JP4649519B2 - 磁気ディスク装置及び磁気ヘッド駆動制御方法 - Google Patents

磁気ディスク装置及び磁気ヘッド駆動制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、磁気ディスク装置に関し、特に高周波アシスト記録を実現するためのスピントルク発振子を含む磁気ヘッドの駆動制御技術に関する。
近年、ハードディスクドライブを代表とする磁気ディスク装置(以下、ディスクドライブと表記する場合がある)の分野では、GMR(Giant Magneto-Resistive effect)型の磁気ヘッドや垂直磁気記録方式の技術開発により、高記録密度と高記録容量が推進されている。このような技術開発と共に、さらなる高記録密度化を図る技術として、磁気ディスク上に高周波磁界を印加する高周波磁界アシスト記録(以下、単に高周波アシスト記録と表記する場合がある)方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
この高周波アシスト記録方法は、記録信号周波数より十分に高い、磁気ディスクの共鳴周波数付近の高周波磁界を局所的に印加することで、磁気ディスクが共鳴し、高周波磁界を印加された磁気ディスク面の保磁力(Hc)を本来の保磁力の半分以下にする。このような状態で、記録磁界に高周波磁界を重畳することにより、高保磁力(Hc)かつ高磁気異方性エネルギー(Ku)の磁気ディスクへの磁気記録が可能となる。しかし、前述の特許文献1に開示された手法ではコイルにより高周波磁界を発生させており、高密度記録時に効率的に高周波磁界を印加することが困難である。
これを解決する技術として、スピントルク発振素子(spin-torque oscillator、以下STOと表記する場合がある)を高周波磁界の発振源として利用する方法が提案されている(例えば、特許文献2及び特許文献3を参照)。この方法では、電極を通じてSTOに直流電流を通電することにより、STOから高周波磁界を発生させる。
米国特許第6011664号明細書 米国特許出願公開第2005/0023938号明細書 米国特許出願公開第2005/0219771号明細書
前述のスピントルク発振素子を磁気ヘッドに組み込むことにより、磁気ヘッドの主磁極により発生する記録磁界と、スピントルク発振子から発生する高周波磁界とが重畳した磁気ディスク上の部分のみに高密度磁気記録を効率的に行なうことができる。
ところで、ディスクドライブでは、磁気ディスク上に記録すべきライトデータに応じて極性が反転するライト電流(記録電流)が磁気ヘッドに供給される。スピントルク発振素子は、ライト電流が反転してから発振開始するまでに、ある遅延時間(発振遅延時間)が生じる。このため、ディスクドライブのデータ転送レートが高くなり、発振遅延時間よりも短い間隔で、磁気ディスク上に記録するライトデータに対応する磁化反転が生じると、スピントルク発振素子が適切に発振できずに、結果として記録不良を起こす可能性が高くなる。
そこで、本発明の目的は、スピントルク発振素子の発振遅延時間を制御することで、高いデータ転送レートに対応した高周波アシスト記録方法の磁気記録を実現できる磁気ディスク装置を提供することにある。
本発明の観点に従った磁気ディスク装置は、磁気ディスクと、記録磁界を発生するための主磁極の近傍に配置されて、データ記録時に高周波磁界を前記磁気ディスク上に印加するためのスピントルク発振子を有する磁気ヘッドと、前記データ記録時に、ライトデータに応じたライト信号を前記磁気ヘッドに供給するライト信号供給手段と、前記データ記録時に前記スピントルク発振子に対して定常レベルである第1のレベルの駆動信号を連続的に供給し、前記ライト信号の極性反転後の所定時間だけ前記第1のレベルより高レベルの第2のレベルの駆動信号を前記スピントルク発振子に供給する駆動制御手段とを備えた構成である。
本発明によれば、高いデータ転送レートに対応した高周波アシスト記録方法の磁気記録を実現できる。
