JP4671564B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の車両用空調装置として、例えば、特開平10−272916号公報に開示されているように、冷却用及び加熱用の2つの熱交換器を収容した空調ユニットと、該空調ユニットへの送風を行う送風ユニットとを、それぞれインストルメントパネル内において車幅方向略中央部とその助手席側とに配設したものが知られている。
【0003】
上記空調ユニットには、その下端側に送風ユニットからの空気導入口が設けられていて、その空気導入口から導入された空気は、該空気導入口の上方でそれぞれ略水平に向けて上下に並べて配置された冷却用及び加熱用熱交換器を通過し、さらにその上方に接続されたダクトを介して車室に導出されるようになっている。このものでは、2つの熱交換器を上下に並べて配置することで、空調ユニットの小型化を図り、その搭載スペースを低減している。
【0004】
上記空調ユニットと送風ユニットとの間の距離は、冷却用熱交換器の車幅方向長さよりも長く設定してあるので、この空調ユニットにおいて、メンテナスのために冷却用熱交換器を交換する場合は、冷却用熱交換器をケースから抜き出していき、空調ユニットと送風ユニットとの間に冷却用熱交換器を取り外す。このとき、ダクトが邪魔になるため、予めダクトを取り外して空間を形成しておく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インストルメントパネル内には他の装置も設置するため、空調ユニットと送風ユニットとの距離が冷却用熱交換器の車幅方向の長さよりも短いレイアウトになる場合がある。このような場合には、ダクトを取り外して冷却用熱交換器を取り外そうとしても、ケースから冷却用熱交換器を全て抜き出す前に、冷却用熱交換器が送風ユニットに接触してしまい、冷却用熱交換器を取り外すことができない。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、空調ユニットと送風ユニットとの距離が冷却用熱交換器の車幅方向の長さよりも短い場合に、容易に冷却用熱交換器を取り外すことができる空調装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、具体的には、請求項1の発明では、自動車のインストルメントパネル内に、車幅方向略中央部に配設され且つ少なくとも冷却用熱交換器を備えた空調ユニットと、該空調ユニットの助手席側に配設され且つ空調ユニットへ空気を送る送風ユニットと、該空調ユニットと送風ユニットとを接続する中間ダクトとを備えた車両用空調装置を前提とする。
【0008】
そして、上記空調ユニットと上記送風ユニットとの間の距離が、上記冷却用熱交換器の車幅方向長さよりも短く設定されており、上記空調ユニットは、筐体と、該筐体の車両前側の内面及び車両後側の内面のうち少なくとも一方に設けられ、車幅方向に延び且つ上記冷却用熱交換器を支持するリブとを備え、上記リブは、車幅方向長さが上記空調ユニットと上記送風ユニットとの間の距離よりも短く設定され且つ筐体の運転席側に偏在し、上記冷却用熱交換器の助手席側部分の上方に位置する上記筐体の車両前側の面及び車両後側の面のうち少なくとも一方が外方に膨出した膨出部を備え、冷却用熱交換器を上記筐体から送風ユニットの方へ冷却用熱交換器の運転席側端部が上記リブの助手席側端部から離れるまで抜き出して、冷却用熱交換器の送風ユニット側端部を下方に移動させ且つ冷却用熱交換器の空調ユニット内の残存部分の一部が該膨出部に退避可能なように該残存部分を上方に移動させ冷却用熱交換器を傾斜させて送風ユニットの下側に抜き出すことが可能に構成されているものとする。
【0009】
ここで、空調ユニットと送風ユニットとの距離が冷却用熱交換器の車幅方向長さよりも短いというのは、空調ユニットから冷却用熱交換器を車幅方向送風ユニット側に抜き出そうとしたときに、冷却用熱交換器を空調ユニットから完全に抜き出して取り外せるようになる前に、冷却用熱交換器が送風ユニットに接触してしまう距離及び長さの関係を意味する。
【0010】
このような構成であれば、冷却用熱交換器を空調ユニット筐体から送風ユニット側に抜き出すときに、冷却用熱交換器は送風ユニットに接触するところまで抜き出しても、その一部がまだ空調ユニット内に残存しているが、その残存部分には支持のためのリブが無く且つ残存部上方の筐体部分が外方に膨出している。従って、冷却用熱交換器の送風ユニット側端部を下げ、空調ユニット筐体内の残存部を上げて冷却用熱交換器を傾けることができる。そして、傾斜した冷却用熱交換器をその傾斜方向へ引き出して、送風ユニットの下側に完全に抜き出すことができる。
