JP4657831B2 - 非接触型icラベルの製造方法 - Google Patents

非接触型icラベルの製造方法

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Description

本発明は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICラベル製造方法に関する。
近年、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。また、商品等に貼着されるラベルに情報を記録し、このラベルを用いての商品等の管理も行われている。
このようなカードやラベルを用いた情報管理においては、カードやラベルに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うことが可能なICチップが搭載された非接触型ICカードや非接触型ICラベルがその優れた利便性から急速に普及しつつある。
図8は、一般的な非接触型ICラベルの一構成例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本構成例は図8に示すように、紙等からなるベース基材414の一方の面上に、コイル状の導電性材料からなるアンテナ412及び導電性材料からなる接点413が形成されるとともに、アンテナ412を介して外部からの情報の書き込み及び読み出しが非接触状態にて可能なICチップ411が搭載され、さらに、ベース基材414のアンテナ412が形成された面に粘着剤420が塗布され、この粘着剤420によって剥離紙440が剥離可能に貼着されて構成されている。なお、接点413はコイル状のアンテナ412の両端に形成され、この接点413にICチップ411が接続されるように導電性接着剤(不図示)によってICチップ411がベース基材414上に接着されることにより、アンテナ412、接点413及びICチップ411からなる回路が形成されている。
上記のように構成された非接触型ICラベル401においては、剥離紙440が剥離されて粘着剤420によって物品等の被着体に貼着され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ412に電流が流れ、この電流が接点413を介してICチップ411に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ411に情報が書き込まれたり、ICチップ411に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
ここで、上述したような非接触型ICラベル401は、商品の偽造防止を目的とした封印ラベルとして利用される場合があり、その場合、物品等の被着体に貼着して使用された後、不正に再利用されてしまうことを防止する必要がある。
そこで、ベース基材のアンテナが形成される領域の一部に剥離剤を塗布しておき、その上に蒸着形成やエッチングによって金属薄膜からなるアンテナを形成し、その後、ベース基材のアンテナが形成された面の全面に粘着剤を塗布し、それにより、非接触型ICラベルが被着体に貼着された後に被着体から剥離された場合、ベース基材に形成されたアンテナのうち、剥離剤が塗布されていない領域に形成された部分を被着体から剥離させ、また、剥離剤が塗布された領域に形成された部分をベース基材から剥離して粘着剤とともに被着体に残存させる技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このように構成された非接触型ICラベルにおいては、被着体に貼着された後に被着体から剥離された場合、ベース基材に形成されたアンテナのうち、剥離剤が塗布されていない領域に形成された部分が被着体から剥離し、また、剥離剤が塗布された領域に形成された部分がベース基材から剥離して粘着剤とともに被着体に残存するため、アンテナが断線して非接触型ICラベルとして機能しなくなり、不正に再利用されることを防止することができる。
ここで、上述したような非接触型ICラベルにおいては、アンテナが形成された面に粘着剤を塗布する際、粘着剤の塗布作業によってアンテナがベース基材から剥がれてしまう虞れがあるとともに、高生産性を実現することが困難となってしまう。そこで、粘着剤として両面テープを用いれば、ベース基材のアンテナが形成された面にこの両面テープを貼着することでベース基材に粘着剤を付与することができるようになり、それにより、ベース基材に粘着剤を付与する際にアンテナがベース基材から剥がれてしまうことを回避することができるとともに、高生産性を実現することができるようになる。
特開2000−105806号公報
しかしながら、非接触型ICラベルの粘着剤として両面テープを用いた場合、上述したようにベース基材のアンテナが形成される領域の一部に剥離剤を塗布しておき、その上にアンテナを形成し、その後、ベース基材のアンテナが形成された面の全面に粘着剤を付与した構成としても、非接触型ICラベルが被着体に貼着された後に被着体から剥離された場合、粘着剤自体が破断しにくく、アンテナを断線させることが困難となってしまう。
