JP2538654B2 - 表示書込装置 - Google Patents

表示書込装置

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JP2538654B2 JP63280576A JP28057688A JP2538654B2 JP 2538654 B2 JP2538654 B2 JP 2538654B2 JP 63280576 A JP63280576 A JP 63280576A JP 28057688 A JP28057688 A JP 28057688A JP 2538654 B2 JP2538654 B2 JP 2538654B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表示情報を記憶装置に書込む無表示書込装
置に係り、特に、表示色を複数の色の中から選択して表
示できるパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略
す)等に好適な表示書込装置に関する。
[従来の技術] 従来、パソコン等の既存の出力端から表示データを取
込んで自己のデイスプレイに表示するものとして、特開
昭61−174595号に記載されたものがある。この装置で
は、表示データを直接、自己のフレームメモリに書込ん
で、このフレームメモリ内の表示情報にしたがって液晶
ディスプレイを駆動するようにしている。
以下、この従来技術を第10図を用いて簡単に説明す
る。
第10図は、従来の表示書込装置の構成図であって、図
中、左側がパソコン側を示し、右側が液晶ディスプレイ
側を示している。20は、CRT制御回路(以下、CRTCと略
す)21を動作させるクロックを発生する発振器である。
CRTC21は、発振器20の発生するクロックに従って、水平
同期信号11、垂直同期信号12、さらに、メモリアドレス
22を出力する。表示メモリ(VRAM)23は、表示情報を記
憶したメモリであって、メモリアドレス22に従って、順
次、表示情報を送り出す。この後、表示情報は、並−直
列変換器(P→S)24を経て、シリアルの表示信号25と
なり、パソコンから送り出される。
一方、液晶ディスプレイ側では、クロック再生回路26
により、水平同期信号11を基準として、ドットクロック
27を生成する。(このドットクロック27は、発振器20の
発生するクロックと、同一周波数、同位相となるように
制御される。)表示信号25は、書込制御回路28の制御下
でフレームメモリ8に直接書込まれ、記憶され、その
後、フレームメモリ8から表示信号25が読出され、駆動
回路29を通して、液晶ディスプレイ30に表示される。
以上のように、従来技術では、フレームメモリ8に表
示信号25を直接書込み、その後、フレームメモリ8より
表示信号25を読出すことで目的の処理を実現していた。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、液晶デイスプレイ側のフレームメモ
リ8の容量削減について考慮されておらず、多色表示可
能なパソコンに対しては、フレームメモリ8の容量が増
大するという問題があった。例えば、4096色中16色表示
のパソコンを接続した場合、同時には、16通りの色しか
表示できないにも拘らず、フレームメモリ8は、4096色
分、すなわち、12ビット幅(212=4096)必要となり、
白黒表示の場合に比べ、12倍のメモリを備えなければな
らない。
そこで、本発明の目的は、多色表示可能なパソコンに
対応した、フレームメモリ容量を削減することができる
表示書込装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、画素nビット
の表示情報を記憶する表示記憶手段に表示情報を書込む
表示書込装置において、 1画素mビットの表示情報を受けて1画素n(<m)
ビットの数値情報に変換する変換手段を設け、該変換手
段を介して上記表示情報を上記表示記憶手段に書込むよ
うにしたものである。
上記1画素mビットの表示情報は、例えば、2m色から
同時2n色表示可能な表示情報である。
上記変換手段は、例えば、アドレスmビット、データ
nビットのリードオンリメモリ(ROM)で構成すること
ができる。
上記変換手段は、また、アドレスmビット、データn
ビットのランダムアクセスメモリ(RAM)で構成するこ
ともできる。この場合、上記変換手段には、上記mビッ
