JP4662842B2 - 時刻補正システム - Google Patents

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本発明は、時刻補正システムに関し、特に、ネットワークに接続されるセンタ装置(上位装置)によって複数の下位装置の時計機能の時刻を補正するシステムに関する。
ネットワークに接続される各種装置で、時計機能を有する装置は、独自の時計回路を備え、時計情報の更新は、この独自回路を使って行うのが一般的である。この場合、時刻の更新は、各装置内で行うため、各装置の時計回路の特性等により、装置毎に時計情報の誤差が生じるという問題がある。
この問題を解決するため、ネットワーク内に基準時計情報を備えた時刻管理装置を設置し、時計機能を有する各装置が定期的に時刻管理装置を参照して自装置の時計情報を更新することにより、ネットワーク内の各装置の時計情報の誤差を解消する手段が知られている。例えば、インターネットで標準的に利用されている時刻情報プロトコルNTP(RFC−1305)がその一例である。
また、特許文献1に記載の送受信装置は、特定の装置(マルチリンクセンタ)が、自走する時計を具備しない複数の装置に対して一括して時計情報を供給し、自走する時計を持たない装置でも時計表示を行なうことができる。
さらに、特許文献2に記載の時刻信号供給システムは、スレーブ時刻装置に対し、予め定めたスケジュールに従って、スレーブ時刻装置の配下の装置に対して一斉に時刻情報を送信する。
特開平4−37391号公報 特開2001−136311号公報
しかし、上記従来の技術において、時刻の更新を各装置内で行い、各装置の時計回路の特性等により、装置毎に時計情報の誤差が生じる状態を放置すると、各装置間の誤差が増幅するため、各装置間で機能の連携がある場合に、機能間に動作不良が生じる可能性がある。また、装置単独でも、例えば、データ通信量を時間で測定することが一般的な課金装置等、正確な時間情報が必要な装置では、時間に誤差が生じることで、その装置の性能を十分に発揮できなくなる可能性がある。
一方、インターネットにおける一般的な手段であるNTPによる時刻合わせは、定期的な周期、またはスケジュールに基づいて時刻合わせを実行するため、各装置の時計の精度に関わらず、一定のネットワーク負荷がかかることとなる。
また、特許文献1に記載の送受信装置は、特定の装置(マルチリンクセンタ)が、自走する時計を具備しない複数の装置に対して、一括して時計情報を供給するため、自走する時計を持たない装置でも時計表示を行うことができるが、自走する時計を持たない装置上で正確な時計表示を行うため、数十ミリ秒から数百ミリ秒(同文献の実施例では、100ミリ秒毎)での情報供給が必要である。このため、有限の帯域中に、音声、画像、テキスト等、多種多様なデータが共存するネットワーク上にこの技術を適用した場合、時刻情報の供給のために多くのネットワーク帯域を必要とし、ネットワーク上の他のデータトラフィックを阻害するおそれがあるという問題があった。そして、これにより、例えば音声データが伝送されている場合には、音声の遅延や、音切れなどが発生するおそれがあった。
また、特許文献2に記載の時刻信号供給システムは、予め誤差許容範囲を設定して異常装置を特定するが、スレーブ時刻装置の配下にある各装置の時計精度にばらつきがある場合でも、一定の周期によって一斉に時計合わせが実行されるため、時計精度の高い装置に合わせた周期で時計合わせを実行した場合、誤差許容範囲を超える装置が発生する可能性がある。逆に、時計精度が低い装置に合わせた周期で時刻合わせを実行すると、時刻合わせの周期が短くなり、ネットワークに多大の負荷がかかる。このように、各装置の時計精度に適した時刻合わせの周期を設定することが難しく、ネットワークに負荷をかけずに、誤差許容範囲内に各装置の時刻を維持することができないという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、予め定められた時計の誤差時間値(誤差許容範囲値)を超える前に時刻を補正することができるとともに、ネットワークの負荷を軽減することもできる時刻補正システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、上位装置にネットワークを介して接続された複数の下位装置の時刻補正を行うシステムにおいて、前記上位装置内に、前記下位装置の時計の誤差許容範囲値と、該下位装置に対して時刻補正を行う周期の最大値及び最小値とを蓄積する記憶手段を設け、前記下位装置