JP4665817B2 - 内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置及び制御装置 - Google Patents

内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置及び制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関の吸気路に配備され、電動機によりコンプレッサを駆動して過給を行うようにした電動コンプレッサの温度推定装置及び制御装置に関する。
内燃機関の出力アップを図る一手段として用いる吸気加圧用のコンプレッサは排気エネルギーを駆動力として用いた排気過給機や、機関の回転力や電動機の回転力を用いた駆動源付きコンプレッサが知られている。このうち、電動機を用いたコンプレッサは加圧運転域の制約を受けず、吸気加圧が必要とされる運転域で容易に駆動制御できる利点がある。
ところで、車両に搭載される電動機付コンプレッサはその運転域が大きく急変しやすい。特に、連続過給や過給と非過給の繰り返し等により、電動機内のベアリング部,モータ巻線部、制御基板ヒートシンク部等の過度に昇温する可能性のある部位の温度が上限値を超えた場合は、電動機内のベアリング焼付きやモータ巻線部の破損・制御駆動回路部の基板の焼損等に至る危険性がある。このため、電動コンプレッサの各部(ベアリング部,モータ巻線部、制御基板ヒートシンク部等)の温度把握は重要である。
そこで、これら過度に昇温する可能性のある部位の耐久性確保のために、同部位の温度を正確に把握し、上限オーバーの前に過給抑制しなくてはならない。このため、例えば電動機内に温度センサを配置することが考えられる。また、特開2003−284375号公報(特許文献1)では、電流センサを用いて、電動機のコイル電流を検出し、同電流値に基づき電動モータの温度を推定し、過度の昇温時には過給抑制を行うようにしている。
特開2003−284375号公報
しかし、上述のように過昇温の可能性のある部位の温度把握のために、電動機内に温度センサを設けたり、電流センサを使用したりするとコスト増につながる。
このため、このようなセンサを用いることなく過昇温の可能性のある部位の温度推定をすることが望まれるが、現状は実温度と十分に近似する推定温度を得る手法が知られておらず、その改善が望まれている。
本発明は、以上のような課題に基づきなされたもので、電動コンプレッサの過度に昇温する可能性のある部位の温度を温度センサや電流センサを必要とすることなく容易に推定できる電動コンプレッサの温度推定装置及び電動コンプレッサの焼損を回避できる制御装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置は、内燃機関の吸気通路に設けられ電動機により駆動される電動コンプレッサと、同電動コンプレッサの回転数を検出するコンプレッサ回転数検出手段と、上記コンプレッサ回転数を所定の1次遅れ処理することによって求めた1次遅れ回転数に基づいて上記電動コンプレッサの所定部位の温度を推定する温度推定手段と、上記内燃機関が搭載された車両の車速を検出する車速検出手段と、を備え、上記温度推定手段は上記車速が所定値以下の場合は上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを他の場合より大きく設定するよう構成されている、ことを特徴とする。
本発明の請求項に係る内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置は、上記請求項2記載の内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置において、上記温度推定手段は上記車速が所定車速以下で且つ上記電動コンプレッサの回転数が所定回転数以下の場合は上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを他の場合より大きく設定するよう構成されていることを特徴とする。
本発明の請求項に係る内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置は、上記請求項1または2記載の内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置において、外気温度を検出する外気温検出手段を更に備え、上記温度推定手段は上記外気温を所定の1次遅れ処理することによって求めた1次遅れ外気温と所定の基準温度との偏差を外気温補正値として演算し上記1次遅れ回転数と上記外気温補正値とに基づいて上記電動コンプレッサの所定部位の温度を推定することを特徴とする。