【0011】
次に、請求項2の発明は、請求項1において、上記中間ダクトは、上記空調ユニット及び送風ユニットに、着脱自在に取り付けられているものとする。
【0012】
このような構成であれば、中間ダクトを空調ユニット及び送風ユニットから簡単に着脱できるので、冷却用熱交換器を取り外す際に、予め中間ダクトを空調ユニット及び送風ユニットから取り外しておいて、その中間ダクトが存していた空間に冷却用熱交換器を抜き出せば、冷却用熱交換器の取り外しを容易に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1〜図3は、本発明の実施形態に係る空調装置1の外観を示すものであり、この空調装置1は、図4に示すように、自動車の車室に配設されているインストルメントパネル2の内方に収容されている。この自動車は、運転席及び助手席がそれぞれ車体右側及び左側に設けられている、いわゆる右ハンドル車であり、さらに前部のエンジンルームと、車室の前側とはダッシュパネルP(図10にのみ示す)によって仕切られている。尚、この明細書では、空調装置1の車体前側及び車体後側を、それぞれ単に前側及び後側とも呼ぶものとする。
【0015】
上記空調装置1は、図3に示すように、送風ユニット3と、該送風ユニット3からの空気を冷却した後、温度調節して車室へ供給する空調ユニット4と、送風ユニット3からの空気を空調ユニット4へ送る中間ダクト5とからなるものである。空調ユニット4は車幅方向の略中央部に配置される一方、送風ユニット3は、後述するように、該空調ユニット4から車体左側へ所定距離だけ離間して助手席の前方に配置されている。また、該送風ユニット3の下端は、空調ユニット4の下端よりも上方に位置付けられていて、助手席乗員の足元スペースを広く確保している。
【0016】
上記送風ユニット3は、その車幅方向の略中央部において左右に2つに分割されたケーシング6を備えており、それらはファスナ等を用いて一体化されている。そのケーシング6の上側には空調装置1へ空気を取り入れるための空気取入部7が設けられる一方、下側には取り入れた空気を上記空調ユニット4へ送風するための送風部8が設けられている。空気取入部7の上部には、図1に示すように、図示しないダクトを介して車室外の空気を取り入れるための外気取入口10と、車室内の空気を取り入れるための内気取入口11とが形成されていて、さらに、これらのうちのいずれか一方を閉状態とするとともに、他方を開状態とするように作動する内外気切替ダンパ12(図2のみに示す)が、該空気取入部7の内方に設けられている。
【0017】
詳しくは、上記空気取入部7の上部は、前後に隣接する2つの矩形状の傾斜面が互いに差し掛けられた屋根のような形状をなし、その前面部が後側ほど上方に位置し、また、後面部は前側ほど上方に位置し、それらの上縁同士が連繋していて、車幅方向から見て、略三角形の断面を有するように形成されている。上記前面部及び後面部にそれぞれ上記外気取入口10及び内気取入口11が矩形状に開口していて、さらに各取入口10、11にはグリル13が一体成形されている。一方、上記空気取入部7の側面部は、前面部及び後面部の対応する側縁同士を連繋するように設けられている。上記内外気切替ダンパ12は、各取入口10、11よりも大きい矩形状とされていて、その上縁に車幅方向に延びる軸を有し、この両端がそれぞれ上記空気取入部7の一対の側面部の上端側に支持されている。
【0018】
上記内外気切替ダンパ12の下端側には、空気取入部7の側面部に取り付けられたアクチュエータ15の出力軸が連結されるように、該側面部を貫通する連結部(図示せず)が設けられている。また、該側面部には、アクチュエータ15をねじ等により締結するためのボス部が一体成形されている。該アクチュエータ15は、車体に配設されている空調制御部(図示せず)からの信号を受けて作動するように構成されていて、空調制御部からの信号線は、アクチュエータ15のカプラ17に結線されるようになっている。
【0019】
そして、上記アクチュエータ15によって内外気切替ダンパ12がその軸周りに回動されて、外気取入口10を全開とする位置にされると内気取入口11が全閉とされて、外気のみを取り入れる外気取入モードとなる一方、該内外気切替ダンパ12がその状態から逆方向に回動されて、外気取入口10を全閉とする位置にされると内気取入口11が全開とされて、内気循環モードとなる。