毎に、時刻補正実行時間と、時刻補正実行間隔とを蓄積する記憶手段を設け、さらに、前記誤差許容範囲値と、前記周期の最大値及び最小値を設定する手段と、前記下位装置毎に、前記時刻補正実行時間値と前記時刻補正実行間隔値を設定する手段と、時刻補正を実行する度に、前記下位装置の各々の時計の現在の誤差時間値を取得する手段と、前記下位装置毎に、前記誤差許容範囲値の範囲内に収めることのできる時刻補正の次回実行間隔値を算出する手段と、該算出した次回実行間隔値から次回時刻補正時間を算出する手段と、該算出した次回時刻補正時間に基づいて動的に次回の時刻補正の実行スケジュールを生成して時刻補正動作を継続する手段とを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、上記装置がネットワークに接続されている各下位装置の時刻を補正する際に、その下位装置の誤差時間値を収集し、収集した誤差時間値を基に、誤差許容範囲値内に収めることのできる時刻補正の次回実行間隔を算出し、算出した結果に基づいて動的に次回の時刻補正の実行スケジュールを生成して時刻補正動作を継続するため
、下位装置の誤差時間値を誤差許容範囲値内に収めながら、時刻補正を行うために必要なネットワーク負荷を自動的に最適値に維持することができる。
ここで、次回時刻補正実行間隔Tは、例えば、予め設定された誤差許容範囲値T1と現在の誤差時間値T2と現在の実行間隔値T3を基に、T=(T1÷T2)×T3として算出する。尚、下位装置の現在の誤差時間値が0の場合には、T=最大実行間隔時間値とする。また、1回目の下位装置の時刻補正の時に現在の実行間隔値が存在しないが、その場合は、T=最小実行間隔時間値とする。
この算出手段で次回時刻補正実行間隔を求めることで、下位装置の誤差時間値を誤差許容範囲値の範囲内に収めながら時刻補正を行うことができ、かつ時刻補正を行うために必要なネットワーク負荷を自動的に最適化することができる。求められた次回時刻補正実行間隔を下位装置の実行時間値に加算し、動的に次回の時刻補正の実行スケジュールを生成して時刻補正の動作を継続する。
前記時刻補正システムにおいて、前記算出された次回実行間隔が前記周期の最小値未満の場合には、次回実行間隔を該周期の最小値とするとともに、アラームを送出する手段を備えることができる。
次回実行間隔が、設定されている周期の最小値未満であった場合には、システムで想定している時計の精度よりその下位装置の時計の精度が低くなっていることから、装置の時計回路が故障している可能性があると判断し、外部の管理端末等にアラームを通知することにより、時刻を補正する下位装置の時計回路の障害をいち早く管理者等へ連絡し、障害の対応を早期に行うことができる。
また、前記時刻補正システムにおいて、前記誤差許容範囲値と、前記周期の最大値及び最小値を蓄積するメモリを前記下位装置毎に設け、該下位装置毎に、前記誤差許容範囲値と、前記周期の最大値及び最小値を設定する手段と、該下位装置毎の前記誤差許容範囲値と、前記周期の最大値及び最小値を使用して、該下位装置毎の誤差許容範囲値の範囲内に収めることのできる時刻補正の次回実行間隔値を算出する手段を備えることができる。これによって、下位装置毎に必要な時計精度が異なる場合でも柔軟にシステムを運用することができるとともに、下位装置毎に保守担当者が異なる場合等でも、下位装置毎に異なる通知先へアラームを通知することも可能となる。
以上のように、本発明によれば、予め定められた時計の誤差許容範囲値を超える前に時刻を補正することができるとともに、ネットワークの負荷を軽減することもできる時刻補正システムを提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる時刻補正システムの一実施の形態の構成を示し、このシステムは、ネットワーク200に接続されるセンタ装置(上位装置)100によって複数の下位装置400、401の時刻補正を行うものであって、ネットワーク200に接続されているセンタ装置100と、端末300と、下位装置400、401と、管理者端末600とで構成される。
センタ装置100は、正確な世界標準時を備える時計回路105と、周期的にイベント発生を通知する起動タイマ103と、時刻の補正を実行するにあたって必要なスケジュール情報と装置情報とを格納するメモリ101と、スケジュールを制御、監視するスケジュール管理部104と、既知の手段で各装置に時刻を設定する時刻補正実行部108と、一時的にデータを保存するワークメモリのメモリ102及びメモリ110と、端末300から受け取った設定データをメモリ101に格納する設定データ受信処理部106と、管理者端末600に対してアラームを通知するアラーム通知処理部107とで構成される。
