JP4652149B2 - カメラモジュール - Google Patents

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本発明は、カメラモジュールの製造方法及びカメラモジュールに関する。
レンズ群と撮像素子とを備えたカメラモジュールが知られている(例えば特許文献1)。このようなカメラモジュールでは、組み立ての際にレンズ群と撮像素子との光軸方向の位置を適切な位置に調整する必要がある。
図6は、従来のカメラモジュールを示す断面図である。従来のカメラモジュール101では、レンズ群102を保持するレンズ鏡筒103と、撮像素子104が設けられた基板105を保持するケース106とを備えている。カメラモジュール101のレンズ群102と撮像素子104との光軸方向の位置調整においては、ケース106に設けられた支持部材106aに対して、基板105がレンズ群102とは反対側(紙面右側)から突き当てられて光軸方向において位置決めされた状態で、撮像素子104により撮像される画像を参照しつつ、レンズ鏡筒103をケース106に対して光軸方向に移動させて微調整する。
特開2003−46875号公報
近年、車載カメラや携帯電話機用のカメラなど、カメラモジュールの小型化が望まれている。しかし、例えば、小型化のためにレンズ鏡筒とケースとを一体化すると、レンズ群をケースに対して移動させることができなくなり、レンズ群と撮像素子との光軸方向の相対位置を調整することができない。
本発明の目的は、レンズをケースに固定した状態でレンズと撮像素子との相対位置を調整可能なカメラモジュールの製造方法及びカメラモジュールを提供することにある。
本発明のカメラモジュールの製造方法は、レンズの光軸方向に延びる支持部材がケースに設けられ、撮像素子を保持する基板が前記支持部材の側面に対して固定されたカメラモジュールの製造方法であって、前記レンズを前記ケースに固定するレンズ固定工程と、前記レンズが固定された前記ケースに、前記撮像素子が設けられた前記基板を固定する基板固定工程と、を備え、前記基板固定工程では、前記レンズからの光が前記撮像素子に結像されて撮像される画像の画質を参照しつつ、前記基板の前記光軸方向の位置決めをし、前記基板を前記支持部材の側面に対して固定する。
本発明のカメラモジュールは、レンズと、前記レンズからの光が結像する撮像素子と、前記撮像素子を保持する基板と、前記レンズ及び前記基板を保持するケースと、を備え、前記ケースには、前記レンズの光軸方向に延びる支持部材が設けられ、前記基板は、前記支持部材の側面に対して固定されることにより前記ケースに保持されている。
好適には、前記支持部材の前記基板が固定される側面は、前記基板の前記光軸方向の位置を調整しつつ固定できるように、前記光軸に平行に延びる平面又は曲面により形成されている。
好適には、前記基板には、前記支持部材が挿通される貫通孔が開口する。
好適には、前記貫通孔は、前記基板の縁部を切り欠いた切り欠き部である。
好適には、前記基板は、前記支持部材に対して半田により固定されている。
好適には、前記支持部材は、断面形状がC字である。
好適には、前記ケースは、前記基板の前記レンズ側を覆う前面部と、前記レンズに当接して前記レンズを保持するレンズ保持部とを含んで一体的に形成された前面側ケース部材を備え、前記支持部材は、前記前面側ケース部材に設けられている。
好適には、前記レンズ保持部は、前記前面部から前記ケースの外側及び内側の少なくともいずれか一方へ突出した突出部を含んで形成され、当該突出部に前記レンズを保持している。
好適には、前記基板をシールドするシールド体を更に備え、前記支持部材は導電性を有し、前記基板のグランドと前記シールド体とは前記支持部材により電気的に接続されている。
本発明によれば、レンズをケースに固定した状態でレンズと撮像素子との相対位置を調整できる。
図1は、本発明の実施形態のカメラモジュール1を示す断面図である。カメラモジュール1は、例えば、道路上の白線の撮像あるいは車両の死角を撮像するための車載用のカメラとして構成されており、自動車の走行の制御を行う不図示のECU(エンジン・コントロール・ユニット)により動作が制御される。カメラモジュール1から出力された電気信号は、ECUによって画像信号に変換され、例えば不図示のディスプレイに表示される。
カメラモジュール1は、レンズ群2と、レンズ群2からの光が結像する撮像素子3と、撮像素子3を保持するメイン基板4と、レンズ群2及びメイン基板4を保持するケース5とを備えている。
