JP2001342979A - スクロール型圧縮機およびそのスクロール部材の製造方法 - Google Patents

スクロール型圧縮機およびそのスクロール部材の製造方法

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雅文 中島
Hiroyasu Kato
裕康 加藤
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Takashi Sumi
貴史 角
Toshinobu Takasaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクロール部材間の隙間部からの洩れを防止
し、性能向上できるスクロール型圧縮機およびそのスク
ロール部材の製造方法を提供する。 【解決手段】 固定スクロール部材120および可動ス
クロール部材140を備え、前記両スクロール部材12
0、140によって形成される作動室VCに吸入される
流体を圧縮し、吐出するスクロール型圧縮機において、
前記作動室VCの隙間部160は、両スクロール部材1
20、140の少なくとも一方の表面に形成され、他方
のスクロール部材120、140よりも硬度の低い表面
処理材170で埋められるようにする。また、前記両ス
クロール部材120、140の少なくとも一方の表面
に、隙間部160の最大距離以上の厚さに表面処理材1
70を被覆し、両スクロール部材120、140を作動
させ、表面処理材170を所定の膜厚まで摺動摩耗させ
る製造方法とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用冷凍
サイクルに用いて好適なスクロール型圧縮機およびその
スクロール部材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクロール型圧縮機のスクロール部材に
おいては、流体を洩れなく、効率よく圧縮するために、
非常に高い寸法精度が要求される。このスクロール部材
の寸法精度を容易に確保するために、従来技術として特
開平9ー88851号公報が開示されている。即ち、図
4に示すように、一組のスクロール部材120、140
の少なくとも一方の表面に、フッ素系樹脂皮膜174を
形成し、通常の使用状態で一組のスクロール部材12
0、140を摺動させ、フッ素系樹脂皮膜174を所定
の膜厚まで摺動摩耗させるものである。
【0003】これにより、スクロール部材120、14
0の精密な寸法精度が、煩雑な機械研削加工を必要とせ
ず、簡便にフッ素皮膜174の膜厚で調整できるように
なり、製造効率や製造コストの改善をはかるようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、スクロール部材120、140の機械加工において
は、加工の逃がしや、刃具の形状に制約があるため、組
み合わせたスクロール部材120、140間どうしに生
ずる隙間部、特にそれらの隅部に生ずる隙間部をなくす
ことはできない。この点、上記公報記載の発明は、スク
ロール部材120、140の主表面の寸法精度の調整容
易化に関する技術であり、上記のような隙間部を埋める
という技術思想はなく、また隙間部を埋めることを考慮
してフッ素系樹脂皮膜174の膜厚を設定するという考
え方もない。そのため、上記表面処理皮膜174の摩耗
処理では、隙間部の埋め合わせはできないため、そこか
らの流体洩れは防止できず、圧縮機としての性能が低下
する。特に、CO2ガス冷媒を用いた冷凍サイクルのよ
うに、吸入側と吐出側との圧力差が非常に大きく、吐出
容積の小さい超臨界冷凍サイクルで作動させるような場
合は、フロン系の低圧冷媒による冷凍サイクルではほと
んど影響のなかった隙間部からの流体洩れによる性能低
下が無視できない。
【0005】本発明の目的は、上記問題に鑑み、冷媒を
高圧にして用いる場合にも、スクロール部材間の隙間部
からの洩れを防止し、性能向上できるスクロール型圧縮
機およびそのスクロール部材の製造方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の技術的手段を採用する。
【0007】請求項1に記載の発明では、固定スクロー
ル部材(120)および可動スクロール部材(140)
を備え、前記両スクロール部材(120、140)によ
って形成される作動室(VC)に吸入される流体を圧縮
し、吐出するスクロール型圧縮機において、前記作動室
(VC)の隙間部(160)は、前記両スクロール部材
(120、140)の少なくとも一方の表面に形成さ
れ、他方のスクロール部材(120、140)よりも硬
度の低い表面処理材(170)で埋められていることを
特徴としている。
【0008】これにより、機械加工では回避できない前
記スクロール部材(120、140)間、即ち、作動室
(VC)に生ずる隙間部(160)を表面処理材(17
0)で埋めるので、流体の洩れが防止でき圧縮機の性能