また、端末300は、ネットワーク200を介してセンタ装置100の設定データ受信処理部106に対し、下位装置400、401のスケジュール情報と装置情報の設定要求を行う手段を備える。
下位装置400、401は、装置内部に個別に時計回路を有し、外部からネットワーク200経由で時計情報を設定する手段を備える。また、管理者端末600は、外部からのアラーム情報を受け取る手段を備える。
次に、図1に示した時刻補正システムの動作について、図1〜図4を参照しながら説明する。尚、特に図番号の記載がない構成要素は、図1の要素を示す。
まず、管理者は、予め端末300を用いて下位装置400、401の時計の誤差時間値(以降、「誤差許容範囲値」という)と、下位装置400、401に対して時刻補正を行う最大の周期(以降、「最大実行間隔時間値」という)と、最小の周期(以降、「最小実行間隔時間値」という)と、アラームを通知するための情報と、下位装置400、401の各々の時刻補正実行日時と、下位装置400、401各々の装置情報を入力する。
次に、端末300は、入力した設定データをネットワーク200を介して、センタ装置100の設定データ受信処理部106へ送信する。設定データ受信処理部106は、受信した設定データを、図2に示すような構成を有するメモリ101に保存する。
次に、起動タイマ103が定期的にイベントを発生させると、そのイベントをスケジュール管理部104が検出し、時計回路105から現在時刻を取得するとともに、取得した時刻情報を基に、メモリ101の時刻補正実行日時を参照して時刻補正を実行するスケジュールの有無を検索し、時刻補正を実行する装置が発見された場合(本例では、下位装置400)には、時刻補正を実行する装置の装置識別インデックスをメモリ102の装置識別インデックスに保存し、時刻補正実行部108を呼び出す。
時刻補正実行部108は、外部からネットワーク200経由で時計情報を設定する手段を用い、下位装置400が保持する時計回路に正確な時刻を設定する処理を行うとともに、後述の誤差情報取得手段等を用い、下位装置400の保持する時計回路の誤差時間値を取得した後、誤差時間値を、図3に示すような構成を有するメモリ102に保存し、スケジュール管理部104へ処理完了を通知する。
スケジュール管理部104は、時計補正実行部108からの処理完了通知を受けると、下位装置400の実行間隔値の計算及び実行時間値の計算を行う。以下、この計算方法の流れについて図5及び図6を中心に参照しながら説明する。
まず、メモリ102の装置識別インデックスを基に、ステップS1において、メモリ101の実行間隔値(下位装置400)を参照し、値が設定されていない場合(1回目の時刻補正時)は、ステップS5において、メモリ102の次回実行間隔にメモリ101の最小実行間隔時間値を設定して処理を終了する。一方、メモリ101の実行間隔値(下位装置400)が設定されている場合(2回目以降の時刻補正時)には、ステップS4において、以下の計算式Aで求めた値(t2)をメモリ102の次回実行間隔に設定する。
〔計算式A〕
ステップS2において、メモリ102の誤差時間値が0の場合には、ステップS6に移行し、t2=メモリ101の最大実行間隔時間値とする。
ステップS2において、メモリ102の誤差時間値が0以外の場合には、ステップS3に移行し、
t2=(メモリ101の誤差許容範囲値(ミリ秒)÷メモリ102の誤差時間値(ミリ秒))×メモリ101の実行間隔値(下位装置400)とする。
次に、スケジュール管理部104は、上述によりメモリ102に設定された次回実行間隔を参照し、メモリ102の次回実行間隔の値がメモリ101の最小実行間隔時間値とメモリ101の最大実行間隔時間値の範囲内(ステップS7で「同じ又は大きい」、ステップS8で「同じ又は小さい」の場合)であれば、ステップS9において、メモリ102の次回実行間隔の値をメモリ101の実行間隔(下位装置400)に書き込み、ステップS10において、メモリ101の時刻補正実行日時(下位装置400)にメモリ101の実行間隔(下位装置400)を加算する。
一方、メモリ102の次回実行間隔の値がメモリ101の最大実行間隔より大きい(ステップS7で「同じ又は大きい」、ステップS8で「大きい」)場合には、ステップS13において、メモリ101の実行間隔(下位装置400)にメモリ101の最大実行間隔を書き込み、ステップS10において、メモリ101の時刻補正実行日時(下位装置400)にメモリ101の実行間隔(下位装置400)を加算する。