【0020】
一方、上記空気取入部7の下部には、図5に示すように、取り入れた空気を濾過するためのフィルタ20が配設されるフィルタ配設部21が設けられており、図示しないが、このフィルタ配設部21の後側には開口が形成されていて、この開口からフィルタ20の交換が行えるようになっている。そして、この図において矢印で示すように、空気取入部7の上部から空気が取り入れられ、フィルタ20を通過し、送風部8に導入される。
【0021】
上記送風部8には、図6に示すように、送風ファン23である遠心式多翼ファンがその回転軸を上下方向に向けて配設され、さらにこの送風ファン23の下方にファン駆動モータ24が配設されている。この送風ファン23は、送風部8の外形状を構成するファンハウジング22に収容されていて、そのファンハウジング22には、送風ファン23の外周を囲んで該送風ファン23からの空気を中間ダクト5へ流出させる空気流出通路28が形成されている。この空気流出通路28は、その上流側が送風ファン23の車体右側における前後方向の略中央部に対応する部分に位置付けられ、ここから送風ファン23の車体前側、左側へと順に回り込んで、該送風ファン23の後側で空調ユニット4側へ略直線的に延びていて、その上流側から下流側へ向かって徐々に断面積が大きくなる渦巻き状の通路である。また、空気流出通路28の下流端は、ファンハウジング22の右側壁部22aの後側に開口していて、その開口が空気吹出口29とされ、ここに上記中間ダクト5の左端部が接続されている。
【0022】
そして、送風ファン23からのその外周に向かって送り出される空気の流れは、上記の如く渦巻き状に形成された空気流出通路内28で集合してから中間ダクト5に向かうことになるが、該空気流出通路28の外周側で相対的に風量の多い流れとなり、この結果として中間ダクト5内でも、空気流出通路28の外周側に対応する後側(車体前後方向一側)において相対的に風量の多い流れとなる。
【0023】
上記ファンハウジング22と中間ダクト5との接続構造について説明すると、空気流出通路28の下流端側は、上記ファンハウジング22の右側壁部22aにおける車体前後方向の略中央部から後端に亘って車体右側へ突出した突出部39の内部に形成されていて、上記空気吹出口29は該突出部39の右端面全体に開口している。この突出部39の上壁及び下壁は共に略水平に延びており、それぞれの後端側に上方及び下方へ延びる突片39a,39aが形成されている。一方、上記中間ダクト5の左端部の後端側には、図7及び図8に示すように、上下それぞれに上記突出部39の突片39a,39aと係合する爪部5a,5aが形成されており、これら各突片39a及び爪部5aによって中間ダクト5が送風ユニット3に固定されるようになっている。即ち、中間ダクト5は、各突片39aと爪部5aとの係止により、送風ユニット3に着脱自在に取り付けられている。
【0024】
上記中間ダクト5は、図9に示すように、その左端部から空調ユニット4の下端側へ向かって斜め下方へ延びるように形成されていて、詳細は後述するが、その右端部が、空調ユニット4の車体左側の下側に形成された空気導入口25を介して、該空調ユニット4の内部空間(導入空間)と連通している。すなわち、送風ユニット3と空調ユニット4とは、中間ダクト5の分だけ離れていて、該送風ユニット3からの空気は、図5の矢印で示すように、この中間ダクト5内を通過してスムーズに空調ユニット4へ送られるようになっている。
【0025】
上記空調ユニット4は、全体として上下方向に長く、かつ上記送風ユニット3のケーシング6よりも大型の矩形箱状に形成されたケーシング(筐体)30を備えており、該ケーシング30は底壁部31と、この底壁部31よりも上側の本体部32とに分割されていて、さらに、該本体部32は上記送風ユニット3と同様に、その車幅方向の略中央部において2つに分割されている。このケーシング30の内部には、図10に示すように、上記中間ダクト5が接続される空気導入口25よりも上方に冷凍サイクルの一要素であるエバポレータ(冷却用熱交換器)33が配設され、さらにその上方にはヒータコア(加熱用熱交換器)34が配設されている。また、この空調ユニット4のケーシング30の上部には、調和空気の吹出口が複数形成されており、上記図5に矢印で示すように、上記送風ユニット3からの空気の流れはこの空調ユニット4内で上方へ向かう流れとなる。
【0026】