本発明の請求項に係る内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置は、上記請求項1乃至の何れか一つに記載の内燃機関用電動機付コンプレッサの温度推定装置において、上記温度推定手段は、上記電動コンプレッサの所定部位の温度として、ベアリング部の温度と電動機の巻線部の温度とを個別に推定するよう構成され、ベアリング部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを、電動機の巻線部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインより大きく設定していることを特徴とする。
本発明の請求項に係る内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置は、上記請求項1乃至の何れか一つに記載の内燃機関用電動機付コンプレッサの温度推定装置において、上記温度推定手段は、上記電動コンプレッサの所定部位の温度として、ヒートシンク部の温度とベアリング部の温度とを個別に推定するよう構成され、ヒートシンク部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを、ベアリング部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインより大きく設定していることを特徴とする。
本発明の請求項に係る内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置は、上記請求項1乃至の何れか一つに記載の内燃機関用電動機付コンプレッサの温度推定装置において、上記温度推定手段は、上記電動コンプレッサの所定部位の温度として、ヒートシンク部の温度と電動機の巻線部の温度とを個別に推定するよう構成され、ヒートシンク部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを、電動機の巻線部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインより大きく設定していることを特徴とする。
本発明の請求項に係る内燃機関用電動コンプレッサの制御装置は、上記請求項1乃至7の何れか一つに記載の内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置から上記所定部位の温度が入力され、同温度が所定の上限温度を上回ると上記電動コンプレッサの出力を所定量低減して駆動するコンプレッサ回転制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明は、コンプレッサ回転数を検出し、検出したコンプレッサ回転数を1次遅れ処理をするので、温度との相関が高い指標としての1次遅れ回転数を容易に取得することができ、この1次遅れ回転数に基づいて電動コンプレッサの所定部位の温度を推定するので精度良く温度を推定できる。特に、車速が所定値以下の場合は1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを他の場合より大きく設定するので、車両の状態に合わせて、より精度良く温度推定を行うことが出来る。更に、温度センサや電流センサといった検出手段を用いることなく演算処理を行うのみで、電動コンプレッサの所定部位の温度を推定することが出来、安価で精度の高い温度推定を実現出来る。
請求項の発明は、車速が所定値以下で且つ上記電動コンプレッサの回転数が所定回転
数以下の場合は1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを他の場合より大きく設定するの
で、車両の状態に合わせて更に精度良く温度推定を行うことが出来る。
請求項の発明は、温度との相関が高い外気温を所定の1次遅れ処理することによって求めた1次遅れ外気温と所定の基準温度との偏差に基づいて演算した外気温補正値を使用するので、より精度よく温度推定を行うことが出来る。
請求項の発明は、ベアリング部の温度推定での1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを、電動機の巻線部の温度推定での1次遅れ処理に使用するフィルタゲインより大きく設定しているので、ベアリング部の温度と電動機の巻線部の温度とを個別に精度良く推定できる。
