JP4669228B2 - 皮膚外用剤組成物 - Google Patents

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本発明は皮膚外用剤組成物に関し、詳しくは、皮膚のハリや潤いを維持して皺、荒れ肌、日焼け肌、老化肌を予防又は改善することのできる皮膚外用剤組成物に関する。
ヒアルロン酸は、細胞間隙への水分の保持、組織内にジェリー状のマトリックスを形成することに基づく細胞の保持、組織の潤滑性と柔軟性の保持、機械的障害などの外力への抵抗、及び、細菌感染の防止など多くの機能を有している(非特許文献1参照)。
一方、老化により表皮細胞間のヒアルロン酸染色強度が低下し(非特許文献2参照)、また紫外線照射による光弾力線維症(solar elastosis)部のヒアルロン酸はほとんど検出されない(非特許文献3〜4参照)ことが報告されており、その結果として皮膚の乾燥、ハリ、弾力性の低下、ひいては皺の増加を引き起こすと考えられている。このような状態を改善すべく、ヒアルロン酸を配合した化粧料を塗布することにより皮膚表面の保湿性を保つ方法がとられてきたが、高分子であるヒアルロン酸は皮膚を透過しないことから根本的改善は期待できない。したがって細胞自身が元来もっているヒアルロン酸合成能を高めることにより皮膚機能を根本的に改善する物質の開発が期待されている。
一方、本出願人は、N−メチル−L−セリン、エタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、またはそれらの塩からなる群より選択される1種以上の化合物が、皮膚に塗布した場合、表皮層及び基底膜を通過し、線維芽細胞の存在する真皮層(結合組織)にまで到達することができ、繊維芽細胞のヒアルロン酸産生能を促進することを確認しており(特許文献1参照)、またN−アセチルグルコサミンが、正常角層中のヒアルロン酸量を増大させることを見出している(特許文献2参照)が、更なる効果の向上が望まれていた。
「BIO INDUSTRY」、1991年、第8巻、p.346 「J. Invest. Dermatol」、1994年、第102巻、p.385 「臨皮(5増)」、1997年、第51巻、p.53 「Nagoya Med. J.」、1997年、第41巻、p.27 特許第3073862号公報 特開2001−2551号公報
したがって本発明は、細胞自身が元来持っているヒアルロン酸合成能を高めることにより皮膚機能を根本的に改善でき、皮膚のハリや潤いを維持して皺、荒れ肌、日焼け肌、老化肌を予防又は改善することのできる皮膚外用剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題の解決に向けて鋭意検討した結果、3-メチルシクロペンタデ
カノン、又はアヤメ科クロッカス属サフラン(Crocus sativus)から得られる抽出物若しくは精油を含有する皮膚外用剤組成物において、(A)3-メチルシクロペンタデカノン、N−メチル−L−セリンまたはその塩から選択される1種以上の真皮ヒアルロン酸産生促進剤と、(B)アヤメ科クロッカス属サフラン(Crocus sativus)から得られる抽出物又は精油、N−アセチルグルコサミンから選択される1種以上の表皮ヒアルロン酸産生促進剤とを組み合わせて配合することにより、相乗的に優れた皮膚のハリや潤いを維持して皺、乾燥肌、日焼け肌、老化肌を予防又は改善する効果を得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、(A)3-メチルシクロペンタデカノン、N−メチル−L−セリンまたはその塩から選択される1種以上の真皮ヒアルロン酸産生促進剤と、(B)アヤメ科クロッカス属サフラン(Crocus sativus)から得られる抽出物若しくは精油、N−アセチルグルコサミンから選択される1種以上の表皮ヒアルロン酸産生促進剤とを含有し、且つ3-メチルシクロペンタデカノン、又はアヤメ科クロッカス属サフラン(Crocus sativus)から得られる抽出物若しくは精油を必須の成分とすることを特徴とする皮膚外用剤組成物にある。
本発明は、表皮層及び真皮層のヒアルロン酸の産生量が増加し、皮膚のハリや潤いを維持して皺、乾燥肌、日焼け肌、老化肌を予防又は改善する効果が相乗的に優れた皮膚外用剤組成物を得ることができる。
以下、本発明の構成について詳説する。
本発明において用いられる3-メチルシクロペンタデカノンは、公知の化合物である。天然麝香の主要香気成分で0.5〜2.0%程含有されている。1906年にWalbaumによって発見された。3-メチルシクロペンタデカノンには光学活性体として(R)-(−)-3-メチルシクロペンタデカノン及び(S)-(+)-3-メチルシクロペンタデカノンが存在している。天然型は(R)-(−)-3-メチルシクロペンタデカノンである。本発明においては、好適に(R)-(−)-3-メチルシクロペンタデカノンが用いられる。
本発明において用いられる3-メチルシクロペンタデカノンの製造方法は特に限定されるものではない。天然物から単離してもよく、環化反応や環拡大反応などによる合成又は光学活性体分割方法などによって得ることができる。
