JP4656746B2 - アクセスコントロールシステム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報記憶媒体の記憶情報を用いて利用者のアクセスコントロールを行うシステムに関し、特に、利用者の顔の画像データに基づいて本人の認証を行うアクセスコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、アクセスコントロールは、システム内の資源を利用者が使用しようとするのに対して、使用権限があるかをチェックし、利用者の有する権限内での使用がなされるようにする制御である。従来のアクセスコントロールシステムは、例えば、利用者の所有物、秘密情報またはバイオメトリックス等を単独若しくは組み合わせることによって実現されている。具体的には、所有物によるアクセスコントロールとしては、物理的な鍵、カードなどを用いた方法がある。また、秘密情報によるアクセスコントロールとしては、暗証番号などによる方法がある。
さらに、バイオメトリックスによるアクセスコントロールとしては、指紋、虹彩、顔などを利用した方法がある。
【0003】
従来のアクセスコントロールシステムにおいて、セキュリティ性の向上を図る場合には、上述したような各種方法を複数組み合わせる必要があるが、それに伴って利便性を損なってしまう場合があった。
そこで、利便性をできるだけ損なわずにセキュリティ性を高めるため、例えば、特開2000−67188号公報等で開示された技術では、ICカード等に記憶された情報とカメラ等により撮像された顔画像とを組み合わせて利用者の認証を行う方式が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来のアクセスコントロールシステムでは、ICカード等の記憶情報と顔画像の組み合わせにより利用者の認証を行ってアクセスコントロールをしようとする場合、ICカード等を所有する利用者の個人的な身体的特性の違いによって、位置および方向が予め決められたカメラ等で撮像される顔画像が認証に必要な品質を確保できなくなってしまうことがある。そのため、正当な使用権限を有する利用者であるにも拘わらずアクセスが拒否されてしまう状況が生じ得る。また、上記のような状況を回避するために認証の基準を緩くすれば、不当な所有者のアクセスを許してしまう可能性があり問題である。
【0005】
本発明は上記の点に着目してなされたもので、情報記憶媒体に記憶した身体的特性に関する情報に応じて、撮像装置を制御して適切な顔画像を取得し、正当な権限を有する利用者の認証を確実に行うことができるアクセスコントロールシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のアクセスコントロールシステムは、所有者の顔の特徴量に関する情報および前記所有者の身体的特性に関する情報を少なくとも記憶した非接触ICカードと、所定の処理を行う利用者が所持する前記非接触ICカードから記憶情報を読み取る情報読み取り手段と、該情報読み取り手段で読み取られた記憶情報に含まれる前記顔の特徴量に関する情報および前記身体的特性に関する情報を区別する情報処理手段と、該情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報に応じて前記利用者の顔を撮像し、当該利用者の顔画像を基に特徴量を抽出した顔画像データを生成する顔画像データ生成手段と、前記情報処理手段で区別された顔の特徴量に関する情報と前記顔画像データ生成手段で生成された顔画像データとを照合して、前記利用者の認証を行う本人認証手段と、該本人認証手段の認証結果に応じて、前記所定の処理を許可するか否かを判定する判定手段と、を備え、前記非接触ICカードに記憶される身体的特性に関する情報は、前記利用者が前記非接触ICカードを前記情報読み取り手段にかざす行為に起因して特定される身体的特性情報を含むようにしたものである。
【0007】
かかるアクセスコントロールシステムでは、利用者は、アクセスコントロールに対応した所定の処理を行おうとするとき、所持する非接触ICカードを情報読み取り手段にかざすことにより該非接触ICカードの記憶情報を情報読み取り手段に読み取らせる。そして、読み取られた記憶情報は、情報処理手段に送られて区別され、所有者の顔の特徴量に関する情報が本人認証手段に伝えられると共に、非接触ICカードを情報読み取り手段にかざす行為に起因して特定される情報を含んだ身体的特性に関する情報が顔画像データ生成手段に伝えられる。顔画像データ生成手段では、身体的特性に関する情報に応じて利用者の顔が適切な状態で撮像され、その撮像された顔画像を基に抽出した特徴量を示す顔画像データが生成されて本人認証手段に送られる。本人認証手段では、非接触ICカードに記憶されていた顔の特徴量に関する情報と実際に撮像して得た顔画像データとが照合されることによって利用者の認証が行われてその結果が判定手段に伝えられる。判定手段では、認証された利用者に対してのみ所定の処理を許可することで、所要のアクセスコントロールが実施される。