例えば、粘着剤として基材の両面に粘着剤が塗布されてなるものを用いた場合、非接触型ICラベルが被着体に貼着された後に被着体から剥離された際、両面テープの基材が破断しにくいため、アンテナを断線させることが困難となる。
また、粘着剤として基材レスの両面テープを用いた場合は、両面テープの基材がないものの、基材レスの両面テープは基材を用いることなくその形状を保持するために粘着剤の凝集力が強くなるように構成されているため、剪断保持力が強く、それにより、非接触型ICラベルが被着体に貼着された後に被着体から剥離された場合、上記同様に粘着剤自体が破断しにくく、アンテナを断線させることが困難となる。
上述した基材レス両面テープのように、非接触型ICラベルの粘着剤として凝集力が強い粘着剤を用いた場合、非接触型ICラベルが被着体に貼着された後に被着体から剥離された際、粘着剤自体が破断しにくく、アンテナを断線させることが困難となってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、凝集力が強い粘着剤を用いた場合であっても不正に再利用されることを防止することができる非接触型ICラベル製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
ベース基材の一方の面に導電性パターンが形成されるとともに、前記導電性パターンを介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップが、前記ベース基材の前記導電性パターンを介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能となる位置に搭載され、前記ベース基材の一方の面に粘着剤が付与され、前記粘着剤、前記ベース基材の導電性パターンが形成された領域を分割するように、前記ベース基材とは反対側から、当該粘着剤の表裏を貫通しないように厚さ方向に切り込まれたハーフスリットを有する非接触型ICラベルの製造方法であって、
前記ベース基材上に前記導電性パターンを形成する工程と、
前記ベース基材の前記導電性パターンを介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能となる位置に前記ICチップを搭載する工程と、
第1の剥離紙上に付与された粘着剤に、前記第1の剥離紙とは反対側から該粘着剤の表裏を貫通しないハーフスリットを形成する工程と、
前記粘着剤の前記ハーフスリットが形成された面に第2の剥離紙を貼着する工程と、
前記粘着剤から前記第1の剥離紙を剥離する工程と、
前記第1の剥離紙が剥離された粘着剤を前記ベース基材の一方の面に付与する工程とを有する。
上記のように構成された本発明においては、ベース基材の一方の面に付与された粘着剤によって被着体に貼着された後に、ベース基材に粘着剤が貼着した状態、すなわち被着体と粘着剤との界面で剥離されはじめると、粘着剤にスリットが設けられた領域において、スリットに対して剥離方向上流側の粘着剤が引き続きベース基材に貼着された状態で被着体から剥離しようとする一方、スリットに対して剥離方向下流側の粘着剤が被着体に貼着されたまま残存しようとし、それにより、スリットを介して剥離方向上流側と下流側とで異なる方向に力が生じ、その力によってベース基材が破断する。そのため、ベース基材の導電性パターンが形成された領域を分割するようにスリットが形成されている場合、ベース基材が破断するとともに導電性パターンが断線し、それにより、非接触型ICラベルとして機能しなくなり、不正に再利用されることを防止することができる。
また、前記第1の剥離紙上に付与された粘着剤に、前記第1の剥離紙とは反対側からレーザ光を照射することにより前記ハーフスリットを形成することを特徴とする。
以上説明したように本発明においては、導電性パターンが形成されたベース基材の一方の面に付与された粘着剤が、ベース基材の導電性パターンが形成された領域を分割するように厚さ方向に切り込まれたスリットを有する構成としたため、ベース基材に付与された粘着剤によって被着体に貼着された後に、ベース基材に粘着剤が貼着した状態、すなわち被着体と粘着剤との界面で剥離されはじめると、粘着剤にスリットが設けられた領域においてベース基材が破断して導電性パターンが断線することになり、それにより、凝集力が強い粘着剤を用いた場合であっても不正に再利用されることを防止することができる。
また、粘着剤に設けられるスリットを、ベース基材とは反対側から切り込まれ、粘着剤の表裏を貫通しないハーフスリットとした場合、ベース基材上に導電性パターンを形成する工程と、ベース基材の導電性パターンを介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能となる位置にICチップを搭載する工程と、第1の剥離紙上に付与された粘着剤に、第1の剥離紙とは反対側から該粘着剤の表裏を貫通しないハーフスリットを形成する工程と、粘着剤のハーフスリットが形成された面に第2の剥離紙を貼着する工程と、粘着剤から第1の剥離紙を剥離する工程と、第1の剥離紙が剥離された粘着剤をベース基材の一方の面に付与する工程とによって非接触型ICラベルを製造すれば、粘着剤にスリットを形成した後にこの粘着剤をベース基材に付与することができるため、導電性パターンやICチップに損傷を与えることなくハーフスリットを形成することができ、また、ハーフスリットがベース基材とは反対側から切り込まれたものとすることができ、このハーフスリットによって粘着剤がベース基材とともに被着体から剥離する側と被着体に残存する側とに分割されやすく、それにより、ベース基材を破断しやすくすることができる。
