JP4665518B2 - レギュレータプーリの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアの内部に装備され、複数のプーリ間に巻き掛けられた無端可撓伝動部材によってドアガラスを昇降するウインドレギュレータのプーリの取付構造に関する。
車両に形成されたドア開口を開閉する車両用のドアには、ドア内部にウインドレギュレータなどの各種装備品を装着する際に利用する開口部が形成されている。この開口部は、装備品の装着後、車室内側からビニール等のシート材で閉塞される場合や、樹脂製のパネル部材(以下「樹脂パネル」と記す)で閉塞される場合がある。
ウインドレギュレータは、複数のプーリ間に巻き掛けられた無端可撓伝動部材としてのワイヤを駆動モータで移動させることで、ワイヤに支持されたガラスを昇降するものである。一般にウインドレギュレータは、駆動モータやプーリの取付剛性を確保するため、板金製のブラケットにその構成部品を装着することが多い。このような板金性のブラケットでユニット化されたウインドレギュレータとしては、特許文献1が挙げられる。
特開平10−37592号公報
ウインドレギュレータを樹脂パネルに装着する場合、その取付剛性は樹脂パネルの剛性に左右されることが多く、樹脂パネルの補強を要する。特にウインドレギュレータにおいて、ガラスの昇降を安定して行うためにはプーリの回転を如何にスムーズに行うかが重要である。板金製のブラケットにウインドレギュレータを装着したものにおいては、ブラケットの分だけ部品点数が多くなるともに、ウインドレギュレータ全体を支持する剛性を板金製のブラケットに要求するので自ずと重くなり、樹脂パネルに装着する場合、やはり樹脂パネルの補強が必要になってしまう。
本発明は、部品点数を削減して軽量化を図りつつもプーリ近傍の取付剛性を確保できるレギュレータプーリの取付け構造を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかるレギュレータプーリの取付構造では、車体に形成されたドア開口を開閉するドアのインナパネルに固定され、インナパネルに形成された開口部を閉塞する樹脂パネルと、複数のプーリ間に巻き掛けられた無端可撓伝動部材によってドアガラスを昇降するウインドレギュレータとを備え、
インナパネルに装着される円筒状のボス部に回転可能に支持され、ボス部とボス部に設けられたねじ穴に絞めこまれるボルトとによりインナパネルとドアパネルとボス部とが共締め固定されていることを特徴としている。
複数のプーリの少なくとも1つが、同プーリに対応した板金部材に回転自在に装着されていて、板金部材をインナパネルと樹脂パネルとの締結部と重ね合わされて締結部材によりインナパネルに締結してもよい。さらに、インナパネルには、プーリと対向する部位に開口を形成すると、プーリの取付作業がしやすくなるので好ましい
本発明によれば、ドアのインナパネルに対する樹脂パネルの固定位置近傍で、プーリを樹脂パネルに回転可能に支持するので、剛性確保のために用いていた板金部材を用いなくてもプーリの取付近傍の剛性をインナパネルで確保することができ、部品点数を削減して軽量化を図ることができる。特に樹脂パネルを介して、プーリをインナパネルに回転可能に支持する場合、取付部近傍においては、樹脂パネルとインナパネルとが一体化されるので、少ない領域で剛性の確保を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1において、符号1は内部に車室が形成される車体1を示す。この車体1の側部や後部には、車室内への乗り降りや荷物の積み下ろしをするためのドア開口3がそれぞれ形成されている。これら各ドア開口3には、各ドア開口を開閉するためのドア4がそれぞれ開閉自在に装着される。本形態では、車体側部の前側のドア開口とこれを開閉するドア4を例に、以下説明を続ける。
図2に示すように、ドア4は、金属製のアウタパネル41とインナパネル42とが接合されて袋状に形成されている。インナパネル42には、ドア内部へ図1に示すウインドレギュレータ5を収納するための開口部6が形成されている。インナパネル42の内側には、開口部6を閉塞する樹脂パネル7がボルトまたはねじ等の締結部材8によって締結されている。インナパネル42の内側には、ドアトリム9が装着される。ドアトリム9は、ドア4の室内側を装飾すると共に、インナパネル42と樹脂パネル7の締結部分(締結部材45)を見えないようにしている。
ウインドレギュレータ5は、複数のプーリ51,52,53,54と、各プーリ間に巻き掛けられた無端可撓伝動部材としてのワイヤ55と、ワイヤ55を移動させる駆動モータ59とを備えている。プーリ51,52は左側の上下に、プーリ53,54は右側の上下にそれぞれ配置されている。ワイヤ55は、プーリ51とプーリ54及びプーリ52とプーリ53とに対角線状になるように各プーリに巻き掛けられている。プーリ51,52を結ぶワイヤ55A、プーリ53,54を結ぶワイヤ55Bとは、断面コの字のホルダー56,57が略水平に固定されていて、ワイヤの移動に伴い同一方向に上下動可能とされている。ホルダー56.57には、ウインドガラス58の下端58Aの両端がそれぞれ固定されている。駆動モータ59は、ワイヤ55が巻き付けられるドラム60を回転させるものである。このため、駆動モータ59が駆動されてドラム60が回転すると、その回転方向に応じてワイヤ55A、55Bが上下方向に移動して、ウインドガラス58が昇降する。ウインドガラス58の昇降に際し、このガラスの荷重はワイヤ55を介してプーリにかかる。特に上方に配置されているプーリ51,53には、その負荷が多くかかる。