請求項の発明は、ヒートシンク部の温度推定での1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを、ベアリング部の温度推定での1次遅れ処理に使用するフィルタゲインより大きく設定しているので、ヒートシンク部の温度とベアリング部の温度とを個別に精度良く推定できる。
請求項の発明は、ヒートシンク部の温度推定での1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを、電動機の巻線部の温度推定での1次遅れ処理に使用するフィルタゲインより大きく設定しているので、ヒートシンク部の温度と電動機の巻線部の温度とを個別に精度良く推定できる。
請求項の発明は、所定部位の推定温度が上限温度を上回ると電動コンプレッサの出力を所定量低減するので、過度の昇温を抑制し電動コンプレッサの耐久性の確保を図れる。
図1には、この発明の一実施形態としての電動コンプレッサの温度推定装置及び制御装置を装備する内燃機関であるエンジン1を示した。
エンジン1は多気筒エンジンであり、各気筒のシリンダ内の燃焼室Cには吸気路4より吸気が供給され、排気ガスが排気路11より排出される。各燃焼室Cには燃料噴射弁2によって燃料噴射が成され、点火プラグ3により混合気の点火処理が成され、これにより不図示のピストンクランク機構が燃焼エネルギーを回転エネルギーに変換して不図示の駆動輪側に回転駆動力を伝達するという構成を採っている。
エンジン1の吸気路4はエアクリーナー5、電動機付の電動コンプレッサ6、インタークーラ7、スロットルバルブ8、吸気多岐管9、各燃焼室Cがこの順に配備される。排気路11は排気多岐管111、排ガス浄化装置である触媒コンバータ112、不図示のマフラー等を経て大気開放されている。
吸気路4の電動コンプレッサ6はケーシング21に不図示の複数のベアリングを介して枢支された回転軸22と、その一端側に取り付けられた回転羽車(インペラー)23と他端側の増速機24及び電動機25とで形成されている。回転軸22には光学式のコンプレッサ回転センサ26(コンプレッサ回転数検出手段)が対向配備され、これにより出力されるパルス信号が後述する電子制御ユニット(ECU)12に入力され、同電子制御ユニット12内のコンプレッサ回転数演算機能部(不図示)がコンプレッサ回転数Ncを演算するように構成される。
なお、回転軸22はその一部がロータ251を成し、ロータ251の回りにはステータコイル252が環状に配備され、ステータコイルは制御基盤を含むヒートシンク253を介して蓄電器34に接続される。なお、ヒートシンク253の制御信号入力部はECU12に接続されている。ここで、コンプレッサ回転数Ncが過度に高回転となって運転が継続されると、ベアリング、ステータコイル、ヒートシンク等が発熱量を急増することより、これら部位の耐久性確保のためには、高回転運転の継続を抑制する必要がある。
上述のエアクリーナー5のケーシング21の一部には外気温センサ(外気温検出手段)15が取り付けられており、この外気温Toは後述する電子制御ユニット12に入力されている。
吸気路4には電動コンプレッサ6を迂回するバイパス路29が形成される。このバイパス路29には吸気を順方向であるエンジン本体側への流れのみを許容するリードバルブ31が配設されている。このリードバルブ31はバイパス路29の上流側と下流側の吸気圧の差に応じて開閉するリード弁32を備え、これによりコンプレッサ下流側より上流側であるエアクリーナー5側への流れを阻止して吸気加圧の漏れを防止すると共に、コンプレッサ下流側がエアクリーナー5側に対して低圧化して吸気抵抗が過度に増すことを防止するよう作動できる。
電動機25は直流モータからなり、駆動電流を制御する電動コンプレッサドライブ回路(以後単にドライブ回路33と記す)を介して蓄電器34に接続される。ドライブ回路33は電流制御回路からなり、同電流制御回路への電流値増減指令信号Diが後述する電子制御ユニット12のコンプレッサ駆動制御手段A2(図2参照)により出力され、これによって適宜の駆動電流Inが電動機25に供給されるようになっている。
エンジン1にはこれに駆動される発電機36が装着されている。この発電機36はECU12によりその作動が制御される充電回路35を介して蓄電器34に接続される。
