JP4658292B2 - 画像表示前処理装置および画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力されてきた画像データを表示する画像表示装置に関し、特に、その画像データを画像表示に適するフォーマットに変換処理を行なう前に、一旦フレームメモリに格納する画像表示前処理装置および画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータやテレビなどの画像表示に用いられる表示デバイスにおいて、プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel 、以下、「PDP」という。)は、大型で薄型軽量を実現することのできる表示デバイスとして注目されている。
【0003】
このPDPは、パネルに複数の画素が並んだ、いわゆるドットマトリックス構造を備える表示デバイスであり、受信された画像信号に従い点灯させたい画素を点灯させて画像を表示する。ところが、受信された画像信号はPDPに適した信号形式ではなく、例えば、CRTなどのラスタースキャン方式に適した信号形態となっているので、その画像信号をパネルの画素数に適合するように、フォーマット変換をする必要がある。そこで、後段のフォーマット変換動作を保証するために、PDP表示装置は受信された画像信号を前段において一旦フレームメモリに格納している。
【0004】
このフレームメモリには、一般にメモリの中では比較的安価に供給されている、データI/Oのバス幅が32bit幅のものが多く使用されている。
他方、フレームメモリへ入力されてくる画像データは、通常24bit幅であり、フレームメモリは、32bitのデータI/Oの内、上位8bitを無効にして、下位24bitを使って画像データを一旦格納するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、入力されてきた画像データのバス幅(24bit)がフレームメモリのデータI/Oのバス幅(32bit)より狭いため、フレームメモリの中で使用しない領域が生じ、フレームメモリの容量を有効に活用することができないという課題がある。そのため、データ量の大きい高解像度の画像データなどを扱う場合には、比較的安価とはいえどもフレームメモリの数を増やさざるを得ず、コスト増大は避けられない。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑み、フレームメモリの容量を有効に活用することができる画像表示前処理装置および画像表示装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る画像表示前処理装置は、入力されてきた画像データを画像表示に適するフォーマットに変換する前に格納するフレームメモリと、前記画像データのデータバス幅である第1のバス幅を、前記フレームメモリのバス幅である第2のバス幅に変換して、前記フレームメモリに書き込む第1のバス幅変換回路と、前記フレームメモリに書き込まれた画像データを読み出した後、第1のバス幅に復元して出力する第2のバス幅変換回路と、前記第1のバス幅変換回路、第2のバス幅変換回路、およびフレームメモリの動作タイミングを制御するための制御信号を出力する制御回路とを備え、前記第1のバス幅変換回路は、第1のバス幅と第2のバス幅との最小公倍数に相当するビット数の書き込みデータ保持レジスタ群を備え、前記制御回路は、前記書き込みデータ保持レジスタ群に対し第1のバス幅に相当するビット数分のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、有効化されたレジスタに画像データを格納する制御を行なう書き込みデータ格納制御回路部と、前記書き込みデータ保持レジスタ群から第2のバス幅に相当するビット数のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、有効化されたレジスタからその中に格納された画像データをフレームメモリへ出力する書き込みデータ出力制御回路部とを備えることを特徴とする。これにより、入力されてきた画像データが第1のバス幅から第2のバス幅へ変換され、フレームメモリから読み出されるときは第2のバス幅から第1のバス幅へ復元されるので、フレームメモリのバス幅および容量を有効に利用できる。
【0009】
ここで、前記書き込みデータ格納制御回路部は、第1のバス幅のレジスタを有効化する制御を毎クロックにおいて行ない、前記書き込みデータ出力制御回路部は、書き込みデータ保持レジスタ群中の全てのレジスタに対し一回当たり有効化を行なったら、1クロックの間、どのレジスタも有効化しない休止期間を設ける制御を行なうようにすればよい。これにより、連続して入力されてくる画像データを順次バス幅変換してフレームメモリに書き込むことができる。
【0010】
また、前記第2のバス幅変換回路は、第1のバス幅と第2のバス幅との最小公倍数に相当するビット数の読み出しデータ保持レジスタ群を備え、前記制御回路は、前記読み出しデータ保持レジスタ群に対し第2のバス幅に相当するビット数のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、その有効化されたレジスタに、フレームメモリから同一ビット数の画像データを格納する制御を行なう読み出しデータ格納制御回路部と、前記読み出しデータ保持レジスタ群から第1のバス幅に相当するビット数のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、有効化されたレジスタからその中に格納された画像データを出力する制御を行なう読み出しデータ出力制御回路部とを備える。