【0008】
これにより、利用者の個人的な身体的特性の違いによって生じる顔画像の品質劣化を低減することができ、正確な本人認証による確実なアクセスコントロールを実現することが可能になる。
また、上記アクセスコントロールシステムの1つの態様として、前記顔画像データ生成手段は、互いに異なる撮像領域を有する複数の撮像装置と、前記情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報に応じて、前記複数の撮像装置のうちから1台を選択する選択部とを備え、該選択部によって選択された撮像装置で得られる画像を用いて前記顔画像データを生成するようにしてもよい。
【0009】
このような態様のアクセスコントロールシステムでは、非接触ICカードの身体的特性に関する情報に応じて、複数の撮像装置のうちで正当な利用者の顔画像を撮像するのに最も適した撮像装置が選択され、その撮像装置で得られた顔画像を用いて顔画像データが作成されて利用者の認証が行われ、アクセスコントロールが実施されるようになる。
【0010】
また、上記アクセスコントロールシステムの他の態様として、前記顔画像データ生成手段は、撮像状態を変えることのできる撮像装置と、前記情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報に応じて前記撮像装置の撮像状態を制御する制御部とを備え、該制御部によって制御された撮像装置で得られる画像を用いて前記顔画像データを生成するようにしてもよい。さらに、前記制御部は、前記情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報に応じて前記撮像装置の撮像位置および撮像方向を制御するようにしても構わない、あるいは、前記撮像装置は、撮像領域が複数の小領域に区分されていて、前記制御部は、前記情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報に応じて、前記撮像装置の撮像領域内から少なくとも1つの小領域を選択することにより撮像状態を制御するようにしてもよい。
【0011】
このような態様のアクセスコントロールシステムでは、非接触ICカードの身体的特性に関する情報に応じて撮像装置の撮像状態が制御されることで、正当な利用者の顔画像を撮像するのに適した状態に制御された撮像装置で撮像される顔画像を用いて顔画像データが生成されて利用者の認証が行われ、アクセスコントロールが実施されるようになる。
【0012】
上述したようなアクセスコントロールシステムについて、前記顔画像データ生成手段は、前記利用者の顔の位置に関連するデータを実測する測定部を備え、前記情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報および前記測定部で得たデータに応じて前記利用者の顔を撮像するようにしてもよい。
かかる構成のアクセスコントロールシステムでは、測定部によって、例えば利用者の位置や身長などの顔の位置に関連するデータが実際に測定され、その測定データと非接触ICカードに記憶されていた身体的特性に関する情報に応じて利用者の顔が撮像されるようになる。これにより、より品質の高い顔画像データを用いて利用者の認証を行うことが可能になり、より確実なアクセスコントロールを実施できるようになる。
【0013】
また、上述したようなアクセスコントロールシステムについて、前記非接触ICカードは、前記所有者のアクセス権に関する情報を前記記憶情報として含み、前記情報処理手段は、前記情報読み取り手段で読み取られた記憶情報に含まれる前記アクセス権に関する情報を区別することが可能であり、前記判定手段は、前記本人認証手段の認証結果に応じて、前記情報処理手段で区別されたアクセス権に関する情報に対応した所定の処理を許可するか否かを判定するようにしてもよい。
【0014】
このような構成では、非接触ICカードに記憶されたアクセス権に関する情報に対応したアクセスコントロールが実施されるようになる。
