JP4651980B2 - スプロケット保持部構造 - Google Patents

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Description

この発明は、自動二輪車等の車両に好適なチェーン式動力伝達機構のスプロケット保持部構造に関する。
従来、車両のチェーン式動力伝達機構においては、当該車両の重量を軽減するべく、スプロケット保持部(ドリブンフランジ)の軽量化を図ったものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−82687号公報
しかしながら、上記従来の技術は、前記スプロケット保持部とスプロケット(ドリブンスプロケット)とが一体に構成されていることから、スプロケット交換時の部品コストが比較的高くなるという問題がある。このため、既存の締結具を用いてスプロケット保持部とスプロケットとを分解可能に結合する構成とした上で、比較的設計自由度の高いスプロケット保持部の軽量化を図ることが望ましい。
そこでこの発明は、スプロケット保持部の軽量化を図ることができるスプロケット保持部構造を提供する。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車両(1)のチェーン式動力伝達機構(50)のスプロケット保持部構造において、当該スプロケット保持部(70)がスプロケット取り付け部(72)とホイール取り付け部(73)とを有し、これらスプロケット取り付け部(72)とホイール取り付け部(73)とを、円柱の内部を刳り貫いてなる円筒状の連結壁部(74)で接続し、前記ホイール取り付け部(73)が、円盤状部(83)上に、緩衝部材(71)を介してホイール(55)に係合する複数の突起部(84)を有してなり、前記円盤状部(83)が、その内周側から外周側に向かうほど前記ホイール(55)から離反するように傾斜して設けられ、前記突起部(84)の突出高さ及び前記緩衝部材(71)の厚さが前記円盤状部(83)の傾斜に伴い、前記円盤状部(83)の外周側に向うほど増加するように、前記突起部(84)及び前記緩衝部材(71)が前記円盤状部(83)に設けられることを特徴とする。
この構成によれば、スプロケット取り付け部とホイール取り付け部とを円筒状の連結壁部で接続したことで、スプロケット保持部の軽量化を図ることが可能となり、また、円盤状部も円筒状にでき、スプロケット保持部のさらなる軽量化を図ることができる。さらに、円盤状部とホイールとの距離が外周側ほど増加し、これに伴い突起部の突出高さ及び緩衝部材の厚さも外周側ほど増加するため、緩衝部材に発生するストレスの均等化を図ってトルクを効率良く伝達できる。
請求項に記載した発明は、前記各突起部に肉抜き部(例えば実施例の各肉抜き部92a,92b,92c)を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、複数の突起部が中空(薄肉)構造体となり、スプロケット保持部のさらなる軽量化を図ることができる。
ここで、上記スプロケット保持部構造において、各緩衝部材の緩衝性能を保ちつつその撓み量を抑えてトルクを効率良く伝達可能とするべく、請求項に記載した発明は、前記各突起部が、前記円盤状部上にその円周方向で等間隔となるように六つ配置されることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記各突起部が、前記スプロケット取り付け部のスプロケット(例えば実施例のドリブンスプロケット31)用の結合部(例えば実施例のスプロケット結合部77)と対向する部分に、該結合部を避ける凹部(例えば実施例の凹部85)を有することを特徴とする。
この構成によれば、スプロケットとスプロケット取り付け部とを結合あるいは分解する際の作業性が高まる。
請求項5に記載した発明は、車両(1)のチェーン式動力伝達機構(50)のスプロケット保持部構造において、当該スプロケット保持部(70)は、スプロケット取り付け部(72)と、ホイール取り付け部(73)と、前記スプロケット取り付け部(72)とホイール取り付け部(73)とを連結する連結部(74)とを有してなり、前記連結部(74)は、前記ホイール取り付け部(72)の内周端より外周側へ凹む肉抜き部(74a)を有し、前記ホイール取付部(73)に取付けられるホイール(55)のホイールハブ部(56)は、前記ホイール(55)側から車幅方向外側に突出し車軸を支持するハブ本体部(57)を一体に有し、このハブ本体部(57)には軸受(58)が圧入されるとともに、前記軸受(58)の前記ハブ本体部(57)における相対位置を規定する規定部(57a)が設けられ、前記ハブ本体部(57)の車幅方向外側端には、前記規定部(57a)とともに前記軸受(58)を挟持するロックナット(57b)が螺着され、前記ハブ本体部(57)は、前記ホイール取り付け部(72)の内周端から前記肉抜き部(74a)側へ突出して位置することを特徴とする。
