JP4662124B2 - チャタリング防止回路、波形整形回路、3相モータ駆動制御回路、及び回転数パルス信号出力回路。 - Google Patents

チャタリング防止回路、波形整形回路、3相モータ駆動制御回路、及び回転数パルス信号出力回路。 Download PDF

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Description

本発明は、チャタリングを防止するチャタリング防止回路及びそれを用い、モータの回転位置信号を波形整形するのに好適な波形整形回路及びそれを用いて回転数を検出する3相モータ駆動制御回路に関するものである。
ホール素子付きの3相モータ駆動制御回路は、ホール素子に生じるモータの回転位置信号に基づいてモータ駆動のタイミングを制御する。また、この3相モータ駆動制御回路は、回転位置信号から回転数を示す回転数パルス信号、いわゆるFG信号、を生成し、それにより得られた回転数情報を用いてモータ駆動のタイミングを調整するものも多い(例えば特許文献1)。図6にこのようなモータ駆動制御回路102を備えたモータ装置101を示す。
このモータ装置101は、モータの回転子の位置を検出して回転位置信号を出力するホール素子HU、HV、HWと、これらの回転位置信号とモータ制御指令部(図示せず)の指令に基づいて制御信号を出力するモータ駆動制御回路102と、モータ駆動制御回路102からの制御信号に応じて駆動電流をモータのコイルLU、LV、LWに供給するパワードライバ103と、を有して成る。なお、回転位置信号は、ホール素子HUが出力する差動のU相回転位置信号HU及びHUと、ホール素子HVが出力する差動のV相回転位置信号HV及びHVと、ホール素子HWが出力する差動のW相回転位置信号HW及びHWと、からなる3相の正弦波信号であり、各相の間の位相差は120°である。
モータ駆動制御回路102は、回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HW、入力端子TOを介してモータ制御指令部(図示せず)の指令信号、後述する回転数パルス信号生成回路117の回転数パルス信号FGが入力され、パワードライバ103への制御信号を出力するパワードライバ制御回路109と、回転数パルス信号生成回路117と、回転数パルス信号生成回路117の前段に設けられるU相、V相、W相のコンパレータ111、112、113からなる波形整形回路110と、を有する。U相のコンパレータ111は差動のU相回転位置信号HU及びHUを比較してその比較結果であるパルス信号HU2を、V相のコンパレータ112は差動のV相回転位置信号HV及びHVを比較してその比較結果であるパルス信号HV2を、W相のコンパレータ113は差動のW相回転位置信号HW及びHWを比較してその比較結果であるパルス信号HW2を、それぞれ出力する。前述した回転数パルス信号生成回路117は、パルス信号HU2、HV2、HW2を合成して回転数パルス信号FGを生成し、その回転数パルス信号FGをパワードライバ制御回路109に出力するのである。
ここで、U相、V相、W相のコンパレータ111、112、113はヒステリシスを有し、所定電圧幅、すなわちヒステリシス幅以内の大きさならば、回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HWに重畳したノイズが除去される。こうして、コンパレータ111、112、113の出力がハイレベルからローレベル又はローレベルからハイレベルに切り換わるときに不安定になって細かいパルスが発生する現象、すなわちチャタリングがある程度防止され、もって、それらが入力される回転数パルス信号生成回路117において誤った回転数パルス信号FGが生成されるのを抑制することができる。
特開平6−169586号公報
しかしながら、このヒステリシス幅は、それぞれの製品間のばらつきや温度による変動が有るため、想定されるノイズに対して余裕を持たせて大きく設定する必要があった。一方、回転位置信号の振幅は、モータの回転速度が低くなるにつれて小さくなりヒステリシス幅に接近する。従って、適用可能な回転速度が低くなればなる程、適当なヒステリシス幅を設定することは困難になってくる。例えば、今日、光ディスク装置のスピンドルモータを超低速(例えば50rpm)で回転させる場合も考えられており、この非常に小さな振幅の回転位置信号に重畳するノイズに対して実効の有るヒステリシス幅を設定することは困難であった。
そのため、回転位置信号を伝達するラインにフィルタ素子を付加してノイズ自体を小さくする手段が考えられる。しかし、この手段では、回転位置信号が遅延してしまい、モータを最適のタイミングで駆動する精度が低下し、また、コストも上がる。