さらに、上述したようなアクセスコントロールシステムの具体的な構成として、前記身体的特性情報は、前記利用者が前記非接触ICカードを前記情報読み取り手段にかざす手が右手および左手のいずれであるかを示す情報、または、前記利用者が前記非接触ICカードを前記情報読み取り手段にかざした時の、前記情報読み取り手段に対する相対的な顔の位置を示す情報とすることが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムの構成を示すブロック図である。
図1において、本アクセスコントロールシステムは、例えば、利用者が所有する情報記憶媒体としての非接触ICカード1と、非接触ICカード1の記憶情報を読み取る情報読み取り手段としてのカード情報読み取り部2と、その読み取られた記憶情報に含まれる本人認証情報Ic、アクセス権情報Iaおよび身体的特性情報Ibを区別して対応する各部に出力する情報処理手段としてのカード情報処理部3と、カード情報処理部3からの身体的特性情報Ibに応じて顔画像データを生成する顔画像データ生成手段としての顔画像データ生成部4aと、カード情報処理部3からの本人認証情報Icおよび顔画像データ生成部4aからの顔画像データを基に利用者の認証を行う本人認証手段としての本人認証処理部5と、カード情報処理部3からのアクセス権情報Iaおよび本人認証処理部5での認証結果に応じてアクセス権を与えるか否かを判定するアクセス権処理部6と、アクセス権処理部6の判断結果に従って所要のアクセスコントロールを実施するアクセスコントロール部7と、を備えて構成される。なお、ここでは、アクセス権処理部6およびアクセスコントロール部7が判定手段として機能する。
【0016】
また、顔画像データ生成部4aは、例えば、利用者の顔画像を撮像する撮像装置としての3台のカメラ10A,10B,10Cと、カード情報処理部3からの身体的特性情報Ibが入力されるカメラ切替信号作成部11と、カメラ切替信号作成部11からの出力信号に従ってカメラ10A〜10Cで撮像された顔画像のうちの1つを選択して出力するカメラ切替部12と、カメラ切替部12から出力される顔画像を取り込む画像入力部13と、画像入力部13に取り込まれた顔画像を基に利用者の顔に関する特徴量を抽出し、その結果を本人認証処理部4に伝える特徴量作成部14と、有する。なお、ここではカメラ切替信号作成部11およびカメラ切替部12が選択部に相当する。
【0017】
非接触ICカード1は、例えば、無線通信機能を有する周知のICカード等を利用することができる。この非接触ICカード1内のメモリには、所有者が正当な使用権限を有する者であるか否かをシステム側で認証するための情報として、少なくとも本人認証情報Ic、アクセス権情報Iaおよび身体的特性情報Ibが予め記憶される
【0018】
本人認証情報Icは、正当な所有者の顔の特徴量に関する情報であって、具体的には、例えば所持者の目、鼻、耳、口の位置関係、顔の輪郭等からなり、正当な所有者を特定することが可能な所要の情報を含んだものである。
アクセス権情報Iaは、正当な所有者に与えられた使用権限に関する情報であって、システム内の資源に対して使用が許可される範囲などを示す情報である。具体的には、例えばドア等におけるアクセスコントロールに用いられる場合には、入室が許可される部屋についての識別情報などがアクセス権情報Iaとなる。また、例えば駅の改札口等におけるアクセスコントロールに用いられる場合には、周知の定期券データなどがアクセス権情報Iaに該当する。なお、本発明におけるアクセス権情報Iaは、上記の具他例に限定されるものではなく、所要のアクセスコントロールに応じて適宜に設定することが可能である。
【0019】
身体的特性情報Ibは、正当な所有者の身体的特性に関する情報であって、ここでは、複数のカメラ10A〜10Cの切替制御に利用することが可能な任意の情報である。具体的には、例えば、所有者の身長、顔の位置(高さ)、非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざす手(予め決めておいた右手または左手)などの身体的特性を用いることができる。また、非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざした時の、カード情報読み取り部2に対する相対的な顔の位置を身体的特性として使用することも可能である。さらに、各カメラ10A〜10Cを実際に使用して所有者の顔画像を予め撮像し、非接触ICカード1に記憶される前述したような本人認証情報Icとのマッチング精度が最も良い顔画像データを得ることができる1台のカメラを特定して、当該カメラに関する情報を身体的特性情報Ibとして用いることも可能である。なお、上記のような各々の身体的特性情報Ibに応じた具体的なカメラの切り替え方法については後述することにする。