上記空調ユニット4の空気導入口25は、全体として略台形状とされ、下縁は略水平に延びる一方、上縁は後側ほど上方に位置するように傾斜して直線的に延びている。すなわち、空気導入口25は、後述するエバポレータ33の傾斜配置に対応して、できるだけ大きな開口面積を確保できるような形状とされている。また、この空気導入口25の周縁には、その全周から車体左側へ略水平に延出したダクト接続部59が一体に設けられていて、このダクト接続部59に上記中間ダクト5の右端部が嵌合されている。即ち、中間ダクト5は、空調ユニット4に嵌合により着脱自在に取り付けられている。従って、中間ダクト5の右端部の上縁は、後側ほど上方に位置するように傾斜して延びる一方、左端部の上縁は上記の如く略水平に延びている。そして、これら中間ダクト5の右端部及び左端部の上縁同士を連繋するように上壁66が設けられていて、この上壁66に上記ファン駆動モータ24の回転数を制御するパワートランジスタ等の配設された制御回路26が取り付けられている。
【0027】
上記中間ダクト5の上壁66は、3つの平坦な面部から構成されていて、全体としては大略矩形状とされ、かつ、送風ユニット3から空調ユニット4に向けて徐々に下方へ向かうように傾斜している。該上壁66は、まず、その左前隅から右後隅に亘って延びる対角線に沿って2つに区分されていて、この対角線よりも後側の傾斜面部が上記送風ユニット3の空気吹出口29の上縁から空調ユニット4の空気導入口25の上縁に延びるように形成されていて、上記制御回路26の配設部75(配設座)とされている。また、上記対角線よりも前側の部分は、該対角線の略中央からこの上壁66の右前隅に亘って延びる直線に沿ってさらに2つに区分されている。
【0028】
上記中間ダクト5の配設部75に取り付けられている制御回路26は、大略矩形箱状とされ、若干、中間ダクト5の延びる方向に長く形成されている。この制御回路26は、大部分が中間ダクト5の内部を臨むようにして、残りの上端側のみが中間ダクト5の上壁66から突出するように取り付けられおり、その上端に上記空調制御部からのコネクタを接続するためのカプラ27が設けられている。この制御回路26の配設部75は、上記の如く空気吹出口29上縁から空気導入口25上縁に延びるように形成されているので、中間ダクト5内の空気の流れの障害とならず、制御回路26への冷却風の確保を容易にしている。
【0029】
上記の如く構成された中間ダクト5から空調ユニット4へ導入された空気は、まず、上記エバポレータ33を通過する。このエバポレータ33は、送風ユニット3からの空気を冷却する冷却用の熱交換器であり、例えばアルミニウム等の金属薄板から形成されたチューブを互いに同方向に延びるように多数積層して、隣り合うチューブの間に、同じく金属薄板から形成された波形のフィンを介在させたものである。このエバポレータ33のチューブ内には、冷凍サイクルにより生成される低温の冷媒が循環して、該エバポレータ33を通過する空気を冷却するようになっている。すなわち、このエバポレータ33には、図示しないが、チューブの両端側にそれぞれ該チューブと連通するタンクが設けられていて、一方のタンクはチューブの積層方向の中央部分に配設された仕切板によって流入タンク部と流出タンク部とに区画されている。そして、流入タンク部に流入した冷媒は、この流入タンク部に接続された上流側チューブを介して他方のタンクに流れ、その後、この他方のタンクから下流側チューブを介して上記一方のタンクの流出タンク部に至る。
【0030】
上記エバポレータ33は、チューブの延びる方向を車体前後方向に向け、かつ車幅方向に見て、該エバポレータ33の下端と上記空気導入口25の上縁とが略一致するように、傾斜した状態で配設されている。言い換えると、エバポレータ33の前端側は、空調ユニット4の下端部近傍に位置し、該エバポレータの後側が前側よりも上方に位置している。そして、空調ユニット4の下側の内部空間に導入された送風ユニット3からの空気は全てエバポレータ33を通過するようになっている。上記エバポレータ33の流入タンク部と流出タンク部とには、それぞれクーラパイプ(図示せず)が接続されていて、各クーラパイプは空調ユニット4のケーシング30における左側壁部30aからケーシング30の外方へ延出した後、車体前方へ延びるように成形されている。
【0031】
このエバポレータ33は、図10に示すように、後端部がケーシング30の内面側に設けられた上側及び下側のリブ81,82によって支持されており、前端部はケーシング30がエバポレータ33を支持するように変形したエバポレータ支持部84によって支持されている。上記リブ81,82は、車幅方向に延びていて、ケーシング30の右側半分、即ち二分割されるケーシング30の運転席側の分割部分にのみ設けられている。また、エバポレータ支持部84もケーシング30の右側半分のみに設けられていて、左半分側、即ち助手席側は、エバポレータ33の上方に空間を形成するように、エバポレータ33の上方に位置するケーシング30の車両前方側の面が外方へ膨出している膨出部83となっている。
