JP4670262B2 - コモンモードノイズフィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、各種電子機器に使用される小型で積層型のコモンモードノイズフィルタに関するものである。
図10は、従来のコモンモードノイズフィルタの分解斜視図である。
従来のコモンモードノイズフィルタは、図10に示すように、第1〜第4の絶縁層1a〜1dの各々の上面にそれぞれ第1〜第4の導体2a、2b、3a、3bを設け、そして第1の導体2aと渦巻き状の第2の導体2bとをバイア電極4aを介して接続することにより第1のコイル2を形成するとともに、渦巻き状の第3の導体3aと第4の導体3bとをバイア電極4bを介して接続することにより第2のコイル3を形成し、さらに第4の導体3bの上面に磁性体からなる第5の絶縁層1eを設けていた。
また、前記第2の絶縁層1b〜第4の絶縁層1dは非磁性体で構成するとともに、この非磁性体で構成された第2の絶縁層1b〜第4の絶縁層1dに、渦巻き状の第2の導体2bおよび第3の導体3aの渦巻きの内側に位置する磁性部5をそれぞれ1つ設けていた。
なお、磁性部5は第2の絶縁層1b〜第4の絶縁層1dにそれぞれ孔を設けた後、ペースト状の磁性材料を充填、熱硬化することにより形成していた。
上記のような構成とすることにより、第1のコイル2と第2のコイル3の間を交差する磁界を強めて、第1のコイル2と第2のコイル3のコモンモード成分のインピーダンスを大きくし、これにより、コモンモードノイズを除去するようにしていた。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2001−76930号公報
上記した従来のコモンモードノイズフィルタにおいては、磁性部5をそれぞれ1つしか設けていないため、磁性部5を設けるための孔の径を大きくする必要があるが、孔の径を大きくすれば充填時においてペースト状の磁性材料は表面張力の影響を受け易いため、磁性部5の充填量が孔の容積よりも小さくなり、これにより、磁性部5の周辺に空間が生じるため、第1のコイル2と第2のコイル3との間を交差する磁界が弱くなり、この結果、第1のコイル2、第2のコイル3のコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができないという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、コモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができるコモンモードノイズフィルタを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、第1の絶縁層および第5の絶縁層を磁性体で構成し、かつ第2〜第4の絶縁層を非磁性体で構成するとともに、第3の絶縁層において第2の導体および第3の導体の渦巻きの内側に貫通孔を形成し、この貫通孔に磁性材料からなる磁性部を複数設け、さらに前記第2の導体の渦巻きの中心部、前記第3の導体の渦巻きの中心部をそれぞれ複数の磁性部に囲まれた部分に位置させたもので、磁性部を設けるための孔の径が小さくて済むため、充填時においてペースト状の磁性材料は表面張力の影響を受けにくくなり、これにより、磁性部の充填量が孔の容積とほぼ同じになるため、磁性部の周辺に空間はほとんど生じず、この結果、第1のコイルと第2のコイルとの間を交差する磁界が強くなり、第1のコイル、第2のコイルのコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができる。また、空間がほとんど生じないため、クラックの防止も図ることができるという作用効果が得られるものである。