また、メモリ102の次回実行間隔の値がメモリ101の最小実行間隔未満(ステップS7で「小さい」)の場合には、メモリ101の実行間隔(下位装置400)にメモリ101の最小実行間隔を書き込み、ステップS10において、メモリ101の時刻補正実行日時(下位装置400)にメモリ101の実行間隔(下位装置400)を加算する。
このように、時刻補正実行のタイミングで、実行間隔を動的に修正することで、ネットワークの負荷を軽減するとともに、下位装置400の保持する時計に生じる誤差が許容範囲外になる前に時刻補正を行うことができる。尚、上記メモリ102の次回実行間隔が最小実行間隔未満の場合には、下位装置400が保持する時計回路に障害が発生した可能性があるため、スケジュール管理部104は、アラーム通知処理部107にメモリ101の装置情報を送出する。アラーム通知処理部107は、図6のステップS12において、引き渡された装置情報を基に、ネットワーク200を介して管理者端末600にアラームを通知する。これにより、下位装置400が保持する時計回路の障害を迅速に管理者に伝え、早期に障害への対応を行うことができる。
尚、上述の動作では、メモリ101に蓄積する誤差許容範囲値、最小実行間隔時間値、最大実行間隔時間値、及びアラーム連絡情報を、システム全体で1種類、すなわち、これらの情報を複数の下位装置400、401で共通して使用する場合について説明したが、メモリ101に下位装置400、401の装置識別インデックス毎の蓄積領域を用意し、下位装置400、401毎に誤差許容範囲値、最小実行間隔時間値、最大実行間隔時間値、及びアラーム連絡情報を蓄積して動作させることもできる。
この場合、次回実行間隔を算出する際に使用する誤差許容範囲値、最小実行間隔時間値、最大実行間隔時間値の検出の際、及び次回実行間隔が最小実行間隔時間値未満であった場合のアラーム連絡情報の検出の際に、下位装置400、401の装置識別インデックスによりメモリ101から必要な情報を抽出し、下位装置400、401毎に次回実行間隔を算出する。これにより、下位装置400、401毎に誤差許容範囲値等の値を設定することができ、下位装置400、401毎に必要な時計精度が異なる場合でも、柔軟にシステムを運用することができる。また、下位装置400、401毎に保守担当者が異なる場合でも、異なる通知先へアラームを通知することが可能である。
次に、スケジュール管理部104が、下位装置400の誤差を取得した後の実行間隔の設定の具体例について説明する。
メモリ101の誤差許容範囲値が「2000ミリ秒」、最小実行間隔時間値が「720分」、最大実行間隔時間値が「43200分」、アラーム連絡情報が「abc@def.co.jp」、実行間隔値(下位装置400)が「10080分」であるものとする。
〔例1〕メモリ102の誤差時間値が「1000ミリ秒」であり、メモリ101の誤差許容範囲値より小さい場合について説明する。
スケジュール管理部104は、まず、メモリ101の実行間隔値(下位装置400)を参照し、値が設定されているので、上記計算式Aを用いて、次回実行間隔を求め、メモリ102の次回実行間隔に設定する。メモリ102の誤差時間値が「1000ミリ秒」であるため、
t2=(2000÷1000)×10080
t2=20160(分)
メモリ102の次回実行間隔=20160分
メモリ102の次回実行間隔は、メモリ101の最小実行間隔時間値とメモリ101の最大実行間隔時間値の範囲内であるので、メモリ101の実行間隔値(下位装置400)=20160分になる。
〔例2〕メモリ102の誤差情報が「40000ミリ秒」であり、メモリ101の誤差許容範囲値より大きい場合の例について説明する。
スケジュール管理部104は、まず、メモリ101の実行間隔値(下位装置400)を参照し、値が設定されているので、上記計算式Aを用いて、次回実行間隔を求めメモリ102の次回実行間隔に設定する。メモリ102の誤差時間値が「40000ミリ秒」であるため、
t2=(2000÷40000)×10080
t2=504(分)
メモリ102の次回実行間隔=504分
メモリ102の次回実行間隔は、メモリ101の最小実行間隔時間値未満であるので、メモリ101の実行間隔値(下位装置400)=720分(メモリ101の最小実行間隔時間値)になる。
また、この場合は、管理者に対してアラーム通知を行う。
次に、本発明にかかる時刻補正システムにおける誤差情報取得方法の一例について説明する。