本発明は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的はモータの回転速度が低くなっても、回転位置信号を遅延させることなく、一定範囲のノイズによるチャタリングを防止することにより誤った回転数パルス信号が生成されるのを抑制することができるモータ駆動制御回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のチャタリング防止回路は、同一周波数の第1のパルス信号及び第2のパルス信号を入力し、第2のパルス信号が所定レベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第2のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる出力信号を出力するチャタリング防止回路であって、第1のパルス信号の反転信号と第2のパルス信号のNORである第1の中間信号と、第1のパルス信号と第2のパルス信号の反転信号のNORである第2の中間信号と、前記出力信号と前記第1の中間信号のNORである第3の中間信号と、を用い、該第3の中間信号と前記第2の中間信号のNORを前記出力信号とする論理の回路によって、前記出力信号のチャタリングを防止することを特徴とする。
請求項2に記載の波形整形回路は、第1相の回転位置信号から第1のパルス信号を生成して出力する第1のコンパレータと、第2相の回転位置信号から第2のパルス信号を生成して出力する第2のコンパレータと、第1のパルス信号及び第2のパルス信号を入力する第1のチャタリング防止回路と、を備え第1のチャタリング防止回路は、第2のパルス信号が所定レベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第2のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第1の出力信号を出力するものであって、第1のパルス信号の反転信号と第2のパルス信号のNORである第1の中間信号と、第1のパルス信号と第2のパルス信号の反転信号のNORである第2の中間信号と、前記第1の出力信号と前記第1の中間信号のNORである第3の中間信号と、を用い、該第3の中間信号と前記第2の中間信号のNORを前記第1の出力信号とする論理の回路であることを特徴とする。
請求項3に記載の波形整形回路は、請求項2に記載の波形整形回路において、第3相の回転位置信号から第3のパルス信号を生成して出力する第3のコンパレータと、第2のパルス信号及び第3のパルス信号を入力する第2のチャタリング防止回路と、第3のパルス信号及び第1のパルス信号を入力する第3のチャタリング防止回路と、を更に備え第2のチャタリング防止回路は、第3のパルス信号が前記所定レベルのとき、第2のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第3のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第2のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第2の出力信号を出力するものであって、第2のパルス信号の反転信号と第3のパルス信号のNORである第4の中間信号と、第2のパルス信号と第3のパルス信号の反転信号のNORである第5の中間信号と、前記第2の出力信号と前記第4の中間信号のNORである第6の中間信号と、を用い、該第6の中間信号と前記第5の中間信号のNORを前記第2の出力信号とする論理の回路であり、第3のチャタリング防止回路は、第1のパルス信号が前記所定レベルのとき、第3のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第1のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第3のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第3の出力信号を出力するものであって、第3のパルス信号の反転信号と第1のパルス信号のNORである第7の中間信号と、第3のパルス信号と第1のパルス信号の反転信号のNORである第8の中間信号と、前記第3の出力信号と前記第7の中間信号のNORである第9の中間信号と、を用い、該第9の中間信号と前記第8の中間信号のNORを前記第3の出力信号とする論理の回路であることを特徴とする。