この構成によれば、請求項1に記載の作用効果に加え、スプロケット取り付け部とホイール取り付け部との連結部を、必要な剛性を維持しながら薄肉構造体とすることが可能なる。
請求項1に記載した発明によれば、スプロケット保持部の軽量化による車両重量の軽減を図ることができる。また、緩衝部材を介した上でホイールにトルクを効率良く伝達することができる。
請求項2に記載した発明によれば、スプロケット保持部の軽量化による車両重量の一層の軽減を図ることができ、請求項3に記載した発明によれば、緩衝部材を介した上でホイールにトルクを一層効率良く伝達することができる。
請求項4に記載した発明によれば、スプロケットの結合及び分解作業性を高めて車両整備性を向上させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、スプロケット保持部の剛性を維持しつつ軽量化を図ることができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中に適宜示す矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示すように、自動二輪車(車両)1の前輪2を軸支する左右のフロントフォーク3はステアリングステム4を介して車体フレーム5の前端部に設けられたヘッドパイプ6に操舵可能に枢支され、後輪7を軸支するスイングアーム8はその前端部が車体フレーム5の中間部に設けられた左右のピボット部9に揺動可能に枢支される。車体フレーム5は、ヘッドパイプ6から左右に分岐して延びる一対のメインフレーム10及びダウンチューブ11が、それぞれ各ピボット部9近傍で結合されてなる所謂ダブルクレードル型とされる。これら各メインフレーム10及びダウンチューブ11で囲まれた車体中央部には、自動二輪車1の原動機である水冷式並列四気筒型のエンジン12が搭載される。各メインフレーム10の上部後側には左右のシートレール13の前端部がそれぞれ結合され、各シートレール13の略中間部にはピボット部9近傍から斜め上後方に向けて延びる左右のサイドパイプ14の上端部がそれぞれ結合される。各サイドパイプ14及びシートレール13の結合部とスイングアーム8の左右のアーム本体8aとの間には、これらに渡る左右のリアクッション15が配設される。
エンジン12のシリンダ部16はクランクケース17上にやや前傾した状態で配設される。シリンダ部16の後部には各気筒に対応するスロットルボディ18の下流側が接続され、各スロットルボディ18の上流側はエアクリーナケース19に接続される。シリンダ部16の前部には各気筒に対応する排気管20が接続され、これら各排気管20がクランクケース17の前方及び下方を通過しつつ一本にまとめられて、車体後部右側に配設されたサイレンサ21に接続される。エンジン12の前方には、各排気管20を挟んでエンジン12冷却用のラジエータ22が配設される。
各メインフレーム10にはこれらを上方から跨ぐ燃料タンク23が支持され、各シートレール13の前部にはこれらを上方から跨ぐシート24が支持される。各ピボット部9近傍には左右のステップ25がそれぞれ取り付けられ、各フロントフォーク3の上部には左右のハンドル26がそれぞれ取り付けられる。各フロントフォーク3の下部にはそれぞれブレーキキャリパ28が取り付けられ、前輪2のハブ部には各ブレーキキャリパ28に対応する左右のブレーキロータ29がそれぞれ取り付けられて、左右のフロントディスクブレーキ30が構成される。なお、後輪7の右側には、フロントディスクブレーキ30と同様の構成を有する不図示のリアディスクブレーキが配設される。
後輪7の左側にはドリブンスプロケット31が配設され、このドリブンスプロケット31とエンジン12の後部左側に配設されるドライブスプロケット32とにドライブチェーン33が無端状に掛け回されて、自動二輪車1のチェーン式動力伝達機構50が構成され、該チェーン式動力伝達機構50を介してエンジン12の駆動力が後輪7に伝達される。