以上のように本発明のコモンモードノイズフィルタは、第1の絶縁層の上面に設けられた第1の導体と、前記第1の導体の上面に設けられた第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層に設けられた第1のバイア電極と、前記第2の絶縁層の上面に設けられかつ前記第1の導体に前記第1のバイア電極を介して接続されてこの第1の導体とにより第1のコイルを構成する渦巻き状の第2の導体と、前記第2の導体の上面に設けられた第3の絶縁層と、前記第3の絶縁層の上面に設けられた渦巻き状の第3の導体と、前記第3の導体の上面に設けられた第4の絶縁層と、前記第4の絶縁層に設けられた第2のバイア電極と、前記第4の絶縁層の上面に設けられかつ前記第3の導体に前記第2のバイア電極を介して接続されてこの第3の導体とにより第2のコイルを構成する第4の導体と、前記第4の導体の上面に設けられた第5の絶縁層と、前記第1〜第4の導体の各々の一端部にそれぞれ接続された第1〜第4の引出電極とを備え、前記第1の絶縁層および第5の絶縁層を磁性体で構成し、かつ前記第2〜第4の絶縁層を非磁性体で構成するとともに、前記第3の絶縁層において前記第2の導体および第3の導体の渦巻きの内側に貫通孔を形成し、この貫通孔に磁性材料からなる磁性部を複数設け、さらに前記第2の導体の渦巻きの中心部、前記第3の導体の渦巻きの中心部をそれぞれ複数の磁性部に囲まれた部分に位置させているため、磁性部を設けるための孔の径が小さくて済み、これにより、充填時においてペースト状の磁性材料は表面張力の影響を受けにくくなるため、磁性部の充填量が孔の容積とほぼ同じになり、磁性部の周辺に空間はほとんど生じず、この結果、第1のコイルと第2のコイルとの間を交差する磁界が強くなるため、第1のコイル、第2のコイルのコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができるという効果を奏するものである。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1に記載の発明について説明する。
図1は本発明の実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタの分解斜視図、図2は同コモンモードノイズフィルタの斜視図である。
本発明の実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタは、図1に示すように、第1の絶縁層11の上面に設けられた第1の導体12と、前記第1の導体12の上面に設けられた第2の絶縁層13と、前記第2の絶縁層13の上面に設けられかつ前記第1の導体12に接続された渦巻き状の第2の導体14と、前記第2の導体14の上面に設けられた第3の絶縁層15と、前記第3の絶縁層15の上面に設けられた渦巻き状の第3の導体16と、前記第3の導体16の上面に設けられた第4の絶縁層17と、前記第4の絶縁層17の上面に設けられかつ前記第3の導体16に接続された第4の導体18と、前記第4の導体18の上面に設けられた第5の絶縁層19とを備えている。
そして、前記第1の導体12とこの第1の導体12に接続された第2の導体14とにより第1のコイル20が構成され、かつ第3の導体16とこの第3の導体16に接続された第4の導体18とにより第2のコイル21が構成されている。
また、前記第1の絶縁層11、第5の絶縁層19は磁性体で構成し、かつ第2の絶縁層13、第3の絶縁層15、第4の絶縁層17は非磁性体で構成している。
そしてまた、前記第3の絶縁層15において第2の導体14および第3の導体16の渦巻きの内側に磁性材料からなる磁性部22を複数設けている。
上記構成において、前記第1の絶縁層11は、Fe23をベースとしたフェライト等の磁性材料によりシート状に構成されているもので、絶縁性を有している。
前記第1の導体12は、銀等の導電材料をめっきすることにより形成されるもので、第1の絶縁層11の上面に設けられている。また、この第1の導体12の一端部には、第1の絶縁層11の側部に露出する第1の引出電極23が接続されている。
前記第2の絶縁層13は、Cu−Znフェライト、ガラスセラミック等の非磁性材料によりシート状に構成されているもので、絶縁性を有し、かつ第1の導体12の上面に設けられている。また、この第2の絶縁層13の中央部には第1のバイア電極24が形成されている。なお、この第1のバイア電極24は、第1の導体12の他端部12aと接続されている。
前記第2の導体14は、渦巻き状に銀等の導電材料をめっきすることにより形成されるもので、第2の絶縁層13の上面に設けられている。また、この第2の導体14の一端部には、第2の絶縁層13の側部に露出する第2の引出電極25が接続されている。そしてまた、この第2の導体14の他端部14a、すなわち渦巻きの中心部は第1のバイア電極24と接続され、これにより、第1のバイア電極24を介して第1の導体12の他端部12aと第2の導体14の他端部14aとが電気的に接続されるため、第1の導体12と第2の導体14は接続されることになり、これにより、第1の導体12と第2の導体14とからなる第1のコイル20が形成される。