【0011】
ここで、前記読み出しデータ格納制御回路部は、読み出しデータ保持レジスタ群中の全てのレジスタに対し一回当たり有効化を行なったら、1クロックの間、どのレジスタも有効化しない休止期間を設ける制御を行ない、前記読み出しデータ出力制御回路部は、第2のバス幅のレジスタを有効化する制御を毎クロックにおいて行なうようにすればよい。これにより、フレームメモリに書き込まれた画像データを順次バス幅変換して元の画像データに復元することができる
なお、具体的には、前記第1のバス幅が、24ビットであり、第2のバス幅が32ビットであれば、一般的に使用されているものであり好ましい。
【0012】
また、前記書き込みデータ保持レジスタ群及び読み出しデータ保持レジスタ群に画像データを格納する際のクロックと該レジスタ群から画像データを出力する際のクロックとは何れも同一のクロックが用いられることを特徴とする。通常、バス幅変換前後にはデータ速度の違いが生ずるため、異なるクロックパルスを用いるのであるが、本発明に係る画像表示前処理装置においては同一のクロックを用いることができるので、新たにクロックを生成する装置を設ける必要がない。
【0013】
また、本発明に係る画像表示装置は、入力されてきた画像データを画像表示に適するフォーマットに変換する前に格納するフレームメモリを備えた画像表示装置であって、前記画像データを前記第1のバス幅から前記第2のバス幅に変換して、前記フレームメモリに書き込む第1のバス幅変換回路と、前記フレームメモリに書き込まれた画像データを第2のバス幅で読み出した後、第1のバス幅に復元して出力する第2のバス幅変換回路と、前記第1のバス幅変換回路、第2のバス幅変換回路、およびフレームメモリの動作タイミングを制御するための制御信号を出力する制御回路とを備え、前記第1のバス幅変換回路は、第1のバス幅と第2のバス幅との最小公倍数に相当するビット数の書き込みデータ保持レジスタ群を備え、前記制御回路は、前記書き込みデータ保持レジスタ群に対し第1のバス幅に相当するビット数分のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、有効化されたレジスタに画像データを格納する制御を行なう書き込みデータ格納制御回路部と、前記書き込みデータ保持レジスタ群から第2のバス幅に相当するビット数のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、有効化されたレジスタからその中に格納された画像データをフレームメモリへ出力する書き込みデータ出力制御回路部とを備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像表示装置の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
〈PDP表示装置の全体構成〉
図1は、本発明に係るPDP表示装置の構成を示す回路ブロック図である。
【0015】
同図に示すように、PDP表示装置は、メモリ部10と、画像処理部20と、サブフィールド変換部30と、サブフィールド変換テーブル40と、画像変換部50、および画像表示を行なうPDP(図外)とからなる。
メモリ部10は、入力されてきた画像データをフォーマット変換するために遅延させるものであり、第1バス変換部11と、フレームメモリ12と、第2バス変換部13と、メモリ制御部14からなる。
【0016】
第1バス幅変換部11は、例えば、外部から入力されてくる赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色8bitに量子化された計24bitのデータバス幅を持つ画像データをフレームメモリ12のデータI/Oのバス幅に変換し、フレームメモリ12へ出力する。
フレームメモリ12は、データI/Oが32bit幅をもつとともに、1フレーム分の記憶容量をもち、入力されてきた画像データを32bit毎に蓄える記憶領域を備える。そして、第1バス幅変換部11より出力されてきた32bit幅の画像データを順次格納した後、第2バス幅変換部13により32bitずつ読み出される。
【0017】
第2バス幅変換部13は、フレームメモリ12より読み出した32bit幅の画像データを順次、元の24bit幅の画像データに復元して画像処理部20へ出力する。
メモリ制御部14は、上記第1バス幅変換部11、フレームメモリ12、および第2バス幅変換部13の一連の動作が円滑になるようにその動作タイミングを制御する。
【0018】
