JP4658527B2 - 自己倍力作用を備えたディスクブレーキ - Google Patents

自己倍力作用を備えたディスクブレーキ Download PDF

Info

Publication number
JP4658527B2
JP4658527B2 JP2004183816A JP2004183816A JP4658527B2 JP 4658527 B2 JP4658527 B2 JP 4658527B2 JP 2004183816 A JP2004183816 A JP 2004183816A JP 2004183816 A JP2004183816 A JP 2004183816A JP 4658527 B2 JP4658527 B2 JP 4658527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
disc
friction
lining
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004183816A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005016728A (ja
Inventor
バウマン ディートマー
ホフマン ディルク
フォラート ヘルベルト
ナーゲル ヴィリー
ヘンケ アンドレアス
フォイツィク ベルトラム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2005016728A publication Critical patent/JP2005016728A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4658527B2 publication Critical patent/JP4658527B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/38Slack adjusters
    • F16D65/40Slack adjusters mechanical
    • F16D65/52Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
    • F16D65/58Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with eccentric or helical body
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
    • F16D65/16Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake
    • F16D65/18Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake adapted for drawing members together, e.g. for disc brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/38Slack adjusters
    • F16D65/40Slack adjusters mechanical
    • F16D65/52Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
    • F16D65/54Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play by means of direct linear adjustment
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2121/00Type of actuator operation force
    • F16D2121/18Electric or magnetic
    • F16D2121/24Electric or magnetic using motors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2125/00Components of actuators
    • F16D2125/18Mechanical mechanisms
    • F16D2125/20Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
    • F16D2125/34Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting in the direction of the axis of rotation
    • F16D2125/40Screw-and-nut
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2127/00Auxiliary mechanisms
    • F16D2127/08Self-amplifying or de-amplifying mechanisms
    • F16D2127/10Self-amplifying or de-amplifying mechanisms having wedging elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