前記第3の絶縁層15は、Cu−Znフェライト、ガラスセラミック等の非磁性材料によりシート状に構成されているもので、絶縁性を有し、かつ第2の導体14の上面に設けられている。
また、前記第3の絶縁層15を介して上下方向に隣り合う第2の導体14と第3の導体16は、互いに磁気的な影響を及ぼし合うため、第1のコイル20と第2のコイル21との間で磁気結合することになり、これにより、第1のコイル20、第2のコイル21のコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができる。
そしてまた、この第3の絶縁層15において、その中央部には第2の導体14および第3の導体16の渦巻きの内側に位置するように磁性材料からなる磁性部22が4つ設けられている。そして、この磁性部22は、第3の絶縁層15を貫通する孔にFe23をベースとしたフェライト等の磁性材料を充填することにより形成している。また、この磁性部22は渦巻き状の第2の導体14および第3の導体16における最も内側にある導体よりも内側に形成され、かつ第2の導体14および第3の導体16とは接触しないように設けられている。
なお、磁性部22は、複数であれば必ずしも4つ設ける必要はないし、第3の絶縁層15を貫通させる必要もない。また、磁性部22の材料として、磁性材料からなる第1の絶縁層11等と同じ材料を用いれば、コスト面で有利である。さらに、同一の絶縁層には、異なる材料からなる磁性部22とバイア電極24、27の両方を設けないようにすれば、容易に磁性部22あるいはバイア電極24、27を形成することができる。
前記第3の導体16は、渦巻き状に銀等の導電材料をめっきすることにより形成されるもので、第3の絶縁層15の上面に設けられている。また、この第3の導体16の一端部には、第3の絶縁層15の側部に露出する第3の引出電極26が接続されている。そしてまた、この第3の導体16は、その大部分が第2の導体14と第3の絶縁層15を介して上面視にて重なるように対向している。
前記第4の絶縁層17は、Cu−Znフェライト、ガラスセラミック等の非磁性材料によりシート状に構成されているもので、絶縁性を有し、かつ第3の導体16の上面に設けられている。また、この第4の絶縁層17の中央部には第2のバイア電極27が形成されている。なお、この第2のバイア電極27は、第3の導体16の他端部16aすなわち渦巻きの中心部と接続されている。
また、前記第3の絶縁層15の厚みは、第2の絶縁層13および第4の絶縁層17の厚みより厚くなっている。
前記第4の導体18は、銀等の導電材料をめっきすることにより形成されるもので、第4の絶縁層17の上面に設けられている。また、この第4の導体18の一端部には、第4の絶縁層17の側部に露出する第4の引出電極28が接続されている。そしてまた、この第4の導体18の他端部18a、すなわち渦巻きの中心部は第2のバイア電極27と接続されているもので、これにより、第2のバイア電極27を介して第3の導体16の他端部16aと第4の導体18の他端部18aとが電気的に接続されるため、第3の導体16と第4の導体18は接続されることになり、これにより、第3の導体16と第4の導体18とからなる第2のコイル21が形成される。なお、前記第2の導体14、第3の導体16を渦巻き状にすることによって、第1のコイル20、第2のコイル21のインピーダンスを大きくすることができる。また、第1のバイア電極24および第2のバイア電極27は、それぞれ第2の絶縁層13を貫通する孔および第4の絶縁層17を貫通する孔に銀等の導電体を充填することにより構成している。
前記第5の絶縁層19は、Fe23をベースとしたフェライト等の磁性材料によりシート状に構成されているもので、絶縁性を有し、かつ第4の導体18の上面に設けられている。
ここで、前記第2の絶縁層13、第3の絶縁層15、第4の絶縁層17において、非磁性材料としてフェライト系のものを使用すると、第1の絶縁層11、第5の絶縁層19とともにフェライト同士となるため、各絶縁層を同時に焼成しても、各絶縁層の接合性が良くなり、安定した製品ができる。