画像処理部20は、メモリ部10から出力されてきた画像データをPDPのパネルの画素数に適合するように公知のフォーマット変換を行なうものである。例えば、PDPの画素数にあわせて1ラインの画素数をAからB(A<B)に変換する場合には、加重平均補間等の画素補間処理を行ない、逆に1ラインの画素数をBからAに変換する場合には、加重平均間引きなどの画素間引き処理をするなどしてPDPの画素数にあわせたフォーマットに変換し、サブフィールド変換部30へその画像データを出力する。 サブフィールド変換部30は、フォーマット変換された画像データを画素データごとにサブフィールド変換テーブル40を参照して、サブフィールドの輝度重みで表現する書き込みデータに変換する。PDPにおいては、多階調を表示するために、いわゆる、フレーム内時分割階調表示方式と呼ばれる駆動方式が一般に採用されており、1フレームを複数のサブフィールドに分割し、各サブフィールドにおける点灯/消灯を組み合わせて中間階調を表現している。そのため,上記輝度重みづけにより中間階調を表現することができるようになる。
【0019】
サブフィールド変換テーブル40には、画像データの階調値ごとに変換すべき値が対応付けられた公知の表が格納されている(例えば、特開平11−231824号公報参照)。
画像変換部50は、サブフィールド変換部30において変換された書き込みデータをフレーム内時分割階調表示方式へ変換したのちPDPに出力する。
【0020】
PDPは、点灯させたい放電セルを点灯させるための駆動回路を有した公知の構成をもつものであり、入力されてきた画像データに従い駆動回路を駆動して画像を表示する。
〈メモリ部10の構成〉
次に、メモリ部10の構成において、本実施の形態に特有の第1バス幅変換部11および第2バス幅変換部13の構成を説明する。
【0021】
(1)第1バス幅変換部11の構成
まず、第1バス幅変換部11の構成について説明する。
図2は、第1バス幅変換部11の構成を示す回路図である。なお、説明の都合上、レジスタ111,112,113のうち、8bit分に分けられたそれぞれのレジスタユニットについて順にレジスタユニットR1〜R12と番号を付して表示している。
【0022】
同図に示すように、第1バス幅変換部は、3つのレジスタ111,112,113を備え、各レジスタ111〜113の出力回路が並列に接続された構成をしている。また、各レジスタ111〜113の入力回路は、3個おきのレジスタユニットR1−R4−R7−R10,R2−R5−R8−R11,R3−R6R9−R12に同一データ線が接続されている。
【0023】
各レジスタ111〜113は、それぞれ32bit幅を持つとともに、8bit分に分けられたレジスタユニットR1〜R4,レジスタユニットR5〜R8,レジスタユニットR9〜R12を備え、赤、緑、青各色8bitに量子化された24bitのデータバス幅を持つ画像データが入力されてくると、メモリ制御部14の制御に従い、所定のレジスタユニットに一時格納した上でフレームメモリ12のデータI/Oのバス幅である32bitのバス幅に変換して順次出力するように構成されている。
【0024】
ここで、メモリ制御部14は、各レジスタユニットR1〜R12に対して図3で示すタイミングでライトイネーブル信号(以下、WE信号という。)、およびアウトプットイネーブル信号(以下、OE信号という。)を供給し、各レジスタユニットR1〜R12に、各WE,OE信号に同期した画像データの書き込み、出力を行なわせる。
【0025】
図3は、画像データを24bitのバス幅から32bitのバス幅へ変換する様子を説明するための、各レジスタユニットR1〜R12における書き込み、出力動作を示すタイミングチャートである。なお、説明の便宜上、クロックCLKには、時系列順に番号を(1)〜(12)まで付して示している。
まず、クロックCLK(1)において、レジスタユニットR1〜R3に対するWE信号が立ち上がり、この立ち上がりに同期して24bitの画像データがレジスタユニットR1〜R3にラッチされる。
【0026】
クロックCLK(2)においては、レジスタユニットR4〜R6に対するWE信号が立ち上がり、これに同期して同様に24bitの画像データがレジスタユニットR4〜R6にラッチされる。
クロックCLK(3)において、レジスタユニットR7〜R9に対するWE信号の立ち上がりに同期して同様に画像データがレジスタユニットR7〜R9にラッチされるとともに、レジスタユニットR1〜R4に対するOE信号が立ち上がる。この時点ではレジスタユニットR1〜R6までデータラッチされており、この立ち上がり信号に同期してレジスタユニットR1〜R4にラッチされた32bitの画像データA1がフレームメモリ12へ出力される。
【0027】
クロックCLK(4)においては、レジスタユニットR10〜R12に対するWE信号の立ち上がりに同期して、24bitの画像データがラッチされるとともに、レジスタユニットR5〜R8に対するOE信号が立ち上がる。この時点では、レジスタユニットR5〜R9までデータラッチされており、この立ち上がりに同期してレジスタユニットR5〜R8の32bitの画像データA2がフレームメモリへ出力される。
【0028】
クロックCLK(5)においては、再度、レジスタユニットR1〜R3に対するWE信号が立ち上がり、この立ち上がりに同期して上記と同様に画像データがラッチされるとともに、レジスタユニットR9〜R12に対するOE信号が立ち上がる。この時点でレジスタユニットR9〜R12までデータラッチされており、この立ち上がりに同期してレジスタユニットR9〜R12にラッチされた32bitの画像データA3が出力される。
【0029】