【0020】
カード情報読み取り部2は、利用者によってかざされた非接触ICカード1から発信される記憶データを図示しないアンテナ等を介して受信し、その受信情報をカード情報処理部3に出力するものである。
カード情報処理部3は、カード情報読み取り部2で受信された非接触ICカード1内の記憶情報に含まれる各種情報の区別し、身体的特性情報Ibを顔画像データ生成部4aのカメラ切替信号生成部11に出力し、本人認証情報Icを本人認証処理部5に出力し、アクセス権情報Iaをアクセス権処理部6に出力する。
【0021】
顔画像データ生成部4aの各カメラ10A〜10Cは、それぞれ、互いに異なる撮像領域を有し、非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざす利用者の顔を撮像することが可能であって、撮像した顔画像をカメラ切替部12に出力する。また、ここでは各カメラ10A〜10Cの設置位置および撮像方向が、それぞれ固定されているものとする。ただし、各々のカメラ10A〜10Cは、固定された撮像領域内を適切に撮像するための機能(例えば、オートフォーカス等)をそれぞれ備えていてもよい。なお、ここでは3台のカメラを使用する場合を示したが、本発明に用いるカメラの台数はこれに限られるものではなく、想定される撮像領域に応じて任意の台数のカメラを使用することが可能である。
【0022】
カメラ切替信号生成部11は、カード情報処理部3からの身体的特性情報Ibに応じて、3台のカメラ10A〜10Cのうちで正当な利用者の顔画像を取得するのに最も適したカメラを判断し、当該カメラから出力される顔画像の選択を指示するカメラ切替信号を生成してカメラ切替部12に出力する。身体的特性情報Ibを基にした使用カメラの判断方法は、例えば身体的特性として所有者の身長が用いられる場合には、その身長に対応した顔の位置(高さ)が推定され、その顔の位置が撮像領域の中心に一致する、または、撮像領域の中心に最も近いカメラが判断される。また、例えば身体的特性として非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざす手が用いられる場合には、そのかざす手に対応して顔の位置(顔の向きや水平方向の位置等)が推定され、その顔の位置が撮像領域の中心に一致する、または、撮像領域の中心に最も近いカメラが判断される。なお、身体的特性として所有者の絶対的な顔の高さや機器に対する相対的な顔の位置が用いられる場合には、上記のように顔の位置を推定することなく、それらの特性情報をそのまま利用して最適なカメラが判断される。
【0023】
カメラ切替部12は、カメラ切替信号生成部11から出力されるカメラ切替信号に従って、3台のカメラ10A〜10Cの各出力端子と画像入力部13の入力端子との間の接続状態を切り替え、最適な撮像領域を有するカメラから出力される顔画像データが画像入力部13に送られるようにする。画像入力部13では、カメラ切替部12を介して送られてくる顔画像データが一時的に蓄積される。
【0024】
特徴量作成部14は、画像入力部13の顔画像データを用いて、利用者の目、鼻、耳、口の位置関係、顔の輪郭等に関する情報を抽出し、利用者の顔画像についての特徴量として本人認証処理部5に出力する。
本人認証処理部5は、カード情報処理部3からの本人認証情報Icと、顔画像データ生成部4aの特徴量作成部14で抽出された特徴量とを照合し、その照合結果が予め定めた認証の基準を充足(照合一致)した場合に限って、非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざした利用者を正当な使用権限を有する本人と認証し、その認証結果をアクセス権処理部6に伝える。
【0025】
アクセス権処理部6は、カード情報処理部3からのアクセス権情報Iaがアクセスコントロール部7で実施されるアクセスコントロールに対応しているか否かを判断する。そして、アクセス権情報Iaが対応していると判断した場合には、本人認証処理部5での認証結果に従って、本人であると認証された利用者に対してのみアクセスを許可する指令をアクセスコントロール部7に与える。一方、上記以外の場合には、利用者のアクセスを許可しない指令をアクセスコントロール部7に与える。
【0026】
アクセスコントロール部7は、アクセス権処理部6からの指令に従って、非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざした利用者に対するアクセスコントロールを実施する。