このような電動コンプレッサ6の吸気路下流側には、電動コンプレッサ6による吸気加圧により温度が上昇した吸入空気の温度を下げる空冷式のインタークーラ7が配されており、これによって吸入空気の温度を下げ、エンジン1の充填効率を向上させている。なお、この部位には、吸気圧センサ41が装着され、これにより吸気管4内の吸気圧Piが検出され、ECU12に出力されている。
インタークーラ7の下流側には、吸入空気量Qaを調節するスロットルバルブ8が配されている。スロットルバルブ8は電子制御式であり、アクセルペダル9の操作量θaをアクセル開度センサ11で検出し、この検出結果と他の情報量とに基づいて電子制御ユニット12がスロットルバルブ8の開度を決定するものである。スロットルバルブ8は、これに付随して配設されたスロットルモータ13によって開閉されるが、リンク操作系をも補助的に併設している。また、スロットルバルブ8に対向配備され、その開度θsを検出するスロットルポジションセンサ14も配設されている。
ECU12は、CPU121、ROM122、RAM123、不揮発性RAM124、入出力インターフェース125、126、不図示のタイマカウンタを備えており、この電子制御ユニット12によりエンジン1を含めたコンプレッサ駆動制御装置の総合的な制御が行われる。
電子制御ユニット12は、エンジン回転数センサ16より機関回転数Neの信号、コンプレッサ回転センサ(コンプレッサ回転数検出手段)26よりコンプレッサ回転数Ncの信号、アクセル開度センサ11よりアクセル開度θaの信号、外気温センサ15より外気温度Toの信号、吸気圧センサ41より吸気管4内の吸気圧Piの信号、等がそれぞれ入力される。更に、図には示されていない種々のセンサやアクチュエータ等よりその他の信号も入力されている。
図2に示すように、電子制御ユニット12はエンジン制御手段A1として各種の入力信号に基づいてエンジン1の燃料噴射弁2及び点火プラグ3や、発電機23等の作動を制御し、しかも、コンプレッサ駆動制御手段A2としてコンプレッサ回転数Ncの制御を行い、更に、コンプレッサ回転数Ncを演算処理して推定モータ温度Tcmを算出するモータ温度推定手段A3を備える。
ここでコンプレッサ駆動制御手段A2はエンジン負荷である吸入空気量Qaとエンジン回転数Neとから圧力比β(=Pc/Po)をあらかじめ設定されている圧力比マップ(図6参照)より演算し、求めた圧力比βと大気圧Poに応じた目標吸気加圧値Pcを求め、現在の吸気圧力値Pcnが目標吸気加圧値Pcに近づくよう、現在の駆動電流Inを補正用電流値±δiで加減修正してドライバ回路33に出力する。しかも、後述の過剰温度の検出時には、回転規制指令Ssが入力されると、1制御周期毎に単位規制電流―δiで駆動電流Inを減少補正して、ゼロまで順次低減制御する。
モータ温度推定手段A3は具体的には、ベアリング温度推定、ステーターコイル温度推定、ヒートシンク温度推定を順次選択的に行う手段であり、ここでは、ベアリング温度推定を主に説明し、他の説明は簡略化する。
モータ温度推定手段A3は、まず、式(1)に示すように、コンプレッサ回転数Ncを1次遅れ処理するによって1次遅れ回転数Nc’として演算する。この場合、コンプレッサ回転数:Nc、今回値:nとすると、
Nc’(n)=FG・Nc’(n−1)+(1−FG)・Nc(n)・・・・(1)
で演算して求める。ここで、FGは1次遅れ処理に使用されるフィルタゲインであり、比較的大きな値、例えば、ここでは、0.9以上が使用される。このフィルタゲインFGは車両の状況により切り替えられ、車両が停車かつコンプレッサ回転数Ncがアイドル中(Ncアイドル中)にFGとして使用されるフィルタゲインFG2は、そうでない場合に使用されるフィルタゲインFG1より大きく設定されている。この1次遅れ処理での時定数はFGの設定により変化するが100秒以上が好ましい。
このような(1)式の特性により、実コンプレッサ回転数:Ncを1次遅れ回転数Nc’として演算した場合の実際の変化特性を図4(a)に示した。ここで、停車中は実コンプレッサ回転数Ncが急減するのに対して、比較的大きなフィルタゲインFGの働きで、1次遅れ回転数Nc’が徐々に低下する点が、符号p1の領域で特に明らかとなっている。
1次遅れ回転数Nc’に応じた推定ベアリング温度(モータ温度変動値)Tは所定の温度係数a、bが設定された下記の1次式(2)によって算出する。
=a・Nc’+b・・・・・・・(2)