時刻補正実行部108がネットワークを介して下位装置400に要求を送信するとともに、時計回路105から現在時刻を取得し、図4に示すような構成を有するメモリ110のt1に書き込む。下位装置400は、その要求を受信した時刻(t2)と、時刻補正実行部108に応答する時刻(t3)を応答データとし、時刻補正実行部108へ送信する。時刻補正実行部108は、応答データを受信した時刻を時計回路105から取得し、メモリ110のt4に書き込む。
時刻補正実行部108は、メモリ102の装置識別インデックスから、メモリ101の装置情報を読み出し、応答データt2、t3を世界標準時に変換し、変換データのt2をメモリ110のt2に、変換データt3をメモリ110のt3へ書き込む。
メモリ110のデータから、伝送所要時間は((t4−t1)−(t2−t3))÷2で求められ、センタ装置100と下位装置400の誤差は((t2−t1)+(t3−t4))÷2で求められる。下位装置400への時刻設定は、時刻補正実行部108が時計回路105から読み出した時刻に上記で求めた伝送所要時間を加算し、メモリ102の装置識別インデックスから、メモリ101の装置情報を読み出し、下位装置400のロケールの時刻に変換し、ネットワーク200を介して下位装置400へ送信することで行うことができる。
尚、上記構成及び動作は、誤差情報取得方法の一例であって、時刻補正実行部108が、下位装置400の保持する時計回路の誤差情報を取得できれば、その手段は問わない。
本発明にかかる時刻補正システムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。 図1のセンタ装置のメモリ101の構成例を示す図である。 図1のセンタ装置のメモリ102の構成例を示す図である。 図1のセンタ装置のメモリ110の構成例を示す図である。 本発明の時刻補正システムにおいて、下位装置の実行間隔値の計算及び実行時間値の計算方法の流れを示すフローチャートである。 本発明の時刻補正システムにおいて、下位装置の実行間隔値の計算及び実行時間値の計算方法の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 センタ装置
101、102、110 メモリ
103 起動タイマ
104 スケジュール管理部
105 時計回路
106 設定データ受信処理部
107 アラーム通知処理部
108 時刻補正実行部
200 ネットワーク
300 端末
400、401 下位装置
600 管理者端末

Claims (3)

  1. 上位装置にネットワークを介して接続された複数の下位装置の時刻補正を行うシステムにおいて、
    前記上位装置内に、前記下位装置の時計の誤差許容範囲値と、該下位装置に対して時刻補正を行う周期の最大値及び最小値とを蓄積する記憶手段を設け、
    前記下位装置毎に、時刻補正実行時間と、時刻補正実行間隔とを蓄積する記憶手段を設け、
    さらに、前記誤差許容範囲値と、前記周期の最大値及び最小値を設定する手段と、
    前記下位装置毎に、前記時刻補正実行時間値と前記時刻補正実行間隔値を設定する手段と、
    時刻補正を実行する度に、前記下位装置の各々の時計の現在の誤差時間値を取得する手段と、
    前記下位装置毎に、前記誤差許容範囲値の範囲内に収めることのできる時刻補正の次回実行間隔値を算出する手段と、
    該算出した次回実行間隔値から次回時刻補正時間を算出する手段と、
    該算出した次回時刻補正時間に基づいて動的に次回の時刻補正の実行スケジュールを生成して時刻補正動作を継続する手段とを備えることを特徴とする時刻補正システム。
  2. 前記算出された次回実行間隔が前記周期の最小値未満の場合には、次回実行間隔を該周期の最小値とするとともに、アラームを送出する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の時刻補正システム。
  3. 前記誤差許容範囲値と、前記周期の最大値及び最小値を蓄積するメモリを前記下位装置毎に設け、該下位装置毎に、前記誤差許容範囲値と、前記周期の最大値及び最小値を設定する手段と、該下位装置毎の前記誤差許容範囲値と、前記周期の最大値及び最小値を使用して、該下位装置毎の誤差許容範囲値の範囲内に収めることのできる時刻補正の次回実行間隔値を算出する手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の時刻補正システム。
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