上記のような第1の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムでは、非接触ICカード1の所有者が正当な使用権限を有する者である場合、その非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざすことによって、非接触ICカード1に記憶された身体的特性情報Ibに応じて、顔画像データ生成部4aの3台のカメラ10A〜10Cのうちで利用者の顔画像を撮像するのに最も適したカメラが選択され、そのカメラで得られた顔画像から抽出した特徴量に基づいて本人であるか否かの認証が行われ、アクセスコントロールが実施されるようになる。これにより、利用者の個人的な身体的特性の違い(例えば、身長の高低や非接触ICカードをかざす手の違いなど)によって生じる顔画像の品質劣化を低減することができ、正確な本人認証による確実なアクセスコントロールを実現することが可能になる。
【0027】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図2は、第2の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムの構成を示すブロック図である。ただし、上述した第1の実施形態の場合と同様の部分には同一の符号が付してあり、以下同様とする。
図2において、本アクセスコントロールシステムの構成が上述の図1に示した第1の実施形態の構成と異なる部分は、顔画像データ生成部4aに代えて顔画像データ生成部4bを設けた部分である。上記以外の他の部分の構成は第1の実施形態の場合と同様であるためここでの説明を省略する。
【0028】
顔画像データ生成部4bは、例えば、利用者の顔画像を撮像する撮像装置としての1台のカメラ10と、カード情報処理部3からの身体的特性情報Ibが入力されるカメラ制御信号作成部15と、カメラ制御信号作成部15からの出力信号に従ってカメラ10の撮像状態を制御するカメラ制御部16と、カメラ10から出力される顔画像を取り込む画像入力部13と、画像入力部13に取り込まれた顔画像を基に利用者の顔に関する特徴量を抽出し、その結果を本人認証処理部4に伝える特徴量作成部14と、有する。なお、画像入力部13および本人認証処理部4は、上述した第1の実施形態の場合と同様である。
【0029】
カメラ10は、非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざす利用者の顔を撮像することが可能であって、撮像した顔画像を画像入力部13に出力する。このカメラ10は、予め定められた範囲を移動可能であって、撮像方向も可変となるように設置される。ここでは、カメラ10の撮像位置および撮像方向がカメラ制御部16から出力される制御信号によって制御される。なお、カメラ10は、カメラ制御部16によって制御された撮像領域内を適切に撮像するための機能(例えば、オートフォーカス等)を備えていてもよい。
【0030】
カメラ制御信号生成部15は、カード情報処理部3からの身体的特性情報Ibに応じて、正当な利用者の顔画像を取得するのに最も適した撮像状態を判断し、その撮像状態が実現されるようにカメラ10の撮像位置および撮像方向を指示するカメラ制御信号を生成してカメラ制御部16に出力する。カメラ制御部16は、カメラ制御信号生成部15からの制御信号に従って、ここではカメラ10の撮像位置および撮像方向を制御する。身体的特性情報Ibを基にした具体的な制御方法は、例えば身体的特性として所有者の身長が用いられる場合には、その身長に対応した顔の位置(高さ)が推定され、その顔の位置が撮像領域の中心となるようにカメラ10の撮像位置および撮像方向が制御される。また、例えば身体的特性として非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざす手が用いられる場合には、そのかざす手に対応して顔の位置(顔の向きや水平方向の位置等)が推定され、その顔の位置が撮像領域の中心となるようにカメラ10の撮像位置および撮像方向が制御される。なお、身体的特性として所有者の絶対的な顔の高さや機器に対する相対的な顔の位置が用いられる場合には、上記のように顔の位置を推定することなく、それらの特性情報をそのまま利用してカメラ10の撮像状態が制御される。
【0031】