なお、前記第1の絶縁層11の下面と第5の絶縁層19の上面にはダミー絶縁層29が設けられているもので、このダミー絶縁層29は、シート状に構成され、絶縁性を有しているが、その材料は磁性材料、非磁性材料のどちらで構成しても構わない。また、第1〜第5の絶縁層11、13、15、17、19、ダミー絶縁層29の枚数は、図1に示された枚数に限られるものではない。
そして、上記した構成により、ノイズフィルタ本体部30が形成される。また、このノイズフィルタ本体部30の両側面には、第1〜第4の外部電極31、32、33、34が設けられ、そしてこの第1〜第4の外部電極31、32、33、34はそれぞれ前記第1〜第4の引出電極23、25、26、28と接続されている。
上記したように、上下方向に隣り合い互いに磁気的な影響を及ぼし合う第2の導体14と第3の導体16は渦巻き状にしているため、互いに磁気的に影響を及ぼす導体の長さは長くなり、さらに、磁性を有する第1の絶縁層11、第5の絶縁層19の磁界を効果的に活用でき、この結果、第1のコイル20と第2のコイル21のコモンモード成分のインピーダンスが大きくなるものである。
なお、前記第1の導体12、第4の導体18の形状は、コモンモードノイズ成分のインピーダンスが小さくならなければ、特に限定されるものではないが、図1に示すような形状にすれば、第1の導体12、第4の導体18のディファレンシャル成分のインピーダンスが低くなり、その分だけコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができる。
また、第1〜第4の引出電極23、25、26、28も銀等の導電材料をめっきすることにより形成するが、この場合、第1〜第4の引出電極23、25、26、28は、第1〜第4の導体12、14、16、18と同時に同じ材料で形成するのが好ましい。なお、第1〜第4の導体12、14、16、18および第1〜第4の引出電極23、25、26、28は、めっきで形成するのではなく、その他の印刷や蒸着等の方法で形成してもよい。
次に、本発明の実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタの製造方法について説明する。
図1、図2において、まず、それぞれの原材料である磁性材料や非磁性材料の粉体および樹脂からなる混合物により、方形の第1〜第5の絶縁層11、13、15、17、19、ダミー絶縁層29をそれぞれ所定枚数作製する。このとき、第2の絶縁層13、第4の絶縁層17の所定箇所に、レーザ、パンチング等で孔あけ加工をし、この孔に銀を充填して、第1、第2のバイア電極24、27を形成する。さらに、第3の絶縁層15の中央部に孔を複数設け、その孔にペースト状の磁性材料を充填し、磁性部22を複数形成する。
次に、所定枚数のダミー絶縁層29の上面に、第1の絶縁層11を配置する。
次に、第1の絶縁層11の上面に、第1の導体12および第1の引出電極23を、めっきによって形成する。
次に、第1の導体12の上面に、第1のバイア電極24が設けられた第2の絶縁層13を配置する。このとき、第1の導体12の他端部12aと第1のバイア電極24とを接続する。
次に、第2の絶縁層13の上面に、渦巻き状の第2の導体14および第2の引出電極25をめっきによって形成する。このとき、第2の導体14の他端部14aと第1のバイア電極24とを接続する。
次に、第2の導体14の上面に、磁性部22が形成された第3の絶縁層15を配置する。
次に、第3の絶縁層15の上面に、渦巻き状の第3の導体16および第3の引出電極26をめっきによって形成する。このとき、第2の導体14、第3の導体16は、最も内側にある導体よりも内側に磁性部22が位置するように設ける。
次に、第3の導体16の上面に、第2のバイア電極27が設けられた第4の絶縁層17を配置する。このとき、第3の導体16の他端部16aと第2のバイア電極27とを接続する。
次に、第4の絶縁層17の上面に、第4の導体18および第4の引出電極28を、めっきによって形成する。このとき、第4の導体18の他端部18aと第2のバイア電極27とを接続する。
なお、第1の導体12、第2の導体14、第3の導体16、第4の導体18の形成方法は、別途用意したベース板(図示せず)に所定パターン形状の導体をめっきによって形成し、その後、この導体を各絶縁層に転写することにより形成する。
次に、第4の導体18の上面に、第5の絶縁層19を配置し、その後、第5の絶縁層19の上面に所定枚数のダミー絶縁層29を配置して、ノイズフィルタ本体部30を形成する。