本発明の実施形態に関するディスクドライブの要部を示すブロック図。 本実施形態に関するヘッドアンプICの構成を説明するためのブロック図。 本実施形態に関するSTO駆動制御装置の動作を説明するための模式図。 本実施形態に関する磁気ヘッドの構造を説明するための図。 本実施形態に関するスピントルク発振素子の構造を説明するための図。 本実施形態に関する磁気ヘッド及びヘッドアンプICの基本的動作を説明するためのタイミングチャート。 本実施形態に関するスピントルク発振素子の駆動電流と発振遅延時間との関係を示す図。 本実施形態に関するスピントルク発振素子の駆動電流と破壊するまでの通電時間との関係を示す図。 本実施形態に関する磁気ヘッド及びヘッドアンプICの動作を説明するためのタイミングチャート。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(ディスクドライブの構成)
図1は、本実施形態に関するディスクドライブの要部を示すブロック図である。
本実施形態のディスクドライブは、図1に示すように、垂直磁気記録媒体である磁気ディスク1、及び高周波アシスト記録機能を有する磁気ヘッド10を有する磁気ディスク装置である。磁気ディスク1は、スピンドルモータ(SPM)2に固定されて、回転運動するように取り付けられている。磁気ヘッド10は、アクチュエータ3に搭載されており、磁気ディスク1上の半径方向に移動するように構成されている。アクチュエータ3は、ボイスコイルモータ(VCM)4により回転駆動する。
さらに、ディスクドライブは、ヘッドアンプ集積回路(以下、ヘッドアンプICと表記する)11と、リード/ライトチャネル(R/Wチャネル)12と、ディスクコントローラ(HDC)13と、マイクロプロセッサ(CPU)14とを有する。
ヘッドアンプIC11は、後述するように、高周波アシスト記録機能を実現するためのスピントルク発振子(STO)を駆動するための駆動信号(駆動電流信号または駆動電圧信号)110を生成するSTO駆動制御装置を含む。さらに、ヘッドアンプIC11は、R/Wチャネル12から供給されるライトデータ120に応じたライト信号(ライト電流)100を磁気ヘッド10に供給する。また、ヘッドアンプIC11は、磁気ヘッド10から出力されたリード信号を増幅して、R/Wチャネル12に伝送する。
R/Wチャネル12は信号処理回路であり、ディスクコントローラ13から転送されたライトデータを符号化したライトデータ120をヘッドアンプIC11に出力する。ライトデータ120は、磁気ディスク1上に記録すべき記録データである。また、R/Wチャネル12は、磁気ヘッド10から出力されたリード信号を復号化したリードデータをディスクコントローラ13に出力する。
ディスクコントローラ13は、ディスクドライブと図示しないホストシステム(パーソナルコンピュータなど)とのインターフェースを構成し、リード/ライトデータの転送制御を実行する。マイクロプロセッサ(CPU)14は、ディスクドライブのメイン制御装置であり、リード/ライト動作の制御及び磁気ヘッド10の位置決めに必要なサーボ制御を実行する。CPU14は、ヘッドアンプIC11に含まれる各種レジスタに、ヘッドアンプIC11の動作に必要な情報(パラメータ)を設定する。各種レジスタには、ライト電流値、駆動電流値(駆動信号のレベル)、ブースト信号電流値、ブースト幅、ゼロクロスからの遅延時間のそれぞれが独立して設定される。
(ヘッドアンプICの構成)
図2は、本実施形態に関するヘッドアンプIC11の構成を説明するためのブロック図である。
図2に示すように、ヘッドアンプIC11は、ライト電流供給回路20及びSTO駆動制御装置を有する。ライト電流供給回路20は、R/Wチャネル12から供給されるライトデータ120に応じたライト信号として、ライト電流100を生成して磁気ヘッド10に供給するドライバである。ライト電流供給回路20は、CPU14からライト電流値を設定されるレジスタを含み、当該ライト電流値に基づいたライト電流100を生成する。
STO駆動制御装置は、ゼロクロス検出器21と、パルス生成器22と、遅延回路23と、パルス幅制御回路24と、駆動電流供給回路25と、駆動回路26とを含む。ゼロクロス検出器21を除く各回路22〜26は、CPU14から設定される情報(パラメータ)を保持するレジスタを含む。
ゼロクロス検出器21は、ライト電流供給回路20から出力されるライト電流100の極性が反転するタイミングを検出する。パルス生成器22は、ゼロクロス検出器21により検出されたライト電流100の極性反転に応じたパルス信号を発生する。遅延回路23は、レジスタに設定された遅延時間に基づいて、パルス生成器22から出力されるパルス信号を遅延させる。パルス幅制御回路24は、後述する駆動電流110のブースト(レベルの増加)時間に対応するパルス幅だけパルス生成器22からのパルス信号を制御する。パルス幅制御回路24は、パルス生成器22からのパルス信号のパルス幅を伸長させるパルス幅伸長回路である。