レンズ群2は、例えば、被写体側(紙面左側)から第1レンズ7、第2レンズ8、第3レンズ9が積層的に配置されて構成されている。各レンズ7〜9は例えばガラスやプラスチックにより構成されている。第1レンズ7は、ケース5のレンズ保持部5aの被写体側の面に当接し、リテーナ11により被写体側から抑止されている。リテーナ11はレンズ保持部5aの側面に例えば接着剤や半田により固定されている。第2レンズ8及び第3レンズ9は、レンズ保持部5aに開口する開口部5bに圧入され、例えば接着剤や半田により固定されている。第2レンズ8及び第3レンズ9は、例えば開口部5bの壁面から突出する不図示の位置決め部に当接して光軸方向の位置が固定されている。なお、レンズ群2の適宜な位置にマスクや絞りを設けてもよいし、第1レンズ7の外周を第2レンズ8等のようにレンズ保持部5aにより固定するようにしてもよい。
撮像素子3は、例えばCCDやCMOSにより構成されている。撮像素子3は、サブ基板13に収納されている。サブ基板13は、例えばアルミナを主成分としたセラミック配線基板により構成され、被写体側に形成された不図示のキャビティに撮像素子3を収納する。当該キャビティはガラスリッド4により封止されている。サブ基板13からは複数の端子13aが延出し、半田等によりメイン基板4に対して固定されている。端子13aにより撮像素子3とメイン基板4とは電気的に接続され、サブ基板13はメイン基板4に支持されている。
メイン基板4は、例えば、ガラスクロスにエポキシ樹脂を含浸させたり、エポキシ樹脂にガラスフィラーを添加して形成されたプリント配線基板により構成されている。なお、ガラスクロスやガラスフィラーの添加量は、サブ基板13の熱膨張率とメイン基板4の熱膨張率とが同等になるように設定されることが好ましい。メイン基板4の撮像素子3と反対側の面には、撮像素子3からの電気信号を処理するIC16や、メイン基板4と不図示のECUとを接続するケーブル18を接続するためのコネクタ17等が設けられている。
ケース5は、被写体側に配置される前面側ケース部材21と、その背面側に配置される背面側ケース部材22とを備え、前面側ケース部材21及び背面側ケース部材22により規定される収容空間に撮像素子3やメイン基板4を収容している。前面側ケース部材21及び背面側ケース部材22は、例えばポリカーボネイト(PC)やポリフタルアミド(PPA)等の樹脂により構成されて軽量化が図られている。
前面側ケース部材21は、撮像素子3やメイン基板4の被写体側を覆う前面部21aと、前面部21aに連続し、撮像素子3やメイン基板4の周囲を囲む側面部21bとを備えている。前面部21aは、全体として概ね錐体状に形成されており、中央側には上述のレンズ保持部5aが設けられている。レンズ保持部5a、前面部21a、側面部21bは射出成形等により一体成形されている。
前面側ケース部材21の前面部21aの内側には、光軸方向に突出するボス21cが設けられている。ボス21cには、メイン基板4を保持するための支持部材24が固定されるとともに、撮像素子3やメイン基板4等をシールドするためのシールドケース25が固定されている。支持部材24及びシールドケース25は例えば金属等の導電性物質により形成され、ボス21c内において互いに電気的に接続されている。支持部材24及びシールドケース25は、例えば、互いに接続された状態で前面側ケース部材21を形成するキャビティ内に配置され、当該キャビティ内に溶融した樹脂が流し込まれて前面側ケース部材21が形成されることにより、前面側ケース部材21に対して固定されている。
なお、シールドケース25は、例えば、全体としてケース5よりも若干小さい箱状に形成されており、ケース5の内周面に沿って配置され、撮像素子3やメイン基板4を囲む側面部と、前面側ケース部材21の前面部21aの内周面に沿って配置され、メイン基板4の被写体側を覆う前面部とを有している。
背面側ケース部材22は、前面側ケース部材21の側面部21bに連続する側面部22aと、メイン基板4の背面側(撮像素子4とは反対側)を覆う背面部22bとを備えている。前面側ケース部材21の側面部21bと背面側ケース部材22の側面部22aとは、例えば接着剤や半田により互いに固定されている。背面部22bには、ケーブル18を挿通するための開口部が開口する。
なお、ケーブル18は、例えばケース5内においてコネクタ17から延びる複数のケーブル27と、コネクタ28を介して複数のケーブル27に接続され、ケース5から延出するケーブル29とを備え、コネクタ28が背面部22bの開口部に対して接着剤等により固定されることにより、背面側ケース部材22に対して固定されている。