また、第1の剥離紙上に付与された粘着剤に、第1の剥離紙とは反対側からレーザ光を照射することによりハーフスリットを形成するものにおいては、粘着剤として熱硬化性粘着剤からなるものを用いれば、ハーフスリットが形成された領域の表面が熱により硬化し、その後、ハーフスリットが形成された領域が再度貼着してしまうことを回避することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の非接触型ICラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は被着体への貼着面の構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図1に示すように、紙からなるベース基材114の一方の面上に、導電性パターンであるコイル状のアンテナ112及び接点113が形成されるとともに、アンテナ112を介して外部からの情報の書き込み及び読み出しが非接触状態にて可能なICチップ111が搭載され、さらに、ベース基材114のアンテナ112が形成された面に、凝集力が強い粘着剤として基材レス両面テープが貼付されることにより粘着剤120が付与され、この粘着剤120のベース基材114と反対側の面には剥離紙140が剥離可能に貼着されて構成されている。なお、アンテナ112と接点113とから導電性パターンが構成され、接点113はコイル状のアンテナ112の両端に形成され、この接点113にICチップ111が接続されるように導電性接着剤(不図示)によってICチップ111がベース基材114上に接着されることにより、アンテナ112、接点113及びICチップ111からなる回路が形成されている。すなわち、ICチップ111は、ベース基材114のアンテナ112及び接点113を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能となる位置に搭載されている。また、粘着剤120には、ベース基材114とは反対側から粘着剤120の厚さ方向に切り込まれ、粘着剤120の表裏を貫通しない複数本のハーフスリット130が形成されている。すなわち、ハーフスリット130は、ベース基材114のアンテナ112が形成された領域を複数に分割するように粘着剤120に形成されている。
上記のように構成された非接触型ICラベル101においては、剥離紙140が剥離されて粘着剤120によって物品等の被着体に貼着され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ112に電流が流れ、この電流が接点113を介してICチップ111に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ111に情報が書き込まれたり、ICチップ111に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
以下に、上述した非接触型ICラベル101の製造方法について説明する。
図2は、図1に示した非接触型ICラベル101の製造方法を説明するための図である。
まず、ベース基材114の一方の面に、導電粒子と樹脂材とを含有してなる導電ペーストを用いてスクリーン印刷等の手法によってアンテナ112及び接点113を形成する(図2(a))。なお、導電ペーストを用いたスクリーン印刷に限らず、蒸着形成やエッチングによって金属薄膜からアンテナ112及び接点113を形成することも考えられる。
次に、ICチップ111を接点113に接続されるようにベース基材114上に搭載し、導電性接着剤(不図示)によってICチップ111をベース基材114上に接着する(図2(b))。これにより、ICチップ111が接点113と電気的に接続され、アンテナ112、接点113及びICチップ111からなる回路が形成される。
また、第1の剥離紙150上に、アクリル系や天然ゴム系、あるいはシリコーン系の粘着剤120が塗布されてなる基材レス両面テープの剥離紙150とは反対側からレーザ光を照射することにより、粘着剤120に粘着剤120を貫通しないハーフスリット130を形成する(図2(c))。なおこの際、レーザ光の照射出力を調整することにより、ハーフスリット130の形成深さを調整することになる。また、基材レス両面テープとしては、例えば、3M接着剤転写テープ468MP(住友スリーエム株式会社製)を用いることが考えられる。またこの際、基材レス両面テープとしてシリコーン系の粘着剤等の熱硬化性粘着剤からなるものを用いれば、上述したようにレーザ光を照射することによってハーフスリット130を形成した場合、粘着剤120のハーフスリット130が形成された領域の表面が熱により硬化し、その後、ハーフスリット130が形成された領域が再度貼着してしまうことがなくなる。
次に、粘着剤120のハーフスリット130が形成された面に第2の剥離紙140を貼着する(図2(d))。