【0032】
次に、交換等のためのエバポレータ33の取り外し方法について、模式図11〜14にて説明する。
【0033】
図11は、エバポレータ33取り外し作業前の空調装置1の後面模式図である。この状態からエバポレータ33取り外しのために、まず中間ダクト5を取り外す。中間ダクト5は、送風ユニット3からは、各爪部5aを各突片39aから係止を解除することにより、空調ユニット4からは、ダクト接続部59から嵌合を解除することにより容易に取り外すことができる。
【0034】
さらに、ダクト接続部59を外すことにより、図12に示すように、エバポレータ33を送風ユニット3側に抜き出せるようにする。そして、図中の矢印方向にエバポレータ33を抜き出していくが、インストルメントパネル2内のレイアウトの関係上、送風ユニット3と空調ユニット4とは上記所定距離だけ離間していて、その所定距離では、エバポレータ33を空調ユニット4のケーシング30から完全に抜き出す前に、エバポレータ33が送風ユニット3に接触してしまうという位置関係及びエバポレータ33の長さ関係となっている。つまり、空調ユニット4と送風ユニット3との間の距離が、エバポレータ33の車幅方向長さよりも短い。なお、エバポレータ33がリブ81,82によって支持されている間は、エバポレータ33は矢印の方向にのみ可動である。
【0035】
次に、エバポレータ33を送風ユニット3側へ抜き出していき、エバポレータ33が送風ユニット3に接触する少し前に、図13に示すように、エバポレータ33の送風ユニット3側の端部を下方に移動させる。このときには、エバポレータ33はリブ81,82の存しない位置にあるので、リブ81,82に邪魔されることなくケーシング30内で上方に移動することができ、エバポレータ33全体を傾斜させることができる。また、ケーシング30内のエバポレータ33が存する場所の前方側のケーシング30壁には、膨出部83が存しているので、エバポレータ33が傾斜していくときにその前方端部がケーシング30に接触することなく膨出部83が作り出す空間に退避して収まる。
【0036】
上記の如くエバポレータ33を傾斜させたら、図14に示すように、エバポレータ33を斜め下方向に抜き出して、送風ユニット3の下に取り出す。このようにして、空調ユニット4や送風ユニット3は移動させず、中間ダクト5とダクト接続部59だけを取り外すことにより、エバポレータ33を空調ユニット4から抜き出すことができる。エバポレータ33の取り外し・交換後、再びダクト接続部59と中間ダクト5とを取り付けて空調装置1は元の通りになる。
【0037】
また、エバポレータ33が上記の如く傾斜配置されているために、空気の冷却時に該エバポレータ33のチューブやフィンに発生した凝縮水は、そのチューブを伝わって前端側の部分まで流れ、そこから上記ケーシング30の底壁部31に落下するようになり、凝縮水をスムーズに排水できる。そして、底壁部31に落下した凝縮水は、該底壁部31のドレン部35を介して車外へ排出される。詳しくは、このドレン部35は、底壁部31の前端側における車体左側の部分に、該底壁部31と一体に形成されたドレン通路(図示せず)を備えていて、このドレン通路の上流端はケーシング30内に臨んで開口し、そこからケーシング30の左側壁部30aよりも車体左側へ突出するように延びて、さらに下流側の部分は上記クーラパイプと同様に車体前方へ延びており、その下流端が開口している。このように底壁部31の前端側にドレン部35が設けられているので、上記の如くエバポレータ33の前端側から落下した凝縮水は、素早く排出されるようになり、底壁部31の保水量を少なくすることができる。さらに、既述したように、送風ユニット3の下端が、空調ユニット4の下端よりも上方に位置付けられているため、上記凝縮水が送風ユニット3の方へ流れることがない。従って、送風ユニット3側のファン駆動モータ24等の電機部品がショートすることを防止できる。
【0038】