図2は、前面側ケース部材21と、メイン基板4との取付構造を示す概略図であり、カメラモジュール1の背面側(図1の紙面右側)から見た斜視図である。支持部材24は、例えば、矩形状のメイン基板4の四隅に対応して4つ設けられている。支持部材24は、概ね軸状に形成されており、光軸LLに平行に延びている(図1も参照)。
一方、メイン基板4には、支持部材24が挿通される貫通孔4aが開口している。貫通孔4aは、メイン基板4の縁部を切り欠いた切り欠き部でもあり、図2では、紙面上方の貫通孔4aの切り欠かれた方向と、紙面下方の貫通孔4aの切り欠かれた方向とが互いに直交する方向に設定された場合を例示している。
図3は、支持部材24を貫通孔4aに挿通した状態で示す支持部材24の断面図である。支持部材24の断面形状はC字に形成されている。また、支持部材24の外径及び貫通孔4aの内径は、支持部材24と貫通孔4aとの間に隙間が生じるように設定されている。支持部材24等の寸法は、例えば、貫通孔4aの内径D1が1.5mm、支持部材24の外径D2が1.0mm、支持部材24の厚さt1が0.15mmである。
メイン基板4は、例えば半田により支持部材24の側面(長手方向に対する側面、光軸LLに平行な面)に対して固定されている。また、半田により固定されていることから、メイン基板4のグランド層は支持部材24を介してシールドケース25と電気的に接続されている。なお、半田による固定をより堅固にするために、予めメイン基板4の貫通孔4aの内周面に金属を主成分とした薄膜を形成してメタライズを施しておくことが好ましい。
以上のカメラモジュール1の組み立て方法について説明する。
まず、前面側ケース部材21に対してレンズ群2を取り付けるとともに、リテーナ11により固定する(レンズ固定工程)。これにより、レンズ群2は、前面側ケース部材21に対して光軸方向、光軸周り及び光軸に直交する方向のいずれの方向においても移動不可能となる。
次に、撮像素子3やサブ基板13が取り付けられたメイン基板4を前面側ケース部材21に対して固定する(基板固定工程)。具体的には、まず、メイン基板4の貫通孔4aに支持部材24を挿通してメイン基板4の位置決めを行う。この際、ケーブル18は不図示の検査装置に接続されており、撮像素子3により撮像された画像は検査装置により参照されて評価される。例えば、レンズ群2から所定距離だけ離れた試験用被写体にカメラモジュール1のピントが合っているか否か評価される。なお、撮像素子3により撮像された画像をモニタに表示し、作業者が画像を視認することにより画質を評価してもよい。そして、当該評価に基づいてメイン基板4の位置決めが行われる。位置決めに際しては、メイン基板4のレンズ群2に対する光軸方向の位置、光軸に対する傾き、光軸に直交する方向の位置が調整される。その後、メイン基板4は支持部材24に対して半田により固定される。
なお、以上の組み立てにおいては、一部又は全部を自動化してもよいし、作業者が手作業により行ってもよい。
以上の実施形態によれば、レンズ群2の光軸方向に延びる支持部材24がケース5に設けられ、メイン基板4が支持部材24の側面に対して固定されることから、メイン基板4を支持部材24に沿って移動させて適宜な位置においてメイン基板4を固定することができる。すなわち、撮像素子3の光軸方向の位置を調整することにより、レンズ群2と撮像素子3との距離を適切に設定することができる。従って、例えば、レンズを保持するレンズ保持部5aと、前面側ケース部材の前面部21aとを一体形成して小型化を図ることができる。
メイン基板4には、支持部材24が挿通される貫通孔4aが開口することから、支持部材24に対するメイン基板4の取付が容易になるとともに、半田や接着剤等の液化した状態から固化する固定手段により固定した場合には、貫通孔4aを設けない場合に比較して堅固にメイン基板4と支持部材24を固定することができる。具体的には図4(a)に示すとおりである。図4(a)は、貫通孔4aに支持部材24を挿通して半田付けした場合における、貫通孔4a及び支持部材24の拡大図である。この図に示すように、貫通孔4aに支持部材24を挿通して固定した場合には、半田35が、支持部材24の周囲に満遍なく広がるとともに支持部材24の長手方向に沿ってメイン基板4の両面側へ広がった状態で、メイン基板4を支持部材24に対して固定できる。