請求項4に記載の3相モータ駆動制御回路は、3相モータの第1相、第2相、第3相の回転位置信号と、モータ制御指令部からの指令信号と、回転数を示す回転数パルス信号と、が入力され、モータ駆動の制御信号を出力するパワードライバ制御回路と、請求項2又は3に記載の波形整形回路と、少なくとも1個の前記チャタリング防止回路の出力信号から回転数パルス信号を生成して前記パワードライバ制御回路に出力する回転数パルス信号生成回路と、を備えてなることを特徴とする。
請求項5に記載の3相モータ駆動制御回路は、請求項に記載の3相モータ駆動制御回路において、前記回転数パルス信号生成回路は、第1、第2、第3のチャタリング防止回路の出力信号から回転数パルス信号を生成することを特徴とする。
請求項6に記載の3相モータ駆動制御回路は、請求項4又は5に記載の3相モータ駆動制御回路において、第1相、第2相、第3相の回転位置信号はホール素子が出力する信号であることを特徴とする。
請求項7に記載の3相モータ駆動制御回路は、請求項4乃至6のいずれかに記載の3相モータ駆動制御回路において、少なくとも第1と第2のチャタリング防止回路の出力信号から回転方向を示す回転方向信号を生成する回転方向信号生成回路を更に備えてなることを特徴とする。
請求項8に記載の回転数パルス信号出力回路は、3相モータの第1相の回転位置信号から第1のパルス信号を生成して出力する第1のコンパレータと、3相モータの第2相の回転位置信号から第2のパルス信号を生成して出力する第2のコンパレータと、3相モータの第3相の回転位置信号から第3のパルス信号を生成して出力する第3のコンパレータと、第1及び第2のパルス信号を入力し、第2のパルス信号が所定レベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第2のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第1の出力信号を出力する第1のチャタリング防止回路と、第2及び第3のパルス信号を入力し、第3のパルス信号が所定レベルのとき、第2のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第3のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第2のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第2の出力信号を出力する第2のチャタリング防止回路と、第3及び第1のパルス信号を入力し、第1のパルス信号が所定レベルのとき、第3のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第1のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第3のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第3の出力信号を出力する第3のチャタリング防止回路と、第1、第2、及び第3の出力信号を入力し、第1、第2、及び第3の出力信号に応じた回転数パルス信号を生成する回転数パルス信号生成回路と、を備えてなり、該回転数パルス信号生成回路から回転数パルス信号を出力することを特徴とする。更に、請求項9に記載の回転数パルス信号出力回路は、請求項8に記載の回転数パルス信号出力回路において、前記回転数パルス信号は、第1、第2、及び第3の出力信号の立ち上がりに応じて立ち上がり、第1、第2、及び第3の出力信号の立ち下がりに応じて立ち下がることを特徴とする。
本発明に係るチャタリング防止回路及びそれを備えた波形整形回路は、それぞれの製品間のばらつきや温度による影響を受けることなく、振幅の1/2よりも小さいノイズが正弦波信号(回転位置信号)に重畳しても、確実にチャタリングが防止できる。本発明に係る3相モータ駆動制御回路は、この波形整形回路を備えるので、誤った回転数を示す回転数パルス信号の生成が抑制される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係るモータ駆動制御回路2を備えたモータ装置の回路図である。このモータ装置1は、モータの回転子の位置を検出して回転位置信号を出力するホール素子HU、HV、HWと、これらの回転位置信号とモータ制御指令部(図示せず)の指令に基づいて制御信号を出力するモータ駆動制御回路2と、モータ駆動制御回路2からの制御信号に応じて駆動電流をモータのコイルLU、LV、LWに供給するパワードライバ3と、を有して成る。なお、回転位置信号は、ホール素子HUが出力する差動の信号である正のU相回転位置信号HU及び負のU相回転位置信号HUと、ホール素子HVが出力する差動の信号である正のV相回転位置信号HV及び負のV相回転位置信号HVと、ホール素子HWが出力する差動の信号である正のW相回転位置信号HW及び負のW相回転位置信号HWと、からなる3相の正弦波信号であり、各相の間の位相差は120°である。