車体フレーム5前部には、ヘッドパイプ6の周囲を覆う風防としてのフロントカウル34が装着され、車体フレーム5下部には、各ダウンチューブ11の下部に渡ってエンジン12下部を下方から覆うアンダーカウル35が装着され、車体フレーム5中央両側部には、各メインフレーム10の上部後側を側方から覆うサイドカバー36が装着され、車体フレーム5後部には、各シートレール13の後部を上方から跨ぐように覆うリアカウル37が装着される。
図7に示すように、リアカウル37は例えばFRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)製のもので、上壁部38及び両側壁部39を一体に形成してなり、これら各壁部38,39の前端部がシート24の後端部に連なるように設けられる。ここで、シート24は、乗員が着座するシート本体24aの後端部に斜め後上方に立ち上がるリアパッド部24bを一体に形成してなり、シート24の後端部は、リアパッド部24bに沿うように上側ほど後方に位置するように傾斜して設けられる。このようなシート24のリアパッド部24bの上縁部にリアカウル37の上壁部38の前端部が連なり、リアパッド部24b及びシート本体24aの後端部にリアカウル37の両側壁部39の前端部が連なる。
リアカウル37の上壁部38は、上面視では後側ほど幅を狭める左右勝手違い対称をなす略台形状の外観を有し、側面視では若干後上がりに傾斜して設けられる。また、両側壁部39は、側面視で上壁部38の両側縁部38aに沿う上縁部39aと、該上縁部39aの後端部から概ね斜め下前方に向けて延びる下縁部39bと、シート24の後端部に沿う前縁部39cとからなる比較的前後に長い概略三角形状の外観を有する。リアカウル37における両側壁部39の内側には、斜め上後方に向けて延びる各シートレール13の後部がそれぞれ配設され、リアカウル37の後端部内側には、後上がりに傾斜したレンズ面を有するテールランプユニット41が配設される。
ここで、シート24後方にリアカウル37を有する自動二輪車1のような鞍乗り型車両においては、該リアカウル37に作用する空力を利用してダウンフォース(車体を下方に押し付ける空気の力)の増加を図ることがある。
すなわち、リアカウル37の両側壁部39には、その下縁部39aに沿う部位を車幅方向外側に突出させることで、後上がりに傾斜するサイドウイング部42が形成される。また、リアカウル37の上壁部38には、その後縁部を斜め上後方に突出させてなるリアウイング部43が形成される。リアウイング部43の両端部には各サイドウイング部42の後端部が連なり、これにより各ウイング部42,43が上面視で前方に開放する略コの字を描くように連続して設けられる。
このような各ウイング部42,43が走行風を受けると、リアカウル37ひいては車体後部をその下方に向けて押し付ける力が発生することとなり、前後輪2,7のグリップ力の増加を図ることが可能となる。
ところで、特に旋回走行時の如く乗員が身体を起こすような場合には、リアカウル37の上方すなわちシート24に着座した乗員の背後において負圧や乱流が発生する。このような負圧や乱流はリアカウル37に作用する空力への影響が大きいため、該空力を安定させるためにも改善が要望されている。
そこで、乗員の背後で発生する負圧や乱流を抑制してリアカウル37の空力安定性を向上させるために、シート24の後方にリアカウル37を有する自動二輪車1において、リアカウル37の上壁部38に、該上壁部38の上方及び下方の空間を連通させる連通部44を設けたのである。
連通部44は、上壁部38と概ね相似形状となるべく上面視で後側ほど幅を狭める略台形状に形成された開口45と、該開口45に上壁部38の下面側から取り付けられるメッシュシート46とを有してなる。メッシュシート46は比較的目の細かい金網で構成され、その外周部の複数箇所(3×3の計9箇所)がリベット47により開口45の外周部に固定される。
連通部44は上面視では各シートレール13間に位置し、かつその前縁部がシート24後端から所定量離間すると共に後縁部がテールランプユニット41前端近傍に位置するように、換言すれば所定の開口面積を確保した上でリアカウル37の後端寄りに位置するように設けられる。
ここで、自動二輪車1はレース用車両であり、リアカウル37内にリアフェンダ等が配置されておらず、したがって連通部44によりリアカウル37の上壁部38の上方空間と下方空間とが直接連通される。