本発明は、自己倍力作用を備えたディスクブレーキであって、摩擦ブレーキライニングと、操作ユニットとが設けられており、該操作ユニットによって、摩擦ブレーキライニングが、ブレーキディスクに向かって押圧可能であり、さらに、自己倍力装置が設けられており、該自己倍力装置が、当該ディスクブレーキの操作時に、回転しているブレーキディスクから、該ブレーキディスクに向かって押圧される摩擦ブレーキライニングに加えられる摩擦力を、摩擦ブレーキライニングを操作ユニットに対して付加的にブレーキディスクに向かって押圧する圧着力に変換するようになっており、自己倍力装置が、支持体を有しており、該支持体に摩擦ブレーキライニングが、制動時に所定の支持角度でブレーキディスクに対して斜めに支持されていて、摩擦ブレーキライニングが、制動のためにブレーキディスクの方向に運動させられる場合に、ブレーキディスクに対して摩擦ブレーキライニングが、ブレーキディスクの方向に運動させられるようになっている形式のものに関する。
このような形式のディスクブレーキは自体公知である。この公知のディスクブレーキは摩擦ブレーキライニングを有している。この摩擦ブレーキライニングは、制動のために、操作ユニットによってブレーキディスクに向かって押圧可能である。自己倍力作用を得るためには、自己倍力装置を備えたディスクブレーキが公知である。自己倍力装置は、回転しているブレーキディスクが制動時に、このブレーキディスクに向かって押圧される摩擦ブレーキライニングに加える摩擦力を、摩擦ブレーキライニングを操作ユニットに対して付加的にブレーキディスクに向かって押圧する圧着力に変換する。これにより、操作ユニットによって加えたい圧着力が減少させられ、自己倍力作用が得られる。
楔機構またはレバーシステムを備えた機械的な自己倍力装置が公知である。楔機構は斜面機構とも呼ばれる。この列挙で終わりではない。楔機構は、摩擦ブレーキライニングの、ブレーキディスクと反対の裏側に楔を有している。この楔は斜面に支持されている。摩擦ブレーキライニングが、制動のために、操作ユニットによって、回転しているブレーキディスクに向かって押圧されると、回転しているブレーキディスクから、このブレーキディスクに向かって押圧される摩擦ブレーキライニングに加えられる摩擦力が、摩擦ブレーキライニングを、斜面とブレーキディスクとの間の、狭くなる楔ギャップの方向に移動させる。反力として、斜面が、ブレーキディスクに対して横方向の成分を有する力を楔に加える。ブレーキディスクに対して横方向のこの力は付加的な圧着力である。この圧着力は摩擦ブレーキライニングを操作ユニットに対して付加的にブレーキディスクに向かって押圧し、これによって、全圧着力を増加させる。これに基づき、自己倍力作用が得られる。レバー機構の場合には、摩擦ブレーキライニングが制動時に、ブレーキディスクに対して斜めに所定の支持角度で延びるレバーを介して支持されている。支持角度は楔機構の楔角度に相当している。両機構は機械的に互いに比較可能である。
別の自己倍力作用、たとえばハイドロリック的な自己倍力作用も公知である。
摩擦ブレーキライニングがブレーキディスクに接触するまで摩擦ブレーキライニングをディスクブレーキの操作のために移動させなければならない移動ストロークが、摩擦ブレーキライニングの摩耗の増加につれて延長されるという問題がある。
したがって、本発明の課題は、冒頭で述べた形式の、自己倍力作用を備えたディスクブレーキを改良して、摩擦ブレーキライニングの摩耗に基づき増加するクリアランスひいては自己倍力作用を得るためのディスクブレーキの操作時のブレーキディスクの回転方向への摩擦ブレーキライニングの移動量の増加も回避されるようにすることである。
この課題を解決するために本発明の構成では、摩擦ブレーキライニングが、戻り制限手段を有しており、該戻り制限手段が、摩擦ブレーキライニングを当該ディスクブレーキの解除時にブレーキディスクから引き離すストロークを制限するようになっており、支持体が、ブレーキディスクに向かって可動であり、戻りロックを有しており、該戻りロックが、ブレーキディスクから離れる方向での支持体の運動を阻止するようになっており、該支持体が、ばねエレメントを有しており、該ばねエレメントが、支持体をブレーキディスクの方向に負荷するようになっているようにした。
請求項1の特徴を備えた本発明によるディスクブレーキは、摩擦ブレーキライニングのための戻り制限手段を有している。この戻り制限手段は、摩擦ブレーキライニングをブレーキの解除時にブレーキディスクから引き離すストロークを制限する。これによって、摩擦ブレーキライニングはディスクブレーキの解除時に、摩擦ブレーキライニングの摩耗によって増加する、摩擦ブレーキライニングとブレーキディスクとの間の間隔に基づき、常にブレーキディスクから離れる方向で横方向にその本来の出発位置に運動させられるわけでなく、摩擦ブレーキライニングとブレーキディスクとの間の間隔(クリアランス)が制限されている。
さらに、本発明によるディスクブレーキは摩擦ブレーキライニングのための支持体を有している。この支持体には、摩擦ブレーキライニングが制動時に所定の支持角度でブレーキディスクに対して斜めに支持されている。支持体はブレーキディスクの方向にしか可動ではなく、戻りロックを有している。支持体は、ブレーキ操作のために、ブレーキディスクに向かってしか運動することができず、ブレーキディスクから離れる方向に運動することはできない。摩擦ブレーキライニングを交換するために、支持体をブレーキディスクから離れる方向に戻すことができる。摩擦ブレーキライニングにおける戻り制限手段と異なる戻りロックという概念が選択されている。なぜならば、摩擦ブレーキライニングにおいて、制限された戻りを可能にしたいからである。これによって、摩擦ブレーキライニングをディスクブレーキの解除時にブレーキディスクから引き離すことができる。摩擦ブレーキライニングのための支持体では、このことは不要である。にもかかわらず、支持体でも、ブレーキディスクから離れる方向での制限された戻りを可能にすることができる。すなわち、基本的には、摩擦ブレーキライニングの戻り制限手段と支持体の戻りロックとが同様に形成されていてよい。