この式(2)が採用されたのは、次の理由による。図5(a)に示す実コンプレッサ回転数Ncあたりの実ベアリング温度Tr(℃)の温度分布図を、1次遅れ回転数Nc’に対する実ベアリング温度Trの温度分布図に置き換えると図5(b)に示す特性が得られ、1次遅れ回転数Nc’と温度との相関が高いことが判る。そして、この特性は上記式(2)に示す略1次式で表せる。ここで、温度係数a及び補正値bは図5(b)に示すデータ分布特性(実験値)より求められる。
この推定ベアリング温度変動値Tは所定の温度補正値αtにより補正されて推定ベアリング温度T(=T±αt)として補正処理される。なお、式(2)で算出される推定ベアリング温度Tは温度補正値αtでの補正前であり、混乱を避けるため以下では補正前ベアリング温度Tf(n)として使用される。
ここで、温度補正値αtは以下のように演算している。
まず、外気温:Tg、今回値:n、前回値:n−1とすると、
Tg’(n)=FGt・Tg’(n−1)+(1−FGt)・Tg(n)・・(3)
で一次遅れ外気温Tg’(n)を演算する。ここで、FGtは1次遅れ処理に使用されるフィルタゲインであり、比較的大きな値、例えば、ここでは、0.9以上が使用される。ここでは時定数200秒となり、この処理により、実際は、実外気温Tgがなまされて、図4(b)に示すように、緩やかな変動値の1次遅れ外気温:Tg’が得られる。
この1次遅れ外気温Tg’の所定の基準温度(例えば35℃)に対する偏差を偏差温度ΔTg’(n)として式(4)で求め、その偏差温度ΔTg’(n)をここでは温度補正値αtとして採用する。
ΔTg’(n)(=αt)=Tg’(n)―(基準温度)・・・・・・(4)
そして、補正前ベアリング温度Tf(n)と、ここでの温度補正値αtである偏差温度ΔTg’(n)とより、推定ベアリング温度To(℃)(=Tf(n)+ΔTg’(n))を演算する。
そして、こうして求められた推定ベアリング温度To(℃)が所定の過剰温度、例えば、Tmaxを上回る場合は回転規制指令Ssが発せられ、1制御周期毎に単位規制電流―δiで駆動電流Inを順次減少補正する。
上述のように、図1のエンジン1はその駆動時において、電子制御ユニット12が不図示のメインルーチンに沿ってエンジン駆動のため燃料噴射弁2を燃料噴射制御によって駆動し、点火プラグ3を点火時期制御により駆動する。更に、電子制御ユニット12は電動発電機23を充電回路(インバータ)35を介して発電状態に切換え、蓄電器34を充電処理する。更に、電子制御ユニット12はメインルーチンの途中で、図7のコンプレッサ駆動ルーチンに達する。
このコンプレッサ駆動制御ルーチンのステップs1では、最新のエンジン駆動情報である機関回転数Ne、コンプレッサ回転数Nc、アクセル開度θa、外気温度To、吸気圧Piが、各センサより取り込まれる。次いで、ステップs2で外気温補正値αtを算出する外気温補正値演算ルーチンを、ステップs3でベアリング温度演算ルーチンを、ステップs4でモータ巻線温度演算ルーチンを、ステップs5でヒートシンク温度演算ルーチンを順次実行して、ステップs6に達すると、温度異常の有無の判定を行い、異常の有無に応じてステップs7,8に分岐し、異常を判定してステップs7に達するとコンプレッサ回転規制処理を行い、異常が判定されずステップs8に達すると通常コンプレッサー駆動処理を行い、不図示のメインルーチンにリターンする。
ここで、ステップs2でので外気温補正値αtを算出する外気温補正値演算ルーチンでは、図8に示すように、ステップb1で現外気温Tgを取り込み、ステップb2であらかじめ設定されているフィルタゲインFGtを読み取り、ステップb3で上述の(3)式によって、1次遅れ外気温Tg’(n)を、前回値:Tg’(n−1)、今回値:Tg(n)を用いて、演算する。
次いで、ステップb4に達すると、ここでは、基準温度に対する偏差を偏差温度ΔTg’(n)として式(4)で求め、温度補正値αtを求め、ステップs3のベアリング温度演算ルーチンに進む。
ステップs3でのベアリング温度演算ルーチンに達すると、ここでは、図9に示すように、ステップa1で、最新のコンプレッサ回転数Ncを取り込み、ステップa2で車両が停車かつNcアイドル中か否か判断し、Yesではステップa3に、そうでなく、定常駆動時にはステップa4に進む。
定常駆動時にステップa4に達すると、走行時で昇温と放熱の変化が比較的大きい運転域であり、フィルタゲインFG1を比較的大きく設定し、車両が停車かつNcアイドル中にステップa3に達すると、フィルタゲインFG2を更に大きく設定して、温度変動に近似する特性が得られるように設定する。