上記のような第2の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムでは、非接触ICカード1の所有者が正当な使用権限を有する者である場合、その非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざすことによって、非接触ICカード1に記憶された身体的特性情報Ibに応じて、カメラ10の撮像位置および撮像方向が、利用者の顔画像を撮像するのに最も適した状態となるように自動的に制御され、そのカメラ10で得られた顔画像から抽出した特徴量に基づいて本人であるか否かの認証が行われ、アクセスコントロールが実施されるようになる。このように、1台のカメラの撮像状態を身体的特性情報Ibに応じて制御するようにしても、第1の実施形態の場合と同様に、利用者の個人的な身体的特性の違いによって生じる顔画像の品質劣化を低減することができ、正確な本人認証による確実なアクセスコントロールを実現することが可能になる。
【0032】
なお、上記第2の実施形態では、身体的特性情報Ibに応じて撮像位置および撮像方向を調整することでカメラ10の撮像状態の最適化を図るようにしたが、本発明はこれに限らず、例えば、カメラ10のズーム等を制御して撮像状態の最適化を図るようにしてもよい。また、カメラ10の撮像領域を複数の小領域に区分し、身体的特性情報Ibに応じて上記複数の小領域のうちから1つまたは複数の小領域を選択することで、カメラ10の撮像状態の最適化を図るようにする応用も可能である。
【0033】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図3は、第3の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムの構成を示すブロック図である。
図3において、本アクセスコントロールシステムは、上述の図2に示した第2の実施形態の構成について、利用者の顔の位置に関連するデータを実測する測定部としてのセンサ17を付加した顔画像データ生成部4cを顔画像データ生成部4bに代えて設けたものである。センサ17を付加したこと以外の顔画像データ生成部4cの他の要素、および、顔画像データ生成部4c以外の他の部分の構成は、第2の実施形態の場合と同様である。
【0034】
センサ17は、例えば、非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざす利用者の位置や身長等を測定し、その測定結果を身体的特性情報Ibを補助する情報としてカメラ制御信号生成部15に伝える。カメラ制御信号生成部15では、カード情報処理部3からの身体的特性情報Ibおよびセンサ17での測定結果に基づいて、撮像状態が正当な利用者の顔画像を取得するのに最も適した撮像状態となるように、カメラ10の撮像位置および撮像方向等を指示するカメラ制御信号を生成してカメラ制御部16に出力する。具体的には、正当な使用権限を有する利用者が非接触ICカード1をかざした場合、センサ17で測定される情報と身体的特性情報Ibとがほぼ一致することになるため、例えば、カード情報処理部3からの身体的特性情報Ibに応じてカメラ10の主な撮像位置および撮像方向を定め、センサ17での測定結果に基づいて前記撮像位置および撮像方向の微調整を行うようにすることで、カメラ10の撮像状態をより適したものにすることが可能になる。一方、不正利用者が非接触ICカード1をかざした場合には、身体的特性情報Ibとは全く異なる情報がセンサ17で測定されることになるので、この場合には、第2の実施形態の場合と同様に、身体的特性情報Ibのみに基づいてカメラ10の最適な撮像状態を判断するようにする。
【0035】
このように第3の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムによれば、利用者の位置や身長等を測定するセンサ17を付加した顔画像データ生成部4cを用いることで、非接触ICカード1に記憶された身体的特性情報Ibだけでなく、センサ17により実測した情報にも応じて、カメラ10の撮像状態が最適化されるため、より正確な本人認証による確実なアクセスコントロールを実現することが可能になる。
【0036】
なお、上記第3の実施形態では、上述した第2の実施形態の構成についてセンサ17を付加した構成を示したが、例えば図4に示すように、上述した第1の実施形態における顔画像データ生成部4aに代えて、測定部としてのセンサ17を付加した顔画像データ生成部4dを設けるようにしてもよい。この場合には、最適なカメラの選択がより確実に行われるようになる。
【0037】
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図5は、第4の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムの構成を示すブロック図である。
