JP4645573B2 - 便器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、便器装置に関し、ボウルの排水管に被せる排水用のホースを簡単且つ確実に取付けることができる技術に関する。
従来、便器装置の構成として特許文献1の方法が知られている。特許文献1によれば、図10に示すように、ボウル1の底部の排水口1aから便器後方に向かって排水管2が延びており、この排水管2の終端にはケース体3に収納されたターントラップ部6の一端が接続される。また、外部配水管13がケース体3に接続される。
ターントラップ部6は、ホース7とホース7の先端に取付けられた樹脂製あるいは金属製の終端部材8とからなる。終端部材8には、回転軸部10の回転を伝えるアーム部材9の一端が取付られる。
そして、ターントラップ部6の終端14がアーム部材9に固着され、アーム部材9は回転軸部10に軸支されて、図示しないモータの回転にともなって自由端である終端14が上下方向に回転する。
さらに、このホース7を排水管2に固着する構成として特許文献2の方法が知られている。
特許文献2によれば、図11に示すように、排水管2に被せたホース7を固着するホースバンド20は、円弧状の一対のバンド部15、16と、それぞれのバンド部15、16の一端部と他端部とにそれぞれ設けられた結合用フランジ17、18とを備える。
そして、結合用フランジ17、18を締結具19で締付けて一対のバンド部15、16を嵌合する。
特開2005−213765号公報 実開平7−8687号公報
ところが、特許文献2のホースバンド20を取付る際に、ホースバンド20を手で保持して取付位置を確認しながら締結具19で仮締めし、その後本締めする必要があった。このため、作業性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、ボウルの排水管に被せたホースに容易に位置決めと仮装着ができるとともに簡単に本固着ができて作業性が向上する便器装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、便器装置であって、ボウルの排水管に被せたホースを外周から締付ける締付け具が、両端部にフランジ部を備える一対の円弧状の保持部とこの一対のフランジ部を固着する固着手段(ボルトとナット)とから成り、前記保持部の半径は前記排水管に被せた状態のホースの外半径と同じで、前記フランジ部には固着手段としてのボルト用の孔を備え、対向する前記フランジ部にフックとフック係止部をそれぞれ備え、前記一対の保持部を前記フックとフック係止部により仮装着した状態で対向する前記フランジ部間に隙間が保持されるとともに、一対の対向する前記フランジ部の一方に前記固着手段としてのナットを仮保持する保持部が設けられることを特徴としている。
請求項の発明は、請求項に記載の便器装置であって、前記締付け具は樹脂製であることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、前記保持部は前記排水管に被せた状態のホースの外半径と同じ半径なので、前記締付け具を所定の締付け位置に合わせるだけで前記保持部がホースに密着するので位置決めが容易且つ確実にできる。
また、前記締付け具は対向するフランジ部にフックとフック係止部をそれぞれ備えるので、前記フックとフック係止部を係止するだけで前記締付け具を容易且つ確実に仮装着できる。
そして、前記締付け具が仮装着の状態で一対の対向する前記フランジ部間に隙間が保持されるので、この隙間を固着手段の締め代として仮装着の状態から確実に本固着することができるので作業性が向上する。
また、一対の対向する前記フランジ部の一方には前記ボルト用のナットを仮保持する挿入孔が設けられるので、ナットを予め挿入孔に仮保持しておくことができる。このため、固着手段はボルトを締めこむ動作だけで容易に固着できるので作業性が向上する。
請求項の発明によれば、前記締付け具は樹脂製なので弾力性を保持するので請求項1の発明の効果と同じ効果をさらに確実に得ることができる。
以下に、本発明の実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。
<便器装置の構成>
図1に示すように、便器装置21はボウル22の底部の排水口22aから便器後方に向かって排水管23が延びており、この排水管23の終端23aの外周にケース体24に収納されたターントラップ部27のホース25を被せて接続される。また、ケース体24に外部配水管26が接続される。
そして、ホース25は締付け具35を用いて排水管23に確実に固着される。
なお、ターントラップ部27は蛇腹状の樹脂、ゴム等の弾力性材質からなるホース25と、その先端に取付けられた終端部材28とからなる。
終端部材28には、回転軸部30の回転を伝えるアーム部材29の一端が取付られ、図示しないモータによるアーム部材29の回転にともなってターントラップ部27の自由端である終端31が上下方向に回転することにより用便後の排出ができる。
図2に示すように、締付け具35は、両端部にフランジ部36a、36bを備える円弧状の保持部36と、両端部にフランジ部37a、37bを備える円弧状の保持部37と、対向する一対のフランジ部(36aと37a及び36bと37b)を固着する固着手段38とから成る。
締付け具35の材質は樹脂製で、固着手段38はボルト38aとナット38bが用いられる。
フランジ部(36a、36b、37a、37b)にはボルト38a用の挿入孔39を備え、対向するフランジ部にフックQ1とフック係止部Q2をそれぞれ備える。
ここで、保持部36、37の内半径R1は排水管23に被せた状態のホース25の外半径R2と同じ長さである。