向上(圧縮効率向上)ができる。特に流体を高圧にして
用いる場合には、隙間部(160)による性能への影響
が大きいため、より効果的に性能向上できる。
【0009】請求項2および請求項3に記載の発明で
は、前記両スクロール部材(120、140)は、鉄鋼
材、あるいは非鉄金属材であり、前記表面処理材(17
0)は、樹脂材(171)、あるいは樹脂および金属の
複合材(172)であることを特徴としている。
【0010】具体的には、前記樹脂材(171)はテフ
ロン樹脂であり、前記樹脂および金属の複合材(17
2)は、テフロン(登録商標)樹脂にニッケル−リン合
金を加えた複合材、あるいはポリアミドイミドに二硫化
モリブデンを加えた複合材であることを特徴としてい
る。
【0011】これにより、安価で容易に隙間部(16
0)を埋めることができ、流体の洩れを防止できる。
【0012】請求項4および請求項5に記載の発明で
は、前記両スクロール部材(120、140)は、鉄鋼
材、あるいは非鉄金属材であり、前記表面処理材(17
0)は、メッキ材(173)であることを特徴としてい
る。
【0013】具体的には、前記メッキ材(173)は、
錫、あるいはニッケル−リン合金であることを特徴とし
ている。
【0014】これにより、前記メッキ材(173)は、
前記スクロール部材(120、140)と金属結合する
ので剥がれ落ちるようなことがなく耐久性に優れ、更に
効果的に隙間部(160)からの洩れを防止できる。
【0015】請求項6に記載の発明では、請求項1〜5
のいずれかに記載のスクロール型圧縮機であって、超臨
界冷凍サイクルに適用したことを特徴としている。
【0016】これにより、吸入側と吐出側との圧力差が
非常に大きく、吐出容積の小さい超臨界冷凍サイクルに
おいては、流体の洩れによる圧縮機としての性能低下が
非常に大きくなるため、流体の洩れ防止により効果的に
性能向上できる。
【0017】請求項7に記載の発明では、請求項1に記
載のスクロール型圧縮機のスクロール部材の製造方法で
あって、前記両スクロール部材(120、140)の少
なくとも一方の渦巻き壁の表面に、前記両スクロール部
材(120、140)間に生ずる前記隙間部(160)
の最大距離以上の厚さに前記表面処理材(170)を被
覆し、前記両スクロール部材(120、140)を渦巻
き壁同士が噛み合う状態で圧接させて偏心公転運動さ
せ、前記表面処理材(170)を所定の膜厚まで摺動摩
耗させることを特徴としている。
【0018】これにより、前記スクロール部材(12
0、140)表面に施された表面処理材(170)は、
前記両スクロール部材(120、140)の摺動後、前
記隙間部(160)においては摺動摩耗せずに前記隙間
部(160)を埋めるように残るので、流体の洩れを防
止するスクロール部材の製造方法とすることができる。
【0019】尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述す
る実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本実施形
態に係るスクロール型圧縮機(以下、圧縮機と略す。)
100の軸方向断面図であり、まず全体構成について説
明する。図1中、110はフロントハウジングであり、
120はフロントハウジングに固定された固定スクロー
ル部材であり、130は固定スクロール部材120に固
定されたリアハウジングである。
【0021】固定スクロール部材120は、周知のごと
く、略円板状の固定基板121、および固定基板121
からフロントハウジング110側に向けて突出した渦巻
き状の固定スクロール122を有して構成されており、
固定スクロール部材120とフロントハウジング110
との間に形成される空間には、固定スクロール120に
対して旋回(公転)する可動スクロール部材140が配
設されている。
【0022】なお、可動スクロール部材140も、固定
スクロール部材120と同様に、略円板状の可動基板1
41、および可動基板141から固定基板121側に向
けて突出した渦巻き状の可動スクロール142を有して
構成されており、両スクロール122、142により冷
媒(流体)を吸入圧縮する作動室VCが形成されてい
る。
【0023】また、固定基板121の略中央には圧縮さ
れた冷媒を吐出する吐出ポート123が形成されてお
り、この吐出ポート123のリアハウジング130側に
は吐出室131が形成されている。なお、132は冷媒
が吐出室131側から作動室VC側に逆流することを防
止するリード弁状の吐出弁であり、133は吐出弁13
2の最大開度を規制するストッパであり、134は冷媒
を圧縮機100外(凝縮器側等)に吐出する吐出口であ
る。
【0024】150は車両走行用エンジン等の外部駆動
源(図示せず)から駆動力を得て可動スクロール部材1
40を旋回駆動するシャフトであり、このシャフト15
0は転がり軸受け151を介してフロントハウジング1
10内に回転可能に支持されている。また、シャフト1