図5において、本アクセスコントロールシステムは、上述した第1および第2の実施形態を組み合わせた構成である。具体的には、例えば、第1の実施形態における顔画像データ生成部4aの構成について、カメラ切替信号生成部11に代えてカメラ切替/制御信号生成部18を設けると共に、3台のカメラ10A〜10Cの撮像位置および撮像方向をそれぞれ可変にしてカメラ制御部16を設けた顔画像データ生成部4eを備えるようにしたものである。この顔画像データ生成部4eでは、カメラ切替/制御信号生成部18において、カード情報処理部3からの身体的特性情報Ibに応じて3台のカメラ10A〜10Cのうちから最適な1台の使用カメラを選択するカメラ切替信号が生成されてカメラ切替部に出力されると同時に、上記選択したカメラの撮像位置および撮像方向を身体的特性情報Ibに応じて最適化するカメラ制御信号が生成されてカメラ制御部16に出力される。
【0038】
上記のような第4の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムでは、利用者が非接触ICカード1をカード情報読み取り部2にかざすことで、その非接触ICカード1に記憶された身体的特性情報Ibに応じて顔画像データ生成部4eの3台のカメラ10A〜10Cのうちで利用者の顔画像を撮像するのに最も適したカメラが選択されると共に、該選択されたカメラの撮像状態も身体的特性情報Ibに応じて最適化される。そして、最適化された1台のカメラで得られる顔画像から抽出した特徴量に基づいて利用者の認証が行われ、アクセスコントロールが実施されるようになる。これにより、本人の認証をより一層正確に行うことができ、さらに確実なアクセスコントロールを実現することが可能になる。
【0039】
なお、上記第4の実施形態では、身体的特性情報Ibに応じて使用カメラの選択および撮像状態の制御を行うようにしたが、例えば図6に示すように、上述した第3の実施形態の場合と同様にして、センサ17を付加した顔画像データ生成部4fを用い、身体的特性情報Ibおよびセンサ17の測定結果に基づいて使用カメラの選択および撮像状態の制御を行うようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるアクセスコントロールシステムによれば、非接触ICカードに記憶させた、利用者が非接触ICカードを情報読み取り手段にかざす行為に起因して特定される情報を含む身体的特性に関する情報に応じて利用者の顔を撮像し、その顔画像を基に特徴量を抽出した顔画像データと非接触ICカードの記憶情報との照合により利用者の認証を行ってアクセスコントロールを実施するようにしたことで、情報読み取り手段に対する非接触ICカードのかざし方の相違も含めた、利用者の個人的な身体的特性の違いによって生じる顔画像の品質劣化を低減することができ、正確な本人認証による確実なアクセスコントロールを実現することが可能になる。
【0041】
また、顔画像データ生成手段に測定部を設け、非接触ICカードに記憶させた身体的特性に関する情報と測定部で実測した顔の位置に関連するデータとに応じて、利用者の顔を撮像するようにしたことで、より品質の高い顔画像データを用いて利用者の認証を行うことができるようになり、さらに確実なアクセスコントロールを実施することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムの構成を示すブロック図である。
【図4】同上第3の実施形態に関連した他の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施形態にかかるアクセスコントロールシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】同上第4の実施形態に関連した他の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 非接触ICカード
2 カード情報読み取り部
3 カード情報処理部
4a〜4f 顔画像データ生成部
5 本人認証処理部
6 アクセス権処理部
7 アクセスコントロール部
10,10A〜10C カメラ
11 カメラ切替信号生成部
12 カメラ切替部
13 画像入力部
14 特徴量作成部
15 カメラ制御信号生成部
16 カメラ制御部
17 センサ
18 カメラ切替/制御信号生成部

Claims (9)

  1. 所有者の顔の特徴量に関する情報および前記所有者の身体的特性に関する情報を少なくとも記憶した非接触ICカードと、