ト表示情報中取りうる2n通りのデータをアドレスとして
予め供給し、当該アドレスに順次2n個の異なるnビット
数値を書込む。
上記変換手段は、上記表示情報に基づいて、当該変換
規則を自動的に生成するものであってもよい。
例えば、上記変換手段は、アドレスmビット、データ
n+1ビットのランダムアクセスメモリ(RAM)であ
り、データ1ビットが未書込識別ビットとして用いら
れ、該未書込識別ビットの参照により上記mビットの表
示情報の異なるデータの発生毎に該データをアドレスと
して上記RAMに順次異なるnビット数値が書込まれるも
のである。
あるいは、上記変換手段は、それぞれ、nビットの異
なるアドレスが割当てられ、mビットの上記表示情報と
1ビット未書込識別ビットとからなるm+1ビットの情
報を格納する2n個の格納手段と、それぞれ該各格納手段
に対応して設けられ、mビットの情報を比較する2n個の
比較手段と有し、上記mビットの入力表示情報と上記未
書込識別ビットが“1"であるすべての上記格納手段内の
表示情報とを比較し、すべて不一致の場合に、当該入力
表示情報を上記未書込識別ビットが“0"である1格納手
段内に格納するとともに当該未書込識別ビットを“1"と
し、かつ、該格納手段に割当てられているアドレスをn
ビット数値情報として出力し、上記比較の結果、一致す
るものがある場合、当該格納手段に割当てられているア
ドレスを上記nビット数値情報として出力するものであ
る。
なお、本発明が適用されるディスプレイとしては、1
画素に複数のビットが利用されるカラーまたは階調表示
を行なうものであればよく、液晶に限らず、CRTでもよ
い。
[作用] 本発明は、パソコンから送られてくる表示データを、
それに対応した数字データに変換する変換手段を設け、
数字データをフレームメモリに書込むものであり、例え
ば、先に挙げた4096色中16色表示のパソコンを接続した
場合、送られてくる表示データのビット数は、12ビット
になるが、このうち、出現する表示データは16通りしか
ない。この点に着目し、16通りの表示データに対して数
字データを割付けると、数字データのビット数は、4ビ
ットとなる。従って、この数字データをフレームメモリ
に書込むことで、フレームメモリのビット数は4ビット
で済む。
上記変換手段は、ROM、RAMあるいは論理回路等により
パソコンから送られてくる表示データに変換を施し、数
字データに対応させるように動作する。フレームメモリ
には、数字データが記憶されるが、該数字データについ
て該変換手段の逆変換を施すことで、容易に元の表示デ
ータに再現できるため、本発明によって、表示データが
変化する等の誤動作は生じない。
上記変換手段は、前述のように、変換規則を固定した
もの、予め変換規則を受信するもののほか、送られてく
る表示データを受けて、自動的に変換規則を生成するも
のも考えられる。そのための手法は、上述したように2
通りある。
その1つは、予め1画素mビット表示データに対応し
て、2m個のn+1ビット記憶領域を用意しておき、異な
るmビット表示データが現われる度に、順次2n個の異な
るnビットデータ(数字データ)を格納していくもので
ある。1度出現した表示データか否かは、n+1ビット
記憶領域の1ビットである未書込識別ビットを参照する
ことにより判明する。未書込識別ビットが“0"である場
合には、初めて出現した表示データであり、当該記憶領
域に新たなnビットデータが書込まれるとともに、出力
される。以後、同じ表示データについては、このnビッ
トデータが変換データとして出力される。
他の手法は、予め異なるnビットデータに対応して2n
個のm+1ビット記憶領域を用意しておき、送られてく
るmビット表示データのうち順次異なる表示データを選
択して、異なるm+1ビット領域に格納していき、mビ
ット表示データとnビットデータとを対応付けるもので
ある。送られてくるmビット表示データから順次異なる
表示データを発見するためには、送られてくる表示デー
タをすべての既書込の表示データと比較する。一致する
ものがあれば、その既書込表示データが書込まれている
記憶領域に対応するnビットデータを出力し、一致する
ものがない場合には、新たな表示データなので、未書込
領域にそのmビット表示データを書込むとともに、対応
するnビットデータを出力する。既書込、未書込の別
は、m+1ビット記憶領域のビットである未書込識別ビ