そこで本形態では、図2に示すように、プーリ51,53及びプーリ52,54を、樹脂パネル7を介してインナパネル42に装着している。この装着位置はインナパネル42に対する樹脂パネル7の符合Aで示す固定位置近傍とされている。すなわち、各プーリはそれぞれ樹脂パネル7に形成した支持孔7A、7Bに装着された円筒状のボス部61,62に回転自在に支持されている。各ボス部61,62の中心には各ボス部の母線方向に貫通するねじ穴63,64が形成されている。各ねじ穴63,64と対向するインナパネル42には締結部材としてのボルト65,66を挿通するための孔67,68がそれぞれ形成されている。
上方のプーリ51,53は、各ボス部61に挿入されて回転自在に支持されている。プーリ51,53を支持した各ボス部61は、その先端をそれぞれ支持孔7Aに挿入される。この状態でボルト65をインナパネル42の室内側からねじ穴63に絞め込むことで、プーリ51,53がインナパネル42と樹脂パネル7とに共締めされる。
下方のプーリ52,54は、各ボス部62に挿入されて回転自在に支持されている。プーリ52,54を支持した各ボス部62は、その先端をそれぞれ支持孔7Bに挿入される。この状態でボルト66をインナパネル42の室内側からねじ穴64に絞め込むことで、プーリ52,54がインナパネル42と樹脂パネル7とに共締めされる。
このように、インナパネル42に対する樹脂パネル7の固定位置近傍で、プーリ51〜54を樹脂パネル7に回転可能にインナパネル42と樹脂パネル7とに共締めするので、樹脂パネル7とインナパネル42とが一体化され、板金部材を用いなくても、インナパネル42で剛性を確保し、また共締めにより少ない領域で剛性の確保を図ることができる。このため、部品点数を削減して軽量化を図ることができるとともに、各プーリの回転をスムーズに行えるようになりガラス昇降も良好に行える。
図2に示すプーリの取付構造では、各プーリを樹脂パネル7とインナパール42とに直接取り付ける形態としたが、プーリ51〜54の取付形態としては、このような形態に限定されるものではない。
例えば、図3に示すようにも各プーリを、各プーリの直径よりもやや大きい小型の板金部材70に回転自在にカシメて装着し、この板金部材70をインナパネル42と樹脂パネル7の間に介装して固定する。この場合、板金部材70には、締結部材45を挿通する孔70Aをそれぞれ形成し、樹脂パネル7とインナパネル42との締結部と重ね合わせて締結部材45を樹脂パネル7側から孔70Aに挿通してインナパネル42に締結する。更には、図4に示すように、各プーリと対向するインナパネル42の部位には各プーリをインナパネル42の内側、すなわちドア4の内部に臨ませる開口としての切欠部71を、開口部6と連通させて形成する。
このような構成とすると、各プーリは、インナパネル42に対する樹脂パネル7の固定位置近傍で、板金部材70が樹脂パネル7とインナパネル42との締結部を利用して樹脂パネル7とインナパネル42とに挟み込まれて固定される。このため、樹脂パネル7とインナパネル42とが一体化されるので、大型の板金部材を用いなくても、少ない領域で剛性の確保を図ることができる。このため、部品点数を削減して軽量化を図ることができるとともに、各プーリの回転をスムーズに行えるようになりガラス昇降も良好に行える。また切欠部71を開口部6と連通させて形成しているので、各プーリを装着する際の取付作業性が向上する。
図3の構成を取る場合、図4に示すように切欠部71をインナパネル42に形成したが、切欠部71ではなく、図5に示すようにインナパネル42の各プーリと対向する部位に、各プーリを収納可能な開口73をそれぞれ形成してもよい。
上記形態では、樹脂パネル7をインナパネル42の外側(車幅方向車外側)に位置させているが、インナパネル42の内側(車幅方向車内側)となる車室内側に配置しても良い。
本発明のレギュレータプーリの取付構造が採用された車両用ドアの一形態を示す側面図である。 レギュレータプーリの取付構造を示す拡大断面図である。 レギュレータプーリの取付構造の別な形態を示す拡大断面図である。 インナパネルに設けた開口の一形態を示す配置図である。 インナパネルに設けた開口の別な形態を示す配置図である。
符号の説明
1 車体
3 ドア開口
4 ドア
5 ウインドレギュレータ
7 樹脂パネル
9 ドアトリム
41 アウタパネル
42 インナパネル
51〜54 複数のプーリ
55 無端可撓伝動部材
58 ドアガラス
70 板金部材
72,73 開口
A 固定位置近傍

Claims (3)

  1. 車体に形成されたドア開口を開閉するドアのインナパネルに固定され、前記インナパネルに形成された開口部を閉塞する樹脂パネルと、
    複数のプーリ間に巻き掛けられた無端可撓伝動部材によってドアガラスを昇降するウインドレギュレータとを備え、
    前記インナパネルに装着される円筒状のボス部に回転可能に支持され、前記ボス部と前記ボス部に設けられたねじ穴に絞めこまれるボルトとにより前記インナパネルと前記ドアパネルと前記ボス部とが共締め固定されていることを特徴とするレギュレータプーリの取付構造。
  2. 車体に形成されたドア開口を開閉するドアのインナパネルに固定され、前記インナパネルに形成された開口部を閉塞する樹脂パネルと、
    複数のプーリ間に巻き掛けられた無端可撓伝動部材によってドアガラスを昇降するウインドレギュレータとを備え、
    前記複数のプーリの少なくとも1つが、同プーリに対応した板金部材に回転自在に装着されていて、前記板金部材前記インナパネルと前記樹脂パネルとの締結部と重ね合わされて締結部材により前記インナパネルに締結されていることを特徴とするレギュレータプーリの取付構造。
  3. 請求項記載のレギュレータプーリの取付構造において、
    前記インナパネルには、前記プーリと対向する部位が開口されていることを特徴とするレギュレータプーリの取付構造。
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