JP4654744B2 - 圧縮機の摺動部材 - Google Patents

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Description

本発明は、業務用、および非業務用を問わず各種用途での冷凍空調に使用されている圧縮機の摺動部材に関するものである。
従来の圧縮機の摺動部材とその製造方法は、基材と表層部の二層構造にして表層部を基材と同じ粉末焼結材で構成しているものであり、基材に偏析部が存在しても、表層部がシリコン等の均一に分散した粉末燒結材であるため、切削仕上げ面も良好で、表面に疲労破壊の起点となるようなシリコンの脱落部が生じない信頼性の高い旋回スクロール部材を形成している(例えば、特許文献1参照)。
図5、図6は特許文献1に記載された従来の圧縮機の摺動部材の斜視図とその要部断面図で、スクロール圧縮機の旋回スクロールを示すものである。図に示すように、旋回スクロールは、円板状の鏡板1、その上面部1cから渦巻状に直立して形成されるラップ部2、および鏡板1背面に形成された軸受部3から構成されている。ラップ部の高さは、その肉厚の約6倍程度になっている。鏡板1およびラップ部2の基材1b、2bは一体に形成されており、材質は30%のシリコン(Si)と、若干のニッケル(Ni)、マグネシウム(Mg)を含有したアルミニウムダイキャスト品である。また、鏡板1の上面部1cおよび側面部1dとラップ部2のラップ表層部2aとは基材部と同じ材質の粉末燒結材で構成されている。
特開平3−24286号公報
しかしながら、軟らかいアルミニウム(Al)をベースとして硬いシリコンを30%も含有しているため、表層部1a、2aは粗く、その表面粗さを十分小さくできないという問題を有する。その結果、介在する潤滑油によってシールされているラップ間の隙間は、高負荷比運転時やCO冷媒における高差圧運転時には部分的な吹き抜けが起きてシールが破壊される可能性があり、漏れが増大して効率低下を招く恐れがある。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、軟質基材に硬質粒子を分散してなる材料で構成され、平滑でシール性能に優れた圧縮機の摺動部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の圧縮機の摺動部材は、ゴムよりなる弾性体で構成して少なくとも表層部に砥粒を分散させた研摩材を、軟質基材に硬質粒子を分散させた材料で構成する摺動部材の少なくとも摺動表面に投射し、摺動部材の表層部を形成する塑性変形層を加工し、硬質粒子を露出させるとともに軟質基材に浅く細かい凹部を多数形成させた圧縮機の摺動部材であって、前記硬質粒子の露出高さを1μm以下とし、硬質粒子の露出量を面積率で4.7%以上としたたものである。
これによって、研摩材が摺動部材の摺動表面で変形する際に表層部に分散する砥粒が横滑りするのを利用して、軟質基材の突起を除去して摺動表面を平滑にするとともに軟質基
材に細かい油溜りを多数形成する。また、硬質粒子を覆っている薄い軟質基材を除去して非凝着性の高い硬質粒子を露出させ、その硬質粒子が相手材を支えるブリッジ作用が加わってシール性能の高い摺動部材が得られるものである。
本発明の圧縮機の摺動部材は、内部漏れや摺動によるロスが少ない、かつ耐久性の高い圧縮機の摺動部材を提供することができる。
第1の発明は、ゴムよりなる弾性体で構成して少なくとも表層部に砥粒を分散させた研摩材を、軟質基材に硬質粒子を分散させた材料で構成する摺動部材の少なくとも摺動表面に投射し、摺動部材の表層部を形成する塑性変形層を加工し、硬質粒子を露出させるとともに軟質基材に浅く細かい傷を多数形成させ、かつ、前記硬質粒子の露出高さを1μm以下とし、かつ硬質粒子の露出量を面積率で4.7%以上としたことにより、平滑で非凝着性の高い摺動表面となり、シール性能が高く内部漏れの少ない圧縮機の摺動部材が得られるのはもちろん、油の楔作用が発揮されるようになり、摺動ロスが小さく、かつ耐焼付き性が高い圧縮機の摺動部材が得られる。
の発明は、第1の発明の軟質基材を固体潤滑材で被覆したことにより、固体潤滑作用によって相手材との馴染み性が発揮されるようになり、始動運転や過渡運転に適した圧縮機の摺動部材が得られる。