ステップa3,4よりステップa5に達すると、ここでは、あらかじめ設定されたフィルタゲインFG1(FG2)を用い、コンプレッサ回転数Nc’(n)を上述の式(1)より1次遅れ回転数Nc’(図4(a)の符号Nc’参照)として演算する。
ステップa6、a7では、あらかじめ設定されている、推定ベアリング温度演算用の温度係数a及び補正値bを選択する。更に、最新の1次遅れ回転数Nc’を用い、上述の演算式(2)を用いて、補正前ベアリング温度(モータ温度変動値)Tf(=a・Nc’+b)を演算し、ステップa8に進む。
ステップa8ではステップs2での所定の温度補正値αtと、ステップa7の補正前ベアリング温度Tfとを加算して推定ベアリング温度Toを求める。
ここでの推定ベアリング温度Toは図4(c)に示すように、実ベアリング温度Trとほぼ同様の変動値を示している。
ここでは、図4(c)に示す実ベアリング温度Trとほぼ同様の変動値となるよう、即ち、ステップa4,a3で用いたフィルタゲインFG1、FG2を変更調整して、その過熱、放熱特性に沿うようなフィルタゲインが採用されている。これに加えて、推定ベアリング温度Tと実ベアリング温度TBrとの偏差が基準温度に対する温度補正値である偏差温度ΔTg’(n)として求められた。このように設定値を適宜設定したことによって、推定ベアリング温度Tと実ベアリング温度Trとのずれをより的確に修正できている。
このようなステップs3の処理の後、ステップs4に達すると、モータ巻線温度演算ルーチンをステップs3でのベアリング温度演算ルーチンとほぼ同様の演算処理の手法に沿って実行する。
その際に上述の(1)〜(4)式で用いるフィルタゲインは、FG1、FG2は比較的大きな値ではあるがベアリング温度推定の場合より小さな値が設定されており、その他、FG3、温度係数a、補正値bの値は実車データに応じて適宜設定されている。演算された推定モータ巻線温度TCと実モータ巻線温度TCrとの各データ特性を図10(a)に示した。この場合も、推定モータ巻線温度TCと実モータ巻線温度TCrとの誤差は比較的少ない。
次に、ステップs5に達すると、ヒートシンク温度規制制御ルーチンをステップs3でのベアリング温度規制制御ルーチンとほぼ同様の演算処理で実行する。
その際に(1)〜(4)式で用いるフィルタゲインは、ここでのフィルタゲインFG1(、FG2はベアリング温度推定の場合より大きな値が設定されており、その他、FG3、温度係数a、補正値bの値は実車データに応じて適宜設定されている。演算された推定ヒートシンク温度Tと実ヒートシンク温度Trとの各データ特性を図10(b)に示した。この場合も、推定ヒートシンク温度THと実ヒートシンク温度Trとの誤差は比較的少ない。
ステップs6に達すると、現在の同推定ベアリング温度To(℃)、推定モータ巻線温度TC、推定ヒートシンク温度THが所定の過剰温度、例えば、Tmax(=80℃)を上回るか否か判断することで温度異常か否かを判別し、異常がないとステップs8に、ひとつでも上回る温度異常と判別してステップs7に進む。
通常時にステップs8に達すると、通常のコンプレッサ駆動処理を行う。ここでは、吸入空気量Qaとエンジン回転数Neと、大気圧Poに応じた圧力比β(=Pc/Po)を圧力比マップ(図6参照)より演算し、圧力比β相当の目標吸気加圧値Pcを求め、現在の吸気圧力値Pcnが吸気加圧値Pcに近づくよう、現在の駆動電流Inを補正用電流値±δiで加減修正して出力し、この回の制御を終了し、メインルーチンに戻る。
一方、温度異常と判別されてステップs7に達すると、コンプレッサの回転を規制するために1制御周期毎に単位規制電流―δiを現駆動電流Inより減少補正してドライバに出力し、この回の制御を終了し、メインルーチンに戻る。なお、ステップs7に達する間は、現駆動電流Inを単位規制電流―δi減少補正する制御を継続し、現駆動電流Inがゼロまで、即ち、アイドル回転状態まで継続することとなる。
このように、図1の電動コンプレッサの温度推定装置及び制御装置を装備するエンジン1は、コンプレッサ回転数Ncを検出し、検出したコンプレッサ回転数を1次遅れ回転数Nc’に修正し、同回転数Nc’を補正前ベアリング温度Tfとして1次式(2)によって算出し、その補正前ベアリング温度Tfを所定の外気温補正値αtにより修正して推定ベアリング温度T(推定モータ温度)を算出する。ここでは、特に、コンプレッサの温度センサや電流センサといった検出手段を用いることなく演算処理を行うのみで、推定ベアリング温度To(推定モータ温度)を得ることが出来、しかも、実モータ温度との偏差が少ない精度の良い推定モータ温度を得ることができる。