より好ましくは、保持部36、37の内半径R1をホース25の外半径R1より僅かに小さく(例えば0.5mmマイナス)することで、保持部36、37のホース25への装着時の食付きが良くなるので仮装着の安定性をさらに高めることができる。
そして、一対の保持部36、37がフックQ1とフック係止部Q2により仮装着した状態で対向するフランジ部間(36aと37a及び36bと37b)に隙間Q3=1mmが保持される。
また、一方のフランジ部37a、37bにナット38bを仮保持する保持部40がフランジ部37a、37bの側面に開口を備えて設けられる。
図3、図4、図5に示すように、上方の保持部36は底面41(幅T1=13mm、厚さP=3mm)と高さT2=6mmの両側面42からなる断面溝型形状で、底面41を内側にして半円形に形成される。
保持部36の全長S1=140mmで、保持部36の溝型形状内には底面41と両側面42に固着する三組の補強用リブ43が設けられる。
フックQ1はフランジ部36aの底面41から引掛け代P1=3mmで突出して形成され、フックQ1の反対側にはフックQ1用の補強用リブ43が設けられる。
フランジ部36bのフック係止部Q2は、フックQ1を容易に挿入するためにフック係止部Q2の領域における底面41の厚さP3=2mmで、フランジ先端部から長さP2=5mmの位置に補強用リブ43が設けられる。このため、引掛け代P1=3mmのフックQ1をフランジ先端部からスムーズに挿入して引掛けることができる。
次に、図6〜図9を用いて下方の保持部37の構造の説明をするが、図3、図4、図5で説明した上方の保持部36と同様の構成に関しては同じ符合を用いてその説明を省略する。
図6、図7、図8(a)、(b)、図9に示すように、フランジ部37a、37bの一方の側面に設けられるナット38b用の保持部40の内部両側面には、ナット38bの図示しない平行な両側面を保持するための一対の突起Yを備える。
突起Yは半径0.5mmの半円形状で、この突起Yによってナット38bの両側面が線接触するので挿入が容易にできるとともに、挿入後は脱落しないように安定して保持することができる。また、ナット38bを保持部40の奥壁に当接して挿入した状態でナット38bのネジ孔の中心がボルト38a用の挿入孔39の中心と重なるようになっている。
<便器装置の作用>
上記の様に、保持部36、37の内半径R1が排水管23に被せた状態のホース25の外半径R2と同じなので、フックQ1をフック係止部Q2に装着した状態でフックQ1とフック係止部Q2は安定して仮固着できるので位置決めが容易且つ確実にできる。
そして、対向するフランジ部間(36aと37a及び36bと37b)に締め代としての隙間Q3=2mmが保持されるので、仮固着の状態の保持部36、37はボルト38aとナット38bによって本締めによって所定の位置で確実に本固着することができるので作業性が向上する。
ナット38bを保持部40の奥壁に当接して挿入した状態でナット38bのネジ孔の中心がボルト38a用の挿入孔39の中心と重なるようになっているので、本締めの際にナット38bを手で保持する必要
なくボルト38aを捩じ込むことができるので、作業性が格段に向上する。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
締付け具35はターントラップ式以外の排水構造に用いられるホースにも適用できる。また、ホースは部蛇腹状でない直管状のホースでも構わない。
保持部36又は保持部37の保持部の両端部にフックQ1を同時に形成し、対向する他の保持部の両端部に同時にフック係止部Q2を形成する構成でも構わない。
締付け具35は鋼製等の材質を用いても構わない。
本発明の実施形態における便器装置の側面透視図である。 本発明の実施形態における便器装置の、図1のA−A断面図である。 本発明の実施形態における便器装置の、締付け具35の保持部36の平面図である。 本発明の実施形態における便器装置の、保持部36の側面図である。 本発明の実施形態における便器装置の、保持部36の側面断面図である。 本発明の実施形態における便器装置の、締付け具35の保持部37の平面図である。 本発明の実施形態における便器装置の、保持部37の側面図である。 本発明の実施形態における便器装置の、(a)は図7のB−B断面図、(b)はC−C断面図である。 本発明の実施形態における便器装置の、保持部37の側面断面図である。 従来の便器装置の側面透視図である。 従来の他の便器装置の排水管2に被せたホースを固着するホースバンド20の状態を示す側面図である。
符号の説明
23 排水管
27 ホース
35 締付け具
36 保持部
36a フランジ部
36b フランジ部
37 保持部
37a フランジ部
37b フランジ部
38 固着手段
38a ボルト
38b ナット
40 保持部
Q1 フック
Q2 フック係止部
R1 内半径
R2 外半径

Claims (2)

  1. 便器装置であって、
    ボウルの排水管に被せたホースを外周から締付ける締付け具が、両端部にフランジ部を備える一対の円弧状の保持部とこの一対のフランジ部を固着する固着手段(ボルトとナット)とから成り、
    前記保持部の半径は前記排水管に被せた状態のホースの外半径と同じで、前記フランジ部には固着手段としてのボルト用の孔を備え、対向する前記フランジ部にフックとフック係止部をそれぞれ備え、
    前記一対の保持部を前記フックとフック係止部により仮装着した状態で対向する前記フランジ部間に隙間が保持されるとともに、
    一対の対向する前記フランジ部の一方に前記固着手段としてのナットを仮保持する保持部が設けられることを特徴とする便器装置。
  2. 請求項に記載の便器装置であって、前記締付け具は樹脂製であることを特徴とする便器装置。
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