次にクロックCLK(6)においては、再度、上記と同様にレジスタユニットR4〜R6に対するWE信号が立ち上がり、画像データがラッチされるが、いずれのレジスタに対するOE信号も立ち上がらないため、画像データを出力せず、したがって斜線で示す無効データを生成する。通常、画像データはバス幅変換を行なうと、変換前のデータ速度と変換後のデータ速度に違いが発生するため、変換の前後において異なるクロックパルスを用いるのであるが、上記のように無効データの生成により、変換の前後において同一速度のクロックを用いてもデータ速度の違いを吸収することができるのである。
【0030】
以降、同様の動作を繰り返し、クロックCLK(7),(8),(9)において画像データB1,B2,B3を生成後、クロックCLK(10)において無効データを生成する。さらに、このような動作を入力されてくる画像データに対して順次繰り返す。
ここで、フレームメモリ12の内部動作を止めるCKE信号をメモリ制御部14において生成し、フレームメモリ12に出力することで、クロックの立ち上がり時にこのCKE信号がLowの位置にある場合には、1クロック分の無効データをフレームメモリ12に書き込まないようにしておく。
【0031】
このような動作を行なうことにより、入力されてきた画像データは、フレームメモリのバス幅に等しく変換されるとともに、変換途中に生成された無効データはフレームメモリに書き込まれないので、フレームメモリの容量を有効に活用するように画像データを書き込むことができる。
(2)第2バス幅変換部13の構成
次に、第2バス幅変換部13について説明する。
【0032】
図4は、第2バス幅変換部13の構成を示す回路図である。なお、説明の都合上、レジスタ131,132,133のうち、8bit分に分けられたそれぞれのレジスタユニットについて順にレジスタユニットR21〜R32と番号を付して表示している。
同図に示すように、第2バス幅変換部は、3つのレジスタ131,132,133を備え、各レジスタの入力回路が並列に接続された構成をしている。また、各レジスタの出力回路は、3個おきのレジスタユニットR21−R24−R27−R30,R22−R25−R28−R31,R23−R26−R29−R32に同一データ線が接続された構成をしている。
【0033】
各レジスタ131〜133は、それぞれ32bit幅を持つとともに、8bit分に分けられたレジスタユニットR21〜R24,レジスタユニットR25〜R28,レジスタユニットR29〜R32を備え、フレームメモリ12のデータI/Oのバス幅である32bit幅でフレームメモリ12から画像データを読み出したのち、元の24bit幅の画像データに復元して出力するように接続されている。
【0034】
ここで、メモリ制御部14は、各レジスタユニットR21〜R32に対して所定のタイミングでWE信号、およびOE信号を供給し、各レジスタユニットR21〜R32に、各WE,OE信号に同期した画像データの書き込み、出力を行なわせる。
図5は、画像データが32bitから元の24bitのバス幅へ復元される様子を説明するための、各レジスタユニットR21〜R32における書き込み、出力動作を示すタイミングチャートである。なお、説明の便宜上、クロックCLKには、時系列順に番号を(1)〜(12)まで付して示しており、クロック周波数は図3におけるクロックCLKと同じものを使用している。
【0035】
まず、クロックCLK(1)において、レジスタユニットR21〜R24に対するWE信号が立ち上がり、この立ち上がりに同期して32bitの画像データA1がレジスタユニットR21〜R24にラッチされる。
クロックCLK(2)に進み、レジスタユニットR25〜R28に対するWE信号の立ち上がりに同期して32bitの画像データA2がレジスタユニットR25〜R28にラッチされるとともに、レジスタユニットR21〜23に対するOE信号の立ち上がりに同期してすでにデータラッチされたレジスタユニットR21〜R23の24bit幅の画像データを出力する。
【0036】
クロックCLK(3)において、レジスタユニットR29〜R32に対するWE信号の立ち上がりに同期して32bit幅の画像データA3がレジスタユニットR29〜R32にラッチされるとともに、レジスタユニットR24〜R26に対するOE信号が立ち上がる。この時点では、すでにレジスタユニットR24〜R28までデータラッチされており、上記OE信号の立ち上がりに同期して、レジスタユニットR24〜R26にラッチされた24bit幅の画像データが出力される。
【0037】
クロックCLK(4)においては、WE信号が立ち上がらないため書き込みが行われないが、すでにレジスタユニットR27〜R32までデータラッチされており、レジスタユニットR27〜R29に対するOE信号の立ち上がりに同期してレジスタユニットR27〜R29の24bit幅の画像データが出力される。
クロックCLK(5)において、再度、レジスタユニットR21〜R24に対するWE信号が立ち上がり、この立ち上がりに同期して上記と同様に画像データB1がレジスタユニットR21〜R24にラッチされるとともに、レジスタユニットR30〜R32に対するOE信号が立ち上がり、この立ち上がりに同期してレジスタユニットR30〜R32にすでにラッチされた24bit幅の画像データが出力される。
【0038】
以降、同様の動作を繰り返し、32bit幅の画像データは元の24bit幅を持つ画像データに順次復元され、この画像データはサブフィールド変換部30において書き込みデータに変換された後、画像変換部50に出力される。