なお、上記製造工程において、製造上の効率を向上させるために、各絶縁層に第1の導体12、第2の導体14、第3の導体16、第4の導体18をそれぞれ複数設けた後、各個片に切断するようにして、同時に複数のノイズフィルタ本体部30を得るようにしてもよい。
次に、ノイズフィルタ本体部30を所定の温度、時間で焼成する。
次に、ノイズフィルタ本体部30の両側面に、第1〜第4の引出電極23、25、26、28とそれぞれ接続されるように銀を印刷することにより、第1〜第4の外部電極31、32、33、34を形成する。
最後に、第1〜第4の外部電極31、32、33、34の表面にめっきによってニッケルめっき層を形成するとともに、さらにこのニッケルめっき層の表面にめっきによってすずやはんだ等の低融点金属めっき層を形成する。
上記した本発明の実施の形態1においては、第1の絶縁層11の上面に設けられた第1の導体12と、前記第1の導体12の上面に設けられた第2の絶縁層13と、前記第2の絶縁層13に設けられた第1のバイア電極24と、前記第2の絶縁層13の上面に設けられかつ前記第1の導体12に前記第1のバイア電極24を介して接続されてこの第1の導体12とにより第1のコイル20を構成する渦巻き状の第2の導体14と、前記第2の導体14の上面に設けられた第3の絶縁層15と、前記第3の絶縁層15の上面に設けられた渦巻き状の第3の導体16と、前記第3の導体16の上面に設けられた第4の絶縁層17と、前記第4の絶縁層17に設けられた第2のバイア電極27と、前記第4の絶縁層17の上面に設けられかつ前記第3の導体16に前記第2のバイア電極27を介して接続されてこの第3の導体16とにより第2のコイル21を構成する第4の導体18と、前記第4の導体18の上面に設けられた第5の絶縁層19と、前記第1〜第4の導体12、14、16、18の各々の一端部にそれぞれ接続された第1〜第4の引出電極23、25、26、28とを備え、前記第1の絶縁層11および第5の絶縁層19を磁性体で構成し、かつ前記第2〜第4の絶縁層13、15、17を非磁性体で構成するとともに、前記第3の絶縁層15において前記第2の導体14および第3の導体16の渦巻きの内側に貫通孔を形成し、この貫通孔に磁性材料からなる磁性部22を複数設け、さらに前記第2の導体14の渦巻きの中心部、前記第3の導体15の渦巻きの中心部をそれぞれ複数の磁性部22に囲まれた部分に位置させているため、磁性部22を設けるための孔の径が小さくて済み、これにより、充填時においてペースト状の磁性材料は表面張力の影響を受けにくくなるため、磁性部22の充填量が孔の容積とほぼ同じになり、磁性部22の周辺に空間はほとんど生じず、この結果、第1のコイル20と第2のコイル21との間を交差する磁界が強くなるため、第1のコイル20、第2のコイル21のコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができる。また、空間がほとんど生じないため、クラックの防止も図ることができる。
さらに、第1のコイル20、第2のコイル21を構成しかつ磁界が発生する第1〜第4の導体12、14、16、18は非磁性体に設けているため、磁束の漏れを少なくすることができ、これにより、第1のコイル20と第2のコイル21との間の磁気結合が強まるため、第1のコイル20、第2のコイル21のコモンモード成分のインピーダンスをさらに大きくすることができる。
そして、第1のコイル20と第2のコイル21との間、すなわち磁気結合する第2の導体14と第3の導体16との間に位置する第3の絶縁層15に磁性材料を設けることができ、これにより、第1のコイル20と第2のコイル21の間を交差する磁界を強めることができるため、第1のコイル20、第2のコイル21のコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができる。
このとき、図3に示すように、第2の導体14の他端部14a、第3の導体16の他端部16aすなわち渦巻きの中心部を、複数の磁性部22に囲まれた部分に位置させるようにしてもよく、この場合は、第2の導体14および第3の導体16の渦巻きの中心部を延長することができるため、延長された導体の長さの分だけ、互いに磁気的に影響を及ぼす導体の長さを長くすることができ、これにより、コモンモード成分のインピーダンスをさらに大きくすることができる。