駆動電流供給回路25は、レジスタに設定された定常レベルの駆動電流値の駆動電流(直流成分)を生成する。駆動回路26は、駆動電流供給回路25から供給される定常レベルの駆動電流、及びブースト時間だけ定常レベルを増大させたブースト駆動電流の一方を駆動電流110として出力する。駆動回路26は、レジスタに設定されたブースト信号電流値に基づいて、定常レベルの駆動電流をブーストさせた駆動電流110を磁気ヘッド10に含まれるSTOに供給する。このとき、駆動回路26は、パルス幅制御回路24から出力されるパルス信号のパルス幅に基づいて、駆動電流110のブースト時間を設定する。即ち、駆動回路26は、パルス幅制御回路24から出力されるパルス信号に応じて、定常レベルの駆動電流を増幅させるブースト回路である。
図3は、STO駆動制御装置の構成を模式的に示す図であり、駆動電流110のブースト制御を説明するための模式図である。即ち、STO駆動制御装置は、スイッチ33のオン時間に応じて、駆動電流源31から生成される定常レベルの駆動電流に、ブースト電流源32から生成されるブースト電流140を重畳した駆動電流110を、磁気ヘッド10に含まれるSTO30に供給する。このとき、スイッチ33のオン時間は、パルス幅制御回路24により制御されるパルス幅に対応するブースト時間である。一方、STO駆動制御装置は、スイッチ33のオフ時間に応じて、駆動電流源31から生成される定常レベルの駆動電流110をSTO30に供給する(図9(D)を参照)。
(磁気ヘッド及びスピントルク発振素子の構造)
図4は、本実施形態の磁気ヘッド10の構造を説明するための図である。図5は、磁気ヘッド10に組み込まれたスピントルク発振素子(STO)30の構造を説明するための図である。
磁気ヘッド10は大別して、ライトヘッド40とリードヘッドからなる。リードヘッドとライトヘッドとは、図示しないアルミナ等の絶縁体により分離されている。リードヘッドは、磁気シールド層45,46間に挟まれて配置された磁気再生素子44を有する。磁気再生素子44は、GMR素子またはTMR(Tunneling Magneto-Resistive effect)素子であり、磁気ディスク1から垂直磁気記録された記録データを読み取る。
一方、ライトヘッド40は、主磁極41及びリターンパス(シールド)42からなるU字型構造の記録磁極を有する。さらに、ライトヘッド40は、ライト電流が供給される励磁コイル43、及びスピントルク発振素子(STO)30を有する。ライトヘッド40は、励磁コイル43にライト電流が供給されると、記録磁極から記録磁界を発生して磁気ディスク1上に垂直方向の磁気記録を行なう。このとき、記録磁界は、磁気ディスク1に作用する他に、STO30に対して印加磁界として機能する。STO30は印加磁界に応じた極性となるため、駆動電流110の極性が一定であっても記録磁界に対応した極性となる。
STO30は記録磁極の近傍に配置されて、図5に示すように、第1の電極51と、第2の電極52と、発振層53(第1の磁性体層)と、スピン透過率の高い中間層54と、スピン注入層55(第2の磁性体層)とが積層された構造を有する。STO30は、第1の電極51と第2の電極52間に駆動電流110が供給されることにより、発振層53から高周波磁界を発生する。このSTO30から発生する高周波磁界を磁気ディスク1上に印加することにより、高周波アシスト記録機能を実現する。
(磁気ヘッド及びヘッドアンプICの作用)
図6は、本実施形態の磁気ヘッド10及びヘッドアンプIC11の基本的動作を説明するためのタイミングチャートである。
ディスクドライブでは、磁気ディスク1にライトデータを記録するライト動作は、図6(A)に示すように、HDC13から出力されるライトゲートWGのタイミングで開始される。ライトゲートWGは、ヘッドアンプIC11に供給される。ヘッドアンプIC11は、図6(B)に示すように、ライトデータ120に応じたライト電流(記録電流)100を磁気ヘッド10に供給する。