以下、具体的にモータ駆動制御回路2を説明する。モータ駆動制御回路2は、前述した回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HW、入力端子TOを介してモータ制御指令部(図示せず)の指令信号、後述する回転数パルス信号生成回路17の回転数パルス信号FGが入力され、パワードライバ3への制御信号を出力するパワードライバ制御回路9と、回転数パルス信号生成回路17と、回転数パルス信号生成回路17の前段に設けられるU相、V相、W相のコンパレータ11、12、13を含む波形整形回路10と、を有する。この構成は、背景技術の図6に示すものと実質的に同様である。このモータ駆動制御回路2の特徴は、波形整形回路10においてU相、V相、W相のコンパレータ11、12、13の後段に後に詳述するチャタリング防止回路14、15、16を設けたことにある。パワードライバ制御回路9の制御信号は、更に詳しくは、パワードライバ3を介し、回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HWに基づいてモータ駆動のタイミングを、モータ制御指令部の指令信号に基づいて駆動電流の供給量を、それぞれ制御するものである。また、モータ駆動のタイミングは回転数パルス信号FGにより調整される。
U相のコンパレータ11は、差動のU相回転位置信号HU、HUを比較し、ハイレベル又はローレベルのU相のパルス信号HU2を出力する。V相のコンパレータ12は、差動のV相回転位置信号HV、HVを比較し、ハイレベル又はローレベルのV相のパルス信号HV2を出力する。W相のコンパレータ13は、差動のW相回転位置信号HW及びHWを比較し、ハイレベル又はローレベルのW相のパルス信号HW2を出力する。なお、これらのコンパレータ11、12、13はヒステリシスを有さない。
U相のチャタリング防止回路14は、U相とW相のパルス信号HU2、HW2とそれらの反転信号が入力され、W相のパルス信号HW2がローレベルのとき、U相のパルス信号WU2が立ち上がるとハイレベルとなってそれが保持され、W相のパルス信号HW2がハイレベルのとき、U相のパルス信号HU2が立ち下がるとローレベルとなってそれが保持される出力信号HU3を出力する。V相のチャタリング防止回路15は、V相とU相のパルス信号HV2、HU2とそれらの反転信号が入力され、U相のパルス信号HU2がローレベルのとき、V相のパルス信号WV2が立ち上がるとハイレベルとなってそれが保持され、U相のパルス信号HU2がハイレベルのとき、V相のパルス信号HV2が立ち下がるとローレベルとなってそれが保持される出力信号HV3を出力する。W相のチャタリング防止回路16は、W相とV相のパルス信号HW2、HV2とそれらの反転信号が入力され、V相のパルス信号HV2がローレベルのとき、W相のパルス信号HW2が立ち上がるとハイレベルとなってそれが保持され、V相のパルス信号HV2がハイレベルのとき、W相のパルス信号HW2が立ち下がるとローレベルとなってそれが保持される出力信号HW3を出力する。これら3相のチャタリング防止回路14、15、16の具体的な回路構成は後に詳述する。
回転数パルス信号生成回路17は、3相のチャタリング防止回路14、15、16の出力信号HU3、HV3、HW3が入力され、それらの信号HU3、HV3、HW3のいずれかの立ち上がりに同期して立ち上がり、立ち下りに同期して立ち下がる回転数パルス信号FGを生成して前述のパワードライバ制御回路9に入力される。
次に、3相のコンパレータ11、12、13、3相のチャタリング防止回路14、15、16、及び回転数パルス信号生成回路17の動作について説明する。図2は、回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HWにノイズが重畳していない場合の各部の波形を示している。差動のU相回転位置信号HU、HUのクロスポイント、差動のV相回転位置信号HV、HVのクロスポイント、差動のW相回転位置信号HW、HWのクロスポイント、にそれぞれ同期してパルス信号HU2、HV2、HW2が立ち上がりあるいは立ち下がる。そして、3相のチャタリング防止回路14、15、16の出力信号HU3、HV3、HW3はそれぞれパルス信号HU2、HV2、HW2と実質的に同一波形となる。
図3は、回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HWにそれらの振幅の1/2に近いノイズが重畳した場合の各部の波形を示している。先ず着目すべきは、回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HWの振幅の1/2よりも小さいノイズは、それぞれのクロスポイントから前後電気角30°の範囲のみに影響を及ぼすことである。すなわち、3相のコンパレータ11、12、13の出力であるパルス信号HU2、HV2、HW2には、クロスポイントから電気角30°近く前に進んだ又は後に遅れたポイントまでにチャタリングパルスが生じる可能性がある。