付加的には、本発明は、支持体をブレーキディスクの方向に負荷するばねエレメントを提案している。
制動のためには、本発明によるディスクブレーキの摩擦ブレーキライニングが、自己倍力作用を有する公知のディスクブレーキと同様に操作ユニットによってブレーキディスクに向かって押圧される。自己倍力装置は所望の自己倍力作用を生ぜしめる。ディスクブレーキの解除時には、摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクから引き離す戻りストロークが戻り制限手段によって制限されている。すなわち、摩擦ブレーキライニングの摩耗の増加につれて、この摩擦ブレーキライニングがもはやその本来の出発位置に戻らず、その摩耗に相応してディスクブレーキの近くにとどまるので、ブレーキディスクと摩擦ブレーキライニングとの間のクリアランスがほぼコンスタントに保たれる。もはや本来の出発位置に戻らない摩擦ブレーキライニングの結果として、支持体がばねエレメントによってブレーキディスクに向かって移動させられる。戻りロックは、支持体が次のブレーキ操作時にブレーキディスクから離れる方向に運動させられることを阻止する。したがって、摩擦ブレーキライニングの摩耗の増加につれて、摩擦ブレーキライニングと支持体とがブレーキディスクの方向に運動させられるので、摩擦ブレーキライニングとブレーキディスクとの間のクリアランスおよびブレーキディスクに対して平行な摩擦ブレーキライニングの移動ストロークがディスクブレーキの操作時に全く増加しないかまたは制限されてしか増加しない。摩擦ブレーキライニングの摩耗の増加に伴うブレーキディスクの方向への摩擦ブレーキライニングの運動と支持体の運動とは連続的にまたは歩進的に生ぜしめられてよい。
本発明は、ディスクブレーキを操作するための摩擦ブレーキライニングの移動ストロークが全く増加しないかまたは制限されてしか増加しないという利点を有している。このことは、ディスクブレーキの操作時の接近時間が摩擦ブレーキライニングの摩耗によって延長されないという利点を有している。
さらに、本発明によるディスクブレーキは小型に形成することができる。なぜならば、ブレーキディスクに対して平行な摩擦ブレーキライニングの、制動のために必要となる移動ストロークが摩擦ブレーキライニングの摩耗によって延長されないからである。
別の主要な利点は、摩擦ブレーキライニングの移動ストロークに関して変化する自己倍力作用を備えたディスクブレーキにおいて得られる。摩擦ブレーキライニングの移動量によって変化するこのような自己倍力作用は、たとえばブレーキディスクと摩擦ブレーキライニングとの間のクリアランスを克服するために、摩擦ブレーキライニングを迅速にブレーキディスクに対して横方向に運動させ、大きな制動力でより大きな自己倍力作用を得るために提案されている。楔機構または斜面機構では、変化する自己倍力作用が、楔の長手方向で変化する楔角度によって達成される。これによって、このような自己倍力作用において、摩擦ブレーキライニングの移動ストロークが、摩擦ブレーキライニングの摩耗に基づくクリアランスを克服するために変化させられると、規定された圧着力で有効な自己倍力作用が変化する。なぜならば、摩擦ブレーキライニングが、斜面の、構造上設定された箇所と異なる箇所に位置していて、これによって、設定された支持角度と異なる支持角度を成して支持されているからである。本発明によるディスクブレーキでは、このことは異なっている。なぜならば、摩擦ブレーキライニングが、この摩擦ブレーキライニングの摩耗に相応してブレーキディスクに接近する支持体によって、規定された圧着力で常に少なくともほぼ支持体の同一の箇所にかつひいては設定された支持角度を成して支持されているからである。
従属請求項には、請求項1に記載した本発明の対象の有利な構成および改良形が記載してある。
本発明によるディスクブレーキは、特に電気機械的な操作のために提案されている(請求項4)。すなわち、ブレーキディスクに対する摩擦ブレーキライニングの圧着が、特に電動モータによって、たとえばねじり伝動装置の形の回転/並進変換伝動装置を介して行われる。この場合、電動モータとねじり伝動装置との間には減速伝動装置が配置されていてよい。自己倍力作用は、特に機械的に提案されている(請求項2)。
請求項9は、戻し装置を提案している。この戻し装置によって、支持体および/または戻り制限手段を、摩擦ブレーキライニングの交換のために、その出発位置に戻すことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
図1に示した本発明によるディスクブレーキ10はブレーキキャリパ12を有している。このブレーキキャリパ12内には2つの摩擦ブレーキライニング14,16が位置している。両摩擦ブレーキライニング14,16の間にはブレーキディスク18が位置している。一方の摩擦ブレーキライニング14はブレーキキャリパ12内に不動に配置されているかまたはブレーキディスク18に対して平行にステータ(図示せず)もしくはブレーキホルダを介して支持される。他方の摩擦ブレーキライニング16は、制動のために、操作ユニット20によってブレーキディスク18に向かって押圧可能である。ブレーキキャリパ12は、いわゆる「浮動キャリパ」として形成されている。摩擦ブレーキライニング16はブレーキディスク18に対して横方向に移動可能であるので、可動の摩擦ブレーキライニング16の圧着によって、ブレーキキャリパ12がブレーキディスク18に対して横方向に移動させられ、固定の摩擦ブレーキライニング14をブレーキディスク18の他方の面に向かって押圧する。
操作ユニット20は電気機械的に形成されていて、フランジ結合された減速伝動装置24と、スピンドル駆動装置とを備えた電動モータ22を有している。スピンドル駆動装置は回転/並進変換伝動装置を形成している。この回転/並進変換伝動装置は、摩擦ブレーキライニング16をブレーキディスク18に向かって押圧するための並進運動への電動モータ22もしくは減速伝動装置24の回転駆動運動を形成する。スピンドル駆動装置のうち、図面には、スピンドル26を見ることができる。ちなみに、スピンドル駆動装置は減速伝動装置24のハウジング内に位置していて、したがって、図面に見ることはできない。同じく、電動モータ22でも、減速伝動装置24でも、ハウジングしか見ることができない。スピンドル26はその端部で楔プレート28を押圧する。この楔プレート28の、ブレーキディスク18に面した側には、可動の摩擦ブレーキライニング16が取り付けられている。