この構成によれば、リアカウル37の上下で空気が流通することとなり、リアカウル37の上方すなわちシート24に着座した乗員の背後で発生する負圧や乱流を打ち消すことが可能となるため、リアカウル37の空力安定性が向上し、良好なダウンフォースを得ることができる。特に、自動二輪車1のように軽量なレース用車両に適用した場合にはその効果が高い。また、メッシュシート46により開口45を目立たなくして外観を良好に維持できる。なお、連通部44は上述のものに限らず、形状、位置、及び設置数は任意であると共に、開口44とメッシュシート46との組み合わせではなく上壁部38に貫通孔を多数形成してなるものであってもよい。
図2に示すように、スイングアーム8の各アーム本体8aの後端部には、左右方向(車幅方向)と平行な軸線Cに沿って後輪7中心を貫通するリアアクスル51の両端部が支持される。なお、図示都合上、図2には車両左側の部品のみ示す。
各アーム本体8aの後端部には、これを車幅方向で貫通するカラーアッシ52が取り付けられる。該カラーアッシ52は、車幅方向内側の端部にフランジ部53aを有するカラー本体53を、車幅方向内側からアーム本体8aの後端部を貫通させるようにしてこれに取り付け、アーム本体8aの車幅方向外側に突出するカラー本体53の先端外周部にロックナット54を螺着、固定してなる。このようなカラーアッシ52の車幅方向外側端が、リアアクスル51の頭部及びアクスルナット(不図示)の座面を形成している。
一方、リアアクスル51は、中空のアクスル本体51aの両端部を縮径してその外周にねじ山を刻設し、例えば左端部にはスリーブナット51bを螺着、固定して該リアアクスル51の頭部を形成すると共に、右端部にはアクスルナットを螺着可能とされる。このようなリアアクスル51が、スイングアーム8左側から各アーム本体8aの後端部をカラーアッシ52と共に貫通するようにして取り付けられ、かつスイングアーム8右側に突出する該リアアクスル51の先端部にアクスルナットが螺着されてこれらを締め込み可能となる。
図3を併せて参照して説明すると、後輪7はリアホイール55のリム部55aにタイヤ7aを装着してなり、該リアホイール55の中央部には円筒状のホイールハブ部56が設けられ、該ホイールハブ部56とリム部55aとは複数のスポーク部55bを介して一体に形成される。ホイールハブ部56の両側部には車幅方向外側に向けて突出するハブ本体57が一体に形成され、該ハブ本体57内には主ボールベアリング58が圧入される。ハブ本体57の車幅方向内側の端部には、主ボールベアリング58のアウタレースに当接してこれらの車幅方向での相対位置を規定するストッパ壁57aが設けられると共に、ハブ本体57の車幅方向外側の端部には、ストッパ壁57aと共に主ボールベアリング58のアウタレースを挟持、固定するロックナット57bが螺着される。主ボールベアリング58内にはリアアクスル51が挿通され、該リアアクスル51が主ボールベアリング58を介してハブ本体57ひいては後輪7を回転自在に支持する。
各アーム本体8aの後端部には、ドライブチェーン33の遊びを調整するチェーンアジャスタ61が設けられる。該チェーンアジャスタ61は、アーム本体8aの後端部を車幅方向内外で挟み込むアジャスタ本体62と、該アジャスタ本体62の後端部に設けられるアジャストボルト63とを有してなり、アジャストボルト63の締め込み量を増減させることでアジャスタ本体62を前後に移動可能とされる。アジャスタ本体62の先端部は、前記カラーアッシ52を貫通させることでこれに係合しており、このアジャスタ本体62が、カラーアッシ52及びこれを貫通するリアアクスル51並びにこれらと同軸配置されるドリブンスプロケット31と共に移動することで、ドライブチェーン33の遊びを調整可能である。アジャスタ本体62の車幅方向外側部には、カラーアッシ52のロックナット54の座面を形成する凹部62aが設けられ、この凹部62aの車幅方向外側には、ロックナット54及びリアアクスル51の頭部(又はアクスルナット)を覆うアクスルエンドカバー64が取り付けられる。該アクスルエンドカバー64の中央部には開口64aが形成され、該開口64aからはリアアクスル51の端部開口を閉塞する樹脂キャップ65の先端部が車幅方向外側に突出する。