また、磁性部22は、第2の導体14、第3の導体16の渦巻きの内側のみに設けたが、図4に示すように、磁性部22を第2の導体14、第3の導体16の渦巻きの外側にも設けるようにしてもよい。このとき、磁性部22は、渦巻き状の第2の導体14、第3の導体16の最も外側にある導体よりも外側、すなわち第3の絶縁層15の周囲部に設けるようにする。これにより、第1のコイル20、第2のコイル21の内側だけでなく、外側においても第1のコイル20と第2のコイル21の間を交差する磁界を強めることができるため、コモンモード成分のインピーダンスをさらに大きくすることができる。なお、図4において、磁性部22は第3の絶縁層15の周囲の4辺に、第3の絶縁層15から露出するようにそれぞれ設けているが、必ずしも4辺すべてに設ける必要はなく、また第3の絶縁層15から露出させる必要もない。さらに、第2の導体14、第3の導体16を囲むように連続して設けるようにしてもよい。
そしてまた、磁性部22は、第2の導体14、第3の導体16と接触しないように設けたが、図5に示すように、磁性部22を第2の導体14、第3の導体16の一部と上面視にて接触するように設けてもよく、この場合は、磁性部22の大きさを大きくできるため、コモンモード成分のインピーダンスをさらに大きくすることができる。
ここで、図3〜図5は、説明を簡単にするために、第3の絶縁層15、第3の導体16、磁性部22のみを示す。
また、前記磁性部22は第3の絶縁層15のみに設けたが、図6に示すように、磁性部22を第4の絶縁層17にも設けるようにしてもよい。このとき、第3の絶縁層15に設けられた磁性部22と連続してもよいし、連続しなくてもよく、この場合は、第1のコイル20と第2のコイル21の間を交差する磁界をさらに強めることができるため、コモンモード成分のインピーダンスをさらに大きくすることができる。なお、図6においては、磁性部22を第4の絶縁層17に設けるようになっているが、第2の絶縁層13に設けてもよく、あるいは第2の絶縁層13、第4の絶縁層17の両方に設けてもよい。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項2〜4に記載の発明について説明する。
図7は本発明の実施の形態2におけるコモンモードノイズフィルタの分解斜視図である。なお、上記した本発明の実施の形態1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付しその説明を省略する。
図7において、上記した本発明の実施の形態1と相違する点は、第4の引出電極28を、第1の引出電極23が設けられた第1の絶縁層11の同一面に設けるようにした点である。なお、図7においては、第4の引出電極28は第2の絶縁層13に隠れているため、図示されていない。
この場合は、第2のバイア電極27を、第2の絶縁層13および第3の絶縁層15に設け、かつ第4の導体18および第4の引出電極28を第1の絶縁層11の上面に設けて、第3の導体16の他端部16aと第4の導体18とを接続する必要がある。また、第1の引出電極23は、第4の引出電極28が設けられた第4の絶縁層17の同一面に設けるようにしてもよく、このようにした場合は、第1の引出電極23、第4の引出電極28が同一面内に設けられることになるため、第1の引出電極23、第4の引出電極28同士でも磁気結合させることができ、これにより、第1のコイル20と第2のコイル21との間の磁気結合が強まるため、コモンモード成分のインピーダンスをさらに大きくすることができる。
また、第1〜第4の引出電極23、25、26、28のそれぞれの幅は、第1〜第4の導体12、14、16、18のそれぞれの幅より広くしてもよく、このようにした場合は、第1のコイル20と第2のコイル21との磁気結合に関係しない第1〜第4の導体12、14、16、18の磁気的な影響を低減することができるため、磁気結合する部分のほとんどを互いに磁気的な影響を及ぼし合う第2の導体14と第3の導体16とにすることができ、これにより、コモンモード成分のインピーダンスをさらに大きくすることができる。
そしてまた、第1の導体12および第4の導体18のそれぞれの幅は、第2の導体14および第3の導体16のそれぞれの幅より広くしてもよく、このようにした場合は、第1の導体12および第4の導体18で発生するディファレンシャルモード成分のインピーダンスを小さくできるため、その分だけ第1のコイル20、第2のコイル21のコモンモード成分のインピーダンスをさらに大きくすることができる。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項5、6に記載の発明について説明する。