また、上記エバポレータ33の上方のヒータコア34は、該エバポレータ33を通過した空気を加熱する加熱用の熱交換器であり、該エバポレータ33と同様に積層されたチューブ及びフィンとからなるものとされ、該チューブ内にはエンジンからの高温の冷却水が循環して、該ヒータコア34を通過する空気を加熱するようになっている。このヒータコア34にも、上記エバポレータ33の各クーラパイプと同様に、エンジン冷却水を流入及び流出させる各ヒータパイプ(図示せず)が設けられていて、それぞれが、ケーシング30の左側壁部30aから外方へ延出した後、車体前方へ延びるように成形されている。従って、各ヒータパイプは、上記中間ダクト5の上方に位置することになるので、助手席乗員が接触することはなく、該ヒータパイプへの断熱部材の取り付けを省略できる。
【0039】
上記エバポレータ33とヒータコア34との間には、調和空気の温度を調節するための2つのエアミックスダンパ36、37が設けられている。このエアミックスダンパ36、37による温度調節は、エバポレータ33を通過した空気のうち、ヒータコア34を通過する空気量と該ヒータコア34をバイパスさせるバイパス通路38を通過する空気量との比率を変更することによって行われる。
【0040】
詳しくは、図10に示すように、空調ユニット4の内部は、ケーシング30の内側に一体成形された隔壁部40によってエバポレータ33の配設空間41と、ヒータコア34の配設空間42とに区画されている。この隔壁部40は、車幅方向から見ると、車体前側で略水平に延びる前側隔壁40aと、車体後側で逆V字状をなす後側隔壁40bとからなり、その前側隔壁40aと後側隔壁40bとには、それぞれ、エバポレータ配設空間41とヒータコア配設空間42とを連通させる2つの開口部43、44が形成されていて、上記エアミックスダンパ36、37により開閉されるようになっている。さらに、上記隔壁部40の後側隔壁部40bには、ヒータコア配設空間42の後側で上記バイパス通路38とエバポレータ配設空間41とを連通させる開口部48が形成されている。
【0041】
上記2つのエアミックスダンパ36、37は、内外気切替ダンパ12と同様に、各々が車幅方向に延びる軸を有しており、その両端がケーシング30に支持されていて、それぞれの車体左側の軸端に対して、上記ケーシング30の左側壁部30aに配設されたアクチュエータ45の出力軸がリンク機構46を介して連結されている。該アクチュエータ45は、内外気切替ダンパ12のアクチュエータ15と同様に、ケーシング左側壁部30aに突設されたボス部に固定されている。
【0042】
上記2つのエアミックスダンパ36、37は、上記したリンク機構46により連動しており、アクチュエータ45により前側及び後側開口部43、44のそれぞれを全開とする位置から、全閉とする位置まで回動するようになっている。この際、後側のエアミックスダンパ37は、上記後側開口部44を全開とする位置まで回動すると、上記バイパス通路38の上流端開口部48を全閉とするようになっていて、略全ての空気がヒータコア34を通過するようになる。尚、このエアミックスダンパ36、37のアクチュエータ45も上記内外気切替ダンパ12のアクチュエータ15と同様に、空調制御部の信号線が結線されるカプラ49(図3及び図5にのみ示す)を有している。
【0043】
尚、図示しないが、上記エバポレータ33には、その表面の温度を検出する温度センサが配設される一方、ヒータコア34にはその内部のエンジン冷却水の温度を検出する水温センサが配設されている。これら各センサの信号線は、空調ユニット4の左側壁部30aを貫通して延びていて、上記空調制御部に接続されるようになっている。
【0044】
さらに、上記空調ユニット4のケーシング30の上部には、車体後側の傾斜した部分にベント吹出口50,50,…が形成され、その前側の略水平な部分にデフロスト吹出口51,51が形成されている。さらに、該ケーシング30の上部における左側壁部30a及び右側壁部30bには、それぞれフット吹出口52(図10に右側のもののみ示す)が形成されている。上記ベント吹出口50,50,…は、ベントダクト(図示せず)を介して図4に示すインストルメントパネル2に設けられたベントグリル53,53,…に接続されており、各ベント吹出口50からの調和空気は主に乗員の上半身へ吹き出すようになっている。一方、上記デフロスト吹出口51,51は、デフロストダクト(図示せず)を介してインストルメントパネル2の前端側に設けられたデフロストグリル54,54に接続されており、各デフロスト吹出口51からの調和空気はフロントウインドの内面に向かって吹き出すようになっている。また、上記左右のフット吹出口52,52には、それぞれ下方へ延びるダクト56、57が接続されていて、両ダクト56、57は、インストルメントパネル2の下側における運転席乗員及び助手席乗員の足元近傍で開口しており、フット吹出口52,52からの調和空気を乗員の足元に向かって吹き出すようになっている。