磁気ヘッド10では、ライトヘッドは、ライト電流100がコイル43に印加されると、図6(C)に示すように、ライト電流100の波形に対して遅延時間を伴って、記録磁極から記録磁界を発生する。このとき、図6(D)に示すように、ライトゲートWGのタイミングに同期して、駆動回路26は、定常レベルの直流の駆動電流110をスピントルク発振素子(STO)30に印加する。
図6(E)に示すように、STO30は、直流の駆動電流110が印加されている状態で記録磁界が所定レベルを超えると、所定の遅延時間後に高周波磁界60を発振して磁気ディスク1上に印加する。ライト電流100の方向(極性)が反転して、次の磁化反転タイミングがくると、ライトヘッドから先行の磁化方向とは逆向きの記録磁界を発生する。STO30は、この逆向きの記録磁界に応じて、当該所定の遅延時間Td後に高周波磁界61を発振する。以後、磁化反転に伴って、前述の動作を繰り返す。
図7は、スピントルク発振素子30が発振開始するまでの遅延時間(発振遅延時間)Tdと直流の駆動電流110との関係を示す図である。また、図8は、駆動電流とスピントルク発振素子30が破壊するまでの通電時間との関係を示す図である。
ところで、例えば磁気ディスク1のサイズが2.5インチで、両面で500GB相当の記憶容量を実現するディスクドライブでは、採用されるスピントルク発振素子30の素子サイズは30nm角程度となる。スピントルク発振素子を発振させるためには、概数として実験的には電流密度を6×10A/cm以上が必要である。一方、電流密度を5×108A/cmより大きくすると、発熱によりスピントルク発振素子30は破壊してしまうことが確認されている。
従って、スピントルク発振素子(STO)30には、0.54mAから4.5mAの範囲で駆動電流を流すのが望ましい。より詳細には、STO30が破壊される条件は、電流だけでなく、通電時間にも影響を受ける。図8は、STO30に直流の駆動電流を流し続けた場合において、当該素子30が破壊するまでの通電時間を実験的に求めた結果である。図8から明らかなように、例えば電流値5mAの駆動電流を連続通電すると、僅か数10psでSTO30は破壊に至る。しかし、電流値3mA以下の駆動電流であれば、STO30が破壊するまで2時間以上となる。即ち、磁気ヘッドの10の連続記録動作時間とSTO30の破壊はトレードオフの関係になっている。今、3.5mAから4.5mAの間で直流の駆動電流をSTO30に連続的に印加すると、STO30は「ナノ秒」から「秒」のオーダーで破壊されることが確認されている。
一方、図7に示すように、実験結果より、駆動電流が大きくなるに伴って、スピントルク発振素子30の発振開始までの遅延時間Tdを短縮できることか確認されている。図7において、特性曲線200は駆動電流と遅延時間との関係を示し、特性曲線210は駆動電流と転送データレートとの関係を示す。
例えば磁気ディスク1のサイズが2.5インチで、両面で500GB相当の記憶容量を実現するディスクドライブにおいて、磁気ディスク1の回転速度が7200rpmの場合、転送データレートは約2Gbpsから2.5Gbps程度となる。この場合、磁気ディスク1上の磁気記録における最小磁化反転時間は、0.5nsから0.4nsに相当する。
このようなディスクドライブに高周波アシスト記録方法を適用する場合、スピントルク発振素子の発振遅延時間Tdの最大値を、最小磁化反転時間以下にしなければ原理的に成立しない。さらに、スピントルク発振素子のばらつきや、温度マージンを考慮すると、最小磁化反転間隔の1/2以下に、発振遅延時間を設定するのが望ましい。換言すれば、発振遅延時間の最大値が0.2ns以上になると、高周波磁界の発振不良を生じて、結果として最小磁化反転間隔に相当するデータ記録の際に、当該データの記録不良が生じる可能性がおきる。
そこで、図7の特性200に示すように、直流の駆動電流は4mA以上に設定するのが望ましくなる。ここで、スピントルク発振素子の発振維持には、実験結果から、30nm角程度の素子においては、1.6mA程度の直流の駆動電流が供給されていれば良いことが確認されている。ところが、1.6mAの直流の駆動電流を印加するだけでは、発振遅延時間は0.6nsとなり、前記したようにデータ記録不良を生じため、転送データレート2Gbpsから2.5Gbpsのディスクドライブには、適用できないことになる。