なお、CKE信号をメモリ制御部14において生成し、フレームメモリ12に出力することで、クロックの立ち上がり時にこのCKE信号がLowの位置にある場合には、その1クロック後に新しい画像データを1クロック分各レジスタユニットに出力しないようにしておく。このような動作を行なうことにより、画像データはフレームメモリのバス幅から元のバス幅へ順次復元される。
【0039】
上述した構成により、24bit幅で入力されてきた画像データは、32bit幅の画像データへ変換されるので、フレームメモリ12のデータI/Oのバス幅を有効に利用できるとともに、この変換途中に生成された無効データはCKE信号によりフレームメモリに書き込まれない。また、フレームメモリ12から画像データを読み出す場合には、32bit幅のまま読み出し、その後第2バス幅変換部13により元の24bit幅の画像データに順次復元することができる。
【0040】
このため、従来技術のようにフレームメモリの上位8bitを無効にするようなことなくデータI/Oを有効に利用し、フレームメモリ容量を有効に使用することができる。
〈画像変換部50の構成〉
次に、フレーム内時分割階調表示方式へ画像データを変換する画像変換部50について説明する。
【0041】
図6は、画像変換部50の構成を説明するための回路図を示す。
画像変換部50は、2個のフレームメモリ510、520と、書き込み回路530、読み出し回路540及びフレームメモリ切替制御回路550からなる。
フレームメモリ510、520は、サブフィールド毎の記憶領域を有し、各サブフィールドの記憶領域は、プラズマディスプレイパネルの画素数分の2値データを記憶する容量を持っている。
【0042】
書き込み回路530は、書き込みバッファメモリ531、書き込み動作制御回路532、バス制御回路533、534を備える。加えて、動作クロックとして書き込み専用の動作クロックを使用しており、これに起因して位相保証回路535を備える。
書き込みバッファメモリ531は、ラインメモリを2個備え、書き込み動作制御回路532の制御の下、サブフィールド部30より入力されてくる書き込みデータを、動作クロックに同期して、2個のラインメモリに交互に書き込んでゆくと共に、これと逆位相の関係で、書き込みの終わったラインメモリから画像データを動作クロックに同期して読み出し、バス制御回路533,534及び制御信号切替回路550によって書き込みが許可されたフレームメモリ510(520)に、1ラインずつ画像データの書き込みを行なう。一方のフレームメモリ510(520)に1フレーム分の画像を書き込み終えると、制御信号切替回路550が、フレームメモリの切替を行ない、他方のフレームメモリ520(510)に対して画像データの書き込みを開始する。
【0043】
読み出し回路540は、入力選択回路541、読み出しバッファ542、読み出し動作制御回路543を備える。加えて、動作クロックとして読み出し専用の動作クロックを使用しており、これに起因して位相保証回路544を備える。
上記書き込み回路530において書き込みの終わったフレームメモリに対しては、読み出し動作制御回路543の制御の下、入力選択回路541が、画像データの読み出しを行なう。
【0044】
入力選択回路541が行なう読み出しは、サブフィールド単位で行なわれる。
つまり、フレームメモリに書き込まれた画像データから同一のサブフィールドに属するデータを動作クロックに同期して、フレームメモリ内の全ラインから読み出す。読み出したサブフィールドデータは読み出しバッファ542に順次格納され、1ライン分のサブフィールドデータを格納し終わると、そのサブフィールドデータが後続のPDP(図外)へ出力される。
【0045】
フレームメモリ切替制御回路550は、フレームメモリ510、520に対する書き込み時と読み出し時とで、動作クロックを切替るためのクロック切替回路551と、何れのフレームメモリを選択するかのチップセレクト信号等を動作クロックの切替に同期して切替る制御信号切替回路552、553とからなる。
上記の回路の他に、本実施の形態では、ブランキング検出回路601を備える。この回路601は、受信した画像データの垂直同期信号を検出して、帰線時間の開始時点にクロック切替信号を生成する。
【0046】
(本実施の形態特有の構成)
前記書き込み動作クロックは、約30MHzの周波数、読み出し動作クロックは、約53MHzの周波数としている。書き込み動作クロックを上記周波数としたのは、以下の計算に基づいている。
例えば、VGAワイド(480×852画素)、サブフィールド数をSn=12、読み出し周期をTa=1.5μs、書込み水平周波数をfh=32kHz、フレームメモリのデータバス幅を32bitとした場合、書込み時の動作クロック周波数fwは、
fw=fh×852××Sn/32=約30MHz
となる。他方、読み出し時の動作クロック周波数frは、
fr=(1/Ta)×852×3/32=53MHz
となる。
【0047】
この周波数のクロックは、本回路より上段側における画像信号を処理する際に用いられるドットクロックをそのまま利用できるし、或は、水平同期信号を抽出してこれを周波数逓倍することにより生成することが出来る。読み出し動作クロックは、従来から使用しているものを用いる。
位相保証回路535、544は、フレームメモリ510、520に供給する制御信号のうちチップセレクト(CS)信号は、図7(b)に示す位相で出力するが、CS信号以外の制御信号は、図7(d)に示すように、チップセレクト(CS)信号がLowとなる期間を含み、その前後に1クロック周期以上の期間、“Valid”状態を保つようその位相を保証する回路である。