の発明は、第1または第2の発明の軟質基材をアルミニウム(Al)とし、硬質粒子をシリコン(Si)としたことにより、軽くかつ耐焼付き性が高くなり、軽量化に適した高い圧縮機の摺動部材が得られる。
の発明は、第1または第2の発明の軟質基材を鉄(Fe)系材料とし、硬質粒子を炭化物としたことにより、靭性が高くなり、機械強度が高い圧縮機の摺動部材が得られる。
の発明は、第1または第2の発明の軟質基材をマグネシウム(Mg)合金としたことにより、更に軽量になり、高速運転に適した圧縮機の摺動部材が得られる。
の発明は、第1または第2の発明の軟質基材を樹脂としたことにより、小型化が可能となり、低圧な空気圧縮機などに適した圧縮機の摺動部材が得られる。
の発明は、第1〜第のいずれか1つの発明の圧縮機をスクロール圧縮機とし、摺動部材を旋回スクロールとしたことにより、圧縮機後部のシール性能が高くなり、効率の高いスクロール圧縮機が得られる。
の発明は、第1〜第のいずれか1つの発明の圧縮機をスライディングベーン型ロータリ圧縮機とし、摺動部材をシリンダとし、シリンダの内周面の少なくとも吐出切欠きの開始位置から上死点までの範囲に研摩材を投射したことにより、シリンダの重量が軽くなり、軽量なスライディングベーン型ロータリ圧縮機が得られる。
の発明は、第1〜第のいずれか1つの発明の圧縮機をスライディングベーン型ロータリ圧縮機とし、摺動部材をベーンとしたことにより、ベーンの耐摩耗性が高くなり、耐久性の高いスライディングベーン型ロータリ圧縮機が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の
形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態によるスクロール圧縮機の要部断面図で、圧縮機構部近傍の断面を示す。
図1において、スクロール圧縮機1の密閉容器4内には圧縮機構部7とモータ部(図示せず)が内蔵され、圧縮機構部7に吸入管5が接続されて密閉容器4の上部に吐出管6が接続されている。圧縮機構部7はフレーム8に固定された固定スクロール9と、固定スクロール9に対向配置された旋回スクロール10と、旋回スクロール10とフレーム8との間に設けられて旋回スクロール10の自転を規制するオルダムリング11と、モータ部に連結されているクランク軸12とにより構成されている。
固定スクロール9は鏡板9a、はね9b、吸入ポート9c、吐出ポート9dから構成され、吸入ポート9cには吸入管5が接続されている。
図2に旋回スクロール10の断面図を示す。旋回スクロール10は鏡板10a、はね10b、軸受10cから構成され、はね10bの高さは固定スクロール9のはね9bの高さより低く設定されている。また、フレーム8には環状溝13を形成してシール部材14が設けられ、シール部材14の内周側は高圧に設定されている。この圧力によって旋回スクロール10は固定スクロール9に押付けられ、旋回スクロール10と固定スクロール9の軸方向の隙間がシールされている。
旋回スクロール10は、軟質基材であるAlに硬質粒子である平均粒子径が3μm〜5μmの微細な共晶Siが分散しているAl−Si合金により構成されている。固定スクロール9の鏡板9a、特にはね9bの先端に押付けられて摺働する旋回スクロール10の鏡板10aの少なくともシール部材14の内周側で高圧のかかる部分は、少なくとも表層部に平均粒子径が0.1μm〜10μmのSiCやアルミナなどの砥粒が分散された平均粒子径が0.1mm〜10mmのゴムよりなる研摩材が投射されて表面が加工されている。すなわち、Al地は、その山が除去されて平滑化されているが、その表面には浅く細かい凹部が多数形成されている。また、共晶Siを覆う表層部のAlは除去されて共晶Siは露出されている。
次に、動作について説明する。モータ部の回転はクランク軸12を介して旋回スクロール10に伝達され、オルダムリング11と協働して旋回スクロール10を旋回運動させる。この旋回運動によって互いのはね9b,10bが噛み合う位置に配置された固定スクロール9と旋回スクロール10は、吸入管5から吸入ポート9cを介して冷媒を吸入して圧縮する。圧縮された冷媒は吐出ポート9dから密閉容器4内に吐出され、吐出管6から密閉容器4外に排出される。したがって、密閉容器4内は高圧になっている。