    所定の処理を行う利用者が所持する前記非接触ICカードから記憶情報を読み取る情報読み取り手段と、
    該情報読み取り手段で読み取られた記憶情報に含まれる前記顔の特徴量に関する情報および前記身体的特性に関する情報を区別する情報処理手段と、
    該情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報に応じて前記利用者の顔を撮像し、当該利用者の顔画像を基に特徴量を抽出した顔画像データを生成する顔画像データ生成手段と、
    前記情報処理手段で区別された顔の特徴量に関する情報と前記顔画像データ生成手段で生成された顔画像データとを照合して、前記利用者の認証を行う本人認証手段と、
    該本人認証手段の認証結果に応じて、前記所定の処理を許可するか否かを判定する判定手段と、を備え
    前記非接触ICカードに記憶される身体的特性に関する情報は、前記利用者が前記非接触ICカードを前記情報読み取り手段にかざす行為に起因して特定される身体的特性情報を含むことを特徴とするアクセスコントロールシステム。
  2. 前記顔画像データ生成手段は、互いに異なる撮像領域を有する複数の撮像装置と、前記情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報に応じて、前記複数の撮像装置のうちから1台を選択する選択部とを備え、該選択部によって選択された撮像装置で得られる画像を用いて前記顔画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載のアクセスコントロールシステム。
  3. 前記顔画像データ生成手段は、撮像状態を変えることのできる撮像装置と、前記情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報に応じて前記撮像装置の撮像状態を制御する制御部とを備え、該制御部によって制御された撮像装置で得られる画像を用いて前記顔画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載のアクセスコントロールシステム。
  4. 前記制御部は、前記情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報に応じて前記撮像装置の撮像位置および撮像方向を制御することを特徴とする請求項3に記載のアクセスコントロールシステム。
  5. 前記撮像装置は、撮像領域が複数の小領域に区分されていて、前記制御部は、前記情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報に応じて、前記撮像装置の撮像領域内から少なくとも1つの小領域を選択することにより撮像状態を制御することを特徴とする請求項3に記載のアクセスコントロールシステム。
  6. 前記顔画像データ生成手段は、前記利用者の顔の位置に関連するデータを実測する測定部を備え、前記情報処理手段で区別された身体的特性に関する情報および前記測定部で得たデータに応じて前記利用者の顔を撮像することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のアクセスコントロールシステム。
  7. 前記非接触ICカードは、前記所有者のアクセス権に関する情報を前記記憶情報として含み、
    前記情報処理手段は、前記情報読み取り手段で読み取られた記憶情報に含まれる前記アクセス権に関する情報を区別することが可能であり、
    前記判定手段は、前記本人認証手段の認証結果に応じて、前記情報処理手段で区別されたアクセス権に関する情報に対応した所定の処理を許可するか否かを判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のアクセスコントロールシステム。
  8. 前記身体的特性情報は、前記利用者が前記非接触ICカードを前記情報読み取り手段にかざす手が右手および左手のいずれであるかを示す情報であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のアクセスコントロールシステム。
  9. 前記身体的特性情報は、前記利用者が前記非接触ICカードを前記情報読み取り手段にかざした時の、前記情報読み取り手段に対する相対的な顔の位置を示す情報であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のアクセスコントロールシステム。
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