【0048】
この回路は図示はしないが、例えば、書き込み動作クロック、読み出し動作クロックをカウントし、CS信号でリセットされるカウンタと、そのカウンタが、クロック1周期に相当するカウント値“K1”に達したとき及びリセットされる値“R”よりクロック1周期に相当するカウント数だけ小さな値“R−K1”に達したときに、CS信号以外の制御信号を”Don’t care“から”Valid“に、或はその逆にする処理を行なう回路並びにCS信号はそのまま出力する回路とから構成できる。
【0049】
このように、CS信号以外の制御信号をCS信号の”Valid“期間より長い期間”Valid“に保持するようにしたので、チップセレクト(CS)信号以外の制御信号が遅延してもクロックのセットアップ・ホールド期間のマージンを確保することが出来る。この結果、CS信号にのみ遅延調整回路を用いればよく、後段にクロック切替回路を追加しても高速なフレームメモリの動作を保証することが出来る。なお、図7(a)は、書き込み又は読み出しの動作クロック、図7(c)は、CS信号以外の制御信号の波形図である。
【0050】
制御信号切替回路552、553は、ブランキング検出回路601から与えられる切替信号によって、書き込み側の位相保証回路535から出力される制御信号と読み出し側の位相保証回路544から出力される制御信号との切替を行なう。この場合、2つの制御信号切替回路552と553とは、一方が書き込み側の位相保証回路535から出力される制御信号を選択すると、他方は読み出し側の位相保証回路544を選択するよう、丁度逆位相の関係で切替られる。
【0051】
クロック切替回路551は、書き込み時、フレームメモリに書き込み動作クロックを供給し、読み出し時、読み出し動作クロックを供給するよう切替るものであるが、本実施の形態では、書き込み動作クロックと読み出し動作クロックとが非同期であるため、切替に1クロック周期以上を保証している。図8は、そのようなクロック切替を保証するクロック切替回路551の具体例を示す。図中、TR、TWはフリップフロップである。書き込み動作クロックWCLK、読み出し動作クロックRCLKは、4つのアンド回路と2つのオア回路を通じて切替後クロックSGCLKA、SGCLKBとして出力される。図9に、クロック切替回路551の切替動作を説明する波形図を示す。図示例では、“A”のタイミングで切替信号が発された場合を示している。そして、クロックの立ち下がりエッジを捕らえてクロックの切替を行なうこととしている。読み出しから書き込みへの切替であれば、“B”のタイミングで、読み出し動作クロックを停止させ、“E”のタイミングで書き込み動作クロックを出力開始する。書き込みから読み出しへのタイミングであれば、“C”のタイミングで、書き込み動作クロックを停止させ、“D”のタイミングで読み出し動作クロックを出力開始する。いずれの場合も、切替にクロックの1周期以上の期間を確保している。クロック切替回路551から出力されるクロックSGCLKAがフレームメモリ510に供給され、SGCLKBがフレームメモリ520に供給される。
【0052】
(画像変換部50の動作)
上記構成によれば、書き込みバッファ530に1ラインずつドットクロックに同期して画像データの書き込みが行われる一方、書き込みバッファ530に書き込まれた画像データが読み出されて、バス制御回路533,534で選択されたフレームメモリ510(520)に書き込まれて行く。このときのフレームメモリへの書き込み速度は、書き込み動作クロックによって決まる。本実施形態の場合、約30MHzと低速であり、ドットクロックと同一速度なので、1のフレームメモリが書き込み側に選択されているほぼ全期間を使って書き込みが行なわれる。
【0053】
一方、このとき、残りのフレームメモリ520(510)からは、入力選択回路541が選択する1のサブフィールドから順次、画像データが読み出され、読み出しバッファ542を通じて、後段の図示しないプラズマディスプレイパネル駆動回路へ出力される。このときのフレームメモリからの読み出し時の速度は、約53MHzと高速である。
【0054】
各フレームメモリ510,520に対し1フレーム分の画像データが書き込み及び読み出し完了すれば、バス制御回路533,534、制御信号切替回路552,553、クロック切替回路551の作用によって、フレームメモリ510、520の切替が行なわれ、読み出しの完了したフレームメモリ520(510)に対して書き込み動作がなされ、書き込みの完了したフレームメモリ510(520)に対して読み出し動作が行われる。この切替において、書き込み動作クロックと読み出し動作クロックが非同期であるものの、クロック切替回路551が1クロック期間以上を保証してクロックの切替を行なうようにしているので、フレームメモリに対する書き込み、読み出し動作がクロックの切替直後においても整然となされる。
【0055】