リアアクスル51は、ホイールハブ部56内においてセンタディスタンスカラー66内に挿通される。該センタディスタンスカラー66は、その両側端が主ボールベアリング58のインナレースに当接することで車幅方向での位置が規定される。主ボールベアリング58のインナレースの車幅方向外側にはサイドディスタンスカラー67が配置され、該サイドディスタンスカラー67の車幅方向外側には互いに隣接する第一及び第二副ボールベアリング68a,68bの各インナレースが配置され、車幅方向外側に位置する第二副ボールベアリング68bのインナレースのさらに車幅方向外側にはサイドカラー69が配置され、このサイドカラー69の車幅方向外側には前記カラーアッシ52のフランジ部53aが配置される。
センタディスタンスカラー66の両側端からは、同一内周面を有する薄肉のスリーブ部66aが車幅方向外側に向けて延出され、該スリーブ部66aが主ボールベアリング58、サイドディスタンスカラー67、各幅ボールベアリング、及びサイドカラー69内に挿通される。また、サイドカラー69の内側端からは、同じく同一内周面を有する薄肉のスリーブ部69aが車幅方向内側に向けて延出され、該スリーブ部69aが各幅ボールベアリング内に挿通される。これにより、主ボールベアリング58、サイドディスタンスカラー67、及びサイドカラー69がセンタディスタンスカラー66のスリーブ部66aを介してリアアクスル51に支持され、各副ボールベアリング68a,68bがセンタディスタンスカラー66のスリーブ部66a及びサイドディスタンスカラー67のスリーブ部69aを介してリアアクスル51に支持される。
リアアクスル51の頭部とアクスルナットとの間には、左側から順に、カラーアッシ52、サイドカラー69、各副ボールベアリング68a,68bのインナレース、サイドディスタンスカラー67、主ボールベアリング58のインナレース、センタディスタンスカラー66、並びに車体右側の主ボールベアリング58のインナレース及びカラーアッシ52等が軸線C上に配置され、これらがリアアクスル51及びアクスルナットを締め付けることで、軸線C上の規定位置に配列された状態でリアアクスル51に支持され、かつ該リアアクスル51の両端部がスイングアーム8の後端部に支持される。そして、左側のアーム本体8aとホイールハブ部56との間には、ドリブンスプロケット31を保持するドリブンフランジ(スプロケット保持部)70が配置される。
ドリブンフランジ70は、後輪7とドリブンスプロケット31とを複数のダンパーラバー(緩衝部材)71を介してトルク伝達可能に係合させるためのもので、軸線Cを共有するスプロケット取り付け部72とホイール取り付け部(係合部)73とを同じく軸線Cを共有する円筒状の連結壁部(連結部)74を介して一体に接続してなる。
ドリブンスプロケット31は中央部が開口した円盤状とされ、その外周部には複数の歯31aが形成されると共に、その内周部にはドリブンフランジ70との結合用ボルト81を挿通可能な六つのボルト挿通孔31bが軸線Cを中心とした一円周上で等間隔となるように形成される。以下、軸線Cを中心とした円周に沿う方向を周方向とし、前記円周の径に沿う方向を径方向として説明する。
図4,6に示すように、ドリブンフランジ70におけるスプロケット取り付け部72は、中央部が開口した円盤状のフランジ本体75と、該フランジ本体75の内周側に設けられる円筒状のフランジハブ部76と、フランジ本体75の外縁から径方向外側に向けて突出するように設けられる六つのスプロケット結合部77と、フランジ本体75の車幅方向外側に該フランジ本体75の外周に沿う環状に設けられる短リブ部78と、該短リブ部78とフランジハブ部76とに渡って径方向に沿うように設けられる六つの補強リブ部79とが一体に形成されてなる。
フランジハブ部76内には前記各副ボールベアリング68a,68bが圧入され、該フランジハブ部76ひいてはドリブンフランジ70が各副ボールベアリング68a,68bのアウタレースと共に一体的に回転可能とされる。これにより、フランジハブ部76ひいてはドリブンフランジ70が、各副ボールベアリング68a,68bを介してリアアクスル51に回転自在に支持される。フランジハブ部76の車幅方向内側の端部には、車幅方向内側の第一副ボールベアリング68aのアウタレースに当接してこれを含む各副ボールベアリング68a,68bとフランジハブ部76との軸線方向での相対位置を規定するストッパ壁76aが形成される。
各スプロケット結合部77は、ドリブンスプロケット31の各ボルト挿通孔31bに対応して周方向で等間隔となるように設けられ、かつ各スプロケット結合部77には、前記結合用ボルト81を挿通可能なボルト挿通孔77aが形成される。また、短リブ部78は、その外周をドリブンスプロケット31の中央開口内周に整合させるようにしてこれに嵌合可能とされる。さらに、各補強リブ部79は、各スプロケット結合部77の内周側に位置するように、つまり周方向で等間隔となるように設けられる。