ットにより判明する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図から第8図を用いて
詳細に説明する。説明の都合上、パソコンからの表示信
号は、アナログRGB信号出力で、4096色中16色表現でき
るものとする。
まず、4096色中、表示される16色が予めわかっている
場合の実施例を説明する。第1図は、第1の実施例の構
成図である。図において、パソコンからの表示信号R、
G、Bは、信号線1〜3を通してアナログ量で伝送され
る。こられの表示信号は、アナログ/デジタル変換器4
(以下、A/D変換器と省略する)により、12ビット(212
=4096)のデジタル量の表示データ5に変換される。こ
の表示データ5は、ROM6により書込データ7に変換さ
れ、サンプリング制御回路9に従って、フレームメモリ
8に書込まれる。
以上の構成において、本発明の特徴となるROM6の動作
について説明する。ROM6は、第2図に示すように、12ビ
ットの表示データ5をアドレスとして、4ビットの書込
データ7を出力する。本実施例では、表示される色が予
めわかっているため、4096(212)通りの表示データ5
のうち、出現する16(24)通りのパターンは既知とな
る。言い換えれば、ROM6のアクセスされるアドレスは、
4096番地中16番地で、その位置は既知となる。よって、
対応する16個のアドレスの内容に、“0"から“15"まで
の数値を記憶し、それ以外は、空白(未使用領域)とす
る。このようなRMO6を設けることにより、ROM6は、表示
データ5で示されたアドレスのデータを出力するので、
12ビットの表示データ5は、4ビットの書込データ7に
変換される。この書込データ7をフレームメモリ8に書
込むことで、フレームメモリ8のメモリ容量を低減する
ことができる。
なお、第1の実施例では、ROMを用いた表示データ5
から書込データ7への変換を説明したが、入力された表
示データ5の各ビットに演算を施し、書込データ7を得
ることによっても、同様の変換ができる。また、図示し
ないが、ROM6の16個の有効データについて、アドレスと
データとを逆にしたROMを用いれば、元の表示データを
再現することができる。
以上述べた第1の実施例では、表示される色が予めわ
かっている場合について説明したが、次に、第2の実施
例として、4096色の中から表示に使用される16通りの色
(以下、表示色と記述する)をパソコンから伝え、その
表示色に対応した書込データ7を生成する場合について
説明する。
第3図は、第2の実施例の構成図を示したもので、第
1の実施例の構成図(第1図)に比べ、ROM6を、読み/
書き可能なRAM10に変更し、RAM10への書込手段として、
水平同期信号(HSYNC)11、垂直同期信号(VSYNC)12を
基準として、パソコンから伝えられる表示色の書込を行
なう書込制御回路13と、“0"〜“15"までの数値情報を
生成するカウンタ15と、RAM10へのデータ書込時に、カ
ウンタ15の出力であるカウント出力16をRAM10への書込
データとして出力するバッファ17とより構成され、それ
以外は、第1図と同じである。
次に動作を説明する。パソコンから伝えられる表示色
は、第4図(a)のように、表示画面の第1ライン目の
1ドット〜16ドットに、色A、色B、・・・色Pの順番
で送られてくるものとする。送られてくる表示信号
(R、G、B)は、A/D変換器4により、デジタル量に
変換され、表示データ5として出力される。書込制御回
路13は、水平同期信号11と垂直同期信号12を基準とし
て、表示色の送られてくる位置である第1ライン目の第
1ドット〜第16ドットを検出し、その期間のみに、書込
パルス14を出力する。書込パルス14に従って、カウンタ
15よりカウント出力16が得られ、表示画面の第1ライン
目、1ドット目には“0"、2ドット目には“1"・・・以
下同様に、ドット位置に対応して、数値“0"〜“15"が
割付けられる。以上のごとく求められた表示データ5
と、カウント出力16をもとに、RAM10は、第4図(b)
のように、表示データ5で示されるアドレスの内容にカ
ウント出力16を書込む。以上の操作により、表示される
色(色A〜色P)に対して、固有の数値(0〜15)がRA
M10に記憶された。これ以後の表示信号(第2ライン〜
第400ライン)は、第1の実施例と同様に、表示データ
5が、RAM10を通して書込データ7に変換され、フレー