本発明に用いられる3-メチルシクロペンタデカノンの皮膚外用剤組成物中における含有量は、その形態により異なり、一概には規定できないが、皮膚外用剤組成物の総量を基準として、0.0000001〜0.01質量%(以下、単に%と略す)が好ましく、更に好ましくは0.00001〜0.001%である。但し、入浴剤のように使用時に希釈されるものの場合は、更に含有量を増やすことができる。
また本発明において用いられるN−メチル−L−セリンまたはその塩は、公知の化合物であり、その製造方法は特に限定されるものではなく、通常用いられている方法でよい。本発明において、これらの化合物は、単独でも2種以上でも用いることができる。
本発明に用いられるN−メチル−L−セリンまたはその塩の皮膚外用剤組成物中における含有量は、その形態により異なり、一概には規定できないが、皮膚外用剤組成物の総量を基準として、0.001〜3%が好ましく、更に好ましくは0.01〜0.1%である。但し、入浴剤のように使用時に希釈されるものの場合は、更に含有量を増やすことがで
きる。
本発明において用いられる3-メチルシクロペンタデカノン、及びN−メチル−L−セリンまたはその塩は、低分子であるため、皮膚に塗布した場合、表皮層及び基底膜を通過し、線維芽細胞の存在する真皮層(結合組織)にまで到達することができ、線維芽細胞のヒアルロン酸産生能を促進させるのに有利である。
本発明に用いられるアヤメ科クロッカス属サフラン(Crocus sativus)は、北半球に分布を持つ植物で、秋に紫色の花をつける。この植物から得られる抽出物又は精油は、花全体又は雌芯頭から得られるものでもよい。抽出物は溶媒抽出法、又は液化炭酸ガス、液化ブタンガスなどの液化ガス抽出法あるいは超臨界ガス抽出法などにより得ることができる。その際の溶剤としては、水又はメタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコール類、アセトンなどのケトン類、酢酸エチルなどのエステル類、ジエチルエーテルなどのエーテル類、ヘキサン、ペンタン及びベンゼンなどの芳香族化合物類の、一種単独又は二種以上の混合物から選択することができる。また精油は上記方法又は水蒸気蒸留などにより得ることができる。
また本発明に用いられるアヤメ科クロッカス属サフラン(Crocus sativus)から得られる抽出物又は精油は、抽出溶媒溶液のまま、又は水蒸気蒸留物のままでも良く、あるいは、常法により濃縮、乾固、ろ過、再抽出等を行っても良い。
本発明に用いられるアヤメ科クロッカス属サフラン(Crocus sativus)から得られる抽出物若しくは精油の皮膚外用剤組成物中における含有量は、その形態により異なり、一概には規定できないが、皮膚外用剤組成物の総量を基準として、乾燥固形分換算で0.000001〜0.01%が好ましく、更に好ましくは0.00001〜0.001%である。但し、入浴剤のように使用時に希釈されるものの場合は、更に含有量を増やすことができる。
本発明に用いられるN−アセチルグルコサミンは、合成物や発酵産物、カニ、えびなどのキチン分解から得られる分解産物等、いずれのものに限定されるものではない。
本発明に用いられるN−アセチルグルコサミンの皮膚外用剤組成物中における含有量は、皮膚外用剤組成物の総量を基準として、0.001〜10%とするのが好ましく、特に好ましくは0.01〜5%である。
本発明の皮膚外用剤組成物の形態は、液剤、固形剤あるいは半固形剤のいずれでもよく、好ましくは軟膏、ゲル、クリーム、スプレー剤、貼付剤、ローション、パック類、乳液、パウダー、トワレ、発布剤、香水及び入浴剤等が挙げられる。
尚、本発明の皮膚外用剤組成物には上記の他に、タール系色素、酸化鉄等の着色顔料、パラベン、フェノキシエタノール等の防腐剤、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状シリコン等のシリコン油、パラフィン、ワセリン等の炭化水素類、オリーブスクワラン、米スクワラン、米胚芽油、ホホバ油、ヒマシ油、紅花油、オリーブ油、マカデミアナッツ油、ヒマワリ油等の植物油、ミツロウ、モクロウ、カルナバロウ等のロウ類、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸セチル、イソステアリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソプロピル等のエステル油、エタノール等の低級アルコール類、セタノール、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、長鎖分岐脂肪族アルコール等の高級アルコール類、コレステロール、フィトステロール、分岐脂肪酸コレステロールエステル、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルエステル等のステロール類及び誘導
