開口、サイドベント開口、フット開口、デフロスタ開口と、センターベント開口とサイドベント開口の一部とを同時に開閉する第1ドアと、フット開口を開閉すると共に当該開閉に同期してサイドベント開口の前記一部を除く残余部を閉開する第2ドアと、デフロスタ開口を開閉する第3ドアとを備え、サイドベント開口は2部分に区画され、フットモード時に、第1ドアがサイドベント開口の2部分の一方を閉鎖し、第2ドアがサイドベント開口の2部分の他方を閉鎖し、第1ドアと第2ドアとによってサイドベント開口を全閉可能であることを特徴とする自動車用空調装置。
- 第2ドアは、回動軸と、フット開口とサイドベント開口の前記一部を除く残余部とに重畳可能な前記回動軸に固定された単一の板部材とを有することを特徴とする請求項1に記載の自動車用空調装置。
- 第2ドアは、回動軸と、フット開口に重畳可能な前記回動軸に固定された第1板部材と、サイドベント開口の前記一部を除く残余部に重畳可能な前記回動軸に固定された第2板部材とを有することを特徴とする請求項1に記載の自動車用空調装置。
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