ディスクブレーキ10は機械的な自己倍力装置30を有している。この自己倍力装置30は楔プレート28以外に支持体32と、楔プレート28と支持体32との間に配置された転動体34とを有している。支持体32はベースプレート36と斜面プレート38とを有している。この斜面プレート38は、ベースプレート36の、楔プレート28およびブレーキディスク18に近い方の側でベースプレート36に取り付けられている。操作ユニット20のスピンドル駆動装置のスピンドル26は孔を通って支持体32を貫通している。引張りばねとして形成されたばねエレメント40が楔プレート28と斜面プレート38とをばね弾性的に互いに結合していて、支持体32を、ブレーキディスク18の方向に作用するばね力で負荷している。
楔プレート28と可動の摩擦ブレーキライニング16とはブレーキディスク18に対して平行にブレーキキャリパ12内で移動可能である。
楔プレート28は、ブレーキディスク18と反対の側に横断面で見てV字形の凹設部42を有している。このV字形の凹設部42の側面は楔面を形成している。V字形の凹設部42は二重楔を形成している。この二重楔は互いに異なる楔角度を有していてもよい。二重楔を形成するV字形の凹設部42は以下で二重楔または単に楔と呼び、凹設部自体と同様に符号42で示す。
斜面プレート38は、横断面で見て同様のV字形の凹設部44を有している。このV字形の凹設部44は二重楔42に向かい合って配置されている。V字形の凹設部44は二重斜面を形成していて、以下で二重斜面または簡単に斜面と呼ぶ。本発明の図示の実施例でころとして形成された転動体34は、二重楔42と二重斜面44とを形成する、互いに向かい合って位置する凹設部内に位置している。
自己倍力装置30は以下のように機能する。
操作ユニット20が、制動のために、可動の摩擦ブレーキライニング16を、回転しているブレーキディスク18に向かって押圧すると、操作ユニット20が、摩擦ブレーキライニング16をブレーキディスク18に対して平行にかつブレーキディスク18の回転方向にブレーキキャリパ12内で移動させる摩擦力を摩擦ブレーキライニング16に加える。この摩擦ブレーキライニング16によって楔プレート28が移動させられ、したがって、転動体34が二重楔42および二重斜面44に対して転動する。転動体34は、それぞれ二重楔42の一方の楔面と、二重斜面44の、直径方向で向かい合って位置する対応する斜面とに対して転動する。それぞれ他方の楔面と斜面とは、ブレーキディスク18の逆方向での逆回転時の摩擦ブレーキライニング16の移動に対して設けられている。転動体34を介して、摩擦ブレーキライニング16が支持体32の斜面プレート38に支持されている。制動時にブレーキディスク18に向かって押圧される摩擦ブレーキライニング16の移動は、斜面および楔面での転動体34を介した支持によって、ブレーキディスク18に対して垂直な力成分、すなわち、ブレーキディスク18に対する摩擦ブレーキライニング16の付加的な圧着力を生ぜしめる。この圧着力は、操作ユニット20によって加えられる圧着力に対して付加的に作用する。したがって、ディスクブレーキ10が、制動力を増加させる自己倍力作用を有している。
楔プレート28のスリット46内には、弾性的に可撓性のプレート48が挿入されている。このプレート48は側方で楔プレート28を越えて張り出している。スリット46内への案内によって、楔プレート28がブレーキディスク18に対して平行に弾性的なプレート48に対して移動可能となる。この弾性的なプレート48は一貫して形成されている。このことは、図面において、弾性的なプレート48の中心領域に破線によって示してある。弾性的なプレート48の外縁部は面取り部50によって斜めに形成されている。この面取り部50は、プレート48の弾性的な予荷重もしくはプレロード下でブレーキキャリパ12の、プレート48に面した側の内面49に接触している。
制動のために、摩擦ブレーキライニング16が操作ユニット20によってブレーキディスク18に向かって押圧されると、プレート48が弾性的に曲げられる。ディスクブレーキ10が制動後に再び解除されると、弾性的なプレート48が再びその平らな弛緩された原形に戻される。この場合、弾性的なプレート48が可動の摩擦ブレーキライニング16をブレーキディスク18から引き離す。ブレーキディスク18に対する押圧時の摩擦ブレーキライニング16の運動がこの摩擦ブレーキライニング16の摩耗に基づき増加させられると、弾性的なプレート48の外縁部がブレーキディスク18の方向にブレーキキャリパ12の内面49に沿って滑動する。この結果、摩擦ブレーキライニング16がディスクブレーキ10の解除時にもはやその出発位置にまでブレーキディスク18から引き離されず、弾性的なプレート48の外縁部の所定の移動ストロークだけ小さくなる。これによって、摩擦ブレーキライニング14,16の摩耗が補償される。ブレーキキャリパ12の内面49と協働する弾性的なプレート48は摩擦ブレーキライニング16に対する戻り制限手段を形成している。
支持体32のベースプレート36はその側面につめ54を有している。このつめ54はばね弾性的に外方に押圧され、ブレーキキャリパ12の歯列52に係合する。この歯列52と協働するつめ54は支持体32のための戻りロックを形成している。支持体32はブレーキディスク18に向かってしか運動することができず、ブレーキディスク18から離れる方向に運動することはできない。