その後、粘着剤120から剥離紙150を剥離し、一方の面に剥離紙140が貼着している粘着剤120を、ベース基材114のアンテナ112が形成された面に貼着し、図1に示したような非接触型ICラベル101を完成させる(図2(e))。なお、剥離紙140,150としては、例えば、紙やフィルム等を基材とし、その一方の面にフッ化シリコーン等のフッ素系離型剤を塗布することにより構成することが考えられるが、上述したように基材レス両面テープを剥離紙140が剥離されていない状態でベース基材114に貼着するために、ハーフスリット130が形成された側の剥離紙140が粘着剤120に貼着した状態で、ハーフスリット130が形成されていない側の剥離紙150を剥離する必要があるため、これら2つの剥離紙140,150に塗布する離型剤は異なる種類のものを用いることが好ましく、ハーフスリット130が形成されていない側の剥離紙150が、ハーフスリット130が形成された側の剥離紙140よりも容易に剥離されるようなものとすることが好ましい。
このように、ベース基材114のアンテナ112が形成された面に基材レス両面テープを貼着することでベース基材114に粘着剤120が付与されるため、ベース基材114に粘着剤120を付与する際にアンテナ112がベース基材114から剥がれてしまったり、生産性が低下してしまったりすることがない。
また、このように粘着剤120にハーフスリット130を形成した後にその粘着剤120をベース基材114に貼着するため、本形態のように、ベース基材114のアンテナ112が形成された面に、ハーフスリット130が形成された粘着剤120が貼着される場合であっても、アンテナ112を傷つけることなく粘着剤120にハーフスリット130を形成することができる。これにより、ベース基材114に形成されたアンテナ112の形状に左右されずにハーフスリット130のパターンを設定することができ、安定した脆弱性を付与することができる。
また、このように粘着剤120の厚さ方向に一部が残るハーフスリット130を粘着剤120に形成することにより、粘着剤120をベース基材114に貼着する際に、粘着剤120がハーフスリット130で分断することなくベース基材114に貼着することができ、かつ、使用時には、ハーフスリット130により脆弱性を付与させることができる。
以下に、上述した非接触型ICラベル101が物品等の被着体に貼着された状態から剥がされる場合の作用について説明する。
図3は、図1に示した非接触型ICラベル101が被着体に貼着された状態から剥がされる場合の状態を示す図である。
被着体160に貼着された非接触型ICラベル101を被着体160から剥がすために、非接触型ICラベル101と被着体160との界面を剥離すると、まず、粘着剤120を介して非接触型ICラベル101が被着体160から剥がれていく(図3(a))。
そして、非接触型ICラベル101を被着体160から剥がすために非接触型ICラベル101を被着体160から離れる方向に引っ張っていくと、粘着剤120は基材レス両面テープであることから凝集力が強いものの、剥離される部分がハーフスリット130が形成された部分になると、ハーフスリット130が形成された領域がハーフスリット130の切り込み方向に裂けていく(図3(b))。
その後、さらに非接触型ICラベル101を被着体160から離れる方向に引っ張っていくと、粘着剤120のハーフスリット130が形成された領域が裂けていることから、ハーフスリット130に対して剥離方向上流側の粘着剤120が引き続きベース基材114に貼着された状態で被着体160から剥離しようとする一方、ハーフスリット130に対して剥離方向下流側の粘着剤120が被着体160に貼着されたまま残存しようとし、それにより、ハーフスリット130を介して剥離方向上流側と下流側とで異なる方向に力が生じ、その力によってベース基材114が破断する(図3(c),(d))。この状態においては、ICチップ111に対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うためのアンテナ112が断線しているため、ICチップ111に対する情報の書き込み及び読み出しが不可能な状態となる。また、ベース基材114が破断したため、この非接触型ICラベル101を再度被着体160に貼着することはできなくなる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の非接触型ICラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は被着体への貼着面の構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図4に示すように、紙からなるベース基材214の一方の面上に、導電性パターンであるコイル状のアンテナ212及び接点213が形成されるとともに、アンテナ212を介して外部からの情報の書き込み及び読み出しが非接触状態にて可能なICチップ211が搭載され、さらに、ベース基材214のアンテナ212が形成された面に、凝集力が強い粘着剤として基材レス両面テープが貼付されることにより粘着剤220が付与され、この粘着剤220のベース基材214と反対側の面には剥離紙240が剥離可能に貼着されて構成されている。