JP2866546B2 - カランの取付構造 - Google Patents

カランの取付構造

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JP2866546B2
JP2866546B2 JP3295693A JP3295693A JP2866546B2 JP 2866546 B2 JP2866546 B2 JP 2866546B2 JP 3295693 A JP3295693 A JP 3295693A JP 3295693 A JP3295693 A JP 3295693A JP 2866546 B2 JP2866546 B2 JP 2866546B2
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浩一 山田
一夫 渡辺
拓治 手嶋
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗面台や流し台へのカ
ランの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面台や流し台の天板部にカラン
を取付けるにあたっては、カランに外周面が雄ねじとな
っている軸部を設け、この軸部を天板部に設けられた孔
に差し込み、天板部の下方において軸部にナットを螺合
させることで天板部にカランを固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、カランの取付けに際して天板部の下
にもぐりこんで作業しなければならず、取付作業に手間
がかかるという問題があった。本発明は上記問題点の解
決を目的とするものであり、カランの取付けを短時間に
且つ容易に行なうことができるカランの取付構造を提供
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、カラン1の差し込み部2が差し込まれ
る筒状であって、上部にフランジ片3を有すると共にフ
ランジ片3より部分的に突設された鍔部4を有して被取
付け面5に固着される筒状の取付部材6と、取付部材6
の鍔部4が係合される第1凹部7を開口部8の開口縁の
上面側に有すると共に取付部材6のフランジ片3が係合
される第2凹部9を開口部8の開口縁の下面側に有して
被取付け面5上に載設される取付けプレート10と、上
記取付部材6に着脱自在に取付けられると共に取付部材
6に差し込まれたカラン1の差し込み部2に設けられて
いる係合部11に弾性係合してカラン1の抜け止めを行
なう係合具12とを備えていることに特徴を有するもの
である。
【0005】
【作用】しかして、被取付け面5に予め取付けられた取
付部材6に対してカラン1の差し込み部2を差し込むこ
とで係合具12との弾性係合による抜け止めがなされて
カラン1が取付けられる。また、取付けプレート10に
設けられる開口部8の数及び取付部材6の個数を適宜設
定して用いることで2軸タイプのカラン1であっても、
1軸タイプのカラン1であっても種々対応して取付けを
行なうことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。図1に示されるようにカラン1はその下端に
2本の差し込み部2を有する2軸タイプのものとして形
成されている。差し込み部2の下部には周方向に沿って
係合部11としての凹溝部11aが形成されている。1
4は水密性を確保するためのOリングであり、15は給
水管である。
【0007】図5に示されるように取付部材6は上端に
フランジ片3を備えた筒状のもので、外周面には雄ネジ
6aが形成され、外周面下端には取付溝16が形成され
ている。この取付溝16は取付部材6の内周面に至るも
のとなっており、金属製棒材をコ字状に屈曲させた弾性
を有する係合具12が嵌められるようになっている。フ
ランジ片3からは部分的に鍔部4が突設されている。
【0008】図4に示されるように取付けプレート10
は薄板材にて形成され、両端部にはカラン1に設けられ
た差し込み部2の位置に対応して開口部8が設けられて
いる。この開口部8には取付部材6が連結されるもので
あり、開口部8の開口縁の上部側には取付部材6に設け
られた鍔部4が係合される第1凹部7が設けられてい
る。また、開口部8の開口縁の下面側には取付部材6に
設けられたフランジ片3が係合される第2凹部9が設け
られている。
【0009】被取付け面5としてのカウンターのような
天板部5aにカラン1を取付けるにあたっては、先ず、
取付けプレート10と共に取付部材6を天板部5aに固
着する。これは、取付けプレート10に設けられた開口
部8の下側より取付部材6の鍔部4を第1凹部7に係合
すると共にフランジ片3を第2凹部9内に配置させ、こ
の状態で天板部5aに設けられた取付孔17に取付部材
6を上方から嵌め込み、天板部5aの下方において座金
18とナット19を取付部材6の雄ネジ6aに螺合させ
ることで行なわれる。ここで、取付部材6の取付溝16
には係合具12が嵌められる。この後、カラン1の差し
込み部2を取付部材6に差し込むことで図2に示される
ように差し込み部2に設けられた凹溝部11aに係合具
12が弾性係合されてカラン1の抜け止めが行なわれ
る。
【0010】図6は他の実施例を示すものであり、この
ものにあってはカラン1が1軸タイプのものである場合
を示しており、開口部8が一つ設けられた取付けプレー
ト10を用いるようにしている。つまり、取付部材6は
上記した2軸タイプで用いられるものをそのまま用いる
ようにし、取付けプレート10のみを交換することで1
軸タイプのカラン1であっても2軸タイプのカラン1の
取付けに用いられる取付部材6を用いて取付けることが
できるようになっている。
【0011】
【発明の効果】本発明は上述のように、カランの差し込
み部が差し込まれる筒状であって、上部にフランジ片を
有すると共にフランジ片より部分的に突設された鍔部を
有して被取付け面に固着される筒状の取付部材と、取付
部材の鍔部が係合される第1凹部を開口部の開口縁の上
面側に有すると共に取付部材のフランジ片が係合される
第2凹部を開口部の開口縁の下面側に有して被取付け面
上に載設される取付けプレートと、上記取付部材に着脱
自在に取付けられると共に取付部材に差し込まれたカラ
ンの差し込み部に設けられている係合部に弾性係合して
カランの抜け止めを行なう係合具とを備えているので、
被取付け面に取付けられた取付部材に対してカランの差
し込み部を差し込むことで、係合具との係合による抜け
止めがなされてカランが取付けられるものであり、取付
部材を予め被取付け面に取付けておけばカランを差し込
むだけの作業でカランの取付けを手間取ることなく短時
間で容易に行なうことができるのは勿論のこと、取付け
プレートに設けられる開口部の数及び取付部材の個数を
適宜設定して用いることで2軸タイプのカランであって
も、1軸タイプのカランであっても種々対応して取付け
を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同上の設置状態を示す断面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】取付けプレートを示すものであり、(a)は平
面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図、(c)
は下面図である。
【図5】取付部材を示すものであり、(a)は平面図、
(b)は(a)におけるB−B線断面図、(c)は
(a)におけるC−C線断面図である。
【図6】他の実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 カラン 2 差し込み部 3 フランジ片 4 鍔部 5 被取付け面 6 取付部材 7 第1凹部 8 開口部 9 第2凹部 10 取付けプレート 11 係合部 12 係合具
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03C 1/042 F16K 27/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カランの差し込み部が差し込まれる筒状
    であって、上部にフランジ片を有すると共にフランジ片
    より部分的に突設された鍔部を有して被取付け面に固着
    される筒状の取付部材と、取付部材の鍔部が係合される
    第1凹部を開口部の開口縁の上面側に有すると共に取付
    部材のフランジ片が係合される第2凹部を開口部の開口
    縁の下面側に有して被取付け面上に載設される取付けプ
    レートと、上記取付部材に着脱自在に取付けられると共
    に取付部材に差し込まれたカランの差し込み部に設けら
    れている係合部に弾性係合してカランの抜け止めを行な
    う係合具とを備えていることを特徴とするカランの取付
    構造。
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