弾性的なプレート48が摩擦ブレーキライニング14,16の摩耗に基づきブレーキキャリパ12の内面49に沿ってブレーキディスク18の方向に移動させられると、楔プレート28を斜面プレート38に結合するばねエレメント40が斜面プレート38と支持体32とをブレーキディスク18の方向に引っ張り、これによって、つめ54が、歯1つ分だけブレーキディスク18の方向にずらされて歯列52に係合する。すなわち、摩擦ブレーキライニング14,16の摩耗によって、支持体32もブレーキディスク18の方向に調整される。摩擦ブレーキライニング18の戻り制限手段を形成する弾性的なプレート48と、支持体32の戻りロックを形成するロックつめ54とは、摩擦ブレーキライニング14,16の摩耗を自動的に補償する調整装置を形成している。これによって、制動時のブレーキディスク18に対して平行な摩擦ブレーキライニング16の所定の移動ストロークが、摩擦ブレーキライニング14,16の摩耗の増加につれて大きくなることが回避される。
摩擦ブレーキライニング16の戻り制限手段を形成する、ブレーキキャリパ12の内面49と協働する弾性的なプレート48は摩擦接続的に作用する。支持体32の戻りロックを形成する、ブレーキキャリパ12の歯列52と協働するつめ54は形状接続的に作用する。
摩擦ブレーキライニング14,16を交換するためには、ディスクブレーキ10が戻し装置56を有している。この戻し装置56は、スピンドル26に不動に配置された、すなわち、スピンドル26と連動する第1のリング58と、スピンドル26で軸方向に移動可能な第2のリング60とを有している。この第2のリング60はつめ54の高さに位置している。第1のリング58はブレーキディスク18と第2のリング60との間に位置している。つめ54は引張りロープ62によって第2のリング60に結合されている。この第2のリング60は、半径方向外向きに張り出した、ブレーキキャリパ12に設けられた長孔66に係合するピン64によって相対回動不能にかつ軸方向に移動可能に保持されている。図面に破線で示した長孔66はスピンドル26に対して軸線平行に延びていて、第2のリング60のための長手方向ガイドを形成している。
支持体32を戻すためには、スピンドル26が逆回転させられる。すなわち、スピンドル26がブレーキディスク18から離れる方向に運動させられる。スピンドル26によって、第1のリング58がブレーキディスク18から離れる方向に運動させられ、第2のリング60に対して衝突し、この第2のリング60を連行する。引張りロープ62によって、第2のリング60がつめ54を歯列52から係合解除する。これによって、支持体32のベースプレート36がブレーキディスク18から離れる方向に可動となる。第2のリング60を介して、第1のリング58がベースプレート36を、逆回転するスピンドル26によってその出発位置に連行する。楔プレート28と斜面プレート38とをその出発位置に押し戻すことができる。
図2には、異なって形成された、摩耗ストローク補償のための装置と、異なる戻し装置56とを備えたディスクブレーキ10が示してある。ちなみに、両ディスクブレーキ10は同様に形成されていて、同じ形式で機能する。繰返しを避けるために、ここでは、図2の説明に対して、上述した図1の説明を参照されたい。同じ構成部材に対して、図1および図2では、同じ符号が使用してある。
戻し装置56を形成するためには、図2に示したディスクブレーキ10の支持体32のベースプレート36が、雄ねじ山68を備えた円環板として形成されている。雄ねじ山68はブレーキキャリパ12の雌ねじ山70に係合する。両ねじ山68,70は自縛なしの並目ねじである。斜面プレート38の管状の付設部72がベースプレート36内に進入している。付設部72は、外方に延びるフランジ73を有している。このフランジ73とベースプレート36との間には圧縮ばね74が軸線平行に配置されている。この圧縮ばね74は共通のスラスト軸受け76を介してベースプレート36に支持されている。斜面プレート38へのベースプレート36の接触時には、圧縮ばね74が弛緩されていて、ベースプレート36に接触していない。
斜面プレート38がブレーキ操作時に摩擦ブレーキライニング14,16の摩耗に基づきブレーキディスク18の方向に運動させられると、圧縮ばね74がベースプレート36をブレーキディスク18の方向に押圧する。両ねじ山68,70は自縛なしであり、ベースプレート36はスラスト軸受け76のため自由に回転可能であるので、ベースプレート36がねじり運動でブレーキディスク18の方向に運動させられる。ベースプレート36が斜面プレート38に接触すると、ベースプレート36と斜面プレート38との間の摩擦がベースプレート36の回転を阻止し、これによって、ベースプレート36が斜面プレート38を軸方向で支持している。
戻すためには、スピンドル26が逆回転させられる。このスピンドル26に不動に配置されたリング78が、ベースプレート36の、内方に延びるフランジ80に対して衝突し、ベースプレート36をねじり運動でブレーキディスク18から離れる方向に運動させる。圧縮ばね74が緊縮され、斜面プレート38がブレーキディスク18から離れる方向に引っ張られる。斜面プレート38によって、引張りばね40を介して楔プレート28が同じくブレーキディスク18から離れる方向に引っ張られる。
半径方向内側、すなわち、ブレーキディスクの仮想軸線の方向から見た本発明によるディスクブレーキの簡単な概略図である。
図1に示した本発明によるディスクブレーキの変更された構成を示す図である。
符号の説明
10 ディスクブレーキ、 12 ブレーキキャリパ、 14 摩擦ブレーキライニング、 16 摩擦ブレーキライニング、 18 ブレーキディスク、 20 操作ユニット、 22 電動モータ、 24 減速伝動装置、 26 スピンドル、 28 楔プレート、 30 自己倍力装置、 32 支持体、 34 転動体、 36 ベースプレート、 38 斜面プレート、 40 ばねエレメント、 42 凹設部、 44 凹設部、 46 スリット、 48 プレート、 49 内面、 50 面取り部、 52 歯列、 54 つめ、 56 戻し装置、 58 リング、 60 リング、 62 引張りロープ、 64 ピン、 66 長孔、 68 雄ねじ山、 70 雌ねじ山、 72 付設部、 73 フランジ、 74 圧縮ばね、 76 スラスト軸受け、 78 リング、 80 フランジ