図8は本発明の実施の形態3におけるコモンモードノイズフィルタの分解斜視図である。なお、上記した本発明の実施の形態1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付しその説明を省略する。
図8において、上記した本発明の実施の形態1と相違する点は、第2の絶縁層13、第4の絶縁層17の厚みを20μm以下とした点である。
このようにした場合、第1の絶縁層11と第2の導体14との距離および第5の絶縁層19と第3の導体16との距離をそれぞれ短くでき、これにより、磁性体で構成された第1の絶縁層11および第5の絶縁層19で発生する磁界を有効に活用できるため、第1のコイル20、第2のコイル21のコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができる。このとき、磁性部22は複数でも、あるいは1個でもよい。
図9は、本発明の実施の形態3におけるコモンモードノイズフィルタにおいて、第2の絶縁層13および第4の絶縁層17の厚みと、第1のコイル20、第2のコイル21の結合係数との関係を示す図である。
このとき、試料として、第3の絶縁層15の厚みを26μmとした図1に示す構造を備えたコモンモードノイズフィルタを作製した。そして、その結合係数が0.96以下のものを不良とした。なお、この結合係数が大きいほど、第1のコイル20、第2のコイル21のコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができる。
図9から明らかなように、第2の絶縁層13および第4の絶縁層17の厚みは20μm以下にする必要があることがわかる。20μmより厚いと磁性を有する第1の絶縁層11、第5の絶縁層19の磁界を効果的に活用できないからである。なお、第2の絶縁層13および第4の絶縁層17の厚みが20μm以下のときは、第3の絶縁層15の厚みを厚くしても結合係数は高いまま、かつほとんど変動はなかった。
また、第2の絶縁層13および第4の絶縁層17の厚みの下限値は、要求される特性に応じて適宜決めればよいが、取り扱い易さを考慮して例えば5μm以上とするのが好ましい。
さらに、第3の絶縁層15の厚みは、第2の絶縁層13および第4の絶縁層17の厚みより厚くしているもので、これにより、第3の絶縁層15を介して設けられた第2の導体14と第3の導体16との間、すなわち第1のコイル20と第2のコイル21との間で絶縁不良やマイグレーション等が発生するのを防止することができ、かつ第2の絶縁層13、第4の絶縁層17の厚みを薄くできるため、第1の絶縁層11と第2の導体14との距離、第5の絶縁層19と第3の導体16との距離をそれぞれ短くすることができ、これにより、第5の絶縁層19が磁性体で構成されている場合、磁性体で構成された第1の絶縁層11、第5の絶縁層19で発生する磁界を有効に活用できるため、第1のコイル20、第2のコイル21のコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができる。
なお、上記本発明の実施の形態1〜3におけるコモンモードノイズフィルタにおいては、第1のコイル20、第2のコイル21をそれぞれ1つ設けたが、第1のコイル20、第2のコイル21をそれぞれ複数設けたアレイタイプとしてもよい。
本発明に係るコモンモードノイズフィルタは、第1のコイル、第2のコイルのコモンモード成分のインピーダンスを大きくすることができ、携帯電話、情報機器等のノイズ対策として使用されるノイズフィルタ等として有用である。
本発明の実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタの分解斜視図 同コモンモードノイズフィルタの斜視図 同コモンモードノイズフィルタの他の例を示す主要部の斜視図 同コモンモードノイズフィルタの他の例を示す主要部の斜視図 同コモンモードノイズフィルタの他の例を示す主要部の斜視図 同コモンモードノイズフィルタの他の例を示す分解斜視図 本発明の実施の形態2におけるコモンモードノイズフィルタの分解斜視図 本発明の実施の形態3におけるコモンモードノイズフィルタの分解斜視図 同コモンモードノイズフィルタにおいて、第2の絶縁層および第4の絶縁層の厚みと、第1のコイル、第2のコイルの結合係数との関係を示す図 従来のコモンモードノイズフィルタの分解斜視図