貫通孔4aは、メイン基板4の縁部を切り欠いた切り欠き部でもあることから、図4(b)に示すように、支持部材24やメイン基板4の熱膨張による支持部材24からメイン基板4への応力がメイン基板4の縁部側の変形により吸収され、メイン基板4の破損が防止される。
支持部材24は、断面形状がC字であることから、図4(b)に示すように、支持部材24やメイン基板4の熱膨張によるメイン基板4から支持部材24への応力が、支持部材24の切り欠き部を近接又は離間させる変形により吸収され、メイン基板4の破損が防止される。
メイン基板24のグランド層とシールドケース25とは支持部材24により電気的に接続されていることから、メイン基板24とシールドケース25とを接続するための部材を設ける必要がなく、より小型化が図られる。
図5(a)及び図5(b)は、本発明の他の実施形態の一部を示す図である。なお、上述の実施形態と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
図5(a)のカメラモジュールは、レンズ群2のうち、第2レンズ8及び第2レンズ9を保持するレンズ保持部51aが前面側ケース部材51の前面部51bから被写体側(紙面上方側)に突出するように形成されている。換言すれば、前面部51bの点線で示す領域SP1をカットした形状となっている。このため、前面側ケース部材51の熱膨張による応力が直接伝わるのは、前面部51bと連続するレンズ保持部51aのケース側(紙面下方側)のみであり、レンズ保持部51aの先端側(紙面上方側)の突出部51cにおいては前面側ケース部材51からの応力が伝わりにくい。従って、レンズ保持部とケースとを一体形成して小型化しても、ケースからの熱膨張による応力からレンズを保護できる。なお、図5(a)では、第2レンズ8のみが突出部51cに保持されている状態を例示しているが、第3レンズ9も突出部51cに保持されるようにしてもよい。
図5(b)のカメラモジュールは、レンズ群2のうち、第2レンズ8及び第2レンズ9を保持するレンズ保持部61aが前面側ケース部材61の前面部61bからケース内部側(紙面下方側)に突出するように形成されている。換言すれば、前面部61bの点線で示す領域SP2をカットした形状となっている。このため、図5(a)と同様に、レンズ群2のケース内側の突出部61cにおいては、前面側ケース部材51の熱膨張による応力が伝わりにくく、ケースからの熱膨張による応力からレンズを保護できる。なお、図5(b)では、第3レンズ9のみが突出部61cに保持されている状態を例示しているが、第2レンズ8も突出部61cに保持されるようにしてもよい。
なお、第1レンズ7は、例えば前面部51b又は61bの被写体側の面に当接させてリテーナにより固定すればよい。本実施形態では、第1レンズ7は第2レンズ8や第3レンズ9のように外周側をケースに囲まれているわけではないので、ケースの熱膨張による影響は少ない。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
カメラモジュールは車載用のものに限定されず、例えば携帯電話機用のものであってもよい。レンズ群には撮像素子に光像を結像するレンズが1枚でも含まれていればよい。ケースは、レンズと撮像素子が設けられた基板を保持するものであればよい。従って、筐体状のものに限定されず、また、筐体状の場合には、前面側ケース部材及び背面側ケース部材により構成されるものに限定されず、例えば、図6に示したように箱体及び蓋体により構成されるものでもよいし、被写体側に蓋体、背面側に箱体が配置されるものでもよい。
支持部材は、光軸方向に延びており、側面に基板を固定できればよい。従って、例えば、ケースと一体成形されていてもよいし、導電性を有していなくてもよいし、断面形状がC字でなくてもよいし、ケースの前面部ではなく側面部に設けられていてもよい。また、実施形態では、支持部材及びシールドケースをケースの成形時にキャビティに配置する場合を例示したが、ケースの成形後に接着剤等により支持部材やシールド体を固定してもよい。なお、シールド体は本発明に必須の要件ではない。
基板と支持部材との固定方法は、基板を支持部材の側面の適宜な位置に固定できればよく、半田による固定に限定されない。例えば接着剤により固定してもよい。ただし、半田により固定すれば、支持部材と基板とを電気的に接続することが容易である。また、貫通孔は必須ではなく、例えば矩形状の基板の縁部をそのまま支持部材の側面に当接させて、基板を支持部材に固定してもよい。