Claims (9)

  1. 自己倍力作用を備えたディスクブレーキであって、摩擦ブレーキライニングと、操作ユニットとが設けられており、該操作ユニットによって、摩擦ブレーキライニングが、ブレーキディスクに向かって押圧可能であり、さらに、自己倍力装置が設けられており、該自己倍力装置が、当該ディスクブレーキの操作時に、回転しているブレーキディスクから摩擦ブレーキライニングに加えられる摩擦力を、摩擦ブレーキライニングを操作ユニットに対して付加的にブレーキディスクに向かって押圧する圧着力に変換するようになっており、自己倍力装置が、支持体を有しており、該支持体に摩擦ブレーキライニングが、制動時に所定の支持角度でブレーキディスクに対して斜めに支持されていて、摩擦ブレーキライニングが、制動のためにブレーキディスクの方向に運動させられる場合に、ブレーキディスクに対して摩擦ブレーキライニングが、ブレーキディスクの方向に運動させられるようになっている形式のものにおいて、摩擦ブレーキライニング(16)が、戻り制限手段(48)を有しており、該戻り制限手段(48)が、摩擦ブレーキライニング(16)を当該ディスクブレーキ(10)の解除時にブレーキディスク(18)から引き離すストロークを制限するようになっており、支持体(32)が、ブレーキディスク(18)に向かって可動であり、戻りロック(54)を有しており、該戻りロック(54)が、ブレーキディスク(18)から離れる方向での支持体(32)の運動を阻止するようになっており、該支持体(32)が、ばねエレメント(40)を有しており、該ばねエレメント(40)が、支持体(32)をブレーキディスク(18)の方向に負荷するようになっていることを特徴とする、自己倍力作用を備えたディスクブレーキ。
  2. 当該ディスクブレーキ(10)が、機械的な自己倍力作用を有している、請求項1記載のディスクブレーキ。
  3. 当該ディスクブレーキ(10)が、機械的な自己倍力作用のための楔機構(34,42,44)を有している、請求項2記載のディスクブレーキ。
  4. 当該ディスクブレーキ(10)が、電気機械的な操作ユニット(20)を有している、請求項1記載のディスクブレーキ。
  5. 摩擦ブレーキライニング(16)の戻り制限手段(48)が、ブレーキディスク(18)に対して横方向にばね弾性的に形成されている、請求項1記載のディスクブレーキ。
  6. 支持体(32)の戻りロック(54)が、形状接続的な係止装置(52,54)を有している、請求項1記載のディスクブレーキ。
  7. 摩擦ブレーキライニング(16)の戻り制限手段(48)が摩擦制御されている、請求項1記載のディスクブレーキ。
  8. 支持体(32)をブレーキディスク(18)の方向に負荷するばねエレメント(40)が、摩擦ブレーキライニング(16)に作用するようになっている、請求項1記載のディスクブレーキ。
  9. 当該ディスクブレーキ(10)が、支持体(32)または戻り制限手段(48)のための戻し装置(56)を有している、請求項1記載のディスクブレーキ。
JP2004183816A 2003-06-24 2004-06-22 自己倍力作用を備えたディスクブレーキ Expired - Fee Related JP4658527B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10328243.2A DE10328243B4 (de) 2003-06-24 2003-06-24 Scheibenbremse mit Selbstverstärkung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005016728A JP2005016728A (ja) 2005-01-20
JP4658527B2 true JP4658527B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=33520852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004183816A Expired - Fee Related JP4658527B2 (ja) 2003-06-24 2004-06-22 自己倍力作用を備えたディスクブレーキ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7040463B2 (ja)
JP (1) JP4658527B2 (ja)
DE (1) DE10328243B4 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005030621A1 (de) * 2004-10-13 2006-04-20 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Scheibenbremse in selbstverstärkender Bauart und Ansteuerverfahren für eine selbstverstärkende Bremse
DE102005035608A1 (de) * 2005-07-29 2007-02-08 Robert Bosch Gmbh Selbstverstärkende elektromechanische Scheibenbremse
DE102005055441A1 (de) * 2005-11-21 2007-05-24 Siemens Ag Elektromechanische Fahrzeugbremse mit Reibbelagverschleißausgleichseinrichtung
DE102006029942A1 (de) * 2006-01-12 2007-08-02 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Selbstverstärkende Scheibenbremse mit elektromechanischem Aktuator
DE102006014250A1 (de) * 2006-03-28 2007-10-04 Robert Bosch Gmbh Elektromechanische selbstverstärkende Reibungsbremse
DE102006023612A1 (de) * 2006-05-19 2007-11-22 Siemens Ag Belagverschleiß-Nachstelleinrichtung mit einer Rasten- oder Keilanordnung
DE102006038824A1 (de) * 2006-08-18 2008-04-03 Siemens Ag Elektromechanische Keilbremse zum Abbremsen zumindest eines um eine Drehachse drehbaren Bauteils
DE102006046030A1 (de) * 2006-09-28 2008-04-03 Siemens Ag Spielfreier Antrieb für eine elektromechanische Bremsvorrichtung
DE602006002753D1 (de) * 2006-11-27 2008-10-23 Haldex Brake Prod Ab Scheibenbremse und Verfahren zur Erfassung der Kräfte in einer solchen Scheibenbremse
KR101350571B1 (ko) 2007-06-18 2014-01-10 현대모비스 주식회사 휠 재밍 방지 타입 웨지 조립체
KR100897941B1 (ko) * 2007-09-12 2009-05-18 현대모비스 주식회사 솔레노이드 보조력 생성 타입 단일 모터 전자 웨지브레이크 시스템
KR100897942B1 (ko) 2007-09-17 2009-05-18 현대모비스 주식회사 주차 제동력 고정 타입 단일 모터 전자 웨지 브레이크시스템
KR101220405B1 (ko) 2010-09-07 2013-01-09 주식회사 만도 전동식 디스크 브레이크 장치
JP6314876B2 (ja) * 2015-03-04 2018-04-25 アイシン精機株式会社 荷重検出装置
CN108317186B (zh) * 2018-01-26 2020-05-26 浙江师范大学 一种电子机械线控制动器
CN108679116A (zh) * 2018-06-14 2018-10-19 金华职业技术学院 一种自增力式汽车电子机械盘式制动器
DE102021214437A1 (de) * 2021-02-18 2022-08-18 Mando Corporation Reibungsbremssystem für ein Fahrzeug