50のうち可動スクロール140側には、シャフト15
0の軸芯に対して所定量だけ偏心したキー部(偏心部)
152が形成されており、このキー部152には、キー
部152の2面幅152aに摺動可能に接触するブッシ
ュ153が嵌め込まれている。そして、ブッシュ153
は、ニードル軸受け154を介して可動スクロール部材
140(可動基板141)のボス部143に回転可能に
連結されている。
【0025】なお、フロントハウジング110と可動基
板141との間には図示しない自転防止機構が設けられ
ており、シャフト150が回転すると、可動スクロール
部材140は自転せずに公転するようにしている。
【0026】因みに、ブッシュ153には、可動スクロ
ール140の公転に伴う遠心力(振動)を相殺するバラ
ンサ155が圧入されており、以下、バランサ155が
配設された空間をバランサ室156と呼ぶ。
【0027】また、固定スクロール部材120の径外方
側には、作動室VCに吸入される冷媒が導かれる吸入路
125が形成され、シャフト150とフロントハウジン
グ110との間には、バランサ室156などから漏れ出
た冷媒や潤滑油などが圧縮機100外に流出することを
防止するシャフトシール157が、シャフト150に摺
動可能に配設されている。
【0028】上記圧縮機100の全体構成より、吸入路
125から作動室VCに流入した冷媒は、外部駆動によ
るシャフト150の回転により可動スクロール140が
公転することにより、順次中央側の作動室VCに移動し
ながら圧縮され、所定の圧力になると吐出弁132を開
放し、吐出ポート123、吐出室131を通り、吐出口
134から流出される。
【0029】次に、本発明の要部となる両スクロール部
材120、140の詳細構成について説明する。
【0030】両スクロール部材120、140は非鉄金
属材としてのアルミニュウム合金材から成り、ダイキャ
スト加工により、両基板121、141および両スクロ
ール122、142が一体で成形され、その後、フライ
ス加工等の機械加工により各部位の精度出しがなされ
る。しかしながら図2(a)に示すように機械加工にお
いては、加工の逃がしや、刃具の形状に制約があるた
め、例えば、組み合わせた両スクロール122、142
の歯底、歯先間には隙間部160が生ずることになる。
この隙間部160を構成する両スクロール122、14
2間の最大距離Aは、加工工具や加工方法によってばら
つくものの、5〜15μm程度生ずる。
【0031】ここで、図2(b)に示すように上記機械
加工の後に、固定スクロール120の可動スクロール1
40側の表面に、隙間部160の最大距離Aを考慮し、
その最大距離A以上の膜厚(15〜25μmが好まし
く、本実施形態では、約20μm)の錫メッキ173を
施し、圧縮機100を構成している。そして、初期作動
として、通常の回転速度領域(3500〜5000rp
m)で作動させる。(30分〜1時間)これにより、錫
メッキ173は、可動スクロール部材120よりも硬度
が低い材質にしているため、図2(c)に示すように、
初期作動により両スクロール部材120、140間どう
しの摺動部では摩耗し、互いに摺動しない部分では残
る。尚、摺動部で摩耗した摩耗粉は隙間部160へ押し
出され隙間部160を塞ぐように凝着、押圧される部分
もある。よって、機械加工では回避できない両スクロー
ル部材120、140間、即ち、作動室VCに生ずる隙
間部160は、摺動せずに残った錫メッキ173により
確実に埋められるので、冷媒の洩れが防止でき圧縮機の
性能向上(圧縮効率向上)ができる。また、メッキによ
る金属結合により剥がれ落ちるようなことがなく耐久性
に優れる。
【0032】尚、上記両スクロール部材120、140
の材質は非鉄金属材としてのアルミニュウム合金材に変
えて、鉄鋼材(スクロールの成形をするのには鋳鉄が好
ましい。)を用いてもよく、メッキ材としては、上記と
同様の効果の得られるニッケル−リン合金材としてもよ
い。
【0033】またメッキ(173)部位は、両スクロー
ル部材120、140の機械加工の精度に応じて、例え
ば図3(a)に示すように固定スクロール部材120の
固定基板121の表面や固定スクロール122の歯先に
部分的に施してもよい。図3(b)に示すように、両ス
クロール122、142のそれぞれの歯先に施してもよ
い。更に、可動スクロール部材140の固定スクロール
部材120側の表面にメッキを施すようにしてもよい。
【0034】(その他の実施形態)その他の実施形態と
して、上記第1実施形態で説明したメッキ材に変えて、
コストが安く、容易に表面処理できる樹脂材としてもよ
く、具体的な材質として、テフロン材、テフロン+ニッ
ケル−リンの複合材、ポリアミドイミド+二硫化モリブ
デンの複合材が提示できる。
【0035】また、吸入側と吐出側との圧力差が非常に
大きく、吐出容積の小さい超臨界冷凍サイクルにおいて
は、流体の洩れによる圧縮機としての性能低下が大きい
ため、この圧縮機100を適用すれば、流体の洩れ防止