以上説明したように、フレーム内分割階調表示方式への画像変換部50は、フレームメモリに対して、画像データをライン毎に時系列に書き込む際と、フレームメモリから、重みデータに分割して読み出す際とで、動作クロックの周波数を変えているので、読み出し時には必要とされる高速クロックを用いる一方、書き込み時には書き込み期間一杯を使って画像データの書き込みを行なうよう低速クロックを用いることが出来、その結果、書き込み側回路にとって、高周波対応の制約が緩和され、その分設計の自由度が高く、また、回路コストが安くつくといった利点を有すると共に、動作中においては、従来のように高速な読み出し動作クロックを書き込み動作クロックとして用いる場合と比べて、クロックの周波数が低減された分だけ電力消費量も発熱量も少なくなり、動作の安定性、エネルギーロスの低減が実現するといった効果がある。
【0056】
上記実施の形態の画像変換部50においては、フレームメモリを2個用いているが、3個以上用いて、それらのフレームメモリを順繰りに用いて画像データの書き込み、読み出しを行なうようにすることも出来る。
画像変換部50におけるクロックの切替は、実施の形態では、垂直ブランキング期間に行なうようにしているが、これは垂直走査を1回行なう間に、水平走査を繰り返し行なう走査方式で撮影された通常の画像データを対象としたからであり、もし、水平走査を1回行なう間に、垂直走査を繰り返し行なう走査方式で撮影された画像データを対象とした場合には、水平ブランキング期間にクロックの切替を行なえば良い。
【0057】
なお、本実施の形態においては、画像表示装置としてPDPを例に説明してきたが、これに限定されずフォーマット変換を必要とする画像表示装置に画像表示をする場合に本発明を適用することができる。また、本実施の形態においては、入力されてきた画像データのバス幅を24bit、フレームメモリ12のデータI/Oのバス幅を32bitとして説明してきたが、特に限定されるものではなく、これらのバス幅の最小公倍数をフレームメモリのデータI/Oのバス幅で割った値の個数分、そのデータI/Oのバス幅を持つレジスタを第1,2バス幅変換部に設ければ、これ以外のバス幅においても対応することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明にかかる画像表示前処理装置によれば、入力されてきた画像データを画像表示に適するフォーマットに変換する前に格納するフレームメモリと、前記画像データのデータバス幅である第1のバス幅を、前記フレームメモリのバス幅である第2のバス幅に変換して、前記フレームメモリに書き込む第1のバス幅変換回路と、前記フレームメモリに書き込まれた画像データを読み出した後、第1のバス幅に復元して出力する第2のバス幅変換回路と、前記第1のバス幅変換回路、第2のバス幅変換回路、およびフレームメモリの動作タイミングを制御するための制御信号を出力する制御回路とを備えているので、入力されてきた画像データが第1のバス幅から第2のバス幅へ変換され、フレームメモリから読み出されるときは第2のバス幅から第1のバス幅へ復元される結果、従来技術のようにフレームメモリのバス幅および容量の一部を使用しない状態が解消され、フレームメモリの容量を有効に利用できるとともに、データ量の大きい高解像度の画像データを扱う場合においても不要なフレームメモリを設ける必要がなくなりコスト的に優れるといった効果がある。
【0059】
また、本発明に係る画像表示前処理装置によれば、書き込みデータ保持レジスタ群及び読み出しデータ保持レジスタ群に画像データを格納する際のクロックと、該レジスタ群から画像データを出力する際のクロックとは何れも同一のクロックを用いることができるので、通常のバス幅変換に見られる、バス幅変換前後に生ずるデータ速度の違いに対応して異なるクロックパルスを使用するといった必要がなくなるために、新たにクロックを生成する装置を設けなくてもよいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るPDP表示装置のブロック図である。
【図2】第1バス幅変換部の構成を示す回路図である。
【図3】第1バス幅変換部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】第2バス幅変換部の構成を示す回路図である。
【図5】第2バス幅変換部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】画像変換部の回路を示すブロック図である。
【図7】図6中の位相保証回路の動作を説明するための波形図である。
【図8】クロック切替回路の具体例を示す論理回路図である。
【図9】クロック切替回路のクロック切替動作を示す波形図である。
【符号の説明】
10 メモリ部
11 第1バス幅変換部
12 フレームメモリ
13 第2バス幅変換部
14 メモリ制御部
20 画像処理部
30 サブフィールド変換部
40 サブフィールド変換テーブル
50 画像変換部
111,112,113,131,132,133 レジスタ
510,520 フレームメモリ
530 書き込み回路
540 読み出し回路
550 フレームメモリ切替制御回路
531 書き込みバッファメモリ
532 書き込み動作制御回路
533,534 バス制御回路
535,544 位相保証回路
541 入力選択回路
542 読み出しバッファ
543 読み出し動作制御回路
551 クロック切替回路
552,553 制御信号切替回路
601 ブランキング検出回路

Claims (7)

  1. 入力されてきた画像データを画像表示に適するフォーマットに変換する前に格納するフレームメモリと、