以上の理由から、スピントルク発振素子に対して4mA以上の直流の駆動電流を印加するように設定することが望ましい。しかし一方で、図8に示すように、駆動電流とスピントルク発振素子が破壊するまでの通電時間との関係から、4mA以上の直流の駆動電流を素子に流し続けると、nsオーダーでスピントルク発振素子が破壊する可能性がある。
そこで、本実施形態のヘッドアンプIC11は、図2に示すような要素21〜26からなるSTO駆動制御装置を有することにより、スピントルク発振素子30の発振遅延時間の短縮化と、素子30の破壊耐性の向上を実現する。以下、図2及び図9(A)〜(E)を参照して、本実施形態のヘッドアンプIC11の動作を説明する。
ディスクドライブでは、データ記録(ライト動作)時に、図9(A)に示すように、HDC13から出力されたライトゲートWGが、ヘッドアンプIC11に供給される。ヘッドアンプIC11は、図9(B)に示すように、ライトデータ120に応じたライト電流(記録電流)100を磁気ヘッド10に供給する。磁気ヘッド10では、ライトヘッドは、ライト電流100がコイル43に印加されると、図9(C)に示すように、ライト電流100の波形に対して遅延時間を伴って、記録磁極から記録磁界を発生する。
駆動回路26は、図9(D)に示すように、ライトゲートWGのタイミングに同期して、定常レベルの直流の駆動電流110Aをスピントルク発振素子30に印加する。スピントルク発振素子30は、定常レベルの駆動電流110Aが連続的に印加されることにより、高周波磁界の発振を維持する。
ここで、ゼロクロス検出器21は、ライト電流供給回路20から出力されるライト電流100の極性が反転するタイミングを検出する。パルス生成器22は、ゼロクロス検出器21により検出されたライト電流100の極性反転に応じたパルス信号を発生する。遅延回路23は、レジスタに設定された遅延時間に基づいて、パルス生成器22から出力されるパルス信号を遅延させる。パルス幅制御回路24は、パルス生成器22からのパルス信号のパルス幅を伸長させる。即ち、パルス生成器22及びパルス幅制御回路24により、ブースト信号は、記録電流が0mAをクロスするタイミングで生成されて、駆動回路26に供給される。このブースト信号とは、パルス幅制御回路24により、最小磁化反転周期よりも短く設定されたパルス幅のパルス信号(110B)である。そのパルス幅は、最小磁化反転時間の1/2以下に設定されることが望ましい。
駆動回路26は、駆動電流供給回路25から供給される定常レベルの駆動電流110Aに対して、レジスタに設定されたブースト信号電流値の電流をブースト信号のパルス幅に相当する時間だけ重畳させる。即ち、駆動回路26は、図9(D)に示すように、一定時間だけ定常レベルを増大させたブースト駆動電流110BをSTO30に供給する。このとき、駆動電流110のブースト開始は、図9(C)に示す記録磁界の反転と同時であることが望ましい。
しかしながら、記録磁界の反転は、ライト電流のゼロクロス時間とは異なり、一般的に遅延する。このため、ブースト開始を適正なタイミングで実行する必要がある。これを実現するために、本実施形態のヘッドアンプIC11は、遅延回路23を有し、記録磁界の反転に応じた適正なタイミングで、駆動電流110Aをブーストさせたブースト駆動電流110Bを出力する。
以上のように本実施形態のヘッドアンプIC11であれば、図9(D)に示すように、ライト電流100が反転してから適正なタイミングで、駆動電流110Aをブーストさせたブースト駆動電流110BをSTO30に印加する。ここで、図9(E)に示すように、STO30は、定常レベルの駆動電流110Aが印加されている状態で記録磁界が所定レベルを超えると、高周波磁界60を発振して磁気ディスク1上に印加する。
次に、ライト電流100の方向(極性)が反転して、次の磁化反転タイミングがくると、先行の磁化方向とは逆向きの記録磁界を発生する。STO30は、この逆向きの記録磁界に応じて、当該所定の遅延時間Td後に高周波磁界61を発振する。この場合、ヘッドアンプIC11は、定常レベルより高レベルのブースト駆動電流110BをSTO30に印加する。このため、ライト電流が反転してから、STO30が発振するまでの発振遅延時間Tdを短縮することができる。従って、高転送レートに対応した高周波磁界アシスト記録を実現することができる。