により効果的に性能向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクロール型圧縮機の全体構成を示す
軸方向断面図である。
【図2】スクロール部材間の(a)は表面処理前の状
態、(b)は表面処理後の状態、(c)は作動後の状態
を示す拡大図である。
【図3】その他の表面処理の部位を示す、(a)は変形
例1、(b)は変形例2のスクロール部材の拡大図であ
る。
【図4】従来技術のスクロール部材を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
120 固定スクロール部材 121 固定基板 122 固定スクロール 140 可動スクロール部材 141 可動基板 142 可動スクロール 160 隙間部 170 表面処理材 173 メッキ VC 作動室
フロントページの続き (72)発明者 酒井 猛 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 角 貴史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 高崎 俊伸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H029 AA02 AA16 AB03 BB16 BB31 CC05 CC19 CC38 CC39 3H039 AA02 AA12 BB07 BB15 CC02 CC03 CC05 CC35 CC36

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定スクロール部材(120)および可
    動スクロール部材(140)を備え、前記両スクロール
    部材(120、140)によって形成される作動室(V
    C)に吸入される流体を圧縮し、吐出するスクロール型
    圧縮機において、 前記作動室(VC)の隙間部(160)は、前記両スク
    ロール部材(120、140)の少なくとも一方の表面
    に形成され、他方のスクロール部材(120、140)
    よりも硬度の低い表面処理材(170)で埋められてい
    ることを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記両スクロール部材(120、14
    0)は、鉄鋼材、あるいは非鉄金属材であり、前記表面
    処理材(170)は、樹脂材(171)、あるいは樹脂
    および金属の複合材(172)であることを特徴とする
    請求項1に記載のスクロール型圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記樹脂材(171)はテフロン樹脂で
    あり、前記樹脂および金属の複合材(172)は、テフ
    ロン樹脂にニッケル−リン合金を加えた複合材、あるい
    はポリアミドイミドに二硫化モリブデンを加えた複合材
    であることを特徴とする請求項2に記載のスクロール型
    圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記両スクロール部材(120、14
    0)は、鉄鋼材、あるいは非鉄金属材であり、前記表面
    処理材(170)は、メッキ材(173)であることを
    特徴とする請求項1に記載のスクロール型圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記メッキ材(173)は、錫、あるい
    はニッケル−リン合金であることを特徴とする請求項4
    に記載のスクロール圧縮機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のスクロ
    ール型圧縮機であって、超臨界冷凍サイクルに適用した
    ことを特徴とするスクロール型圧縮機。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のスクロール型圧縮機の
    スクロール部材の製造方法であって、前記両スクロール
    部材(120、140)の少なくとも一方の渦巻き壁の
    表面に、前記両スクロール部材(120、140)間に
    生ずる前記隙間部(160)の最大距離以上の厚さに前
    記表面処理材(170)を被覆し、前記両スクロール部
    材(120、140)を渦巻き壁同士が噛み合う状態で
    圧接させて偏心公転運動させ、前記表面処理材(17
    0)を所定の膜厚まで摺動摩耗させることを特徴とする
    スクロール型圧縮機のスクロール部材の製造方法。
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Cited By (7)

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