このようなドリブンフランジ70のスプロケット取り付け部72に、車幅方向外側からドリブンスプロケット31を装着し、その中央開口に短リブ部78を嵌合させると共に各ボルト挿通孔31b,77aの相対位置を合わせ、かつ各ボルト挿通孔31b,77aに車幅方向内側から結合用ボルト81を挿通すると共に該ボルトに車幅方向外側から結合用ナット82を螺着してこれらを締め込むことで、ドリブンフランジ70とドリブンスプロケット31とが一体的に結合される(図2参照)。
フランジ本体75の車幅方向内側(リアホイール55側)には、該フランジ本体75よりも小径の円筒状をなす前記連結壁部74が車幅方向内側に向けて突設される。連結壁部74はフランジ本体75と一体に形成されるもので、その径方向で略均一な肉厚を有し、かつその肉厚は自身の半径に対して十分薄いものとされる。このような連結壁部74の先端側に、前記ホイール取り付け部73が一体に形成される。
図5,6に示すように、ホイール取り付け部73は、中央部が開口した円盤状のベース部(円盤状部)83と、該ベース部83から車幅方向内側に向けて突出する六つのダンパーボス(突起部)84とが一体に形成されてなる。
ベース部83は、スプロケット取り付け部72のフランジ本体75よりも一回り大型の中央開口及び外周形状を有するもので、環状に連続する所定幅の帯状をなし、該幅の概ね中央となる部位には、車幅方向外側から前記連結壁部74の先端部が接続される。ここで、ドリブンフランジ70においては、ベース部83、連結壁部74、及びフランジ本体75が、円柱の内部を刳り貫いてなる薄肉構造体を形成しているといえる。換言すれば、連結壁部74の内周側には、その全周に渡ってベース部83の内周端から外周側に向けて凹む肉抜き部74aが形成される。
また、ベース部83は、内周側から外周側に向かうほど車幅方向外側に位置するように、換言すれば内周側から外周側に向かうほどリアホイール55から車幅方向(軸線方向)で離反するように緩やかに傾斜したテーパ状に形成される。
各ダンパーボス84は、周方向で等間隔となるように設けられ、かつ各スプロケット結合部77と軸線方向で重なるように配置される。また、各ダンパーボス84は、軸線方向に沿って一定の断面形状を有して突出するように設けられる。ここで、軸線方向視において、各ダンパーボス84は、径方向に沿う中心線Dに対して線対称となるように設けられ、かつ前記中心線D上に各スプロケット結合部77のボルト挿通孔77a中心が位置するように設けられる。また、各ダンパーボス84は、周方向での両側面が径方向と平行になるように設けられ、かつ径方向ではベース部83の内外縁に渡るように設けられる。なお、各ダンパーボス84は、軸線Cに対する直交面に沿う先端面を形成している。
ここで、軸線方向視において、各スプロケット結合部77のボルト挿通孔77a中心は概ねベース部83の外縁上に位置しており、このような各ボルト挿通孔77aに挿通する結合用ボルト81への作業を容易にするために、ホイール取り付け部73の外周部には、軸線方向視で対応するボルト挿通孔77aを避けるべく、ベース部83の外周部を切り欠くと共に各ダンパーボス84の外周部を径方向内側に凹ませてなる六つの凹部85が設けられる。
またここで、各ダンパーボス84は、概ねベース部83の内外周に渡るように設けられて前記両側面をそれぞれ形成する両側壁部86と、該各両側壁部86の内周側端に渡って周方向に沿う円弧状に設けられる内周壁部87と、両側壁部86の外周側端に渡って前記凹部85を形成するべく波状に設けられる外周壁部88と、両側壁部86の径方向での中央部に渡って周方向に沿う円弧状に設けられる中央壁部89と、該中央壁部89の周方向での中央部と外周壁部88の周方向での中央部とを接続する接続壁部91とを残すようにして、車幅方向内側に開放する複数の肉抜き部92a,92b,92cが形成された中空構造体とされる。
このような各ダンパーボス84が、ホイールハブ部56の左側部においてハブ本体57周りに設けられた係合溝部93内に入り込むようになっている。