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2655230A (en) * 1951-07-03 1953-10-13 Budd Co Disk brake mechanism
DE1078886B (de) * 1955-08-20 1960-03-31 Teves Kg Alfred Selbstverstaerkende Scheibenbremse, insbesondere fuer Kraftfahrzeuge
US5529150A (en) * 1995-05-16 1996-06-25 Hayes Industrial Brake, Inc. Parking brake
WO2002040887A1 (de) * 2000-11-14 2002-05-23 Robert Bosch Gmbh Scheibenbremse mit selbstverstärkender wirkung

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19654729A1 (de) * 1996-12-30 1999-07-22 Bosch Gmbh Robert Elektromotorische Bremsvorrichtung
DE19858651C1 (de) * 1998-12-18 2000-08-31 Lucas Ind Plc Betätigungsvorrichtung mit selbsttätiger Nachstellung für eine hydraulische Fahrzeugscheibenbremse
JP4115617B2 (ja) * 1999-04-02 2008-07-09 曙ブレーキ工業株式会社 電動ブレーキ装置
US6491140B2 (en) * 2000-03-15 2002-12-10 Tokico, Ltd. Electric disc brake
JP4711562B2 (ja) * 2001-08-29 2011-06-29 曙ブレーキ工業株式会社 電動式ブレーキ機構を備えたブレーキ装置
US6880680B2 (en) * 2002-02-28 2005-04-19 Tokico, Ltd. Electrically actuatable disc brake
JP4304418B2 (ja) * 2002-02-28 2009-07-29 株式会社日立製作所 電動ディスクブレーキ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2655230A (en) * 1951-07-03 1953-10-13 Budd Co Disk brake mechanism
DE1078886B (de) * 1955-08-20 1960-03-31 Teves Kg Alfred Selbstverstaerkende Scheibenbremse, insbesondere fuer Kraftfahrzeuge
US5529150A (en) * 1995-05-16 1996-06-25 Hayes Industrial Brake, Inc. Parking brake
WO2002040887A1 (de) * 2000-11-14 2002-05-23 Robert Bosch Gmbh Scheibenbremse mit selbstverstärkender wirkung