ここで、STO30に印加されるブースト駆動電流110Bの通電時間は、最小磁化反転周期よりも短く設定されたパルス幅に相当する短時間である。従って、STO30が短時間に破壊されるような事態を招くことは無い。さらに、ブースト駆動電流110Bの印加後は、連続的に定常レベルの駆動電流110AがSTO30に印加されるため、STO30からの高周波磁界の発振は安定的に維持される。
以上のようなスピントルク発振素子(STO)30を使用する高周波アシスト記録方式のディスクドライブにおいて、製造歩留まり高く設計する方法について説明する。
STO30を効率よく発振させるためには、駆動電流値110A、ブースト信号電流値110B、ブースト幅(パルス幅)、及びゼロクロスからの遅延時間の各パラメータを適正に設定する必要がある。一方、STO30の発振状態は、スピントルク発振素子の材料、構造、特性のばらつき、温度環境などにより変化する。
したがって、効率よく高周波アシスト記録を実現するためには、ディスクドライブの磁気ヘッドや仕様環境などにより、各パラメータの最適値を設定する必要がある。本実施形態では、ヘッドアンプIC11には、CPU14により設定可能な各種レジスタが設けられている。これらの各レジスタに、駆動電流値110A、ブースト信号電流値110B、ブースト幅(パルス幅)、及びゼロクロスからの遅延時間の各パラメータを独立に設定する。このような方法により、ディスクドライブの製造出荷試験工程で、例えば磁気ヘッド毎のパラメータの最適値を導出して各レジスタに設定する。また、レジスタには、必要に応じて設定テーブルが格納されていてもよい。これにより、例えばディスクドライブの使用温度環境などに応じて、設定テーブルから最適なパラメータを選択する方法を適用することができる。
なお、本実施形態では、スピントルク発振素子30から高周波磁界を発生させる駆動信号として、駆動電流信号を印加する電流駆動方法について説明したが、駆動電圧信号を印加する電圧駆動方法でも良い。また、スピントルク発振素子30を発振させるタイミングとして、ライトゲートWGの入力と同時でも良いし、ライトゲートWGの入力から多少遅延したタイミングでよい。但し、ライトヘッドから記録磁界が発生する前に、スピントルク発振素子30に対して駆動電流を印加している必要がある。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…磁気ディスク、2…スピンドルモータ(SPM)、3…アクチュエータ、
4…ボイスコイルモータ(VCM)、10…磁気ヘッド、
11…ヘッドアンプ集積回路(ヘッドアンプIC)、
12…リード/ライトチャネル(R/Wチャネル)、
13…ディスクコントローラ(HDC)、14…マイクロプロセッサ(CPU)、
20…ライト電流供給回路、21…ゼロクロス検出器、22…パルス生成器、
23…遅延回路、24…パルス幅制御回路、25…駆動電流供給回路、
26…駆動回路、30…スピントルク発振素子(STO)、40…ライトヘッド、
41…主磁極、42…リターンパス(シールド)、43…励磁コイル、
44…磁気再生素子、45,46…磁気シールド層、51…第1の電極、
52…第2の電極52、53…発振層53(第1の磁性体層)、54…中間層、
55…スピン注入層(第2の磁性体層)。

Claims (11)

  1. 磁気ディスクと、
    記録磁界を発生するための主磁極の近傍に配置されて、データ記録時に高周波磁界を前記磁気ディスク上に印加するためのスピントルク発振子を有する磁気ヘッドと、
    前記データ記録時に、ライトデータに応じたライト信号を前記磁気ヘッドに供給するライト信号供給手段と、
    前記データ記録時に前記スピントルク発振子に対して定常レベルである第1のレベルの駆動信号を連続的に供給し、前記ライト信号の極性反転後の所定時間だけ前記第1のレベルより高レベルの第2のレベルの駆動信号を前記スピントルク発振子に供給する駆動制御手段と
    具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 前記駆動制御手段は、
    前記ライト信号の極性反転後の所定時間だけ、前記スピントルク発振子に供給する前記第1のレベルの駆動信号から前記第2のレベルの駆動信号の供給に切り換える手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記駆動制御手段は、