図2に示すように、係合溝部93は、ハブ本体57の外周に一体に形成される内周壁部94と、該内周壁部94の径方向外側に所定量離間して設けられる外周壁部95と、これら内周壁部94及び外周壁部95の車幅方向内側端に渡って設けられる底壁部96とを有してなり、車幅方向外側に向けて開放する断面略コの字形状をなしてハブ本体57の外周に全周に渡って設けられる。なお、係合溝部93の底壁部96は、軸線Cに対する直交面に沿う底面を形成している。このような係合溝部93内に各ダンパーボス84が入り込んだ状態では、各ダンパーボス84の内外周面と係合溝部93の内外周面との間、並びに各ダンパーボス84の先端面と係合溝部93の底面との間には、概ね一定の隙間が形成される。
図3を併せて参照して説明すると、係合溝部93内には、径方向及び軸線方向に沿う六つの溝内リブ97が、周方向で等間隔となるように設けられる。各溝内リブ97は、係合溝部93の内外周壁部94,95並びに底壁部96に跨るように設けられ、後輪7へのトルクの出力及び後輪7からのトルクの入力が可能とされる。このような各溝内リブ97には、それぞれダンパーラバー71が装着される。
各ダンパーラバー71は、例えば係合溝部93の内外周に渡るEPDM(エチレンプロピレンジエンモノマー)等からなるブロック材に、溝内リブ97に嵌合可能なスリットを形成してなる。このような各ダンパーラバー71を各溝内リブ97にそれぞれ装着した状態において、各ダンパーボス84が、周方向での両側面を隣接するダンパーラバー71の側面に当接させるようにして係合溝部93内に入り込むようになっている。これにより、ドリブンフランジ70とホイールハブとが回転方向で係合することととなり、これらの間で各ダンパーラバー71を介してトルクを伝達可能となる。
各ダンパーラバー71は、係合溝部93をホイール取り付け部73のベース部83で閉塞するようにして形成される空間内に概ね整合するように設けられるが、このとき、ベース部83が内周側から外周側に向かうほどリアホイール55から離反するように傾斜していることから、係合溝部93の底面とベース部83の上面との間の距離が外周側に向かうほど増加することとなり、これに伴い各ダンパーボス84がその突出高さを外周側に向かうほど増加させると共に、各ダンパーラバー71がその厚さを外周側に向かうほど増加させるように設けられている。
以上説明したように、上記実施例における自動二輪車1のチェーン式動力伝達機構50のドリブンフランジ構造は、当該ドリブンフランジ70がスプロケット取り付け部72とホイール取り付け部73とを有し、これらスプロケット取り付け部72とホイール取り付け部73とを、円柱の内部を刳り貫いてなる薄肉構造体としての連結壁部74で接続したことで、ドリブンフランジ70の軽量化を図ることが可能となり、自動二輪車1の車重の軽減を図ることができる。
また、上記ドリブンフランジ構造においては、前記ホイール取り付け部73が、円盤状のベース部83上に、ダンパーラバー71を介してリアホイール55のホイールハブ部56に係合する複数のダンパーボス84を有してなることで、ベース部83が薄肉構造体となり、ドリブンフランジ70のさらなる軽量化を図ることができる。
さらに、上記ドリブンフランジ構造においては、前記各ダンパーボス84に各肉抜き部92a,92b,92cを設けたことで、複数のダンパーボス84を中空(薄肉)構造体となり、ドリブンフランジ70のさらなる軽量化を図ることができる。
ここで、上記ドリブンフランジ構造においては、各ダンパーラバー71の緩衝性能を保ちつつその撓み量を抑えてトルクを効率良く伝達可能とするべく、前記各ダンパーボス84が、ベース部83上に円周方向で等間隔となるように六つ並設されている。
しかも、上記ドリブンフランジ構造においては、前記円盤状のベース部83が、内周側から外周側に向かうほどリアホイール55から軸線方向で離反するように傾斜して設けられることで、ベース部83とホイールとの距離が外周側ほど増加し、これに伴いダンパーボス84の突出高さ及びダンパーラバー71の厚さも外周側ほど増加するため、ダンパーラバー71に発生するストレスの均等化を図ってトルクを効率良く伝達できる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば連結壁部74は、円筒状ではなく多角筒(換言すれば多角柱の内部を刳り貫いてなる薄肉構造体)であってもよく、外周面を円筒面あるいは多角面とする一方内周面を多角面あるいは円筒面としたものであってもよい。また、連結壁部74の外周側に段差形状や凹部を形成する等の肉抜きを施したものであってもよく、内外に貫通する肉抜き孔を有するものであってもよい。しかも、連結壁部74内の肉抜き部74aに例えばこれを円周方向で区画するリブ等を設けてもよい。