    前記画像データのデータバス幅である第1のバス幅を、前記フレームメモリのバス幅である第2のバス幅に変換して、前記フレームメモリに書き込む第1のバス幅変換回路と、
    前記フレームメモリに書き込まれた画像データを読み出した後、第1のバス幅に復元して出力する第2のバス幅変換回路と、
    前記第1のバス幅変換回路、第2のバス幅変換回路、およびフレームメモリの動作タイミングを制御するための制御信号を出力する制御回路とを備え、
    前記第1のバス幅変換回路は、第1のバス幅と第2のバス幅との最小公倍数に相当するビット数の書き込みデータ保持レジスタ群を備え、
    前記制御回路は、前記書き込みデータ保持レジスタ群に対し第1のバス幅に相当するビット数分のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、有効化されたレジスタに画像データを格納する制御を行なう書き込みデータ格納制御回路部と、
    前記書き込みデータ保持レジスタ群から第2のバス幅に相当するビット数のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、有効化されたレジスタからその中に格納された画像データをフレームメモリへ出力する書き込みデータ出力制御回路部と
    を備えることを特徴とする画像表示前処理装置。
  2. 前記書き込みデータ格納制御回路部は、第1のバス幅のレジスタを有効化する制御を毎クロックにおいて行ない、
    前記書き込みデータ出力制御回路部は、書き込みデータ保持レジスタ群中の全てのレジスタに対し一回当たり有効化を行なったら、1クロックの間、どのレジスタも有効化しない休止期間を設ける制御を行なう
    ことを特徴とする請求項記載の画像表示前処理装置。
  3. 前記第2のバス幅変換回路は、第1のバス幅と第2のバス幅との最小公倍数に相当するビット数の読み出しデータ保持レジスタ群を備え、
    前記制御回路は、前記読み出しデータ保持レジスタ群に対し第2のバス幅に相当するビット数のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、その有効化されたレジスタに、フレームメモリから同一ビット数の画像データを格納する制御を行なう読み出しデータ格納制御回路部と、
    前記読み出しデータ保持レジスタ群から第1のバス幅に相当するビット数のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、有効化されたレジスタからその中に格納された画像データを出力する制御を行なう読み出しデータ出力制御回路部と
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示前処理装置。
  4. 前記読み出しデータ格納制御回路部は、読み出しデータ保持レジスタ群中の全てのレジスタに対し一回当たり有効化を行なったら、1クロックの間、どのレジスタも有効化しない休止期間を設ける制御を行ない、
    前記読み出しデータ出力制御回路部は、第2のバス幅のレジスタを有効化する制御を毎クロックにおいて行なう
    ことを特徴とする請求項記載の画像表示前処理装置。
  5. 前記第1のバス幅が、24ビットであり、第2のバス幅が32ビットである
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像表示前処理装置。
  6. 前記書き込みデータ保持レジスタ群及び読み出しデータ保持レジスタ群に画像データを格納する際のクロックと該レジスタ群から画像データを出力する際のクロックとは何れも同一のクロックが用いられる
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の画像表示前処理装置。
  7. 入力されてきた画像データを画像表示に適するフォーマットに変換する前に格納するフレームメモリを備えた画像表示装置であって、
    前記画像データを前記第1のバス幅から前記第2のバス幅に変換して、前記フレームメモリに書き込む第1のバス幅変換回路と、
    前記フレームメモリに書き込まれた画像データを第2のバス幅で読み出した後、第1のバス幅に復元して出力する第2のバス幅変換回路と、
    前記第1のバス幅変換回路、第2のバス幅変換回路、およびフレームメモリの動作タイミングを制御するための制御信号を出力する制御回路とを備え、
    前記第1のバス幅変換回路は、第1のバス幅と第2のバス幅との最小公倍数に相当するビット数の書き込みデータ保持レジスタ群を備え、
    前記制御回路は、前記書き込みデータ保持レジスタ群に対し第1のバス幅に相当するビット数分のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、有効化されたレジスタに画像データを格納する制御を行なう書き込みデータ格納制御回路部と、
    前記書き込みデータ保持レジスタ群から第2のバス幅に相当するビット数のレジスタをクロックに同期して順次有効化し、有効化されたレジスタからその中に格納された画像データをフレームメモリへ出力する書き込みデータ出力制御回路部と
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
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