符号の説明
11 第1の絶縁層
12 第1の導体
13 第2の絶縁層
14 第2の導体
15 第3の絶縁層
16 第3の導体
17 第4の絶縁層
18 第4の導体
19 第5の絶縁層
20 第1のコイル
21 第2のコイル
22 磁性部
23 第1の引出電極
25 第2の引出電極
26 第3の引出電極
28 第4の引出電極

Claims (7)

  1. 第1の絶縁層の上面に設けられた第1の導体と、前記第1の導体の上面に設けられた第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層に設けられた第1のバイア電極と、前記第2の絶縁層の上面に設けられかつ前記第1の導体に前記第1のバイア電極を介して接続されてこの第1の導体とにより第1のコイルを構成する渦巻き状の第2の導体と、前記第2の導体の上面に設けられた第3の絶縁層と、前記第3の絶縁層の上面に設けられた渦巻き状の第3の導体と、前記第3の導体の上面に設けられた第4の絶縁層と、前記第4の絶縁層に設けられた第2のバイア電極と、前記第4の絶縁層の上面に設けられかつ前記第3の導体に前記第2のバイア電極を介して接続されてこの第3の導体とにより第2のコイルを構成する第4の導体と、前記第4の導体の上面に設けられた第5の絶縁層と、前記第1〜第4の導体の各々の一端部にそれぞれ接続された第1〜第4の引出電極とを備え、前記第1の絶縁層および第5の絶縁層を磁性体で構成し、かつ前記第2〜第4の絶縁層を非磁性体で構成するとともに、前記第3の絶縁層において前記第2の導体および第3の導体の渦巻きの内側に貫通孔を形成し、この貫通孔に磁性材料からなる磁性部を複数設け、さらに前記第2の導体の渦巻きの中心部、前記第3の導体の渦巻きの中心部をそれぞれ複数の磁性部に囲まれた部分に位置させたコモンモードノイズフィルタ。
  2. 第1の引出電極および第4の引出電極を、第1の絶縁層または第4の絶縁層の同一面に設けるようにした請求項1記載のコモンモードノイズフィルタ。
  3. 第1〜第4の引出電極のそれぞれの幅を、第1〜第4の導体のそれぞれの幅より広くした請求項1記載のコモンモードノイズフィルタ。
  4. 第1の導体および第4の導体のそれぞれの幅を、第2の導体および第3の導体のそれぞれの幅より広くした請求項1記載のコモンモードノイズフィルタ。
  5. 磁性部と第1、第5の絶縁層とを同じ材料で構成した請求項1記載のコモンモードノイズフィルタ。
  6. 第1の絶縁層の上面に設けられた第1の導体と、前記第1の導体の上面に設けられた第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層に設けられた第1のバイア電極と、前記第2の絶縁層の上面に設けられかつ前記第1の導体に前記第1のバイア電極を介して接続されてこの第1の導体とにより第1のコイルを構成する渦巻き状の第2の導体と、前記第2の導体の上面に設けられた第3の絶縁層と、前記第3の絶縁層の上面に設けられた渦巻き状の第3の導体と、前記第3の導体の上面に設けられた第4の絶縁層と、前記第4の絶縁層に設けられた第2のバイア電極と、前記第4の絶縁層の上面に設けられかつ前記第3の導体に前記第2のバイア電極を介して接続されてこの第3の導体とにより第2のコイルを構成する第4の導体と、前記第4の導体の上面に設けられた第5の絶縁層と、前記第1〜第4の導体の各々の一端部にそれぞれ接続された第1〜第4の引出電極とを備え、前記第1の絶縁層および第5の絶縁層を磁性体で構成し、かつ前記第2〜第4の絶縁層を非磁性体で構成するとともに、前記第3の絶縁層において前記第2の導体および第3の導体の渦巻きの内側に貫通孔を形成し、この貫通孔に磁性材料からなる磁性部を複数設け、前記第2、第4の絶縁層の厚みを20μm以下とし、さらに前記第2の導体の渦巻きの中心部、前記第3の導体の渦巻きの中心部をそれぞれ複数の磁性部に囲まれた部分に位置させたコモンモードノイズフィルタ。
  7. 第3の絶縁層の厚みを、第2の絶縁層および第4の絶縁層の厚みより厚くした請求項6記載のコモンモードノイズフィルタ。
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