なお、アンテナ212と接点213とから導電性パターンが構成され、接点213はコイル状のアンテナ212の両端に形成され、この接点213にICチップ211が接続されるように導電性接着剤(不図示)によってICチップ211がベース基材214上に接着されることにより、アンテナ212、接点213及びICチップ211からなる回路が形成されている。すなわち、ICチップ211は、ベース基材214のアンテナ212及び接点213を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能となる位置に搭載されている。また、粘着剤220には、粘着剤220の厚さ方向に切り込まれ、粘着剤220の表裏を貫通した複数本のスリット230が形成されている。すなわち、スリット230は、ベース基材214のアンテナ212が形成された領域を複数に分割するように粘着剤220に形成されている。
上記のように構成された非接触型ICラベル201においては、剥離紙240が剥離されて粘着剤220によって物品等の被着体に貼着され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ212に電流が流れ、この電流が接点213を介してICチップ211に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ211に情報が書き込まれたり、ICチップ211に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
以下に、上述した非接触型ICラベル201の製造方法について説明する。
図5は、図4に示した非接触型ICラベル201の製造方法を説明するための図である。
まず、ベース基材214の一方の面に、導電粒子と樹脂材とを含有してなる導電ペーストを用いてスクリーン印刷等の手法によってアンテナ212及び接点213を形成する(図5(a))。なお、導電ペーストを用いたスクリーン印刷に限らず、蒸着形成やエッチングによって金属薄膜からアンテナ212及び接点213を形成することも考えられる。
次に、ICチップ211を接点213に接続されるようにベース基材214上に搭載し、導電性接着剤(不図示)によってICチップ211をベース基材214上に接着する(図5(b))。これにより、ICチップ211が接点213と電気的に接続され、アンテナ212、接点213及びICチップ211からなる回路が形成される。
また、剥離紙240上に、アクリル系や天然ゴム系、あるいはシリコーン系の粘着剤220が塗布されてなる基材レス両面テープの剥離紙240とは反対側からレーザ光を照射することにより、粘着剤220に粘着剤230の表裏を貫通したスリット230を形成する(図5(c))。なおこの際、レーザ光の照射出力を調整することにより、剥離紙240にもスリットが形成されないようにすることが好ましい。また、基材レス両面テープとしては、第1の実施の形態にて示したものと同様に、例えば、3M接着剤転写テープ468MP(住友スリーエム株式会社製)を用いることが考えられる。またこの際、基材レス両面テープとしてシリコーン系の粘着剤等の熱硬化性粘着剤からなるものを用いれば、上述したようにレーザ光を照射することによってスリット230を形成した場合、粘着剤220のスリット230が形成された領域の表面が熱により硬化し、その後、スリット230が形成された領域が再度貼着してしまうことがなくなる。
その後、一方の面に剥離紙240が貼着している粘着剤220を、ベース基材214のアンテナ212が形成された面に貼着し、図4に示したような非接触型ICラベル201を完成させる(図5(d))。なお、剥離紙240としては、例えば、紙やフィルム等を基材とし、その一方の面にフッ化シリコーン等のフッ素系離型剤を塗布することにより構成することが考えられる。
このように、ベース基材214のアンテナ212が形成された面に基材レス両面テープを貼着することでベース基材214に粘着剤220が付与されるため、ベース基材214に粘着剤220を付与する際にアンテナ212がベース基材214から剥がれてしまったり、生産性が低下してしまったりすることがない。
また、このように粘着剤220にスリット230を形成した後にその粘着剤220をベース基材214に貼着するため、本形態のように、ベース基材214のアンテナ212が形成された面に、スリット230が形成された粘着剤220が貼着される場合であっても、アンテナ212を傷つけることなく粘着剤220にスリット230を形成することができる。これにより、ベース基材214に形成されたアンテナ212の形状に左右されずにスリット230のパターンを設定することができ、安定した脆弱性を付与することができる。
以下に、上述した非接触型ICラベル201が物品等の被着体に貼着された状態から剥がされる場合の作用について説明する。
図6は、図4に示した非接触型ICラベル201が被着体に貼着された状態から剥がされる場合の状態を示す図である。
被着体260に貼着された非接触型ICラベル201を被着体260から剥がすために、非接触型ICラベル201と被着体260との界面を剥離すると、まず、粘着剤220を介して非接触型ICラベル201が被着体260から剥がれていく(図6(a))。