ムメモリ8に書込まれる。以上のように、本発明の目的
が達成できる。
本実施例では、表示色を表示画面の第1ラインを用い
て伝送するため、表示画面に不要な色が表示されてしま
うが、第1ラインをフレームメモリ8に書込まないこと
にすれば、このようなことは生じなくなる。また、本実
施例では、表示色を表示画面の第1ライン目に挿入して
伝送していたが、その他のライン(第2ライン〜第400
ラインのうち1ライン)を用いても、同様に実現でき
る。さらに、表示画面以外にも、表示信号の帰線期間に
表示色を挿入してもよい。また、表示信号(R、G、
B)を使用しないで、別な信号(例えば、パソコン内部
のバス信号)から、表示色の情報をもらってもよい。表
示データの逆変換の手段については、他のRAMを設け、R
AM10とアドレスおよびデータの関係を逆にしてRAM10の
書込時に同時に書込むようにすればよい。
以上、第2の実施例によれば、表示される色が予め分
かっていない場合にも対応できる。ただし、パソコン側
に、表示色を伝送する手段が必要となり、パソコン側の
ソフトウェア、ハードウェアに負担がかかる。
そこで、第5図に示すように、パソコン側に上記ソフ
トウェア、ハードウェアの負担増なしに、送られてくる
表示データを受けて、表示データ5を書込データ7に変
換する変換規則を自動的に生成する自動生成パレット31
を設けることが好ましい。以下、このような自動生成パ
レット31を有する第3および第4の実施例を説明する。
第3の実施例の構成を第6図に示す。この構成は、第
2の実施例の構成(第3図)に対して、RAM10のデータ
ビット数を4ビットから5ビットに変更し、有効ビット
(未書込識別ビット)18を付加し、さらに、有効ビット
18の状態によって、RAM10への書込を行なう書込制御回
路19(第3図の書込制御回路13とは、機能が異なるた
め、別な符号を付してある)を設けたものである。その
他は、第3図と同じである。なお、第6図において、A/
D変換器4とフレームメモリ8とを除いた部分が自動生
成変換パレット31を構成している。
次に、その動作を、第7図および第8図を用いて説明
する。但し、電源投入時の有効ビット18は、すべて“0"
であるものとする。第7図において、A/D変換器4によ
って、デジタル量に変換された表示データ5は、RAM10
にアドレスとして入力され、データを読出す(動作
A)。読出された5ビットのデータのうち、1ビットを
有効ビット18として割当て、有効ビット18=“0"の時
(動作B)は、書込データ7が意味をなさないものとし
て、RAM10への書込動作が起こる(動作C)。
具体的なタイミングチャートは、第8図のように、表
示データ5がA/D変換器4から出力されて、RAM10からデ
ータが読出される。この時、書込制御回路19は、有効ビ
ット18=“0"を検出して、書込パルス14=“L"とする。
この期間に、バッファ17は、RAM10のデータバス上に、
カウント出力16と有効ビット18=“1"を出力し、RAM10
にはこのデータが書込まれる。その後、書込制御回路19
は、書込パルス14=“H"として、RAM10への書込動作を
終了する。その際に、カウント出力16を+1(インクリ
メント)する。以上のタイミングで、RAM10への書込動
作が行なわれる。この書込動作は、電源投入後、表示色
が最初に現われた場合に発生する。したがって、表示色
に対応した書込データ7には、1画面表示期間中に“0"
〜“15"までが割当てられ、RAM10に記憶される。また、
それ以後の同一の表示色に対しては、有効ビット18=
“1"となり、書込データ7は意味をもつものとして、RA
M10への書込動作は起こらず、第1の実施例と同様、表
示データ5に対応した書込データ7をフレームメモリ8
に書込む。表示データの逆変換の手段は、以上の実施例
によれば、例えば、4096色中16色、640×400ドットのパ
ソコンを例にとれば、フレームメモリに256KビットDRAM
を用いた場合、従来の方式では、フレームメモリが12個
必要であったものを、本発明により、フレームメモリ4
個、データ変換部2個、計6個で実現でき、部品点数
で、約半分にすることができる。さらに、多色表示可能
なパソコンには、さらに高い効果が発揮できる。
第2実施例と同様である。
次に、変換規則を自動的に生成し、かつ、変換手段の
記憶容量自体も軽減できる第4の実施例を第10図により
説明する。