U相のチャタリング防止回路14は、差動のU相回転位置信号HU、HUのクロスポイントから前後電気角30°の範囲において、パルス信号HU2の立ち上がり又は立ち下がりを最初のみ検出する。以下、具体的に説明する。U相のチャタリング防止回路14は、パルス信号HW2がローレベルの状態でパルス信号HU2が立ち上がると、パルス信号HU3を立ち上がらせてハイレベルを維持する。その後、パルス信号HW2がハイレベルの状態でパルス信号HU2が立ち下がると、パルス信号HU3を立ち下がらせてローレベルを維持する。この動作は、パルス信号HU2の立ち上がり又は立ち下がりが差動のU相回転位置信号HU、HUのクロスポイントによるものかチャタリングパルスによるものかに係わらない。また、パルス信号HU2が立ち上がり又は立ち下がるときは、パルス信号HW2が差動のW相回転位置信号HW、HWのクロスポイントから電気角30°以上離れているので確実にローレベル又はハイレベルになっている、すなわち安定している。こうすることで、U相のチャタリング防止回路14は、差動のU相回転位置信号HU、HUのクロスポイントから前後電気角30°の範囲で立ち上がり又は立ち下がる信号HU3を出力するのである。この出力信号HU3は、U相回転位置信号HU、HUの周波数と同一の周波数となる。V相、W相のチャタリング防止回路15、16についても同様である。
回転数パルス信号FGは、3相のチャタリング防止回路14、15、16の出力信号HU3、HV3、HW3のいずれかの立ち上がりに同期して立ち上がり、立ち下りに同期して立ち下がる。従って、回転数パルス信号FGは、回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HWにそれらの振幅の1/2に近いノイズが重畳していても、それらの3倍の周波数になる。そして、パワードライバ制御回路9において、この回転数パルス信号FGに基づいてモータ駆動のタイミングが調整される。
なお、回転数が変化した場合の応答は遅くなるが、回転数パルス信号生成回路17において、出力信号HU3、HV3、HW3のいずれかをそのまま回転数パルス信号FGとして出力することも可能である。この場合、3相のコンパレータ11、12、13のうち1個(例えばV相のコンパレータ12)、3相のチャタリング防止回路14、15、16のうち2個(例えばV相、W相のチャタリング防止回路15、16)を省略することが可能である。
次に、3相のチャタリング防止回路14、15、16の具体的な回路構成を説明する。3相のチャタリング防止回路14、15、16のそれぞれは、具体的には、図1に示したようにNOR回路を組み合わせて構成することができる。U相のチャタリング防止回路14において、節点Aはパルス信号HU2の反転信号とパルス信号HW2とのNORであり、節点Bはパルス信号HU2とパルス信号HW2の反転信号とのNORである。節点Cは節点Aと出力信号HU3とのNORであり、出力信号HU3は節点Bと節点CとのNORである。すなわち、図5(a)に示すように、節点Aは、パルス信号HW2がローレベルのとき、パルス信号HU2が立ち上がるとハイレベルとなり、節点Bは、パルス信号HW2がハイレベルのとき、パルス信号HU2が立ち下がるとハイレベルとなる。また、節点Aのハイレベル期間と節点Bのハイレベル期間の間には電気角60°のローレベルの期間が設けられている。節点Bがハイレベルになると出力信号HU3はローレベルとなり、また、それにより節点Cがハイレベルになるから出力信号HU3はローレベルが保持される。節点Aがハイレベルになると、このとき節点Bはローレベルであるから出力信号HU3はハイレベルとなり、また、それにより節点Cがローレベルになるから出力信号HU3はハイレベルが保持される。従って、出力信号HU3は、回転位置信号にノイズが重畳していない場合は図2、1/2に近いノイズが重畳した場合は図3、に示すような波形となる。V相、W相のチャタリング防止回路15、16についても同様である。