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005016728A (ja) 2005-01-20
US20040262098A1 (en) 2004-12-30
US7040463B2 (en) 2006-05-09
DE10328243A1 (de) 2005-01-13
DE10328243B4 (de) 2019-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4658527B2 (ja) 自己倍力作用を備えたディスクブレーキ
JP4878107B2 (ja) 自己倍力作用を備えたディスクブレーキ
KR102446044B1 (ko) 전동식 디스크 브레이크
KR20090057057A (ko) 전기기계 구동식 주차 브레이크를 갖는 결합식 차량 브레이크와 회전 운동을 병진 운동으로 전환시키는 기어
KR20100084177A (ko) 전기 기계식 마찰 브레이크
US9989115B2 (en) Disc brake system
JP2004225902A (ja) 機械的な自己倍力作用を備えたディスクブレーキ
JP4824292B2 (ja) 自己倍力式の電気機械的なディスクブレーキ
KR101078203B1 (ko) 셀프-에너자이징 전기 기계식 마찰 브레이크
US20240133434A1 (en) Friction brake system for a vehicle
CN110425236B (zh) 一种自增力线控制动器
JP2006283811A (ja) ディスクブレーキ
CN116529499A (zh) 制动装置
US20220260125A1 (en) Friction brake system for a vehicle
US20100044166A1 (en) Self-boosting disk brake
KR20180060733A (ko) 볼 스크루 타입 전동식 브레이크
JP2016050629A (ja) ギヤユニットおよびブレーキ装置
EP1307666B1 (de) Scheibenbremse
JP5466259B2 (ja) ディスクブレーキ倍力機構
JP2006177532A (ja) ディスクブレーキ
US20050103581A1 (en) Vehicle disk brake with a motion converter
JP2021522451A (ja) フローティングキャリパーブレーキ
KR100546238B1 (ko) 차량용 전기기계식 브레이크
JP2020034044A (ja) ディスクブレーキ
US3482661A (en) Automatic self-adjusting mechanism for disk brakes

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091023

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100122

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100127

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100223

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100226

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100323

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees