JP4658140B2 - デジタル/アナログ変換 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、デジタル/アナログ変換のための回路及びプロセスに係る。本発明は、特に、デルタシグマコンバータ及びクラスD増幅器に適用される。
デルタシグマ(DS)アナログ/デジタルコンバータ(ADC)及びデジタル/アナログコンバータ(DAC)は、オーバーサンプリング及びノイズ整形特性のために高分解能用途のための非常にポピュラーなコンバータとなった。これらの特性は、それらコンバータをそれらコンポーネントの非直線性及び非理想状態に対してより健全なものにする。実際に、精度と速度の兼ね合いで、DSコンバータは、現在のCMOS技術進化の状況においてより魅力的なものとなった。
DCコンバータは、スイッチドキャパシタ(SC)又は連続時間(CT)解決策のいずれかにおいて実現することができる。今日、SC変調器(コンバータ)は、標準的なCMOS技術においてより効率的に実現できると共に、高度に制御可能な設計を与え、且つクロックジッタの問題に著しく不感であるので、商業的な用途に広く利用されている。実際に、SC変調器は、理論的に良く理解され、研究されている。しかしながら、SC実現は、ある問題で悩まされている。最も大きな欠点の1つは、その特性、即ちスイッチングキャパシタの特性から生じる比較的高い消費電力にある。SC DSコンバータの他の主たる問題は、それらの演算増幅器に必要な帯域巾がサンプリング周波数の少なくとも5倍以上大きいことから生じる比較的低速の特性である。又、SCコンバータは、エイリアシングを防止するために変調器の入力にアンチエイリアシングフィルタを必要とする。
図1を参照すれば、ループフィルタ111と、nビットADC112(nビット量子化装置とも称される)と、nビットDAC113とを備えたCT DS変調器(コンバータ)の一般的な回路図が示されている。ADC112及びDAC113は、クロックされ、コンバータのサンプリング動作は、ADC112への入力において実行される。SC DSコンバータとは対照的に、CT DSコンバータは、変調器ループ内のサンプリング動作を実行し、従って、サンプリングエラーを整形して当該境界の外へ出す。従って、コンバータ内の演算増幅器の帯域巾要求が減少される。更に、ループフィルタ内でスイッチングが行なわれないので、演算増幅器及び積分器の電力消費が実質的に減少される。これらの特性は、CT DSコンバータを高速用途により適したものにする。CT DSコンバータは、例えば、Schreier及びB. Zhang氏の“Delta-Sigma Modulators employing Continuous-Time Circuitry”、IEEE Transaction on Circuits and Systems-1、第43巻、第4号、第324−332ページ、1996年4月;O. Shoaei及びM. Snelgrove氏の“Optimal (bandpass) Continuous-Time Sigma-Delta Modulator”、IEEE International Symposium on Circuits and Systems、第5巻、第489−492号、1994年6月;及びRobert H. M. van Veldhoven氏の“A Triple-Mode Continuous-Time Sigma-Delta Modulator With Switched-Capacitor Feedback DAC for a GSM-EDGE/CDMA200/UMTS Receiver”、IEEE Journal of Solid-State Circuits、第38巻、第12号、第2069−2076号、2003年12月、に述べられている。
広帯域巾及び/又は低電力消費に関するCT回路の効果の他に、それらから高い信号・対・雑音及び歪比(SNDR)を達成する上で幾つかの制約がある。フィードバック信号の立上り縁及び立下り縁の非対称性、フィードバック遅延に対する敏感さ、及びクロックジッタに対する感受性は、CT DS変調器を設計する上で最大の障害となる。更に、最初の2つの問題は、良く研究されていて、それらを解決するための幾つかの健全な技術及び解決策が提案されている。
クロックジッタは、主として、入力信号のサンプリング時間のみにSC DS変調器に影響を及ぼし、従って、変調器のオーバーサンプリング特性のために、その作用は、変調器の出力において、当該帯域で、オーバーサンプリング比(OSR)の係数で減衰される。しかしながら、CT DS変調器では、ループフィルタへ到来する信号パルス巾を変更することにより、クロックジッタがフィードバック値を変化させる。おおよそ、CT DS変調器のクロックジッタは、SC DS変調器の場合よりOSRの二乗程度悪い作用を有し、CT DS変調器を設計する上で甚だしい問題となる。
この問題は、EP−A−1147609号において対処され、これを、図2及び3を参照して以下に説明する。EP−A−1147609号では、図1のDAC113がキャパシタに置き換えられ、このキャパシタは、デジタル信号の値に基づいて異なる基準電圧に充電され、次いで、受動的又は能動的抵抗器を通して放電される。それでも、特に、電力消費の減少に関して更なる改良が望まれる。
WO2004/034588号は、CT DS変調器のクロックジッタを減少する回路であって、デジタル/アナログ変換のために、放電キャパシタの電圧が比較器により決定されたレベルに到達するまで放電キャパシタにより制御電圧が発生されるような回路を開示している。この構成に伴う問題は、キャパシタの波形により生じる過剰な電力要求と、クロックジッタと、比較器の使用により生じる回路の複雑さとを含む。
又、クラスD増幅器も、大きな信号遷移を伴うので、クロックジッタに(及び電源の変動にも)非常に敏感である。これは、CT DSコンバータにおけるフィードバックDACの問題に類似している。それ故、精度を維持するためにクラスD増幅器ではクロックジッタの抑制が望まれる。クラスD増幅器は、Hブリッジ構成で結合された負荷をしばしば有し、負荷の出力が2つの基準電圧レベル間でスイッチされる。Hブリッジは、低電力低電圧適合性のために補聴器にしばしば使用されている。1つのバッテリセルを使用して、増幅器の出力は、接地と電源レールとの間でスイッチされる。クロックジッタは、スイッチオン及びオフの巾を変化させるので、出力信号に付加的なノイズフロアを生じさせる。又、出力負荷をスイッチングすると、2つのレールに変動が生じ、それ故、増幅器の動的範囲及び精度を低下させる。
それ故、CT DS変調器及びクラスD増幅器においてクロックジッタを抑制するための改良された技術が要望される。
本発明は、CT DS変調器及びクラスD増幅器におけるクロックジッタの作用を抑制又は減少する必要性に向けられる。
本発明は、その第1の一般的態様において、入力信号(Do)を出力信号(Ud、OUT)へデジタル/アナログ変換するための装置において、スイッチ手段(412、413)に結合されたキャパシタ手段(414)であって、クロック信号の第1フェーズ(φ1)中にキャパシタ手段を基準電圧値(Vref)へ充電し、そしてクロック信号の第2フェーズ(φ2)中に放電手段を通してキャパシタ手段を放電するようにされたキャパシタ手段(414)を備え、前記放電手段(415−420)は、キャパシタ手段の放電を調整する放電経路を与え、これは、放電トランジスタ手段を含み、更に、前記放電手段は、キャパシタ手段の放電に応答し、これにより、前記放電トランジスタ手段は、前記第2フェーズ中に、ほぼ一定の放電電流を与えるモードにバイアスされ、そしてその後、第2フェーズの終りまでにキャパシタンス手段を急速に放電するための低インピーダンスモードにバイアスされ、更に、前記放電手段に結合されて、放電電流及び入力信号Doの関数として前記出力信号(Ud、OUT)を発生するための出力手段を備えた装置を提供する。
好ましくは、前記トランジスタ手段は、一定の放電電流を与える飽和モードにバイアスされ、この場合、一定値からの変動の程度は、飽和モードの特性により決定される。トランジスタ手段の低インピーダンスモードは、動作特性の三極管領域として通常知られているものであるのが望ましい。
本発明の装置がCTDS変調器のデジタル/アナログコンバータに組み込まれる場合には、出力手段は、スイッチドカレントブロックでもよいし、又は適当な信号をループフィルタに与える他の手段でもよい。
本発明の装置がクラスD増幅器と組み合せて使用される場合には、出力手段は、クラスD増幅器でもよいし、又はクラスD増幅器の機能を与える手段でもよい。
第2の一般的な態様において、本発明は、入力信号Doを出力信号(Ud、OUT)へデジタル/アナログ変換するための方法において、第1フェーズ(φ1)及び第2フェーズ(φ2)を有するクロック信号を与えるステップと、キャパシタンス手段を用意するステップと、前記第1フェーズの間に前記キャパシタンス手段を基準電圧値(Vref)へ充電するステップと、前記第2フェーズの間に前記キャパシタンス手段を放電するステップであって、この放電は、前記第2フェーズの第1部分に、ほぼ一定の放電電流を与えるように調整されると共に、前記第2フェーズの第2部分に、前記第2フェーズが終わるまでに前記キャパシタンス手段を急速に放電するように調整されるステップと、前記出力信号(Ud、OUT)を前記放電電流及び入力信号Doの関数として与えるステップと、を備えた方法を提供する。
本発明の第1の特定の態様によれば、入力信号UiのCT DS変調を行う方法は、入力信号Ui及びフィードバック信号Udを連続時間ループフィルタにより受信しそしてアナログ信号Ufを発生するステップと、ループフィルタの出力信号Ufをサンプリングし量子化して、DS変調信号Doを発生するステップと、信号Doをアナログ信号Udへ変換するステップとを備え、このステップは、
a)クロック信号の第1フェーズ中にキャパシタを単一アナログ基準信号に充電し(キャパシタは、第1フェーズ中に完全に充電されねばならない)、
b)クロック信号の第2フェーズ中にトランジスタを通してキャパシタを放電し、トランジスタは、その飽和モード中に希望の電流Iref1をもつようにバイアスされ、
c)前記トランジスタの電流Iref1の関数として電流又は電圧ソースを発生し、
d)前記電流又は電圧ソース及びDS変調信号Doの関数としてアナログ出力Udを発生し、そしてそれを変調フィードバックとしてループフィルタへ供給する、
ことを含む。
本発明の特定の第2の態様によれば、信号Doのデジタル/アナログ変換を行なう方法は、
a)クロック信号の第1フェーズ中にキャパシタを単一アナログ基準信号に充電する(キャパシタは、第1フェーズ中に完全に充電されねばならない)ステップと、
b)クロック信号の第2フェーズ中にトランジスタを通してキャパシタを放電するステップであって、トランジスタは、その飽和モード中に希望の電流Iref1をもつようにバイアスされるステップと、
c)前記トランジスタの電流Iref1の関数として電流又は電圧ソースを発生するステップと、
d)前記電流又は電圧ソース及び入力信号Doの関数としてアナログ出力Udを発生し、そしてそれをループフィルタへ供給するステップと、
を備えている。
本発明の特定の第3の態様によれば、CT DS変調を行うための装置は、入力信号Ui及びフィードバック信号Udを受信してアナログ信号Ufを発生するための連続時間ループフィルタと、ループフィルタの出力信号Ufを受信してDS変調信号Doを発生するように結合された量子化装置と、DACとを備え、これは、
a)2つのプレートの一方が好ましくは接地端子に接続されたキャパシタと、
b)前記キャパシタに結合されて、クロック信号の第1フェーズ中にそれを単一アナログ基準信号へ充電するためのスイッチと、
c)前記キャパシタに結合されて、クロック信号の第2フェーズ中にトランジスタを通して前記キャパシタを放電するためのスイッチであって、前記トランジスタは、その飽和モード中に希望の電流Iref1を有するようにバイアスされるものであるスイッチと、
d)トランジスタの電流Iref1の関数として制御される電流又は電圧ソースと、
e)前記電流又は電圧ソース及びDS変調信号Doの関数としてアナログ出力Udを発生し、そしてそれを変調フィードバックとしてループフィルタに供給するブロックと、
を含むものである。
本発明の特定の第4の態様によれば、入力信号Doのデジタル/アナログ変換を行なう装置は、
a)2つのプレートの一方が好ましくは接地端子に接続されたキャパシタと、
b)前記キャパシタに結合されて、クロック信号の第1フェーズ中にそれを単一アナログ基準信号へ充電するためのスイッチと、
c)前記キャパシタに結合されて、クロック信号の第2フェーズ中にトランジスタを通して前記キャパシタを放電するためのスイッチであって、前記トランジスタは、その飽和モード中に希望の電流Iref1を有するようにバイアスされるものであるスイッチと、
d)トランジスタの電流Iref1の関数として制御される電流又は電圧ソースと、
e)前記電流又は電圧ソース及び入力信号Doの関数としてアナログ出力Udを発生するブロックと、
を備えている。
これら4つの全ての態様において、キャパシタのサイズ、基準電圧、スイッチ及びトランジスタは、第2フェーズに行なわれるアナログ出力信号Udの積分に対してクロックジッタが最小の作用しか及ぼさないよう保証するために適切にセットされねばならない。
本発明の特定の第5の態様によれば、CT DS変調器は、入力信号Ui及びフィードバック信号Udを受信してアナログ信号Ufを発生するための連続時間ループフィルタと、ループフィルタの出力信号Ufを受信してDS変調信号Doを発生するよう結合された量子化装置と、アナログ信号Udを発生するためのDACとを備え、これは、
a)クロック信号の第1フェーズ中にキャパシタを単一アナログ基準へと充電するための手段と、
b)クロック信号の第2フェーズ中にキャパシタをバイアスされたトランジスタへ放電するための手段と、
c)トランジスタ電流の関数として制御される電流又は電圧ソースを発生するための手段と、
d)前記電流又は電圧ソース及びDS変調信号Doの関数としてアナログ出力Udを発生し、そしてそれを変調フィードバックとしてループフィルタに供給するための手段と、
を含み、第2フェーズに行なわれるアナログ出力信号Udの積分に対してクロックジッタが最小の作用しか及ぼさないよう保証する。
本発明の第6の態様によれば、入力信号Doのデジタル/アナログ変換を行なう装置は、
a)クロック信号の第1フェーズ中にキャパシタを単一アナログ基準へと充電するための手段と、
b)クロック信号の第2フェーズ中にキャパシタをバイアスされたトランジスタへ放電するための手段と、
c)トランジスタ電流Iref1の関数として制御される電流又は電圧ソースを発生するための手段と、
d)前記電流又は電圧ソース及び入力信号Doの関数としてアナログ出力Udを発生するための手段と、
を備え、第2フェーズに行なわれるアナログ出力信号Udの積分に対してクロックジッタが最小の作用しか及ぼさないよう保証する。
本発明の特定の第7の態様によれば、入力信号DoのクラスD増幅器(シングルエンド又はダブルエンドで、その出力が2つの基準レベル間でスイッチされる)を駆動するための方法は、
a)クロック信号の第1フェーズ中にキャパシタを単一アナログ基準信号に充電する(キャパシタは、第1フェーズ中に完全に充電されねばならない)ステップと、
b)クロック信号の第2フェーズ中にトランジスタを通してキャパシタを放電するステップであって、トランジスタは、その飽和モード中に電流Iref1をもつようにバイアスされ、Iref1は、2つの出力基準レベル間の差に直接比例するようにされたステップと、
c)クラスD増幅器をシステムに結合して、その出力信号が電流Iref1及び入力信号Doの関数であるようにするステップと、
を備えている。
本発明の特定の第8の態様によれば、入力信号DoのクラスD増幅器(シングルエンド又はダブルエンドで、その出力が2つの基準レベル間でスイッチされる)を駆動するための装置は、
a)クロック信号の第1フェーズ中にキャパシタを単一アナログ基準信号に充電するための手段と、
b)クロック信号の第2フェーズ中にバイアスされたトランジスタへキャパシタを放電するための手段であって、バイアスされたトランジスタの電流が2つの出力基準レベル間の差に直接比例するようにされる手段と、
c)結合されたクラスD増幅器の出力信号を、バイアスされたトランジスタの電流及び入力信号Doの関数として発生するための手段と、
を備えている。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
CT DS変調器のクロックジッタを抑制するための技術を展開するときには支払うべきペナルティがある。即ち、おそらく、装置だけでなく、変調器のループフィルタにも、ある程度の余計な電力消費が生じる。それ故、余計な電力消費とクロックジッタの抑制との間に兼ね合いが生じる。EP−A−1147609号には、クロックジッタに対するCT DS変調器の敏感さを抑制するための技術が提案されている。図1のDAC113に置き換わるこの技術の1つの実施形態が図2に示されている。この方法において、サンプルクロックは、2つのクロックフェーズΦ1及びΦ2を有する。第1フェーズ(Φ1)の間に、キャパシタ214が、変調器のデジタル出力Doに基づいて、2つの基準電圧(+Vref又は−Vrefのいずれか)の1つに充電される。第2フェーズ(Φ2)の間に、キャパシタ214は、抵抗器216へ放電する。キャパシタは、第1フェーズ(Φ1)の終りまでに本質的に完全に充電され、そして第2フェーズ(Φ2)の終りまでに本質的に完全に放電されねばならない。従って、上述した技術は、変調器のクロックジッタに対する敏感さを低減する。というのは、第2フェーズ(Φ2)において行なわれるDAC出力電圧の積分がクロック遷移時間と著しく独立しているからである。
この技術は、変調器の出力におけるクロックジッタノイズを抑制するが、幾つかの欠点がある。このアーキテクチャーの主たる問題は、それが給電する積分器の電力消費を増加することである。各クロック周期に行なわれるアナログフィードバック信号の積分は、普通のCT対応部(例えば、スイッチドカレントフィードバック)におけるその積分と同じであることが重要である。従って、この技術のアナログフィードバックの指数関数的形状のために、スイッチドカレントフィードバックのパルス形状を考慮すれば、この技術においてフィードバックにより積分器に供給する電流のピークが、スイッチドカレントフィードバックの場合より著しく大きいことが当業者に容易に明らかであろう。この現象が図3に示されており、ここでは、ピークIpをもつこの技術の電流形状(312)が、振幅Itをもつ典型的なスイッチドカレントフィードバックの電流形状(311)と比較されている。例えば、第2フェーズ(Φ2)の終りに、供給電流が、スイッチドカレント311における振幅(It)のほぼ1%である場合には、この技術における電流のピーク(Ip)は、スイッチドカレント311の振幅(It)より6倍以上大きい。実際に、この技術は、SCフィードバックを使用し、そして普通のCTフィードバックより高いスリューレート及び帯域巾をもつ積分器を必要とする。
それ故、より電力効率の良いCT DS変調器においてクロックジッタを抑制するための技術が以前要望される。
本発明は、飽和及び三極管領域におけるバイアス型トランジスタの振舞いから利益を得る。例えば、CMOS技術では、トランジスタの飽和領域において、ドレイン・対・ソース電圧に関わらず、ドレイン・対・ソース電流は、ほぼ一定である。トランジスタが三極管領域へ進むと、抵抗器として働き、そのドレイン・対・ソース電圧がゼロに減少する。それ故、キャパシタがバイアス型トランジスタを通して放電する場合には、図3の電流形状313のように立下り縁が指数関数的形状であるパルスのような電流形状を期待することができる。本発明の簡単な説明として、先ず、一定量の電荷がキャパシタに蓄積され、次いで、バイアス型トランジスタを通して放電する。それ故、出力は、トランジスタの電流の関数となる。トランジスタ、キャパシタ、スイッチ及び基準電圧のサイズは、出力信号が次の2つの基準を満足するよう保証するために、適切にセットされねばならない。
− 第1に、クロック遷移時間が出力の積分に最小限の作用しか及ぼさないよう保証するために、出力信号は、フェーズの終了(図3のTn)までに充分に低いレベルに降下しなければならない。この基準を満足することにより、CT DS変調器におけるクロックジッタの作用は、そのSC対応部に比較して、同様のレベルに抑制される。
− 第2に、出力信号の立下り縁は、フェーズの終了(図3のTn)の直前に(且つあまり早過ぎずに)到達しなければならない。出力信号の下降が早過ぎると、クロックジッタは、出力信号の積分に最小限の作用しか及ぼさないが、出力信号の振幅(図3のIn)は、同等の出力信号積分を有するように増加されねばならない。出力信号が大きいほど、変調器における電力消費が大きくなる。
このような技術を使用して導出できるクラスD増幅器(シングルエンド又はダブルエンド)は、クロックジッタや出力レールの変動で悩まされる。クロックジッタの抑制は、上述したCT DS変調についても同じである。又、出力負荷に対する出力レール変動の作用も、バイアス型トランジスタの電流を、2つの出力レール間の差の関数とすることで、補償することができる。
本発明をどのように実現し実施するかの理解を容易にするために、本発明の幾つかの特定の実施形態を更に説明する。実施例は、本発明の実施において良好に機能することが分ったので、好ましい実施形態と考えることができる。しかしながら、以下の実施形態では、本発明の精神から逸脱せずに、多数の変更を行なって、同じ又は同様の結果が得られることが明らかであろう。従って、以下の実施形態は、本発明を限定するものではないとみなすべきである。
図1に示すCT DS変調器におけるADC112及びDAC113は、多ビットでもよいし単一ビットでもよい。簡単化のために、以下の実施形態では、単一ビット形態について考える。しかしながら、当業者であれば、本発明は、単一ビット及び多ビットの両CT DS変調器に使用できることが明らかであろう。更に、本発明は、BJT、CMOS及び他の技術で実現できるが、以下の実施形態は、CMOS技術で実施される。
図4は、図1のCT DS変調器のDAC113に置き換わるように使用できる本発明の第1実施形態を示す。この実施形態では、スイッチドカレントDACを実現するのが好ましい。というのは、それが主としてCT DS変調器に使用されるからである。制御ブロック410は、スイッチドカレントブロック421を制御するための制御電流Iref2を与える。ブロック410は、キャパシタ414、結合スイッチ412、413、NMOSトランジスタ416、417、418、419、及び電流ソース415を備えている。図1のCT DS変調器のサンプリングクロックは、2つのフェーズΦ1及びΦ2を有する。第1フェーズΦ1の間に、キャパシタ414は、Φ1の関数として制御されるスイッチ412を経て基準信号Vrefへ充電される。スイッチ412及びキャパシタ414のサイズは、キャパシタ414が、それを越えるとクロックジッタが変調器の希望SNDRを減少しなくなるレベルまで充電されるように、選択されねばならない。
第2フェーズΦ2の間に、Φ2の関数として制御されるスイッチ413を経て、キャパシタ414は、トランジスタ416によりカスコード化されたトランジスタ417を通して放電される。2つのダイオード接続トランジスタ418及び419並びに電流ソース415のテールと並列なこのカスコードテール420は、カスコードカレントミラーを構成する。図4に示したものと同様に、トランジスタ416及び417は、その飽和領域において、そのドレイン・対・ソース電流Iref1が、電流ソース415の電流(Iref0)の倍数となるようにバイアスされる。第2フェーズΦ2におけるキャパシタ414の放電の始めに、トランジスタ416及び417は、飽和状態となり、そして直線的に減少するキャパシタ間の電圧がテール420の飽和電圧を満足するまでこのモードに保たれる。
DACの出力電流を発生するために、スイッチドカレントブロック421が使用される。テール420の電流をミラー伝送して感知するために、トランジスタ422が使用され、そのゲートがトランジスタ416のソースに結合される。トランジスタ422は、トランジスタ417又は419のミラートランジスタとして働く。カスコードテール420の飽和モード中に、トランジスタ422の電流(Iref2)は、Iref0又はIref1の倍数となる。カスケードテール420がその三極管領域へ入り始めると、トランジスタ422は、ターンオフを開始し、その電流Iref2をゼロまで降下させる。電流Iref2は、スイッチドカレントブロック421の基準電流として使用される。スイッチドカレントブロック421の実現は、異なるものでもよい。簡単化のために、図4では、スイッチドカレント回路の単純なシングルエンド形態が実現される。トランジスタ422を電流基準として有することで、出力アナログ信号(I+及びI−)は、デジタル信号Doの関数として働くスイッチ424及び425を使用して、デジタル信号Doの関数として発生される。CT DS変調器の場合には、この実施形態の出力アナログ信号(I+及びI−)が、図1の信号Udとしてループフィルタ111へ供給される。
図5は、本発明の第2実施形態を示す。図4と同様の部分は、同じ参照番号で示されている。図5には、完全に異なるスイッチドカレントブロック441が使用されており、これは、CT DS変調器に通常使用されるものである。トランジスタ430、431及び432より成るテールを経て、電流Iref2は、トランジスタ422の異なる対であるトランジスタ433へミラー伝送される。トランジスタ422及び433を電流基準として有することで、出力アナログ信号(I+及びI−)は、デジタル信号Doの関数として働くスイッチ424、425、426及び427を使用して、デジタル信号Doの関数として発生される。CT DS変調器の場合には、この実施形態の出力アナログ信号(I+及びI−)が、図1の信号Udとしてループフィルタ111へ供給される。
図3に示すように、この実施形態の出力アナログ電流313は、予想されるようにパルス形状である。このアナログ電流のパルス振幅(In)は、普通のスイッチドカレントDACからのItより若干大きい。というのは、第2フェーズで行なわれるそれらの積分が同じでなければならないからである。キャパシタ414のサイズ、アナログ基準電圧Vref、電流基準415、カスコードカレントミラートランジスタ(416、417、418、419)、及びスイッチ412、413は、クロック遷移の前に出力電流313が充分に降下して、クロック遷移の変動(クロックジッタ)が、第2フェーズで行なわれるアナログ出力電流Iref2の積分に最小限の作用しか及ぼさないよう保証するために、適切にセットされねばならない。
図6は、クラスD増幅器を含む本発明の第3実施形態のブロック図を示す。図6のブロック410は、図4、5のブロック410と同様である。図6のブロック410と図5のそれとの間の唯一の相違は、ここでは、基準電流Iref0が一定ではなく、クラスD増幅器(シングルエンド又はダブルエンドのいずれか)の2本の出力レール間の差に直接比例してなされたフィードバックから得られることである。ブロック410の出力及びデジタル入力信号Doは、クラスD増幅器613を駆動するインターフェイスブロック612に入る。ブロック613の出力は、2つの基準電圧間でスイッチされる。補聴器のような低電圧低電力の用途では、出力レールが電源端子及び接地端子である。図6において、これら2本のレールは、Vdd及びVssである。これら2本のレール間で出力負荷をスイッチングするので、Vdd及びVssは、幾つかの望ましからぬ変動で汚染される。出力電力は、これら2本のレール間の差に直接比例するので、これらの偏差は、増幅器の正確さ及び精度を低下させる。これらの影響を減少し、そして更に重要なことに、非直線的システムをその直線的領域にもっていくために、フィードバックブロックダイアグラム611が配置され、VddとVssとの間の差の関数として基準電流Iref0を発生する。この電流は、ブロック410へ供給されて、基準電流として使用される。
図7は、クラスD増幅器を含む本発明の第3実施形態の更に別のブロック図で、回路実施を例示しており、図6と同様の部分は、同じ参照番号で示されている。図7のブロック410は、図4、5及び6のブロック410と同様である。図6のブロック410と同様に、図7のブロック410における基準電流Iref0は、一定ではなく、トランスコンダクタンス増幅器611を使用するクラスD増幅器の2本の出力レールVdd、Vss間の差に直接比例するようにされたフィードバックから得られる。ブロック410のアナログ出力OUTは、インターフェイスブロック612に入り、比較器712によりデジタル化される。このデジタル化された信号及びデジタル入力信号Doは、AND及びNOTゲート713、714及び715を使用してクラスD増幅器の入力ドライブDi、Dhを発生する。図7のクラスDブロック613は、図6のクラスD増幅器ブロック613を単純に例示的に実現したH型ブリッジである(例えば、プッシュ−プル構成のような他の実現も考えられる)。H型ブリッジは、ブロック612から到来する制御デジタル入力Di及びDhと共に4つのスイッチ724、725、726及び727を備えている。このH型ブリッジ613の出力負荷は、2つの基準電圧(ここでは、Vdd及びVss)間でスイッチされる。図6と同様に、供給電圧変動及び汚染の作用を減少するために、トランスコンダクタンス増幅器611は、VddとVssとの間の差の関数として基準電流Iref0を発生するように構成される。この電流は、ブロック410へ供給されて、基準電流として使用される。
クラスD増幅器は、完全に差動的であって二重の出力ノードを有するという意味でダブルエンドでもよいし、又は単一の出力ノードを伴うシングルエンドでもよい。
前記実施形態では、クロック信号は、少なくとも2つのフェーズをもたねばならない。ここで使用するクロック信号の「第1フェーズ」及び「第2フェーズ」という語は、回路のクロック信号が2つのフェーズしか有してはならないことを意味するものではない。
従来のCTデルタシグマ変調器を示す図である。 連続時間デルタシグマ変調器においてクロックジッタを抑制するための従来技術を示す図である。 従来のスイッチドカレントフィードバックの出力電流と、クロックジッタを抑制する従来の技術と、本発明とを比較するグラフである。 本発明の第1の実施形態によるスイッチドカレントブロックを使用してCTDSのDACにおけるクロックジッタを抑制するための技術を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態による完全に異なるスイッチドカレントブロックを使用してクロックジッタを抑制するための技術を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態によるクラスD増幅器のクロックジッタ及び出力レール変動を抑制するための技術のブロック図である。 図6の第3実施形態の更に別のブロック図で、回路実施を例示する図である。

Claims (10)

  1. 入力信号(Do)を出力信号(Ud、OUT)へデジタル/アナログ変換するための装置において、
    スイッチ手段(412、413)に結合されたキャパシタ手段(414)であって、クロック信号の第1フェーズ(φ1)中にキャパシタ手段を基準電圧値(Vref)へ充電し、そしてクロック信号の第2フェーズ(φ2)中に放電手段(415−420)を通してキャパシタ手段を放電するようにされたキャパシタ手段(414)を備え、
    前記放電手段(415−420)は、前記キャパシタ手段の放電を調整し、前記放電手段は、放電トランジスタ手段(416、417)を含む放電路を含み、前記キャパシタ手段にかかる電圧は、前記トランジスタ手段が、前記第2フェーズ中にほぼ一定の放電電流を与える第1のモードで動作し、そしてその後、前記第2フェーズの終りまでに前記キャパシタンス手段を電するための第2のモードで動作するように、前記放電トランジスタ手段の動作モードを決定するものであり、更に、
    前記放電手段に結合されて、前記放電電流及び入力信号(Do)の関数として前記出力信号(Ud、OUT)を発生するための出力手段(421、441、612−3)を備えた装置。
  2. 前記放電トランジスタ手段は、CMOSトランジスタを含み、前記第1のモードでは前記トランジスタは所望の電流(I ref1 )によりそれの飽和領域にあり、それの前記第2のモードではそれの三極管領域にあることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記放電トランジスタ手段のゲートに結合されたバイアス手段(415、418、419)を備え、前記放電トランジスタ手段をバイアスするように結合されたカレントミラートランジスタ手段(418、419)の主電流路に結像された基準電流ソース(415)を備えている、請求項1に記載の装置。
  4. 前記出力手段は、スイッチ型電流手段(421、441)であり、該手段は、前記入力信号Do及びその逆数
    Figure 0004658140
    により各々制御される第1及び第2スイッチ(424、425)を含むと共に、これら第1及び第2スイッチに出力電流を与えるために前記放電トランジスタ手段に電流ミラー構成で結合された出力トランジスタ手段(422)を含む、請求項1、2、又は3のいずれかに記載の装置。
  5. 前記入力信号Do及びその逆数
    Figure 0004658140
    により各々制御され、且つ前記第1及び第2スイッチにブリッジ構成で接続された第3及び第4スイッチ(426、427)を含むと共に、これら第3及び第4スイッチに出力電流を与えるために前記放電トランジスタ手段に電流ミラー構成で結合された第2出力トランジスタ手段(433)を含む、請求項に記載の装置。
  6. 前記出力手段は、クラスD増幅器手段(612、613)である、請求項1、2、又は3のいずれかに記載の装置。
  7. 前記クラスD増幅器手段は、出力負荷を駆動するための出力手段(724−727)を備え、更に、この出力手段を付勢するための第1及び第2の基準電圧(Vdd、Vss)を含み、前記第1基準電圧と第2基準電圧との間の差は、基準電流ソース(611、410)を制御するように構成され、前記基準電流ソースは、前記放電トランジスタ手段を制御する、請求項に記載の装置。
  8. 前記第1基準電圧と第2基準電圧との間の差は、基準電流(Iref0)を与えるためのトランスコンダクタンス増幅手段に付与され、前記基準電流(415)は、前記放電トランジスタ手段をバイアスするためのバイアス手段に結合される、請求項に記載の装置。
  9. 前記クラスD増幅器手段は、インターフェイス手段(612)及び出力手段(613)を備え、前記インターフェイス手段は、前記入力信号(Do)及び放電電流信号(OUT410)を受信するように結合され、更に、その放電電流信号をデジタル化して前記入力信号と比較し、前記出力手段(613)の制御信号(Dh、Di)を与えるための手段(712−715)を含む、請求項に記載の装置。
  10. 前記装置は、デルタシグマコンバータのフィードバックループに組み込まれたデジタル/アナログコンバータ(113)を形成し、前記デルタシグマコンバータは、更に、前記デジタル/アナログコンバータの入力アナログ信号(Ui)及び出力(Ud)を受信するように結合されたフィルタ(111)を備え、前記フィルタの出力は、量子化手段(112)に結合され、該手段は、前記デジタル/アナログコンバータへの入力を構成する出力信号Doを与える、請求項1からのいずれかに記載の装置。
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