このようにして構成されたスクロール圧縮機1は、HFC冷媒における高負荷運転時や特にCO冷媒による高差圧運転時において摺動状態が厳しくなる旋回スクロール10の鏡面10aは平滑であり、かつ油溜りの効果もあって隙間が潤滑油によってしっかりシールされているので、内部漏れがなく能力は確保される。
表面加工について詳細には、共晶SiをAl地より1μm以下、好ましくは0.5μm以下で凸とし、その露出量を面積率で4.7%以上にすることにより、適度に凹となったAl地において潤滑油の楔効果が発揮され、摺動ロスが軽減して高効率な運転ができる。なお、Si面積率4.7%は実験的に求めた、耐焼付き性を確保するのに必要な露出量である。
シール部材14の内側に大きな圧力が作用するが、適度に露出された非凝着性の高い微細な共晶Siの粒子が固定スクロール9のはね9bの先端を支えるため、焼付きは防止され、運転可能な負荷範囲が広いスクロール圧縮機が得られる。
また、固体潤滑材を旋回スクロール10の鏡板10aに塗布すると、馴染み性が向上し、始動時や過渡運転時の運転特性を向上できる。
また、軟質基材をFe系材料とし硬質粒子を炭化物とすると、旋回スクロール10の靭性が高くなり、旋回スクロール10のはね10bの高さを上げることができ、能力の大きいスクロール圧縮機が得られる。
また、軟質基材にMg合金を用いると、大幅に軽くなり、高速化によって能力制御巾が大きいスクロール圧縮機が得られる。
また、軟質基材として樹脂を用いると、射出成形などによる小型化ができるようになり、低圧な空気圧縮などに適したスクロール圧縮機が得られる。
また、この製造方法によって、摺動表面のみの加工が可能となり、摺動部材全体を加工する必要がないので、短時間かつ低コストで摺動部材の加工ができるものである。
(実施の形態2)
図3、図4は本発明の第2の実施の形態によるスライディングベーン型ロータリ圧縮機の断面図である。
図に示すように、スライディングベーン型ロータリ圧縮機21は、シリンダ22と、ロータ23と、ベーン24と、前部側板25と、後部側板26と、駆動軸27とで構成されている。シリンダ22は内周面を摺接面とした筒状に形成されている。このシリンダ22は前部側板25と後部側板26との間にボルトで固定されている。駆動軸27は前部側板25の軸受28と後部側板26の軸受29によって支持されている。この駆動軸27には円柱状のロータ23が軸着されている。ロータ23にはベーン溝30が形成され、ベーン溝30にはベーン24が摺動自在に収納されている。背圧室31の圧力によってベーン24はベーン溝30から突出する方向に付勢されている。
そして、ベーン24の先端はシリンダ22の内周面に摺接しながらロータ23とともに回転し、隣り合うベーン24の間に吸入室32と圧縮室33とが形成される。吸入室32は、シリンダ22に設けられた吸入口34に連通し、上記圧縮室33はシリンダ22に設けられた吐出切欠き36を介して吐出口35に連通している。吐出口35はリアケース37に通じ、高圧となっているリアケース37内の下部には潤滑油38が貯留されている。なお、36aは吐出切欠き36の開始位置であり、39は上死点の位置であり、シリンダ22とロータ23の隙間が最も小さく設定されている。
シリンダ22は、軟質基材であるAlに硬質粒子で平均粒子径が30μm〜50μmと比較的大きな初晶Siと平均粒子径が3〜5μmの微細な共晶Siが分散しているAl−Si合金より構成されている。シリンダ22の内周面の少なくとも吐出切欠36の開始位置36aと上死点位置39の範囲は、少なくとも表層部に平均粒子径が0.1μm〜10μmのSiCやアルミナなどの砥粒を分散させた平均粒子径が0.1mm〜1.0mmのゴムよりなる研摩材が投射されて表面が加工されている。すなわち、Al地は、その山が除去されて平滑化されているが、その表面には浅く細かい凹部が多数形成されている。また、Siはそれを覆うAlが除去されてAl地より1μm以下、好ましくは0.5μm以下の凸とし、面積率で4.7%以上露出されている。なお、ベーン24の先端にはNi−P系メッキ層が形成されている。
以下に本実施の形態による圧縮機の動作について説明する。
エンジン(図示せず)からベルトを介してスライディングベーン型ロータリ圧縮機21の駆動軸27に動力が伝達されロータ23が回転する。この回転による遠心力と背圧室31の圧力によってベーン24はベーン溝30から突出し、ベーン24の先端はシリンダ22の内周面に摺接しながらロータ23とともに回転する。ロータ23の回転に伴って、冷媒は吸入口34から吸入室32に吸入され、その後圧縮室13で圧縮されて吐出口15そしてリアケース16を経て外部に吐出される。潤滑油38は、その一部がシリンダ22に供給され、前部側板25、後部側板26とロータ23との隙間やシリンダ22内周面の潤滑が行われる。