なお、3相のチャタリング防止回路14、15、16は、同様な論理を別の回路で実現できることは勿論であり、その出力信号HU3、HV3、HW3の位相を必要に応じて進めさせたり遅れさせたり、また、反転させたりすることも可能である。また、U相のチャタリング防止回路14に、W相のパルス信号HW2を用いず、差動のU相回転位置信号HU、HUのクロスポイントから電気角60°以上離れたポイントで立ち上がるか立ち下がる信号を用いることもできる。例えば、U相のチャタリング防止回路14は、その出力信号HU3が、V相のパルス信号HV2がハイレベルのとき、U相のパルス信号WU2が立ち上がるとハイレベルとなってそれが保持され、V相のパルス信号HV2がローレベルのとき、U相のパルス信号HU2が立ち下がるとローレベルとなってそれが保持されるような回路構成にすることも可能である。これは、V相、W相のチャタリング防止回路15、16についても同様である。
以上のように、3相のチャタリング防止回路14、15、16により、回転位置信号の振幅に係わらずその1/2よりも小さいノイズが重畳しても確実にチャタリングが防止されるので、3相のコンパレータ11、12、13がそれぞれの製品間のばらつきや温度による影響を受け易いヒステリシスを有する必要はなく、誤った回転数を示す回転数パルス信号が生成されることが抑制される。なお、モータ装置によっては回転位置信号の振幅の1/2よりも大きいノイズが重畳する場合も考えられるが、この場合は、回転位置信号を伝達するラインにフィルタ素子を付加してノイズ自体を小さくする手段などを併用する。この場合でも、このモータ駆動制御回路2を用いると、フィルタ素子の時定数を小さくできるので、回転位置信号の遅延を最小限に留め、モータ駆動の精度低下を抑制することができる。
次に、これらの3相のチャタリング防止回路14、15、16は、図2の場合と逆方向にモータが回転しているときでも適用可能であることを説明する。図4は、図2の場合と逆方向にモータが回転しているとき、回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HWにノイズが重畳していない場合の各部の波形を示している。ここで、3相のチャタリング防止回路14、15、16の出力信号HU3、HV3、HW3はパルス信号HW2、HU2、HV2のそれぞれの反転信号と実質的に同一波形となる。言い換えれば、出力信号HU3、HV3、HW3はそれぞれパルス信号HU2、HV2、HW2から電気角60°遅れた波形となる。なお、3相のチャタリング防止回路14、15、16の内部動作の詳細な説明は省略するが、例えば、U相のチャタリング防止回路14の内部動作は図5(b)に示すものとなる。
また、回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HWの振幅の1/2に近いノイズが重畳した場合の各部の波形は特に別図に示さないが、図3に基づいて説明したのと同様に、3相のチャタリング防止回路14、15、16の出力信号HU3、HV3、HW3は回転位置信号HU、HU、HV、HV、HW、HWと同一の周波数となる。その結果、誤った回転数を示す回転数パルス信号が生成されることが抑制される。
また、3相のチャタリング防止回路14、15、16の出力信号HU3、HV3、HW3から回転方向を示す回転方向信号を生成する回転方向信号生成回路を設けることも可能である。例えば、出力信号HU3の立ち上がり時、図2の場合では出力信号HV3はハイレベル、図4の場合では出力信号HV3はローレベルであるので、回転方向信号生成回路を出力信号HU3の立ち上がりで出力信号HV3のレベルを保持する構成にすれば、回転方向を示す回転方向信号を生成することができる。なお、この他にも様々な回路構成が可能である。
以上、本発明の実施形態であるモータ駆動制御回路について説明したが、本発明は、実施形態に記載したものに限られることなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。例えば、3相のコンパレータ11、12、13はそれぞれ正の回転位置信号HU、HV、HWと所定の基準電圧とを比較するものであることも可能である。また、本発明の実施形態であるチャタリング防止回路及びそれを備えた波形整形回路は、モータ駆動制御回路に限らず、位相差が60°以上の少なくとも2相の正弦波信号を入力する制御回路に用いられることが可能である。
また、特許請求の範囲に記載された第1、第2、第3のコンパレータは実施形態における3相のコンパレータ11、12、13のいずれか、第1、第2、第3のチャタリング防止回路は3相のチャタリング防止回路14、15、16のいずれかに相当する。例えば、第1のコンパレータはU相のコンパレータ11、第2のコンパレータはW相のコンパレータ13、第3のコンパレータはV相のコンパレータ12、第1のチャタリング防止回路はU相のチャタリング防止回路14、第2のチャタリング防止回路はW相のチャタリング防止回路16、第3のチャタリング防止回路はV相のチャタリング防止回路15である。この場合、第1相の回転位置信号は正のU相回転位置信号HU又は負のU相回転位置信号HU、第2相の回転位置信号は正のW相回転位置信号HW又は負のW相回転位置信号HW、第3相の回転位置信号は正のV相回転位置信号HV又は負のV相回転位置信号HV、となる。また、第1のパルス信号はU相のパルス信号、第2のパルス信号はW相のパルス信号、第3のパルス信号はV相のパルス信号、となる。