また、ダンパーボス84の形状や数は、ドリブンフランジ70及びホイールハブ部56の径や伝達トルクの大きさに応じて適宜変更してもよい。
そして、上記実施例における構成は一例であり、自動二輪車への適用に限定されないことはもちろん、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車の側面図である。 図1におけるA−A断面図である。 ドリブンフランジ周辺の主要部品の分解斜視図である。 ドリブンフランジをスプロケット取り付け部側から見た側面図である。 ドリブンフランジをホイール取り付け部側から見た側面図である。 図4におけるB−B断面図である。 (a)はリアカウル周辺の側面図、(b)は(a)の上面図である。
符号の説明
1 自動二輪車(車両)
31 ドリブンスプロケット(スプロケット)
50 チェーン式動力伝達機構
55 リアホイール(ホイール)
70 ドリブンフランジ(スプロケット保持部)
71 ダンパーラバー(緩衝部材)
72 スプロケット取り付け部
73 ホイール取り付け部
74 連結壁部(薄肉構造体、連結部)
74a 肉抜き部
77 スプロケット結合部(結合部)
83 ベース部(円盤状部)
84 ダンパーボス(突起部)
85 凹部
92a,92b,92c 肉抜き部

Claims (5)

  1. 車両(1)のチェーン式動力伝達機構(50)のスプロケット保持部構造において、当該スプロケット保持部(70)がスプロケット取り付け部(72)とホイール取り付け部(73)とを有し、これらスプロケット取り付け部(72)とホイール取り付け部(73)とを、円柱の内部を刳り貫いてなる円筒状の連結壁部(74)で接続し、前記ホイール取り付け部(73)が、円盤状部(83)上に、緩衝部材(71)を介してホイール(55)に係合する複数の突起部(84)を有してなり、前記円盤状部(83)が、その内周側から外周側に向かうほど前記ホイール(55)から離反するように傾斜して設けられ、前記突起部(84)の突出高さ及び前記緩衝部材(71)の厚さが前記円盤状部(83)の傾斜に伴い、前記円盤状部(83)の外周側に向うほど増加するように、前記突起部(84)及び前記緩衝部材(71)が前記円盤状部(83)に設けられることを特徴とするスプロケット保持部構造。
  2. 前記各突起部(84)に肉抜き部(92a)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスプロケット保持部構造。
  3. 前記各突起部(84)が、前記円盤状部(83)上にその円周方向で等間隔となるように六つ配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスプロケット保持部構造。
  4. 前記各突起部(84)が、前記スプロケット取り付け部(72)のスプロケット用の結合部(77)と対向する部分に、該結合部(77)を避ける凹部(85)を有することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のスプロケット保持部構造。
  5. 車両(1)のチェーン式動力伝達機構(50)のスプロケット保持部構造において、当該スプロケット保持部(70)は、スプロケット取り付け部(72)と、ホイール取り付け部(73)と、前記スプロケット取り付け部(72)とホイール取り付け部(73)とを連結する連結部(74)とを有してなり、前記連結部(74)は、前記ホイール取り付け部(72)の内周端より外周側へ凹む肉抜き部(74a)を有し、前記ホイール取付部(73)に取付けられるホイール(55)のホイールハブ部(56)は、前記ホイール(55)側から車幅方向外側に突出し車軸を支持するハブ本体部(57)を一体に有し、このハブ本体部(57)には軸受(58)が圧入されるとともに、前記軸受(58)の前記ハブ本体部(57)における相対位置を規定する規定部(57a)が設けられ、前記ハブ本体部(57)の車幅方向外側端には、前記規定部(57a)とともに前記軸受(58)を挟持するロックナット(57b)が螺着され、前記ハブ本体部(57)は、前記ホイール取り付け部(72)の内周端から前記肉抜き部(74a)側へ突出して位置することを特徴とするスプロケット保持部構造。
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