さて、高負荷運転時においては、ベーン24が吐出切欠き36の開始位置36aを通過すると吐出ポート35と吐出切欠き36が形成するデッドボリュームの再膨張によってベーン24の先端に作用する圧力が急激に下がり、ベーン24をシリンダ22の内周面に押付ける力が急増する。しかし、適度に露出された非凝着性の高いSiがベーン24の先端を支えることによって、また適度に設けられたAl地の段差によって潤滑油の楔効果も得られて、摺動ロスが小さく、耐焼付き性が高い、そして軽量なスライディングベーン型ロータリ圧縮機が得られる。
また、シリンダ22を鋳鉄とし、ベーン24を初晶Siをガスアトマイズによって平均粒子径が3μm〜5μmと微細にしたAl−Si合金で構成し、少なくとも表層部に平均粒子径が0.1μm〜10μmのSiCやアルミナなどの砥粒を分散させた平均粒子径0.1mm〜1.0mmのゴムよりなる研摩材をベーン24の摺動表面投射して加工することによって、Al地は、その山が除去されて平滑になり、その表面には浅く細かい凹部が多数形成され、Siはそれを覆うAlが除去されてAl地より1μm以下、好ましくは0.5μm以下の凸となり、面積率で4.7%以上露出される。その結果、ベーン24の摺動表面において潤滑油の楔効果が発揮され、また露出されたSiによって非凝着性が高くなってベーン24の耐久性は向上し、長寿命のスライディングベーン型ロータリ圧縮機が得られる。
以上のように、本発明にかかる圧縮機の摺動部材は、内部漏れや摺動によるロスが少なく、耐久性の高い圧縮機の摺動部材が得られるので、業務用、および非業務用を問わず各種用途での冷凍空調や給湯等の圧縮機や各種流体機械にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の要部断面図 同スクロール圧縮機の旋回スクロールの断面図 本発明の実施の形態2におけるスライディングベーン型ロータリ圧縮機の縦断面図 本発明の実施の形態2におけるスライディングベーン型ロータリ圧縮機の圧縮機構部の断面図 従来の旋回スクロールを示す部分断面図 従来の旋回スクロールの外観を示す斜視図
9 固定スクロール
10 旋回スクロール
10a 鏡板
21 スライディングベーン型ロータリ圧縮機
22 シリンダ
24 ベーン

Claims (9)

  1. ゴムよりなる弾性体で構成して少なくとも表層部に砥粒を分散させた研摩材を、軟質基材に硬質粒子を分散させた材料で構成する摺動部材の少なくとも摺動表面に投射し、摺動部材の表層部を形成する塑性変形層を加工し、硬質粒子を露出させるとともに軟質基材に浅く細かい凹部を多数形成させた圧縮機の摺動部材であって、前記硬質粒子の露出高さを1μm以下とし、硬質粒子の露出量を面積率で4.7%以上とした圧縮機の摺動部材。
  2. 軟質基材を固体潤滑材で被覆したことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機の摺動部材。
  3. 軟質基材をAlとし、硬質粒子をSiとしたことを特徴とする請求項1または2記載の圧縮機の摺動部材。
  4. 軟質基材をFe系材料とし、硬質粒子を炭化物としたことを特徴とする請求項1または2記載の圧縮機の摺動部材。
  5. 軟質基材をMg合金としたことを特徴とする請求項1または2記載の圧縮機の摺動部材。
  6. 軟質基材を樹脂としたことを特徴とする請求項1または2記載の圧縮機の摺動部材。
  7. 圧縮機をスクロール圧縮機とし、摺動部材を旋回スクロールとした請求項1からのうちいずれか一項に記載の圧縮機の摺動部材。
  8. 圧縮機をスライディングベーン型ロータリ圧縮機とし、摺動部材をシリンダとし、シリンダの内周面の少なくとも吐出切欠きの開始位置から上死点までの範囲に研摩材を投射した請求項1からのうちいずれか一項に記載の圧縮機の摺動部材。
  9. 圧縮機をスライディングベーン型ロータリ圧縮機とし、摺動部材をベーンとした請求項1からのうちいずれか一項に記載の圧縮機の摺動部材。
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