本発明の実施形態に係るモータ駆動制御回路を備えるモータ装置の回路図。 同上のノイズが重畳していない場合の各部の波形図。 同上のノイズが重畳している場合の各部の波形図。 同上の図2の場合と逆方向にモータが回転しているときの各部の波形図。 同上のチャタリング防止回路の動作を説明する波形図であって、(a)は図2の回転方向の場合、(b)は図4の回転方向の場合。 背景技術のモータ駆動制御回路を備えるモータ装置の回路図。
符号の説明
2 3相モータ駆動制御回路
9 パワードライバ制御回路
10 波形整形回路
11 U相のコンパレータ
12 V相のコンパレータ
13 W相のコンパレータ
14 U相のチャタリング防止回路
15 V相のチャタリング防止回路
16 W相のチャタリング防止回路
17 回転数パルス信号生成回路
HU 正のU相回転位置信号
HU 負のU相回転位置信号
HV 正のV相回転位置信号
HV 負のV相回転位置信号
HW 正のW相回転位置信号
HW 負のW相回転位置信号
HU2 U相のパルス信号
HV2 V相のパルス信号
HW2 W相のパルス信号
FG 回転数パルス信号
TO モータ制御指令部からの指令信号の入力端子

Claims (9)

  1. 同一周波数の第1のパルス信号及び第2のパルス信号を入力し、第2のパルス信号が所定レベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第2のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる出力信号を出力するチャタリング防止回路であって、
    第1のパルス信号の反転信号と第2のパルス信号のNORである第1の中間信号と、第1のパルス信号と第2のパルス信号の反転信号のNORである第2の中間信号と、前記出力信号と前記第1の中間信号のNORである第3の中間信号と、を用い、該第3の中間信号と前記第2の中間信号のNORを前記出力信号とする論理の回路によって、前記出力信号のチャタリングを防止することを特徴とするチャタリング防止回路。
  2. 第1相の回転位置信号から第1のパルス信号を生成して出力する第1のコンパレータと、
    第2相の回転位置信号から第2のパルス信号を生成して出力する第2のコンパレータと、
    第1のパルス信号及び第2のパルス信号を入力する第1のチャタリング防止回路と、を備え
    第1のチャタリング防止回路は、第2のパルス信号が所定レベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第2のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第1の出力信号を出力するものであって、第1のパルス信号の反転信号と第2のパルス信号のNORである第1の中間信号と、第1のパルス信号と第2のパルス信号の反転信号のNORである第2の中間信号と、前記第1の出力信号と前記第1の中間信号のNORである第3の中間信号と、を用い、該第3の中間信号と前記第2の中間信号のNORを前記第1の出力信号とする論理の回路であることを特徴とする波形整形回路。
  3. 請求項2に記載の波形整形回路において、
    第3相の回転位置信号から第3のパルス信号を生成して出力する第3のコンパレータと、
    第2のパルス信号及び第3のパルス信号を入力する第2のチャタリング防止回路と、
    第3のパルス信号及び第1のパルス信号を入力する第3のチャタリング防止回路と、を更に備え
    第2のチャタリング防止回路は、第3のパルス信号が前記所定レベルのとき、第2のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第3のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第2のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第2の出力信号を出力するものであって、第2のパルス信号の反転信号と第3のパルス信号のNORである第4の中間信号と、第2のパルス信号と第3のパルス信号の反転信号のNORである第5の中間信号と、前記第2の出力信号と前記第4の中間信号のNORである第6の中間信号と、を用い、該第6の中間信号と前記第5の中間信号のNORを前記第2の出力信号とする論理の回路であり、