体、硬化油等の加工油類、ステアリン酸、ミリスチン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、イソ型長鎖脂肪酸、アンテイソ型長鎖脂肪酸等の高級脂肪酸、リモネン、水素添加ビサボロール等のテルペン類、トリカプリル・カプリン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリイソ型長鎖脂肪酸グリセリル、トリパルミチン酸グリセリル等のトリグリセリド、セチル硫酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸塩等の陰イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、多価アルコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、変性シリコン、蔗糖エステル等の非イオン性界面活性剤、テトラアルキルアンモニウム塩等の陽イオン性界面活性剤、ベタイン型、スルホベタイン型、スルホアミノ酸型等の両性界面活性剤、レシチン、リゾフォスファチジルコリン、セラミド、セレブロシド等の天然系界面活性剤、酸化チタン、酸化亜鉛等の顔料、ジブチルヒドロキシトルエン等の抗酸化剤、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウム、硝酸カリウム、硫酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム、塩化カルシウム等の無機塩類、クエン酸ナトリウム、酢酸カリウム、琥珀酸ナトリウム、アスパラギン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ジクロロ酢酸、メバロン酸、グリチルリチン酸等の有機酸及びその塩、塩酸エタノールアミン、硝酸アンモニウム、塩酸アルギニン、ジイソプロピルアミン塩、尿素、デカルボキシカルノシン等の有機アミン類及びその塩、エデト酸等のキレート剤、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、カラギーナン、ペクチン、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、寒天等の増粘剤、水酸化カリウム、ジイソプロパノールアミン、トリエタノールアミン等の中和剤、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルフォン酸塩等の紫外線吸収剤、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、マルビトール、ジグリセリン、ラフィノース等の多価アルコール、各種アミノ酸、アスコルビン酸、ビオチン、トコフェロール等のビタミン類及びアスコルビン酸硫酸エステル塩、アスコルビン酸燐酸エステル塩、ニコチン酸トコフェロール等のビタミン誘導体等を本発明の目的を達成する範囲内で適宜配合することができる。
また更にはケショウシメジエキス、クリタケエキス、クロカワエキス、モッキンエキス、アセンヤクエキス、チョウジエキス等のヒアルロン酸分解抑制剤、ジイソプロピルアミンジクロロ酢酸、ナイアシン、メバロン酸、温泉水、メタケイ酸ナトリウム等の角化促進剤、β−ヒドロキシ−γ−アミノ酪酸、メバロン酸等のバリアー増強剤、ヒアルロン酸、グルコサミン、グルクロン酸、グリセロール、尿素、多価アルコール等の保湿剤等を配合することにより、荒れ肌、シワ予防効果をいっそう高めることができる。
次に、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。尚、含有量は全て質量%である。また実施例中に用いたサフラン抽出物は、Crocus sativusから得られたサフランパウダーを99%エタノールに浸漬後、不溶物をろ過し、その後エタノールを除去したもの(収率18.9%)である。
[試験例1:張り感・柔軟性改善評価]
表1に示す各組成の乳化型化粧料を常法により調製した。40−60代の女性被験者10名を対象として、コントロールを片方の前腕部に、各実施例・比較例の化粧料をもう片方の前腕部に、1日2回塗布し、2週間連用を行った。コントロール塗布側の張り感及び柔軟性改善度に比べたときの各実施例・比較例の張り感及び柔軟性改善度を、表2に示す評価基準に従って、パネラー自身が評価し、全パネラーの合計点数を以って評価結果とした。したがって、点数が高いほどコントロールに対する張り感・柔軟性改善効果に優れていることを示す。結果を表3に示す。
[試験例2:皺改善評価]
試験例1で用いた乳化型化粧料を使用した。40−60代の女性被験者10名を一群として、コントロールを片方の目尻に、各実施例・比較例のいずれかの化粧料をもう片方の目尻に、1日2回塗布し、1ヶ月間連用を行った。コントロール塗布側のシワ改善度に比べたときの各実施例・比較例のシワ改善度を、表2に示す評価基準に従って、パネラー自身が評価し、全パネラーの合計点数を以って評価結果とした。したがって、点数が高いほどコントロールに対するシワ改善効果に優れていることを示す。結果を表3に示す。
[試験例3:荒れ肌改善評価]
試験例1で用いた乳化型化粧料を使用した。下肢外側部に荒れ肌を実感しているパネラー10名を対象として、コントロールを片方の足の下肢外側部に、各実施例・比較例の乳化物をもう片方の足の下肢外側部に、1日2回塗布し、1週間連用を行なった。コントロール塗布側の荒れ肌改善度に比べたときの各実施例・比較例の荒れ肌改善度を、表2に示す評価基準に従って、パネラー自身が評価し、全パネラーの合計点数を以って評価結果とした。したがって、点数が高いほどコントロールに対する荒れ肌改善効果に優れていることを示す。結果を表3に示す。