【0045】
上記フット吹出口52,52に接続されたダクト56、57のうち、運転席側のダクト56は、ケーシング30の右側壁部30bから後側の壁部に回り込むように、該ケーシング30と一体的に設けられたもので、比較的、大きい断面積を有しており、後席乗員への調和空気も一緒に通過する後席用との兼用のダクトとされている。この兼用ダクト56のケーシング右側壁部30bに対応する部分の前側には、上記したように運転席乗員への調和空気の吹出用開口55,55が形成される一方、ケーシング30の後壁部に対応する部分の下端側には後席乗員へ調和空気を導くためのフロアダクト(図示せず)の上端部が接続される接続部58,58が形成されている。
【0046】
また、上記空調ユニット4のケーシング30内部には、上記吹出口50、51、52を開閉して調和空気の吹出方向を変更する2つの吹出方向切替ダンパ60、61が、上記エアミックスダンパ36、37と同様に設けられていて、これらは空調ユニット4のケーシング30における左側壁部30aに配設されたリンク機構62及び該左側壁部30aのボス部に固定されたアクチュエータ63により作動するようになっている。
【0047】
上記吹出方向切替ダンパ60、61のうちの前側のものは上記デフロスト吹出口51,51を開閉するデフロストダンパ60とされ、後側のものはベント吹出口50,50,…を開閉するベントダンパ61とされている。それぞれのダンパ60、61は上記リンク機構62により連動するようになっており、上記アクチュエータ63によって駆動されることで、それぞれが各吹出モードに対応した開度とされる。すなわち、この空調ユニット4は、2つのダンパ60、61の開閉状態によってベントモード、デフロストモード、フットモード、ベント及びフットの各吹出口50、52から吹き出すバイレベルモード等の各吹出モードに切り替え可能とされている。尚、この吹出方向切替ダンパ60、61のアクチュエータ63も上記内外気切替ダンパ12のアクチュエータ15と同様に、空調制御部の信号線が結線されるカプラ65(図3及び図5にのみ示す)を有している。
【0048】
次に、上記空調装置1の車体への取り付けについて、まず、送風ユニット3及び空調ユニット4のそれぞれの取付部について説明する。送風ユニット3の送風部8の左右両側には、それぞれ一対のケース一体型ブラケット部68が設けられ、また、上記フィルタ配設部21の空調ユニット4側から車体右側に向かって斜めに突出するケース一体型ブラケット部69が設けられている。一方、空調ユニット4の取付部は、上記ドレン部35に一体成形されたフランジ70と、ケーシング30上部の左右両側にそれぞれ設けられた一対のフランジ71,71とからなる。
【0049】
また、上記送風ユニット3及び空調ユニット4の取付部68〜71には貫通孔が形成される一方、上記ダッシュパネルPには、図示しないが、各貫通孔の位置に対応するように、スタッドボルトが取り付けられている。また、該ダッシュパネルPには、上記クーラパイプ及びヒータパイプと、ドレン通路との配設位置に対応して貫通孔が形成されている。そして、各ユニット3、4の取付部68〜71における貫通孔にスタッドボルトを挿通させるように空調装置1を車体に位置決めすると、上記クーラパイプ及びヒータパイプはダッシュパネルPの貫通孔からエンジンルームに臨むようになる。この状態で、スタッドボルトにナットを螺合させることによって空調装置1を車体に対して強固に固定することができ、また、各パイプにはエンジンルーム内の配管を接続する。なお、ドレン通路と排水パイプは、一体に形成されている。
【0050】
したがって、この実施形態に係る車両用空調装置によると、中間ダクト5が係止と嵌合とによって容易に着脱できるため、エバポレータ33を抜き出すための空間を、中間ダクト5を取り外すことによって簡単に作り出すことができる。そして、この空間に空調ユニット4からエバポレータ33を抜き出していくと完全に抜き出す前に送風ユニット3と接触してしまうが、そのように接触する直前には、空調ユニット4内に残っているエバポレータ33部分にリブ81,82が存せず、且つケーシング30が外方に膨れている膨出部83が対応するエバポレータ33部分の上方に存しているので、エバポレータ33の送風ユニット3側の端部を下方に移動させ、空調ユニット4内に残っているエバポレータ33部分を上方に移動させることにより、エバポレータ33全体を傾斜させることができ、その傾斜方向にエバポレータ33を抜き出すことにより、送風ユニット3と接触することなくエバポレータ33を完全に抜き出すことができる。