そして、非接触型ICラベル201を被着体260から剥がすために非接触型ICラベル201を被着体260から離れる方向に引っ張っていき、剥離される部分がスリット230が形成された部分になると、スリット230が形成された領域はスリット230によって粘着剤220が破断していることから、スリット230に対して剥離方向上流側の粘着剤220が引き続きベース基材214に貼着された状態で被着体260から剥離しようとする一方、スリット230に対して剥離方向下流側の粘着剤220が被着体260に貼着されたまま残存しようとし、それにより、スリット230を介して剥離方向上流側と下流側とで異なる方向に力が生じることになる(図6(b))。
その後、さらに非接触型ICラベル201を被着体260から離れる方向に引っ張っていくと、上述したような方向が異なる2つの力によってベース基材214が破断する(図6(c),(d))。この状態においては、ICチップ211に対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うためのアンテナ212が断線しているため、ICチップ211に対する情報の書き込み及び読み出しが不可能な状態となる。また、ベース基材214が破断したため、この非接触型ICラベル201を再度被着体260に貼着することはできなくなる。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の非接触型ICラベルの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は被着体への貼着面の構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図7に示すように、紙からなるベース基材314の一方の面上に、コイル状の導電性パターンであるブースターアンテナ315が形成されるとともに、アンテナ312を具備し、このアンテナ312及びブースターアンテナ315介して外部からの情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うICチップ311が搭載され、さらに、ベース基材314のブースターアンテナ315が形成された面に、凝集力が強い粘着剤として基材レス両面テープが貼付されることにより粘着剤320が付与され、この粘着剤320のベース基材314と反対側の面には剥離紙340が剥離可能に貼着されて構成されている。また、粘着剤320には、ベース基材314とは反対側から粘着剤320の厚さ方向に切り込まれ、粘着剤320の表裏を貫通しない複数本のハーフスリット330が形成されている。すなわち、ハーフスリット330は、ベース基材314のブースターアンテナ315が形成された領域を複数に分割するように粘着剤320に形成されている。
上記のように構成された非接触型ICラベル301においては、剥離紙340が剥離されて粘着剤320によって物品等の被着体に貼着され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)に近接させると、ICチップ311に設けられたアンテナ312と情報書込/読出装置側のアンテナとの間にて電磁誘導が発生し、それにより、ICチップ311に書き込まれた情報が非接触状態で情報書込/読出装置にて読み出されたり、情報書込/読出装置から非接触状態でICチップ311に情報が書き込まれたりする。ここで、ICチップ311における受信のしやすさを示す先鋭度Qにおいては、アンテナ312のインダクタンスと静電容量と抵抗成分とによって決まる。そのため、例えば、アンテナ312の導体径が大きくなった場合、先鋭度Qが高くなり、それにより、ICチップ311の通信可能距離が延びることになる。本形態においては、ベース基材314上にブースターアンテナ315が形成されているため、このブースターアンテナ315とアンテナ312とが電磁結合し、それにより、アンテナ312の見かけ上の導体径が大きくなり、先鋭度Qが高くなる。そのため、本形態においては、ICチップ311は、ベース基材314のブースターアンテナ315を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能となる位置に搭載されていることから、アンテナ312及びブースターアンテナ315を介して情報の書き込み及び読み出しが行われている。
上述した非接触型ICラベル301においても、物品等の被着体に貼着された後に被着体から剥離される際、粘着剤320が、ハーフスリット330が形成された領域にてハーフスリット330の切り込み方向に裂け、それにより、ハーフスリット330を介して剥離方向上流側と下流側とで異なる方向に力が生じ、その力によってベース基材314が破断し、それとともに、ベース基材314上に形成されたブースターアンテナ315が断線することになる。ブースターアンテナ315が断線した場合、通信距離が大きく変化し、不正利用を防止することができる。
なお、上述した3つの実施の形態においては、ハーフスリットまたはスリットが粘着剤に複数本形成されているが、ベース基材のアンテナあるいはブースターアンテナが形成された領域を分割するようなものであれば1本でもよい。また、格子状に形成しておくことも考えられる。