    第3のチャタリング防止回路は、第1のパルス信号が前記所定レベルのとき、第3のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第1のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第3のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第3の出力信号を出力するものであって、第3のパルス信号の反転信号と第1のパルス信号のNORである第7の中間信号と、第3のパルス信号と第1のパルス信号の反転信号のNORである第8の中間信号と、前記第3の出力信号と前記第7の中間信号のNORである第9の中間信号と、を用い、該第9の中間信号と前記第8の中間信号のNORを前記第3の出力信号とする論理の回路であることを特徴とする波形整形回路。
  4. 3相モータの第1相、第2相、第3相の回転位置信号と、モータ制御指令部からの指令信号と、回転数を示す回転数パルス信号と、が入力され、モータ駆動の制御信号を出力するパワードライバ制御回路と、
    請求項2又は3に記載の波形整形回路と、
    少なくとも1個の前記チャタリング防止回路の出力信号から回転数パルス信号を生成して前記パワードライバ制御回路に出力する回転数パルス信号生成回路と、
    を備えてなることを特徴とする3相モータ駆動制御回路。
  5. 請求項に記載の3相モータ駆動制御回路において、
    前記回転数パルス信号生成回路は、第1、第2、第3のチャタリング防止回路の出力信号から回転数パルス信号を生成することを特徴とする3相モータ駆動制御回路。
  6. 請求項4又は5に記載の3相モータ駆動制御回路において、
    第1相、第2相、第3相の回転位置信号はホール素子が出力する信号であることを特徴とする3相モータ駆動制御回路。
  7. 請求項4乃至6のいずれかに記載の3相モータ駆動制御回路において、
    少なくとも第1と第2のチャタリング防止回路の出力信号から回転方向を示す回転方向信号を生成する回転方向信号生成回路を更に備えてなることを特徴とする3相モータ駆動制御回路。
  8. 3相モータの第1相の回転位置信号から第1のパルス信号を生成して出力する第1のコンパレータと、
    3相モータの第2相の回転位置信号から第2のパルス信号を生成して出力する第2のコンパレータと、
    3相モータの第3相の回転位置信号から第3のパルス信号を生成して出力する第3のコンパレータと、
    第1及び第2のパルス信号を入力し、第2のパルス信号が所定レベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第2のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第1のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第1の出力信号を出力する第1のチャタリング防止回路と、
    第2及び第3のパルス信号を入力し、第3のパルス信号が所定レベルのとき、第2のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第3のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第2のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第2の出力信号を出力する第2のチャタリング防止回路と、
    第3及び第1のパルス信号を入力し、第1のパルス信号が所定レベルのとき、第3のパルス信号の最初の立ち上がりで出力のレベルを変化させてそれを保持し、第1のパルス信号が前記所定レベルの反対のレベルのとき、第3のパルス信号の最初の立ち下がりで更に出力のレベルを変化させてそれを保持してなる第3の出力信号を出力する第3のチャタリング防止回路と、
    第1、第2、及び第3の出力信号を入力し、第1、第2、及び第3の出力信号に応じた回転数パルス信号を生成する回転数パルス信号生成回路と、
    を備えてなり、該回転数パルス信号生成回路から回転数パルス信号を出力することを特徴とする回転数パルス信号出力回路。
  9. 請求項8に記載の回転数パルス信号出力回路において、
    前記回転数パルス信号は、第1、第2、及び第3の出力信号の立ち上がりに応じて立ち上がり、第1、第2、及び第3の出力信号の立ち下がりに応じて立ち下がることを特徴とする回転数パルス信号出力回路。
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