    前記ライト信号供給手段から出力される前記ライト信号の極性反転を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出に応じて、前記所定時間だけ前記第1のレベルより高レベルを維持する駆動信号を生成する手段と
    含むことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記ライト信号供給手段は、データ記録の開始を指示するライトゲートを受信した後に、前記ライトデータに応じたライト信号を前記磁気ヘッドに供給し、
    前記駆動制御手段は、前記ライトゲートを受信した後に、前記第1のレベルの駆動信号を前記スピントルク発振子に供給するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記駆動制御手段は、
    前記ライト信号供給手段から出力される前記ライト信号の極性反転を検出する反転検出手段と、
    前記反転検出手段の検出に応じて、前記ライト信号の極性反転時から指定の遅延時間を生成する遅延手段とを含み、
    前記極性反転時から前記指定の遅延時間の経過後の所定時間に、前記第1のレベルより高レベルの駆動信号を供給し、その後に前記第1のレベルの駆動信号を供給するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の磁気ディスク装置。
  6. 前記駆動制御手段は、
    前記第1のレベルの駆動信号の値、前記第2のレベルの駆動信号の値、前記第2のレベルの駆動信号を出力する時間及び前記遅延時間の少なくとも1つ以上を設定できるレジスタを有することを特徴とする請求項5に記載の磁気ディスク装置。
  7. データ記録時に、高周波磁界を磁気ディスク上に印加するためのスピントルク発振子を有する磁気ヘッドに対して、ライトデータに応じたライト信号を磁気ヘッドに供給するライト信号供給手段と、
    前記データ記録時に前記スピントルク発振子に対して定常レベルである第1のレベルの駆動信号を連続的に供給し、前記ライトデータに応じた前記ライト信号の極性反転後の所定時間だけ前記第1のレベルより高レベルの第2のレベルの駆動信号を前記スピントルク発振子に供給する駆動制御手段と
    具備したことを特徴とする磁気ヘッド駆動制御装置。
  8. 前記駆動制御手段は、
    前記ライト信号の極性反転後の所定時間だけ、前記スピントルク発振子に供給する前記第1のレベルの駆動信号から前記第2のレベルの駆動信号の供給に切り換える駆動回路を含むことを特徴とする請求項7に記載の磁気ヘッド駆動制御装置。
  9. 前記駆動制御手段は、
    前記ライト信号供給手段から出力される前記ライト信号の極性反転を検出する反転検出器と、
    前記反転検出器の検出に応じて、前記ライト信号の極性反転時から指定の遅延時間を生成する遅延回路とを含み、
    前記指定の遅延時間の経過後の所定時間に、所定のパルス幅のパルス信号を生成するパルス生成回路と、
    前記パルス信号に応じて、前記第2のレベルの駆動信号を前記スピントルク発振子に供給する駆動回路と
    を含むことを特徴とする請求項7または請求項8のいずれか1項に記載の磁気ヘッド駆動制御装置。
  10. 前記第1のレベルの駆動信号の値、前記パルス幅、前記第2のレベルの駆動信号の値、前記第2のレベルの駆動信号を出力する時間及び前記遅延時間の少なくとも1つ以上を設定できるレジスタを有することを特徴とする請求項9に記載の磁気ヘッド駆動制御装置。
  11. 磁気ディスク、及びデータ記録時に高周波磁界を前記磁気ディスク上に印加するためのスピントルク発振子を有する磁気ヘッドを含む磁気ディスク装置に適用する磁気ヘッド駆動制御方法であって、
    前記データ記録時に、定常レベルである第1のレベルの駆動信号を前記スピントルク発振子に対して連続的に供給する処理と、
    前記データ記録時に、ライトデータに応じたライト信号を前記磁気ヘッドに供給する処理と、
    前記ライト信号の極性反転を検出する処理と、
    前記ライト信号の極性反転が検出されたときに、所定時間だけ前記第1のレベルより高レベルの第2のレベルの駆動信号を前記スピントルク発振子に対して供給する処理と
    を有することを特徴とする磁気ヘッド駆動制御方法。
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