【0051】
(他の実施形態)
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他の種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態は、右ハンドル車の場合について説明しているが、本発明は送風ユニット3を車体右側に配置する左ハンドル車にも適用できる。また、本実施形態におけるダクト接続部59を中間ダクト5と一体化させて一つの部品としてもよい。
【0052】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に述べる効果を奏する。
【0053】
空調ユニットからエバポレータを送風ユニットの方へ、送風ユニットと接触直前まで抜き出すと、空調ユニット内に残存したエバポレータ部分には、支持のリブが存せず、且つケーシングのエバポレータ上方部分が外方に膨出しているので、エバポレータの送風ユニット側端部を下方に移動させ、空調ユニット内の残存エバポレータ部分を上方に移動させることができ、それによりエバポレータ全体を傾斜させて、エバポレータを斜め下に引き出して送風ユニットの下側に完全に抜き出すことができる。
【0054】
中間ダクトが、空調ユニット及び送風ユニットに着脱自在に取り付けられているので、エバポレータを抜き出すための空間を、中間ダクトを取り外すことにより容易に作り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空調装置の外観を示す左側後方からの斜視図である。
【図2】空調装置の外観を示す右側後方からの斜視図である。
【図3】空調装置の外観を示す後面図である。
【図4】空調装置の配設状態を示す説明図である。
【図5】空調装置の構造を示す図3相当図である。
【図6】送風ユニットのファンハウジングの構造を示す右側下方からの斜視図である。
【図7】中間ダクトの右側後方からの斜視図である。
【図8】中間ダクトの左側面図である。
【図9】中間ダクトの後面図である。
【図10】空調ユニットの内部構造を示す断面図である。
【図11】空調装置の後面模式図である。
【図12】中間ダクトとダクト接続部を取り外した空調装置の後面模式図である。
【図13】図12の状態からエバポレータを途中まで水平に抜き出した図である。
【図14】図13の状態からエバポレータを傾けた図である。
【符号の説明】
1 空調装置
2 インストルメントパネル
3 送風ユニット
4 空調ユニット
5 中間ダクト
30 空調ユニットケーシング(筐体)
33 エバポレータ(冷却用熱交換器)
81,82 リブ
83 膨出部

Claims (2)

  1. 自動車のインストルメントパネル内に、車幅方向略中央部に配設され且つ少なくとも冷却用熱交換器を有する空調ユニットと、該空調ユニットの助手席側に配設され且つ空調ユニットへ空気を送る送風ユニットと、該空調ユニットと送風ユニットとを接続する中間ダクトとを備えた車両用空調装置において、
    上記空調ユニットと上記送風ユニットとの間の距離が、上記冷却用熱交換器の車幅方向長さよりも短く設定されており、
    上記空調ユニットは、筐体と、該筐体の車両前側の内面及び車両後側の内面のうち少なくとも一方に設けられ、車幅方向に延び且つ上記冷却用熱交換器を支持するリブとを備え、
    上記リブは、車幅方向長さが上記空調ユニットと上記送風ユニットとの間の距離よりも短く設定され且つ筐体の運転席側に偏在し、
    上記冷却用熱交換器の助手席側部分の上方に位置する上記筐体の車両前側の面及び車両後側の面のうち少なくとも一方が外方に膨出した膨出部を備え、冷却用熱交換器を上記筐体から送風ユニットの方へ冷却用熱交換器の運転席側端部が上記リブの助手席側端部から離れるまで抜き出して、冷却用熱交換器の送風ユニット側端部を下方に移動させ且つ冷却用熱交換器の空調ユニット内の残存部分の一部が該膨出部に退避可能なように該残存部分を上方に移動させ冷却用熱交換器を傾斜させて送風ユニットの下側に抜き出すことが可能に構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1において、
    上記中間ダクトは、上記空調ユニット及び送風ユニットに、着脱自在に取り付けられていることを特徴とする車両用空調装置。
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