更に、外気温Tgを検出し、(3)式により、その外気温Tgの1次遅れ外気温Tg’(n)を求め、1次遅れ外気温To’(n)と所定の基準温度との偏差温度ΔTg’(n)を外気温補正値αtとして算出し、外気温補正値αtとモータ温度変動値Tfとを加算して推定ベアリング温度(推定モータ温度To)を算出できるので、特に、実モータ温度Trとの偏差がより少ない精度の良い推定ベアリング温度(推定モータ温度To)を得ることが出来る。
推定ベアリング温度(推定モータ温度To)、推定モータ巻線温度TCまたは推定ヒートシンク温度Tがそれぞれ設定された上限温度を上回ると電動機付コンプレッサ6の出力を所定量低減して、電動機付コンプレッサの過度に昇温する可能性のある部位の過度の昇温を抑制し、電動機付コンプレッサの耐久性の確保を図れる。
図1の電動ターボチャージャは、電動機25で吸気加圧を行う電動コンプレッサ6であったが、これに代えて、図11に示すような電動機付の排気過給機6aを用いても良い。即ち、ここでの多気筒エンジン1aはその本体側が図1のエンジン1と同様の構成を採り、排気通路11aの上流側の排気多岐管111の下流側に排気過給機6aの排気タービン50が配設され、その下流に排気浄化装置51等が順次配備される。吸気通路4aには、上流側からエアクリーナー53、過給機のコンプレッサ54、インタークーラ55、スロットルバルブ56、吸気多岐管57が配備されている。排気過給機6aは吸気通路4aと排気通路11aとの間に配され、排気タービン50とコンプレッサ54の各インペラーが不図示のケーシングに枢支された回転軸49の両端にそれぞれ一体的に連結されている。回転軸49の中央近傍部分に電動機25aが装着される。
電動機25aは直流モータを成し、この電動機25aには駆動電流Inを制御するドライブ回路33aが接続され、このドライブ回路33aを介して電源であるバッテリ34aが接続される。電動機25aはドライブ回路33aを介して電子制御ユニット12aの電流設定手段A2により制御されるようになっている。
このような排気エネルギーによる過給が成される排気過給機6aであっても、必要時に強制過給駆動制御でき、その際も、同様にコンプレッサ回転数に基づき推定モータ温度を算出して、温度規制を働かせ、温度センサや電流センサといった検出手段を用いることなく演算処理を行うのみで、推定モータ温度を得ることが出来る。同様の作用効果を得ることができる。
本発明の一実施形態としての電動機付コンプレッサの制御装置の概略構成図である。 図1の電動コンプレッサの制御部のブロック図である。 図1の電動コンプレッサの制御部の推定ベアリング温度演算機能を説明するブロック図である。 図1の電動コンプレッサの駆動特性線図で、(a)はコンプレッサ回転特性線図、(b)は外気温、車速特性線図、(c)はベアリング温度特性線図である。 図1の電動コンプレッサのベアリング温度―コンプレッサ回転数特性を示し、(a)は実データ、(b)は1次遅れ処理済みデータである。 図1の電動コンプレッサの制御装置で用いる吸入空気量―圧力比特性線図である。 図1の電動コンプレッサの制御装置が行うコンプレッサ駆動制御ルーチンのフローチャートである。 図1の電動コンプレッサの制御装置が行う外気温補正値演算ルーチンのフローチャートである。 図1の電動コンプレッサの制御装置が行うベアリング温度規制値演算ルーチンのフローチャートである。 図1の電動コンプレッサの温度変動特性線図で、(a)は巻線温度変動特性図、(b)はヒートシンクの温度変動特性図である。 本発明の他の実施形態である電動機付排気過給機の制御装置の概略図である。
符号の説明
1 エンジン
4 吸気通路
6 電動機付コンプレッサ
11 排気通路
25 電動機
26 コンプレッサ回転数検出手段
33 ドライブ回路
34 蓄電器(電源)
αt 外気温補正値
A1 エンジン制御手段
A2 コンプレッサ駆動制御手段
A3 モータ温度推定手段
In 出力電流値
Nc コンプレッサ回転数
Nc’ 1次遅れ回転数
0 推定ベアリング温度(推定モータ温度)
ΔTg'(n) 外気温補正値

Claims (7)

  1. 内燃機関の吸気通路に設けられ電動機により駆動される電動コンプレッサと、
    同電動コンプレッサの回転数を検出するコンプレッサ回転数検出手段と、
    上記コンプレッサ回転数を所定の1次遅れ処理することによって求めた1次遅れ回転数に基づいて上記電動コンプレッサの所定部位の温度を推定する温度推定手段と、