この実施例においても、4096色中、同時16色表示する
12ビットデータを4ビットデータに変換する場合を考え
る。この自動生成変換パレット31は、12ビットの表示デ
ータ5を格納するためのテーブル33を同時表示色数分の
16個だけ設け、かつ各テーブル33A〜33Pすべてについて
テーブル内容と表示データ5とを比較する比較器32A〜3
2Pを有する。また、各テーブルに格納された表示データ
5が有効か否かを示す有効ビット34A〜34Pを各テーブル
に付加している。さらに、各テーブルには、4ビットの
“0"〜“15"の番地36A〜36Pが1対1に対応づけられて
いる。次に動作を説明する。
初めに、電源投入時の有効ビット34A〜34Pはすべて
“0"(無効)であるものとする。表示データ5は、すべ
ての比較器32A〜32Pへ同時に入力される。各比較器は、
有効ビットが“1"であるテーブル内の表示データのみ表
示データ5と比較し、その結果、一致した場合のみ、比
較結果35A〜35Pとして“1"を出力する。
例えば、1ドット目に送られてきた表示データ5を色
データAとした場合、このときの有効ビットはすべて
“0"であり、比較結果35A〜35Pは、すべて“0"である。
そこで色データAをテーブル33Aに書込むとともに、有
効ビット34Aを“1"にして、番地36Aの4ビットデータ
“0"を書込データ7として出力する。
次に、2ドット目に送られてきた表示データ5を1ド
ット目の色データAと異なった色データBとした場合、
色データBは、有効ビットが“1"であるテーブル33Aの
色データAとだけ比較される。この場合も、色データは
一致しないので、比較結果35A〜35Pはすべて“0"とな
る。したがって、有効ビットが“0"である次のテーブル
33Bに色データBを書込むとともに、有効ビット34Bを
“1"にし、かつ、番地36Bの4ビットデータ“1"を書込
データ7として出力する。
一方、既にテーブルに書込んだ表示データに対して
は、例えば、3ドット目に色データAが送られてきた場
合、色データAは、有効ビットが“1"であるテーブル33
Aおよび33Bの色データAおよび色データBと比較され
る。このとき、比較された色データAは、テーブル33A
の色データAと一致するので、比較結果35Aより“1"が
出力される。この場合、色データAのテーブルへの書込
は行われず、一致したテーブルの番地36Aの4ビットデ
ータ“0"が書込データ7として出力される。このよう
に、パソコンから送られてくる同一の表示データに対し
ては、同じ番地が対応し、変換は正しく行われる。
以上より、表示データ5から変換パレットを生成しな
がら書込データ7に変換することが可能となった。ま
た、同時16色が別な16色に変わった場合にも、垂直帰線
期間に有効ビットを“0"にすることにより、1フレーム
単位に変換パレットと生成しながら変換することで対処
できる。
本実施例によれば、予め4096色分のデータを持ったRO
MあるいはRAMを用いることなく、フレームメモリのメモ
リ容量の低減を達成できる。具体的には、前記4096色分
のデータをもったROM、RAMでは、5×4096=20480ビッ
トの容量を要するのに対し、本実施例では、13×16=20
8ビットの容量ですむ。
以上、パソコンを例にとり、好適な実施例について説
明したが、パソコンに限らず、一般的な映像信号でも同
様の処理で、フレームメモリ8のメモリ容量の低減が図
れる。また、入力信号をアナログ信号として説明した
が、デジタル信号を入力しても同様の処理が行なえるこ
とは言うまでもない。
[発明の効果] 本発明のデータ書込装置によれば、パソコン等から送
られてくる表示データを、それに対応したより少ないビ
ット数の数字データに変換する変換手段を設け、この数
字データをフレームメモリに書込むようにすることによ
り、フレームメモリの容量を大幅に低減することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第1の実施例の構成図、第2図は
第1の実施例のROMの動作概念図、第3図は本発明によ
る第2の実施例の構成図、第4図は第2の実施例の動作
概念図、第5図は変換規則を自動的に生成する自動生成
変換パレットの説明図、第6図は本発明による第3の実
施例の構成図、第7図および第8図は第3の実施例の動
作概念図、第9図は本発明による第4の実施例の構成