レンズ保持部と前面部とを含んで一体的に形成される前面側カバーは、射出成形により一体成形されるものに限定されない。2以上の部材が互いに固定されて構成されるものではなければよく、例えば金属を折り曲げ加工等して形成してもよい。なお、金属によりケースを形成した場合には、ケースがシールド体を兼ねることができる。
なお、上述の実施形態からは、レンズと、前記レンズからの光が結像する撮像素子と、前記撮像素子を保持する基板と、前記レンズ及び前記基板を保持するケースとを備え、前記ケースは、前記基板の前記レンズ側を覆う前面部と、前記レンズに当接して前記レンズを保持するレンズ保持部とが一体成形により形成され、前記レンズ保持部は、前記前面部から前記光軸方向に突出するように形成されているカメラモジュールの発明を抽出可能であり、当該発明において、好適には、ケースは、前記前面部と連続し、前記基板の周囲を囲む側面部を有する。
本発明の実施形態のカメラモジュールを示す断面図。 図1のカメラモジュールの基板の取付構造を示す斜視図。 図1のカメラモジュールの支持部材の拡大断面図。 図1のカメラモジュールの取付構造の拡大図。 本発明の他の実施形態のカメラモジュールの一部を示す断面図。 従来のカメラモジュールを示す断面図。
符号の説明
1…カメラモジュール、3…撮像素子、4…メイン基板、5…ケース、7、8、9…レンズ、24…支持部材。

Claims (9)

  1. レンズと、
    前記レンズからの光が結像する撮像素子と、
    前記撮像素子を保持する基板と、
    前記レンズ及び前記基板を保持するケースと、
    を備え、
    前記ケースには、前記レンズの光軸方向に延びる支持部材が設けられ、
    前記基板には、前記支持部材の外径よりも内径が大きく、前記支持部材が挿通された貫通孔が開口し、
    前記基板は、液化した状態から固化する固定手段により、前記支持部材の側面に対して固定されることにより前記ケースに保持され
    前記撮像素子及び前記基板は、前記レンズ及び前記ケースから離間しており、前記固定手段及び前記支持部材のみにより、前記ケースに対して位置決めされている
    カメラモジュール。
  2. 前記支持部材は、前記レンズ側の一端が前記ケースに固定されており、他端は前記ケースから離間して自由端となっている
    請求項1に記載のカメラモジュール。
  3. 前記基板をシールドするシールド体を更に備え、
    前記支持部材は導電性を有し、前記基板のグランドと電気的に接続されており、
    前記ケースは、前記光軸方向に突出するボスを有し、
    前記支持部材及び前記シールド体は、その一部が前記ボスに埋設されることにより前記ケースに固定されるとともに互いに電気的に接続されている
    請求項1又は2に記載のカメラモジュール。
  4. 前記シールド体は、前記ボス以外においては前記ケースから離間している
    請求項3に記載のカメラモジュール。
  5. レンズと、
    前記レンズからの光が結像する撮像素子と、
    前記撮像素子を保持する基板と、
    前記レンズ及び前記基板を保持するケースと、
    を備え、
    前記ケースには、前記レンズの光軸方向に延びる支持部材が設けられ、
    前記基板は、前記支持部材の側面に対して固定されることにより前記ケースに保持され、
    前記基板には、前記支持部材が挿通される貫通孔が開口し、
    前記貫通孔は、前記基板の縁部を切り欠いた切り欠き部である
    メラモジュール。
  6. 前記支持部材は、断面形状がC字である
    請求項に記載のカメラモジュール。
  7. 前記支持部材の前記基板が固定される側面は、前記基板の前記光軸方向の位置を調整しつつ固定できるように、前記光軸に平行に延びる平面又は曲面により形成されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のカメラモジュール。
  8. 前記ケースは、前記基板の前記レンズ側を覆う前面部と、前記レンズに当接して前記レンズを保持するレンズ保持部とを含んで一体的に形成された前面側ケース部材を備え、
    前記支持部材は、前記前面側ケース部材に設けられている
    請求項〜7のいずれか1項に記載のカメラモジュール。
  9. 前記レンズ保持部は、前記前面部から前記ケースの外側及び内側の少なくともいずれか一方へ突出した突出部を含んで形成され、当該突出部に前記レンズを保持している
    請求項8に記載のカメラモジュール。
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