    上記内燃機関が搭載された車両の車速を検出する車速検出手段と、を備え、
    上記温度推定手段は上記車速が所定値以下の場合は上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを他の場合より大きく設定するよう構成されている
    ことを特徴とする内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置。
  2. 上記請求項1記載の内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置において、
    上記温度推定手段は上記車速が所定車速以下で且つ上記電動コンプレッサの回転数が所定回転数以下の場合は上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを他の場合より大きく設定するよう構成されている
    ことを特徴とする内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置。
  3. 上記請求項1または2記載の内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置において、
    外気温度を検出する外気温検出手段を更に備え、
    上記温度推定手段は上記外気温を所定の1次遅れ処理することによって求めた1次遅れ外気温と所定の基準温度との偏差を外気温補正値として演算し上記1次遅れ回転数と上記外気温補正値とに基づいて上記電動コンプレッサの所定部位の温度を推定する
    ことを特徴とする内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置。
  4. 上記請求項1乃至3の何れか一つに記載の内燃機関用電動機付コンプレッサの温度推定装置において、
    上記温度推定手段は、上記電動コンプレッサの所定部位の温度として、ベアリング部の温度と電動機の巻線部の温度とを個別に推定するよう構成され、ベアリング部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを、電動機の巻線部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインより大きく設定している
    ことを特徴とする内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置。
  5. 上記請求項1乃至の何れか一つに記載の内燃機関用電動機付コンプレッサの温度推定装置において、
    上記温度推定手段は、上記電動コンプレッサの所定部位の温度として、ヒートシンク部の温度とベアリング部の温度とを個別に推定するよう構成され、ヒートシンク部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを、ベアリング部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインより大きく設定している
    ことを特徴とする内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置。
  6. 上記請求項1乃至の何れか一つに記載の内燃機関用電動機付コンプレッサの温度推定装置において、
    上記温度推定手段は、上記電動コンプレッサの所定部位の温度として、ヒートシンク部の温度と電動機の巻線部の温度とを個別に推定するよう構成され、ヒートシンク部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインを、電動機の巻線部の温度推定での上記1次遅れ処理に使用するフィルタゲインより大きく設定している
    ことを特徴とする内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置。
  7. 上記請求項1乃至の何れか一つに記載の内燃機関用電動コンプレッサの温度推定装置から上記所定部位の温度が入力され、同温度が所定の上限温度を上回ると上記電動コンプレッサの出力を所定量低減して駆動するコンプレッサ回転制御手段を備えた
    ことを特徴とする内燃機関用電動コンプレッサの制御装置。
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