また、上述した3つの実施の形態においては、ベース基材として紙からなるものを例に挙げて説明したが、紙以外のものであっても破断しやすいものであれば適用することができる。また、フィルム等の破断しにくい材料からなるものであっても、スリットを入れる等によって破断しやすい構造とすることによりベース基材として使用することができる。
また、上述した3つの実施の形態においては、ベース基材上に形成されたコイル形状のアンテナあるいはブースターアンテナに電磁誘導によって電流が流れることによりICチップに対して情報の書き込み及び読み出しが行われる電磁誘導式の非接触型ICラベルを例に挙げて説明したが、本発明は、ベース基材上に所定の間隔を有して互いに対向して形成された2つのアンテナを有してなる静電結合型の非接触型ICラベル等、アンテナや接点が断線した場合にICチップに対する情報の書き込みや読み出しが不可能となったり通信距離が大きく異なったりするものであれば適用することができる。
また、上述した3つの実施の形態においては、ベース基材のアンテナあるいはブースターアンテナが形成された面に、ハーフスリットやスリットが形成された粘着剤が付与されているが、ベース基材のアンテナあるいはブースターアンテナが形成された面とは反対側の面に、ハーフスリットやスリットが形成された粘着剤を付与し、この粘着剤によって被着体に貼着される構成とすることも考えられる。
本発明の非接触型ICラベルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は被着体への貼着面の構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した非接触型ICラベルの製造方法を説明するための図である。 図1に示した非接触型ICラベルが被着体に貼着された状態から剥がされる場合の状態を示す図である。 本発明の非接触型ICラベルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は被着体への貼着面の構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図4に示した非接触型ICラベルの製造方法を説明するための図である。 図4に示した非接触型ICラベルが被着体に貼着された状態から剥がされる場合の状態を示す図である。 本発明の非接触型ICラベルの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は被着体への貼着面の構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 一般的な非接触型ICラベルの一構成例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
符号の説明
101,201,301 非接触型ICラベル
111,211,311 ICチップ
112,212,312 アンテナ
113,213 接点
114,214,314 ベース基材
120,220,320 粘着剤
130,330 ハーフスリット
140,150,240,340 剥離紙
160,260 被着体
230 スリット
315 ブースターアンテナ

Claims (2)

  1. ベース基材の一方の面に導電性パターンが形成されるとともに、前記導電性パターンを介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップが、前記ベース基材の前記導電性パターンを介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能となる位置に搭載され、前記ベース基材の一方の面に粘着剤が付与され、前記粘着剤が、前記ベース基材の導電性パターンが形成された領域を分割するように、前記ベース基材とは反対側から、当該粘着剤の表裏を貫通しないように厚さ方向に切り込まれたハーフスリットを有する非接触型ICラベルの製造方法であって、
    前記ベース基材上に前記導電性パターンを形成する工程と、
    前記ベース基材の前記導電性パターンを介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能となる位置に前記ICチップを搭載する工程と、
    第1の剥離紙上に付与された粘着剤に、前記第1の剥離紙とは反対側から該粘着剤の表裏を貫通しないハーフスリットを形成する工程と、
    前記粘着剤の前記ハーフスリットが形成された面に第2の剥離紙を貼着する工程と、
    前記粘着剤から前記第1の剥離紙を剥離する工程と、
    前記第1の剥離紙が剥離された粘着剤を前記ベース基材の一方の面に付与する工程とを有する非接触型ICラベルの製造方法。
  2. 請求項1に記載の非接触型ICラベルの製造方法において、
    前記第1の剥離紙上に付与された粘着剤に、前記第1の剥離紙とは反対側からレーザ光を照射することにより前記ハーフスリットを形成することを特徴とする非接触型ICラベルの製造方法。
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