図、第10図は従来例の構成図である。 4……A/D変換器 5……表示データ 6……ROM 7……書込データ 8……フレームメモリ 9……サンプリング制御回路 10……RAM 11……水平同期信号 12……垂直同期信号 13……書込制御回路 14……書込パルス 15……カウンタ 16……カウント出力 17……バッファ 18……有効ビット 19……書込制御回路 21……CRTC 23……VRAM 30……液晶ディスプレイ 31……自動生成変換パレット 32A〜32P……比較器 33A〜33P……テーブル 34A〜34P……有効ビット 35A〜35P……比較結果 36A〜36P……番地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真野 宏之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (72)発明者 片山 国弘 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−92076(JP,A) 特開 昭62−92992(JP,A) 特開 昭57−73789(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1画素nビットの表示情報を記憶する表示
    記憶手段に、表示情報を、1画素mビットの表示情報を
    受けて1画素n(<m)ビットの数値情報に変換する変
    換手段を介して書込む表示書込装置であって、 上記変換手段は、上記表示情報をmビットのアドレスと
    し、各アドレスにn+1ビットのデータを格納したラン
    ダムアクセスメモリ(RAM)であり、当該RAMの各アドレ
    スのデータ1ビットは未書込識別ビットとして用いら
    れ、残るnビットは上記nビット数値の格納に用いら
    れ、 上記未書込ビットの値が未書込みを示すアドレスの発生
    毎に上記RAMの当該アドレスに、順次異なるnビット数
    値と、既書込みを示す未書込ビットの値が書込まれるこ
    とを特徴とする表示書込装置。
  2. 【請求項2】1画素nビットの表示情報を記憶する表示
    記憶手段に、表示情報を、1画素mビットの表示情報を
    受けて1画素n(<m)ビットの数値情報に変換する変
    換手段を介して書込む表示書込装置であって、 上記変換手段は、それぞれ、nビットの異なるアドレス
    が割当てられ、mビットの上記表示情報と1ビット未書
    込識別ビットからなるm+1ビットの情報を格納する2n
    個の格納手段と、それぞれ該各格納手段に対応して設け
    られ、mビットの情報を比較する2n個の比較手段とを有
    し、 上記mビットの入力表示情報と上記未書込識別ビットの
    値が既書込みを示すすべての上記格納手段内の表示情報
    とを比較し、すべて不一致の場合に、当該入力表示情報
    を上記未書込識別ビットの値が未書込みを示す1格納手
    段内に格納するとともに当該未書込識別ビットを既書込
    みを示す値とし、かつ、該格納手段に割り当てられてい
    るアドレスをnビット数値情報として出力し、上記比較
    の結果、一致するものがある場合、当該格納手段に割当
    てられているアドレスを上記nビット数値情報として出
    力することを特徴とする表示書込装置。
  3. 【請求項3】1画素nビットの表示情報を記憶する表示
    記憶手段に、表示用同期信号に対して定まる表示期間に
    供給される表示情報を、1画素mビットの表示情報を受
    けて1画素n(<m)ビットの数値情報に変換する変換
    手段を介して書込む表示書込装置であって、 前記変換手段は、上記表示期間に上記表示情報をアドレ
    スとして入力し当該アドレスに書込まれた上記nビット
    数値情報を出力するランダムアクセスメモリ(RAM)で
    あり、上記表示用同期信号に対して定まる所定期間に供
    給される表示情報を各々アドレスとして、順次、相互に
    異なるnビット数値情報を上記RAMに書き込むことを特
    徴とする表示書込装置。
JP63280576A 1987-11-09 1988-11-07 表示書込装置 Expired - Fee Related JP2538654B2 (ja)

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