Figure 0004669228
Figure 0004669228
Figure 0004669228
表1及び表3より、本発明の皮膚外用剤組成物である実施例1〜3は、本発明の構成要
件を満たさない比較例1〜4の皮膚外用剤組成物と比較して、張り感・柔軟性改善効果、皺改善効果、及び荒れ肌改善効果に優れていることがわかる。
実施例4
下記に示す組成の乳液を常法により調製した。上記試験により評価したところ、張り感・柔軟性改善効果、皺改善効果、及び荒れ肌改善効果に優れていることが確認された。
(質量%)
エタノール 10.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 1.0
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
ジプロピレングリコール 3.0
ポリエチレングリコール1500 1.0
ポリオキシエチレン(10)メチルグルコシド 1.0
リン酸水素ナトリウム 0.05
リン酸二水素カリウム 0.05
エデト酸二ナトリウム 0.05
メチルパラベン 0.1
(R)-(−)-3-メチルシクロペンタデカノン 0.0005
(S)-(+)-3-メチルシクロペンタデカノン 0.0005
サフラン抽出物 0.001
N−メチル−L−セリン 0.1
N−アセチルグルコサミン 1.0
リボフラビン 0.01
アスコルビン酸グルコシド 0.1
アラントイン 0.1
エンメイソウ抽出液 1.0
精製水 総量を100とする残量
実施例5
下記に示す組成の乳液を常法により調製した。上記試験により評価したところ、張り感・柔軟性改善効果、皺改善効果、及び荒れ肌改善効果に優れたものであった。
(質量%)
ステアリン酸 1.0
モノステアリン酸グリセリル 2.0
セタノール 1.0
コレステロール 0.5
ワセリン 2.0
スクワラン 5.0
流動パラフィン 5.0
ジメチルポリシロキサン 1.0
ブチルパラベン 0.1
メチルパラベン 0.1
N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 1.0
ポリエチレングリコール4000 1.0
ポリオキシエチレン(20)メチルグルコシド 2.0
アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.2
ジェランガム 0.2
グリセリン 2.0
ジプロピレングリコール 3.0
(R)-(−)-3-メチルシクロペンタデカノン 0.001
サフラン抽出物 0.001
N−メチル−L−セリン 0.1
N−アセチルグルコサミン 2.0
ショウブ抽出液 1.0
ワイルドタイム抽出液 0.5
アロエ抽出液 1.0
ウイキョウ抽出液 0.5
精製水 総量を100とする残量
実施例6
下記に示す組成のクリームを常法により調製した。上記試験により評価したところ、張り感・柔軟性改善効果、皺改善効果、及び荒れ肌改善効果に優れたものであった。
(質量%)
ステアリン酸 2.0
モノステアリン酸グリセリル 2.0
セタノール 3.0
コレステロール 0.5
ワセリン 2.0
スクワラン 5.0
流動パラフィン 10.0
ジメチルポリシロキサン 1.0
ブチルパラベン 0.1
メチルパラベン 0.1
N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 1.0
ポリエチレングリコール6000 1.0
ポリオキシエチレン(20)メチルグルコシド 1.0
カルボキシビニルポリマー 0.15
アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.15
アルギン酸 0.1
ヒアルロン酸 0.05
グリセリン 5.0
ジプロピレングリコール 3.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
乳酸菌培養液 0.5
酵母抽出液 1.0
(R)-(−)-3-メチルシクロペンタデカノン 0.0005
(S)-(+)-3-メチルシクロペンタデカノン 0.0005
サフラン抽出物 0.001
N−メチル−L−セリン 0.1
N−アセチルグルコサミン 0.1
レチノール 0.5
海藻抽出液 1.0
ヨクイニン抽出液 1.0
精製水 総量を100とする残量

Claims (1)

  1. (A)3-メチルシクロペンタデカノン、N−メチル−L−セリンまたはその塩から選択される1種以上の真皮ヒアルロン酸産生促進剤と、(B)アヤメ科クロッカス属サフラン(Crocus sativus)から得られる抽出物若しくは精油、N−アセチルグルコサミンから選択される1種以上の表皮ヒアルロン酸産生促進剤とを含有し、且つ3-メチルシクロペンタデカノン、又はアヤメ科クロッカス属サフラン(Crocus sativus)から得られる抽出物若しくは精油を必須の成分とすることを特徴とする皮膚外用剤組成物。
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